JP2020139732A - refrigerator - Google Patents
refrigerator Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020139732A JP2020139732A JP2020101608A JP2020101608A JP2020139732A JP 2020139732 A JP2020139732 A JP 2020139732A JP 2020101608 A JP2020101608 A JP 2020101608A JP 2020101608 A JP2020101608 A JP 2020101608A JP 2020139732 A JP2020139732 A JP 2020139732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- box
- wall portion
- refrigerator
- components
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
Description
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。 Embodiments of the present invention relate to refrigerators.
冷蔵庫は、例えばコンデンサパイプとエバポレータ(冷却器)との間を接続するキャピラリチューブやエバポレータとコンプレッサとの間を接続するサクションパイプなどのように、冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を複数備えている。しかしながら、このような部材の収納空間内への収容方法について改善の余地があった。 Refrigerators are equipped with a plurality of members that connect the components of the refrigerator, such as a capillary tube that connects a condenser pipe and an evaporator (cooler) and a suction pipe that connects an evaporator and a compressor. There is. However, there is room for improvement in the method of accommodating such a member in the storage space.
そこで、冷蔵庫の構成要素間を接続する部材の収容構成を改善した冷蔵庫を提供する。 Therefore, a refrigerator having an improved accommodation structure for members connecting the components of the refrigerator is provided.
本実施形態の冷蔵庫は、外箱と内箱との間に断熱パネルを設けて構成された断熱箱体と、前記断熱パネルから離間した状態でかつ周囲を断熱された状態で前記断熱箱体の角部に設けられ、冷蔵庫の構成要素間を接続する部材と、前記断熱箱体の角部に設けられ前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を覆う部材と、前記断熱パネルと前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を覆う部材との間に設けられ前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を覆う部材とは異なる断熱性を有する材料で構成された断熱材と、を備えている。 The refrigerator of the present embodiment has a heat insulating box body configured by providing a heat insulating panel between an outer box and an inner box, and the heat insulating box body in a state of being separated from the heat insulating panel and in a state of being insulated from the surroundings. A member provided at a corner and connecting between the components of the refrigerator, a member provided at the corner of the heat insulating box and covering the member connecting the components of the refrigerator, and a configuration of the heat insulating panel and the refrigerator. It includes a heat insulating material provided between the member covering the member connecting the elements and having a heat insulating property different from the member covering the member connecting the components of the refrigerator.
複数の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、冷蔵庫の前後左右は、冷蔵庫の扉側を「前側」とし、扉に相対して冷蔵庫を見た場合の右側を「右側」として説明する。 A plurality of embodiments will be described with reference to the drawings. The front, back, left, and right of the refrigerator will be described with the door side of the refrigerator as the "front side" and the right side when the refrigerator is viewed with respect to the door as the "right side".
