JP2020140446A - 制御装置、移動体、および学習方法 - Google Patents

制御装置、移動体、および学習方法 Download PDF

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Abstract

【課題】取得された画像に基づいて所定の制御を実行する技術において、環境の変化に伴って取得された画像が変化しても、所定の制御を精度よく実行させる。【解決手段】制御装置は、異なる複数の環境で取得された複数の画像における環境に依存する見え方の違いを正規化する画像処理部と、画像処理部により正規化された画像を用いて、正規化された画像と所定の制御との関連付けを学習する制御学習部と、を備え、画像処理部は、所定の制御に関連付けられていない複数の画像を用いて、違いを正規化するための変換関数を学習し、制御学習部は、任意の環境下で所定の制御に関連付けて取得された教示画像と、正規化された画像とを用いて、関連付けを学習する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、移動体、および学習方法に関する。
工場内などを自律走行する移動体が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された移動体は、工場内の照明がオンである状態とオフである状態との異なる光環境条件のもとでそれぞれ教示走行を行ない教示画像群を取得して、移動体の進行方向を制御する。移動体は、自律走行時に、教示走行の際に取得された画像に基づいて、工場内の照明がオンと、オフとの場合を区別して走行することで、走行経路の光環境が変化しても精度よく教示された走行経路を走行できる。また、特許文献2に開示された車両検出方法は、センサにより取得されたRGB画像を、LAB色空間に変換することにより、取得された画像全体の明るさが不十分でも車両を検出する。
特開2010−157201号公報 米国特許出願公開第2018/211121号明細書
しかしながら、特に屋外環境では、撮像された画像における物の見え方は、照明条件や、天候、季節などによって変化する。このため、特許文献1に開示された方法で全ての条件下における教示画像を網羅的に取得するには、莫大なコストと時間が掛かるという課題があった。また、特許文献2に開示された検出方法は、LAB色空間に変換することにより画像全体の明るさに対して対応できるものの、屋外において画像内の一部に発生する遮蔽物の影、および、季節の変化による見え方の違い等については、対応できないという課題があった。そのため、天候、日照条件、および季節などの環境に依存する見え方の違いにかかわらず、精度よく教示された経路を自律走行する車両を、コストを抑制した上で実現したいという課題があった。また、このような課題は、自律走行する車両の分野にかかわらず、環境の変化に伴って取得された画像が変化する画像処理の学習技術全般に共通する課題であった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、取得された画像に基づいて所定の制御を実行する技術において、環境の変化に伴って取得された画像が変化しても、所定の制御を精度よく実行させることを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現できる。
(1)本発明の一形態によれば、制御装置が提供される。この制御装置は、異なる複数の環境で取得された複数の画像における環境に依存する見え方の違いを正規化する画像処理部と、前記画像処理部により正規化された画像を用いて、前記正規化された画像と所定の制御との関連付けを学習する制御学習部と、を備え、前記画像処理部は、前記所定の制御に関連付けられていない前記複数の画像を用いて、前記違いを正規化するための変換関数を学習し、前記制御学習部は、任意の環境下で前記所定の制御に関連付けて取得された教示画像と、前記正規化された画像とを用いて、前記関連付けを学習する。
この構成によれば、所定の制御を実行するための入力である複数の画像を処理する画像処理部と、入力としての教示画像と所定の制御との関連付けを学習する制御学習部と、が分けられている。画像処理部は、所定の制御(例えば、交差点における左折指令)に関連付けられていない複数の画像を、環境(例えば、天候の違い)に依存しない画像に正規化する。さらに、画像処理部は、複数の画像を正規化すると共に、正規化のための変換関数を学習する。制御学習部は、画像処理部によって見え方の違いが取り除かれている正規化された画像と、取得された教示画像ごとに関連付けられた所定の制御との関連付けを学習する。すなわち、制御部学習は、環境の変化によって異なる複数の画像ではなく、正規化された画像と所定の制御との関連付けを行えばよい。そのため、制御学習部は、見え方の違いに影響を受けずに同じ所定の制御を出力するため、精度の高い所定の制御を実行できる。また、異なる環境に応じた複数の画像ではなく、正規化された画像に所定の制御が関連付けられるため、画像に対するラベル付けの手間が軽減され、開発コストを抑制できる。
