JP2020138750A - キャップ - Google Patents

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JP2020138750A
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山本 学
Manabu Yamamoto
学 山本
淳士 太田
Atsushi Ota
淳士 太田
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Abstract

【課題】略円筒面形状の外周面を有するとともに水平面に置いたときに転がり難いキャップを提供する。【解決手段】キャップ1は、略円筒面形状の外周面4と外周面4に連なる頂面5とを有し、外周面4が、実質的な円筒面形状の下側外周面4aと、下側外周面4aの上端縁に実質的に連続的に連なるとともに頂面5の外周縁に実質的に不連続的に連なる実質的な略球帯形状の上側外周面4bとからなり、キャップ1の重心Gが、下側外周面4aの上端縁よりも上方に位置し、Aを下側外周面4aの上端縁を含む平面から重心Gまでの上下方向の長さとし、Bを上側外周面4bの上下方向の長さとし、Dを頂面5の直径とし、Eを下側外周面4aの直径としたときに、A/B≧1/3且つD/E≦3/4である。【選択図】図2

Description

本発明は、キャップに関する。
内容物として例えばドレッシング等の食品又は化粧品などを収容する容器のキャップが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなキャップは、内容物を収容する容器本体の口部に着脱可能に構成されている。キャップを、口部から取り外すことにより、口部から内容物を吐出することができる。
特開2005−186977号公報
外観意匠性の観点などから、上記のようなキャップを略円筒面形状の外周面を有するものとした場合には、キャップを容器本体から取り外してテーブルなどの水平面に置いたときに、置き方によってはキャップが転がり落ち、破損したり紛失したりするおそれがある。
本発明の目的は、略円筒面形状の外周面を有するとともに水平面に置いたときに転がり難いキャップを提供することにある。
本発明の一態様に係るキャップは、容器本体の口部に着脱可能なキャップであって、略円筒面形状の外周面と前記外周面に連なる頂面とを有し、前記外周面が、実質的な円筒面形状の下側外周面と、前記下側外周面の上端縁に実質的に連続的に連なるとともに前記頂面の外周縁に実質的に不連続的に連なる実質的な略球帯形状の上側外周面とからなり、前記キャップの重心が、前記下側外周面の前記上端縁よりも上方に位置し、Aを前記下側外周面の前記上端縁を含む平面から前記重心までの上下方向の長さとし、Bを前記上側外周面の上下方向の長さとし、Dを前記頂面の直径とし、Eを前記下側外周面の直径としたときに、A/B≧1/3且つD/E≦3/4である。
本発明に係るキャップは、前記上側外周面が、実質的な球帯形状であってもよい。
本発明に係るキャップは、前記頂面が、実質的な平面形状であってもよい。
本発明によれば、略円筒面形状の外周面を有するとともに水平面に置いたときに転がり難いキャップを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るキャップを有する容器を示す側面図である。 図1に示すキャップの縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るキャップについて詳細に例示説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るキャップ1と容器本体2とにより、容器3が構成されている。キャップ1は、容器本体2の口部に着脱可能に構成されている。口部は、中心軸線Oを中心とする円筒状であり、口部の一端には、口部と同心の有底円筒状の胴部が連なっている。しかし、容器本体2の形状は、これに限らない。口部からキャップ1を取り外すことにより、口部から内容物を吐出することができる。口部の外周面には、キャップ1と螺合する雄ねじ部が設けられている。しかし、口部とキャップ1とは、このような螺合に代えて、アンダーカット形状を介した係合によって互いに着脱可能であってもよい。容器3は、内容物として例えばドレッシング等の食品又は化粧品などを収容するように構成されているが、これに限定されない。容器本体2及びキャップ1は、それぞれ、例えば合成樹脂製であってよいが、これに限定されない。容器本体2及びキャップ1は、それぞれ、1つの部材からなっていてもよいし、複数の部材からなっていてもよい。
図2に示すように、キャップ1は、略円筒面形状の外周面4と、外周面4に連なる頂面5とを有している。キャップ1について、上方とは、外周面4の中心軸線Oに沿って頂面5が位置する側に向かう方向を意味し、下方とは、その反対方向を意味する。キャップ1について、周方向及び径方向とは、外周面4の中心軸線Oに関する周方向及び径方向を意味する。キャップ1について、軸方向とは、上下方向を意味する。縦断面とは、外周面4の中心軸線Oを含む平面による断面を意味する。
外周面4は、円筒面形状の下側外周面4aと、下側外周面4aの上端縁に連続的に連なるとともに頂面5の外周縁に実質的に不連続的に連なる球帯形状の上側外周面4bとからなっている。
下側外周面4aが「円筒面形状」であるとは、下側外周面4aが周方向に一定の縦断面形状を有し、縦断面形状が軸方向に延在する直線形状であることを意味する。下側外周面4aは、円筒面形状に限らず、実質的な円筒面形状であればよい。「実質的な円筒面形状」とは、円筒面形状に限らず、円筒面形状に局所的な凹部、溝又は孔などの形状を加えた形状も含む。
上側外周面4bが「球帯形状」であるとは、上側外周面4bが周方向に一定の縦断面形状を有し、縦断面形状が一定の曲率で外側に膨らむ形状であることを意味する。上側外周面4bは、球帯形状に限らず、実質的な球帯形状であってもよい。「実質的な球帯形状」とは、球帯形状に限らず、球帯形状に局所的な凹部、溝又は孔などの形状を加えた形状も含む。上側外周面4bは、実質的な球帯形状であることが好ましいが、実質的な略球帯形状であればよい。上側外周面4bが「略球帯形状」であるとは、上側外周面4bが「球帯形状」である場合に限らず、上側外周面4bが周方向に一定の縦断面形状を有し、縦断面形状が一定でない曲率で外側に膨らむ形状である場合も含む。「実質的な略球帯形状」とは、略球帯形状に限らず、略球帯形状に局所的な凹部、溝又は孔などの形状を加えた形状も含む。
上側外周面4bが下側外周面4aの上端縁に「連続的に連なる」とは、縦断面において上側外周面4bの下端が下側外周面4aの上端に接している(つまり、上側外周面4bの下端の接線と下側外周面4aの上端の接線とが一致している)ことを意味する。上側外周面4bと下側外周面4aの上端縁とは、連続的に連なる必要はなく、実質的に連続的に連なっていればよい。「実質的に連続的に連なる」とは、連続的に連なる場合に限らず、連続的に連なる部分に局所的な凹部、溝又は孔などを加えた場合も含む。
上側外周面4bが頂面5の外周縁に「不連続的に連なる」とは、縦断面において上側外周面4bの上端が頂面5の径方向外側端に接していない(つまり、上側外周面4bの上端の接線と頂面5の径方向外側端の接線とが一致していない)ことを意味する。「実質的に不連続的に連なる」とは、不連続的に連なる場合に限らず、不連続的に連なる部分にC面又はR面などの面取りを加えた場合も含む。本実施形態では、上側外周面4bが頂面5の外周縁に連なる部分にR面の面取りを加えているが、R面の面取りに代えてC面の面取りを加えてもよいし、面取りを加えなくても(つまり、上側外周面4bが頂面5の外周縁に不連続的に連なっていても)よい。
頂面5は、実質的な平面形状である。「実質的な平面形状」とは、平面形状に限らず、平面形状に局所的な凹部、溝又は孔などの形状を加えた形状も含む。本実施形態では、頂面5は、平面形状に上面視中央に位置する円形の凹部を加えた形状であるが、これ以外の実質的な平面形状であってもよいし、平面形状であってもよい。頂面5は、実質的な平面形状に限らず、例えば、下方に凸となる球面形状等であってもよい。
外周面4を、「実質的な円筒面形状」の下側外周面4aと、下側外周面4aの上端縁に「実質的に連続的に連なる」とともに頂面5の外周縁に「実質的に不連続的に連なる」「略球帯形状」の上側外周面4bとから構成することは、外周面4に「略円筒面形状」の外観をもたせるための前提条件である。
キャップ1は、外周面4を有する略円筒状の最外周壁6と、最外周壁6の上端に連なるとともに頂面5を有する円板状の頂壁7とを有している。また、キャップ1は、頂壁7の外周縁から垂下する円筒状の係合筒8と、係合筒8の径方向内側で頂壁7から垂下する係合筒8と同心の円筒状の内筒9とを有している。最外周壁6の内周面形状及び頂壁7の下面形状は適宜変更が可能である。また、係合筒8及び内筒9の形状は適宜変更が可能である。その他にも、キャップ1の内側の形状は、さらなる筒状部やリブを設けるなど、適宜変更が可能である。
本実施形態では、キャップ1の重心Gは下側外周面4aの上端縁よりも上方に位置し、さらに、キャップ1は次の条件1に適合するように構成されている。重心Gの位置は、外周面4の上下方向の長さであるCを調整すること等により、調整することができる。
条件1:A/B≧1/3且つD/E≦3/4
ただし、
Aは、下側外周面4aの上端縁を含む平面から重心Gまでの上下方向の長さであり、
Bは、上側外周面4bの上下方向の長さであり、
Dは、頂面5の直径であり、
Eは、下側外周面4aの直径である。
キャップ1は、条件1に適合することにより、容器本体2の口部から取外してテーブルなどの水平面に下側外周面4aを接地させて置かれたときに、「おきあがりこぼし」のように、起き上がって頂面5で接地することができる。したがって、キャップ1は、水平面に置いたときに転がり難いため、テーブルなどから転がり落ち、破損したり紛失したりするおそれを低減することができる。
A/Bが1/3未満である場合には、キャップ1が水平面に下側外周面4aを接地させて置かれたときにキャップ1を起き上がらせるのに十分なモーメントを得ることができない。A/Bは、モーメントを大きくする観点からはできるだけ大きい方がよいが、外周面4に略円筒面形状の外観をもたせるためには、下側外周面4aの上下方向の長さ(=C−B)をある程度確保する必要があるため、A/Bを無制限に大きくすることはできない。A/Bの値は、1/3以上の範囲で、外周面4の外観を考慮して適宜設定することができる。
D/Eが3/4より大きい場合にも、キャップ1が水平面に下側外周面4aを接地させて置かれたときにキャップ1を起き上がらせるのに十分なモーメントを得ることができない。D/Eは、モーメントを大きくする観点からはできるだけ小さい方がよいが、外周面4に略円筒面形状の外観をもたせるためには、無制限に小さくすることはできない。D/Eの値は、3/4以下の範囲で、外周面4の外観を考慮して適宜設定することができる。
前述した本実施形態は、本発明の実施形態の一例にすぎず、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の実施例1〜3として、図2に示す形状であり、A〜Eを表1に示すように変化させた点以外は同一の形状、寸法とした3種類のキャップを製作した。また、比較例1〜3として、A〜Eを表1に示すように変化させた点以外は発明例と同一の形状、寸法とした3種類のキャップを製作した。実施例、比較例のいずれのキャップも、ポリプロピレン樹脂による一体成形物とした。
Figure 2020138750
条件1に適合する実施例1〜3は、いずれも、水平面に下側外周面を接地させて置いたときに起き上がった。これに対し、条件1に適合しない比較例1〜3は、いずれも、水平面に下側外周面を接地させて置いたときに起き上がらなかった。
1 キャップ
2 容器本体
3 容器
4 外周面
4a 下側外周面
4b 上側外周面
5 頂面
6 最外周壁
7 頂壁
8 係合筒
9 内筒
O 中心軸線
G 重心

Claims (3)

  1. 容器本体の口部に着脱可能なキャップであって、
    略円筒面形状の外周面と前記外周面に連なる頂面とを有し、
    前記外周面が、実質的な円筒面形状の下側外周面と、前記下側外周面の上端縁に実質的に連続的に連なるとともに前記頂面の外周縁に実質的に不連続的に連なる実質的な略球帯形状の上側外周面とからなり、
    前記キャップの重心が、前記下側外周面の前記上端縁よりも上方に位置し、
    Aを前記下側外周面の前記上端縁を含む平面から前記重心までの上下方向の長さとし、
    Bを前記上側外周面の上下方向の長さとし、
    Dを前記頂面の直径とし、
    Eを前記下側外周面の直径としたときに、
    A/B≧1/3且つD/E≦3/4であるキャップ。
  2. 前記上側外周面が、実質的な球帯形状である、請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記頂面が、実質的な平面形状である、請求項1又は2に記載のキャップ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101455U (ja) * 1983-12-17 1985-07-10 吉田 和仁 重心付蓋
JPH063809U (ja) * 1992-06-26 1994-01-18 ミヤリサン株式会社 液状薬剤用容器のキャップ
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JP2003516912A (ja) * 1999-12-14 2003-05-20 ペシネイ アンバラージュ アリモンテール 複合材の口金栓

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