JP2020145103A - イオン注入装置、イオン源 - Google Patents
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Description
本発明は、前記第一庇部の先端は、前記第二庇部で囲まれた領域中に挿入され、前記第一隙間と前記第二隙間との間に、前記第一庇部と前記第二庇部とが二重に配置された部分が設けられたイオン注入装置である。
本発明は、前記底板と前記イオン源槽とのいずれか一方又は両方に冷却配管が設けられたイオン注入装置である。
本発明は、筒形形状のイオン源槽と、前記イオン源槽の一端の開口を絶縁リングを介して気密に閉塞させる底板と、前記イオン源槽の内部に配置されたイオン化槽と、前記イオン化槽の内部に配置されたフィラメントと、を有し、前記イオン源槽と前記底板との間には高電圧が印加され、前記フィラメントが前記イオン化槽の内部に供給された原料ガスに熱電子を照射して前記原料ガスのイオンを生成し、前記イオン源槽に設けられた放出口から前記イオンを第一のイオンビームとして放出するイオン源であって、前記イオン源槽の前記底板側の端部には筒形形状の第一庇部が設けられ、前記底板の表面上には前記第一庇部よりも大きな筒形形状の第二庇部が設けられ、前記第一庇部の先端部分である第一先端と前記底板の表面との間で第一隙間が形成され、前記第二庇部の先端部分である第二先端と前記イオン源槽の端部との間で第二隙間が形成され、前記イオン化槽が配置された領域から直線的に放出され、前記第一隙間を通過した電子線と熱線とは、前記第二隙間を通過できないようにされたイオン源である。
本発明は、前記第一庇部の先端は、前記第二庇部で囲まれた領域中に挿入され、前記第一隙間と前記第二隙間との間に、前記第一庇部と前記第二庇部とが二重に配置された部分が設けられたイオン源である。
本発明は、前記底板と前記イオン源槽とのいずれか一方又は両方に冷却配管が設けられたイオン源である。
図1の符号2は、本発明のイオン注入装置を示している。
その結果、底板21とイオン源槽11との間には高電圧が印加されることになり、この高電圧は、例えば10kV以上40kV以下程度の範囲であり、装置によっては100kVの例もある。
図2を参照し、イオン源槽11は筒形形状であり、筒形形状の二個の端部のうち、一方の端部の壁面には放出口12が設けられ、他方の底面側には絶縁リング14を介して底板21が設けられている。
ところで、フィラメント36から放出される熱線や電子線は、一部は出口側開口44からイオン源槽11の内部に放出され、他の一部はイオン化槽31に照射され、イオン化槽31が加熱される。
3……試料室
5……イオン源
11……イオン源槽
12……放出口
14……絶縁リング
21……底板
27……第一隙間
28……第二隙間
31……イオン化槽
本発明は、前記第一庇部の先端は、前記第二庇部で囲まれた領域中に挿入され、前記第一隙間と前記第二隙間との間に、前記第一庇部と前記第二庇部とが二重に配置された部分が設けられたイオン注入装置である。
本発明は、前記底板と前記イオン源槽とのいずれか一方又は両方に冷却配管が設けられたイオン注入装置である。
本発明は、筒形形状のイオン源槽と、前記イオン源槽の一端の開口を絶縁リングを介して気密に閉塞させる底板と、前記イオン源槽の内部に配置されたイオン化槽と、前記イオン化槽の内部に配置されたフィラメントと、を有し、前記イオン源槽には正の高電圧が印加され、前記フィラメントには前記底板に対する負の電圧が印加され、前記底板には前記イオン源槽に対して正の高電圧が印加され、前記フィラメントが前記イオン化槽の内部に供給された原料ガスに熱電子を照射して前記原料ガスのイオンを生成し、前記イオン源槽に設けられた放出口から前記イオンを第一のイオンビームとして放出するイオン源であって、前記イオン源槽の外周に設けられたフランジと前記底板とは前記絶縁リングに気密に接触され、前記フランジよりも前記底板に近い部分が前記底板に向けて突き出された筒形形状の第一庇部にされ、前記底板の表面上には前記第一庇部よりも大きな筒形形状の第二庇部が設けられ、前記第一庇部は前記イオン源槽と同電位にされ、前記第二庇部は前記底板と同電位にされ、 前記第一庇部の先端部分である第一先端と前記底板の表面との間で第一隙間が形成され、前記第二庇部の先端部分である第二先端と前記フランジとの間で第二隙間が形成され、前記第二隙間は前記第一隙間よりも前記放出口に近い場所に位置し、前記イオン化槽が位置する領域は、前記第一隙間よりも前記放出口に近い場所に位置しており、前記イオン化槽が位置する領域から直線的に放出され、前記第一隙間を通過した電子線と熱線とは、前記第二隙間を通過できないようにされたイオン源である。
本発明は、前記第一庇部の先端は、前記第二庇部で囲まれた領域中に挿入され、前記第一隙間と前記第二隙間との間に、前記第一庇部と前記第二庇部とが二重に配置された部分が設けられたイオン源である。
本発明は、前記底板と前記イオン源槽とのいずれか一方又は両方に冷却配管が設けられたイオン源である。
Claims (6)
- 筒形形状のイオン源槽の内部で生成されたイオンを放出口から第一のイオンビームとして放出するイオン源と、
前記第一のイオンビームの中のイオンの加速と質量分析とを行って所望の質量・電荷比のイオンから成る第二のイオンビームを生成する走行部と、
内部に照射対象物が配置され、前記第二のイオンビームが入射して前記照射対象物に照射される試料室と、
を有し、
前記イオン源は、
前記イオン源槽の一端の開口を絶縁リングを介して気密に閉塞させる底板と、
前記イオン源槽の内部に配置されたイオン化槽と、
前記イオン化槽の内部に配置されたフィラメントと、
を有し、
前記イオン源槽と前記底板との間には高電圧が印加され、
前記フィラメントが前記イオン化槽の内部に供給された原料ガスに熱電子を照射して前記原料ガスのイオンを生成し、前記イオン源槽に設けられた放出口から前記第一のイオンビームとして放出するイオン注入装置であって、
前記イオン源槽の前記底板側の端部には筒形形状の第一庇部が設けられ、
前記底板の表面上には前記第一庇部よりも大きな筒形形状の第二庇部が設けられ、
前記第一庇部の先端部分である第一先端と前記底板の表面との間で第一隙間が形成され、前記第二庇部の先端部分である第二先端と前記イオン源槽の端部との間で第二隙間が形成され、
前記イオン化槽が配置された領域から直線的に放出され、前記第一隙間を通過した電子線と熱線とは、前記第二隙間を通過できないようにされたイオン注入装置。 - 前記第一庇部の先端は、前記第二庇部で囲まれた領域中に挿入され、
前記第一隙間と前記第二隙間との間に、前記第一庇部と前記第二庇部とが二重に配置された部分が設けられた請求項1記載のイオン注入装置。 - 前記底板と前記イオン源槽とのいずれか一方又は両方に冷却配管が設けられた請求項1又は請求項2のいずれか1項記載のイオン注入装置。
- 筒形形状のイオン源槽と、
前記イオン源槽の一端の開口を絶縁リングを介して気密に閉塞させる底板と、
前記イオン源槽の内部に配置されたイオン化槽と、
前記イオン化槽の内部に配置されたフィラメントと、
を有し、
前記イオン源槽と前記底板との間には高電圧が印加され、
前記フィラメントが前記イオン化槽の内部に供給された原料ガスに熱電子を照射して前記原料ガスのイオンを生成し、前記イオン源槽に設けられた放出口から前記イオンを第一のイオンビームとして放出するイオン源であって、
前記イオン源槽の前記底板側の端部には筒形形状の第一庇部が設けられ、
前記底板の表面上には前記第一庇部よりも大きな筒形形状の第二庇部が設けられ、
前記第一庇部の先端部分である第一先端と前記底板の表面との間で第一隙間が形成され、前記第二庇部の先端部分である第二先端と前記イオン源槽の端部との間で第二隙間が形成され、
前記イオン化槽が配置された領域から直線的に放出され、前記第一隙間を通過した電子線と熱線とは、前記第二隙間を通過できないようにされたイオン源。 - 前記第一庇部の先端は、前記第二庇部で囲まれた領域中に挿入され、
前記第一隙間と前記第二隙間との間に、前記第一庇部と前記第二庇部とが二重に配置された部分が設けられた請求項4記載のイオン源。 - 前記底板と前記イオン源槽とのいずれか一方又は両方に冷却配管が設けられた請求項4又は請求項5のいずれか1項記載のイオン源。
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JP2019041655A JP6595734B1 (ja) | 2019-03-07 | 2019-03-07 | イオン注入装置、イオン源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019041655A JP6595734B1 (ja) | 2019-03-07 | 2019-03-07 | イオン注入装置、イオン源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6595734B1 JP6595734B1 (ja) | 2019-10-23 |
JP2020145103A true JP2020145103A (ja) | 2020-09-10 |
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ID=68314183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019041655A Active JP6595734B1 (ja) | 2019-03-07 | 2019-03-07 | イオン注入装置、イオン源 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6595734B1 (ja) |
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2019
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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