(2)上記態様の制御装置において、前記画像処理部は、前記複数の画像に対して畳み込みを行った特徴マップを出力し、前記制御学習部は、前記正規化された画像に代えて前記特徴マップと、前記所定の制御との関連付けを学習してもよい。
この構成によれば、画像処理部は、場所や所定の条件ごとに正規化した画像を出力せずに、複数の入力画像を畳み込んだ特徴マップを出力する。制御学習部は、特徴マップと、任意の環境で取得された所定の制御とを関連付ける。特徴マップFMは、逆畳み込みによって正規化された画像を取得するために必要な情報を含んでいる。これにより、画像処理部は、特徴マップに逆畳み込みを行う処理を省略した上で、実質的に、正規化された画像と所定の制御とを関連付けられる。そのため、複数の画像の取得から関連付けの学習までの処理を高速化できる。
(3)上記態様の制御装置において、前記所定の制御は、自律走行車両の制御であってもよい。
本態様の制御装置は、自律走行車両の制御に用いられる。車両が走行する環境は、天候、日照条件、および季節の変化などによって、同じ撮影範囲であっても見え方が異なる。この構成によれば、制御学習部から出力された所定の制御に基づいて、自律走行車両を制御する。これにより、制御装置は、環境の変化に影響されずに、同じ場所で、同じ制御を出力できる。
(4)上記態様の制御装置において、前記制御学習部は、前記複数の画像を取得する画像取得部の位置情報を用いて、前記正規化された画像と、前記自律走行車両の経路情報を用いた前記所定の制御との関連付けを学習してもよい。
異なる複数の環境で取得される画像は、車両において画像を取得する画像取得部の位置によって変化する。また、例えば、操舵角に基づく所定の制御は、車両が進行する経路情報によって変化する。この構成によれば、画像取得部により取得される画像の範囲が特定され、車両の経路情報を用いた所定の制御が学習されるため、制御学習部は、車両に対してより適した自律走行支援を行う所定の制御を出力できる。
(5)上記態様の制御装置において、さらに、画像を表示する表示部を備え、前記制御学習部は、前記正規化された画像と、前記所定の制御との関連付けの出力結果を前記表示部に表示させてもよい。
この構成によれば、表示部に表示された出力結果を確認することにより、画像の正規化および所定の制御の出力が、適切に行われているかを確認できる。
(6)上記態様の制御装置において、前記異なる複数の環境は、天候と、日照条件と、季節との内の少なくとも1つが異なる環境であってもよい。
この構成によれば、画像処理部は、天候と、日照条件と、季節との内の少なくとも1つについて、画像における見え方の違いを正規化する。これにより、環境の違いによって生じる制御の相違を抑制できる。
(7)上記態様の制御装置において、前記画像処理部は、前記正規化された画像として、天候が曇りの環境で取得された画像を用いてもよい。
この構成によれば、雨が降っていて画像が不明確な場合や、晴天時の影の有無により明確な画像を取得できない場合と比較して、画像全体の明るさが均一の画像を得ることができる。これにより、制御学習部は、異なる複数の環境で取得された画像を、正規化された明確な画像に変換できる。
(8)本発明の他の一態様によれば、移動体が提供される。この移動体は、上記記載の制御装置と、前記移動体の前方画像を少なくとも取得する画像取得部と、前記制御装置を用いて、前記移動体の走行を制御するための制御指令を出力する制御指令部と、を備え、前記制御指令部は、前記画像取得部により取得された前記前方画像を、前記制御装置の前記画像処理部によって正規化し、前記正規化された画像と、前記制御装置の前記制御学習部とを用いて、前記正規化された画像に対応する前記制御指令を求める。
この構成によれば、画像取得部により取得された移動体の前方画像を、制御装置の入力画像とすることにより、制御指令部は、制御学習部を用いて、前方画像が正規化された画像に対応する制御指令を求めることができる。これにより、異なる環境において見え方の違いを排除した精度の高い移動体の制御を実行できる。
(9)本発明の他の一態様によれば、学習方法が提供される。この学習方法は、異なる複数の環境で取得された複数の画像における環境に依存する見え方の違いを正規化し、かつ、正規化された複数の画像を用いて、前記違いを正規化するための変換関数を学習する画像処理工程と、任意の環境で取得された教示画像に関連付けられた前記所定の制御と、前記教示画像が正規化された画像と、を用いて、正規化された画像と前記所定の制御との関連付けを学習する制御学習工程と、を備える。
