JP2020132606A - 染毛料組成物 - Google Patents

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【課題】仕上がりのしっとり感、さらさら感、まとまり感、すすぎ時の指通りおよび感触の持続性が良好な染毛料組成物を提供する。【解決手段】直接染料を含有するケラチン繊維の染毛に用いられる染毛料組成物であって、(A)25℃で液状のエステル油、(B)25℃での動粘度が50mm2/s以下であるメチルポリシロキサン、(C)25℃での動粘度が10,000mm2/s以上である高重合メチルポリシロキサン、(D)カチオン化グアーガムを含有し、(A)成分に対する(B)成分および(C)成分との質量比((B)+(C))/(A)が0.5〜6であることを特徴とする染毛料組成物。【選択図】なし

Description

本発明は染毛料組成物に関する。
染毛用組成物は、酸化染料を用いる酸化などの永久染毛剤、直接染料を用いる半永久染毛料、顔料などを用いる一時着色料に大別される。これらのうち半永久染毛料の染毛性は、アルカリ剤や酸化剤などを用いないため永久染毛剤と比較して低いが、毛髪に与える損傷は小さい。一方、酸化染毛剤は、染毛性は高いものの、毛髪に与える損傷は半永久染毛料と比べると高い。このような違いにより、繰り返し使用されるカラーリング剤として、半永久染毛料の一つであるカラートリートメントの需要が市場で高くなっている。
カラートリートメントには、一般におしゃれ染めといわれる明るい髪用や、白髪染めといわれる白髪用などのバリエーションがある。そのため市場で求められる染毛色も青、赤、黄などの原色に近い色や、彩度と明度が小さい茶色や黒など多岐に渡る。
一般にカラートリートメントは、毛髪にトリートメント性を付与する。例えば、軽い風合いを出すために陽イオン性界面活性剤や陽イオン性高分子が含まれていることがある。また良好な指通り性や、艶を与えるために、油性成分が含まれていることがある。
そしてカラートリートメントには、直接染料が含有される。直接染料の中でも、トリートメント性を付与する成分と併用しても染毛性が低下しにくい、塩基性染料やHC染料が主に用いられている。
例えば、特許文献1には、毛髪に良好な指通りおよび適度なボリューム感を付与し、毛髪への染毛性および色持ちが良いことを目的として、アミン化合物、α−ヒドロキシ酸、塩基性染料またはHC染料、シリコーンまたはシリコーン誘導体を含有するカラートリートメントが開示されている。特許文献2には、指通りが良く、毛髪にまとまりおよび艶を付与でき、毛髪の発色および色持ちが良いことを目的として、陽イオン性界面活性剤、ポリアルキレングリコール誘導体、炭素数3〜6の二価アルコール、HC染料または塩基性染料を含有するカラートリートメントが開示されている。
特開2014−234371 特開2014−80378
特許文献1で開示されているカラートリートメントは、良好な指通りおよび適度なボリューム感は付与されているが、仕上がりのしっとり感やまとまり感および感触の持続性は十分とは言えなかった。また、特許文献2で開示されているカラートリートメントは、指通りが良く、まとまりおよび艶は付与されているが、すすぎ時の指通りおよび仕上がりのさらさら感が十分とは言えなかった。
本発明は、上記課題を解決するものである。つまり、仕上がりのしっとり感、さらさら感、まとまり感、すすぎ時の指通りおよび感触の持続性が良好な染毛料組成物を提供することを目的とする。なお、感触の持続性とは、しっとり感、さらさら感、まとまり感の持続を示す。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、直接染料を含有するケラチン繊維の染毛に用いられる染毛料組成物であって、(A)25℃で液状のエステル油、(B)25℃での動粘度が50mm/s以下であるメチルポリシロキサン、(C)25℃での動粘度が10,000mm/s以上である高重合メチルポリシロキサン、(D)カチオン化グアーガムを含有し、(A)成分に対する(B)成分および(C)成分の質量比((B)+(C))/(A)が0.5〜6とすることで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明によれば、仕上がりのしっとり感、さらさら感、まとまり感、すすぎ時の指通りおよび感触の持続性が良好な染毛料組成物を得ることができる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の含有量を示す単位は、特に明記しない限り全て質量%である。
本発明による染毛料組成物は、仕上がりのしっとり感の観点から、(A)25℃で液状のエステル油を含有する。
本発明に用いる前記(A)成分は、特に限定されないが、例えば、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ビス(2−エチルヘキシル)、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、セバシン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸トリイソデシル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、乳酸ラウリル、乳酸オクチルドデシル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、トリカプリル酸グリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコールなどが挙げられる。前記(A)成分は1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(A)成分のうち、好ましくはパルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピルおよびイソノナン酸イソノニルがよく、より好ましくはパルミチン酸2−エチルヘキシルがよい。
本発明に用いる前記(A)成分の含有量は、好ましくは1〜10%、より好ましくは2〜7%がよい。前記(A)成分が1%未満の場合、仕上がりがパサつく恐れがある。前記(A)成分が10%を超える場合、仕上がりがベタつき、さらさら感が得られない恐れがある。
本発明による染毛料組成物は、仕上がりのさらさら感の観点から、(B)25℃での動粘度が50mm/s以下であるメチルポリシロキサンを含有する。
本発明に用いる前記(B)成分は、特に限定されないが、例えば、KF−96A−5cs(信越化学工業社製、動粘度5mm/s(25℃))、KF−96A−10cs(信越化学工業社製、動粘度10mm/s(25℃))、KF−96A−50cs(信越化学工業社製、動粘度50mm/s(25℃))などが挙げられる。前記(B)成分は1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(B)成分のうち、好ましくは25℃での動粘度が5〜50mm/sがよい。前記(B)成分が動粘度50mm/sを超える場合、仕上がりがべたつき、さらさら感が得られない恐れがある。
本発明に用いる前記(B)成分の含有量は、好ましくは1〜10%、より好ましくは3〜7%がよい。前記(B)成分が1%未満の場合、仕上がりがパサつく恐れがある。前記(B)成分が10%を超える場合、仕上がりがベタつく恐れがある。
本発明による染毛料組成物は、仕上がりのまとまり感の観点から、(C)25℃での動粘度が10,000mm/s以上である高重合メチルポリシロキサンを含有する。
本発明に用いる前記(C)成分は、特に限定されないが、例えば、KF−96H−1万cs(信越化学工業社製、動粘度10,000mm/s(25℃))、KF−96H−30万cs(信越化学工業社製、動粘度300,000mm/s(25℃))、KF−96H−100万cs(信越化学工業社製、動粘度1,000,000mm/s(25℃))などが挙げられる。前記(C)成分は1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(C)成分のうち、好ましくは25℃での動粘度が10,000〜1,000,000mm/sがよい。前記(C)成分が動粘度10,000mm/s未満の場合、仕上がりのまとまり感が得られない恐れがある。前記(C)成分が動粘度1,000,000mm/sを超える場合、仕上がりが重くなる恐れがある。
本発明に用いる前記(C)成分の含有量は、好ましくは0.1〜2%、より好ましくは0.3〜1%がよい。前記(C)成分が0.1%未満の場合、仕上がりのまとまり感が得られない恐れがある。前記(C)成分が2%を超える場合、仕上がりが重くなる恐れがある。
本発明において、前記(A)成分に対する前記(B)成分および前記(C)成分との質量比((B)+(C))/(A)は、感触の持続性の観点から、好ましくは0.5〜6であり、より好ましくは1〜3がよい。前記((B)+(C))/(A)が0.5未満での場合、毛髪のさらさらの持続性が感じられない恐れがある。前記((B)+(C))/(A)が6を超える場合、毛髪のまとまり感、しっとり感の持続性が感じられない恐れがある。
本発明による染毛料組成物は、すすぎ時の指通りの観点から、(D)カチオン化グアーガム
を含有する。
本発明における前記(D)成分は、特に限定されないが、例えば、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガムや、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモ二ウムクロリドが挙げられ、具体例としては、JAGUAR C−13S(ローディア社製、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガム)、JAGUAR C−162(ローディア社製、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモ二ウムクロリド)などが挙げられる。前記(D)成分は1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(D)成分の含有量は、好ましくは0.1〜1%、より好ましくは0.3〜0.7%がよい。前記(D)成分が0.1%未満の場合、すすぎ時の毛髪の指通りが悪くなる恐れがある。前記(D)成分が1%を超える場合、すすぎ時の毛髪にベタつきが感じられる恐れがある。
