JP2020149091A - 感応制御交差点の交通情報処理装置、交通情報処理方法及び交通情報処理プログラム - Google Patents
感応制御交差点の交通情報処理装置、交通情報処理方法及び交通情報処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020149091A JP2020149091A JP2019043541A JP2019043541A JP2020149091A JP 2020149091 A JP2020149091 A JP 2020149091A JP 2019043541 A JP2019043541 A JP 2019043541A JP 2019043541 A JP2019043541 A JP 2019043541A JP 2020149091 A JP2020149091 A JP 2020149091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- signal
- unit
- sensitive
- minimum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
Description
前記車両感知信号に基づいて感応あり又は感応なしを判断する感応信号判定部と、を備えている。
前記感応信号判定部の感応あり又は感応なしに基づいて、前記最小・最大時間演算部で演算した前記最小時間を前記単位点灯時間で更新する最小時間更新部と、を備える。
最小時間(秒数)=5秒−1秒=4秒
最大時間(秒数)=5秒+3秒=8秒
となる。
図1は、感応制御交差点を示す概略図である。図2は、実施形態に係る交通情報処理装置1と、信号制御機2と、歩行者用信号灯器3aと、車両用信号灯器3bと、青矢信号灯器3bbと、車両感知器4aとの接続関係を示す概略図である。
・点灯状態――点灯、点滅、消灯のいずれかの状態
・灯器――「青」、「黄」、「赤」、「青矢」の表示用のいずれかの灯器
・信号灯器の制御周期――信号灯器のオンオフ制御パターンの制御周期
・点灯時間―――指令や演算によって設定された点灯時間や経過時刻にしたがってカウントダウンする点灯時間
また、「時間」を実際の例に合わせるために「秒」と称することがある。
車両用信号灯器3bと車両感知器4aとは、図1において、上下方向に走行する車両に対して設けられている。
ステップ1(可変ステップ)→車両用信号灯器1Gが「青」、歩行者用信号灯器1Pが「青」、車両用信号灯器2Gが「赤」。
ステップ3(可変ステップ)→車両用信号灯器1Gが「青」、歩行者用信号灯器1Pが「赤」、車両用信号灯器2Gが「赤」。
ステップ5(可変ステップ)→車両用信号灯器1Gが「赤」、青矢信号灯器1RAが「青」、歩行者用信号灯器1Pが「赤」、車両用信号灯器2Gが「赤」。
ステップ8(可変ステップ)→車両用信号灯器1Gが「赤」、歩行者用信号灯器1Pが「赤」、車両用信号灯器2Gが「青」。
スプリット1の計測時間/スプリット1の値(固定比率)=38.8秒/40.0%
=97秒
・ステップ3の時間
次の周期×スプリット2の値(固定比率)−ステップ4の値(固定比率)=97秒×8%−3秒=4.76秒
・ステップ5の時間
次の周期×スプリット3の値(固定比率)−ステップ6の値(固定比率)−ステップ7の値(固定比率)=97秒×12%−5秒=6.64秒
・ステップ8の時間
次の周期×スプリット4の値(固定比率)−ステップ9の値(固定比率)−ステップ10の値(固定比率)=97秒×40%−7秒=31.8秒
なお、図4において、最大延長時の周期では周期が103秒となったため、「次の周期」では97秒に設定されるようになる。そのため、スプリット1の計測時間が38.8秒であることは、次の周期が正しく97秒に制御されていることが分かる。
最大秒数=5秒+3秒=8秒
また、上記のように得られた最小秒数は、「感応あり」の信号があった場合、図5のように更新される。
(2)延長秒=点灯時間T2の計測値−点灯時間T2に対して設定されている指令秒
(3)上記(1)(2)を信号灯器制御の複数周期分測定し、(1)の最大値を前記短縮限度秒とし、(2)の最大値を前記延長限度秒として設定する。
図8は、交通情報処理装置1の主要部の構成図である。
制御部によって信号灯器3の電源供給ラインに設置された電流プローブ41からの信号が入力される。この信号をデータ化するAD変換部を含む。
灯色信号検出部10で検出した、歩行者用信号灯器3aの赤色消灯から赤色点灯になるタイミングに基づいて、車両用信号灯器3bの前記点灯時間T1を含む点灯時間情報を演算する。この点灯時間T1は図3の可変ステップ3の時間である。また、感応制御対象とされている後述の青矢信号灯器の点灯時間T2を含む点灯時間情報を演算する。この点灯時間T2は図3の可変ステップ5の時間である。さらに、図3の可変ステップ5、8の点灯時間情報を演算する。
感応制御交差点に設置された車両感知器4aから入力される車両感知信号を検出する。この検出した信号をデータ化するAD変換部を含む。
車両感知信号に基づいて感応あり又は感応なしを判断する。感知エリアに車両を検知すると「感応あり」となり、それ以外では「感応なし」と判断する。このプログラムモジュールは、感応制御交差点に設置された信号制御機2に内蔵されているものと同一である。
感応制御の対象となっている青矢信号灯器3bbに対して指令される点灯時間T2の最小秒数と最大秒数を、予め設定されている短縮限度時間、予め設定されている延長限度時間、予め設定されている単位点灯時間に基づいて算出する。
最大秒数=5秒+3秒=8秒
・最小時間更新部15
感応信号判定部13の感応あり又は感応なしに基づいて、前記最小・最大時間演算部14で演算した前記最小時間を前記単位点灯時間で更新する。
最小時間更新部15で更新された更新最小時間(図5で最小青残秒数)を、感応制御交差点付近で車両用信号灯器3bと青矢信号灯器3bbによって走行規制される車両に無線出力する。
交通情報処理装置1の動作について図4、図5、図7、図9を参照して説明する。図9は、交通情報処理装置1の動作の概略を示すフローチャートである。
