JP2020135295A - Information processing system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理システムに関する。 The present invention relates to an information processing system.
原稿を読み取って原稿中の文字を認識する文字認識が知られている。このような処理は、光学文字認識(Optical Character Recognition:OCR)処理とも呼ばれる。光学文字認識処理では、画像データを文字コードデータに変換する。 Character recognition is known that reads a manuscript and recognizes characters in the manuscript. Such a process is also called an optical character recognition (OCR) process. In the optical character recognition process, image data is converted into character code data.
MFPでスキャンしたデータをOCRサーバーに送信し、OCRサーバーがOCR処理を実行するスキャンシステムが検討されている(例えば、特許文献1)。特許文献1のスキャンシステムでは、スキャンしたデータのうちフォーマットデータ部分を消去した上で、残った文字列をOCR処理している。 A scanning system in which data scanned by an MFP is transmitted to an OCR server and the OCR server executes OCR processing is being studied (for example, Patent Document 1). In the scanning system of Patent Document 1, the format data portion of the scanned data is erased, and then the remaining character string is subjected to OCR processing.
近年、MFPにおいてOCR処理を行うことも検討されている。しかしながら、MFPにおいてOCR処理が可能である場合、OCR処理可能なMFPとOCR処理可能なサーバーとをどのように連動させるかは明らかでない。 In recent years, it has been considered to perform OCR processing in an MFP. However, when OCR processing is possible in the MFP, it is not clear how the MFP capable of OCR processing and the server capable of OCR processing are linked.
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像データから文字コードデータへの変換結果を効率的に利用可能な情報処理システムを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an information processing system that can efficiently use the conversion result from image data to character code data.
本発明による情報処理システムは、画像読取装置と、情報処理装置とを備える。画像読取装置は、原稿を読み取って対象画像データを生成する。前記情報処理装置は、前記対象画像データを処理する。前記画像読取装置は、画像データを文字コードデータに変換可能な前変換処理部を含む。前記情報処理装置は、画像データを文字コードデータに変換可能な後変換処理部を含む。前記情報処理装置は、前記前変換処理部によって前記対象画像データを変換した文字コードデータを前記画像読取装置から受信した場合、前記後変換処理部が前記対象画像データを文字コードデータに変換せず、前記前変換処理部によって前記対象画像データを変換した文字コードデータを前記画像読取装置から受信しなかった場合、前記後変換処理部が前記対象画像データを文字コードデータに変換する。 The information processing system according to the present invention includes an image reading device and an information processing device. The image reading device reads the original and generates the target image data. The information processing device processes the target image data. The image reading device includes a pre-conversion processing unit capable of converting image data into character code data. The information processing device includes a post-conversion processing unit capable of converting image data into character code data. When the information processing device receives the character code data obtained by converting the target image data by the pre-conversion processing unit from the image reading device, the post-conversion processing unit does not convert the target image data into character code data. When the character code data obtained by converting the target image data by the pre-conversion processing unit is not received from the image reading device, the post-conversion processing unit converts the target image data into character code data.
本発明によれば、画像データから文字コードデータへの変換結果を効率的に利用できる。 According to the present invention, the conversion result from the image data to the character code data can be efficiently used.
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, the same or corresponding parts are designated by the same reference numerals and the description is not repeated.
まず、図1を参照して、本実施形態の情報処理システム100の構成を説明する。図1は、情報処理システム100の模式図である。情報処理システム100は、画像読取装置10と、情報処理装置20とを備える。
First, the configuration of the
画像読取装置10および情報処理装置20はネットワークNで接続されている。ネットワークNは、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)であってもよく、ワイド・エリア・ネットワーク(Wide Area Network:WAN)であってもよい。あるいは、ネットワークNは、インターネットであってもよい。
The
画像読取装置10は、原稿を読み取って対象画像データOGを生成する。画像読取装置10は、対象画像データOGを情報処理装置20に送信する。
The
対象画像データOGのファイル形式は特に限定されない。例えば、対象画像データOGのファイル形式は、ポータブル・ドキュメント・フォーマット(Portable Document Format:PDF)、ポータブル・ネットワーク・グラフィックス(Portable Network Graphics:PNG)、タグドイメージファイルフォーマット(Tagged Image File Formart:TIFF)またはジョイントフォトグラフィックエキスパーツグループ(Joint Photographic Experts Group:JPEG)のいずれであってもよい。 The file format of the target image data OG is not particularly limited. For example, the file format of the target image data OG is a portable document format (PDF), a portable network graphics (PNG), and a tagged image file format (Tagged Image File Format). ) Or the Joint Photographic Experts Group (JPEG).
情報処理装置20は、画像読取装置10から対象画像データOGを受信する。ここでは、対象画像データOGの送信元は、画像読取装置10である。
The
情報処理装置20は、対象画像データOGを処理する。情報処理装置20は、対象画像データOGを文字コードデータに変換する。情報処理装置20は、光学文字認識(Optical Character Recognition:OCR)処理により、対象画像データOGを文字コードデータCDに変換する。例えば、情報処理装置20はサーバーである。文字コードデータCDは、言語、数字または記号を示すデータである。
The
文字コードデータCDのファイル形式は特に限定されない。例えば、文字コードデータCDのファイル形式は、エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ(Extensible Markup Language:XML)、PDF、文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェアおよびプレゼンテーションソフトウェアのいずれであってもよい。 The file format of the character code data CD is not particularly limited. For example, the file format of the character code data CD may be any of Extendable Markup Language (XML), PDF, document creation software, table calculation software, and presentation software.
例えば、情報処理装置20は、文字コードデータCDを保存する。情報処理装置20自身が、文字コードデータを記憶してもよい。または、情報処理装置20は、別の記憶装置が文字コードデータを記憶するように文字コードデータを送信してもよい。例えば、情報処理装置20は、文字コードデータを画像読取装置10に送信してもよい。あるいは、情報処理装置20は、文字コードデータを別の機器にファクスしてもよい。
For example, the
情報処理装置20は、画像読取装置10と連動して動作してもよい。例えば、画像読取装置10には、情報処理装置20を駆動するためのアプリケーションソフトウェアがインストールされていてもよい。画像読取装置10のアプリケーションソフトウェアの起動により、画像読取装置10は、情報処理装置20と連動して動作する。
The
情報処理システム100は、情報処理装置30をさらに備えてもよい。情報処理装置30はネットワークNに接続されている。情報処理装置20は、情報処理装置30に文字コードデータCDを送信できる。情報処理装置30は、文字コードデータCDを処理する。情報処理装置30は、例えば、パーソナルコンピューター(Personal Computer:PC)またはスマートフォン(Smart Phone)を含む。
The
次に、図1および図2を参照して、本実施形態の情報処理システム100を説明する。図2は、本実施形態の情報処理システム100のブロック図である。
Next, the
画像読取装置10は、読取部12と、前変換処理部14と、通信部16と、制御部17とを備える。制御部17は、読取部12、前変換処理部14および通信部16を制御する。制御部17は、プロセッサーを含む。プロセッサーは、中央処理演算機(Central ProcessingUnit:CPU)を含んでもよい。あるいは、プロセッサーは、マイクロコンピューターを含んでもよい。または、プロセッサーは、特定用途用集積回路(application specific integrated circuit:ASIC)を含んでもよい。
The
読取部12は、原稿を読み取って画像データを生成可能である。読取部12は、原稿を読み取って対象画像データOGを生成する。
The
前変換処理部14は、画像データを文字コードデータに変換できる。例えば、前変換処理部14は、対象画像データOGを文字コードデータに変換できる。なお、本明細書において、前変換処理部14によって変換された文字コードデータを前文字コードデータまた文字コードデータRCDと記載することがある。また、本明細書において、前変換処理部14による変換処理を前変換処理と記載することがある。
The
典型的には、前変換処理部14が画像データを文字コードデータに変換する場合、前変換処理の認識率も生成される。認識率は、前変換処理部14によって適切に変換されたと認識された文字の割合を示す。認識率が高い場合、前変換処理は誤りなく適切に変換されていることが多い。本明細書において、前変換処理部14による認識率を前認識率と記載することがある。
Typically, when the
通信部16は、外部の電子機器と通信する。ここでは、通信部16は、対象画像データOGを情報処理装置20に送信する。また、前変換処理部14が文字コードデータRCDを生成した場合、通信部16は、対象画像データOGとともに文字コードデータRCDを情報処理装置20に送信する。
The
情報処理装置20は、後変換処理部22と、通信部26と、制御部27と、記憶部27sとを備える。制御部27は、後変換処理部22と、通信部26とを制御する。制御部27は、プロセッサーを含む。プロセッサーは、CPU、マイクロコンピューターまたは特定用途用集積回路を含んでもよい。
The
後変換処理部22は、画像データを文字コードデータに変換できる。例えば、後変換処理部22は、対象画像データOGを文字コードデータに変換できる。なお、本明細書において、後変換処理部22によって変換された文字コードデータを後文字コードデータまたは文字コードデータOCDと記載することがある。また、本明細書において、後変換処理部22による変換処理を後変換処理と記載することがある。
The
典型的には、後変換処理部22が画像データを文字コードデータに変換する場合、後変換処理の認識率も生成される。本明細書において、後変換処理部22による認識率を後認識率と記載することがある。
Typically, when the
前変換処理部14および後変換処理部22は、いずれも画像データを文字コードデータに変換する。例えば、前変換処理部14は、ある対象画像データを日本語の文字コードデータに変換する。同様に、後変換処理部22は、同じ対象画像データを日本語の文字コードデータに変換する。
The
ただし、対象画像データが同じであり、後変換処理部22が前変換処理部14と同種の変換処理をした場合でも、後変換処理部22の変換処理は、前変換処理部14の変換処理と同じではなく、文字コードデータOCDは、文字コードデータRCDと同じにならないことがある。例えば、後変換処理部22の変換処理は通常レベルであり、前変換処理部14の変換処理は、後変換処理部22の変換処理よりも優れている。一例では、前変換処理部14は、後変換処理部22の変換処理では正しく変換できない画像データであっても、適切に変換できる。この場合、前認識率は後認識率よりも高い。あるいは、前変換処理部14の変換処理は通常レベルであり、後変換処理部22の変換処理は後変換処理部22の変換処理よりも優れていてもよい。
However, even if the target image data is the same and the
制御部27は、後変換処理部22が対象画像データを後文字コード変換するかを制御する。制御部27は、画像読取装置10から文字コードデータRCDを受信しなかった場合、後変換処理部22が対象画像データOGを文字コードデータOCDに変換するように制御する。あるいは、制御部27は、画像読取装置10から文字コードデータRCDを受信した場合、後変換処理部22が対象画像データOGを文字コードデータOCDに変換しないように制御する。
The
例えば、制御部27は、情報処理装置20が対象画像データOGを受信する前に予め定められた手順に従って後変換処理部22が対象画像データを変換するかを制御してもよい。一例では、制御部27は、情報処理装置20が対象画像データOGを受信する前に予め定められた手順に従って後変換処理部22が対象画像データを変換するかを選択してもよい。
For example, the
なお、制御部27は、文字コードデータRCDを受信した場合でも、後変換処理部22が対象画像データOGを文字コードデータOCDに変換するように制御してもよい。例えば、制御部27は、画像読取装置10から受信した前認識率が所定の条件を満たさない場合、後変換処理部22による後変換処理を行ってもよい。この場合、制御部27は、後変換処理部22の後認識率と前認識率とを比較してより大きい認識率に対応する文字コードデータを選択してもよい。
Even when the character code data RCD is received, the
記憶部27sは、制御プログラムを記憶する。制御プログラムは、非一時的コンピューター読取可能記憶媒体に記憶される。非一時的コンピューター読取可能記憶媒体は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CD−ROM,磁気テープ、磁気ディスクまたは光データ記憶装置を含む。制御部27は、記憶部27sに記憶された制御プログラムを実行することによって、情報処理装置20の各構成要素の動作を制御する。
The
本実施形態の情報処理システムによれば、前変換処理部14および後変換処理部22の少なくとも一方が対象画像データOGを文字コードデータに変換する。例えば、前変換処理部14および後変換処理部22は、費用または使用料に基づいて選択されてもよい。あるいは、前変換処理部14および後変換処理部22は認識率に基づいて選択されてもよい。
According to the information processing system of the present embodiment, at least one of the
なお、対象画像データおよび/または文字コードデータの種類にかかわらず、前認識率と後認識率との大小関係は、一定であってもよい。例えば、対象画像データおよび/または文字コードデータの種類にかかわらず、前認識率が後認識率よりも大きい場合、前変換処理部14の性能は、後変換処理部22の性能よりも優れている。
Regardless of the type of the target image data and / or the character code data, the magnitude relationship between the pre-recognition rate and the post-recognition rate may be constant. For example, when the pre-recognition rate is larger than the post-recognition rate regardless of the type of the target image data and / or the character code data, the performance of the
なお、前認識率と後認識率との大小関係は、対象画像データおよび/または文字コードデータの種類に応じて変化してもよい。例えば、対象画像データを日本語の文字コードデータに変換する場合、後認識率は前認識率よりも高く、対象画像データを英語の文字コードデータに変換する場合、前認識率は後認識率よりも高くてもよい。 The magnitude relationship between the pre-recognition rate and the post-recognition rate may change depending on the type of the target image data and / or the character code data. For example, when converting the target image data to Japanese character code data, the post-recognition rate is higher than the pre-recognition rate, and when converting the target image data to English character code data, the pre-recognition rate is higher than the post-recognition rate. May be high.
また、後変換処理部22の使用条件は、前変換処理部14の使用条件と異なってもよい。例えば、後変換処理部22は無償で使用可能であり、前変換処理部14は有償で使用可能である。後変換処理部22はライセンスなしで使用可能であり、前変換処理部14はライセンスによって使用可能である。または、後変換処理部22の使用料は安価であり、前変換処理部14の使用料は高価である。あるいは、後変換処理部22の使用料は定額制であり、前変換処理部14の使用料は従量制である。
Further, the usage conditions of the
なお、前変換処理部14および後変換処理部22の使用料は、画像データの処理量(使用量)に応じて増大してもよく、画像データの処理量(使用量)にかかわらず一定であってもよい。例えば、前変換処理部14および後変換処理部22の使用料は、画像データの処理量(使用量)にかかわらず一定期間にわたって一定であってもよい。
The usage fee of the
典型的には、後変換処理部22は、使用料の課されないものであってもよい。例えば、後変換処理部22は、オープンソースを利用してもよい。
Typically, the
前変換処理部14は、使用料の課されるものであってもよい。例えば、前変換処理部14は、ベンダーの開発したソフトウェアであってもよい。
The
例えば、重要度の比較的低い原稿を対象とする場合、制御部27は、ユーザーの設定に基づいて、使用料の安い情報処理部を選択してもよい。あるいは、重要度の比較的高い原稿を対象とする場合、制御部27は、ユーザーの設定に基づいて、認識率の情報処理部を選択してもよい。さらには、ユーザーは、状況に応じて選択する情報処理部を設定したい場合には、制御部27は、変換処理ごとに使用する情報処理部をユーザーに問合せ、ユーザーからの指示にしたがって、情報処理部を選択してもよい。あるいは、制御部27は、ユーザーの予め決めた希望設定条件に基づいて、情報処理部を選択してもよい。
For example, when targeting a document having a relatively low importance, the
例えば、後変換処理部22は、画像データを数字および/またはアルファベットの文字コードデータに高い認識率で変換できる一方で、画像データを別の文字コードデータに高い認識率では変換できなくてもよい。また、前変換処理部14は、画像データを数字および/またはアルファベットの文字コードデータに高い認識率で変換できてもよい。このように、後変換処理部22は、マルチバイト文字への変換が不充分であるのに対して、前変換処理部14は、マルチバイト文字への変換が充分であってもよい。
For example, the
なお、後変換処理部22は、画像データから文字コードデータに変換する際に、文字コードデータの認識率を取得することが好ましい。後変換処理部22が画像データから文字コードデータに変換する際に正しい変換を行うほど文字コードデータの認識率が高くなる。
It is preferable that the
例えば、対象画像データで示されている文字の言語が、後変換処理部22自身のデータベースに蓄積された文字の言語と同じ場合、後変換処理部22における文字コードデータの認識率は高い。反対に、対象画像データで示されている文字の言語が、後変換処理部22自身のデータベースに蓄積された文字の言語と異なる場合、後変換処理部22における文字コードデータの認識率は低い。同様に、第2変換処理部22bは、画像データから文字コードデータに変換する際に、文字コードデータの認識率を取得することが好ましい。
For example, when the written language indicated by the target image data is the same as the written language stored in the database of the
例えば、前変換処理部14は、後変換処理部22と比べて高精度に変換処理できる一方で、前変換処理部14の使用料は後変換処理部22の使用料よりも高いことがある。一例では、第2変換処理部22bの使用料は使用量に応じて定められている一方で、情報処理装置20のユーザーであれば、後変換処理部22は制限なく使用可能であってもよい。
For example, while the
前変換処理部14および後変換処理部22は、画像データを変換した文字コードデータのうちの一部をメタデータとして抽出してもよい。また、文字コードデータ自体は、ファイルとして保存してもよく、ファイルとして保存しなくてもよい。また、ファイルとして保存する場合、抽出したメタデータをファイル名として付してもよい。
The
次に、図1〜図3を参照して、本実施形態の情報処理システム100における情報処理装置20のフロー図を説明する。図3は、本実施形態の情報処理システム100における情報処理装置20のフロー図である。
Next, a flow chart of the
ステップS102において、情報処理装置20は画像読取装置10から対象画像データを受信する。画像読取装置10は、原稿を読み取って対象画像データOGを生成し、対象画像データOGを情報処理装置20に送信する。情報処理装置20は、対象画像データを画像読取装置10から受信する。詳細には、情報処理装置20の通信部26は、画像読取装置10の通信部16から対象画像データを受信する。
In step S102, the
対象画像データOGは、画像読取装置10において原稿Rを読み取って生成されたものである。画像読取装置10の読取部12は、原稿Rを読み取ることで対象画像データを生成する。その後、画像読取装置10は、対象画像データを情報処理装置20に送信する。
The target image data OG is generated by scanning the document R with the
上述したように、画像読取装置10は、対象画像データOGを前変換処理できる。詳細には、画像読取装置10の前変換処理部14は、対象画像データから文字コードデータRCDを生成してもよい。このように、前変換処理部14は、対象画像データに対して前変換処理してもよい。
As described above, the
前変換処理部14が前変換処理する場合、画像読取装置10は、対象画像データとともに文字コードデータCDを情報処理装置20に送信する。なお、画像読取装置10は、対象画像データOGおよび文字コードデータRCDを同時に情報処理装置20に送信してもよい。あるいは、画像読取装置10は、対象画像データOGおよび文字コードデータRCDを別々に情報処理装置20に送信してもよい。
When the
ステップS104において、情報処理装置20は、画像読取装置10から文字コードデータRCDを受信した否かを判定する。詳細には、情報処理装置20の制御部27は、文字コードデータRCDを受信した否かを判定する。
In step S104, the
文字コードデータRCDを受信していない場合(ステップS104においてNo)、ステップS106において、後変換処理部22は、対象画像データOGを文字コードデータOCDに変換する。
When the character code data RCD is not received (No in step S104), the
その後、ステップS108aにおいて、記憶部27sは、文字コードデータOCDを記憶する。記憶部27sは、文字コードデータOCDとともに対象画像データOGを記憶してもよい。また、記憶部27sは、文字コードデータOCDの一部をメタデータとして記憶してもよい。その後、処理を終了する。
After that, in step S108a, the
文字コードデータRCDを受信した場合(ステップS104においてYes)、ステップS108bにおいて、記憶部27sは、文字コードデータRCDを記憶する。記憶部27sは、文字コードデータRCDとともに対象画像データOGを記憶してもよい。また、記憶部27sは、文字コードデータRCDの一部をメタデータとして記憶してもよい。
When the character code data RCD is received (Yes in step S104), in step S108b, the
なお、文字コードデータRCDを受信した場合、後変換処理部22は、対象画像データOGを文字コードデータに後変換処理しない。ただし、制御部27は、対象画像データOGに対して後変換処理以外の処理を行ってもよい。その後、処理を終了する。
When the character code data RCD is received, the
図3を参照して上述したように、本実施形態によれば、情報処理装置20は、画像読取装置10から文字コードデータRCDを受信した場合には対象画像データOGを後変換処理せずに文字コードデータRCDを使用する。また、画像読取装置10から文字コードデータRCDを受信しなかった場合には対象画像データOGを文字コードデータOCDに変換する。このため、本実施形態によれば、画像データから文字コードデータへの変換結果を効率的に利用できる。
As described above with reference to FIG. 3, according to the present embodiment, when the
なお、図1〜図3を参照した上述の説明では、後変換処理部22は、対象画像データOGを1種類の文字コードデータに変換可能であったが、本実施形態はこれに限定されない。後変換処理部22は、対象画像データOGを複数種類の文字コードデータに変換可能であってもよい。
In the above description with reference to FIGS. 1 to 3, the
次に、図4を参照して、本実施形態の情報処理システム100を説明する。図4は、本実施形態の情報処理システム100の模式的なブロック図である。図4の情報処理システム100は、後変換処理部22が第1変換処理部22a、第2変換処理部22bおよび選択部22cを含む点を除いて図2を参照して上述した情報処理システム100と同様の構成を有している。このため、冗長を避けるために重複する説明を省略する。
Next, the
後変換処理部22は、第1変換処理部22aと、第2変換処理部22bと、選択部22cとを含む。第1変換処理部22aは、画像データを文字コードデータに変換できる。第2変換処理部22bは、画像データを文字コードデータに変換できる。なお、第2変換処理部22bによる変換処理は、第1変換処理部22aによる変換処理とは異なる。また、第1変換処理部22aによる変換処理および第2変換処理部22bによる変換処理は、前変換処理部14による変換処理とも異なる。
The
第1変換処理部22aは、画像データを文字コードデータに変換できる。例えば、第1変換処理部22aは、対象画像データOGを文字コードデータに変換できる。なお、本明細書において、第1変換処理部22aによって変換された文字コードデータを第1文字コードデータまたは文字コードデータCD1と記載することがある。また、本明細書において、第1変換処理部22aによる変換処理を第1変換処理と記載することがある。
The first
典型的には、第1変換処理部22aが画像データを文字コードデータに変換する場合、第1変換処理の認識率も生成される。本明細書において、第1変換処理部22aによる認識率を第1認識率と記載することがある。
Typically, when the first
第2変換処理部22bは、画像データを文字コードデータに変換できる。例えば、第2変換処理部22bは、対象画像データOGを文字コードデータに変換できる。本明細書において、第2変換処理部22bによって変換された文字コードデータを第2文字コードデータまたは文字コードデータCD2と記載することがある。また、本明細書において、第2変換処理部22bによる変換処理を第2変換処理と記載することがある。
The second
第2変換処理部22bが画像データを文字コードデータに変換する場合、第2変換処理の認識率も生成される。本明細書において、第2変換処理部22bによる認識率を第2認識率と記載することがある。
When the second
第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bは、いずれも画像データを文字コードデータに変換する。例えば、第1変換処理部22aは、ある対象画像データを日本語の文字コードデータに変換する。同様に、第2変換処理部22bは、同じ対象画像データを日本語の文字コードデータに変換する。
The first
ただし、対象画像データが同じであり、第1変換処理部22aが第2変換処理部22bと同種の変換処理をした場合でも、第1変換処理部22aの変換処理は、第2変換処理部22bの変換処理と同じではなく、文字コードデータCD1は、文字コードデータCD2と同じではない。例えば、第1変換処理部22aの変換処理は通常レベルであり、第2変換処理部22bの変換処理は、第1変換処理部22aの変換処理よりも優れている。一例では、第2変換処理部22bは、第1変換処理部22aの変換処理では正しく変換できない画像データであっても、適切に変換できる。
However, even if the target image data is the same and the first
選択部22cは、第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bのいずれが対象画像データを変換するかを選択する。例えば、選択部22cは、情報処理装置20が対象画像データOGを受信する前に予め定められた手順に従って第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bのいずれが対象画像データを変換するかを選択してもよい。一例では、選択部22cは、情報処理装置20が対象画像データOGを受信する前に予め定められた手順に従って第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bのいずれが対象画像データを変換するかを選択してもよい。
The
あるいは、選択部22cは、対象画像データOGを生成する画像読取装置10のユーザーからの指定に従って第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bのいずれが対象画像データを変換するかを選択してもよい。例えば、画像読取装置10は、原稿を読み取って対象画像データを生成し、対象画像データを情報処理装置20に送信する直前、同時または直後に、第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bのいずれが対象画像データを変換するかを指定する。その後、画像読取装置10からの指定に従って、選択部22cは、第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bのいずれが対象画像データを変換するかを選択してもよい。
Alternatively, the
第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bの少なくとも一方は、選択部22cの選択結果に基づいて、対象画像データOGを文字コードデータに変換する。例えば、選択部22cが第1変換処理部22aを選択する場合、第1変換処理部22aは、対象画像データOGを文字コードデータCD1に変換する。あるいは、選択部22cが第2変換処理部22bを選択する場合、第2変換処理部22bは、対象画像データOGを文字コードデータCD2に変換する。
At least one of the first
なお、選択部22cは、第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bのいずれかを複数回選択してもよい。例えば、選択部22cは、先に、第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bの一方を選択し、変換結果が所定の条件を満たさない場合、後で、第1変換処理部22aおよび第2変換処理部22bの他方を選択してもよい。
The
次に、図1、図4および図5を参照して、本実施形態の情報処理システム100における情報処理装置20のフロー図を説明する。図5は、本実施形態の情報処理システム100における情報処理装置20のフロー図である。図5のフロー図は、ステップS106a〜ステップ106c、ステップ108a1およびステップ108a2を含む点を除いて図3を参照して上述した情報処理システム100のフロー図と同様である。このため、冗長を避けるために重複する説明を省略する。
Next, a flow chart of the
画像読取装置10から対象画像データに対応する文字コードデータを受信していない場合(ステップS104においてNo)、ステップS106aにおいて、第1変換処理部22aは、対象画像データOGを文字コードデータCD1に変換する。変換時には、第1変換処理部22aによる変換処理における第1認識率が取得される。
When the character code data corresponding to the target image data is not received from the image reading device 10 (No in step S104), in step S106a, the first
その後、ステップS106bにおいて、情報処理装置20は、第1認識率が閾値よりも高いか否か判定する。詳細には、情報処理装置20の制御部27は、第1認識率と閾値とを比較して、第1認識率が閾値よりも高いか否か判定する。
After that, in step S106b, the
第1認識率が閾値よりも高いと判定される場合(ステップS106bにおいてYes)、処理は、ステップS108a1に進む。ステップS108a1において、記憶部27sは、文字コードデータCD1を記憶する。
If it is determined that the first recognition rate is higher than the threshold value (Yes in step S106b), the process proceeds to step S108a1. In step S108a1, the
第1認識率が閾値よりも高くないと判定される場合(ステップS106bにおいてNo)、ステップS106cにおいて、第2変換処理部22bは、対象画像データOGを文字コードデータCD2に変換する。その後、ステップS108a2に進む。なお、ステップS108a2において、記憶部27sは、文字コードデータCD2を記憶する。以降は、図3を参照して上述した説明と同様であるため、省略する。
When it is determined that the first recognition rate is not higher than the threshold value (No in step S106b), in step S106c, the second
以上のように、図5を参照した本実施形態によれば、情報処理装置20が画像読取装置10から文字コードデータを受信しなかった場合でも、複数種の変換処理部により、閾値よりも高い認識率の文字コードデータまたはより高い認識率の文字コードデータを生成できる。このため、より高精度な文字コードデータを利用できる。
As described above, according to the present embodiment with reference to FIG. 5, even when the
なお、前変換処理部14、後変換処理部22、第1変換処理部22aおよび/または第2変換処理部22bが対象画像データに対して変換処理を行う場合、前変換処理部14、後変換処理部22、第1変換処理部22aおよび/または第2変換処理部22bは、対象画像データ全体に対して変換処理を行ってもよい。あるいは、前変換処理部14、後変換処理部22、第1変換処理部22aおよび/または第2変換処理部22bは、対象画像データの特定された領域に対して変換処理を行ってもよい。この場合、特定の領域は、予め指定されていることが好ましい。
When the
次に、図6を参照して、本実施形態の情報処理システム100を説明する。図6は、情報処理システム100の模式図である。図6の情報処理システム100は、情報処理装置20が領域指定部24をさらに備える点を除いて、図2を参照して上述した情報処理システム100と同様の構成を有している。このため、冗長を避けるために重複する説明を省略する。
Next, the
情報処理装置20は、後変換処理部22、通信部26、制御部27および記憶部27sに加えて、領域指定部24をさらに備える。領域指定部24は、対象画像データのうち変換処理を行う対象領域を指定する。典型的には、情報処理装置20は、対象画像データを、原稿の頁ごとに分けて受信する。領域指定部24は、原稿の頁に対応する対象画像データごとに変換処理を行う対象領域を指定する。
The
領域指定部24は、画像読取装置10から受信する対象画像データのすべてについて変換処理を行う対象領域を指定してもよい。あるいは、領域指定部24は、対象画像データに応じて、変換処理を行う対象領域を指定してもよい。例えば、領域指定部24は、画像読取装置10からの指定信号に基づいて、対象画像データのうち変換処理を行う対象領域を指定してもよい。
The
例えば、変換処理を行う対象領域が指定された場合、後変換処理部22は、対象画像データのうちの指定された対象領域について文字コードに変換する。
For example, when the target area to be converted is specified, the
なお、画像読取装置10が原稿を読み取る場合、同じ原稿であっても、生成された画像データが同一にならないことがある。例えば、画像読取装置10において原稿自動送り装置(Auto Document Feeder:ADF)を利用して原稿を読み取る場合、読み取り状況に応じて画像データが変動することがある。このため、原稿には特定の基準マークが付されており、情報処理装置20は、基準マークを基準として対象画像データのうちの対象領域を指定してもよい。
When the
以下、図6および図7を参照して、本実施形態の情報処理システム100における情報処理装置20の領域指定について説明する。図7は、領域の指定された対象画像データを示す模式図である。ここでは、原稿は請求書であり、対象画像データは、請求書を読み取ったものである。
Hereinafter, the area designation of the
図7に示すように、対象画像データには領域R1、R2が指定されている。領域R1は、請求書の請求先欄に対応して指定されている。また、領域R2は、請求書の請求額に対応して指定されている。 As shown in FIG. 7, areas R1 and R2 are designated for the target image data. Area R1 is designated corresponding to the billing address field of the invoice. Further, the area R2 is designated corresponding to the invoiced amount.
情報処理装置20の後変換処理部22が領域R1について変換処理することにより、請求先を示す文字コードデータを生成できる。また、後変換処理部22が領域R2について変換処理することにより、請求額を示す文字コードデータを生成できる。
The
なお、原稿の請求書には基準マークMが記載されているため、領域指定部24は、基準マークMを基準にして、対象画像データに対して領域R1、R2を設定できる。このため、原稿を読み取る際に画像データが多少変動しても、確実に所定の領域を変換処理できる。
Since the reference mark M is described in the invoice of the manuscript, the
なお、対象画像データの変換処理を行う対象領域を指定する場合、原稿が予め対象領域に対応していたものとは異なると、対象領域についての変換処理結果は実質的な意味をなさないことがある。例えば、後変換処理部22が領域指定部24で指定された対象領域について変換処理を行った結果、認識率が低い場合、対象画像データの元となった原稿が所定のものではない可能性がある。このため、記憶部27sは、認識率の低い文字コードデータと、認識率の高い文字コードデータとを分けて記憶し、情報処理装置20は、認識率の高い文字コードデータのみを出力してもよい。
When specifying the target area for which the target image data is to be converted, the conversion processing result for the target area may not make a substantial sense if the original is different from the one corresponding to the target area in advance. is there. For example, if the recognition rate is low as a result of the
なお、図6〜図8を参照して上述した説明では、情報処理装置20が領域指定部24を備えたが、本実施形態はこれに限定されない。画像読取装置10が領域指定部24と同様の機能を有する領域指定部を備え、画像読取装置10において、原稿の画像データに対して特定の対象領域について文字コードデータに変換されてもよい。
In the above description with reference to FIGS. 6 to 8, the
また、画像読取装置10において生成された画像データに対する処理の流れ(ワークフロー)は、画像読取装置10において設定されてもよい。例えば、ワークフローの設定により、書類に応じて文字コードデータを記憶するフォルダーを異ならせることができる。
Further, the processing flow (workflow) for the image data generated by the
一例では、個人IDとともに個人情報の記載された複数の書類を画像読取装置10において読み取って複数の対象画像データを生成することにより、個人IDに応じて作成された複数のフォルダーに複数の書類に記載された個人情報に対応する電子データを個別に保存することができる。
In one example, a plurality of documents in which personal information is described together with a personal ID are read by an
また、ワークフローにより、請求先、請求書番号、請求項目および請求額の記載された複数の請求書を画像読取装置10において読み取った複数の対象画像データの記憶場所を設定することにより、請求先に応じて作成された複数のフォルダーに複数の書類に記載された請求書関連情報に対応する文字コードデータを個別に保存することができる。
Further, by setting a storage location of a plurality of target image data read by the
なお、図1〜図6を参照した上述の説明では、制御部17は、予め定められた手順に従って前変換処理部14が文字コードデータRCDを生成したが、本実施形態はこれに限定されない。ユーザーからの指定に基づいて、前変換処理部14が文字コードデータRCDを生成してもよい。
In the above description with reference to FIGS. 1 to 6, in the
次に、図8を参照して、本実施形態の情報処理システム100を説明する。図8は、情報処理システム100の模式図である。情報処理システム100は、画像読取装置10と、情報処理装置20とを備える。図8の情報処理システム100は、画像読取装置10が表示部18および入力部18aをさらに備える点を除いて、図8を参照して上述した情報処理システム100と同様の構成を有している。このため、冗長を避けるために重複する説明を省略する。
Next, the
画像読取装置10は、読取部12、通信部16および制御部17に加えて、表示部18と、入力部18aとを備える。制御部17は、読取部12、通信部16、表示部18および入力部18aを制御する。
The
表示部18は、ディスプレーを有する。例えば、ディスプレーは液晶ディスプレーまたは有機ELディスプレーを含む。
The
入力部18aは、ユーザーの指示の入力を受け付ける。入力部18aは、キーボードおよびマウスを含む。あるいは、入力部18aは、タッチセンサーを含み得る。なお、表示部18および入力部18aは、両者の一体化されたタッチパネルであってもよい。
The
入力部18aは、原稿を読み取った対象画像データOGを変換する変換処理部を指定するための情報を入力できる。ユーザーは、入力部18aにより、前変換処理部14が対象画像データOGを変換処理するように指定できる。
The
あるいは、ユーザーは、入力部18aにより、情報処理装置20の後変換処理部22が対象画像データOGを変換処理するように後変換処理を指定できる。この場合、通信部16は、情報処理装置20の通信部26に、後変換処理部22が指定されたことを示す指定信号を送信してもよい。指定信号の送信は、対象画像データOGの送信の直前、同時、または直後であってもよい。
Alternatively, the user can specify the post-conversion process so that the
情報処理装置20は、後変換処理部22と、通信部26と、制御部27と、記憶部27sとを備える。記憶部27sは、認識率情報27tおよび閾値情報27uを記憶する。
The
認識率情報27tは、変換処理ごとの認識率に分かれている。詳細には、認識率情報27tは、前変換処理部14による前認識率と、後変換処理部22による後認識率とに分かれている。なお、記憶部27sは、認識率情報27tとして後認識率を記憶する一方で、前認識率は、画像読取装置10に記憶されていてもよい。
The
また、認識率情報27tは、ワークフローごとの認識率に分かれていることが好ましい。この場合、原稿の書式が同じであるため、過去の認識率を用いた判定が妥当となる蓋然性が高い。
Further, it is preferable that the
閾値情報27uは、ワークフローごとの閾値に分かれていることが好ましい。例えば、原稿に記載された多くの数字を変換処理する場合、閾値は低くてもよい。あるいは、原稿に記載された多くの文章を変換処理する場合、閾値は高いことが好ましい。このように、原稿に記載された文字の種類に応じて、用いる閾値を異ならせてもよい。なお、記憶部27sは、閾値情報27uとして後変換処理のための閾値情報を記憶する一方で、前変換処理のための閾値情報は、画像読取装置10に記憶されていてもよい。
The
本実施形態によれば、画像読取装置10が、原稿を読み取った画像データを変換する変換処理部を選択できる。このため、画像読取装置10のユーザーは、ユーザーの要望にしたがって原稿を読み取った画像データをいずれの変換処理部で変換処理するかを決定できる。
According to the present embodiment, the
画像読取装置10は、ユーザーがいずれの変換処理部で変換処理をするかを指定する前に、ユーザーに変換処理についての情報を表示することが好ましい。表示部18は、前変換処理および後変換処理の選択する前に変換処理についての情報を表示する。
The
この場合、画像読取装置10は、表示部18が変換処理についての情報を表示する前に、変換処理についての情報を情報処理装置20から読み出すことが好ましい。画像読取装置10の通信部16は、情報処理装置20の通信部26に、記憶部27sの認識率情報27tを送信するように要求する。通信部26は、通信部16からの要求にしたがって認識率情報27tを通信部26に送信する。このため、表示部18は、認識率情報27tを表示できる。
In this case, it is preferable that the
次に、図1、図2、図8および図9を参照して本実施形態の画像読取装置10における情報処理部の指定について説明する。図9(a)〜図9(c)は、画像読取装置10の表示部18の表示画面の模式図である。
Next, the designation of the information processing unit in the
図9(a)は、原稿Rの読取変換処理を開始する際の表示部18の表示画面の模式図である。図9(a)に示すように、表示部18の表示画面は、複数のブロックを表示する。表示部18は、上方に左右方向に並んだ4つのブロックを表示するともに、下方に左右方向に並んだ4つのブロックを表示し、合計8つのブロックを表示する。上方左端のブロックには、ワークフロー1として「A社請求書」と表示されている。ユーザーが入力部18aを介してこのブロックを選択すると、画像読取装置10の通信部16は情報処理装置20の通信部26と通信して、情報処理装置20の記憶部27sから「A社請求書」に関する情報を読み出して、表示部18の表示画面に表示する。
FIG. 9A is a schematic view of the display screen of the
なお、図9(a)に示すように、表示部18の上方には、左端のブロックと同様に、左から順番に、ワークフロー2、ワークフロー3およびワークフロー4に対応するブロックが表示される。ワークフロー2は「A社見積書」に対応し、ワークフロー3は「A社発注書」に対応し、ワークフロー4は「B社請求書」に対応している。
As shown in FIG. 9A, the blocks corresponding to the
さらに、表示部18の表示画面の下方には左から順番に、ワークフロー5、ワークフロー6、ワークフロー7、およびワークフロー8に対応するブロックが表示される。ワークフロー5は「B社見積書」に対応し、ワークフロー6は「C社見積書」に対応し、ワークフロー7は「交通費精算」に対応し、ワークフロー8は「領収書」に対応する。
Further, blocks corresponding to workflow 5, workflow 6, workflow 7, and workflow 8 are displayed in order from the left at the bottom of the display screen of the
例えば、画像読取装置10のユーザーが、交通費精算に関する原稿を読み取る場合、画像読取装置10のユーザーは、入力部18aを介してワークフロー7のブロックを選択する。ワークフロー7のブロックが選択されると、通信部16は、情報処理装置20の通信部26を介して、情報処理装置20の記憶部27sに記憶された交通費精算に関する認識率を読み出す。画像読取装置10の表示部18は、読み出した認識率を表示画面に表示する。
For example, when the user of the
図9(b)は、ワークフロー7が選択された場合の表示部18の表示画面を示す模式図である。図9(b)に示すように、表示部18は、変換処理情報、読取解像度、原稿サイズ、原稿向き、および、文字コードデータの出力先を設定するための表示画面を表示する。
FIG. 9B is a schematic view showing a display screen of the
変換処理情報には、選択可能な変換処理部と、その費用および認識率を表示する。ここでは、情報処理装置20は、使用毎に料金の課される前変換処理部14および使用毎には料金の課されない後変換処理部22を備えるため、表示部18は、変換処理情報として前変換処理部14および後変換処理部22を表示しており、前変換処理部14の横には「有償」と付されている。また、変換処理情報は、前変換処理部14および後変換処理部22が過去に交通費精算に関する原稿を読み取った際の平均認識率を含む。なお、平均認識率は、過去の交通費精算に関するすべての原稿の平均認識率であってもよい。あるいは、平均認識率は、過去の1カ月間の交通費精算に関する原稿の平均認識率であってもよい。
In the conversion processing information, a selectable conversion processing unit and its cost and recognition rate are displayed. Here, since the
図9(b)では、前変換処理部14の平均認識率は80%であり、後変換処理部22の平均認識率は75%である。
In FIG. 9B, the average recognition rate of the
画像読取装置10のユーザーは、変換処理情報から、前変換処理部14および後変換処理部22を選択できる。例えば、ユーザーは、前変換処理部14に対応する領域をタッチすることにより、前変換処理を選択できる。また、ユーザーは、後変換処理部22に対応する領域をタッチすることにより、後変換処理を選択できる。
The user of the
表示部18は、読取解像度の候補として複数の読取解像度を表示する。読取解像度の候補は、300×300、600×600、1200×1200である。画像読取装置10のユーザーは、読取解像度から、読取解像度を選択できる。例えば、ユーザーは、読取部12の読取解像度として、300×300を選択できる。読取処理を行う場合、読取部12は、選択された読取解像度で原稿を読み取って対象画像データを生成する。その後、対象画像データは、通信部16から情報処理装置20の通信部26に送信される。
The
表示部18は、原稿サイズの候補を表示する。ここでは、原稿サイズの候補は、A3、A4、A5である。画像読取装置10のユーザーは、原稿サイズの候補から、原稿のサイズを選択する。例えば、原稿のサイズがA4である場合、ユーザーは、原稿のサイズとしてA4を選択する。読取処理を行う場合、読取部12は、選択されたサイズで原稿を読み取って対象画像データを生成する。
The
表示部18は、原稿の向きを表示する。ここでは、原稿の向きは、縦または横である。原稿の向きが縦である場合、原稿の長手方向が、読取部12の主走査方向に延びて配置されるように設定される。原稿の向きが横である場合、原稿の長手方向が、読取部12の副走査方向に延びて配置されるように設定される。例えば、原稿の長手方向が主走査方向に沿って配置される場合、ユーザーは、原稿の向きを縦と選択する。読取処理を行う場合、読取部12は、選択された向きおよびサイズの領域で原稿を読み取って対象画像データを生成する。
The
表示部18は、文字コードデータの出力先を表示する。情報処理装置20において対象画像データから変換された文字コードデータは、指定された出力先に送信される。ここでは、文字コードデータは、電子メールにて、所定のアドレスに向けて出力される。
The
上述したように、情報処理装置20における後変換処理部22は使用に応じて料金が課されない一方で、前変換処理部14は使用に応じて料金が課されることがある。この場合、費用の増大を防ぐために、後変換処理部22の過去の認識率が比較的高い場合、今回の原稿の画像データを後変換処理部22で変換処理しても、認識率は比較的高くなる蓋然性が高い。この場合、前変換処理部14が選択されないように、表示部18は前変換処理部14をグレーアウトに表示してもよい。
As described above, the
図9(c)は、ワークフロー1が選択された場合の表示部18の表示画面を示す模式図である。図9(c)は、選択されたワークフローおよび平均認識率を除き、図9(b)と同様であるため、重複する説明を省略する。
FIG. 9C is a schematic diagram showing a display screen of the
なお、図9(c)では、前変換処理部14の平均認識率は85%であり、後変換処理部22の平均認識率は80%である。このように、ワークフロー1の「A社請求書」では、後変換処理部22の平均認識率が比較的高い。したがって前変換処理部14を使用するまでもなく後変換処理部22によって原稿の画像データを高い認識率で文字データに変換できる可能性が高い。このため、表示部18は、前変換処理部14をグレーアウトに表示している。これにより、画像読取装置10のユーザーは、前変換処理部14ではなく後変換処理部22を選択するため、費用の発生を抑制できる。
In FIG. 9C, the average recognition rate of the
次に、図1、図8から図10を参照して、本実施形態の画像読取装置10による情報処理方法を説明する。図10は、本実施形態の画像読取装置10の情報処理方法のフロー図である。
Next, the information processing method by the
まず、ステップS202において、画像読取装置10は、原稿の読取変換処理のための表示画面を表示する。詳細には、画像読取装置10のユーザーが入力部18aに読取変換処理を開始するよう入力すると、表示部18は、読取変換処理のための表示画面を表示する。例えば、表示部18は、図9(a)に示した表示画面を表示する。
First, in step S202, the
ステップS204において、画像読取装置10のユーザーは、読取変換処理のための表示画面のうちの特定のワークフローを選択する。
In step S204, the user of the
ステップS206において、通信部16は、特定のワークフローについての情報を読み出すように要求を情報処理装置20に送信する。
In step S206, the
ステップS208において、通信部16は、特定のワークフローについての情報を情報処理装置20から受信する。例えば、通信部16は、特定のワークフローについての平均認識率を受信する。
In step S208, the
ステップS210において、表示部18は、特定のワークフローについての情報を表示する。例えば、表示部18は、図9(b)に示した表示画面を表示する。
In step S210, the
ステップS212において、制御部17は、変換処理についてのユーザーの指定が入力部18aに入力されたか否かを判定する。入力部18aに入力がないと判定される場合(ステップS212においてNo)、処理はステップS212に戻り、入力部18aに入力があるまで待機する。
In step S212, the
制御部17が入力部に入力があると判定する場合(ステップS212においてYes)、ステップS214に進む。
When the
ステップS214において、読取部12は、入力部18aからの入力にしたがって原稿を読み取り、対象画像データを生成する。また、入力時に前処理変換処理が選択されると、前変換処理部14は、前変換処理を行い、対象画像データOGから文字コードデータRCDを生成する。
In step S214, the
ステップS216において、通信部16は、対象画像データOGを情報処理装置20に送信する。また、文字コードデータRCDが生成された場合、通信部16は、対象画像データOGとともに文字コードデータRCDを情報処理装置20に送信する。以上のようにして、画像読取装置10による情報処理方法を終了する。
In step S216, the
このようにして、画像読取装置10は、前変換処理または後変換処理を指定できる。その後、文字コードデータRCDが送信されない場合、情報処理装置20において、対象画像データOGを文字コードデータOCDに変換する。例えば、情報処理装置20は、図2を参照して上述したように、対象画像データを文字コードデータに変換する。したがって、画像読取装置10のユーザーは、ユーザーの要望に応じて原稿を文字コードデータに変換できる。
In this way, the
図8〜図10を参照した上述の説明では、記憶部27sは、前認識率および後認識率を記憶していたが、本実施形態はこれに限定されない。記憶部27sは、前変換処理部14による文字コードデータRCDと後変換処理部22による文字コードデータOCDとの一致率を記憶していてもよい。
In the above description with reference to FIGS. 8 to 10, the
以下、図11を参照して本実施形態の情報処理システム100を説明する。図11は、本実施形態の情報処理システム100の模式図である。図11の情報処理システム100は、情報処理装置20が比較部25をさらに備える点を除いて、図8を参照して上述した情報処理システム100と同様の構成を有している。このため、冗長を避けるために重複する説明を省略する。
Hereinafter, the
情報処理装置20は、後変換処理部22、通信部26、制御部27、記憶部27sに加えて比較部25をさらに備える。比較部25は、文字コードデータCD1および文字コードデータCD2が生成された場合に、文字コードデータCD1と文字コードデータCD2とを比較する。比較部25は、比較結果に基づいて、文字コードデータCD1と文字コードデータCD2との一致率を生成する。文字コードデータCD1が文字コードデータCD2と等しい場合、一致率は100%である。また、文字コードデータCD1が文字コードデータCD2と完全に異なる場合、一致率は0%である。
The
記憶部27sは、一致率情報27vを記憶する。また、記憶部27sは、一致率を判定するための閾値を記憶してもよい。一致率情報は、画像読取装置10の表示部18に表示されてもよい。
The
図12は、ワークフローが選択された場合の表示部18の表示画面を示す模式図である。図12に示すように、表示部18は、変換処理情報、読取解像度、原稿サイズ、原稿向き、および、文字コードデータの出力先を設定するための表示画面を表示する。なお、図12(a)および図12(b)の表示画面は、変換処理情報に一致率情報が表示されている点を除いて、図9(b)および図9(c)に示した表示画面と同様である。このため、冗長を避けるために重複する説明を省略する。
FIG. 12 is a schematic view showing a display screen of the
図12(a)は、ワークフロー7が選択された場合の表示部18の表示画面を示す模式図である。図12(a)に示すように、変換処理情報として一致率情報が表示されている。ここでは、一致率情報は、過去の交通費精算に関する書類を読み取った際の文字コードデータCD1と文字コードデータCD2との一致率を示す。図12(a)において、一致率は98%である。
FIG. 12A is a schematic diagram showing a display screen of the
図12(b)は、ワークフロー1が選択された場合の表示部18の表示画面を示す模式図である。図12(b)に示すように、変換処理情報として一致率情報が表示されている。ここでは、一致率情報は、過去のA社請求書に関する書類を読み取った際の文字コードデータCD1と文字コードデータCD2との一致率を示す。図12(b)において、一致率は100%である。この場合、少なくとも過去のA社請求書に関しては、後変換処理部22による後変換処理で充分であり、前変換処理部14による前変換処理までは不要であったことが理解される。このように、画像読取装置10のユーザーは、一致率の観点から後変換処理部22ではなく前変換処理部14を使用する意義があるか否かを判断できる。
FIG. 12B is a schematic diagram showing a display screen of the
上述したように、一致率は100%である場合、前変換処理部14を使用するまでもない。このため、図12(b)に示すように、前変換処理部14が選択されないように、表示部18は前変換処理部14をグレーアウトに表示してもよい。また、一致率が一致率閾値よりも高い場合、表示部18は、前変換処理部14をグレーアウトに表示してもよい。
As described above, when the match rate is 100%, it is not necessary to use the
本実施形態によれば、画像読取装置10のユーザーは、画像読取装置10において原稿の対象画像データを変換処理するための情報処理部を指定できる。なお、上述の説明では、画像読取装置10において指定された情報処理部が対象画像データを文字コードデータに変換したが、本実施形態はこれに限定されない。画像読取装置10において指定された情報処理部が対象画像データを文字コードデータに変換して出力として用いる一方で、画像読取装置10において指定されなかった情報処理部が対象画像データを文字コードデータに変換してもよい。
According to the present embodiment, the user of the
なお、図1〜図12を参照した上述の説明では、情報処理装置20は、画像データを文字コードデータに変換したが、本実施形態はこれに限定されない。情報処理装置20は、画像データの二次元コードを抽出して処理可能であってもよい。
In the above description with reference to FIGS. 1 to 12, the
また、図1〜図12を参照して上述した説明では、情報処理装置20は、画像読取装置10において原稿を読み取った対象画像データOGを受信したが、本実施形態はこれに限定されない。情報処理装置20は、別の機器から対象画像データOGを受信してもよい。例えば、情報処理装置20に対象画像データを送信する装置は、ファクス装置であってもよく、パーソナルコンピューター(Personal Computer:PC)またはスマートフォン(Smart Phone)等の別の情報処理装置であってもよい。また、情報処理装置20は、電子メールに添付された画像データを処理してもよい。あるいは、情報処理装置20は、ファクス通信を介して受信した画像データを処理してもよい。
Further, in the above description with reference to FIGS. 1 to 12, the
次に、図1および図13を参照して、本実施形態の情報処理システムを説明する。図13は、本実施形態の情報処理システム100の模式図である。
Next, the information processing system of the present embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 13. FIG. 13 is a schematic diagram of the
情報処理装置20は、複合機、サーバーまたは情報処理端末から対象画像データOGを受信してもよい。また、情報処理装置20は、電子メールとして対象画像データOGを受信してもよい。
The
情報処理装置20は、対象画像データOGを文字コードデータに変換可能であるとともに二次元コードを抽出して読み取り可能である。情報処理装置20は、変換した文字コードデータおよび読み取った二次元コードに示されるデータを記憶する。また、情報処理装置20は、変換した文字コードデータおよび読み取った二次元コードに示されるデータをメタデータとして記憶してもよい。例えば、データのフォーマットは、XML、PDF、文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェアおよびプレゼンテーションソフトウェアのいずれの形式であってもよい。
The
情報処理装置20は、処理されたデータを所定の記憶素子に記憶してもよい。例えば、情報処理装置20は、処理されたデータを情報処理装置20の記憶素子に記憶してもよい。あるいは、情報処理装置20は、処理されたデータを記憶可能な外部装置に処理されたデータを出力してもよい。または、情報処理装置20は、処理されたデータを電子メールとして外部装置に送信してもよい。例えば、情報処理装置20は、外部データベースまたはクラウトストレージに送信してもよい。あるいは、情報処理装置20は、画像データを生成した画像読取装置10に処理されたデータを送信してもよい。
The
また、画像読取装置10において情報処理装置20のワークフローを設定してもよい。この場合、画像読取装置10にインストールされたアプリケーションを利用できる。
Further, the workflow of the
また、図1〜図13を参照して上述した説明では、情報処理装置20は、画像データを文字コードデータに変換したが、本実施形態はこれに限定されない。情報処理装置20は、文字コードデータを別の文字コードデータに変換してもよい。あるいは、情報処理装置20は、文字コードデータに電子署名を付してもよい。
Further, in the above description with reference to FIGS. 1 to 13, the
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。 The embodiments of the present invention have been described above with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be implemented in various aspects without departing from the gist thereof. In addition, various inventions can be formed by appropriately combining the plurality of components disclosed in the above embodiments. For example, some components may be removed from all the components shown in the embodiments. In addition, components across different embodiments may be combined as appropriate. The drawings are schematically shown mainly for each component for easy understanding, and the thickness, length, number, spacing, etc. of each component shown are actually shown for the convenience of drawing creation. May differ from. Further, the material, shape, dimensions, etc. of each component shown in the above-described embodiment are merely examples, and are not particularly limited, and various changes can be made without substantially deviating from the effects of the present invention. is there.
本発明は、情報処理システムに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。 The present invention relates to an information processing system and has industrial applicability.
10 画像読取装置
20 情報処理装置
100 情報処理システム
10
Claims (5)
前記対象画像データを処理する情報処理装置と
を備える、情報処理システムであって、
前記画像読取装置は、画像データを文字コードデータに変換可能な前変換処理部を含み、
前記情報処理装置は、画像データを文字コードデータに変換可能な後変換処理部を含み、
前記情報処理装置は、
前記前変換処理部によって前記対象画像データを変換した文字コードデータを前記画像読取装置から受信した場合、前記後変換処理部が前記対象画像データを文字コードデータに変換せず、
前記前変換処理部によって前記対象画像データを変換した文字コードデータを前記画像読取装置から受信しなかった場合、前記後変換処理部が前記対象画像データを文字コードデータに変換する、情報処理システム。 An image reader that reads the original and generates the target image data,
An information processing system including an information processing device that processes the target image data.
The image reading device includes a pre-conversion processing unit capable of converting image data into character code data.
The information processing device includes a post-conversion processing unit capable of converting image data into character code data.
The information processing device
When the character code data obtained by converting the target image data by the pre-conversion processing unit is received from the image reading device, the post-conversion processing unit does not convert the target image data into the character code data.
An information processing system in which the post-conversion processing unit converts the target image data into character code data when the character code data obtained by converting the target image data by the pre-conversion processing unit is not received from the image reading device.
画像データを文字コードデータに変換可能な第1変換処理部と、
画像データを文字コードデータに変換可能な第2変換処理部と、
前記第1変換処理部および前記第2変換処理部のいずれが前記対象画像データを文字コードに変換するかを選択する選択部と
を含む、請求項1から4のいずれかに記載の情報処理システム。 The post-conversion processing unit
The first conversion processing unit that can convert image data to character code data,
A second conversion processing unit that can convert image data to character code data,
The information processing system according to any one of claims 1 to 4, wherein the first conversion processing unit or the second conversion processing unit includes a selection unit for selecting whether to convert the target image data into a character code. ..
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