本発明による染毛料組成物は、直接染料を含有する。
本発明に用いる直接染料としては、特に限定されないが、例えば、塩基性染料、HC染料、酸性染料、天然染料、分散染料などが挙げられる。これら直接染料のうち、トリートメント性を付与する成分と併用しても染毛性が低下しにくいことから、塩基性染料、HC染料が好ましい。
塩基性染料としては、特に限定されないが、例えば、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性青75、塩基性青99、塩基性黄57、赤色213などが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
HC染料としては、特に限定されないが、例えば、HC橙1、HC赤1、HC赤3、HC青2、HC黄2、HC黄4などが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
本発明による染毛料組成物は、前記(A)成分、前記(B)成分および前記(C)成分の他にも、任意で1種または2種以上の油性成分を含有することができる。例えば、高級アルコール、炭化水素油、油脂、ロウ、高級脂肪酸、前記(B)成分および前記(C)成分以外のシリコーン油などが挙げられる。
高級アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールなどが挙げられる。これらは1種もしくは2種以上を含有することができる。
炭化水素としては、特に限定されないが、例えば、α−オレフィンオリゴマー、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、ポリエチレン末、オゾケライト、ポリブテン、セレシンなどが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
油脂としては、特に限定されないが、例えば、ヤシ油、パーム油、オリーブ油、アボカド油、ヒマシ油、ゴマ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、月見草油、マカデミアナッツ油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、シア脂などの植物性油脂類、牛脂、乳脂、馬脂、ミンク油、ラノリンなどの動物性油脂類などが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
ロウ類としては、特に限定されないが、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、コメヌカロウ、セラック、カルナウバロウ、ホホバ油などが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
高級脂肪酸としては、特に限定されないが、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、リノール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸などが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
前記(B)成分および前記(C)成分以外のシリコーン油としては、特に限定されないが、例えば、25℃での動粘度が50mm/sを超え、10,000mm/s未満であるメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーンなどが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
本発明による染毛料組成物は、界面活性剤として、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤などを含有することができる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
本発明に用いる界面活性剤は、特に限定されないが、トリートメント性の観点から、陽イオン性界面活性剤が好ましい。
陽イオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、塩化ベンザルコニウムなどが挙げられる。これらは1種または2種以上を含有することができる。