感応制御交差点に設置された車両感知部(4a)から入力される車両感知信号を検出する車両感知信号入力部(12)と、
前記車両感知信号に基づいて感応あり又は感応なしを判断する感応信号判定部(13)と、
感応制御の対象となる感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間の最小時間と最大時間を、予め設定されている短縮限度時間、予め設定されている延長限度時間、予め設定されている単位点灯時間に基づいて算出する最小・最大時間演算部(14)と、
前記感応信号判定部(13)の感応あり又は感応なしに基づいて、前記最小・最大時間演算部(14)で演算した前記最小時間を前記単位点灯時間で更新する最小時間更新部(15)と、
前記最小時間更新部(15)で更新された更新最小時間を出力する出力部(16)と、
を備えてなる、感応制御交差点での交通情報処理装置(1)。
3a…歩行者用信号灯器
3b…車両用信号灯器
3bb…青矢信号灯器
10…灯色信号検出部
11…点灯時間演算部
12…車両感知信号入力部
13…感応信号判定部
14…最小・最大時間演算部
15…最小時間更新部
16…無線出力部
Claims (7)
- 感応制御交差点に設置された車両感知部から入力される車両感知信号を検出する車両感知信号入力部と、
前記車両感知信号に基づいて感応あり又は感応なしを判断する感応信号判定部と、
感応制御の対象となる感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間の最小時間と最大時間を、予め設定されている短縮限度時間、予め設定されている延長限度時間、予め設定されている単位点灯時間に基づいて算出する最小・最大時間演算部と、
前記感応信号判定部の感応あり又は感応なしに基づいて、前記最小・最大時間演算部で演算した前記最小時間を前記単位点灯時間で更新する最小時間更新部と、
前記最小時間更新部で更新された更新最小時間を出力する出力部と、
を備えてなる、感応制御交差点の交通情報処理装置。 - 前記感応制御交差点に設置された信号灯器の制御を行う信号制御機から入力される各信号灯器の灯色信号を検出する灯色信号検出部と、
前記灯色信号検出部で検出した、所定の灯色信号の変化に基づいて前記感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間を演算する点灯時間演算部と、
を備える、請求項1記載の感応制御交差点の交通情報処理装置。 - 前記短縮限度時間と前記延長限度時間は、以下の(1)〜(3)式で推定して設定する、請求項1または2記載の感応制御交差点の交通情報処理装置。
(1)短縮時間=前記感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間−前記点灯時間の計測値
(2)延長時間=前記点灯時間の計測値−前記感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間
(3)上記(1)(2)を信号灯器制御の複数周期分測定し、(1)の最大値を前記短縮限度時間、(2)の最大値を前記延長限度時間として設定する。 - 前記単位点灯時間は、以下の(4)式で推定して設定する、請求項3記載の感応制御交差点の交通情報処理装置。
(4)点灯時間T2が、(前記感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間−前記短縮限度時間)で計算される最小時間を越えた後に、感応なしでカウントアップする単位青時間カウンタの最大値を単位青時間とする。 - 前記灯色信号検出部は、前記各信号灯器への電源供給ラインに配置した電流プローブから出力された電流値を検出する、請求項2に記載の感応制御交差点の交通情報処理装置。
- 感応制御交差点に設置された信号灯器の制御を行う信号制御機から入力される各信号灯器の灯色信号を検出し、
前記感応制御交差点に設置された車両感知部から入力される車両感知信号を検出し、
前記車両感知信号に基づいて感応あり又は感応なしを判断し、
所定の灯色信号の変化に基づいて感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間を演算し、
前記点灯時間の最小時間と最大時間を、予め設定されている短縮限度時間、予め設定されている延長限度時間、予め設定されている単位点灯時間に基づいて算出し、
前記感応あり又は感応なしに基づいて、前記最小時間を前記単位点灯時間で更新し、
前記更新された更新最小時間を出する、
感応制御交差点の交通情報処理方法。 - 感応制御交差点に設置された信号灯器の制御を行う信号制御機から入力される各信号灯器の灯色信号を検出するステップと、
前記交差点に設置された車両感知部から入力される車両感知信号を検出するステップと、
前記車両感知信号に基づいて感応あり又は感応なしを判断するステップと、
所定の灯色信号の変化に基づいて感応制御信号灯器に対して指令される点灯時間を演算ステップと、
前記点灯時間の最小時間と最大時間を、予め設定されている短縮限度時間、予め設定されている延長限度時間、予め設定されている単位点灯時間に基づいて算出するステップと、
前記感応あり又は感応なしに基づいて、前記最小時間を前記単位点灯時間で更新し、
前記更新された更新最小時間を出力するステップと、
をコンピュータに実行させる、感応制御交差点の交通情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019043541A JP7070477B2 (ja) | 2019-03-11 | 2019-03-11 | 感応制御交差点の交通情報処理装置、交通情報処理方法及び交通情報処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019043541A JP7070477B2 (ja) | 2019-03-11 | 2019-03-11 | 感応制御交差点の交通情報処理装置、交通情報処理方法及び交通情報処理プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020149091A true JP2020149091A (ja) | 2020-09-17 |
