JP2020135537A - コードリーダ、及びコード読取方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コードが表示されている携帯端末の画面の輝度不足に起因するコードの読み取り不良を解消する。【解決手段】実施の形態に係るコードリーダは、照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさがより暗い場合にコードが表示される画面の輝度をより暗く調整する携帯端末の照度センサを含む範囲に、光を照射する光照射部12と、光照射部12により光が照射された状態で、画面に表示されるコードを読み取るコード読取部11とを備えるものである。【選択図】図1
Description
本発明は、コードリーダ、コード読取方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、物品に付されているコードシンボルのコードデータを読み取る光学的データ読取装置を備えるハンディターミナルに関する発明が開示されている。特許文献1では、光学的データ読取装置によるコードシンボルの読み取りが宣言される迄は照明手段によりコードシンボル付近に光を照射してコードシンボルの位置等の確認を可能とし、コードシンボルの位置等の確認後に、光学的データ読取装置によるコードシンボルの読み取りが宣言されると、光学的データ読取装置によるコードシンボルの読み取りが終了する迄、照明手段による光の照射を中止する。
これにより、十分な光が得られない環境下であっても、作業性が良く、光学的データ読取装置によるコード読み取り精度が高いハンディターミナルを提供している。また、光を照射した状態で読み取りを行う場合に、コードシンボルが正確に読み取れなくなるという悪影響を避けることができる。
バーコードや二次元バーコードのコードは、対象物を特定する手段として広く普及している。近年、携帯端末の画面にバーコードを表示して、航空機への搭乗時における認証や、デジタル決済等を行う技術が広く使用されている。また、スマートフォンの普及に伴い、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードして会員登録を行うことが一般的となり、スマートフォンに会員固有のバーコードを表示させることで、顧客情報の管理、顧客へのサービスの提供等が実行される。
携帯端末には、照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさに応じて画面の輝度を調整する機能がある。例えば、スマートフォンは、通話用スピーカの近傍に設けられている照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさに応じて画面の輝度を調整する。スマートフォンは、周囲の明るさが増せば、画面の輝度を上げ、周囲の明るさが減ずれば、画面の輝度を下げる。
スマートフォンの画面の輝度が下がっているときに、画面に表示されているコードをコードリーダで読み取ろうとすると輝度不足で読み取れないことがある。特許文献1では、十分な光が得られない環境下で、コードシンボルの位置を確認するために光を照射しており、コードシンボルの読み取り動作を実行している期間は消灯している。このため、特許文献1の技術を用いたとしても、スマートフォンの画面の輝度不足に起因するコードの読み取り不良の問題を解決することはできない。
本開示の目的は、上述した問題を鑑み、コードが表示されている携帯端末の画面の輝度不足に起因するコードの読み取り不良を解消することが可能なコードリーダ、コード読取方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係るコードリーダは、照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさがより暗い場合に前記コードが表示される前記画面の輝度をより暗く調整する前記携帯端末の前記照度センサを含む範囲に、光を照射する光照射部と、前記光照射部により光が照射された状態で、前記画面に表示される前記コードを読み取るコード読取部とを備えるものである。
本発明の一態様に係るコード読取方法は、照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさがより暗い場合に前記コードが表示される前記画面の輝度をより暗く調整する前記携帯端末の前記照度センサを含む範囲に光を照射し、前記光照射部により光が照射された状態で、前記画面に表示される前記コードを読み取る。
