JP2020151884A - 液体吐出装置、液体吐出方法、およびプログラム - Google Patents

液体吐出装置、液体吐出方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理負荷の低減および立体物の品質向上を図る。【解決手段】駆動部26は、記録部14および支持体の少なくとも一方を主走査方向および副走査方向へ相対的に移動させ、複数の層の積層体である立体物を形成する。決定部12Dは、記録部14に設けられた複数のノズルの内、副走査方向の一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数のノズルであって、少なくとも一部が互いに異なるノズルを液体吐出対象外の対象外ノズルとして層ごとに決定する。駆動制御部12Eは、形成対象の層に対応する対象外ノズル以外のノズルである有効ノズルの副走査方向の全長に応じた移動量、1回の主走査方向への走査ごとに支持体を副走査方向へ相対的に移動させるように駆動部を制御すると共に、形成対象の層に対応する有効ノズルから液体を吐出するように、記録部14を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、液体吐出装置、液体吐出方法、およびプログラムに関する。
光などの刺激硬化型の液体の吐出と硬化を繰返して液体の硬化物を積層することで、立体物を形成する技術が知られている。また、吐出ムラの蓄積などによって立体物の表面に発生する凹凸を抑制する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、液体の吐出に用いる画像データの一部にブランクデータを付与することで、形成領域の特定の位置に対して液体を吐出するノズルを、層ごとに変更させる技術が開示されている。
しかし、従来技術では、画像データにブランクデータを付与するため、液体の吐出に用いる画像データの容量が大きくなり、液滴吐出に用いる画像データの処理負荷が増大していた。このため、従来技術では、画像処理負荷の低減および立体物の品質向上を図る事は困難であった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、画像処理負荷の低減および立体物の品質向上を図ることができる、液体吐出装置、液体吐出方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、支持体に対して主走査方向に相対的に移動され、副走査方向に配列された複数のノズルから前記支持体に液体を吐出する記録部と、前記記録部から吐出される液体を硬化させる硬化部と、前記記録部および前記支持体の少なくとも一方を前記主走査方向および前記副走査方向へ相対的に移動させ、複数の層の積層体である立体物を形成する駆動部と、前記記録部に設けられた複数の前記ノズルの内、前記副走査方向の一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数の前記ノズルであって、少なくとも一部が互いに異なる前記ノズルを液体吐出対象外の対象外ノズルとして前記層ごとに決定する決定部と、形成対象の前記層に対応する前記対象外ノズル以外の前記ノズルである有効ノズルの前記副走査方向の全長に応じた移動量、1回の前記主走査方向への走査ごとに前記支持体を前記副走査方向へ相対的に移動させるように前記駆動部を制御すると共に、形成対象の前記層に対応する前記有効ノズルから前記液体を吐出するように、前記記録部を制御する、駆動制御部と、を備える。
本発明によれば、画像処理負荷の低減および立体物の品質向上を図ることができる、という効果を奏する。
図1は、液体吐出装置の一例を示す図である。 図2は、ノズルの配列の一例を示す模式図である。 図3は、液体吐出装置の機能ブロック図である。 図4は、マスクパターンの一例を示す模式図である。 図5Aは、ノズルから液体を吐出した説明図である。 図5Bは、単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図6Aは、ノズルから液体を吐出した説明図である。 図6Bは、単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図7Aは、ノズルから液体を吐出した説明図である。 図7Bは、単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図8Aは、ノズルから液体を吐出した説明図である。 図8Bは、単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図9Aは、ノズルから液体を吐出した説明図である。 図9Bは、単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図10Aは、ノズルから液体を吐出した説明図である。 図10Bは、単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図11Aは、偶数の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図11Bは、奇数の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図11Cは、立体物を厚み方向に切断した切断面の模式図である。 図12Aは、1層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図12Bは、2層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図12Cは、3層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図12Dは、4層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図12Eは、立体物を厚み方向に切断した切断面の模式図である。 図13Aは、従来技術における単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号の一例を示す図である。 図13Bは、従来技術における立体物を厚み方向に切断した切断面の模式図である。 図14Aは、従来技術における1層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号と画像データの説明図である。 図14Bは、従来技術における2層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号と画像データの説明図である。 図14Cは、従来技術における3層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号と画像データの説明図である。 図14Dは、従来技術における4層目の層の単位領域の各画素を形成するために用いるノズル番号と画像データの説明図である。 図14Eは、従来技術における立体物を厚み方向に切断した切断面の模式図である。 図15は、液体吐出装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図16は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、液体吐出装置、液体吐出方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、液体吐出装置10の一例を示す図である。