(第1の実施形態)
図1〜図6により第1の実施形態を説明する。図3および図4は冷蔵庫本体を構成する断熱箱体1を示している。断熱箱体1は、外箱2と内箱3との間に断熱パネルとして後述する真空断熱パネル4を設けて構成され、全体としては前面が開口された直方体の縦長箱状をなし、内部空間を収納空間5としている。
(First Embodiment)
The first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 6. 3 and 4 show a
本実施形態にあっては、断熱箱体1は、図5に示すように、周壁、即ち、天井壁部1a、底壁部1b、左側壁部1c、右側壁部1dおよび奥壁部1eを別々に製作し、これら複数(本実施形態では5個)の壁部(断熱壁部)1a〜1eを組み合わせることにより構成されている。この場合、天井壁部1aを除く底壁部1b、左側壁部1c、右側壁部1dおよび奥壁部1eは、矩形の平板状で、天井壁部1aだけは後部が一段低くされた段付き形状になっている。この天井壁部1aの段付き形状により、断熱箱体1として組み合わせた時、当該断熱箱体1の上後部に冷凍サイクルのコンプレッサなどを配設する機械室6が形成されるようになっている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 5, the
ここで上記各壁部1a〜1eの構成について述べる。まず、各壁部1a〜1eの断熱機能は真空断熱パネル4によって得るようにしている。この真空断熱パネル4は、図6(a)に示すように、例えば細いガラス繊維の綿状物であるグラスウールをマット状にしてコア材7とし、このコア材7をアルミニウム箔と合成樹脂とのラミネートフィルムで製袋したガスバリア容器8に入れ、内部を真空排気して開口を閉塞することでガスバリア容器8の内部を真空減圧状態に保持したものである。
Here, the configuration of each of the wall portions 1a to 1e will be described. First, the heat insulating function of each wall portion 1a to 1e is obtained by the vacuum heat insulating panel 4. As shown in FIG. 6A, in the vacuum heat insulating panel 4, for example, glass wool, which is a cotton-like material of fine glass fibers, is formed into a mat shape to form a core material 7, and the core material 7 is made of an aluminum foil and a synthetic resin. The inside of the
各壁部1a〜1eは、図6(a),(b)に示すように、例えば鋼板などの金属製の外殻9と例えばプラスチック製の内殻10との間に、真空断熱パネル4を充たした構成のもので、外殻9と真空断熱パネル4、真空断熱パネル4と内殻10とは、互いに接着などによって固着一体化されている。なお、図6では平板状の壁部として示したが、天井壁部1aは段付き形状にされることは勿論である。
As shown in FIGS. 6A and 6B, each of the wall portions 1a to 1e has a vacuum heat insulating panel 4 between a metal
各壁部1a〜1eにおいて、内殻10は縦横寸法が外殻9よりも小さく、更に、真空断熱パネル4は縦横寸法が内殻10よりも小さく形成されている。従って、真空断熱パネル4の縦方向両端および横方向両端は外殻9の縦方向両端および横方向両端にまで至らず、外殻9の縦方向両端および横方向両端よりも内側に奥まって位置されている。また、各壁部1a〜1eのうち所要の壁部の外殻9の所定の端部には連結片11が直角に折り曲げ形成されている。この連結片11は、互いに隣接する壁部の外殻9どうしをねじなどによって連結するためのものである。
In each of the wall portions 1a to 1e, the
そして、各壁部1a〜1eを組み合わせることにより、各壁部1a〜1eの外殻9によって前記外箱2が構成され、且つ、内殻10によって前記内箱3が構成されると共に、これら外箱2と内箱3との間に発泡ウレタンに比べて断熱性能が高い(熱伝導率が低い)断熱パネルである真空断熱パネル4を設けてなる断熱箱体1が構成される。
Then, by combining the wall portions 1a to 1e, the
図1は断熱箱体1の右側後部の稜角部分の横断面図で、右側壁部1dと奥壁部1eとの連結部分が示されている。なお、真空断熱パネル4、外殻9、内殻10について、奥壁部1eのものと、右側壁部1dのものとを区別するために、奥壁部1eのものには「e」の添え字を付し、右側壁部1dのものには「d」の添え字を付して示す。
FIG. 1 is a cross-sectional view of a ridge angle portion at the rear right side of the
