JP2020134990A - データベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラム - Google Patents

データベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020134990A
JP2020134990A JP2019023114A JP2019023114A JP2020134990A JP 2020134990 A JP2020134990 A JP 2020134990A JP 2019023114 A JP2019023114 A JP 2019023114A JP 2019023114 A JP2019023114 A JP 2019023114A JP 2020134990 A JP2020134990 A JP 2020134990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
additional information
predetermined
imaging position
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019023114A
Other languages
English (en)
Inventor
剛志 松江
Tsuyoshi Matsue
剛志 松江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2019023114A priority Critical patent/JP2020134990A/ja
Publication of JP2020134990A publication Critical patent/JP2020134990A/ja
Priority to JP2021079415A priority patent/JP7074235B2/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】教師データのサンプル数を効率的に増やしつつ、分類ラベルの細分化度合いを高めることができるデータベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラムを提供する。
【解決手段】所定の被写体の画像を取得するために被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出ステップと、検出された撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定ステップと、撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定ステップと、被写体が対象物であると判定された場合、画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示ステップと、ユーザによって入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録ステップと、を有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、データベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラムに関する。
近年、機械学習の一手法である教師あり学習において、学習の結果として生成される分類器(判別器)を用いて、画像の内容を分類(判別)する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−282267号公報
しかしながら、教師データのサンプル数を増やすとともに、教師データに対応づけて登録される分類ラベルを細分化するときに、効率的にデータを集めることが困難であった。
そこで、本発明は、教師データのサンプル数を効率的に増やしつつ、分類ラベルの細分化度合いを高めることができるデータベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るデータベース生成方法は、所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出ステップと、前記位置検出ステップにより検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにより前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定ステップと、前記第2の判定ステップにより前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示ステップと、前記表示ステップにより表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る他の態様のデータベース生成方法は、所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出ステップと、前記位置検出ステップにより検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにより前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定ステップと、前記第2の判定ステップにより前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得ステップにより取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示ステップと、前記表示ステップにより表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るデータベース生成装置は、所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の態様のデータベース生成装置は、所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得手段と、前記取得手段により前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得手段により取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るデータベース生成プログラムは、コンピュータを、所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段、前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段、前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段、前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段、前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る他の態様のデータベース生成プログラムは、コンピュータを、所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得手段、前記取得手段により前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段、前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段、前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段、前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得手段により取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段、前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、教師データのサンプル数を効率的に増やしつつ、分類ラベルの細分化度合いを高めることができる。
実施形態1に係る追加情報登録システムの概略を示す図。 実施形態1に係るサーバの物理的構成を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の物理的構成を示す図。 実施形態1に係る追加情報登録システムの機能的構成を示す図。 実施形態1に係るラインデータベースのデータ構成の例を示す図。 実施形態1に係る対象物データベースのデータ構成の例を示す図。 実施形態1に係る位置情報データベースのデータ構成の例を示す図。 実施形態1に係る再学習データベースのデータ構成の例を示す図。 実施形態1に係る対象物が配置される公園の地図を示す図。 実施形態1に係るラインデータベースに記憶されるラインを表示した公園の地図を示す図。 実施形態1に係る、ラインデータベースに記憶されるライン、対象物データベースに記憶される対象物および対象物に対応づけられた登録地点を表示した公園の地図を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に表示された起動画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に表示されたカメラ撮影画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に表示された被写体を撮像した後のカメラ撮影画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に表示されたテキスト・写真表示画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に表示された自然言語対話処理中のテキスト・写真表示画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に表示された自然言語対話処理後のテキスト・写真表示画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に最初の質問が表示された追加情報入力処理中のテキスト・写真表示画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に最後の質問が表示された追加情報入力処理中のテキスト・写真表示画面を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の表示部に表示された地図表示画面を示す図。 実施形態1に係る追加情報登録処理を示すフローチャート。 実施形態1に係るルート照合処理を示すフローチャート。 実施形態1に係る撮像位置に対するライン上の垂線の足を説明するための図。 実施形態1に係る案内対象物検索処理を示すフローチャート。 実施形態1に係る追加情報入力処理を示すフローチャート。 実施形態1に係る分類ラベル登録処理を示すフローチャート。 実施形態2に係る携帯端末の物理的構成を示す図。 実施形態2に係る追加情報登録処理を示すフローチャート。
(実施形態1)
以下に、本発明を実施するための形態(実施形態1)を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施形態1に係る追加情報登録システム10の概略を示す図である。追加情報登録システム10は、ネットワーク500で相互に通信可能なサーバ100と携帯端末200とを含んで構成される。
追加情報登録システム10は、例えば携帯端末200を所有するユーザが所定の公園等の予め定められた場所において被写体である植物を撮像した際に、当該植物に関わる案内情報を携帯端末200の表示部に表示させることで、ユーザに対して情報を提供することができるシステムであるとする。
図2は、サーバ100の物理的構成を示す図である。図2に示すように、サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)110と、RAM(Random Access Memory)121と、記憶部130と、操作部122と、表示部123と、通信部124とを備えている。また、サーバ100の各部は、バス129を介して接続されている。
サーバ100は、例えば、ネットワークを利用したサーバ・クライアントシステムのサーバ装置であるとするが、これに限定されるものではなく、クラウドシステム上で動作する仮想マシンであっても良い。
CPU110は、サーバ100の各部を制御する。CPU110は、記憶部130に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、RAM121のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。例えば、CPU110は、後述する追加情報登録処理を実行することにより、第1の判定手段、第2の判定手段、登録手段として機能する。また、CPU110は、携帯端末200と協働して、後述する追加情報登録処理を実行する機能を有する。
RAM121は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU110により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。記憶部130には、CPU110で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ、後述するラインデータベース(Date Base)140、後述する対象物データベース150、後述する位置情報データベース170、後述する再学習データベース180等が記憶されている。
操作部122は、例えば、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとにより構成される。また、操作部122は、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報を入力信号としてCPU110に出力する。
表示部123は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等から構成されている。また、表示部123は、CPU110から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部124は、ネットワークカード等により構成され、ネットワーク500上の外部機器に接続される。ネットワーク500は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等である。サーバ100は、通信部124を介して、ネットワーク500上の携帯端末200と通信が可能である。
図3は、携帯端末200の物理的構成を示す図である。図3に示すように、携帯端末200は、CPU210と、RAM221と、記憶部230と、操作部222と、表示部223と、位置情報算出部224と、撮像部225と、音声入力部226と、音声出力部227と、通信部228と、を備えている。また、携帯端末2の各部は、バス229を介して接続されている。
携帯端末200は、無線通信が可能な携帯端末装置である。ここでは、携帯端末200がスマートフォンであるとするが、これに限定されるものではなく、携帯端末200は、他の携帯が可能な端末装置であるとしても良い。
CPU210は、携帯端末200の各部を制御する。CPU210は、記憶部230に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、RAM221のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。その際に、CPU210は、RAM221内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を表示部223に表示させる。例えば、CPU210は、後述する追加情報登録処理を実行することにより、位置検出手段、表示制御手段として機能する。
RAM221は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU210により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部230は、例えば、HDD、SSD、EEPROM、フラッシュメモリ等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。また、記憶部230には、CPU210により実行される例えば追加情報登録プログラム231などのアプリケーションプログラムや前述の各種プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
操作部222は、各種機能キーを備え、ユーザによる各キーの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU210に出力する。また、操作部222は、表示部223の表面を覆うように透明電極を格子状に配置したタッチパネル等を有し、手指やタッチペン等で押下された位置を検出し、その位置情報を操作情報としてCPU210に出力する。
表示部223は、LCDや有機ELディスプレイ等により構成される。表示部223には、CPU210から入力される表示信号の指示に従い、各種画面を表示する。
位置情報算出部224は、アンテナ、受信回路、信号処理回路等により構成され、全地球測位システムに係る測位衛星からの送信電波を受信して携帯端末200の現在位置を取得する。位置情報算出部224は、受信した送信電波を増幅、周波数変換、復号して必要な情報を取得し、CPU210に出力する。
撮像部225は、光学系及び撮像素子を備えるカメラ等により構成される。撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサである。撮像素子上に被写体の光学像を結像し、その像を電気的な信号としてCPU210に出力する。
音声入力部226は、マイクロフォンやA/D変換器などにより構成され、マイクロフォンから入力された音をデジタル信号としてCPU210に出力する。
音声出力部227は、スピーカ(イヤホン)やD/A変換器などにより構成され、CPU210から入力されたデジタル信号を音として出力する。
通信部228は、例えば、ネットワークカード、モデム、ルータなどにより構成される。また、通信部228は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路などを備え無線通信が可能な構成であってもよい。通信部228は、ネットワーク500上のサーバ100などの外部機器と通信接続してデータ送受信を行う。
図4は、追加情報登録システム10の機能的構成を示す図である。図4に示すように、追加情報登録システム10は、取得部311と、位置検出部312と、第1の判定部313と、第2の判定部314と、表示制御部315と、登録部316と、を備える。これらは、それぞれ取得手段、位置検出手段、第1の判定手段、第2の判定手段、表示制御手段及び登録手段として機能する。
取得部311は、例えば、携帯端末200を所有するユーザが被写体を撮像したときの当該被写体を画像として取得する。
位置検出部312は、例えば、携帯端末200を所有するユーザが被写体を撮像したときの撮像位置を検出する。
