JP2020135236A - 端末管理システム、端末管理装置及び端末管理方法 - Google Patents

端末管理システム、端末管理装置及び端末管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者が操作する端末装置を管理するシステムにおいて、評価の客観性と正確性を向上すること。【解決手段】窓口端末装置20は、窓口担当者からの操作を受け付けて対応する処理を実行するとともに、窓口担当者の操作者IDと操作の内容とを関連付けて操作データとして店舗管理装置40に送信する。店舗管理装置40は、店舗内の複数の窓口端末装置20から操作データを受信して蓄積し、所定のタイミングでセンタサーバ装置90に送信する。センタサーバ装置90は、操作データと評価値との関係を示す評価テーブルを記憶しており、店舗管理装置40から操作データを受信すると、受信した操作データと評価テーブルとを用いて窓口担当者の評価値を算定する。【選択図】図1

Description

本発明は、操作者が操作する端末装置を管理する端末管理システム、端末管理装置及び端末管理方法に関する。
従来、複数の操作者がそれぞれ端末装置を操作するシステムが広く用いられている。例えば、金融機関の店舗では、窓口端末装置、貨幣処理装置、出納機などを管理装置に接続したシステムが用いられている。
このように、複数の操作者がそれぞれ端末装置の操作を行う場合には、操作者の評価を適正に行うことが求められる。例えば、特許文献1は、被評価者の現状のスキル、目標スキル及び研修計画を管理サーバに登録して進捗を管理する技術を開示している。
特開2010−244142号公報
しかしながら、従来の技術では、客観的で正確な評価を行うことが難しいという問題点があった。具体的には、従来の技術では、現状のスキルレベルや目標のスキルレベルの達成度合いを、被評価者の自己申告や被評価者と評価者のすりあわせにより決定し、入力している。このように、入力内容に人の意思が介在すると、客観的な評価は困難となる。また、本来の業務に加えて評価のための入力作業が求められることから、操作者にとって負担増となり、入力ミスなどによる正確性の低下が発生する。
これらのことから、操作者が操作する端末装置を管理するシステムにおいて、いかにして操作者の評価を客観的かつ正確に行うかが重要な課題となっていた。なお、操作者の評価は、端末の操作や業務の遂行に関する能力の高さ、すなわちスキルの評価に限らず、勤怠の評価についても求められる。また、操作者を個人別に評価する場合の他、例えば支店の評価など、所定の単位で評価を行うことがもめられる場合もある。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、操作者が操作する端末装置を管理するシステムにおいて、評価の客観性と正確性を向上することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、操作者が操作する端末装置と、前記端末装置と通信可能な管理装置とを含む端末管理システムであって、前記端末装置は、前記操作者により行われた操作を操作情報として前記管理装置に送信する操作情報送信手段を備え、前記管理装置は、前記操作情報と評価値との対応関係を記憶する記憶手段と、前記端末装置から前記操作情報を取得する操作情報取得手段と、前記操作情報取得手段により取得した操作情報と前記記憶手段に記憶された前記対応関係とを用いて前記評価値を算定する算定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、金融機関の店舗に設置され、貨幣の入出金に係る処理を行う貨幣処理装置を前記端末装置として含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作情報送信手段は、前記操作者を識別する操作者識別情報を前記操作情報に関連付けて送信し、前記操作情報取得手段は、前記操作情報とともに前記操作者識別情報を取得し、前記算定手段は、前記操作者識別情報により識別される操作者ごとの評価値を算定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶手段は、前記操作情報により示される処理の所要時間と前記評価値との対応関係を記憶し、前記算定手段は、前記処理の所要時間に基づいて前記操作者のスキルを示す評価値を算定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶手段は、前記操作情報により示される勤務状態と前記評価値との対応関係を記憶し、前記算定手段は、前記勤務状態に基づいて前記操作者の評価値を算定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶手段は、前記端末装置の設置場所及び/又は前記操作者の種別に応じた前記対応関係を記憶することを特徴とする。
また、本発明は、操作者が操作する端末装置と通信可能な端末管理装置であって、前記端末装置から前記操作者により行われた操作を操作情報として取得する操作情報取得手段と、前記操作情報と評価値との対応関係を記憶する記憶手段と、前記操作情報取得手段により取得した操作情報と前記記憶手段に記憶された前記対応関係とを用いて前記評価値を算定する算定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、操作者が操作する端末装置と、前記端末装置と通信可能な管理装置とを含む端末管理システムにおける端末管理方法であって、前記端末装置が、操作者により行われた操作を操作情報として前記管理装置に送信する操作情報送信ステップと、前記管理装置が、前記端末装置から前記操作情報を取得する操作情報取得ステップと、あらかじめ設定された前記操作情報と評価値との対応関係を参照し、前記操作情報取得ステップにより取得した操作情報から前記評価値を算定する算定ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、操作者が操作する端末装置を管理するシステムにおいて、評価の客観性と正確性を向上することができる。
図1は、本実施例に係る端末管理システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、端末管理システムの構成を示すシステム構成図である。 図3は、店舗管理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図4は、センタサーバ装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図5は、評価テーブルの構成についての説明図である。 図6は、個別の評価テーブルの具体例を説明する説明図である。 図7は、評価結果の具体例についての説明図である。 図8は、評価値の算定の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、店舗管理装置が評価値を行う場合の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施例に係る端末管理システム、端末管理装置及び端末管理方法の実施例を説明する。なお、本実施例では、端末管理システムを金融機関のシステムに適用した場合を例に説明を行う。
<本実施例に係る端末管理システムの概念>
図1は、本実施例に係る端末管理システムの概念を説明するための説明図である。図1に示した端末管理システムは、金融機関の店舗に店舗管理装置40と複数の窓口端末装置20とを備え、店舗の外部にセンタサーバ装置90を備えている。なお、本実施例では、店舗管理装置40あるいはセンタサーバ装置90が、特許請求の範囲に記載される管理装置や端末管理装置に対応する。
窓口端末装置20は、金融機関店舗の窓口カウンタ(いわゆるハイカウンタ)に設置され、窓口担当者により操作される。窓口担当者が窓口端末装置20を操作して行う業務は、入出金や税公金の支払いなどである。
窓口端末装置20は、窓口担当者からの操作を受け付けて対応する処理を実行するとともに、窓口担当者の識別情報である操作者IDと受け付けた操作の内容とを関連付け、操作データとして店舗管理装置40に送信する。
店舗管理装置40は、店舗内の複数の窓口端末装置20から操作データを受信して蓄積する。その後、店舗管理装置40は、蓄積した操作データを所定のタイミングでセンタサーバ装置90に送信する。
センタサーバ装置90は、システム全体の管理装置であり、操作データと評価値との関係を示す評価テーブルを記憶している。そして、センタサーバ装置90は、店舗管理装置40から操作データを受信すると、受信した操作データと評価テーブルとを用いて窓口担当者の評価値を算定する。
詳細な具体例については後述するが、窓口端末装置20の操作データから、対応開始まで利用者を待たせた時間である待ち時間、入出金や税公金の支払いなどを完了するまでに要した所要時間などを求め、これらの時間が短いほど高い評価値を与えることで、窓口担当者の評価値を算定することができる。
このように、窓口端末装置20は、操作者である窓口担当者により行われた操作を操作データとして、店舗管理装置40経由でセンタサーバ装置90に送信する。そして、システムの管理装置であるセンタサーバ装置90は、操作データと評価値との対応関係を示す評価テーブルを記憶し、窓口端末装置20の操作データと評価テーブルとを用いて評価値を算定する。かかる構成により、客観性が高く高精度な評価を行うことができる。
<システムと装置の構成>
次に、端末管理システムの構成について説明する。図2は、端末管理システムの構成を示すシステム構成図である。図2に示したように、金融機関の店舗には、受付装置10、窓口端末装置20、貨幣処理装置30、店舗管理装置40、出納機50、鍵管理装置60及び重要物管理装置70が設置されている。また、店舗管理装置40は、所定のネットワークを介して遊技店外のセンタサーバ装置90と接続されている。図示しないが、複数の金融機関の店舗には同様に各種装置が設置され、センタサーバ装置90と接続されている。
受付装置10は、来店した利用者の操作に基づいて、受付番号カードの発行を行う装置である。具体的には、受付装置10は、利用者から来店目的を選択する操作入力を受け付け、目的別に受付番号を付与し、受付番号を印字した受付番号カードを発行する。また、受付装置10は、選択された来店目的を含む受付情報を店舗管理装置40に送信する。
受付装置10は、伝票を作成する電子記帳機としての機能を有していてもよい。この場合には、受付装置10は、来店目的の選択とともに、伝票作成に必要な情報(取引の種類、顧客情報、金額など)の入力を受け付け、受付番号カードの発行とともに、伝票の印刷を行う。また、伝票の内容を店舗管理装置40に送信することもできる。
なお、利用者の来店目的とは、「現金の預入れ、引出し、両替」、「別口座への振込み、税金や公共料金の払込み」、「口座開設、住所や名義のへんこう、通帳やカードの紛失などの各種手続き」、「住宅ローンや自動車ローンなどの融資の相談」、「投資信託などの金融商品購入、保険加入の相談」などである。
窓口端末装置20は、利用者からの要求を受けた窓口担当者によって操作され、操作に対応する処理を実行する。窓口端末装置20は、取引の内容(取引の種類、顧客情報、金額など)の入力を受け付けて処理を行い、処理の開始や終了を店舗管理装置40に通知する。
貨幣処理装置30は、1又は2台の窓口端末装置20に対応づけて設置され、窓口端末装置20が貨幣の入出金を伴う処理を行う場合に使用される。貨幣処理装置30は、窓口担当者を識別する操作者IDを受け付けた上で各種処理を実行する。
出納機50は、店舗のバックヤードに設置され、貨幣の収納と管理を行う装置である。鍵管理装置60は、鍵の保管と使用者の管理を行う装置である。重要物管理装置70は、各種重要物の保管と管理を行う装置である。出納機50、鍵管理装置60及び重要物管理装置70は、操作者IDを受け付けた上で各種処理を実行する。
店舗管理装置40は、店舗内に設置された装置からの情報の受付、各種処理の実行、必要に応じた指示の送信により、店舗内の装置を管理する。具体的には、店舗管理装置40は、受付装置10が発行した受付番号と窓口端末装置20による処理情報とを用い、利用者の呼び出しと窓口の案内を行う。また、各装置が受け付けた操作と操作者IDとを対応づけた操作データを蓄積し、閉店後などの所定のタイミングで操作データをセンタサーバ装置90に送信する処理を行う。
図3は、店舗管理装置40の機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、店舗管理装置40は、表示部41、入力部42、通信部43、記憶部44及び制御部45を有する。
表示部41は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。入力部42は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。通信部43は、店舗内の各装置や店舗外のセンタサーバ装置90との通信を行う通信インタフェースである。
記憶部44は、ハードディスク装置等の記憶デバイスであり、操作データ44aを記憶する。操作データ44aは、各装置が受け付けた操作を示す情報と操作者IDとを関連付けたデータである。各装置には、受付装置10、窓口端末装置20、貨幣処理装置30、出納機50、鍵管理装置60及び重要物管理装置70が含まれる。また、受け付けた操作を示す情報とは、操作自体を示す情報であってもよいし、受け付けた操作に応じて実行した処理の内容やその結果を示す情報であってもよい。
制御部45は、店舗管理装置40を全体制御する制御部であり、店舗の管理に係る各種処理を行う処理部を有する。また、制御部45は、本実施例で特に重要な処理部として、操作データ蓄積部45a及び操作データ送信部45bを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、操作データ蓄積部45a及び操作データ送信部45bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
操作データ蓄積部45aは、店舗内の各装置が受け付けた操作を示す情報と操作者IDとを取得し、操作データ44aを生成して記憶部44に蓄積する処理を行う。すでに説明したように、各装置には、受付装置10、窓口端末装置20、貨幣処理装置30、出納機50、鍵管理装置60及び重要物管理装置70が含まれる。また、受け付けた操作を示す情報とは、操作自体を示す情報であってもよいし、受け付けた操作に応じて実行した処理の内容やその結果を示す情報であってもよい。
操作データ送信部45bは、記憶部44に蓄積された操作データ44aを所定のタイミングでセンタサーバ装置90に送信する処理を行う。所定のタイミングは、閉店後、締上時などであってもよいし、特定の権限を有する操作者による操作を受け付けて操作データ44aの送信を行ってもよい。
図4は、センタサーバ装置90の機能構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、センタサーバ装置90は、表示部91、入力部92、通信部93、記憶部94及び制御部95を有する。
表示部91は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。入力部92は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。通信部93は、各店舗の店舗管理装置40との通信を行う通信インタフェースである。
記憶部94は、ハードディスク装置等の記憶デバイスであり、評価テーブル94a及び評価結果データ94bを記憶する。評価テーブル94aは、操作データと評価値との関係を示す。評価結果データ94bは、評価テーブル94aを用いた評価結果を示すデータである。
制御部95は、センタサーバ装置90を全体制御する制御部であり、システムの管理に係る各種処理を行う処理部を有する。また、制御部95は、本実施例で特に重要な処理部として、操作データ取得部95a及び算定部95bを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、操作データ取得部95a及び算定部95bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
操作データ取得部95aは、店舗管理装置40から操作データを受信する処理部である。受信した操作データは、記憶部94に格納して保持してもよいし、そのまま算定部95bによる評価値の算定に用いてもよい。
算定部95bは、操作データ取得部95aが取得した操作データと、記憶部94の評価テーブル94aとを用いて評価値の算定を行い、算定の結果を評価結果データ94bとして記憶部94に格納する。
算定部95bは、操作者IDが関連付けられた操作データを用い、操作者ごとの評価値を算定することができる。また、同一店舗の操作データを用い、店舗ごとの評価値を算定することも可能である。
さらに、算定部95bは、操作者ごとの評価値を算定する際に、操作データにより示される処理の所要時間に基づいて操作者のスキルを示す評価値を算定することができる。また、操作データにより示される勤務状態に基づいて操作者の評価値を算定することも可能である。
さらに、算定部95bは、店舗の種別や操作者の種別に応じて使用する評価テーブル94aを変更する。例えば、他の店舗に比して郊外に位置する店舗では、利用者が少ないために、待ち時間が短くなり、利用者の対応に時間をかけることができる。店舗の立地以外にも、規模や地域性によって利用者の数が異なったり、どの取引が多いかが異なる。そこで、立地、規模、地域性などで店舗の種別を区分し、区分ごとに評価テーブル94aを設けることで、店舗の種別による影響を低減した公正な評価が可能となる。
同様に、操作者の種別についても、「充分な経験を積んだ一般のフルタイム従業員」、「経験の少ないフルタイム従業員」、「パートタイム勤務の従業員」などで区分し、区分ごとに評価テーブル94aを設けることで、操作者の種別による影響を低減した公正な評価が可能となる。
図5は、評価テーブル94aの構成についての説明図である。図5に示したように、評価テーブル94aは、店舗種別と操作者種別ごとに個別に評価テーブルを対応づけている。
具体的には、店舗種別「一般店舗」で操作者種別「一般」の場合には「評価テーブルT101」が用いられ、店舗種別「一般店舗」で操作者種別「初心者」の場合には「評価テーブルT102」が用いられ、店舗種別「一般店舗」で操作者種別「パート」の場合には「評価テーブルT103」が用いられることになる。同様に、店舗種別「郊外店舗」で操作者種別「一般」の場合には「評価テーブルT201」が用いられ、店舗種別「郊外店舗」で操作者種別「初心者」の場合には「評価テーブルT202」が用いられ、店舗種別「郊外店舗」で操作者種別「パート」の場合には「評価テーブルT203」が用いられることになる。
図6は、個別の評価テーブルの具体例を説明する説明図である。図6では、ハイカウンタの待ち時間について、1分未満であれば評価値「9」、2分未満であれば評価値「8」、3分未満であれば評価値「7」、4分未満であれば評価値「6」、5分未満であれば評価値「5」としている。
同様に、ハイカウンタの税公金処理時間について、1分未満であれば評価値「11」、2分未満であれば評価値「10」、3分未満であれば評価値「9」、4分未満であれば評価値「8」、5分未満であれば評価値「7」、6分未満であれば評価値「6」、7分未満であれば評価値「5」としている。
また、ハイカウンタの入出金処理時間について、1分未満であれば評価値「10」、2分未満であれば評価値「9」、3分未満であれば評価値「8」、4分未満であれば評価値「7」、5分未満であれば評価値「6」、6分未満であれば評価値「5」としている。
また、資産運用件数について、5件以上であれば評価値「10」、4件であれば評価値「7」、3件であれば評価値「6」、2件であれば評価値「5」としている。さらに、重要鍵の交換実施日について、期日の7日前までに実施すれば評価値「10」、期日の3日前までに実施すれば評価値「9」、期日の1日前までに実施すれば評価値「8」、期日当日までに実施すれば評価値「7」としている。
また、締上時刻について、「15:10」までは評価値「10」、「15:20」までは評価値「9」、「15:30」までは評価値「8」、「15:40」までは評価値「7」、「15:50」までは評価値「6」、「16:00」までは評価値「5」としている。
また、退勤時刻について、「16:00」までは評価値「10」、「16:15」までは評価値「9」、「16:30」までは評価値「8」、「17:00」までは評価値「7」、「17:30」までは評価値「6」、「18:00」までは評価値「5」としている。
なお、ハイカウンタにおける待ち時間は、受付装置10と窓口端末装置20の動作から求めることができる。ハイカウンタにおける税公金処理時間や入出金処理時間は、窓口端末装置20の操作データから特定できる。資産運用件数は、いわゆるローカウンタでの商談であり、従業員の業績から取得すればよい。重要鍵交換実施日は、鍵管理装置60に収納する鍵の交換を各店舗に指示することで行われる。この交換についても、鍵管理装置60に対する操作を伴うので、交換が行われた日は鍵管理装置60の操作データから特定できる。
締上時刻や退勤時刻については、勤務管理のデータから取得してもよいし、重要物管理装置70の個人用スペースへのアクセスの履歴から特定することも可能である。このほか、時間外の鍵の利用、長時間の鍵の利用なども評価対象とすることができる。
また、評価対象の各値は、所定期間の平均値を用いることが好適である。例えば、店舗管理装置40で操作データを蓄積し、月ごとの平均値を算出し、センタサーバ装置90に送信すればよい。
図7は、評価結果の具体例についての説明図である。図7では、操作者ID「A0001」の被評価者は、ハイカウンタの待ち時間「1分」で評価値「10」、ハイカウンタの税公金処理時間「1分」で評価値「10」、入出金処理時間「2分」で評価値「9」、資産運用件数「5件」で評価値「10」、重要鍵交換実施日「2018/1/19」で評価値「10」、締上時刻「16:00」で評価値「6」、退勤時刻「18:00」で評価値「6」である。
また、操作者ID「A0002」の被評価者は、ハイカウンタの待ち時間「3分」で評価値「8」、ハイカウンタの税公金処理時間「2分」で評価値「8」、入出金処理時間「3分」で評価値「8」、資産運用件数「0件」で評価値「0」、締上時刻「15:30」で評価値「8」、退勤時刻「21:00」で評価値「3」である。
また、操作者ID「A0003」の被評価者は、ハイカウンタの待ち時間「2分」で評価値「9」、ハイカウンタの税公金処理を行っておらず評価値なし、入出金処理時間「5分」で評価値「5」、資産運用件数「3件」で評価値「6」、締上時刻「18:00」で評価値「2」、退勤時刻「19:00」で評価値「5」である。
また、操作者ID「B0001」の被評価者は、ハイカウンタの待ち時間「1分」で評価値「10」、ハイカウンタの税公金処理時間「3分」で評価値「7」、入出金処理時間「1分」で評価値「10」、資産運用件数「2件」で評価値「4」、締上時刻「15:30」で評価値「8」、退勤時刻「18:00」で評価値「5」である。
また、操作者ID「B0002」の被評価者は、ハイカウンタの待ち時間「5分」で評価値「5」、ハイカウンタの税公金処理時間「1分」で評価値「10」、入出金処理時間「7分」で評価値「3」、資産運用件数「1件」で評価値「1」、締上時刻「17:00」で評価値「5」、退勤時刻「17:30」で評価値「8」である。
図8は、評価値の算定の処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、窓口端末装置20は、操作者からの操作を受け付けると(ステップS101)、店舗管理装置40に操作データを送信し(ステップS102)、受け付けた操作に対応する処理を実行して(ステップS103)、処理を終了する。
店舗管理装置40は、窓口端末装置20から処理情報から操作データを受信すると(ステップS201)、受信した操作データを蓄積し(ステップS202)、蓄積した操作データを所定のタイミングでセンタサーバ装置90に送信して(ステップS203)、処理を終了する。
センタサーバ装置90は、店舗管理装置40から操作データを受信すると(ステップS301)、店舗種別と操作者種別に応じて評価テーブルを選択し(ステップS302)、選択した評価テーブルに基づいて評価値を算定して(ステップS303)、処理を終了する。
次に、システム構成の変形例について説明する。これまでの説明では、センタサーバ装置90が評価テーブルを保持し、評価値を算定する構成を例に説明を行ったが、評価テーブルの保持や評価値の算定は他の装置が行うことも可能である。
図9は、店舗管理装置が評価値を行う場合の説明図である。図9に示した店舗管理装置140は、店舗内の複数の窓口端末装置20から操作データを受信して蓄積する。また、店舗管理装置140は、操作データと評価値との関係を示す評価テーブルを記憶しており、蓄積した操作データと評価テーブルとを用いて窓口担当者の評価値を算定することができる。なお、評価テーブルは、事前にセンタサーバ装置90から取得して記憶しておけばよい。
上述してきたように、本実施例によれば、窓口端末装置20などの端末装置は、操作者により行われた操作を操作データとして、センタサーバ装置90などの管理装置に送信する。管理装置は、操作データと評価値との対応関係を示す評価テーブルを記憶し、端末装置の操作データと評価テーブルとを用いて評価値を算定する。かかる構成により、客観性が高く高精度な評価を行うことができる。
また、本実施例によれば、金融機関の店舗に設置され、貨幣の入出金に係る処理を行う貨幣処理装置を端末装置として含む貨幣処理システムにおいて、操作者や店舗の評価を行うことができる。
また、本実施例によれば、操作者を識別する操作者IDを操作データに関連付けて送信し、操作者IDにより識別される操作者ごとの評価値を算定することができる。具体的には、操作データにより示される処理の所要時間に基づいて操作者のスキルを示す評価値を算定することができる。また、操作データにより示される勤務状態に基づいて操作者の評価値を算定することも可能である。
また、本実施例によれば、端末装置の設置場所や操作者の種別に応じた評価テーブルを記憶し、端末装置の設置場所や操作者の種別による影響を低減した公正な評価を行うことができる。
なお、本実施例では、端末装置の設置場所や操作者の種別に応じて異なる評価テーブルを用いる場合を例に説明を行ったが、端末装置の設置場所や操作者の種別に応じた係数をかけて評価値を求める構成としてもよい。
また、評価の結果は、人別、評価の高さ別、店舗別に並び替えるなど、任意の形式で出力することができる。さらに、異動がある場合には、ある人物の操作データや評価結果を異動先で利用可能とすることができる。
また、本実施例に開示した評価項目や評価方法はあくまで一例であり、適宜変更して実施することができる。例えば、操作ミスの有無や回数を反映し、操作ミスに応じて評価値を下げてもよい。また、処理件数、取引や利用者の重要度など評価に反映することもできる。
また、評価の対象者、評価の対象期間、評価の対象業務についても、適宜設定可能である。また、本実施例では、金融機関のシステムを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、操作者が操作する端末装置と管理装置とを含む端末管理システムに広く適用することができる。
また、本実施例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明の端末管理システム、端末管理装置及び端末管理方法は、操作者が操作する端末装置を管理するシステムにおいて、評価の客観性と正確性を向上することに有用である。
10 受付装置
20 窓口端末装置
30 貨幣処理装置
40、140 店舗管理装置
41、91 表示部
42、92 入力部
43、93 通信部
44、94 記憶部
44a 操作データ
45、95 制御部
45a 操作データ蓄積部
45b 操作データ送信部
50 出納機
60 鍵管理装置
70 重要物管理装置
90 センタサーバ装置
94a 評価テーブル
94b 評価結果データ
95a 操作データ取得部
95b 算定部

Claims (8)

  1. 操作者が操作する端末装置と、前記端末装置と通信可能な管理装置とを含む端末管理システムであって、
    前記端末装置は、
    前記操作者により行われた操作を操作情報として前記管理装置に送信する操作情報送信手段を備え、
    前記管理装置は、
    前記操作情報と評価値との対応関係を記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から前記操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記操作情報取得手段により取得した操作情報と前記記憶手段に記憶された前記対応関係とを用いて前記評価値を算定する算定手段と
    を備える
    ことを特徴とする端末管理システム。
  2. 金融機関の店舗に設置され、貨幣の入出金に係る処理を行う貨幣処理装置を前記端末装置として含むことを特徴とする請求項1に記載の端末管理システム。
  3. 前記操作情報送信手段は、前記操作者を識別する操作者識別情報を前記操作情報に関連付けて送信し、
    前記操作情報取得手段は、前記操作情報とともに前記操作者識別情報を取得し、
    前記算定手段は、前記操作者識別情報により識別される操作者ごとの評価値を算定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末管理システム。
  4. 前記記憶手段は、前記操作情報により示される処理の所要時間と前記評価値との対応関係を記憶し、
    前記算定手段は、前記処理の所要時間に基づいて前記操作者のスキルを示す評価値を算定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末管理システム。
  5. 前記記憶手段は、前記操作情報により示される勤務状態と前記評価値との対応関係を記憶し、
    前記算定手段は、前記勤務状態に基づいて前記操作者の評価値を算定する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の端末管理システム。
  6. 前記記憶手段は、前記端末装置の設置場所及び/又は前記操作者の種別に応じた前記対応関係を記憶する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の端末管理システム。
  7. 操作者が操作する端末装置と通信可能な端末管理装置であって、
    前記端末装置から前記操作者により行われた操作を操作情報として取得する操作情報取得手段と、
    前記操作情報と評価値との対応関係を記憶する記憶手段と、
    前記操作情報取得手段により取得した操作情報と前記記憶手段に記憶された前記対応関係とを用いて前記評価値を算定する算定手段と
    を備える
    ことを特徴とする端末管理装置。
  8. 操作者が操作する端末装置と、前記端末装置と通信可能な管理装置とを含む端末管理システムにおける端末管理方法であって、
    前記端末装置が、操作者により行われた操作を操作情報として前記管理装置に送信する操作情報送信ステップと、
    前記管理装置が、前記端末装置から前記操作情報を取得する操作情報取得ステップと、
    あらかじめ設定された前記操作情報と評価値との対応関係を参照し、前記操作情報取得ステップにより取得した操作情報から前記評価値を算定する算定ステップと
    を含むことを特徴とする端末管理方法。
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