本発明の一態様に係るプログラムは、照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさがより暗い場合に前記コードが表示される前記画面の輝度をより暗く調整する前記携帯端末の前記照度センサを含む範囲に光を照射する処理と、前記光照射部により光が照射された状態で、前記画面に表示される前記コードを読み取る処理とをコードリーダに実行させる。
本発明によれば、コードが表示されている携帯端末の画面の輝度不足に起因するコードの読み取り不良を解消することが可能なコードリーダ、コード読取方法及びプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回線で構成することができる。
実施の形態は、携帯端末の画面に表示されるコードの読み取りを行うコードリーダに関する。まず、本発明が解決しようとする問題点について説明する。スーパーマーケットなどでは、会員登録を行った顧客に会員カードを発行している。顧客は、商品の購入の際に会員カードを提示することで、「20日30日は5%オフ」などの会員サービスを受けることができる。近年、会員カードの代わりに、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードして、スマートフォンの画面に会員固有のバーコードを表示させる技術が用いられている。店舗側は、顧客がスマートフォンに表示させたバーコードをバーコードリーダで読み取り、読取結果をPOS(Point of sale)端末装置に通知することにより、会員の個人情報を入手し、顧客の特性と購入商品を関連付け、商品戦略などのマーケティングが可能になる。
スマートフォンは、周囲の明るさを測定する照度センサを有しており、周囲の明るさに応じて自動的に画面の輝度を調整して、電池の消耗を少なくする機能が標準的に搭載されている。具体的には、スマートフォンは、周囲の明るさがより明るい場合に画面の輝度をより明るく調整し、周囲の明るさがより暗い場合に画面の輝度をより暗く調整する。このような画面の輝度を自動的に調整する機能は、初期設定で通常オンに設定されている。一方、店舗では、外部の明るさに合わせて店舗内の照明の明るさを調整している。例えば、雨天の日や夜間などには、照明の明るさを落として省エネルギー対策を行っている。
このため、夜間においては、スマートフォンの画面の輝度が十分でなく、会員のスマートフォンに表示されたバーコードの黒と白との輝度差が足りない場合がある。このようなバーコードをレーザー方式のバーコードリーダで読み取る際、バーコードに照射されたレーザー光の反射光を受光素子で受光すると、バーコードの黒と白の部分の差を受光素子が識別できず、バーコードが読み取れないことがあった。バーコードの読み取り不良が発生した場合には、スマートフォンの画面の輝度を上げるために、顧客がスマートフォンを手動で設定しなおす必要があり、手間がかかるという問題がある。
そこで、図1に示すように、実施の形態に係るコードリーダ10は、携帯端末の照度センサを含む範囲に、光を照射する光照射部12と、光照射部12により光が照射された状態で、画面に表示されるコードを読み取るコード読取部11とを備える。これにより、コードが表示される携帯端末の画面の輝度を上げて、輝度不足によるコードの読み取り不良を解消することが可能となる。
以下、実施の形態に係るコードリーダ10の具体的な構成例について説明する。本実施の形態では、コードリーダ10が、POS(販売時点情報管理)システムを構成するPOS端末装置に接続される例について説明する。
以下、実施の形態に係るコードリーダ10の具体的な構成例について説明する。本実施の形態では、コードリーダ10が、POS(販売時点情報管理)システムを構成するPOS端末装置に接続される例について説明する。
実施の形態1.
図2は、実施の形態1に係るコード読取装置の構成例を示すブロック図である。図3Aは、実施の形態1に係るコード読取装置を側面から見た図であり、図3Bは、上面から見た図である。図3A、図3Bでは、画面にバーコードを表示したスマートフォン20に、コードリーダ10から光を照射する様子が示されている。図3A、図3Bにおいて、一点鎖線は光の照射範囲を示している。図2に示すように、コードリーダ10は、コード読取部11、光照射部12、入力部13、通信部14、制御部15を備える。
図2は、実施の形態1に係るコード読取装置の構成例を示すブロック図である。図3Aは、実施の形態1に係るコード読取装置を側面から見た図であり、図3Bは、上面から見た図である。図3A、図3Bでは、画面にバーコードを表示したスマートフォン20に、コードリーダ10から光を照射する様子が示されている。図3A、図3Bにおいて、一点鎖線は光の照射範囲を示している。図2に示すように、コードリーダ10は、コード読取部11、光照射部12、入力部13、通信部14、制御部15を備える。
コード読取部11は、スマートフォンの画面に表示されるバーコードを読み取る。コード読取部11としては、例えば、公知のレーザー方式の読取モジュールを用いることができる。コード読取部11は、図3A、図3Bのコードリーダ10のハウジング1の内部であって、ハウジング1の先端部分に位置する読取口2の近傍に配置される。
コード読取部11は、例えば、レーザダイオードと、レーザダイオードからのレーザー光を反射するミラーと、受光素子とを備えている。ミラーの角度をアクチュエータで制御することでレーザー光の走査を行う。レーザー光がバーコードで反射した反射光を受光素子で受光することで、当該バーコードの画像信号を生成することができる。なお、コード読取部11としては、CCD(Charge Coupled Device)方式等の他の読取モジュールを用いることも可能である。
光照射部12は、スマートフォン20に光を照射する。実施の形態では、光照射部12によりスマートフォン20の照度センサを含む範囲に光を照射して、スマートフォン20の画面の輝度を上げることで、バーコードの読み取り不良を解消する。このため、光照射部12としては、照度を十分に有し、自然光に近い白色光を出射する光源を用いることが好ましい。
図3A、図3Bに示す例では、光照射部12として、白色光を出射するLED(Light Emitting Diode)からなる光源L1、L2が用いられる。光源L1、L2は、コードリーダ10の先端部分に位置する読取口2の上下にそれぞれ設けられている。なお、図3A、図3Bに示す例では、読取口の上下にそれぞれ1つずつ光源L1、L2を配置していたが、これに限定されない。例えば、光源L1、L2の配置箇所は読取口2の上下でなくてもよいし、数量は1つでも3つ以上であってもよい。
周囲の明るさを測定する照度センサは、例えば、通話用スピーカの近傍に設けられている。スマートフォン20の画面の輝度を上げるためには、通話用スピーカの近傍に設けられている照度センサに光を照射すればよい。しかしながら、スマートフォン20の画面に表示されたバーコードを読み取る際に、スマートフォン20に設けられた照度センサの位置を特定することは難しい。
このため、図3A、図3Bに示すように、光照射部12の照射範囲をスマートフォン20全体に光が照射されるように設定する。なお、スマートフォン20の照度センサの位置を特定することができる場合には、スマートフォン20全体ではなく、照度センサを含む範囲のみに光を照射するようにしてもよい。なお、特に図示しないが、光照射部12には、光の広がりを調節するためのレンズ等が設けられていてもよい。
入力部13は、複数のキーが配列された構成を有している。入力部13への入力により、商品コードや数量等の入力、アプリケーションの起動等を行うことができる。また、入力部13には、光照射部12による光の照射のオンオフを切り替えるスイッチが含まれる。通信部14は、上位装置である、図示しないPOS端末装置と接続される。通信部14は、コード読取部11によりスマートフォン20に表示されたバーコードを読み取った読取結果をPOS端末装置に通知する。コードリーダ10とPOS端末装置との通信は、有線通信でもよいし、無線通信でもよい。制御部15は、コードリーダ10全体の動作を制御する。制御部15としては、例えば、コードリーダ10が備える各部を駆動制御する制御系を搭載したプリント配線基板が用いられる。
コードリーダ10は、所定の間隔でバーコードを読み取る。店員は、スマートフォンの画面に表示されたバーコードを読み取る際、数秒経過してもバーコードを読み取れない場合、スマートフォンに光を照射するために、上述したスイッチを押下する。これにより、スマートフォンの照度センサを含む範囲に光が照射され、スマートフォンの画面の輝度を上げることができ、バーコードを読み取ることが可能となる。
このように、実施の形態1によれば、スマートフォンの画面の輝度が下がっているときに、画面に表示されているバーコードや2次元バーコードのコードが輝度不足で読み取れない場合に、スマートフォンに光を照射する。スマートフォン20は、照度センサにより照射された光を検出し、周囲の明るさに合わせて自動的に画面の輝度を上げる。これにより、スマートフォン20に表示されたバーコードの黒と白の輝度差が大きくなり、コード読取部11によるコードの読み取り不良を解消することが可能となる。
なお、コード読取部11によるバーコードの読み取りが完了すると読取完了音等が発信され、店員はバーコードが読み取られたことを認識することができる。その後、スイッチをオフとし、光照射部12からの光の照射を停止させることができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係るコード読取方法の処理の流れを示すフロー図である。実施の形態2において、実施の形態1と異なる点は、入力部13が、光照射部12による光の照射のオンオフを切り替えるスイッチを有しておらず、コード読取部11の動作の開始を指示するトリガスイッチを有する点である。実施の形態2では、光照射部12による光の照射は、読み取り処理の過程で、条件に応じて自動的に実行される。
図4は、実施の形態2に係るコード読取方法の処理の流れを示すフロー図である。実施の形態2において、実施の形態1と異なる点は、入力部13が、光照射部12による光の照射のオンオフを切り替えるスイッチを有しておらず、コード読取部11の動作の開始を指示するトリガスイッチを有する点である。実施の形態2では、光照射部12による光の照射は、読み取り処理の過程で、条件に応じて自動的に実行される。
図4を参照して、実施の形態2にかかるコード読取方法について説明する。まず、トリガスイッチが押下され、バーコードの読み取りが開始されたか否かが判断される(ステップS1)。トリガスイッチが押下された場合(ステップS1、YES)、ステップS2に移行する。一方、トリガスイッチが押下されていない場合(ステップS1、NO)、ステップS1が繰り返し実行される。
ステップS2では、コードリーダ10が所定の間隔でバーコードを読み取り、正常にバーコードの読取結果が取得されたか否かが判断される。バーコードが正常に読み取れた場合(ステップS2、YES)はステップS8に移行し、読取結果がPOS端末装置に通知される。一方、バーコードが読み取れない場合(ステップS2、NO)は、ステップS3に移行する。
ステップS3では、読み取り開始から所定時間(例えば、5秒)が経過しているか否かが判断される。所定時間が経過した場合(ステップS3、YES)、ステップS4に移行し、光照射部12からスマートフォン20に光が照射される。すなわち、バーコードの読み取りを開始して所定時間経過してもバーコードを読み取れない場合、光照射部12はスマートフォン20の照度センサを含む範囲に光を照射する。一方、所定時間が経過していない場合(ステップS3、NO)、ステップS2に戻る。
そして、ステップS4において光照射部12から光が照射されている状態で、ステップS5に移行する。ステップS5では、光照射部12から光が照射されている状態で、コードリーダ10が所定の間隔でバーコードを読み取り、正常にバーコードの読取結果が取得されたか否かが判断される。バーコードが正常に読み取れた場合(ステップS5、YES)はステップS8に移行し、バーコードが読み取れない場合(ステップS5、NO)は、ステップS6に移行する。
ステップS6では、光照射開始から所定時間(例えば、5秒)が経過しているか否かが判断される。所定時間が経過した場合(ステップS6、YES)、ステップS7に移行し、光照射部12からの光の照射が停止される。一方、所定時間が経過していない場合(ステップS6、NO)、ステップS5に戻る。ステップS8では、読取結果がPOS端末装置に通知され、読取処理が終了する。
このように、実施の形態2によっても、実施の形態1と同様に、スマートフォン20の画面の輝度不足に起因する読み取り不良を解消する効果を達成することができる。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3に係るコード読取装置の構成例を示すブロック図である。実施の形態3において、実施の形態1と異なる点は、入力部13が、光照射部12による光の照射のオンオフを切り替えるスイッチを有しておらず、図5に示すように周囲の明るさを測定する照度測定部16を有する点である。実施の形態3では、光照射部12による光の照射は、照度測定部16により測定された照度に応じて自動的に実行される。
図5は、実施の形態3に係るコード読取装置の構成例を示すブロック図である。実施の形態3において、実施の形態1と異なる点は、入力部13が、光照射部12による光の照射のオンオフを切り替えるスイッチを有しておらず、図5に示すように周囲の明るさを測定する照度測定部16を有する点である。実施の形態3では、光照射部12による光の照射は、照度測定部16により測定された照度に応じて自動的に実行される。
光照射部12は、照度測定部16により測定された周囲の明るさが所定値以下の場合、スマートフォン20に光を照射する。一方、光照射部12は、照度測定部16により測定された周囲の明るさが所定値を超えている場合、光を照射しない。ここで、所定値とは、測定された周囲の明るさがその値以下では、スマートフォン20の画面の輝度が下がり、該画面上のバーコードが輝度不足で読み取れなくなる照度である。
このように、実施の形態3によっても、実施の形態1と同様に、スマートフォン20の画面の輝度不足に起因する読み取り不良を解消する効果を達成することができる。
実施の形態4.
図6は、実施の形態4に係るコード読取方法の処理の流れを示すフロー図である。実施の形態4に係るコードリーダ10は、実施の形態3と同様に、周囲の明るさを測定する照度測定部16を有している。
図6は、実施の形態4に係るコード読取方法の処理の流れを示すフロー図である。実施の形態4に係るコードリーダ10は、実施の形態3と同様に、周囲の明るさを測定する照度測定部16を有している。
図6を参照して、実施の形態4にかかるコード読取方法について説明する。まず、トリガスイッチが押下され、バーコードの読み取りが開始されたか否かが判断される(ステップS11)。トリガスイッチが押下された場合(ステップS11、YES)、ステップS12に移行する。一方、トリガスイッチが押下されていない場合(ステップS11、NO)、ステップS11が繰り返し実行される。
ステップS12では、周囲の明るさ(照度)が所定値以下であるか否かが判断される。照度が所定値以下の場合(ステップS12、YES)、ステップS13に移行し、照度が所定値を超えている場合(ステップS12、NO)、ステップS14に移行する。なお、上述したように、所定値とは、測定された周囲の明るさがその値以下では、スマートフォン20の画面の輝度が下がり、該画面上のバーコードが輝度不足で読み取れなくなる照度である。
ステップS13では、光照射部12からスマートフォン20に光が照射される。そして、ステップS14において、コードリーダ10が所定の間隔でバーコードを読み取り、正常にバーコードの読取結果が取得されたか否かが判断される。バーコードが正常に読み取れた場合(ステップS14、YES)はステップS17に移行し、バーコードが読み取れない場合(ステップS14、NO)は、ステップS15に移行する。
ステップS15では、光照射開始から所定時間(例えば、5秒)が経過しているか否かが判断される。所定時間が経過した場合(ステップS15、YES)、ステップS16に移行し、光照射部12からの光の照射が停止される。一方、所定時間が経過していない場合(ステップS15、NO)、ステップS14に戻る。ステップS17では、読取結果がPOS端末装置に通知され、読取処理が終了する。
このように、実施の形態4によっても、実施の形態1と同様に、スマートフォン20の画面の輝度不足に起因する読み取り不良を解消する効果を達成することができる。
本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。従って、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-Transitory computer Readable Medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage Medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(Transitory computer Readable Medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上述の実施の形態では、手持ち式のバーコードリーダ10について記載したが、バーコードリーダは固定式であってもよい。また、バーコードリーダは、バーコードを読み取るものであってもよいし、2次元バーコードを読み取るものであってもよい。実施の形態に係るコードリーダ10は、POSシステムを構成するPOS端末装置と接続され、例えば、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの多店舗チェーン店や、病院等に用いられ得る。
1 ハウジング
2 読取口
10 バーコードリーダ
11 コード読取部
12 光照射部
13 入力部
14 通信部
15 制御部
16 照度測定部
L1 光源
L2 光源
20 スマートフォン
2 読取口
10 バーコードリーダ
11 コード読取部
12 光照射部
13 入力部
14 通信部
15 制御部
16 照度測定部
L1 光源
L2 光源
20 スマートフォン
Claims (6)
- 照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさがより暗い場合にコードが表示される画面の輝度をより暗く調整する携帯端末の前記照度センサを含む範囲に、光を照射する光照射部と、
前記光照射部により光が照射された状態で、前記画面に表示される前記コードを読み取るコード読取部と、
を備える、
コードリーダ。 - 前記光照射部による光の照射のオンオフを切り替えるスイッチをさらに備える、
請求項1に記載のコードリーダ。 - 前記コードの読み取りを開始して所定時間経過しても前記コードを読み取れない場合、前記光照射部は前記携帯端末の前記照度センサを含む範囲に光を照射する、
請求項1に記載のコードリーダ。 - 周囲の明るさを測定する照度測定部をさらに備え、
前記光照射部は、前記照度測定部により測定された周囲の明るさが所定値以下の場合に光を照射する、
請求項1に記載のコードリーダ。 - 照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさがより暗い場合にコードが表示される画面の輝度をより暗く調整する携帯端末の前記照度センサを含む範囲に光を照射し、
光が照射された状態で、前記画面に表示される前記コードを読み取る、
コード読取方法。 - 照度センサで周囲の明るさを測定し、周囲の明るさがより暗い場合にコードが表示される画面の輝度をより暗く調整する携帯端末の前記照度センサを含む範囲に光を照射する処理と、
光が照射された状態で、前記画面に表示される前記コードを読み取る処理と、
をコードリーダに実行させる、
プログラム。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200225 |
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200908 |