図1に示されているように、右側壁部1dの後端には連結片11が設けられているが、奥壁部1eの外殻9eの右端には連結片が設けられておらず、右側壁部1dの連結片11が奥壁部1eの外殻9eの右端部に内面側から当てられている。また、奥壁部1eの内殻10eの右端は右側壁部1dの内殻10dの後端部表面に突き当てられている。そして、右側壁部1cの連結片11と、奥壁部1eの外殻9eの右端部とは、図示しないねじにより締結されている。また、奥壁部1eの内殻10eの右側端と、右側壁部1dの内殻10dとは、シール剤や断面三角形のコーナー部材によってシールされ且つ連結される。
As shown in FIG. 1, the connecting
図3に示すように、断熱箱体1の前面には、当該前面を上下方向に仕切る3個の横枠12〜14が取り付けられていると共に、中段の横枠13と下段の横枠14との間には、縦枠15が取り付けられている。そして、図示はしないが、横枠12〜14の後側および縦枠15の後側には、断熱壁または仕切板が設けられ、これら断熱壁と仕切板とによって、収納空間5が上から順に冷蔵室5a、野菜室5b、横方向に並ぶ製氷室5cおよび仕様切替室5d、冷凍室5eに仕切られるようになっている。
As shown in FIG. 3, three
本実施形態における冷蔵庫は、冷蔵用と冷凍用の2個のエバポレータ(冷却器)を備え、冷蔵用のエバポレータは冷蔵室5aの奥部に形成される冷却室に配置され、冷凍用のエバポレータは冷凍室5eの奥部に形成される冷却室に配置される。そして、冷蔵室5a、野菜室5b、横方向に並ぶ製氷室5cおよび仕様切替室5d、冷凍室5eには、2個のエバポレータで冷却された冷気がファンによって送風され、冷蔵温度、或いは冷凍温度に冷却されるように構成される。
The refrigerator in the present embodiment is provided with two evaporators (coolers) for refrigeration and freezing, the evaporator for refrigeration is arranged in a cooling chamber formed in the inner part of the refrigerating
コンプレッサで圧縮された冷媒を液化するコンデンサパイプ16は、断熱箱体1の各壁部1a〜1eのうち全部或いは一部の壁部の外殻9の内面(真空断熱パネル4側の面)に取り付けられ、外殻9を放熱板として凝縮熱を放出するようになっている。また、コンデンサパイプ16の一部は防露パイプ16aとして断熱箱体1の前面開口部周縁、横枠12〜14および縦枠15の裏側に配設され、それら断熱箱体1の前面開口部周縁、横枠12〜14および縦枠15を温めて露が付くことを防止するようにしている。
The
コンデンサパイプ16で凝縮された冷媒は図1に示す冷蔵用、冷凍用の2本のキャピラリチューブ17を介して冷蔵用と冷凍用の各エバポレータに供給され、各エバポレータで蒸発した冷媒は同じく図1に示すサクションパイプ18,19を介してコンプレッサに吸引される。これらキャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19は断熱箱体1に収納空間5の外、本実施形態では、断熱箱体1の壁部1a〜1eの内部、例えば右側壁部1dと奥壁部1eとの連結部分である断熱箱体1の右横後側の稜角部分内部(右側壁部1dと奥壁部1eの端部どうしが交わる断熱箱体1の稜角部分内部)に位置して設けられている。
The refrigerant condensed by the
このキャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19の配設位置を真空断熱パネル4d,4eとの関係でいえば、キャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19は、右側壁部1dの真空断熱パネル4dの後端(配管配置側の端)の延長上(外側)で、外箱2の端(右側壁部1dの外殻9d)よりも内側にあり、且つ、奥壁部1eの真空断熱パネル4eの右端(配管配置側の端)の延長上(外側)で、外箱2の端(右側壁部1dの連結片11)よりも内側に配置されている。
Speaking of the arrangement position of the
これら右側壁部1dの真空断熱パネル4dの後端および奥壁部1eの真空断熱パネル4eの右端は、それぞれ右側壁部1dの端(外殻9dの後端である連結片11)および奥壁部1eの端(外殻9eの右端)にまで至らずそれよりも内側にあることから、両真空断熱パネル4d,4e間には空間が存在することとなり、その空間にキャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19を配置できるのである。
The rear end of the
この場合、断熱箱体1の右横後側の稜角部分内部には、剛性を有した例えば発泡性プラスチック製の角形の棒状断熱部材20が収納されており、2本のサクションパイプ18,19はキャピラリチューブ17と共に棒状断熱部材20に形成された溝20a内に挿入された状態になっている。また、棒状断熱部材20と奥壁部1eの真空断熱パネル4eの右端との間には、例えばスポンジ状の断熱材21が充填されている。従って、2本のサクションパイプ18,19とキャピラリチューブ17とは、棒状断熱部材20とスポンジ状断熱材21とによって断熱された状態になっている。
In this case, a rigid, for example, a square rod-shaped
ただし、本実施形態においては、右側壁部1dの内殻10dが長く延ばされていて、右側壁部1d内において真空断熱パネル4dの後側に生じた空間と、奥壁部1e内において真空断熱パネル4eの右側に生じた空間とは右側壁部1dの内殻10dによって区画された如き形態になっており、棒状断熱部材20内に納められたキャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19は、あたかも右側壁部1d内において真空断熱パネル4dの後側に生じた空間に配置された形態となっている。
However, in the present embodiment, the
棒状断熱部材20は右側壁部1dの真空断熱パネル4dの後端と外殻9dの連結片11との間の空間を埋めるような大きさの断面角形に形成され、また、棒状断熱部材20の長さは右側壁部1dの下端から天井壁部1aの後部の低段部分に至るまでの長さ寸法に設定されている。
The rod-shaped
サクションパイプ18,19およびキャピラリチューブ17を断熱箱体1の右横後側の稜角部分内部に配置する組み立ては次のようにして行う。なお、この組み立て方法は一例であり、これに限られない。まず、キャピラリチューブ17およびサクションパイプ18,19を棒状断熱部材20の溝20a内に挿入して棒状断熱部材20とユニット化(一体化)する。この場合、キャピラリチューブ17およびサクションパイプ18,19と棒状断熱部材20とをより強固に一体化すべく、接着剤により固着するようにしても良い。そして、図2に示すように、キャピラリチューブ17およびサクションパイプ18,19の上端部分を棒状断熱部材20の上端から上方に所要長さ突出させると共に、サクションパイプ18,19およびキャピラリチューブ17の下端部分を断熱箱体1におけるエバポレータの配設位置に合せて棒状断熱部材20の途中部分から所要長さだけ横方向に突出させておく。
Assembling the
次に、棒状断熱部材20を右側壁部1dの外殻9dの内面に、後端部の連結片11に接するようにして接着し、その後、真空断熱パネル4を外殻9dの内面に当該真空断熱パネル4の後端が棒状断熱部材20に接するようにして接着し、最後に内殻10を真空断熱パネル4に接着する。このとき、内殻9dに形成された切欠(図示せず)からサクションパイプ18,19およびキャピラリチューブ17の一端側を外側に突出させるようにする。
Next, the rod-shaped
そして、右側壁部1dと奥壁部1eとを結合することにより、棒状断熱部材20と一体化されたキャピラリチューブ17およびサクションパイプ18,19が断熱箱体1の右側後部稜角部分の内部に収納された状態になる。その後、天井壁部1aと右側壁部1dおよび奥壁部1eとを組み合わせる際に、棒状断熱部材20の上端、即ち右側壁部1dの上端から上方に突出するキャピラリチューブ17およびサクションパイプ18,19を天井壁部1aに形成された通し孔(図示せず)に通して機械室6内に導入するようにする。
Then, by connecting the right
機械室6内に導入されたキャピラリチューブ17は機械室6内に配置される三方弁を介してコンデンサパイプ16の終端部に接続され、2本のサクションパイプ18,19は継ぎ手を介してコンプレッサの吸入口に接続される。そして、コンデンサパイプ16からの液冷媒が三方弁の作用により冷蔵用のエバポレータと冷凍用のエバポレータに供給され、両エバポレータで蒸発した冷媒はサクションパイプ18,19を介してコンプレッサに吸入されるようになる。
The
このように本実施形態によれば、配管であるキャピラリチューブ17、サクションパイプ18,19を収納空間5の外に配置したので、それら配管を収納空間5の内部に配置する場合とは異なり、収納空間5を配管のために狭めることが極力防止され、収納空間5を食品収納のために広く利用することができる。
また、サクションパイプ18,19には、低温度の冷媒が流れるが、本実施形態では、これらキャピラリチューブ17、サクションパイプ18,19は断熱材20,21によって覆われているので、結露を防止することができる。
As described above, according to the present embodiment, since the
Further, a low-temperature refrigerant flows through the
また、キャピラリチューブ17、サクションパイプ18,19と、発泡性断熱材20とはユニット化されているので、組み立て時などに取り扱い易くなる。しかも、発泡性断熱材20は剛性を有しているので、軟質である場合に比べ、取り扱い易く、溝20aにキャピラリチューブ17、サクションパイプ18,19を収納する作業などを容易に行うことができる。
また、断熱箱体1は複数の壁部1a〜1eを組み合わせて構成されるので、キャピラリチューブ17、サクションパイプ18,19を右側壁部1dと奥壁部1eとの結合部分(稜角部)内に収納する作業を比較的容易に行うことができる。左右の壁部1c、1dの壁厚が35mm以下の場合に特に有効であり、本実施形態では、真空断熱パネル4はほぼ20mmで外殻7と内殻8の合計の厚さはほぼ1.5mmで、合計21.5mmであって、左右の壁部1c、1dの厚さは更に有効な25mm以下の厚さで構成されている。
Further, since the
Further, since the
(第2の実施形態)
図7は第2の実施形態を示す。この実施形態が前記第1の実施形態と異なるところは、キャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19の並べ方にある。つまり、この実施形態では、断面角形の棒状断熱部材20の溝20aは、内箱3の稜角部から外箱2の稜角部に向かって対角線上に形成され、この溝20a内に複数本の配管、本実施形態の場合、2本のキャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19の合計4本の配管が並べて設けられている。
(Second Embodiment)
FIG. 7 shows a second embodiment. This embodiment differs from the first embodiment in the arrangement of the
このように、キャピラリチューブ17に比べて太いサクションパイプ18,19を断熱箱体1の稜角部分に対角線上に並べることにより、当該サクションパイプ18,19が真空断熱パネル4の厚さに比較して太い場合であっても、断熱箱体1の稜角部分に収容することができる。
In this way, by arranging the
(第3の実施形態)
図8は第3の実施形態を示す。この実施形態が前記第1の実施形態と異なるところは、サクションパイプ18,19を2つの壁部が交わる稜角部分の内側に配置するのではなく、1つの壁部の端部、具体的には、例えば底壁部1bの前端部内側に配置したところにある。
即ち、底壁部1bの真空断熱パネル4bは、前端が外殻9bの前端に上向きに折り曲げ形成した連結片11(外箱2の端)まで至らず、当該連結片11から後方に離れた内方にあり、その連結片11と真空断熱パネル4の前端との間に棒状断熱部材22が配設されている。そして、この棒状断熱部材22に形成された溝22a内にサクションパイプ18,19がキャピラリチューブ17と共に挿入されている。
(Third Embodiment)
FIG. 8 shows a third embodiment. This embodiment differs from the first embodiment in that the
That is, the vacuum heat insulating panel 4b of the
(第4の実施形態)
図9および図10は第4の実施形態を示す。この実施形態は、キャピラリチューブ17およびサクションパイプ18,19を収納空間5の外、具体的には断熱箱体1の外箱2の外に配置したものである。
即ち、図9に示すように、断熱箱体1の例えば右側後部の稜角部の外側には、覆い部材23が取り付けられている。この覆い部材23は、図10に示すように、2つの面部23a,23bが直角に交わる断面L字状をなし、その2つの面部23a,23bの先端部は内側に湾曲していて各面部23a,23bが断面容器状になっている。
(Fourth Embodiment)
9 and 10 show a fourth embodiment. In this embodiment, the
That is, as shown in FIG. 9, the covering
各面部23a,23bの内側には、発泡性断熱材24が充填されており、その発泡性断熱材24のうち一方の面部23b側には溝24aが形成されていて当該溝24a内に2本のサクションパイプ18,19がキャピラリチューブ17と共に収納されている。
覆い部材23の各面部23a.23bには、上下方向に間欠的に凹部25が形成されている。そして、一方の面部23aの凹部25にセルフタッピングねじ26を通し、当該セルフタッピングねじ26を奥壁部1eの外殻9に形成された通し孔(図示せず)を通じて右側壁部1dの外殻9の連結片11に螺着すると共に、他方の面部23bの凹部25にセルフタッピングねじ26を通し、当該セルフタッピングねじ26を右側壁部1dの外殻9dに螺着することによって覆い部材23は断熱箱体1の右側後部の稜角部外側に固定されている。
The inside of each of the
Each
(他の実施形態)
これまでにいつくかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
(Other embodiments)
Although some embodiments have been described so far, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other embodiments, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
例えば断熱壁は、内殻と外殻との間を、真空断熱パネルとこの真空断熱パネルの内側または外側に充填した発砲断熱材とで満たしたものであっても良い。
断熱箱体は、予め箱状に形成した外箱と、予め箱状に形成した内箱とを、組み合わせて構成するものであっても良い。この場合、外箱と内箱とを組み合わせる前に、真空断熱パネルを外箱の内面、或いは内箱の外面に貼り付けておくことで外箱と内箱との間に真空断熱パネルを配設する。
配管を壁部1a〜1eの内部に設ける場合、2つの壁部の結合部分を構成する稜角部内側ばかりでなく、例えば図1において、奥壁部1eの真空断熱パネル4eの右端と右側壁部1dの内殻10dとの間の空間内に設けるようにしても良い。
棒状断熱部材20,22は軟質のスポンジ状のものであっても良い。
配管はキャピラリチューブ、サクションパイプに限られない。
For example, the heat insulating wall may be one in which the space between the inner shell and the outer shell is filled with a vacuum heat insulating panel and a foamed heat insulating material filled inside or outside the vacuum heat insulating panel.
The heat insulating box may be formed by combining an outer box formed in advance in a box shape and an inner box formed in advance in a box shape. In this case, before combining the outer box and the inner box, the vacuum insulation panel is attached to the inner surface of the outer box or the outer surface of the inner box so that the vacuum insulation panel is arranged between the outer box and the inner box. To do.
When the pipe is provided inside the wall portions 1a to 1e, not only the inside of the ridge angle portion forming the joint portion of the two wall portions, but also the right end and the right end wall portion of the
The rod-shaped
Piping is not limited to capillary tubes and suction pipes.
なお、本明細書からは、以下の課題を抽出することができる。
すなわち、近年、例えば家庭用の冷蔵庫は、内容積の増加傾向にあり、それを、冷蔵庫本体である断熱箱体の大型化によらず、断熱箱体の周壁の厚さを薄くすることで実現しようとしている。この場合、その薄い周壁でも十分な断熱性能を確保する必要があり、そのために、断熱箱体の周壁には、発泡性断熱材を充填することに加えて、発泡性断熱パネルに比べて断熱性能が高い(熱伝導率が低い)断熱パネルである真空断熱パネルを使用することが行われており、更には断熱箱体の周壁を真空断熱パネルのみで充たすようにしたものもある(例えば特許文献1,2)。
The following issues can be extracted from the present specification.
That is, in recent years, for example, refrigerators for home use tend to have an increasing internal volume, which is realized by reducing the thickness of the peripheral wall of the heat insulating box body without increasing the size of the heat insulating box body which is the main body of the refrigerator. Trying to. In this case, it is necessary to secure sufficient heat insulating performance even with the thin peripheral wall. Therefore, in addition to filling the peripheral wall of the heat insulating box with a foamable heat insulating material, the heat insulating performance is compared with that of the foamed heat insulating panel. Vacuum insulation panels, which are heat insulating panels with high thermal conductivity (low thermal conductivity), are used, and there are also those in which the peripheral wall of the heat insulating box is filled only with the vacuum heat insulating panels (for example, Patent Documents). 1, 2).
真空断熱パネルは、例えば細いガラス繊維の綿状物であるグラスウールをマット状にしてコア材とし、このコア材をアルミニウム箔と合成樹脂とのラミネートフィルムで製袋したガスバリア容器に入れ、内部を真空排気して開口を閉塞することで容器内部を真空減圧状態に保持したパネルであり、薄くても低い熱伝導率(高い断熱性)を保有しているので、これを使用することで断熱箱体の周壁に高い断熱性を保有させることができる。 For the vacuum insulation panel, for example, glass wool, which is a cotton-like material of fine glass fiber, is made into a mat shape to form a core material, and this core material is placed in a gas barrier container made of a laminated film of aluminum foil and synthetic resin, and the inside is evacuated. It is a panel that keeps the inside of the container in a vacuum decompression state by exhausting and closing the opening, and it has low thermal conductivity (high heat insulation) even if it is thin, so by using this, a heat insulation box body It is possible to have high heat insulation on the peripheral wall of the.
冷蔵庫の冷凍サイクルには、コンデンサパイプ、キャピラリチューブ、サクションパイプなどの多くの配管を必要とする。このうち、コンデンサパイプとエバポレータ(冷却器)との間を接続するキャピラリチューブやエバポレータとコンプレッサとの間を接続するサクションパイプを、エバポレータが断熱箱体の内部である収納空間内に配置される関係で、収納空間内を引き回すと、収納空間の実質的な内容積が狭められ、食品類の収容容積が減少してしまう。
そこで、配管によって断熱箱体の収納空間が狭められることを防止できる冷蔵庫を提供する。
The refrigeration cycle of a refrigerator requires many pipes such as condenser pipes, capillary tubes, and suction pipes. Of these, the capillary tube that connects the condenser pipe and the evaporator (cooler) and the suction pipe that connects the evaporator and the compressor are arranged in the storage space where the evaporator is inside the heat insulating box. Therefore, when the storage space is routed, the actual internal volume of the storage space is narrowed, and the storage volume of foods is reduced.
Therefore, we provide a refrigerator that can prevent the storage space of the heat insulating box from being narrowed by piping.
図面中、1は断熱箱体、2は外箱、3は内箱、4は真空断熱パネル収納空間、5は収納空間、9は外殻、10は内殻、17はキャピラリチューブ(配管)、18,19はサクションパイプ(配管)、20は棒状断熱部材、21は断熱材、22は棒状断熱部材、23は覆い部材、24は発泡性断熱材を示す。 In the drawing, 1 is a heat insulating box, 2 is an outer box, 3 is an inner box, 4 is a vacuum heat insulating panel storage space, 5 is a storage space, 9 is an outer shell, 10 is an inner shell, and 17 is a capillary tube (piping). 18 and 19 are suction pipes, 20 is a rod-shaped heat insulating member, 21 is a heat insulating material, 22 is a rod-shaped heat insulating member, 23 is a covering member, and 24 is a foamable heat insulating material.
Claims (3)
前記断熱パネルから離間した状態でかつ周囲を断熱された状態で前記断熱箱体の角部に設けられ、冷蔵庫の構成要素間を接続する部材と、
前記断熱箱体の角部に設けられ前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を覆う部材と、
前記断熱パネルと前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を覆う部材との間に設けられ前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を覆う部材とは異なる断熱性を有する材料で構成された断熱材と、
を備えている冷蔵庫。 A heat insulating box body configured by providing a heat insulating panel between the outer box and the inner box,
A member provided at the corner of the heat insulating box in a state of being separated from the heat insulating panel and in a state of being insulated from the surroundings and connecting the components of the refrigerator.