JP7070477B2 JP7070477B2 (ja) | 2022-05-18 |
Family
ID=72429888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019043541A Active JP7070477B2 (ja) | 2019-03-11 | 2019-03-11 | 感応制御交差点の交通情報処理装置、交通情報処理方法及び交通情報処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7070477B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7559623B2 (ja) | 2021-03-05 | 2024-10-02 | オムロン株式会社 | 信号情報出力装置、信号情報出力方法、および信号情報出力プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197881A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通システム、車両および交通信号制御機 |
JP2011065556A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通信号情報提供システム、信号制御装置及び情報提供装置 |
JP2017224361A (ja) * | 2017-10-02 | 2017-12-21 | 住友電気工業株式会社 | データ構造 |
-
2019
- 2019-03-11 JP JP2019043541A patent/JP7070477B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197881A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通システム、車両および交通信号制御機 |
JP2011065556A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通信号情報提供システム、信号制御装置及び情報提供装置 |
JP2017224361A (ja) * | 2017-10-02 | 2017-12-21 | 住友電気工業株式会社 | データ構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7559623B2 (ja) | 2021-03-05 | 2024-10-02 | オムロン株式会社 | 信号情報出力装置、信号情報出力方法、および信号情報出力プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7070477B2 (ja) | 2022-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20170160727A1 (en) | Field device | |
JP4714803B2 (ja) | 交通信号制御機の交通信号シミュレーション装置及びプログラム | |
JP7070477B2 (ja) | 感応制御交差点の交通情報処理装置、交通情報処理方法及び交通情報処理プログラム | |
KR20160009422A (ko) | 스마트홈 사물인터넷 기기의 상태 표시등 제어 방법 및 장치 | |
KR20090116172A (ko) | 인공지능 차량 신호등 제어장치 | |
KR101239122B1 (ko) | 인체감지장치를 이용한 신호등 제어장치 | |
JP2016116137A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム | |
CN106383511A (zh) | 整车控制器的仿真测试方法、装置和系统 | |
KR101685963B1 (ko) | 수배전설비의 이상상태 판단에 따른 제어시스템 | |
JP7151535B2 (ja) | 交通情報処理装置、交通情報処理方法、交通情報処理プログラム及び交通情報処理システム | |
JP6145291B2 (ja) | 交通信号制御装置 | |
JP4701095B2 (ja) | 道路交通シミュレーション装置及びプログラム | |
KR102051071B1 (ko) | 교통 신호 시스템 진단을 위한 방법 및 장치 | |
KR20190132019A (ko) | 무게 감지 시스템을 이용한 교통신호 제어기 | |
KR101700812B1 (ko) | 교통신호 제어기 시험장치 | |
KR102411953B1 (ko) | 보행 신호등의 잔여시간 표시장치 및 그 방법 | |
JP2001307289A (ja) | 交通信号制御方法 | |
JP2016170480A (ja) | 交通信号制御機 | |
JP6420093B2 (ja) | 交通信号制御装置 | |
KR102690882B1 (ko) | 화재감지 및 피난경로 안내 시스템 | |
KR20200068820A (ko) | 정확성을 높인 피플 카운터 | |
JPH0337798A (ja) | 交通信号制御装置 | |
US20230014575A1 (en) | Layout creation device, layout creation method, learning model generation device, and learning model generation method | |
KR20060132304A (ko) | 보행신호 잔여시간 표시 방법 및 그 표시 장치 | |
JPS626524Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7070477 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |