JP2020137079A - 送信装置、撮像装置、受信装置、および送信方法 - Google Patents

送信装置、撮像装置、受信装置、および送信方法 Download PDF

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Shinjiro Mizuno
慎二郎 水野
正人 伊澤
Masato Izawa
正人 伊澤
智雄 中川
Tomoo Nakagawa
智雄 中川
啓史 岡本
Hiroshi Okamoto
啓史 岡本
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Abstract

【課題】データを精度良く送信することが可能な送信装置を提供すること。【解決手段】任意のビット列を送信する送信部18は、読み出し部31と、作成部32と、出力I/F22と、を備える。読み出し部31は、記憶されているRAWデータ50を、HDMIのYCbCr4:2:2コンポーネント規格で予め定められた12ビットよりも小さい8ビットのビット列ごとに区切って読み出す。作成部32は、8ビットのビット列を12ビットに配置し、12ビットのビット列の値が送信規格で予め定められたリミテッドレンジ(16〜4079)に収まるように、配置された8ビットのビット列以外のビットの数値を調整して伝送データを作成する。出力I/F22は、作成された伝送データを出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、送信装置、撮像装置、受信装置、および送信方法に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラのような撮像装置には、映像出力インターフェースがよく設けられている。映像出力インターフェースとしては、SDI(Serial Digital Interface)やHDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)等が用いられている。
撮像装置は、撮像装置内部での現像処理が行われたYC形式とは別に現像処理が行われていないRAW形式でも画像データを記録することができる.
近年、撮像装置においてもRAWデータを外部出力することが望まれており、HDMI規格で規定された伝送路でRAWデータを外部出力することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5836090号明細書
しかしながら、HDMIの映像規格を用いてRAWまたは任意データを送信しようとすると、HDMI規格のリミテッドレンジに抵触し出力インターフェースにおいて値がクリップされ、出力されたデータが元のRAWまたは任意データと異なってしまう場合があり、受信装置側で伝送されたデータを正しく再生できない課題があった。
本発明は、出力されたデータが元のRAWまたは任意データと異なることがないように、データを精度良く送信することが可能な送信装置、撮像装置、受信装置、および送信方法を提供する。
本開示における送信装置は、任意のビット列を送信する送信装置であって、読み出し部と、作成部と、出力部と、を備える。読み出し部は、記憶されている任意のビット列を、所定の送信規格で予め定められた第1の所定数よりも小さい第2の所定数のビット列ごとに区切って読み出す。作成部は、第2の所定数のビット列を第1の所定数に配置し、第1の所定数のビット列の値が送信規格で予め定められた所定範囲に収まるように配置された第2の所定数のビット列以外のビットの数値を調整して伝送データを作成する。出力部は、作成された伝送データを出力する。
本開示における送信装置は、任意のビット列を送信する送信装置であって、読み出し部と、作成部と、出力部と、を備える。読み出し部は、記憶されている任意のビット列を、所定数のビット列ごとに区切って読み出す。作成部は、所定数のビット列が配置され、最上位のビットと最上位から2番目のビットの2桁のビットが(1,0)または(0,1)に設定された伝送データを作成する。出力部は、作成された伝送データを出力する。
本開示における受信装置は、入力部と、抽出部と、復元部と、を備える。入力部は、送信装置によって送信された伝送データが入力される。抽出部は、伝送データから所定数のビット列を抽出する。復元部は、所定数のビット列から任意のビット列を復元する。
本発明によれば、データを精度良く送信することが可能な送信装置、撮像装置、受信装置、および送信方法を提供することができる。
本開示にかかる実施の形態にかかる送受信システムの構成を示すブロック図。 図1の送信部の構成を示すブロック図。 1フレームを構成するデータマッピングを示す図。 図1の映像メモリに記憶されているRAWデータおよびRAWデータを読み出す際の単位の一例を示す図。 YとCにRAWデータをマッピングした状態の例を示す図。 YにRAWデータをマッピングした状態の他の例を示す図。 図2の送信装置からY(輝度信号)の規格とC(色差信号)の規格のそれぞれにマッピングして出力するデータ量を示す図。 図1の受信部の構成を示すブロック図。 図2の送信部の動作を示すフロー図。 図8の受信部の動作を示すフロー図。 YにRAWデータをマッピングした状態の他の例を示す図。 1フレームのRAWデータが映像規格における1ビデオフィールド以上の場合のデータ伝送を説明するための図。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態)
以下、図1〜12を用いて、実施の形態を説明する。
[1.構成]
[1−1.送受信システム]
図1は、実施の形態1にかかる送受信システム300の構成を示すブロック図である。
送受信システム300は、撮像装置10と、外部レコーダ100とを備える。
撮像装置10は、例えば、デジタルビデオカメラや、デジタルスチルカメラである。
撮像装置10は、現像処理がされていないRAW形式の映像データ、および現像後のYC形式等の映像データを保存できる。
外部レコーダ100は、撮像装置10と接続ケーブル200を介して接続されている。
外部レコーダ100は、撮像装置10から出力されたRAW、YC形式等の映像データを記憶する。
接続ケーブル200は、例えばHDMI、SDI等が挙げられるが、本実施の形態では、HDMIを例に挙げて説明する。
(撮像装置)
撮像装置10は、撮像部11と、信号処理部12と、映像メモリ13と、再生処理部14と、制御部15と、操作部16と、表示部17と、送信部18(送信装置の一例)と、を有する。
撮像部11は、レンズ等の光学系と、レンズを介して入射した光を電気信号に変換するイメージセンサと、変換された電気信号を読み出す回路などを有している。
信号処理部12は、撮像部11の電気信号が入力される。信号処理部12は、操作部16によるユーザの操作に基づいて、入力された電気信号を処理して映像メモリ13に記憶する。操作部16によってRAWが設定されている場合には、信号処理部12はRAWデータを映像メモリ13に記憶する。また、例えばYC形式のフォーマットが設定されている場合には、信号処理部12は、入力された電気信号をYC形式に処理して映像メモリ13に記憶する。
映像メモリ13は、例えばDRAMであって、信号処理部12によって処理された形式で画像データを記憶する。
再生処理部14は、映像メモリ13に記憶されている映像データを再生用のデータ形式に変換し表示部17に再生させる。
制御部15は、例えばCPU(Central Processing Unit)などであり、作業者の操作部16での入力に基づいて、撮像部11、再生処理部14、表示部17および送信部18の制御を行う。
操作部16は、例えば、タッチパネル、ボタン、ダイヤル等を有しており、ユーザによって操作される。操作部16による操作は、制御部15に送信される。
表示部17は、例えば、液晶パネルなどであって、映像メモリ13に記憶されている映像データの表示を行う。
送信部18は、映像メモリ13に記憶されている映像データを、接続ケーブル200を介して外部レコーダ100に出力する。
(送信部)
送信部18は、図1に示すように、映像出力部21と、出力I/F(インターフェース)22(出力部の一例)と、を有する。図2は、送信部18の構成を示すブロック図である。
映像出力部21は、HDMIの映像規格で定義されているリミテッドレンジに抵触しないように、YCデータにRAWデータをマッピングする。
出力I/F22は、映像出力部21で生成されたYCデータに対して禁止コード処理を行い、パラレル信号からシリアル信号に変換し、接続ケーブル200を介して外部レコーダ100に出力する。
映像出力部21は、読み出し部31と、作成部32と、を有する。
読み出し部31は、映像メモリ13に記憶されているRAWデータを所定のビット列単位で読み出す。
図3は、RAWデータの1フレームを構成するメモリ上のデータマッピングを示す図である。