この構成によれば、画像処理工程では、複数の画像における見え方の違いが正規化され、かつ、正規化された複数の画像から正規化のための変換関数が学習される。制御学習工程では、環境の変化によって異なる複数の画像ではなく、正規化された画像と、教示画像に関連付けられた所定の制御との関連付けが行われる。環境の違いによる見え方が取り除かれた状態で、同じ所定の制御が正規化された画像に関連付けられるため、見え方の違いを原因とする誤った制御が出力されずに済む。また、異なる環境に応じた複数の画像ではなく、正規化された画像に所定の制御が関連付けられるため、画像に対するラベル付けの手間が軽減され、開発コストを抑制できる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、制御装置、画像処理装置、およびこれらの装置を備える車両および各種装置、および装置の学習方法、これら装置や方法を実行するためのコンピュータプログラム、このコンピュータプログラムを配布するためのサーバ装置、コンピュータプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての制御装置を備える車両の概略図である。 第1実施形態の制御学習部が実行する学習の説明図である。 第1実施形態における学習方法のフローチャートである。 第1実施形態の制御装置による処理の効果を示す図である。 比較例の制御装置による処理の効果を示す図である。 第2実施形態における制御装置を備える車両の概略図である。 特徴マップの作成についての説明図である。 第2実施形態の制御学習部が実行する学習の説明図である。 特徴マップについての畳み込み及び逆畳み込みの説明図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の一実施形態としての制御装置100を備える車両1の概略図である。車両(移動体)1は、運転手による手動運転と、車両1に搭載されたコンピュータによる自動運転と、を実行できる自動車である。図1に示されるように、車両1は、車両1の前方の画像を取得する2つのカメラ(画像取得部)2,3と、各種画像を表示するモニタ5(表示部)と、運転手などからの入力を受け付ける操作部4と、カメラ2,3により取得された取得画像および操作部4が受け付けた入力によって各種制御を実行する制御装置100と、を備えている。
カメラ2は、ルームミラーにおいて車両1の前方側を向くように設置されている。カメラ3は、サイドミラーにおいて車両1の前方側を向くように設置されている。カメラ2,3の位置情報は、制御装置100に取得される。モニタ5は、ダッシュボードに配置されている。モニタ5は、各種制御内容および経路情報などを表示する。操作部4は、モニタ5に表示されるタッチパネル式の操作パネル41と、モニタ5の下方に取り付けられ、音声を取得するマイク42と、を備えている。運転手は、操作パネル41の操作、および、マイク42による音声入力によって、車両1の運転や空調制御を実行できる。
制御装置100は、図1に示されるように、CPU(Central Proccesing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)20と、RAM(Random Access Memory)30と、記憶部50とを備えている。記憶部50は、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などで構成されている。記憶部50は、地図情報を記憶している地図データベース(地図DB)51と、カメラ2,3により取得された取得画像を記憶する画像データベース(画像DB)52と、を備えている。カメラ2,3の取得画像は、手動運転時に取得されると、取得時の運転制御を関連付けた教示画像として画像DB52に記憶される。一方、カメラ2,3により自動運転時に取得された取得画像は、手動運転時に取得されていないため、運転制御に関連付けられていない。以降では、運転制御が関連付けられた教示画像を「ラベル付き画像」とも呼び、運転制御が関連付けられていない取得画像を「ラベルなし画像」とも呼ぶ。なお、本実施形態における運転制御とは、車両1の自律走行に影響する所定の制御である。運転制御として、例えば、他の車両との所定の車間距離の場合に1.0m/s2の減速制御、特定の場所で操舵角を5度傾ける制御などが挙げられる。
CPU10は、ROM20に記憶された各種プログラムを、RAM30に展開することにより実行する。CPU10は、他の装置などと情報を無線通信する通信部11と、車両1の位置を特定する位置特定部12と、車両1の運転を制御する運転制御部13と、カメラ2,3の取得画像を用いて正規化された画像を作成する画像処理部14と、自動運転時における運転制御を学習する制御学習部15と、を備えている。
通信部11は、GPS(Grobal Positioning System)を用いて車両1の位置を特定するために、衛星の位置情報を受信している。位置特定部12は、地図DB51に記憶された地図情報と、通信部11により取得された車両1の位置情報とを用いて、車両1の地図中の位置を特定する。運転制御部13は、車両1のハンドル、アクセル、およびブレーキが受け付けた入力に基づき、車両1の運転を制御する。また、運転制御部13は、自律走行時には、制御学習部15により生成された運転制御の出力に基づいて、車両1を自律走行させる。換言すると、運転制御部13は、車両1の走行を制御するための制御指令を出力しており、制御指令部として機能している。
画像処理部14は、異なる環境でカメラ2,3により取得された複数の取得画像に対して、環境の変化(例えば、日照条件、天候、および季節など)に依存する見え方の違いを正規化する。換言すると、画像処理部14は、複数の取得画像を用いて、見え方の違いを正規化するための変換関数を学習する。画像処理部14は、正規化された画像として、季節が春、日照条件が正午、天候が曇りである画像を出力している。画像処理部14は、取得された複数の教示画像を基とするラベルなし画像を用いて、正規化された画像変換精度を向上させるように学習する。なお、画像処理部14に入力される教示画像は、車両1の手動運転時における取得画像である必要はなく、例えば、車両1の出荷前にメーカーから事前に記憶された画像であってもよい。
図2は、第1実施形態の制御学習部15が実行する学習の説明図である。制御学習部15は、正規化された画像IM3と、手動運転時の教示画像(ラベル付き画像)IM1と、教示画像を取得したカメラ2,3の位置情報と、車両1の経路情報とを用いて、正規化された画像と運転制御との関連付けを学習する。図2に示されるように、カメラ2,3が教示画像IM1を取得すると、画像処理部14には、教示画像IM1から運転制御DC1が取り除かれたラベルなし画像IM2が入力する。画像処理部14は、ラベルなし画像IM2を正規化して、正規化された画像IM3を出力する。制御学習部15は、正規化された画像IM3と、カメラ2,3の位置情報とを用いて、正規化された画像IM3が車両1におけるどの視点からの画像であるかを特定する。制御学習部15は、正規化された画像IM3と、車両1の経路情報とを用いて、過去の教示画像から学習していた内容を基に、正規化された画像IM3に関連付ける運転制御DC2を生成する。なお、本実施形態における車両1の経路情報は、車両1に予め設定された運転開始地点から目標地点までの経路を含んでいる。制御学習部15は、他の実施形態において、設定された経路情報がない場合には、経路情報を用いないで運転制御DC2を生成してもよい。
制御学習部15は、生成した運転制御DC2と、教示画像IM1に関連付けられた運転制御DC1とに対して、誤差逆伝播法を用いる。これにより、制御学習部15は、生成した運転制御DC2と、手動運転時の運転制御DC1とが同じになるように学習していく。誤差逆伝播法を用いた学習結果は、運転制御DC2を生成する際の変換関数にフィードバックされる。車両1の自動走行時には、運転制御部13が、カメラ2,3の取得画像(ラベルなし画像)を入力として制御学習部15が出力した運転制御DC2に基づいて、車両1の運転を制御する。
図3は、第1実施形態における学習方法のフローチャートである。図3に示されるように、学習方法では、初めに、画像処理部14が、異なる複数の環境で取得された複数のラベルなし画像を用いて、画像取得時の環境に依存する見え方の違いを正規化し、かつ、正規化された複数の画像を用いて、正規化のための変換関数を学習する画像処理工程を行う(ステップS1)。
画像処理工程が終了すると、制御学習部15は、教示画像に関連付けられた運転制御と、画像処理部14により教示画像が正規化された画像とを関連付ける制御学習工程を行う(ステップS2)。制御学習部15は、図2を用いて説明したように、正規化された画像IM3に基づく運転制御DC2と、教示画像IM1に関連付けられた運転制御DC1とを近づけるように学習する。
図4は、第1実施形態の制御装置100による処理の効果を示す図である。図5は、比較例の制御装置による処理の効果を示す図である。操作部4が所定の操作を受け付けると、モニタ5は、制御学習部15による運転制御の出力結果を表示する。図4,5において、破線は、夕方に所定の経路を手動運転で走行した場合における操舵角(deg)の変化を示し、実線は、夕方に、同じ経路を自動運転で走行した場合における操舵角の変化を示している。図4,5における破線は、同じ操舵角の変化である。そのため、実線が破線に近いほど、自動運転時の制御が優れていることを意味する。比較例の制御装置は、本実施形態におけるラベルなし画像を正規化する画像処理部14を備えていない。図5に実線で示される操舵角は、比較例の制御装置が昼の手動運転時に取得されたラベル付き画像を用いて学習し、夕方の取得画像を入力として出力された運転制御である。
図4,5における横軸は、カメラ2,3の取得画像のフレーム番号である。フレーム番号は、時系列ごとに順番に付けられているため、横軸は、車両走行時の時間経過を表している。図4,5における縦軸は、操舵角である。図4の実線と、図5の実線と比べると、明らかに図4の実線の方が、破線に近い。そのため、本実施形態の制御学習部15により出力された運転制御の精度は、比較例によって出力された運転制御よりも良いことがわかる。
以上説明したように、本実施形態の制御装置100では、ラベルなし画像を正規化する画像処理部14と、正規化された画像と運転制御とを関連付ける制御学習部15とが別々に構成されている。画像処理部14は、ラベルなし画像を用いて、ラベルなし画像が取得された環境に依存する見え方を正規化するための変換関数を学習する。制御学習部15は、画像処理部14により正規化された画像と、ラベル付き画像である教示画像に関連付けられた運転制御との関連付けを学習する。制御学習部15は、環境の変化によって異なる複数の画像の代わりに正規化された画像と、運転制御とを関連付ける。これにより、制御学習部15は、見え方の違いに影響を受けずに同じ運転制御を出力するため、精度の高い運転制御を出力できる。また、本実施形態では、異なる環境に応じた画像ではなく、正規化された画像に運転制御が関連付けられるため、画像に対するラベル付けの手間が軽減され、開発コストを抑制できる。
また、本実施形態の制御装置100の制御学習部15は、車両1の自動運転のための運転制御の指令を出力している。車両1が走行する屋外の環境は、天候、日照条件、および季節の変化などによって、同じ環境(例えば、撮影範囲)であっても見え方が異なる。制御学習部15の運転制御が車両1の自律走行制御に用いられることにより、制御学習部15は、見え方の異なる同じ環境でも、同じ運転制御を出力できる。
また、本実施形態の制御装置100の制御学習部15は、カメラ2,3の位置情報を用いて、正規化された画像と、車両1の経路情報を用いた運転制御との関連付けを学習する。正規化された画像は、車両1におけるカメラ2,3の位置および向きに応じて変化する。また、運転制御の一例である操舵角の制御は、車両1が進行する経路によって変化する。そのため、制御学習部15は、カメラ2,3の位置情報および車両1の経路情報を用いることにより、車両1に対してより精度の高い運転制御を出力できる。
また、本実施形態の制御装置100のモニタ5は、図4に示されるような制御学習部15の出力結果を表示する。これにより、車両1の運転手は、実際の自動運転を行わなくても、事前に制御学習部15の運転制御の精度を確認できる。
また、本実施形態の制御装置100では、異なる環境における見え方の違いとして、天候、日照条件、および季節における変化である。それらの変化の中で、画像処理部14は、正規化された画像として、曇りの環境で取得された画像を用いる。これにより、天候が雨や晴天の場合と比較して、画像全体の明るさが均一である正規化された画像が出力される。すなわち、制御学習部15は、異なる環境下での取得画像を、明確な正規化された画像に変換できる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態における制御装置100aを備える車両1aの概略図である。図6に示されるように、第2実施形態の記憶部50aは、画像処理部14aにより作成される特徴マップFMを記憶する変換記憶部53を備えている。第2実施形態では、第1実施形態と異なり、画像処理部14aは、複数の画像に対して畳み込み(Convolution)を行った特徴マップFM(Feature Map)を作成する。また、制御学習部15aは、特徴マップFMと、運転制御との関連付けを学習する。第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成および制御について説明し、第1実施形態と同じ構成および制御についての説明を省略する。
図7は、特徴マップFMの作成についての説明図である。特徴マップFMは、異なる環境でカメラ2,3により取得された複数の取得画像から、環境の変化(例えば、日照条件、天候、および季節など)に依存する見え方の違いを正規化するまでの途中で得られるN次元の行列やベクトルである。図7に示されるように、特徴マップFMは、入力画像を畳み込むことによって得られ、特徴マップFMに逆畳み込み(Deconvolution)を行うことによって正規化された画像が得られる。ラベルあり画像の教示画像に関連付けられた運転制御を取り除いたラベルなし画像を入力として受け付ける。画像処理部14aは、入力画像としてのラベルなし画像に畳み込みを行って、特徴マップFMを作成する。第2実施形態では、制御学習部15aが、特徴マップFMと運転制御との関連付け、および、関連付けの学習を行う。すなわち、第2実施形態の制御学習部15aは、正規化された画像に代えて特徴マップFMと、運転制御との関連付けを学習する。
図8は、第2実施形態の制御学習部15が実行する学習の説明図である。図8に示されるように、第2実施形態では、画像処理部14aにラベルなし画像IM2が入力されると、画像処理部14は、ラベルなし画像IM2に畳み込みを行って、特徴マップFMを出力する。制御学習部15aは、特徴マップFMと、カメラ2,3の位置情報と、車両1の経路情報とを用いて、特徴マップFMに関連付ける運転制御DC2aを生成する。制御学習部15aは、運転制御DC2aと、運転制御DC1とに対して、誤差逆伝播法を用いて、生成した運転制御DC2aと、手動運転時の運転制御DC1とが同じになるように学習していく。
図9は、特徴マップFMについての畳み込み及び逆畳み込みの説明図である。図9には、一例として、昼の画像群X1と、夕方の画像群X2と、道路構造を表現する潜在共有空間Zとが示されている。ネットワークE1,E2のそれぞれは、画像群X1,X2に含まれる画像x1,x2から潜在共有空間Zに投影するネットワークである。潜在共有空間Zは、特徴マップFMとしての複数の特徴マップzの集合である。そのため、ネットワークE1,E2は、入力画像を特徴マップFMへと畳み込むための変換関数である。ネットワークG1,G2のそれぞれは、潜在共有空間Zから画像x1,x2を復元するネットワークである。すなわち、ネットワークG1,G2は、特徴マップFMから逆畳み込みを行って正規化された画像を出力するための変換関数である。
図9に示す例において、画像処理部14aは、夕方の画像x2から、昼の画像x1を得るために、式(1)の計算を行う。
1=G1(E2(x2))・・・(1)
画像処理部14aは、複数の画像を用いて、ネットワークE1,E2,G1,G2の学習と、復元により得られた画像か取得画像かを判別する識別器D1,D2の学習と、を敵対的に行う。これにより、画像処理部14aは、ラベルなし画像IM2が入力される度に、特徴マップFMを作成し、ネットワークE1,E2,G1,G2および識別器D1,D2を更新する。
以上説明したように、第2実施形態の制御装置100aの画像処理部14aが、ラベルなし画像を畳み込んだ特徴マップFMを出力する。制御学習部15aは、特徴マップFMと、教示画像に関連付けられた運転制御との関連付けを学習する。そのため、画像処理部14aは、正規化された画像IM3を取得するために、特徴マップFMに逆畳み込みを行う処理を省略できる。これにより、教示画像の取得から、特徴マップFMと運転制御との関連付けまでの処理を高速化できる。
<本実施形態の変形例>
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
[変形例1]
上記第1実施形態の制御装置100および第2実施形態の制御装置100aは、画像処理部14,14aおよび制御学習部15,15aの構成に加えて、運転制御部13や記憶部50,50aを備えていたが、制御装置100,100aの構成については、種々変形可能である。例えば、変形例の制御装置は、画像処理部14および制御学習部15を備えていれば、運転制御部13および記憶部50を備えていなくてもよい。画像処理部14は、ラベルなし画像に対して、環境に依存する見え方の違いを正規化するための変換関数を学習すればよい。制御学習部15は、画像処理部14により正規化された画像と、教示画像に関連付けられた運転制御との関連付けを学習すればよく、カメラ2,3の位置情報や車両1の経路情報を用いなくてもよい。
画像処理部14の正規化によって出力される態様は、例えば、画像処理部14は、同じ場所や同じ走行状況ごとに、正規化された画像であり、これらの画像が画像DB52に記憶されてもよい。上記第1実施形態では、正規化された画像として、季節が春、日照条件が正午、天候が曇りである画像を採用したが、正規化される画像が取得される各種条件は、種々変形可能である。また、画像処理部14,14aは、季節、日照条件、および天候以外で、見え方の違いに影響する環境の変化を考慮した変換関数を学習してもよい。
上記第1実施形態および第2実施形態では、制御装置100,100aを備えるシステムとして、自律走行可能な車両1,1aを例に挙げたが、制御装置100,100aを備えるシステムについては、種々変形可能である。例えば、変形例の制御装置は、必ずしも車両1に搭載されていなくてもよく、制御装置単体として流通し、いかなるシステムなどに組み込まれてもよい。制御装置100,100aは、車両1,1aの自動運転以外に用いられてもよく、他の移動体の制御、取得した画像から各種学習を行う装置全般に用いられてもよい。また、上記第1実施形態および第2実施形態における車両1,1aが備える制御装置100,100a以外の構成についても、種々変形可能である。画像取得部としてのカメラ2,3は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。カメラ2,3は、必ずしも車両1,1aの前方の画像を取得するのではなく、側方、上方、後方の画像を取得してもよい。車両1,1aは、モニタ5および操作部4を備えていなくてもよい。操作部4の操作パネル41は、タッチパネル式ではなく、プッシュボタン式であってもよい。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1,1a…車両(移動体)