第1の判定部313は、位置検出部312により検出された撮像位置が後述する登録地点から所定の範囲内であるか否か判定する。
第2の判定部314は、例えば、携帯端末200を所有するユーザが撮像した被写体が、後述する対象物データベースに予め登録されている対象物であるか否か判定する。
表示制御部315は、第2の判定部314により被写体が対象物であると判定された場合に、当該被写体に対応づけて登録するための追加情報を入力することができる画面を例えば携帯端末200に表示する。
登録部316は、表示制御部315により表示された画面に入力された追加情報を被写体の画像が何を表しているか、あるいは画像にどういうものが含まれているかを示す分類ラベルとして登録する。
図5は、ラインデータベース140のデータ構成の例を示す。ラインデータベース140は、例えば表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、1つのラインを示し、ライン識別情報のデータ項目141(図5ではラインID(Identifier)と記載)、始点経度のデータ項目142、始点緯度のデータ項目143、終点経度のデータ項目144および終点緯度のデータ項目145の列を含む。ラインとは、携帯端末200を所有するユーザが公園において植物を鑑賞する際に通ると想定されるライン(ルート、道筋)を予め設定したものであり、例えば、植物が植栽されている花壇の周囲に沿って設定されている。また、ラインの始点位置および終点位置は、ユーザが移動する際に通ると想定される方向に基づいて決定される。
ライン識別情報のデータ項目141には、レコードが示すラインの識別情報が含まれている。
始点経度のデータ項目142および始点緯度のデータ項目143には、レコードが示すラインの始点の経度および緯度が含まれている。
終点経度のデータ項目144および終点緯度のデータ項目145には、レコードが示すラインの終点の経度および緯度が含まれている。
例えば、レコード149は、ライン識別情報のデータ項目141が「L1」であるラインを示し、始点は東経139.5465128度、北緯35.6698132度であって、終点は東経139.5463939度、北緯35.6691442度であることを示す。
図6は、対象物データベース150のデータ構成の例を示す。対象物データベース150は、例えば表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、1つの対象物を示し、対象物識別情報のデータ項目151(図6では対象物IDと記載)、経度のデータ項目152、緯度のデータ項目153、登録地点経度のデータ項目154、登録地点緯度のデータ項目155、登録地点が設定されたラインのデータ項目156、ブロックのデータ項目157、名称のデータ項目158、画像のデータ項目159、色のデータ項目160(図6ではCOLORと記載)および形状のデータ項目161(図6ではSHAPEと記載)の列を含んで構成される。本実施形態1において対象物とは、公園に植栽されている植物を指し、予め対象物データベース150に登録されている。なお、後述するように、対象物データベース150は、公園内においてユーザが携帯端末200の撮像部225を介して被写体を撮像した際に、撮影画像に含まれる植物の名称等を特定し、案内情報として表示部223に表示させるために参照される。また、後述するように、ブロックは対象物である例えばバラなどの植物が植栽されているブロック(花壇)のことを示す。なお、対象物データベース150は、例えば対象物の種類(TYPE)など他のデータ項目を含んでいてもよい。
対象物識別情報のデータ項目151には、レコードが示す対象物の識別情報が含まれている。
経度のデータ項目152および緯度のデータ項目153には、レコードが示す対象物の位置の経度および緯度が含まれている。
登録地点経度のデータ項目154および登録地点緯度のデータ項目155には、レコードが示す対象物を撮像するのに適した撮像スポットの経度および緯度が含まれている。なお、以降では、これら2つのデータ項目から特定される位置を登録地点と称する。また、登録地点は、前述したライン上に設定されるものであり、即ち、公園において植物を鑑賞する際に通ると想定される位置に設定される。
ラインのデータ項目156には、レコードが示す対象物の撮像スポットである登録地点が設定されたラインが含まれている。
ブロックのデータ項目157には、レコードが示す対象物が配置されたブロック番号が含まれている。
名称のデータ項目158には、レコードが示す対象物の名称が含まれている。
画像のデータ項目159には、レコードが示す対象物の画像データの識別情報が含まれている。画像データは、例えばサーバ100の記憶部130に記憶されている。
色のデータ項目160には、レコードが示す対象物の色が含まれている。
形状のデータ項目161には、レコードが示す対象物の形状が含まれている。
例えば、レコード169は、対象物識別情報のデータ項目151が「T1」である対象物を示すレコードであって、対象物の位置は東経139.5465239度、北緯35.6697512度で、「B5」であるブロックにあり、対象物の名称は「ソーニャホルストマン」、画像の識別情報は「G8872」、赤色で、多重の形状であることを示す。また、登録地点は東経139.5465347度、北緯35.6697598度で、ラインL10上に設定されることを示す。
図7は、位置情報データベース170のデータ構成の例を示す。位置情報データベース170は、例えば表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、携帯端末200が送信し、サーバ100が受信して格納した1つの位置情報メッセージに係る情報を示し、位置識別情報のデータ項目171(図7では位置IDと記載)、端末のデータ項目172、現在経度のデータ項目173、現在緯度のデータ項目174、および移動方向のデータ項目175の列を含んで構成される。
位置識別情報のデータ項目171には、レコードが示す位置情報の識別情報が含まれている。
端末のデータ項目172には、レコードの元となる位置情報メッセージを送信した携帯端末200の識別情報が含まれている。
現在経度のデータ項目173および現在緯度のデータ項目174には、位置情報メッセージに含まれていた経度および緯度が含まれている。
移動方向のデータ項目175には、現在経度のデータ項目173および現在緯度のデータ項目174とで示される現在位置情報と、携帯端末200の過去の位置情報(不図示)と、により特定される移動方向が含まれる。本実施形態1では、移動方向のデータ項目175には東方向への移動を示す「E」、西方向への移動を示す「W」、南方向への移動を示す「S」、北方向への移動を示す「N」の四方向が含まれるが、これに限られない。北東方向への移動を示す「NE」、北西方向への移動を示す「NW」、南東方向への移動を示す「SE」、南西方向への移動を示す「SW」をさらに含む八方位であってもよく、
北北東方向への移動を示す「NNE」、北北西方向への移動を示す「NNW」、東南東方向への移動を示す「ESE」、東北東方向への移動を示す、西南西方向への移動を示す「WSW」、西北西方向への移動を示す「WNW」、南南東方向への移動を示す「SSE」、南南西方向への移動を示す「SSW」をさらに含む十六方位であってもよい。
なお上記で説明した、位置識別情報のデータ項目171、端末のデータ項目172、現在経度のデータ項目173、現在緯度のデータ項目174および移動方向のデータ項目175は、サーバ100が、位置情報メッセージを受信したときに、位置情報データベース170に追加される。
例えば、レコード179は、位置識別情報のデータ項目171が「P1」であるレコードであって、識別情報が「4673」である携帯端末200から送信された位置情報メッセージに含まれていた位置情報が、東経139.5465239度、北緯35.6697512度であって、南方向に向かってユーザが移動したことを示す。
図8は、再学習データベース180のデータ構成の例を示す。再学習データベース180には、後述する追加情報入力処理において、ユーザが入力した追加情報が含まれる。再学習データベース180は、例えば表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、1つの案内対象物を示し、案内対象物識別情報のデータ項目181(図8では案内対象物IDと記載)、対象物識別情報のデータ項目182、画像のデータ項目183、色のデータ項目184(図8ではCOLORと記載)、形状のデータ項目185(図8ではSHAPEと記載)、花の状態のデータ項目186、花びらの枚数のデータ項目187および葉の形のデータ項目188等の列(属性)を含んで構成される。
ここで、案内対象物とは、携帯端末200の現在位置や撮像された画像等に基づいて決定される案内情報を送信すべき植物を示す。本実施形態1では、案内対象物として決定された植物に係る案内情報を送信するとともに、図6の対象物データベース150と対応付けて各植物についての追加情報を携帯端末200のユーザに登録させる構成となっている。これによって、対象物データベース150に含まれる情報、即ち、撮像画像に基づいて植物を判定するために参照される情報を容易に蓄積することができる。
案内対象物識別情報のデータ項目181には、レコードが示す案内対象物の識別情報が含まれている。
対象物識別情報のデータ項目182には、レコードが示す案内対象物が対象物データベース150おける対象物の何れであるかを識別するための対象物IDが含まれている。
画像のデータ項目183には、レコードが示す案内対象物をユーザが撮像することで取得された画像データの識別情報が含まれている。
色のデータ項目184には、後述する追加情報入力処理においてユーザにより入力される追加情報として、レコードが示す案内対象物の色が含まれている。
形状のデータ項目185には、後述する追加情報入力処理においてユーザにより入力される追加情報として、レコードが示す案内対象物の形状が含まれている。
花の状態のデータ項目186には、後述する追加情報入力処理においてユーザにより入力される追加情報として、レコードが示す案内対象物の花の状態が含まれている。
花びらの枚数のデータ項目187には、後述する追加情報入力処理においてユーザにより入力される追加情報として、レコードが示す案内対象物の花びらの枚数が含まれている。
葉の形のデータ項目188には、後述する追加情報入力処理においてユーザにより入力される追加情報として、レコードが示す案内対象物の葉の形が含まれている。
例えば、レコード189は、案内対象物識別情報のデータ項目181が「N1」である案内対象物を示すレコードであって、対象物IDは「T1」であり、画像データの識別情報は「G8872」であって、色は赤色で、多重の形状をしており、花の状態は満開、花びらの枚数は5枚以上で、葉の形は丸形であることを示す。
図9は、例えば、対象物データベース150に含まれる対象物が配置される公園の地図を示す。ブロックB1〜B8は、対象物である例えばバラなどの植物が植栽されているブロック(花壇)である。ブロックB1〜B8の周辺は、遊歩道Wであり、公園への来訪者である携帯端末200を持つユーザは、遊歩道W上を移動する。
図10は、ラインデータベース140に記憶されるラインを表示した公園の地図を示す。ラインとは、携帯端末200を所有するユーザが公園において植物を鑑賞する際に通ると想定されるライン(ルート、道筋)を予め設定したものであり、図10に示すようにブロックB1〜B8の周囲に沿って設定されている。また、ライン上には、対象物データベース150における登録地点が設定されている。即ち、ライン上には、ブロックB1〜B8に植栽された植物を撮影するのに適した撮影スポットが存在する。
図10において、ラインは地図上において太線で示されている。例えば、ラインL1は、ブロックB1の左上角からブロックB1の右上角まで続くラインである。また、ラインL2は、ブロックB4の右下角からブロックB4の右上角まで続くラインである。即ち、例えば長方形のブロック(花壇)の周囲には各辺に対応するように4つのラインが設定される。
図11は、ラインデータベース140に記憶されるライン、対象物データベース150に記憶される対象物および登録地点が表示された公園の地図を示す。対象物はブロック内に配置され、図11では白い円で示されている。例えば対象物T1は、図5のレコード159に示される対象物である。登録地点は対象物と対応づけられて、例えばブロックの周辺に設定される。図11では黒い円で示されている。これは、ユーザが、対象物であるブロックB1〜B8に植栽されている植物を撮像するために、ブロックB1〜B8の周辺に沿って移動すると想定しているからである。例えば、登録地点R1は対象物T1に対応づけられており、登録地点R1はラインL10上に設定されている登録地点である。なお、登録地点は、対象物に対応づけられていればよく、ブロックの周辺に限られない。
図12は、携帯端末200の記憶部230に記憶されている追加情報登録プログラム231を起動させたときの表示部223に表示された起動画面400を示す。起動画面400には、カメラ撮影画面ボタン401と、テキスト・写真表示画面ボタン402と、地図表示画面ボタン403と、各種設定ボタン404と、が配置されている。
カメラ撮影画面410に遷移するためのカメラ撮影画面ボタン401が、起動画面400の上部に配置されている。
テキスト・写真表示画面420に遷移するためのテキスト・写真表示画面ボタン402が、カメラ撮影画面ボタンの隣に配置されている。
地図表示画面430に遷移するための地図表示画面ボタン403が、テキスト・写真表示画面ボタンの隣に配置されている。
各種設定画面(不図示)に遷移するための各種設定ボタン404が、起動画面400の下部に配置されている。各種設定画面では、音声出力の可否、音声の男女切り替え、出力言語などの設定が可能である。
図13は、携帯端末200の表示部223に表示されたカメラ撮影画面410Aを示す。カメラ撮影画面410Aは、撮像部225により被写体を撮像するときの画面である。画像表示領域411Aに表示されている被写体を撮像するためのボタン412Aが画面下部に配置されている。
図14は、被写体の撮像終了後の画面410Bを示す。撮像画像表示領域411Bに表示されている被写体の画像を分析するためのボタン412Bが、画面下部に配置されている。分析結果はテキスト・写真表示画面420に表示される。
図15は、携帯端末200の表示部223に表示されたテキスト・写真表示画面420を示す。携帯端末200の撮像部225により撮像された被写体の画像の分析結果から生成された案内対象物に関するテキストや画像例等の案内情報が表示されたときの画面である。即ち、図15は、携帯端末200の撮像部225により被写体として撮像された植物の画像を、対象物データベース150を参照して分析することで抽出される案内情報が表示される画面である。
図15に示すように、テキスト表示領域421には、案内対象物の名称が表示される。写真表示領域422には、案内対象物の画像が表示される。なお、テキスト表示領域421の案内は、携帯端末200の音声出力部227から音声として出力させてもよい。
自然言語対話処理を実行するための音声認識ボタン423が、テキスト・写真表示画面420下部に配置されている。例えば図16に示すように、ユーザによって入力された音声認識結果が音声認識結果表示領域425に表示され、例えば図17に示すように、テキスト表示領域421に自然言語対話処理の結果が表示される。
また、後述する追加情報登録処理を実行するための追加情報登録ボタン424が、テキスト・写真表示画面420右上に配置されている。図18は、例えば撮像した被写体の色が何色であるのか質問し、ユーザに追加情報を入力させる追加情報入力画面430Aである。質問表示領域431Aには、案内対象物に関する質問が表示される。選択肢表示領域432Aには、質問表示領域431Aに表示された質問内容に対して、ユーザが所定の答えを選択するための選択肢が表示される。
図19は、質問表示領域431Bに最後の質問が表示された追加情報入力画面430Bを示す。
図18および図19においてユーザにより回答された内容は、再学習データベース180に登録され、例えば次回以降に撮像された画像の分析時に参照される。このような構成により、追加情報登録システム10は、ユーザから画像分析のために必要とされる多種多様な追加情報を容易に取得することができる。ひいては、画像分析精度を向上させることが可能となる。
図20は、携帯端末200の表示部223に表示された地図表示画面440を示す。地図表示画面440には、既に撮像された被写体の位置が地図や航空写真上に表示される。地図を1段階だけ拡大して表示させるための拡大ボタン441が、地図表示画面440の左上上部に配置されている。地図を1段階だけ縮小して表示させるための縮小ボタン442が、拡大ボタン441の隣に配置されている。後述する現在位置アイコン445の表示/非表示を切り替えるための位置表示ボタン443が、縮小ボタン442の隣に配置されている。現在位置アイコン445は、地図表示画面440に表示された地図上の後述するルート照合処理により更新された位置を示す。案内対象物アイコン444は、地図表示画面440に表示された地図上の既に特定された案内対象物の位置を示す。
図21は、本実施形態1における追加情報登録処理を示すフローチャートである。図21を参照しながら、本実施形態1における追加情報登録処理のフローを説明する。追加情報登録処理は、例えば携帯端末200を所有するユーザが所定の公園等の予め定められた場所において被写体である植物を撮像した際に、当該植物に関わる案内情報を携帯端末200の表示部に表示させることで、ユーザに対して情報を提供するとともに、さらにユーザに対して追加情報を入力させる処理である。
まず、携帯端末200の記憶部230に記憶されている追加情報登録プログラム231を起動させると図12に示した起動画面400が表示される。その後、起動画面400中のカメラ撮影画面ボタン401が押下されると、例えば図13に示すようなカメラ撮影画面410Aに遷移し、撮像部225による被写体の撮像が可能となる。また、左にスワイプされると直前の画面に戻る。例えば、起動画面400に表示されるカメラ撮影画面ボタン401が押下され、カメラ撮影画面410Aに遷移した後、左スワイプされると、起動画面400に戻る。
ステップS101においてCPU210は、所定の被写体に対する撮像を行い、画像を取得する。本実施形態1においては、被写体として、例えば公園内に植栽されている植物を例に挙げているが、公園内にある遊具などの設備や動物園の動物等でもよく、特に限定されない。
ステップS102においてCPU210は、取得した画像をサーバ100に送信する。そして、サーバ100は撮像された被写体の画像を携帯端末200から受信する。
ステップS103においてCPU210は、位置情報算出部224により被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する。
ステップS104においてCPU210は、撮像位置情報メッセージをサーバ100に送信する。そして、サーバ100は撮像位置情報メッセージを携帯端末200から受信する。なお、撮像位置情報メッセージには被写体が撮像されたときの撮像位置の情報が含まれている。
ステップS105においてCPU110は、後述するルート照合処理を実行する。
ステップS106においてCPU110は、後述する案内対象物検索処理を実行する。
ステップS107においてCPU110は、案内対象物メッセージを携帯端末100に送信する。そして、携帯端末200は案内対象物メッセージをサーバ100から受信する。なお、携帯端末200が案内対象物メッセージを受信したときに、案内対象物に関するテキストや画像例等が表示部223に表示された画面に自動遷移するようにしてもよい。また、案内対象物メッセージには、例えば花の名称などの案内対象物の情報が含まれている。ここで案内対象物とは、後述する案内対象物検索処理において撮像された被写体と予め対象物データベース150に登録されている対象物が一致したときの、当該対象物のことを示す。
ステップS108においてCPU210は、後述する追加情報入力処理を実行する。
ステップS109においてCPU210は、追加情報メッセージをサーバ100に送信する。そして、サーバ100は追加情報メッセージを携帯端末200から受信する。なお、追加情報メッセージには、後述する追加情報入力処理において例えば被写体を撮像したユーザによって入力された答え、即ち、追加情報が含まれている。
ステップS110においてCPU110は、後述する分類ラベル登録処理を実行する。
図22は、CPU110が実行するルート照合処理を示すフローチャートである。図22を参照しながら、ルート照合処理を説明する。ルート照合処理は、携帯端末200から送信された撮像位置情報メッセージを基に、撮像位置から最も近い登録地点を特定する処理である。なお、ルート照合処理は前述の追加情報登録処理の一部である。
ステップS201においてCPU110は、撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値より近いか否か判定する。登録地点は、対象物と対応づけられて、例えばブロックの周辺に設定されている。なお、本実施形態1では、所定の距離閾値は6mとしているが、これに限られない。ステップS201においてCPU110は、撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値より近ければ(ステップS201→Y)、ステップS202に進み、近くなければ(ステップS201→N)、ルート照合処理および追加情報登録処理を終了する。即ち、ステップS201では対象物が配置された例えば公園や植物園内にユーザがいるか否か判定することができる。そして、CPU110は、ユーザが公園内にいないと判定した場合に、ルート照合処理及び追加情報登録処理を終了する。
ステップS202においてCPU110は、ラインデータベース140が記憶する全てのレコードそれぞれについて、ステップS203〜S206の処理を実行する。
ステップS203においてCPU110は、ユーザの移動方向がラインの始点から終点への方向と一致しているか否か判定する。ステップS203においてCPU110は、ユーザの移動方向がラインの始点から終点への方向と一致すれば(ステップS203→Y)、ステップS204に進み、一致しなければ(ステップS203→N)、ステップS207に進む。これにより、ステップS204〜ステップS206の処理を実行する際に対象となるラインの選択肢を減らすことができる。
ステップS204においてCPU110は、撮像位置に対するライン上の垂線の足(図23)を算出する。即ち、撮像位置とラインとの距離を算出する。
ここで、図23は、撮像位置に対するライン上の垂線の足を説明するための図である。前述のラインL10を用いて説明する。ラインL10は、登録地点R1を始点とし、登録地点R3を終点とするラインである。点F20は、撮像位置である。点F21は、点F20からラインL10(点R1と点R3を結ぶ線分)に引いた垂線の足であって、ラインL10上で点F20に最も近い点である。
ステップS205においてCPU110は、撮像位置と垂線の足との距離(図23の点F20と点F21との距離)が最短でかつ所定の距離閾値以下であるか否か判定する。なお、本実施形態1では携帯端末200の位置情報算出部224の精度から、所定の距離閾値を4mと設定したが、これに限定されない。ステップS205においてCPU110は、撮像位置と垂線の足との距離(図23の点F20と点F21との距離)が最短かつ所定の距離閾値以下であれば(ステップS205→Y)、ステップS206に進む。また、ステップS205においてCPU110は、撮像位置と垂線の足との距離が最短ではない、または、所定の距離閾値を超えるならば(ステップS205→N)、ステップS207に進む。即ち、ステップS205では、ステップS204で算出した撮像位置とラインとの距離を基に、当該距離が最も短いときのラインを特定することを目的としている。
ステップS206においてCPU110は、ステップS205において距離が最短でかつ所定の距離閾値以下であると判定されたライン上に設定された登録地点の中で、撮像位置から最も近い登録地点を特定する。
ステップS207においてCPU110は、ラインデータベース140が記憶する全てのレコードについて、ステップS203〜S206の処理を実行したならば、ステップS208に進む。また、未処理のレコードがあれば、ステップS203〜S206の処理を実行する。
ステップS208においてCPU110は、最も近い登録地点が特定されたか否かを判定する。即ち、ステップS206の処理が実行されたか否か判定する。ステップS208においてCPU110は、最も近い登録地点が特定された場合は(ステップS208→Y)、追加情報登録処理に戻る。ステップS208においてCPU110は、最も近い登録地点が特定されなかった場合は(ステップS208→N)、ルート照合処理および追加情報登録処理を終了する。
図24は、CPU110が実行する案内対象物検索処理を示すフローチャートである。図24を参照しながら、案内対象物検索処理を説明する。案内対象物検索処理は、例えば分類器により被写体の画像を分類し、当該被写体がルート照合処理によって特定された登録地点と対応づけられた対象物であるか否か対象物データベース150を参照する処理である。なお、案内対象物検索処理は前述の追加情報登録処理の一部である。
ステップS301においてCPU110は、携帯端末200から送信された被写体の画像を例えば分類器などを用いて分類する。本実施形態1では、例えば「TYPE(即ち、バラであるか否か)」、「COLOR」、「SHAPE」といった複数種類の特徴量に基づいて画像を分類するが、これに限られない。また、例えば背景をぼかすなどの画像処理を行ってから分類することで分類の精度を向上させることができる。
ステップS302においてCPU110は、被写体が対象物データベース150に予め登録されている対象物であるか否か判定する。即ち、CPU110は、ルート照合処理によって特定された登録地点とステップS301における画像分類結果とを用いて、撮像した被写体が当該登録地点と対応づけられた対象物であるか否か判定するために対象物データベース150を参照する。ステップS302においてCPU110は、被写体が対象物であれば(ステップS302→Y)、ステップS303に進む。ステップS302においてCPU110は、被写体が対象物でなければ(ステップS302→N)、案内対象物検索処理および追加情報登録処理を終了する。
ステップS303においてCPU110は、ステップS302において被写体が予め登録されている対象物であると判定されたときの当該対象物を案内対象物として確定する。
図25は、CPU210が実行する追加情報入力処理を示すフローチャートである。図25を参照しながら、追加情報入力処理を説明する。追加情報入力処理は、案内対象物検索処理において確定された案内対象物の情報を携帯端末200の表示部223に表示させ、当該案内対象物に関する追加情報の入力を受け付ける処理である。なお、追加情報入力処理は前述の追加情報登録処理の一部である。
サーバ100から送信された案内対象物メッセージを携帯端末200が受信すると、案内対象物の案内情報がテキスト・写真表示画面420に表示される。ステップS401においてCPU210は、テキスト・写真表示画面420右上の追加情報登録ボタン424が押下されたか否かを判定する。即ち、ユーザによって追加情報登録ボタンが押下されたか否かを判定する。ステップS401においてCPU210は、テキスト・写真表示画面420右上の追加情報登録ボタン424が押下されたら(ステップS401→Y)、ステップS402に進み、押下されなかったら(ステップS401→N)、追加情報入力処理および追加情報登録処理を終了する。
ステップS402においてCPU210は、案内対象物に対応づけて登録するための追加情報を入力することが可能な追加情報入力画面を表示部223に表示させる。
ステップS403においてCPU210は、追加情報が入力されたか否か判定する。即ち、追加情報入力画面430Aに表示された質問内容に対して、ユーザが所定の答えを入力したか否か判定する。本実施形態1において、質問数は5つとなっているが、これに限られない。より多くの情報を得たい場合や多種多様な情報を得たい場合には、質問数を増やすとよい。質問は、対象物データベース150に登録されている情報について問うものであってもよい。対象物データベース150に登録されている情報について問う質問が含まれていれば、後述する分類ラベル登録処理において追加情報が案内対象物に該当するか否か判定する際に、当該質問の答えを基に判定することが可能となる。
ステップS403においてCPU210は、追加情報が入力されたならば(ステップS403→Y)、追加情報登録処理に戻り、入力されなければ(ステップS403→N)、追加情報入力処理および追加情報登録処理を終了する。なお、全ての質問に対して答えが入力されていなくても、少なくとも1つの質問に対して答えが入力されていれば追加情報が入力されたと見なし、追加情報登録処理に戻ることができる。
図26は、CPU110が実行する分類ラベル登録処理を示すフローチャートである。図26を参照しながら、分類ラベル登録処理を説明する。ユーザによって入力された追加情報が、案内対象物に該当する正しい情報であるか否か判定し、正しい情報であると判定された場合に、当該追加情報を画像分類時に用いる分類ラベルとして登録する処理である。なお、分類ラベル登録処理は前述の追加情報登録処理の一部である。
ステップS501においてCPU110は、追加情報が案内対象物に該当するか否か判定する。即ち、入力された追加情報が案内対象物に該当する正しい情報であるか否か判定するために対象物データベース150を参照する。ステップS501においてCPU110は、追加情報が案内対象物に該当する場合(ステップS501→Y)、ステップS502に進み、追加情報が案内対象物に該当しない場合(ステップS501→N)、分類ラベル登録処理および追加情報登録処理を終了する。
ステップS502においてCPU110は、入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する。ここで、分類ラベルとは、例えば画像等の分類処理に用いられるための識別用のラベルであり、画像が何を表しているか、あるいは画像にどういうものが含まれているかを示すものである。分類ラベルは予め画像に付与されているか、あるいはユーザによって新たに入力された情報に基づいて付与されてもよい。分類ラベルは、「タグ」あるいは「タグ情報」と呼ばれる場合もある。例えば、画像が太陽を表すものである場合には、その画像には「太陽」という分類ラベルが付与される。また、例えば、画像が本を著すものである場合には、その画像には「本」という分類ラベルが付与される。また、所定の記憶手段とは、例えば再学習データベース180であり、ユーザによって追加された情報を登録しておくものである。
再学習データベース180に登録された分類ラベルは、例えば次回以降に撮像された画像の分析時に参照される。このような構成により、追加情報登録システム10は、ユーザから画像分析のために必要とされる多種多様な情報を容易に取得することができる。ひいては、画像分析精度を向上させることが可能となる。
なお、テキスト・写真表示画面420下部に配置されている音声認識ボタン423が押下されたとき、CPU210により実行される自然言語対話処理の際には、再学習データベース180に追加された情報を基にユーザが入力した質問に対する返答を作成してもよい。
本実施形態1のデータベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラムによれば、撮像された被写体である対象物に該当する追加情報が入力されることによって、教師データのサンプル数を効率的に増やしつつ、分類ラベルの細分化度合いを高めることができる。
なお、本実施形態1では、施設として公園内に植栽されている植物を被写体としていたが、これに限らず、公園内にある遊具などの設備、動物が飼育されている檻、昆虫が頻繁に観察されるスポットを被写体としてもよい。また、公園に限らず、テーマパークや遊園地、動物園などの屋外施設であってもよい。
また、本実施形態1では、ルート照合処理では撮像位置から最も近い登録地点を特定しているが、撮像位置から2番目に近い登録地点も含めた複数の登録地点を特定するようにしてもよい。そして、登録地点が複数ある場合には、被写体がどの登録地点に対応づけられた対象物であるか対象物データベース150を参照するようにしてもよい。
また、本実施形態1では、追加情報入力処理においてテキスト・写真表示画面420右上の追加情報登録ボタン424が押下されたら、追加情報入力画面が表示されるような構成であるが、案内対象物メッセージを携帯端末200が受信すると追加情報入力画面に自動遷移される構成であってもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、追加情報登録システム10には、携帯端末200とサーバ100を備える構成としていた。実施形態2においては、サーバ100を備えず、携帯端末200のみで構成される。
図27は、本実施形態2に係る携帯端末200Bの概略の構成を示す図である。実施形態1における携帯端末200と比較すると、通信部228がなく、実施形態1においてサーバ100のCPU110が実行するルート照合処理、案内対象物検索処理、分類ラベル登録処理はCPU210が実行する。つまりCPU210は、後述する追加情報登録処理を実行することにより、取得手段、位置検出手段、第1の判定手段、第2の判定手段、表示手段、登録手段として機能する。また、ラインデータベース140、対象物データベース150、位置情報データベース170および再学習データベース180は、記憶部230に記憶される。
図28は、本実施形態2における追加情報登録処理を示すフローチャートである。図28を参照しながら、本実施形態2における追加情報登録処理のフローを説明する。
ステップS601においてCPU210は、所定の被写体に対する撮像を行い、画像を取得する。
ステップS602においてCPU210は、位置情報算出部224により被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する。
ステップS603においてCPU210は、実施形態1においてサーバ100のCPU110が実行するルート照合処理を実行する。
ステップS604においてCPU210は、実施形態1においてサーバ100のCPU110が実行する案内対象物検索処理を実行する。
ステップS605においてCPU210は、前述の追加情報入力処理を実行する。
ステップS606においてCPU210は、実施形態1においてサーバ100のCPU110が実行する分類ラベル登録処理を実行する。
このように、実施形態2では、追加情報登録システム10はサーバ100を備えずに携帯端末20のみで構成することができる。
本実施形態2のデータベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラムによれば、撮像された被写体である対象物に該当する追加情報が入力されることによって、教師データのサンプル数を効率的に増やしつつ、分類ラベルの細分化度合いを高めることができる。
なお、本実施形態2では、施設として公園内に植栽されている植物を被写体としていたが、これに限らず、公園内にある遊具などの設備、動物が飼育されている檻、昆虫が頻繁に観察されるスポットを被写体としてもよい。また、公園に限らず、テーマパークや遊園地、動物園などの屋外施設であってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
[付記1]
所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出ステップと、
前記位置検出ステップにより検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップにより前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップにより前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示ステップと、
前記表示ステップにより表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録ステップと、
を有することを特徴とするデータベース生成方法。
[付記2]
所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出ステップと、
前記位置検出ステップにより検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップにより前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップにより前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得ステップにより取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示ステップと、
前記表示ステップにより表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録ステップと、
を有することを特徴とするデータベース生成方法。
[付記3]
前記登録地点は、前記対象物に対応づけられている
ことを特徴とする付記1又は2に記載のデータベース生成方法。
[付記4]
前記登録地点は、前記ユーザが移動する際に通ると想定される所定のライン上に設定されており、
前記第1の判定ステップは、前記撮像位置と前記ラインとの距離に基づいて前記撮像位置が前記登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する
ことを特徴とする付記1から3の何れか1項に記載のデータベース生成方法。
[付記5]
前記ユーザが移動する方向を検出する方向検出ステップを有し、
前記第1の判定ステップは、前記方向検出ステップにより検出された移動方向と前記ラインの始点から終点への方向とが一致した場合に、前記撮像位置と前記ラインとの距離に基づいて前記撮像位置が前記登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する
ことを特徴とする付記4に記載のデータベース生成方法。
[付記6]
所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段と、
を備えることを特徴とするデータベース生成装置。
[付記7]
所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得手段により取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段と、
を備えることを特徴とするデータベース生成装置。
[付記8]
前記登録地点は、前記対象物に対応づけられている
ことを特徴とする付記6又は7に記載のデータベース生成装置。
[付記9]
コンピュータを、
所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段、
前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段、
前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段、
前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段、
前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段、
として機能させるためのデータベース生成プログラム。
[付記10]
コンピュータを、
所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得手段、
前記取得手段により前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段、
前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段、
前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段、
前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得手段により取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段、
前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段、
として機能させるためのデータベース生成プログラム。
[付記11]
前記登録地点は、前記対象物に対応づけられている
ことを特徴とする付記9又は10に記載のデータベース生成プログラム。
10 追加情報登録システム
100 サーバ
110 CPU
121 RAM
122 操作部
123 表示部
124 通信部
129 バス
130 記憶部
140 ラインデータベース
150 対象物データベース
170 位置情報データベース
180 再学習データベース
200 携帯端末
210 CPU
221 RAM
222 操作部
223 表示部
224 位置情報算出部
225 撮像部
226 音声入力部
227 音声出力部
228 通信部
229 バス
230 記憶部
231 追加情報登録プログラム
500 ネットワーク

Claims (11)

  1. 所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップにより検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップにより前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップにより前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示ステップと、
    前記表示ステップにより表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録ステップと、
    を有することを特徴とするデータベース生成方法。
  2. 所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップにより検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップにより前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップにより前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得ステップにより取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示ステップと、
    前記表示ステップにより表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録ステップと、
    を有することを特徴とするデータベース生成方法。
  3. 前記登録地点は、前記対象物に対応づけられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータベース生成方法。
  4. 前記登録地点は、前記ユーザが移動する際に通ると想定される所定のライン上に設定されており、
    前記第1の判定ステップは、前記撮像位置と前記ラインとの距離に基づいて前記撮像位置が前記登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のデータベース生成方法。
  5. 前記ユーザが移動する方向を検出する方向検出ステップを有し、
    前記第1の判定ステップは、前記方向検出ステップにより検出された移動方向と前記ラインの始点から終点への方向とが一致した場合に、前記撮像位置と前記ラインとの距離に基づいて前記撮像位置が前記登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータベース生成方法。
  6. 所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段と、
    を備えることを特徴とするデータベース生成装置。
  7. 所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得手段により取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段と、
    を備えることを特徴とするデータベース生成装置。
  8. 前記登録地点は、前記対象物に対応づけられている
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のデータベース生成装置。
  9. コンピュータを、
    所定の被写体の画像を取得するために前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段、
    前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段、
    前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段、
    前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段、
    前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段、
    として機能させるためのデータベース生成プログラム。
  10. コンピュータを、
    所定の被写体に対する撮像により前記被写体の画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により前記被写体が撮像されたときの撮像位置を検出する位置検出手段、
    前記位置検出手段により検出された前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いか否か判定する第1の判定手段、
    前記第1の判定手段により前記撮像位置が所定の登録地点から所定の距離閾値よりも近いと判定された場合、前記被写体が予め登録されている対象物であるか否か判定する第2の判定手段、
    前記第2の判定手段により前記被写体が前記対象物であると判定された場合、前記取得手段により取得された前記画像に対応づけて登録するための追加情報を、ユーザが入力することが可能な画面を表示させる表示制御手段、
    前記表示制御手段により表示された前記画面に前記追加情報が入力された場合、前記入力された追加情報を分類ラベルとして所定の記憶手段に登録する登録手段、
    として機能させるためのデータベース生成プログラム。
  11. 前記登録地点は、前記対象物に対応づけられている
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のデータベース生成プログラム。
JP2019023114A 2019-02-13 2019-02-13 データベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラム Pending JP2020134990A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019023114A JP2020134990A (ja) 2019-02-13 2019-02-13 データベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラム
JP2021079415A JP7074235B2 (ja) 2019-02-13 2021-05-10 データベース生成方法、追加情報登録システム、データベース生成装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019023114A JP2020134990A (ja) 2019-02-13 2019-02-13 データベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021079415A Division JP7074235B2 (ja) 2019-02-13 2021-05-10 データベース生成方法、追加情報登録システム、データベース生成装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020134990A true JP2020134990A (ja) 2020-08-31

Family

ID=72278573

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019023114A Pending JP2020134990A (ja) 2019-02-13 2019-02-13 データベース生成方法、データベース生成装置およびデータベース生成プログラム
JP2021079415A Active JP7074235B2 (ja) 2019-02-13 2021-05-10 データベース生成方法、追加情報登録システム、データベース生成装置およびプログラム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021079415A Active JP7074235B2 (ja) 2019-02-13 2021-05-10 データベース生成方法、追加情報登録システム、データベース生成装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2020134990A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108018A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2011059810A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Nippon Soken Inc 画像認識システム
US20110314016A1 (en) * 2005-11-18 2011-12-22 Qurio Holdings, Inc. System and method for tagging images based on positional information
JP2012226646A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Sony Corp 情報提供装置および情報提供方法、並びにプログラム
JP2015056152A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 キヤノン株式会社 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
US8995716B1 (en) * 2012-07-12 2015-03-31 Google Inc. Image search results by seasonal time period
JP2016075992A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 キヤノン株式会社 撮像装置、情報処理装置およびそれらの情報処理方法、並びに、情報処理システム
JP2018081404A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 識別方法、識別装置、識別器生成方法及び識別器生成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133816A (ja) 2005-11-14 2007-05-31 Nikon Corp 植物同定システム、及び生物同定システム
JP2012178705A (ja) 2011-02-25 2012-09-13 Nikon Corp 撮像装置およびプログラム
JP5842444B2 (ja) 2011-08-02 2016-01-13 株式会社ニコン 販売処理システム、販売処理方法及びプログラム
JP2013158288A (ja) 2012-02-03 2013-08-19 Nikon Corp 受粉補助装置、及びプログラム
JP6307680B1 (ja) 2017-05-24 2018-04-11 節三 田中 植物の健康診断システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110314016A1 (en) * 2005-11-18 2011-12-22 Qurio Holdings, Inc. System and method for tagging images based on positional information
JP2008108018A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2011059810A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Nippon Soken Inc 画像認識システム
JP2012226646A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Sony Corp 情報提供装置および情報提供方法、並びにプログラム
US8995716B1 (en) * 2012-07-12 2015-03-31 Google Inc. Image search results by seasonal time period
JP2015056152A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 キヤノン株式会社 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
JP2016075992A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 キヤノン株式会社 撮像装置、情報処理装置およびそれらの情報処理方法、並びに、情報処理システム
JP2018081404A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 識別方法、識別装置、識別器生成方法及び識別器生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021114335A (ja) 2021-08-05
JP7074235B2 (ja) 2022-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101805090B1 (ko) 영역 인식 방법 및 장치
EP3226204B1 (en) Method and apparatus for intelligently capturing image
CN105222773B (zh) 导航方法及装置
CN106228168B (zh) 卡片图像反光检测方法和装置
KR101977703B1 (ko) 단말의 촬영 제어 방법 및 그 단말
CN105528607B (zh) 区域提取方法、模型训练方法及装置
JP5685390B2 (ja) 物体認識装置、物体認識システムおよび物体認識方法
CN109684980B (zh) 自动阅卷方法及装置
US20120086792A1 (en) Image identification and sharing on mobile devices
JP5662670B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US8948451B2 (en) Information presentation device, information presentation method, information presentation system, information registration device, information registration method, information registration system, and program
US20060021027A1 (en) Personal information management apparatus, personal information file creation method, and personal information file search method
CN105094760A (zh) 一种图片标记方法及装置
US10846326B2 (en) System and method for controlling camera and program
CN107133354A (zh) 图像描述信息的获取方法及装置
CN109670458A (zh) 一种车牌识别方法及装置
CN113677409A (zh) 寻宝游戏引导技术
CN104008129B (zh) 位置信息处理方法、装置及终端
CN108009990A (zh) 倾斜对象处理方法及装置
CN115525140A (zh) 手势识别方法、手势识别装置及存储介质
CN106233283A (zh) 图像处理装置、通信系统以及通信方法和摄像装置
JPWO2011136341A1 (ja) 情報提供装置、情報提供方法、情報提供処理プログラム、及び情報提供処理プログラムを記録した記録媒体
JP5927822B2 (ja) 画像通信システム
US11729324B2 (en) Imaging apparatus
CN113647092A (zh) 向应用提供与图像相关联的内容的电子装置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210406