JP2020140590A - 画像処理装置におけるカスタムボタン登録 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カスタムボタンに登録できない機能が表示されたままだとユーザは登録できない機能があることに気付かないためユーザの操作性が低下する。【解決手段】 カスタムボタンの表示を行うカスタムメニュー表示手段と、カスタムメニュー表示手段で表示されたカスタムメニュー表示部から各ファンクション表示部に対してカスタムボタン登録要求を行う表示手段と、各ファンクション表示部では呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部か否かを判断する手段と、呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部でなかった場合は、各ファンクション表示部は通常のファンクション画面を表示する手段と、呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部であった場合は、各ファンクション表示部は通常のファンクション表示部からカスタムメニューボタンとして登録できない機能を選択不可とする手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図6

Description

本発明は、画像処理装置において様々な設定をユーザが任意にボタンとして登録可能なカスタムボタンに関する。
近年、画像処理装置においては様々な機能を備え、ユーザが行う操作も多様化している。個人だけが使うような装置であれば個人がよく使う設定をデフォルト設定として登録することで操作性を改善することが可能である。
しかし、デジタル複合機のような画像処理装置においては一般的に複数のユーザで共有して使用するため、あるユーザがよく使う機能をデフォルト設定にしたとしても他のユーザは都度自分がよく使う設定に切り替える必要がある。
このように多様化したユーザの操作を効率的に行うための手段として、各個人がよく使う設定を画像処理装置に複数登録できるようなカスタムボタンという技術がある(特許文献1参照)。
また、カスタムボタンの表示/登録を1つの入り口から行えるようにするためのカスタムメニュー画面がある(例えば図3(C)、図3(D)参照)。図3(C)ではカスタムメニューボタン304を押下することでカスタムボタンとして登録されている設定アイコン307を一覧表示することが可能である。
また、登録ボタン308を押下することで図3(D)に表示したような各ファンクションのカスタムボタン登録画面309が表示される。各ファンクションのカスタムボタン登録画面309を押下することで図3(B)にあるような各ファンクションの画面表示に切り替わり、カスタムボタンとして登録する機能を選択する。
また、メインメニューボタン303を押下することで各ファンクションを一覧して表示することが可能である(図3(A))。
特開2014−13572号公報
しかしながら、各ファンクション画面を表示してカスタムボタン登録する機能を選択する際に、カスタムボタンに登録できない機能が表示されたままだとユーザは登録できない機能があることに気付かないためユーザの操作性が低下するという課題がある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、
カスタムボタン登録機能を有する画像処理装置において、
カスタムボタンの表示を行うカスタムメニュー表示手段(S601)と、
カスタムメニュー表示手段で表示されたカスタムメニュー表示部(502)から各ファンクション表示部(503,504)に対してカスタムボタン登録要求を行う表示手段(S602)と、
各ファンクション表示部(503,504)では呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部(502)か否かを判断する手段(S603)と、
呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部(502)でなかった場合は、各ファンクション表示部(503,504)は通常のファンクション画面を表示する手段(S604)と、
呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部(502)であった場合は、各ファンクション表示部(503,504)は通常のファンクション表示部からカスタムメニューボタンとして登録できない機能を選択不可とする手段(S605)と、
を有することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置によれば、カスタムメニュー画面から各ファンクション画面を呼び出してカスタムボタンを登録する際にはカスタムボタンとして登録できない機能についてはユーザが選択できないようにすることが可能となる。これによりユーザはカスタムボタン登録できない機能を誤って選択してカスタムボタンに登録しようとすることはなくなるため操作性が向上する。
本発明の一実施形態としてのコンピュータを含むシステムの構成を説明する図 本発明の一実施形態の画像処理装置のブロック図 従来技術の画面表示例 従来技術の画面表示例 従来技術の画面表示例 従来技術の画面表示例 本発明の画面表示例 本発明の表示制御を行うためのソフトウェアモジュール構成図 本実施例のフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態におけるシステム全体の構成を示したものである。
画像処理装置103及び104はスキャンした紙原稿を電子化してネットワーク106を介してメールサーバ101経由でメール送信したり、コンピュータ102の共有フォルダに送信することが可能である。
また、画像処理装置103には一般公衆回線であるPSTN回線105が接続されており、該PSTN回線105を介して画像処理装置104とFAXの送受信が可能である。
図2は本実施形態における画像処理装置103の構成を示すブロック図である。
CPU201は、ROM209に格納されたプログラムを、RAM208にロードすることによって画像処理装置103全体の動作を制御する。また、CPU201は、バス202を介して画像処理装置103内の各構成と通信を行う。
プリンタ204は、入力された画像データに基づく画像を、記録紙(シート)上に印刷する。
スキャナ205は、ユーザが原稿台にセットした原稿上の画像を読み取り、これによって得た画像データをHDD203、RAM208等に蓄積する。また、スキャナ205は、不図示の原稿給送装置を含み、原稿給送装置にセットされた複数枚の原稿を順次原稿台上に給送後、読み取ることが可能である。
HDD203はハードディスクドライブであり、スキャナ205より入力された画像データや各種ユーザーデータ(アドレス帳等)等を保存可能である。
操作部206は、ユーザが指示を行うための複数のキー、ユーザに通知すべき各種情報を表示する表示部を含む。
ネットワークI/F207は、画像処理装置103をネットワーク106に接続し、スキャナ205でスキャンした画像データをネットワーク上のメールサーバ101やファイル共有サーバ102へのデータの送信を制御する。
FAX210は、PSTN回線105を介してFAXの送受信を行う。
図3は従来技術に関する発明である。
図3(A)はメインメニュー画面を表示した例である。メインメニュー画面には画像処理装置103で使用可能な全てのファンクション301,302が表示エリア300に表示される。
メインメニューボタン303とカスタムメニューボタン304を押下することで図3(A)のメインメニュー画面と図3(C)のカスタムメニュー画面を切り替え可能である。
図3(B)は図3(A)のメインメニュー画面からスキャンして送信ボタン302を押下したときに表示されるファンクション画面である。
306は送信時に必要となる各種設定(解像度、用紙サイズ等)を行うためのボタンである。
305はFAX送信時にオンフック送信するために使うためのボタンである。
図3(C)はカスタムメニューボタン304を押下したときに表示される画面である。
カスタムメニュー画面では登録済みのカスタムボタン307が一覧として表示され、登録ボタン308を押下すると図3(D)の画面が表示され、各ファンクションのカスタムボタン登録を行うことが可能である。
図3(D)では各ファンクションボタン309を選択することで各ファンクションの画面を呼び出しカスタムボタン登録を行うことが可能である。
図4は本発明における画面表示の一例を示したものである。
図4は図3(D)のファンクションボタン309からスキャンして送信を選択した際に表示されるファンクション画面の一例である。
図3(B)のファンクション画面と図4のファンクション画面で異なる点はカスタムボタンとして登録することができないFAX送信で使用するオンフックボタン403が選択できないようになっている点が異なる。
また、図4ではカスタムボタン登録用の表示画面であることを示すために、図3(B)の表示に加えて401で示す領域にメッセージ表示とカスタムメニュー登録ボタン402を表示している。
カスタムメニューとして登録したい各種機能を306やアドレス帳から選択した後に、登録ボタン402を表示することでカスタムボタン登録が可能である。
登録したカスタムボタンは図3(C)のカスタムメニュー画面に表示される。
図5は本発明における画面表示を行うためのソフトウェアモジュール構成図を図示したものである。
まず、操作部206からの表示要求を表示統括制御部500が受け取り、図3(A)のメインメニュー表示及びメインメニューボタン303、カスタムメニューボタン304を表示する。
メインメニュー表示を行う際は、表示統括制御部500からメインメニュー表示制御部501に対して表示要求を行うことで表示する。
カスタムメニューボタン304が押下された場合は、表示統括制御部500からカスタムメニュー表示制御部502に対して表示要求を行うことで図3(C)のカスタムメニュー表示画面を表示する。
図3(A)のメインメニュー画面からコピーボタン301を押下した場合は、メインメニュー表示制御部501からコピーファンクション表示制御部503に対して表示要求を行うことでコピー画面を表示する。
図3(A)のメインメニュー画面からスキャンして送信ボタン302を押下した場合は、メインメニュー表示制御部501からスキャンして送信ファンクション表示制御部503に対して表示要求を行うことで図3(B)のスキャンして送信画面を表示する。
図3(C)のカスタムメニュー表示画面から登録ボタン308を押下すると、カスタムメニュー表示制御部502が図3(D)の画面を表示する。
ファンクションボタン309でコピーボタンを押下するとカスタムボタン登録を行うためのファンクション表示要求をカスタムメニュー表示制御部502からコピーファンクション表示制御部503に対して行いカスタムボタン登録のためのコピー画面を表示する。
ファンクションボタン309でスキャンして送信を押下するとカスタムボタン登録を行うためのファンクション表示要求をカスタムメニュー表示制御部502からスキャンして送信ファンクション表示制御部503に対して行い図4の画面を表示する。
以下、本実施例におけるカスタムボタン登録に関して、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6で示すフローチャートの処理は、ROM209に格納されたプログラムをRAM208にロードした後にCPU201によって実行され、CPU201による実行結果を表示する際は操作部206に表示される。
図3(A)で表示されている画面からカスタムメニューボタン304を押下すると、表示統括制御部500からカスタムメニュー表示制御部502に対して表示要求を行いカスタムメニュー図3(C)を表示する(S601)。
カスタムメニュー登録ボタン308を押下すると、カスタムメニュー表示制御部502は図3(D)の画面を表示する。
ファンクションボタン309でスキャンして送信を押下すると、カスタムメニュー表示制御部502はスキャンして送信ファンクション表示制御部504に対してカスタムボタン登録要求を行う(S602)。
スキャンして送信ファンクション表示制御部504においては、呼出し元の制御部がカスタムメニュー表示制御部502か否かを判断する(S603)。
S603で呼出し元の制御部がカスタムメニュー表示制御部502でないと判断した場合、スキャンして送信ファンクション表示制御部504は通常のファンクション表示画面である図3(B)を表示する。
S603で呼出し元の制御部がカスタムメニュー表示制御部502であると判断した場合、スキャンして送信ファンクション表示制御部504はカスタムボタンとして登録できない機能をユーザが選択不可の状態にしたファンクション表示画面である図4を表示する。
図4では、カスタムボタンとしては登録できないオンフックボタン403をグレーアウト表示して選択不可とする。
オンフックボタン403とはFAX送信時にオンフック送信を行うためのボタンであり、オンフックボタンを押下することで電話の受話器を上げるという動作と同じ状態にするためのものであり、送信時の設定ではないためカスタムボタンとしては登録ができない。
なお、本実施例においてはカスタムボタン登録時にファンクション画面で選択不可とする手段としては、グレーアウト表示するものであったが選択不可とする他の表示手段(例えば機能の非表示等)であっても良い。
以上、本実施例によりカスタムメニュー画面から各ファンクション画面を呼び出してカスタムボタンを登録する際にはカスタムボタンとして登録できない機能についてはユーザが選択できないようにすることが可能となる。
これによりユーザはカスタムボタン登録できない機能を誤って選択してカスタムボタンに登録しようとすることはなくなるため操作性が向上する。
101 メールサーバ、102 コンピュータ、103,104 画像処理装置、
106 ネットワーク

Claims (3)

  1. カスタムボタン登録機能を有する画像処理装置において、
    カスタムボタンの表示を行うカスタムメニュー表示手段(S601)と、
    カスタムメニュー表示手段で表示されたカスタムメニュー表示部(502)から各ファンクション表示部(503,504)に対してカスタムボタン登録要求を行う表示手段(S602)と、
    各ファンクション表示部(503,504)では呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部(502)か否かを判断する手段(S603)と、
    呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部(502)でなかった場合は、各ファンクション表示部(503,504)は通常のファンクション画面を表示する手段(S604)と、
    呼び出し元の表示部がカスタムメニュー表示部(502)であった場合は、各ファンクション表示部(503,504)は通常のファンクション表示部からカスタムメニューボタンとして登録できない機能を選択不可とする手段(S605)と、
    を有することを特徴とする画像処理装置(103)。
  2. 機能を選択不可とする手段(S605)とは機能表示をグレーアウトやマスク表示において表示上選択できない状態であることを示し、選択できない状態にする表示手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置(103)。
  3. 機能を選択不可とする手段(S605)とは機能を非表示にして選択できない状態にする表示手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置(103)。
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