A member provided at a corner of the heat insulating box and covering a member connecting between the components of the refrigerator, and a member
A heat insulating material provided between the heat insulating panel and a member covering a member connecting between the components of the refrigerator and having a heat insulating property different from that of a member covering the member connecting the components of the refrigerator. When,
The refrigerator equipped with.
請求項1に記載の冷蔵庫。 The members connecting the components of the refrigerator are arranged in contact with the inner box.
The refrigerator according to claim 1.
請求項1又は2に記載の冷蔵庫。 The members connecting the components of the refrigerator extend in the vertical direction along the corners of the heat insulating box.
The refrigerator according to claim 1 or 2.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020101608A JP6913212B2 (en) | 2019-04-01 | 2020-06-11 | refrigerator |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019069818A JP6721750B2 (en) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | refrigerator |
JP2020101608A JP6913212B2 (en) | 2019-04-01 | 2020-06-11 | refrigerator |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019069818A Division JP6721750B2 (en) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | refrigerator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020139732A true JP2020139732A (en) | 2020-09-03 |
JP6913212B2 JP6913212B2 (en) | 2021-08-04 |
Family
ID=72280174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020101608A Active JP6913212B2 (en) | 2019-04-01 | 2020-06-11 | refrigerator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6913212B2 (en) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4730157U (en) * | 1971-05-04 | 1972-12-05 | ||
JPS57108080U (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-03 | ||
JPS62200171A (en) * | 1986-02-26 | 1987-09-03 | 松下冷機株式会社 | Refrigerator |
JPS6383566U (en) * | 1986-11-19 | 1988-06-01 | ||
JPS63178787U (en) * | 1987-05-08 | 1988-11-18 | ||
JPH06194032A (en) * | 1992-12-25 | 1994-07-15 | Matsushita Refrig Co Ltd | Thermal insulated box |
JP2005207609A (en) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Heat insulated box |
WO2006011112A1 (en) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Arcelik Anonim Sirketi | An insulated unit |
-
2020
- 2020-06-11 JP JP2020101608A patent/JP6913212B2/en active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4730157U (en) * | 1971-05-04 | 1972-12-05 | ||
JPS57108080U (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-03 | ||
JPS62200171A (en) * | 1986-02-26 | 1987-09-03 | 松下冷機株式会社 | Refrigerator |
JPS6383566U (en) * | 1986-11-19 | 1988-06-01 | ||
JPS63178787U (en) * | 1987-05-08 | 1988-11-18 | ||
JPH06194032A (en) * | 1992-12-25 | 1994-07-15 | Matsushita Refrig Co Ltd | Thermal insulated box |
JP2005207609A (en) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Heat insulated box |
WO2006011112A1 (en) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Arcelik Anonim Sirketi | An insulated unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6913212B2 (en) | 2021-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6021321B2 (en) | refrigerator | |
WO2013084656A1 (en) | Refrigerator | |
WO2020158012A1 (en) | Refrigerator | |
JP2020091073A (en) | Heat insulating box body and refrigerator including the same | |
JP6913212B2 (en) | refrigerator | |
JP6721750B2 (en) | refrigerator | |
JP6918462B2 (en) | Vacuum heat insulating material and refrigerator | |
JP6316367B2 (en) | refrigerator | |
JP6510103B2 (en) | refrigerator | |
JP6191008B2 (en) | refrigerator | |
JP4967558B2 (en) | refrigerator | |
CN111503961B (en) | Refrigerator and vacuum heat insulation plate | |
JP5182408B2 (en) | refrigerator | |
JP5868151B2 (en) | refrigerator | |
JP6178040B2 (en) | refrigerator | |
JP5897317B2 (en) | refrigerator | |
WO2019208457A1 (en) | Refrigerator | |
JP5911280B2 (en) | refrigerator | |
JP2021042941A (en) | Refrigerator and manufacturing method of the same | |
JP2008070081A (en) | Refrigerator | |
JP2008051402A (en) | Refrigerator | |
JP2014126252A (en) | Manufacturing method of heat insulation box of refrigerator |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210615 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6913212 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |