JP2020154703A - 制御装置、サーバラック、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、サーバラック、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機密性や堅牢性を維持しつつ、サーバラック内部の放熱効果を向上させることができる制御装置を提供する。【解決手段】制御装置は、電子機器を内部に収容するラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得するセキュリティ情報取得部と、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得する温度情報取得部と、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する開閉制御部と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、制御装置、サーバラック、制御方法及びプログラムに関する。
近年、セキュリティ、災害対策、運用効率、エネルギー効率の観点で、データセンタでサービス提供をする企業が増えている。データセンタは、24時間365日セキュアで高品質なサービスを実現するために、自家発電装置、最新の空調設備、指紋認証や顔認証などの生体認証を用いた入退室の管理ゲートなどの設備に加えて、良好な地盤の上に建てられ、耐震・免振構造の強固な構成となっている。
データセンタには、サーバ、ストレージ、ネットワークスイッチなどのコンピュータ機器を収容したサーバラックが多数配列されている。サーバは、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等への負荷が高い処理が行われると、内部温度が上昇し、発熱する熱量が大きくなるため、サーバラックの内部に熱が滞留する。
サーバラック内の温度が上昇すると、サーバでは、クロック周波数を制御して負荷を抑え、サーバに具備された冷却ファン装置の回転速度を上昇させて、放熱量を抑える動きとなる。サーバラックに収容するサーバの台数が増えると、サーバラック内の温度は上昇して、サーバの内部温度が最大許容温度を超えた場合に誤作動やシステムダウン、機器の故障につながる。
サーバラックでは、収容したサーバのセキュリティの確保や誤操作防止のため、前面と背面にラック扉が設置されており、普段は施錠されて開け閉めできない状況となっている。これにより、サーバラック内部は密閉された状態となり、熱が排出されず温度が下がらない原因となっている。
そのため、サーバラックの熱を内部から外部へ排出させるため、特別な冷却装置を用いる方法が提案されている。例えばサーバラックに複数設置した冷却ファンを複数のグループにグループ化したのち、グループ毎に代表温度を設定し、グループ毎に、そのグループに属する冷却ファンの回転速度を制御する方法がある。
このように複数の冷却ファンを用いる方法では、冷却するスペースに応じた冷却ファンが必要となり、サーバラックに設置するためのコストや、冷却ファンを稼働するための電力コストがかかる。また、データセンタやサーバルームの空調設備や空気の流れを分析または予測してから設置しなければ、サーバラックの外部に排出された熱が周辺のサーバラックやコンピュータ機器に影響を及ぼす場合がある。更に、サーバラックの周辺で長時間の作業する場合などには、冷却ファンの回転によるノイズ(騒音)が原因で、作業に集中できない等の問題が起きうる。
特許文献1には、サーバラック内に導入する外気の量を調整する開閉部の開閉量を外気温に応じて調節する技術が記載されている。
特開2012−073760号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えばサーバラック周辺に人がいるときに開閉部が開くこともあるため、セキュリティを確保することや誤操作を防止することが困難であり、機密性や堅牢性を維持することができない。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する制御装置、サーバラック、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、制御装置は、電子機器を内部に収容するラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得するセキュリティ情報取得部と、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得する温度情報取得部と、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する開閉制御部と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、サーバラックは、電子機器を内部に収容するラック本体と、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための開閉式の放熱窓と、前記ラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得するセキュリティ情報取得部と、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得する温度情報取得部と、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて前記放熱窓の開閉を制御する開閉制御部と、を備える。
本発明の第3の態様によれば、制御方法は、電子機器を内部に収容するラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得し、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得し、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する、ことを含む。
本発明の第4の態様によれば、プログラムは、電子機器を内部に収容するラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得し、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得し、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する、ことをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、機密性や堅牢性を維持しつつ、サーバラック内部の放熱効果を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態によるサーバラックの外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態による制御装置のハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施形態による制御装置の機能構成図である。 本発明の第1の実施形態による制御装置の処理フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態によるサーバラックの放熱窓を開いた状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるサーバラックの放熱窓を閉じた状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態による制御装置の処理フローを示す図である。 本発明の第3の実施形態による制御装置の処理フローを示す図である。 本発明の別の実施形態による制御装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態によるサーバラックを図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず第1の実施形態について説明する。
図1は第1の実施形態によるサーバラック100の外観構成を示す図である。
サーバラック100は、主にサーバ等の電子機器を収容するラックである。
図1で示すようにサーバラック100は、一例としては、ラック本体10と、2つのラック扉30と、複数の温度センサ20と、複数の制御装置40と、人感センサ50とを含む。2つのラック扉30それぞれは、複数の放熱窓31を有する。複数の温度センサ20はそれぞれ、複数の放熱窓31に対応する。複数の制御装置40はそれぞれ、複数の放熱窓31に対応する。
ラック本体10は、例えばサーバやストレージやネットワークスイッチ等の1又は複数の電子機器Sを収容する。
ラック扉30は、ラック本体10の前面と背面それぞれに設置される扉である。ラック扉30は、ラック本体10に対して開閉可能に取り付けられ、電子機器Sを覆う。ラック扉30は、通常時は閉じて施錠されており開くことができないようになっている。ラック扉30は、複数の放熱窓31と取手32を有する。本実施形態では、一例として、各ラック扉30はそれぞれ横に2つ縦に3つの合計6つの放熱窓31を有する。
放熱窓31は、ラック本体10内部の熱を放出するための開閉式の排気口である。
人感センサ50は、ラック本体10周辺にいる人を検知する。人感センサ50は、例えばラック本体10の上部に設置される。人感センサ50は、サーバラック100周辺のセキュリティの状態を検知する。
温度センサ20は、ラック本体10内部の温度を計測する。複数の温度センサ20は、それぞれ対応する放熱窓31近傍に設置される。例えば各温度センサ20は、ラック扉30に沿ってラック本体10に略等間隔に設置される。本実施形態では、一例として、各放熱窓31に対応して横に2つ縦に3つの合計6つの温度センサ20がラック本体10の前面及び背面それぞれに設置されている。
制御装置40は、対応する放熱窓31の開閉を制御するコントローラである。複数の制御装置40は、それぞれ対応する放熱窓31及び温度センサ20近傍に設置される。制御装置40は、例えばラック扉30に設置される。本実施形態では、一例として、各放熱窓31に対応して合計6つの制御装置40が前面及び背面のラック扉30それぞれに設置されている。制御装置40は、人感センサ50、対応する温度センサ20、及び対応する放熱窓31と有線または無線により通信接続する。
図2は制御装置40のハードウェア構成図である。
図2が示すように制御装置40はCPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、大容量記憶装置404、通信モジュール405等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。
図3は制御装置40の機能構成図である。
制御装置40は電源が投入されると起動し、予め記憶する制御プログラムを実行する。これにより制御装置40は、セキュリティ情報取得部41、温度情報取得部42、判定部43、開閉制御部44としての機能が実行可能になる。記憶部45は、図2のROM402、RAM403、大容量記憶装置404のうち少なくとも一つに対応する。
セキュリティ情報取得部41は、ラック本体10周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を人感センサ50から取得する。本実施形態におけるセキュリティ情報は、ラック本体10周辺にいる人の有無を示す情報である。
温度情報取得部42は、対応する温度センサ20からラック本体10内部の温度を示す温度情報(温度データ)を取得する。
判定部43は、温度情報及びセキュリティ情報に基づいて、対応する放熱窓31の開閉状態を判定する。例えば判定部43は、温度が所定値以上であって、セキュリティに異常がない場合に、放熱窓31を開くと判定する。また判定部43は、温度が所定値より小さい場合、またはセキュリティに異常がある場合に、放熱窓31を閉めると判定する。
開閉制御部44は、判定部43の判定結果に基づいて放熱窓31の開閉を制御する。
記憶部45は、放熱窓31を開く温度の閾値等の各種データを記憶する。
図4は制御装置40の処理フローを示す図である。
次に、制御装置40による処理を説明する。
まず制御装置40のセキュリティ情報取得部41が、人感センサ50からセキュリティ情報を取得する。判定部43は取得したセキュリティ情報に基づいてセキュリティに異常がないか否かを判定する(ステップS101)。例えば、判定部43は、人感センサ50が人を検知している場合にはセキュリティに異常があると判定する。判定部43は、人感センサ50が人を検知していない場合にはセキュリティに異常がないと判定する。
判定部43がセキュリティに異常がないと判定した場合(ステップS101:NO)、温度情報取得部42が、対応する温度センサ20から温度情報を取得する(ステップS102)。温度センサ20はリアルタイムにラック本体10内部の温度を計測している。判定部43は、温度情報の示す温度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS103)。この閾値は、例えばサーバの最大許容温度を超えない温度であり、ラック本体10に搭載された電子機器Sの台数や周辺環境に応じて予め一意に設定されている。温度が所定の閾値以上である場合(ステップS103:YES)、開閉制御部44は、放熱窓31を開くよう制御する(ステップS104)。その後処理を終了する。
図5はサーバラック100の放熱窓31が開いた状態を示す図である。
図5では、開いた状態を分かりやすくするため、ラック扉30に設置された全ての放熱窓31を左右に開いた状態を示している。しかしながら、開閉制御部44が開くように制御するのは、対応する温度センサ20の測定する温度が閾値以上である放熱窓31のみである。すなわち、開閉制御部44は、対応する温度センサ20の測定する温度が閾値より小さい放熱窓31は開かない。例えば、左上部に設置された温度センサ20の測定する温度が閾値以上であり、他の温度センサ20の測定する温度が閾値より小さい場合、左上部の放熱窓31のみが開き、他の放熱窓31は閉じたままである。つまり、各制御装置40は、それぞれ個別に動作して対応する放熱窓31を制御する。
図4の処理フローの説明に戻る。
判定部43がセキュリティに異常があると判定した場合(ステップS101:YES)、及び温度が所定の閾値より小さい場合(ステップS103:NO)、開閉制御部44は、放熱窓31を閉じるよう制御する(ステップS105)。その後処理を終了する。
図6はサーバラック100の放熱窓31を閉じた状態を示す図である。
図6は、ラック扉30に設置された全ての放熱窓31を閉じた状態を示している。例えばセキュリティに異常がある場合には、開閉制御部44は全ての放熱窓31を閉じる。一方、セキュリティに異常がない場合には、開閉制御部44は対応する温度センサ20の測定する温度が閾値より小さい放熱窓31のみ閉じるように制御する。すなわち、開閉制御部44は、対応する温度センサ20の測定する温度が閾値以上である放熱窓31は閉じない。つまり、各制御装置40は、それぞれ個別に動作して対応する放熱窓31を制御する。
上述の処理により、制御装置40は、電子機器Sを収容するラック本体10内部の温度を示す温度情報を温度センサ20から取得し、ラック本体10周辺のセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を人感センサ50から取得し、温度情報及びセキュリティ情報に基づいて、ラック本体10内部の熱を外部へ放出するための開閉式の放熱窓31の開閉を制御する。より具体的には、制御装置40の開閉制御部44は、温度が所定値以上であって、セキュリティに異常がない場合に、放熱窓31を開く。よって、制御装置40は、サーバラック100周辺に人がいない場合にのみ、ラック本体10内部の温度が高い箇所の放熱窓31を開いてラック本体10の放熱を行う。これにより、機密性や堅牢性を維持しながら、サーバラック100の放熱効果を向上させることができる。また、放熱のために冷却ファンを追加する必要がなく、冷却ファンを稼働する電力が不要である。さらに、放熱窓31による自然放熱を行うため、周辺のサーバラックやコンピュータ機器や人に及ぼす影響が少ない。
<第2の実施形態>
続いて第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態におけるサーバラック100の構成は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
第1の実施形態では、制御装置40はラック本体10内部の温度が閾値より高くなると放熱窓31を開いている。第2の実施形態は、放熱窓31が頻繁に開閉するのを防ぐために、温度が閾値以上になった回数が所定数に達した場合に放熱窓31を開く点が第1の実施形態と異なる。
すなわち、第2の実施形態における開閉制御部44は、温度情報の示す温度が所定値以上である回数が所定数に達した場合であって、セキュリティに異常がない場合に、対応する放熱窓31を開く。なお、放熱窓31は閉っている状態を初期状態とする。そのため、開閉制御部44は、温度が閾値を下回った際は速やかに放熱窓31を閉める。所定数は、2以上の任意の数である。
図7は制御装置40の処理フローを示す図である。
次に、制御装置40による処理を説明する。
まず制御装置40のセキュリティ情報取得部41が、人感センサ50からセキュリティ情報を取得する。判定部43は取得したセキュリティ情報に基づいてセキュリティに異常がないか否かを判定する(ステップS201)。
判定部43がセキュリティに異常がないと判定した場合(ステップS201:NO)、温度情報取得部42が、対応する温度センサ20から温度情報を取得する(ステップS202)。判定部43は、温度情報の示す温度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS203)。温度が所定の閾値以上である場合(ステップS203:YES)、判定部43は、温度が閾値を上回った回数をカウントするカウンタの値に「1」を加算する(ステップS204)。カウンタの初期値は「0」である。
続いて判定部43は、カウンタの値が所定数に達したか否かを判定する(ステップS205)。カウンタの値が所定数に達していない場合(ステップS205:NO)、ステップS201の処理に戻る。カウンタの値が所定数に達した場合(ステップS205:YES)、判定部43は、カウンタの値を「0」に初期化する(ステップS206)。その後、開閉制御部44は、放熱窓31を開くよう制御する(ステップS207)。その後処理を終了する。
一方、判定部43がセキュリティに異常があると判定した場合(ステップS201:YES)、及び温度が所定の閾値より小さい場合(ステップS203:NO)、開閉制御部44は、放熱窓31を閉じるよう制御する(ステップS208)。その後処理を終了する。
上述の処理により、制御装置40は、電子機器Sを収容するラック本体10内部の温度を示す温度情報を温度センサ20から取得し、ラック本体10周辺のセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を人感センサ50から取得し、温度情報及びセキュリティ情報に基づいて、ラック本体10内部の熱を外部へ放出するための開閉式の放熱窓31の開閉を制御する。より具体的には、制御装置40の開閉制御部44は、温度が所定値以上である回数が所定数に達した場合であって、セキュリティに異常がない場合に、放熱窓31を開く。これにより、第1の実施形態における効果に加えて、放熱窓31が頻繁に開閉することを防ぐことができる。よって、放熱窓31を開け閉めする回数が減り、放熱窓31を制御するための消費電力を抑えることができる。
<第3の実施形態>
続いて第3の実施形態について説明する。
第3実施形態におけるサーバラック100の構成は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
第1の実施形態では、制御装置40はセキュリティに異常がある場合には放熱窓31を開かない。第3の実施形態は、セキュリティに異常がある場合であっても温度が所定値以上である場合には所定の開口率(全開未満の開口率)で放熱窓31を開く点が第1の実施形態と異なる。所定の開口率は、例えばラック本体10内部の電子機器Sを操作できない程度の開き具合である。所定の開口率は予め設定されている。開口率は、放熱窓31の傾き度合であってもよい。
すなわち、第3の実施形態における開閉制御部44は、温度情報の示す温度が所定値以上であって、セキュリティに異常がある場合には、対応する放熱窓31を所定の開口率で開く。
図8は制御装置40の処理フローを示す図である。
次に、制御装置40による処理を説明する。
まず制御装置40の温度情報取得部42が、対応する温度センサ20から温度情報を取得する(ステップS301)。判定部43は、取得した温度情報が示す温度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS302)。
温度が所定の閾値以上である場合(ステップS302:YES)、セキュリティ情報取得部41が、人感センサ50からセキュリティ情報を取得する。判定部43は取得したセキュリティ情報に基づいてセキュリティに異常がないか否かを判定する(ステップS303)。
判定部43がセキュリティに異常がないと判定した場合(ステップS303:NO)、開閉制御部44は、対応する放熱窓31を全開(例えば、開口率:100%)で開くよう制御する(ステップS304)。その後処理を終了する。
一方、セキュリティに異常があると判定した場合(ステップS303:YES)、開閉制御部44は、対応する放熱窓31を所定の開口率(例えば、開口率:30%)で開くよう制御する(ステップS305)。その後処理を終了する。
また、温度が所定の閾値より小さい場合(ステップS302:NO)、開閉制御部44は、対応する放熱窓31を閉じるよう制御する(ステップS306)。その後処理を終了する。
上述の処理により、制御装置40は、電子機器Sを収容するラック本体10内部の温度を示す温度情報を温度センサ20から取得し、ラック本体10周辺のセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を人感センサ50から取得し、温度情報及びセキュリティ情報に基づいて、ラック本体10内部の熱を外部へ放出するための開閉式の放熱窓31の開閉を制御する。より具体的には、制御装置40の開閉制御部44は、温度が所定値以上であって、セキュリティに異常がある場合には、所定の開口率で放熱窓31を開く。これにより、第1の実施形態における効果に加えて、セキュリティに異常がある場合であっても、機密性や堅牢性を維持しながら、サーバラック100を放熱することができる。
以上本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、サーバラック100は、複数の放熱窓31それぞれに対応した制御装置40を備えているが、このような例に限定されない。例えば、1つの制御装置40が複数の放熱窓31それぞれの開閉を制御してもよい。また、上述した実施形態では、サーバラック100内部に制御装置40を設置しているが、このような例に限定されない。例えば、サーバラック100外部に制御装置40を設置してもよい。
また、上述した実施形態では、放熱窓31が長方形である場合を例示しているが、このような例に限定されない。例えば、ラック本体10内部の熱を放出できるものであれば放熱窓31の大きさや形状は任意でよい。また、サーバラック100が有する放熱窓31の数は上述したものに限定されない。例えば、放熱窓31の数は、1であってもよい。また、放熱窓31が開閉する方向は上述したものに限られない。放熱窓31が開閉する方向は、ラック本体10内部の熱を放出できるものであれば、上下、左右、前後等任意でよい。
また、上述した実施形態では、1つの温度センサ20に1つの放熱窓31を対応付けて温度センサ20と放熱窓31との数が同一である場合を例示したが、このような例に限定されない。例えば、1つの温度センサ20に複数の放熱窓31を対応付けて温度センサ20の数が放熱窓31の数より少なくなるようにしてもよい。例えば以下のような構成としてもよい。すなわち、温度センサ20を上部、中部、下部の3箇所に設置する。上部の温度センサ20に左上部及び右上部の放熱窓31を対応付ける。中部の温度センサ20に左中部及び右中部の放熱窓31を対応付ける。下部の温度センサ20に左下部及び右下部の放熱窓31を対応付ける。この場合には、制御装置40は、左右に並んで設置された2つの放熱窓31の開閉を、対応する1つの温度センサ20が測定する温度に基づいて制御する。
また、温度情報取得部42が温度情報を取得するタイミングは、上述したものに限られず、例えばセキュリティ情報取得部41がセキュリティ情報を取得する前であってもよい。
また、上述した実施形態では、制御装置40のセキュリティ情報取得部41は、人感センサ50からセキュリティ情報を取得しているが、このような例に限定されない。例えば、制御装置40は、サーバラック100が設置されるサーバルームの入退室を管理する入退室管理システムから、サーバルーム内にいる人を示すセキュリティ情報を取得してもよい。この場合には、制御装置40の開閉制御部44は、サーバルーム内にいる人の権限に応じて放熱窓31の開閉を制御してもよい。例えば、開閉制御部44は、サーバルーム内に人が権限を有する場合には、セキュリティに異常がいないと判断し、放熱窓31を開くようにしてもよい。
また、上述した各実施形態や各変形例の1つまたは複数、上述した各実施形態や各変形例の一部または全部を組み合わせて本発明の一態様を実現するようにしてもよい。
図9は別の実施形態に係る制御装置40の構成を示す図である。
制御装置40は、少なくともセキュリティ情報取得部41、温度情報取得部42、及び開閉制御部44を備えればよい。
温度情報取得部42は、ラック本体内部の温度を示す温度情報を取得する。
開閉制御部44は、温度情報及びセキュリティ情報に基づいて放熱窓の開閉を制御する。
上述の制御装置40は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100・・・ラック
10・・・ラック本体
20・・・温度センサ
30・・・ラック扉
31・・・放熱窓
40・・・制御装置
41・・・セキュリティ情報取得部
42・・・温度情報取得部
43・・・判定部
44・・・開閉制御部
45・・・記憶部
50・・・人感センサ
本発明の第1の態様によれば、制御装置は、電子機器を内部に収容するラック本体の周辺に人がいるか否かを示すセキュリティ情報を、前記ラック本体の周辺にいる人を検知する人感センサから取得するセキュリティ情報取得部と、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得する温度情報取得部と、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する開閉制御部と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、サーバラックは、電子機器を内部に収容するラック本体と、前記ラック本体の周辺にいる人を検知し、前記ラック本体の周辺に人がいるか否を示すセキュリティ情報を出力する人感センサと、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための開閉式の放熱窓と、前記人感センサから前記セキュリティ情報を取得するセキュリティ情報取得部と、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得する温度情報取得部と、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて前記放熱窓の開閉を制御する開閉制御部と、を備える。
本発明の第3の態様によれば、制御方法は、電子機器を内部に収容するラック本体の周辺に人がいるか否かを示すセキュリティ情報を、前記ラック本体の周辺にいる人を検知する人感センサから取得し、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得し、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する、ことを含む。
本発明の第4の態様によれば、プログラムは、電子機器を内部に収容するラック本体の周辺に人がいるか否かを示すセキュリティ情報を、前記ラック本体の周辺にいる人を検知する人感センサから取得し、前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得し、前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する、ことをコンピュータに実行させる。

Claims (10)

  1. 電子機器を内部に収容するラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得するセキュリティ情報取得部と、
    前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得する温度情報取得部と、
    前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する開閉制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記開閉制御部は、前記セキュリティ情報が異常がないことを示しており、かつ、前記温度情報が所定値以上の温度を示している場合に、前記放熱窓を開く
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記開閉制御部は、前記セキュリティ情報が異常があることを示しており、かつ、前記温度情報が前記所定値以上の温度を示している場合には、前記セキュリティ情報が異常がないことを示しており、かつ、前記温度情報が前記所定値以上の温度を示している場合の開口率よりも低い開口率で前記放熱窓を開く
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記開閉制御部は、前記セキュリティ情報が異常がないことを示しており、かつ、前記温度情報が所定値以上の温度を示すことが検出された回数が所定数に達した場合に、前記放熱窓を開く
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記放熱窓は、第1および第2の放熱窓を含み、
    前記第1の放熱窓の近傍に設置され、温度を検出する第1の温度センサと、
    前記第2の放熱窓の近傍に設置され、温度を検出する第2の温度センサと、
    をさらに備え、
    前記開閉制御部は、前記第1の温度センサによって検出された温度に基づく温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて前記第1の放熱窓の開閉を制御し、
    前記開閉制御部は、前記第2の温度センサによって検出された温度に基づく温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて前記第2の放熱窓の開閉を制御する
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の制御装置。
  6. 前記ラック本体の周辺にいる人を検知し、前記セキュリティ情報として、前記ラック本体の周辺に人がいるか否かを示す情報を前記セキュリティ情報取得部に出力する人感センサをさらに備える、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の制御装置。
  7. 電子機器を内部に収容するラック本体と、
    前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための開閉式の放熱窓と、
    前記ラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得するセキュリティ情報取得部と、
    前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得する温度情報取得部と、
    前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて前記放熱窓の開閉を制御する開閉制御部と、
    を備えるサーバラック。
  8. 前記ラック本体に対して開閉可能に取り付けられ、前記電子機器を覆う扉をさらに備え、
    前記放熱窓は前記扉に設けられている
    請求項7に記載のサーバラック。
  9. 電子機器を内部に収容するラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得し、
    前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得し、
    前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する、
    ことを含む制御方法。
  10. 電子機器を内部に収容するラック本体の周辺におけるセキュリティの状態を示すセキュリティ情報を取得し、
    前記ラック本体の内部の温度を示す温度情報を取得し、
    前記温度情報及び前記セキュリティ情報に基づいて、前記ラック本体の内部の熱を前記ラック本体の外部へ放出するための放熱窓の開閉を制御する、
    ことをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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