図3に示すように、奇数ライン(Odd Line)には、R、Gの順にピクセルが配置され、偶数ライン(Even Line)には、G、Bの順にピクセルが配置されている。4096×2160ピクセルの10bitRAWデータが5120byte×2160ラインに配置されている。
図4は、映像メモリ13に記憶されているRAWデータおよびRAWデータを読み出す際の単位の一例を示す図である。図4は10bitのRAWデータが連続して並ぶデータ列で、先頭から8bitずつ区切って読み出す方法を図示する。
読み出し部31は、図4に示すようなビット列のデータであるRAWデータ50を所定数のビット列単位のデータ60で切り出して読み出す。本実施の形態では、図4に示すように一例として8ビットとする。図4では、8ビットのデータ60が示されている。また、以下の説明のために、8ビットのデータ60のうち、はじめの読み出し単位を60aとし、次の読み出し単位を60bとし、更に次の読み出し単位を60cとして図示する。
このように、読み出しの単位が8ビットであり、1ピクセルのビット数である10ビットと一致しないため、読み出し単位と1ピクセルが一致しない。すなわち、はじめの読み出し単位60aにおいて、pix0の0〜7ビット目までが読み出され、次の読み出し単位60bにおいて、pix0の8〜9ビット目とpix1の0〜5ビット目までが読み出される。更に、次の読み出し単位60cにおいて、pix1の6〜9ビット目とpix2の0〜3までが読み出される。
このように、読み出し部31は、1ピクセルのビット数にかかわらず、順番に所定数のビット列単位のデータ60で読み出しを行う。
作成部32は、読み出した所定数のビット列単位のデータ60を所定の伝送規格にマッピングする。
ここで、本実施の形態では、伝送規格としてHDMI規格が用いられる。
HDMIのYCbCr4:2:2コンポーネント規格では、Y(輝度信号)及びC(色差信号)の1ピクセルが12bit(0〜4095)で送信される。
HDMI規格では、リミテッドレンジ(16〜4079)の間の使用が規定されている。このため、リミテッドレンジ外である禁止コード(0〜15、4080〜4095)のデータの場合には、出力I/F22における禁止コード処理によって、データが有効範囲内にクリップされる。
そのため、本実施の形態では、HDMI規格のリミテッドレンジ内に収まるように、作成部32は、読み出したRAWデータをYCデータにマッピングする。
図5は、YとCにRAWデータをマッピングした状態の例を示す図である。
作成部32は、Y[11:0]のうち9−2ビットの位に、映像メモリ13から読み出した8ビットのデータ60を配置する。データ60が配置された部分がY´[7:0]として示される。
そして、作成部32は、最上位ビット11には「1」を配置し、最上位から2番目の位のビット10には「0」を配置する。なお、最下位のビット0と最下位から2番目のビット1には、どのような値を入れてもよく、図では、「*」が挿入されている。
最上位ビット11に「1」を配置し、最上位から2番目のビット10に「0」を配置することにより、ビット10よりも下位のビットにどのような値を配置したとしてもY[11:0]のレンジは、2048〜3071の間となり、HDMI規格のリミテッドレンジ(16〜4079)の間に収まる。
このため、RAWデータ50をY[11:0]に載せてHDMI規格で送信した場合でもリミテッドレンジに抵触せず、出力I/F22でデータがクリップされることがなく、撮像装置10の映像メモリ13に記憶されているデータを出力することができる。
作成部32は、同様に、C(色差信号)のマッピング規格であるC[11:0]のうち9−2ビットの位に、読み出した8ビットのデータ60を順に配置する。データ60が配置された部分がC´[7:0]として示されている。そして、作成部32は、最上位ビット11には「1」を配置し、最上位から2番目の位のビット10には「0」を配置する。なお、最下位のビット0と最下位から2番目のビット1には、どのような値を入れてもよく、図では、「*」が挿入されている。
なお、最上位ビット11に「1」を配置し、2番目のビット10に「0」を配置しているが、これに限られるものではない。図6は、YにRAWデータをマッピングした状態の他の例を示す図である。
図6に示すY[11:0]では、最上位ビット11に「0」を配置し、最上位から2番目のビット10に「1」を配置している。これにより、ビット10よりも下位のビットにどのような値を配置したとしてもY[11:0]のレンジは、1024〜2047の間となり、HDMI規格のリミテッドレンジ(16〜4079)の間に収まる。このため、Y[11:0]に載せたRAWデータ50をHDMI規格で送信した場合でもリミテッドレンジに抵触せず、出力I/F22でデータがクリップされることがなく、撮像装置10の映像メモリ13に記憶されている映像データと同じデータを出力することができる。なお、C[11:0]についても、最上位ビット11に「0」を配置し、最上位から2番目のビット10に「1」を配置してもよい。
このように、最上位のビット11と2番目のビット10の2桁のビットに(1、0)または(0、1)を配置することに、送信データであるY[11:0]およびC[11:0]がリミテッドレンジ外の値となることを防ぐことができる。
図7は、送信部からY(輝度信号)の規格とC(色差信号)の規格のそれぞれにマッピングして出力するデータ量を示す図である。
作成部32は、図3に示す1ラインの5120バイトのデータのうち0〜4095バイトのデータを、図7に示すようにY´[7:0]の4096サンプルに順に配置する。また、作成部32は、図3に示す1ラインの5120バイトのデータのうち4096〜5119バイトのデータを図9に示すようにC´[7:0]の先頭から1024サンプルに順に配置する。なお、C´[7:0]で1024バイトを配置し終わった後の3072サンプルには、図7に示すようにダミーデータが配置されることになる。
以上のように、映像出力部21は、読み出したデータ60をYCbCr4:2:2コンポーネント規格にマッピングする。
出力I/F22は、作成部32で作成された伝送データY[11:0]およびC[11:0]に禁止コード処理を行うが、上述のように、禁止コード(0〜15、4080〜4095)には該当しないため、クリップされることなく伝送データがシリアル処理され、接続ケーブル200を介して外部レコーダ100へ出力される。
(外部レコーダ)
外部レコーダ100は、撮像装置10の送信部18から出力された伝送データを記録または表示する。
外部レコーダ100は、受信部110(受信装置の一例)と、映像メモリ130と、再生処理部140と、制御部150と、操作部160と、表示部170と、送信部180と、を備える。
受信部110は、接続ケーブル200を介して撮像装置10から出力されてくる映像データを受信し、撮像装置10のRAWデータのように復元した状態で映像をメモリ130に保存する。受信部110の構成については後段にて詳述する。
映像メモリ130は、映像入力部112から送られてくる映像データを保存する。
再生処理部140は、映像メモリ130に記憶されている映像データを再生用のデータ形式に変換し表示部170に表示させる。
制御部150は、作業者の操作部160での入力に基づいて、再生処理部140、表示部170、および送信部180の制御を行う。
操作部160は、例えば、タッチパネル、ボタン、ダイヤル等を有しており、ユーザによって操作される。操作部160による操作は、制御部150に送信される。
表示部170は、例えば、液晶パネルなどであって、映像メモリ130に記憶されている映像データの表示を行う。
送信部180は、映像メモリ130に記憶されている映像データを、他の機器などに送信する。送信部180は、映像出力部210と、出力I/F220と、を有している。
映像出力部210は、映像メモリ130に記憶されているデータを出力I/F220に規定されているフォーマットに変換する。
出力I/F220は、所定のフォーマットで映像データを他の機器に出力する。
(受信部)
受信部110は、入力I/F(インターフェース)111(入力部の一例)と、映像入力部112と、を有する。
入力I/F111は、接続ケーブル200を介して出力されてきた伝送データが入力されると、シリアルからパラレルに変換して映像入力部112に出力する。
図8は、受信部110の構成を示すブロック図である。映像入力部112は、入力されたY[11:0]およびC[11:0]を元の撮像後のRAWデータになるように映像メモリ130に記憶する。
映像入力部112は、抽出部131と、復元部132と、を有する。
抽出部131は、入力されたY[11:0]およびC[11:0]からY´[7:0]とC´[7:0]を抽出する。
復元部132は、抽出部131によって抽出されたY´[7:0]をC´[7:0]のデータから元のRAWデータをリマッピングする。
以上のように、受信部110によって受信した4096ピクセル×2160ライン分のデータが映像メモリ130に記憶される。これによって、映像メモリ13に記憶されていた4096ピクセル×2160ラインの映像データであるRAWデータを外部レコーダ100で記憶することができる。
[2.動作]
(2−1.撮像装置の動作)
次に、本実施の形態の撮像装置10における送信部18の動作について説明するとともに、送信方法の一例についても同時に述べる。図9は、本実施の形態の送信部18の動作フローを示す図である。
はじめに、ステップS10において、操作部16によって映像出力を行う際の動作モードとしてYC信号を出力するか、YC信号以外の汎用データ(本実施の形態ではRAWデータ)を出力するかが選択される。
次に、ステップS11において、制御部15が、操作部16からの信号に基づいてYC信号以外の汎用データの映像出力が選択されたと判断した場合には、制御はステップS12に進む。
次に、ステップS12において、映像出力部21が、図5のY[11:0]およびC[11:0]に示すように、YCbCr4:2:2コンポーネント規格にRAWデータ50をマッピングする。ステップS12は、ステップS121と、ステップS122と、を有している。ステップS121において、映像出力部21の読み出し部31が映像メモリ13からRAWデータ50を所定数のビット列の単位のデータ60に区切って順番に読み出す。次に、ステップS122において、禁止コード処理に該当しないように、作成部32は、読み出した所定のビット列の単位のRAWデータ60を、ビット9−2に順に配置し、更に最上位のビット11と2番目のビット10の2桁のビットに(1、0)または(0、1)を配置することによって伝送データを作成する。
次に、ステップS13において、作成部32は、伝送データの内容を識別するためのIDを作成する。ID情報は映像付随情報として伝送データに付加される。例えば、HDMI規格のVSI(Vendor Specific InfoFrame)として規定されている手段を用いてもよい。IDは、伝送データがRAWデータであるという情報を含む。
次に、ステップS14において、出力I/F22が、YCマッピング規格にマッピングしたRAWデータ(図5のY[11:0]およびC[11:0])について禁止コード処理を行う。ここで、ステップS12のマッピングによって、Y[11:0]およびC[11:0]は禁止コード(0〜15、4080〜4095)には該当しないため、禁止コードに対する処理が行われない。
次に、ステップS15において、出力I/F22が、伝送データおよび同期信号をパラレル信号からシリアル信号に変換する。
次に、ステップS16において、出力I/F22は、シリアル変換した伝送データおよび同期信号を、接続ケーブル200を介して外部レコーダ100に送信する。
なお、ステップS10において、操作部16でYC信号のデータを出力する動作モードが選択されている場合には、制御は、ステップS11を介してステップS14へと進み、従来と同様に、YC信号の伝送データに対して禁止コード処理が行われる。そして、ステップS15において、伝送データに対してパラレルシリアル変換処理が行われ、ステップS16において、外部レコーダ100に出力される。
(2−2.外部レコーダの動作)
以下に、外部レコーダ100の受信部110動作について説明するとともに、受信方法の一例についても同時に述べる。図10は、外部レコーダ100の動作を示すフロー図である。
撮像装置10から伝送データおよび同期信号が送信されてくると、ステップS20において、伝送データおよび同期信号が入力I/F111に入力される。
次に、ステップS21において、入力I/F111が、伝送データおよび同期信号をシリアル信号からパラレル信号に変換する。
次に、ステップS22において、映像入力部112の抽出部131がID情報を確認し、YCデータ以外の汎用データ(本実施の形態ではRAWデータ)の場合には、制御がステップS23に進む。
ステップS23において、映像入力部112において、伝送データのリマッピングが行われる。具体的には、抽出部131がYCマッピング規格にマッピングされたRAWデータを抽出する。すなわち、抽出部131は、図5または図6に示すY[11:0]からY´[7:0]を抽出し、C[11:0]からC´[7:0]を抽出する。
次にステップS24において、復元部132は入力されたデータから4096pixelのRAWデータを抜き出す。復元部132は、2160ラインのデータについて同様の動作を繰り返す。これによって、復元部132は、4096pixel×2160ライン分のデータを復元できる。
次に、ステップS25において、復元部132が、復元された汎用データを映像メモリ130に記憶する。
以上のように、撮像装置10で撮像された現像前のRAWデータを外部レコーダ100に保存することができる。
[3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、任意のビット列を送信する送信部18(送信装置の一例)は、読み出し部31と、作成部32と、出力I/F22(出力部の一例)と、を備える。読み出し部31は、記憶されているRAWデータ50(任意のビット列の一例)を、HDMIのYCbCr4:2:2コンポーネント規格(所定の送信規格の一例)で予め定められた12ビット(第1の所定数の一例)よりも小さい8ビット(第2の所定数の一例)のビット列ごとに区切って読み出す。作成部32は、8ビット(第2の所定数の一例)のビット列を12ビット(第1の所定数の一例)に配置し、12ビット(第1の所定数の一例)のビット列の値がHDMIのYCbCr4:2:2コンポーネント規格で予め定められたリミテッドレンジ(16〜4079)(所定範囲の一例)に収まるように、配置された8ビット(第2の所定数の一例)のビット列以外のビットの数値を調整して伝送データを作成する。出力I/F22は、作成された伝送データを出力する。
これによって、現像後のRGB若しくはYCストリームが前提の映像インターフェースにRAW動画ストリームを通す場合に、映像規格で定義されているリミテッドレンジに抵触しないようにすることができる。
また、本実施の形態において、任意のビット列を送信する送信部18(送信装置の一例)は、読み出し部31と、作成部32と、出力I/F22(出力部の一例)とを備える。読み出し部31は、記憶されているRAWデータ50(任意のビット列の一例)を、所定数のビット列単位のデータ60(所定数のビット列の一例)ごとに区切って読み出す。作成部32は、所定数のビット列が配置され、最上位のビット11と最上位から2番目のビット10の2桁のビットが(1,0)または(0,1)に設定された伝送データを作成する。
これによって、現像後のRGB若しくはYCストリームが前提の映像インターフェースにRAW動画ストリームを通す場合に、映像規格で定義されているリミテッドレンジに抵触しないようにすることができる。すなわち、最上位の2ビットに(1,0)若しくは(0、1)を配置し、残りのビットにRAWデータを配置することにより、リミテッドレンジに抵触しないようにすることができる。このため、データのクリッピング等が発生せず、正確なデータを送信することができる。
また、本実施の形態の送信部18において、作成部32は、データ60(所定数のビット列の一例)より上位側に2桁のビットを配置することによって伝送データを作成する。
また、本実施の形態において、撮像装置10は、撮像部11と、映像メモリ13と、を備える。撮像部11は、対象物を撮像する。映像メモリ13は、撮像した画像データを任意のビット列として記憶する。
これにより、精度よくRAWデータを外部に送信することが可能な撮像装置を提供することができる。
また、本実施の形態において、伝送データは、HDMIの規格に基づいている。
これによって、HDMI規格のリミテッドレンジに抵触しないようにRAWデータを送信することができる。
また、伝送データは、SDIの規格に基づいても良い。
また、本実施の形態において、任意のビット列は、RAWデータである。
これによって、HDMI規格のリミテッドレンジに抵触しないようにRAWデータを送信することができる。
また、本実施の形態において、受信部110(受信装置の一例)は、入力I/F111と、抽出部131と、復元部132と、を備える。入力I/F111には、送信部18によって送信された伝送データが入力される。抽出部131は、伝送データから所定数のビット列を抽出する。復元部は、所定数のビット列から任意のビット列を復元する。
これによって、映像規格で定義されているリミテッドレンジに抵触しないようにマッピングされて伝送されたデータをリマッピングすることができる。
また、本実施の形態において、任意のビット列を送信する送信方法は、ステップS121(読み出しステップの一例)と、ステップS122(作成ステップの一例)と、を備える。ステップS121は、記憶されているRAWデータ50(任意のビット列の一例)を、所定数のビット列単位のデータ60(所定数のビット列の一例)ごとに区切って読み出す。ステップS122は、所定数のビット列が配置され、最上位のビット11と最上位から2番目のビット10の2桁のビットが(1,0)または(0,1)に設定された伝送データを作成する。
これによって、現像後のRGB若しくはYCストリームが前提の映像インターフェースにRAW動画ストリームを通す場合に、映像規格で定義されているリミテッドレンジに抵触しないようにすることができる。すなわち、最上位の2ビットに(1,0)若しくは(0、1)を配置し、残りのビットにRAWデータを配置することにより、リミテッドレンジ外にすることができる。このため、データのクリッピング等が発生せず、正確なデータを送信することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
(A)
上記実施の形態では、映像規格で定義されているリミテッドレンジに抵触しないように、Y[11:0]およびC[11:0]の最上位の2桁に(1、0)または(0、1)を配置して、9−2ビットにRAWデータを順次配置しているが、これに限らなくてもよい。
例えば、図11に示すように、Y[11:0]の10−0ビットまでRAWデータを配置してもよい。この場合、作成部32は、最上位の2ビット(11ビットと10ビット)が(1、0)若しくは(0、1)になるように、10ビット目に配置された値によって、11ビットに配置する値を変化させればよい。すなわち、作成部32は、RAWデータを10〜0まで順に配置した際に、10ビットが1の場合には、11ビットに0を配置し、10ビットが0の場合には、11ビットに1を配置する。このように制御を行うことによって、リミテッドレンジに抵触することを防ぐことができる。
また、上記実施の形態では、映像メモリ13に記憶されているRAWデータを8ビット単位で読みだしてYまたはCに配置していたが、図11に示すように、10ビット単位で読みだして配置してもよく、8ビットに限らなくてもよい。
(B)
上記実施の形態では、送信されるRAWデータの1フレームのデータ量は、HDMIの1ビデオフィールドに収まるデータ量であるが、これに限られるものではない。
上記実施の形態では、1ラインにおいてY´[7:0]で4096バイト送信し、C´[7:0]で4096バイト送信できるため、8192バイト分送信することができる。すなわち、図12に示すフレーム(1)分(8192×2160)をHDMI規格の1ビデオフィールドのデータとして送信できる。
ここで、図12に示すように、16KサイズのRAWデータを送信する場合には、1ビデオフィールド分では送信できないためHDMIのビデオフィールド1〜4の4ビデオフィールド分で16Kの1フレーム分が構成されることになる。そのため、作成部32は、各ビデオフィールドのVSI(Vendor Specific InfoFrame)にフレーム(1)〜(4)のどのフレームにおけるRAWデータかを示す画面ID情報を付加する。
これによって、HDMIにおける複数のビデオフィールドにまたがるようなデータを送信する場合でも、正確に元のデータを再現することができる。
(C)
上記実施の形態では、作成部32は、1ラインの5120バイトのデータうち、0〜4095バイトのデータをY´[7:0]に配置し、4096〜5119バイトのデータをC´[7:0]に配置しているが、例えば、0〜5119バイトを前から順に8ビット分をY´[7:0]に配置した後、次の8ビット分をC´[7:0]に配置するように、順番にY´[7:0]とC´[7:0]に配置してもよい。
(D)
上記実施の形態では、1pixelのRAWデータは10ビットであったが、10ビットに限られるものではない。例えば、12ビット、14ビットまたは16ビットであってもよい。
(E)
上記実施の形態では、RAWデータの転送を例に挙げて説明したが、RAWデータに限らなくてもよく、MPEGなどの圧縮されたデータや映像以外の補助データであってもよく、任意のビット列のデータであれば、本発明を適用でき、映像規格のリミテッドレンジに抵触しないようにすることが出来る。
(F)
また、RAWデータと現像に必要な映像補助データを混在して伝送することも可能である。その場合、受信部でRAWデータと映像補助データを分離し、映像補助データを用いて現像処理を行うことで、フレームごとに動画撮影条件に応じた適切な現像処理を行うことが可能で、高画質な表示映像を得ることができる。
(G)