2,3…カメラ(画像取得部)
4…操作部
5…モニタ(表示部)
10,10a…CPU
11…通信部
12…位置特定部
13…運転制御部(制御指令部)
14,14a…画像処理部
15,15a…制御学習部
20…ROM
30…RAM
41…操作パネル
42…マイク
50,50a…記憶部
51…地図データベース
52…画像データベース
53…変換記憶部
100,100a…制御装置
FM,z…特徴マップ
1,D2…識別器
1,E2,G1,G2…ネットワーク(変換関数)
DC1,DC2,DC2a…運転制御
IM1…教示画像
IM2…ラベル付き画像
IM3…正規化された画像
1,X2…画像群
1,x2…画像
Z…潜在共有空間

Claims (9)

  1. 制御装置であって、
    異なる複数の環境で取得された複数の画像における環境に依存する見え方の違いを正規化する画像処理部と、
    前記画像処理部により正規化された画像を用いて、前記正規化された画像と所定の制御との関連付けを学習する制御学習部と、を備え、
    前記画像処理部は、前記所定の制御に関連付けられていない前記複数の画像を用いて、前記違いを正規化するための変換関数を学習し、
    前記制御学習部は、任意の環境下で前記所定の制御に関連付けて取得された教示画像と、前記正規化された画像とを用いて、前記関連付けを学習する、制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記画像処理部は、前記複数の画像に対して畳み込みを行った特徴マップを出力し、
    前記制御学習部は、前記正規化された画像に代えて前記特徴マップと、前記所定の制御との関連付けを学習する、制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の制御装置であって、
    前記所定の制御は、自律走行車両の制御である、制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置であって、
    前記制御学習部は、前記複数の画像を取得する画像取得部の位置情報を用いて、前記正規化された画像と、前記自律走行車両の経路情報を用いた前記所定の制御との関連付けを学習する、制御装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の制御装置であって、さらに、
    画像を表示する表示部を備え、
    前記制御学習部は、前記正規化された画像と、前記所定の制御との関連付けの出力結果を前記表示部に表示させる、制御装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記異なる複数の環境は、天候と、日照条件と、季節との内の少なくとも1つが異なる環境である、制御装置。
  7. 請求項6に記載の制御装置であって、
    前記画像処理部は、前記正規化された画像として、天候が曇りの環境で取得された画像を用いる、制御装置。
  8. 移動体であって、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の制御装置と、
    前記移動体の前方画像を少なくとも取得する画像取得部と、
    前記制御装置を用いて、前記移動体の走行を制御するための制御指令を出力する制御指令部と、を備え、
    前記制御指令部は、
    前記画像取得部により取得された前記前方画像を、前記制御装置の前記画像処理部によって正規化し、
    前記正規化された画像と、前記制御装置の前記制御学習部とを用いて、前記正規化された画像に対応する前記制御指令を求める、移動体。
  9. 学習方法であって、
    異なる複数の環境で取得された複数の画像における環境に依存する見え方の違いを正規化し、かつ、正規化された複数の画像を用いて、前記違いを正規化するための変換関数を学習する画像処理工程と、
    任意の環境で取得された教示画像に関連付けられた前記所定の制御と、前記教示画像が正規化された画像と、を用いて、正規化された画像と前記所定の制御との関連付けを学習する制御学習工程と、を備える、学習方法。
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