液体吐出装置10は、画像処理部12と、液体吐出部30と、を備える。画像処理部12と液体吐出部30とは、通信可能に接続されている。
液体吐出部30は、記録部14と、可動ステージ16と、駆動部26と、を備える。
記録部14は、複数のノズル18を備える。記録部14は、インクジェット方式の記録部であり、液体を複数のノズル18の各々から吐出する。ノズル18は、記録部14における、可動ステージ16との対向面に設けられている。
液体は、刺激硬化性を有する。刺激は、例えば、光(紫外線、赤外線など)、熱、電気などである。本実施の形態では、液体は、一例として、紫外線硬化性を有する場合を説明する。なお、液体は、紫外線硬化性を有する形態に限定されない。
記録部14における、可動ステージ16との対向面には、照射部20が設けられている。照射部20は、硬化部の一例である。硬化部は、記録部14から吐出される液体を硬化させる。本実施の形態では、照射部20は、ノズル18から吐出された液体を硬化させる波長の光を支持体Pに照射する。照射部20は、例えばUV−LEDで構成されており、紫外線を照射する。紫外線の照射によって、液体は硬化する。
図1には、照射部20が、記録部14の支持体Pとの対向面における、主走査方向Xの両端部に配置された構成を一例として示した。しかし、照射部20の数および配置は、図1に示す例に限定されない。
可動ステージ16は、液体を吐出される支持体Pを保持する。支持体Pは、形成される立体物Tを支持可能な部材であればよい。駆動部26は、記録部14および可動ステージ16を、鉛直方向(図1中、矢印Z方向)、鉛直方向Zに垂直な主走査方向X、および鉛直方向Zおよび主走査方向Xに垂直な副走査方向Yに、相対的に移動させる。
本実施の形態では、主走査方向Xおよび副走査方向Yからなる平面は、可動ステージ16における記録部14との対向面に沿ったXY平面に相当する。
駆動部26は、第1駆動部22および第2駆動部24を含む。第1駆動部22は、記録部14を、鉛直方向Z、主走査方向X、および副走査方向Yに移動させる。第2駆動部24は、可動ステージ16を、鉛直方向Z、主走査方向X、および副走査方向Yに移動させる。なお、液体吐出部30は、第1駆動部22および第2駆動部24の何れか一方を備えた構成であってもよい。
図2は、ノズル18の配列の一例を示す模式図である。本実施の形態では、記録部14における、可動ステージ16との対向面には、1または複数の記録ヘッド19が設けられている。記録ヘッド19は、副走査方向Yに長い棒状の部材であり、複数のノズル18を備える。具体的には、複数のノズル18は、副走査方向Yに沿って配列されている。なお、図2には、20個のノズル18が副走査方向Yに沿って配列されてなる構成を一例として示した。しかし、ノズル18は、少なくとも副走査方向Yに沿って複数配列された構成であればよく、20個に限定されない。
記録部14は、互いに異なる色の液体を吐出する記録ヘッド19を複数搭載した構成であってもよい。また、1つの記録ヘッド19が、複数色の液体を吐出する構成であってもよい。
図1に戻り説明を続ける。本実施の形態の記録部14は、支持体P(可動ステージ16)に対して主走査方向Xに相対的に移動され、複数のノズル18から支持体Pへ液体を吐出する。
本実施の形態の記録部14は、マルチパス方式の記録部14である。本実施の形態では、駆動部26が、記録部14および支持体P(可動ステージ16)の少なくとも一方を主走査方向Xおよび副走査方向Yへ相対的に移動させ、主走査方向Xへの走査時にノズル18から液体を吐出させる。そして、駆動部26は、1回の主走査方向Xへの走査ごとに支持体Pを副走査方向Yへ相対的に移動させる。この主走査方向Xへの走査時の液体の吐出と副走査方向Yへの支持体Pの移動との一連の工程を繰返すことで、立体物Tの1つの層Dを形成する。そして、駆動部26は、該1つの層を形成する工程を、立体物Tの積層数に応じて、可動ステージ16を鉛直方向Zに下げながら繰り返すことで、複数の層Dの積層体である立体物Tを形成する。
図3は、液体吐出装置10の機能ブロック図である。
液体吐出装置10の液体吐出部30は、上述したように、記録部14、駆動部26、および照射部20を含む。
画像処理部12は、CPU(Central Processing Unit)などを含んで構成されるコンピュータである。画像処理部12、汎用のCPU以外で構成してもよい。例えば、画像処理部12は、回路などで構成してもよい。
画像処理部12は、取得部12Aと、判別部12Bと、記憶部12Cと、決定部12Dと、駆動制御部12Eと、を有する。
取得部12A、判別部12B、記憶部12C、決定部12D、および駆動制御部12Eの一部またはすべては、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
取得部12Aは、画像データを取得する。画像データは、記録部14で形成する画像の画像データである。取得部12Aは、図示を省略する通信部を介して、外部装置から画像データを取得してもよいし、画像処理部12に設けられた図示を省略する記憶部から画像データを取得してもよい。
画像データは、例えば、ベクター形式またはラスタ形式の画像データである。本実施の形態では、取得部12Aは、ラスタ形式の画像データを取得する場合を一例として説明する。
本実施の形態では、取得部12Aは、画像データとして、1つの層Dの画像データ、または、複数の層Dの積層体である立体物Tを形成するための積層画像データを取得する。積層画像データは、支持体P上に立体物Tを形成するための画像データである。
なお、以下では、1つの層Dの画像データを、単層画像データと称して説明する場合がある。
単層画像データは、1つの層D分の画像を形成するための画像データを含む。積層画像データは、複数の層D分の画像を形成するための画像データを含む。積層画像データは、例えば、各層Dを形成するための複数の画像データと、最も支持体Pに近い側を第1層としたときに、何層目の画像データであるかを示す層情報と、を含む。なお、積層画像データは、立体物Tを形成するための画像データであればよく、このデータ形式に限定されない。
判別部12Bは、取得部12Aで取得した画像データが、積層画像データであるか否かを判別する。本実施の形態では、判別部12Bは、取得部12Aが取得した画像データが、積層画像データであるか、単層画像データであるかを判別する。
判別部12Bは、例えば、取得部12Aで取得した画像データに、複数の層D分の画像データが含まれているか否かを判別することで、積層画像データであるか否かを判別する。なお、取得部12Aが取得する画像データを、積層画像データであるか単層画像データであるかを識別するための識別情報を含む構成としてもよい。この場合、判別部12Bは、取得部12Aで取得した画像データに含まれる識別情報を読取ることによって、積層画像データであるか否かを判別すればよい。
記憶部12Cは、各種データを記憶する。本実施の形態では、記憶部12Cは、複数のマスクパターンを記憶する。詳細には、記憶部12Cは、複数のパス走査の各々に対応するマスクパターンを記憶する。
本実施の形態では、液体吐出部30は、層Dにおける単位領域の形成を、パス走査を複数回実行することによって行う。パス走査とは、記録部14を、支持体P(可動ステージ16)に対して主走査方向Xに相対的に走査させることを意味する。パス走査の回数(パス数)は、同じ箇所である単位領域を、何回に分けて形成するかの回数を示す。パス走査の回数は、パス数、または、Nパスと称される場合がある。Nは、1以上の整数であり、回数を示す。以下では、パス走査の回数を、パス数またはNパスと称して説明する場合がある。
本実施の形態では、4回のパス走査、すなわち4パスによって、4画素×4画素の単位領域を形成する場合を一例として説明する。なお、単位領域の大ききおよびパス数は、この値に限定されない。
マスクパターンは、液体の吐出を有効とする有効位置を規定したパターンである。
図4は、マスクパターンMの一例を示す模式図である。本実施の形態では、記憶部12Cは、パス走査の各々に対応付けてマスクパターンMを予め記憶する。詳細には、記憶部12Cは、パス走査の回数(何パス目か)と、マスクパターンMと、を対応付けて予め記憶する。このため、記憶部12Cには、複数のマスクパターンM(マスクパターンM1〜マスクパターンM4)が記憶されている。
これらの複数のマスクパターンMは、主走査方向Xおよび副走査方向Yの有効位置が互いに異なる。図4には、有効位置を、灰色の領域で示した。
例えば、記憶部12Cは、パス走査の回数“1パス目”に対応するマスクパターンM1を予め記憶する、また、記憶部12Cは、パス走査の回数“2パス目”に対応するマスクパターンM2を予め記憶する。また、記憶部12Cは、パス走査の回数“3パス目”に対するマスクパターンM3を予め記憶する。また、記憶部12Cは、パス走査の回数“4パス目”に対応するマスクパターンM4を予め記憶する。
図4に示すように、マスクパターンM1〜マスクパターンM4は、主走査方向Xおよび副走査方向Yの有効位置が互いに異なる。
このマスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて、記録部14が支持体P上へ液体を吐出すると想定する。なお、記録部14には、副走査方向Yに沿って16個のノズル18が配列されていると想定する(図2参照)。
図5Aは、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって16個のノズル18から液体を吐出した場合の説明図である。図5Aおよび後述する図中、領域A1〜領域A4は、何れも、支持体P上の同じ領域Aであり、パス走査の回数(何パス目か)が互いに異なる。また、記録部14を主走査方向Xへ1回走査するごとに、4つのノズル18に相当する距離40、副走査方向Yへ支持体Pを移動させると想定する。4つのノズル18に相当する距離40とは、該4つのノズル18を副走査方向Yに隣接して配列したときの、該4つのノズルの副走査方向Yの一端から他端までの距離である。
また、図5Aおよび後述する図5B〜図15中、“1”〜“16”の数字は、副走査方向Yに沿って配列された複数のノズル18の副走査方向Yの一端から他端に向かって順番に番号を昇順に付与したときの、ノズル18の各々の番号を示す。ノズル18の番号を、以下では、ノズル番号と称して説明する場合がある。
支持体P上のある領域Aに、4パスによって複数のノズル18から液体を吐出する場合、1パス目〜4パス目の各々のパス走査の回数時に各領域A(領域A1〜領域A4)に位置するノズル番号は、図5Aに示すものとなる。このため、4パスによって、支持体P上の単位領域に相当する大きさ(4画素×4画素)の領域Cを埋めるように液体が吐出される。
この図5Aの条件で、液体吐出部30は、パス走査ごとに、パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する。このため、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図5Bに示すものとなる。
ここで、立体物Tを構成する複数の層Dの全てに対して、単位領域Bの形成に用いるノズル番号とノズル番号の位置関係を同一とした場合、液体の吐出ムラが蓄積され、立体物Tの表面に凹凸が発生する。このため、立体物Tの精度が低下する。
次に、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合を想定する。20個のノズルは、副走査方向Yに沿って配列されているものとする。また、20個のノズル18の内、副走査方向Yの一端部に配置された4つのノズル18を、液体吐出対象外の対象外ノズル18Aとしたと想定する。
図6Aは、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合の説明図である。また、記録部14を主走査方向Xへ1回走査するごとに、4つのノズル18に相当する距離40、副走査方向Yへ支持体Pを移動させると想定する。また、図6Aには、副走査方向Yの一端部に配列されたノズル番号“17”〜“20”の4つのノズル18を、対象外ノズル18Aとした場合を示した。
支持体P上のある領域Aに、4パスによってノズル18から液体を吐出する場合、1パス目〜4パス目の各々のパス走査の回数時に各領域A(領域A1〜領域A4)に位置するノズル番号は、図6Aに示すものとなる。このため、4パスによって、支持体P上の単位領域に相当する大きさ(4画素×4画素)の領域Cを埋めるように液体が吐出される。
図6Aの条件で、液体吐出部30は、パス走査ごとに、パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する。また、副走査方向Yの一端部に配列されたノズル番号“17”〜“20”の4つのノズル18は、対象外ノズル18Aであり、液体を吐出しない。このため、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図6Bに示すものとなる。
対象外ノズル18Aを、ノズル番号“17”〜“20”の4つのノズル18とした場合、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号の種類および位置関係は、図5Aに示す場合と同様となる。
一方、20個のノズル18の内、副走査方向Yの他端部に配置された4つのノズル18を、液体吐出対象外の対象外ノズル18Aとしたと想定する。例えば、ノズル番号“1”〜“4”の4つのノズル18を、対象外ノズル18Aとしたと想定する。
図7Aは、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合の説明図である。また、記録部14を主走査方向Xへ1回走査するごとに、4つのノズル18に相当する距離40、副走査方向Yへ支持体Pを移動させると想定する。また、図7Aには、副走査方向Yの一端部に配列されたノズル番号“1”〜“4”の4つのノズル18を、対象外ノズル18Aとした場合を示した。
支持体P上のある領域Aに、4パスによってノズル18から液体を吐出する場合、1パス目〜4パス目の各々のパス走査の回数時に各領域A(領域A1〜領域A4)に位置するノズル番号は、図7Aに示すものとなる。このため、4パスによって、支持体P上の単位領域に相当する大きさ(4画素×4画素)の領域Cを埋めるように液体が吐出される。
図7Aの条件で、液体吐出部30は、パス走査ごとに、パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する。また、副走査方向Yの他端部に配列されたノズル番号“1”〜“4”の4つのノズル18は、対象外ノズル18Aであり、液体を吐出しない。このため、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図7Bに示すものとなる。
図6Bおよび図7Bに示すように、対象外ノズル18Aとするノズル18を変更すると、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号の種類および位置関係は、互いに異なるものとなる。
なお、記録ヘッド19に設けられた複数のノズル18における、対象外ノズル18Aとするノズル18は、副走査方向Yの一端側または他端側のみに配置されたノズル18の群に限定されない。例えば、記録ヘッド19に設けられた、副走査方向Yに配列された複数のノズル18の内、副走査方向Yの一端部と他端部の各々に配置された1または複数のノズル18を、対象外ノズル18Aとしてもよい。また、副走査方向Yの一端部と他端部との対象外ノズル18Aの数の比率および数は、限定されない。
例えば、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合を想定する。20個のノズルは、副走査方向Yに沿って配列されているものとする。また、20個のノズル18の内、副走査方向Yの一端部に配置された3つのノズル18と、他端部に配置された1つのノズル18と、を液体吐出対象外の対象外ノズル18Aとしたと想定する。
図8Aは、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合の説明図である。また、記録部14を主走査方向Xへ1回走査するごとに、4つのノズル18に相当する距離40、副走査方向Yへ支持体Pを移動させると想定する。また、図8Aには、副走査方向Yの一端部に配列されたノズル番号“18”〜“20”の3つのノズル18と、副走査方向Yの他端部に配置されたノズル番号“1”のノズル18と、を、対象外ノズル18Aとした場合を示した。
支持体P上のある領域Aに、4パスによってノズル18から液体を吐出する場合、1パス目〜4パス目の各々のパス走査の回数時に各領域A(領域A1〜領域A4)に位置するノズル番号は、図8Aに示すものとなる。このため、4パスによって、支持体P上の単位領域に相当する大きさ(4画素×4画素)の領域Cを埋めるように液体が吐出される。
図8Aの条件で、液体吐出部30は、パス走査ごとに、パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する。また、ノズル番号“1”、“18”〜“20”の4つのノズル18は、対象外ノズル18Aであり、液体を吐出しない。このため、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図8Bに示すものとなる。
図6B、図7B、および図8Bに示すように、対象外ノズル18Aとするノズル18を変更すると、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号の種類および位置関係は、互いに異なるものとなる。
また、例えば、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合を想定する。20個のノズルは、副走査方向Yに沿って配列されているものとする。また、20個のノズル18の内、副走査方向Yの一端部に配置された2つのノズル18と、他端部に配置された2つのノズル18と、を液体吐出対象外の対象外ノズル18Aとしたと想定する。
図9Aは、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合の説明図である。また、記録部14を主走査方向Xへ1回走査するごとに、4つのノズル18に相当する距離40、副走査方向Yへ支持体Pを移動させると想定する。また、図9Aには、副走査方向Yの一端部に配列されたノズル番号“19”〜“20”の2つのノズル18と、副走査方向Yの他端部に配置されたノズル番号“1”〜“2”の2つのノズル18と、を、対象外ノズル18Aとした場合を示した。
支持体P上のある領域Aに、4パスによってノズル18から液体を吐出する場合、1パス目〜4パス目の各々のパス走査の回数時に各領域A(領域A1〜領域A4)に位置するノズル番号は、図9Aに示すものとなる。このため、4パスによって、支持体P上の単位領域に相当する大きさ(4画素×4画素)の領域Cを埋めるように液体が吐出される。
図9Aの条件で、液体吐出部30は、パス走査ごとに、パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する。また、ノズル番号“1”、“2”、“19”、“20”の4つのノズル18は、対象外ノズル18Aであり、液体を吐出しない。このため、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図9Bに示すものとなる。
図6B、図7B、図8B、および図9Bに示すように、対象外ノズル18Aとするノズル18を変更すると、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号の種類および位置関係は、互いに異なるものとなる。
また、例えば、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合を想定する。20個のノズルは、副走査方向Yに沿って配列されているものとする。また、20個のノズル18の内、副走査方向Yの一端部に配置された2つのノズル18と、他端部に配置された3つのノズル18と、を液体吐出対象外の対象外ノズル18Aとしたと想定する。
図10Aは、支持体P上の特定の領域Aに、マスクパターンM1〜マスクパターンM4を用いて4パスによって20個のノズル18から液体を吐出した場合の説明図である。また、記録部14を主走査方向Xへ1回走査するごとに、4つのノズル18に相当する距離40、副走査方向Yへ支持体Pを移動させると想定する。また、図10Aには、副走査方向Yの一端部に配列されたノズル番号“20”の1つのノズル18と、副走査方向Yの他端部に配置されたノズル番号“1”〜“3”の3つのノズル18と、を、対象外ノズル18Aとした場合を示した。
支持体P上のある領域Aに、4パスによってノズル18から液体を吐出する場合、1パス目〜4パス目の各々のパス走査の回数時に各領域A(領域A1〜領域A4)に位置するノズル番号は、図10Aに示すものとなる。このため、4パスによって、支持体P上の単位領域に相当する大きさ(4画素×4画素)の領域Cを埋めるように液体が吐出される。
図10Aの条件で、液体吐出部30は、パス走査ごとに、パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する。また、ノズル番号“1”、“2”、“3”、“20”の4つのノズル18は、対象外ノズル18Aであり、液体を吐出しない。このため、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図10Bに示すものとなる。
図6B、図7B、図8B、図9B、および図10Bに示すように、対象外ノズル18Aとするノズル18を変更すると、単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号の種類および位置関係は、互いに異なるものとなる。
このため、対象外ノズル18Aとするノズル18を、立体物Tを構成する層Dごとに変更することで、立体物Tの単位領域Bの各画素を記録するノズル18のノズル番号を、層D間で変更することができる。
図3に戻り説明を続ける。そこで、本実施の形態では、決定部12Dが、副走査方向Yの一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数のノズル18であって、少なくとも一部が互いに異なるノズル18を、層Dごとに対象外ノズル18Aとして決定する。
決定部12Dが、立体物Tを構成する層Dごとに、該層Dの形成に用いるノズル18の内、層D間で互いに異なるノズル18を対象外ノズル18Aとして決定すると、単位領域Bの各画素を形成するノズル18のノズル番号を層D間で異なるものとすることができる。このため、液体吐出装置10は、液体の吐出ムラを拡散させることができ、立体物Tの表面の凹凸などの品質低下を抑制することができる。
詳細には、決定部12Dは、形成対象の立体物Tを構成する複数の層Dの形成時に対象外ノズル18Aとするノズル18の少なくとも一部が、層D間で異なるノズル18となるように、層Dごとに対象外ノズル18Aを決定する。なお、対象外ノズル18Aは、上述したように、液体吐出対象外のノズル18である。また、決定部12Dは、記録部14に設けられた複数のノズル18の内、副走査方向Yの一端部および他端部の少なくとも一方に設けられたノズル18を、対象外ノズル18Aとして決定する。
例えば、決定部12Dは、立体物Tの複数の層Dを形成順に応じて複数の群に分類し、群ごとに、少なくとも一部が互いに異なるノズル18を、対象外ノズル18Aとして決定する。
具体的には、例えば、決定部12Dは、複数の層Dの積層体である立体物Tにおける、形成順が奇数の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“17”〜“20”のノズル18を決定する(図6Aおよび図6B参照)。また、決定部12Dは、形成順が偶数の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”〜“4”のノズル18を決定する(図7Aおよび図7B参照)。
なお、決定部12Dが層D毎に決定する対象外ノズル18Aの組合せは、この組み合せに限定されない。
例えば、決定部12Dは、層Dごとに、少なくとも一部が異なるノズル18を対象外ノズル18Aとして決定してもよい。例えば、液体吐出装置10が、4つの層Dの積層体である立体物Tを形成すると想定する。決定部12Dは、例えば、4つの層Dの積層体である立体物Tにおける、形成順が1番目の1層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“17”〜“20”のノズル18を決定する(図6Aおよび図6B参照)。また、決定部12Dは、形成順が2番目の2層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”〜“4”のノズル18を決定する(図7Aおよび図7B参照)。また、決定部12Dは、形成順が3番目の3層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”、“18”〜“20”のノズル18を決定する(図8Aおよび図8B参照)。また、決定部12Dは、形成順が4番目の4層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”、“2”、“19”、“20”のノズル18を決定する(図9Aおよび図9B参照)。
なお、決定部12Dが層D毎に決定する対象外ノズル18Aの組合せは、この組み合せに限定されない。
駆動制御部12Eは、形成対象の層Dに対応する、対象外ノズル18A以外のノズル18である有効ノズル18Bの副走査方向Yの全長に応じた移動量、1回の主走査方向Xへの走査ごと(1回のパス走査ごと)に支持体P(可動ステージ16)を副走査方向Yに相対的に移動させるように、駆動部26を制御する。
詳細には、駆動制御部12Eは、決定部12Dから層Dごとに決定された対象外ノズル18Aのノズル番号を取得する。駆動制御部12Eは、取得したノズル番号の数から、副走査方向Yの1走査ごとの移動量を算出する。移動量は、有効ノズル18Bを記録ヘッド19の副走査方向Yに隣接して配列させたときの、これらの複数の有効ノズル18Bの副走査方向Yの一端から他端までの距離である。駆動制御部12Eは、例えば、副走査方向Yに隣接するノズル18間の距離を単位距離として予め記憶する。そして、駆動制御部12Eは、該単位距離と、有効ノズル18Bの数と、を乗算した乗算結果を、移動量として用いればよい。なお、駆動制御部12Eは、対象外ノズル18Aと副走査方向Yの総ノズル数とに基づいて、移動量を決定してもよい。
また、駆動制御部12Eは、形成対象の層Dに対応する、決定された対象外ノズル18A以外のノズル18である有効ノズル18Bから液体を吐出させるように、記録部14を制御する。
なお、本実施の形態では、上述したように、記憶部12Cには、複数のマスクパターンMが記憶されている。すなわち、記憶部12Cには、各パス走査に対応するマスクパターンMが記憶されている。
このため、駆動制御部12Eは、1回のパス走査(主走査方向Xへの走査)ごとに、形成対象の層Dに対応する対象外ノズル18A以外の有効ノズル18Bの内、該パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する有効ノズル18Bから、液体を吐出させるように、記録部14を制御する。
このため、本実施の形態の液体吐出装置10は、液体の吐出ムラを拡散させることができ、立体物Tの表面の凹凸などの品質低下を抑制することができる。
例を挙げて説明する。例えば、決定部12Dが、複数の層Dの積層体である立体物Tにおける、形成順が奇数の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“17”〜“20”のノズル18を決定したと想定する(図6Aおよび図6B参照)。また、決定部12Dが、形成順が偶数の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”〜“4”のノズル18を決定したと想定する(図7Aおよび図7B参照)。
この場合、奇数の層Dにおける単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図11Aに示すものとなる。また、偶数の層Dにおける単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図11Bに示すものとなる。このため、形成された立体物Tの各層Dの画素を形成するために用いたノズル18のノズル番号は、図11Cに示すものとなる。
図11Cは、図11Aにおける単位領域Bの列Rおよび図11Bにおける単位領域Bの列Rを、立体物Tの厚み方向に切断した切断面の模式図である。図11Cに示すように、立体物Tにおける、同じ画素(支持体Pにおける位置が同じ画素)上に積層された液体の硬化物の形成に用いたノズル18のノズル番号は、層D間で互いに異なるものとなる。
このため、本実施の形態の液体吐出装置10は、液体の吐出ムラを拡散させることができ、立体物Tの表面の凹凸などの品質低下を抑制することができる。
また、本実施の形態の液体吐出装置10は、画像データを編集する必要がないため、画像処理負荷の低減および立体物Tの品質向上を図ることができる。
また、例えば、液体吐出装置10が、4つの層Dの積層体である立体物Tを形成すると想定する。決定部12Dは、例えば、4つの層Dの積層体である立体物Tにおける、形成順が1番目の1層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“17”〜“20”のノズル18を決定したと想定する(図6Aおよび図6B参照)。また、決定部12Dが、形成順が2番目の2層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”〜“4”のノズル18を決定したと想定する(図7Aおよび図7B参照)。また、決定部12Dが、形成順が3番目の3層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”、“18”〜“20”のノズル18を決定したと想定する(図8Aおよび図8B参照)。また、決定部12Dが、形成順が4番目の4層目の層Dの形成時の対象外ノズル18Aとして、ノズル番号“1”、“2”、“19”、“20”のノズル18を決定したと想定する(図9Aおよび図9B参照)。
この場合、形成順が1番目(すなわち1層目)の層Dにおける単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図12Aに示すものとなる。また、形成順が2番目(すなわち2層目)の層Dにおける単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図12Bに示すものとなる。また、形成順が3番目(すなわち3層目)の層Dにおける単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図12Cに示すものとなる。また、形成順が4番目(すなわち4層目)の層Dにおける単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、図12Dに示すものとなる。このため、形成された立体物Tの各層Dの画素を形成するために用いたノズル18のノズル番号は、図12Eに示すものとなる。
図12Eは、図12A〜図12Dの各々における単位領域Bの列Rを、立体物Tの厚み方向に切断した切断面の模式図である。図12Eに示すように、立体物Tにおける、同じ画素(支持体Pにおける位置が同じ画素)上に積層された液体の硬化物の形成に用いたノズル18のノズル番号は、層D間で互いに異なるものとなる。
このため、本実施の形態の液体吐出装置10は、液体の吐出ムラを拡散させることができ、立体物Tの表面の凹凸などの品質低下を抑制することができる。また、複数の層Dの内の一部の層Dを同じ対象外ノズル18Aを用いて形成した図11A〜図11Cの場合に比べて、更に、液体の吐出ムラの抑制を図ることができる。このため、複数の層Dの各々に、少なくとも一部が互いに異なる対象外ノズル18Aを決定した場合(図12A〜図12E参照)、立体物Tの更なる品質向上図ることができる。
また、本実施の形態の液体吐出装置10は、画像データを編集する必要がないため、画像処理負荷の低減および立体物Tの品質向上を図ることができる。
一方、従来技術では、立体物Tの品質向上を図る事は困難であった。
図13A〜図14Eは、従来技術の一例の説明図である。
例えば、立体物Tの各層Dの形成に、層D間で同じ種類のノズル18および同じ位置関係のノズル18を用いて、立体物Tを形成した場合を想定する。この場合、各層Dにおける単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号は、例えば、図13Aに示すものとなる。このため、形成された立体物Tの各層Dの画素を形成するために用いたノズル18のノズル番号は、図13Bに示すものとなる。
図13Bに示すように、従来技術では、立体物Tにおける、同じ画素(支持体Pにおける位置が同じ画素)上に積層された液体の硬化物の形成に用いたノズル18のノズル番号は、層D間で同じ番号となる。このため、各画素に、同じノズル番号のノズル18から吐出された液体の硬化物が積層されることとなり、吐出ムラが蓄積されることとなる。すなわち、従来技術では、立体物Tの表面の凹凸が発生し、品質が低下する。
また、従来技術の一例である特開2018−52131号公報に示される方法では、画像データに1列分の余白を付加することで、液体の吐出開始位置をずらしている。このため、図14A〜図14Eに示すように、同一画素を記録するノズル18のノズル番号を層Dごとに分散させている。
詳細には、図14Aは、該従来技術における、1層目の層Dの単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号と、1層目の形成に用いる画像データの説明図である。図14Bは、該従来技術における、2層目の層Dの単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号と、2層目の形成に用いる画像データの説明図である。図14Cは、該従来技術における、3層目の層Dの単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号と、3層目の形成に用いる画像データの説明図である。図14Dは、該従来技術における、4層目の層Dの単位領域Bの各画素を形成するために用いるノズル18のノズル番号と、4層目の形成に用いる画像データの説明図である。
図14Eは、図14A〜図14Dの各々における単位領域Bの列Rを、立体物Tの厚み方向に切断した切断面の模式図である。図14Eに示すように、立体物Tにおける、同じ画素(支持体Pにおける位置が同じ画素)上に積層された液体の硬化物の形成に用いたノズル18のノズル番号は、層D間で互いに異なるものとなっている。
しかし、該従来技術では、各層Dの形成に用いる画像データに1列分の余白を付加する画像処理を行っている。このため、同一画素を記録するノズル18をシフトさせる量に応じて、各層Dの形成に用いる画像データのデータ量が増大する。また、該従来技術では、各層D間で、単位領域Bの形成に用いるノズル番号の種類および位置関係は同じである(図14A〜図14D参照)。このため、該従来技術では、本実施の形態の液体吐出装置10に比べて、立体物Tの表面の凹凸の抑制効果が低いといえる。
一方、本実施の形態の液体吐出装置10は、画像処理負荷の低減および立体物Tの品質向上を図ることができる。
次に、本実施の形態の液体吐出装置10が実行する処理の流れの一例を説明する。
図15は、本実施の形態の液体吐出装置10が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、取得部12Aが、図示を省略する外部装置等から画像データを取得する(ステップS100)。次に、判別部12Bが、ステップS100で取得した画像データが、積層画像データであるか否かを判別する(ステップS102)。
単層画像データであると判別した場合(ステップS102:No)、ステップS104へ進む。ステップS104では、駆動制御部12Eは、取得した単層画像データを液体吐出部30へ出力する。このため、液体吐出部30では、単層の画像の印刷である単層印刷が実行される(ステップS104)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、積層画像データであると判別した場合(ステップS102:Yes)、ステップS106へ進む。
ステップS106では、決定部12Dが、対象外ノズル18Aを層Dごとに決定する(ステップS106)。決定部12Dは、副走査方向Yの一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数のノズル18であって、少なくとも一部が互いに異なるノズル18を、層Dごとに対象外ノズル18Aとして決定する。
次に、駆動制御部12Eは、パス走査の各々に対応するマスクパターンMを記憶部12Cから読取る(ステップS108)。
そして、駆動制御部12Eは、積層印刷を実行するように記録部14および駆動部26を制御する(ステップS110)。駆動制御部12Eは、形成対象の層Dに対応する、有効ノズル18Bの副走査方向Yの全長に応じた移動量、1回の主走査方向Xへの走査ごと(1回のパス走査ごと)に支持体P(可動ステージ16)を副走査方向Yに相対的に移動させるように、駆動部26を制御する。また、駆動制御部12Eは、形成対象の層Dに対応する、決定された対象外ノズル18A以外のノズル18である有効ノズル18Bから液体を吐出させるように、記録部14を制御する。このとき、駆動制御部12Eは、1回のパス走査(主走査方向Xへの走査)ごとに、形成対象の層Dに対応する対象外ノズル18A以外の有効ノズル18Bの内、該パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する有効ノズル18Bから、液体を吐出させるように、記録部14を制御する。そして、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態の液体吐出装置10は、記録部14と、照射部20(硬化部)と、駆動部26と、決定部12Dと、駆動制御部12Eと、を備える。記録部14は、支持体Pに対して主走査方向Xに相対的に移動され、副走査方向Yに配列された複数のノズル18から支持体Pへ液体を吐出する。照射部20(硬化部)は、記録部14から吐出される液体を硬化させる。駆動部26は、記録部14および支持体Pの少なくとも一方を主走査方向Xおよび副走査方向Yへ相対的に移動させ、複数の層Dの積層体である立体物Tを形成する。決定部12Dは、記録部14に設けられた複数のノズル18の内、副走査方向Yの一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数のノズル18であって、少なくとも一部が互いに異なるノズル18を液体吐出対象外の対象外ノズル18Aとして層Dごとに決定する。駆動制御部12Eは、形成対象の層Dに対応する対象外ノズル18A以外のノズル18である有効ノズル18Bの副走査方向Yの全長に応じた移動量、1回の主走査方向Xへの走査ごとに支持体Pを副走査方向Yへ相対的に移動させるように駆動部26を制御すると共に、形成対象の層Dに対応する有効ノズル18Bから液体を吐出するように、記録部14を制御する。
このように、本実施の形態の液体吐出装置10では、決定部12Dが、立体物Tを構成する層Dごとに、該層Dの形成に用いるノズル18の内、層D間で互いに異なるノズル18を対象外ノズル18Aとして決定する。このため、記録部14は、単位領域Bの各画素を形成するノズル18のノズル番号を層D間で異なるものとすることができる。このため、液体吐出装置10は、液体の吐出ムラを拡散させることができ、立体物Tの表面の凹凸などの品質低下を抑制することができる。また、本実施の形態の液体吐出装置10では、画像データにブランクデータを追加するなどの吐出ムラ抑制のための画像処理を必要とせず、取得した画像データを用いて、記録部14に液体を吐出させることができる。
従って、本実施の形態の液体吐出装置10は、画像処理負荷の低減および立体物Tの品質向上を図ることができる。
また、液体吐出装置10は、記憶部12Cを備える。記憶部12Cは、複数のマスクパターンMを記憶する。記憶部12Cは、層Dの単位領域Bの形成を、1回の主走査方向Xへの走査であるパス走査を複数回実行することによって行うときの、複数のパス走査の各々に対応するマスクパターンMであって、液体の吐出を有効とする有効位置を規定した、主走査方向Xおよび副走査方向Yの有効位置が互いに異なる、複数のマスクパターンMを記憶する。駆動制御部12Eは、形成対象の層Dに対応する移動量、1回のパス走査ごとに支持体Pを副走査方向Yへ相対的に移動させるように駆動部26を制御する。また、駆動制御部12Eは、1回のパス走査ごとに、形成対象の層Dに対応する対象外ノズル18A以外の有効ノズル18Bの内、該パス走査に対応するマスクパターンMによって規定された有効位置に液体を吐出する有効ノズル18Bから液体を吐出するように、記録部14を制御する。
また、決定部12Dは、立体物Tの複数の層Dを形成順に応じて複数の群に分類し、該群ごとに、少なくとも一部が互いに異なるノズル18を対象外ノズル18Aとして決定する。
次に、画像処理部12のハードウェア構成の一例を説明する。
図16は、画像処理部12のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理部12は、CPU(Central Processing Unit)11A、ROM(ReA/D Only Memory)11B、RAM(Random Access Memory)11C、およびI/F11D等がバス11Eにより相互に接続されており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
CPU11Aは、本実施の形態の画像処理部12を制御する演算装置である。ROM11Bは、CPU11Aによる各種処理を実現するプログラム等を記憶する。RAM11Cは、CPU11Aによる各種処理に必要なデータを記憶する。I/F11Dは、データを送受信するためのインターフェースである。
本実施の形態の画像処理部12で実行される処理を実行するためのプログラムは、ROM11B等に予め組み込んで提供される。なお、本実施の形態の画像処理部12で実行されるプログラムは、画像処理部12にインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供するように構成してもよい。
なお、上記には、実施の形態を説明したが、上記実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述した上記実施の形態の液体吐出装置10を構成する各部の制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(ReA/D Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
10 液体吐出装置
12 画像処理部
14 記録部
18 ノズル
20 照射部
26 駆動部
12A 取得部
12C 記憶部
12D 決定部
12E 駆動制御部
特開2018−52131号公報

Claims (5)

  1. 支持体に対して主走査方向に相対的に移動され、副走査方向に配列された複数のノズルから前記支持体に液体を吐出する記録部と、
    前記記録部から吐出される液体を硬化させる硬化部と、
    前記記録部および前記支持体の少なくとも一方を前記主走査方向および前記副走査方向へ相対的に移動させ、複数の層の積層体である立体物を形成する駆動部と、
    前記記録部に設けられた複数の前記ノズルの内、前記副走査方向の一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数の前記ノズルであって、少なくとも一部が互いに異なる前記ノズルを液体吐出対象外の対象外ノズルとして前記層ごとに決定する決定部と、
    形成対象の前記層に対応する前記対象外ノズル以外の前記ノズルである有効ノズルの前記副走査方向の全長に応じた移動量、1回の前記主走査方向への走査ごとに前記支持体を前記副走査方向へ相対的に移動させるように前記駆動部を制御すると共に、形成対象の前記層に対応する前記有効ノズルから前記液体を吐出するように、前記記録部を制御する、駆動制御部と、
    を備える液体吐出装置。
  2. 前記層の単位領域の形成を、1回の前記主走査方向への走査であるパス走査を複数回実行することによって行うときの、複数の前記パス走査の各々に対応するマスクパターンであって、前記液体の吐出を有効とする有効位置を規定した、前記主走査方向および前記副走査方向の前記有効位置が互いに異なる、複数の前記マスクパターンを記憶する記憶部を備え、
    前記駆動制御部は、
    形成対象の前記層に対応する前記移動量、1回の前記パス走査ごとに前記支持体を前記副走査方向へ相対的に移動させるように前記駆動部を制御すると共に、1回の前記パス走査ごとに、形成対象の前記層に対応する前記対象外ノズル以外の前記有効ノズルの内、該パス走査に対応する前記マスクパターンによって規定された前記有効位置に前記液体を吐出する前記有効ノズルから前記液体を吐出するように、前記記録部を制御する
    請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記決定部は、
    前記立体物の複数の前記層を形成順に応じて複数の群に分類し、前記群ごとに、少なくとも一部が互いに異なる前記ノズルを前記対象外ノズルとして決定する、
    請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. コンピュータで実行される液体吐出方法であって、
    支持体に対して主走査方向に相対的に移動され、副走査方向に配列された複数のノズルから前記支持体に液体を吐出する記録部と、前記記録部から吐出される液体を硬化させる硬化部と、前記記録部および前記支持体の少なくとも一方を前記主走査方向および前記副走査方向へ相対的に移動させ、複数の層の積層体である立体物を形成する駆動部と、を備えた液体吐出部における前記記録部に設けられた複数の前記ノズルの内、前記副走査方向の一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数の前記ノズルであって、少なくとも一部が互いに異なる前記ノズルを液体吐出対象外の対象外ノズルとして前記層ごとに決定するステップと、
    形成対象の前記層に対応する前記対象外ノズル以外の前記ノズルである有効ノズルの前記副走査方向の全長に応じた移動量、1回の前記主走査方向への走査ごとに前記支持体を前記副走査方向へ相対的に移動させるように前記駆動部を制御すると共に、形成対象の前記層に対応する前記有効ノズルから前記液体を吐出するように、前記記録部を制御する
    ステップと、
    を含む液体吐出方法。
  5. 支持体に対して主走査方向に相対的に移動され、副走査方向に配列された複数のノズルから前記支持体に液体を吐出する記録部と、前記記録部から吐出される液体を硬化させる硬化部と、前記記録部および前記支持体の少なくとも一方を前記主走査方向および前記副走査方向へ相対的に移動させ、複数の層の積層体である立体物を形成する駆動部と、を備えた液体吐出部における前記記録部に設けられた複数の前記ノズルの内、前記副走査方向の一端部および他端部の少なくとも一方の1または複数の前記ノズルであって、少なくとも一部が互いに異なる前記ノズルを液体吐出対象外の対象外ノズルとして前記層ごとに決定するステップと、
    形成対象の前記層に対応する前記対象外ノズル以外の前記ノズルである有効ノズルの前記副走査方向の全長に応じた移動量、1回の前記主走査方向への走査ごとに前記支持体を前記副走査方向へ相対的に移動させるように前記駆動部を制御すると共に、形成対象の前記層に対応する前記有効ノズルから前記液体を吐出するように、前記記録部を制御するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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