上記実施の形態の読み出し部31および/または作成部32は、CPU(Central Processing Unit)と協働して機能するプログラムとして実行されてもよい。また、上記実施の形態の抽出部131および/または復元部132もCPU(Central Processing Unit)と協働して機能するプログラムとして実行されてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、データを精度良く送信することが可能な撮像装置に適用可能である。具体的には、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、カメラ機能付き携帯電話機、スマートフォンなどに、本開示は適用可能である。
18 送信部
22 出力I/F(インターフェース)
31 読み出し装置
32 作成部

Claims (11)

  1. 任意のビット列を送信する送信装置であって、
    記憶されている任意のビット列を、所定の送信規格で予め定められた第1の所定数よりも小さい第2の所定数のビット列ごとに区切って読み出す読み出し部と、
    前記第2の所定数のビット列を前記第1の所定数に配置し、前記第1の所定数のビット列の値が前記送信規格で予め定められた所定範囲に収まるように、前記配置された第2の所定数のビット列以外のビットの数値を調整して伝送データを作成する作成部と、
    作成された前記伝送データを出力する出力部と、を備えた、
    送信装置。
  2. 任意のビット列を送信する送信装置であって、
    記憶されている任意のビット列を、所定数のビット列ごとに区切って読み出す読み出し部と、
    前記所定数のビット列が配置され、最上位のビットと前記最上位から2番目のビットの2桁のビットが(1,0)または(0,1)に設定された伝送データを作成する作成部と、
    作成された前記伝送データを出力する出力部と、を備えた、
    送信装置。
  3. 前記作成部は、前記伝送データの最上位のビットを空けて前記所定数のビット列を前記伝送データに配置し、前記所定数のビット列における最上位のビットが1の場合には、前記伝送データの最上位のビットに0を配置し、前記所定数のビット列における最上位のビットが0の場合には、前記伝送データの最上位のビットに1を配置することによって前記伝送データを作成する、
    請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記任意のビット列は、フレーム単位で生成されるデータであり、
    前記伝送データは、所定の規格に基づいており、
    前記作成部は、前記任意のビット列における1フレームのデータを、前記所定の規格における複数のビデオフィールドに分割して伝送し、加えて前記伝送データのフレームの分割に関する情報を付加する、
    請求項1または2に記載の送信装置。
  5. 前記伝送データは、HDMIの規格に基づいている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の送信装置。
  6. 前記伝送データは、SDIの規格に基づいている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の送信装置。
  7. 前記任意のビット列は、RAWデータである、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の送信装置。
  8. 前記伝送データは、前記RAWデータと、前記RAWデータの現像に用いられる映像補助データを含む、
    請求項7に記載の送信装置。
  9. 対象物を撮像する撮像部と、
    前記撮像した画像データを任意のビット列として記憶する記憶部と、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の送信装置と、を備えた、
    撮像装置。
  10. 請求項1〜8に記載の送信装置によって送信された前記伝送データが入力される入力部と、
    前記伝送データから前記所定数のビット列を抽出する抽出部と、
    前記所定数のビット列から前記任意のビット列を復元する復元部と、を備えた、
    受信装置。
  11. 任意のビット列を送信する送信方法であって、
    記憶されている任意のビット列を、所定数のビット列ごとに区切って読み出す読み出しステップと、
    前記所定数のビット列が配置され、上位2桁のビットが(1,0)または(0,1)に設定された伝送データを作成する作成ステップと、
    作成された前記伝送データを出力する出力ステップと、を備えた、
    送信方法。
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