本発明による染毛料組成物は、その他の添加成分として、多価アルコール、低級アルコール、前記(D)成分以外の高分子化合物や、ケラチン、エラスチン、フィブロイン、コンキオリン、大豆タンパク、カゼイン、ゼラチンなどの蛋白質を酸、アルカリ、酵素などにより加水分解した加水分解物、およびそれらを4級化した陽イオン変性蛋白質などのポリペプタイド、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸などの保湿剤、パラベン、フェノキシエタノールなどの防腐剤、リン酸、クエン酸、酢酸、乳酸、酒石酸などのpH調整剤、その他アミノ酸、植物抽出液、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤などのうち、1種または2種以上を含有することができる。
本発明による染毛料組成物の剤形は、乳液状、クリーム状として用いることができ、塗布性の観点からクリーム状が好ましい。
本発明による染毛料組成物のpHは、染毛性の観点から、4〜6が好ましい。染毛料組成物のpHが4未満の場合、染毛性が低下する恐れがある。また染毛料組成物のpHが6を超える場合、染料の経時安定性が低下し、染毛性が低下する恐れがある。
本発明の染毛料組成物の25℃の条件下における粘度は、塗布性の観点から、5,000〜40,000mPa・sが好ましい。粘度が5,000mPa・s未満の場合、塗布時に液ダレする恐れがある。粘度が40,000mPa・sを超える場合、塗布時の染毛料組成物の伸びが悪くなり、使用性が悪くなる恐れがある。
本発明の染毛料組成物の25℃の条件下における粘度は、常法にて調製して得られた染毛料組成物を各々140gのサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に120g充填し、25℃で3日間放置した後に測定した後に、ヘリカルスタンド付B型粘度計(モデル:デジタル粘度計TVB−10M、東機産業株式会社製)により、M4号ローターを用いて12rpmで1分間回転させた後に測定したものである。
本発明による染毛料組成物は、ポリ容器、ポリチューブ容器、アルミチューブ容器、アルミ層入り多層チューブ、パウチ容器などの各種容器に充填され、使用時まで保存される。
以下、本発明を実施例および比較例を挙げて詳細に説明する。ただし、本発明は下記の実施例にのみ限定されるものではない。数値は特に指定のない限り質量%である。
常法に従い、表1〜表4に示す染毛料組成物を調製し、下記の評価方法で評価を行なった。
[すすぎ時の指通り]
根元揃え黒髪毛束(品番:BS−A、ビューラックス社製)を用い、5g、20cmの毛束を作製した。5gの毛束に対し、表1〜表4に示す各染毛料組成物5gを均一に塗布した。5分間放置した後、専門パネラー10名が上記毛束を水で洗い流してもらい、すすぎ時の指通りを評価した。
評価基準は次のように設定した。
◎…指通りがよいと答えた人数が、8〜10名。
○…指通りがよいと答えた人数が、4〜7名。
×…指通りがよいと答えた人数が、0〜3名。
[仕上がりのしっとり感]
[仕上がりのさらさら感]
[仕上がりのまとまり感]
すすぎ時の指通りの評価に用いた毛束を、ドライヤーで乾かし、コームを通しながら乾燥させた。専門パネラー10名がこの乾燥させた毛束について、「仕上がりのしっとり感」「仕上がりのさらさら感」および「仕上がりのまとまり感」を評価した。
「仕上がりのしっとり感」「仕上がりのさらさら感」および「仕上がりのまとまり感」の評価基準は次のように設定した。
◎…良好と答えた人数が、8〜10名。
○…良好と答えた人数が、4〜7名。
×…良好と答えた人数が、0〜3名。
[感触の持続性]
仕上がりのしっとり感、仕上がりのさらさら感、仕上がりのまとまり感の評価に用いた毛束を、室温25℃、湿度40%の条件で3時間放置した。専門パネラー10名がこの毛束について、指先で「感触の持続性」を評価した。
「感触の持続性」の評価基準は次のように設定した。
◎…良好と答えた人数が、8〜10名。
○…良好と答えた人数が、4〜7名。
×…良好と答えた人数が、0〜3名。
表1〜表4に示す実施例1〜25について、「すすぎ時の指通り」、「仕上がりのしっとり感」「仕上がりのさらさら感」「仕上がりのまとまり感」および「感触の持続性」に関して良好な結果が得られた。
以下に染毛料組成物の処方例を例示する。実施例26についても、実施例1〜25と同様に、「すすぎ時の指通り」、「仕上がりのしっとり感」「仕上がりのさらさら感」「仕上がりのまとまり感」および「感触の持続性」に関して良好な結果が得られた。
実施例26
成 分 含有量(質量%)
(A)パルミチン酸2−エチルヘキシル 2.50
(B)メチルポリシロキサン(10mm/s) 5.20
(C)高重合メチルポリシロキサン(300,000mm/s) 0.20
(D)塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]グァ−ガム
0.40
セチルアルコール 8.00
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.75
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.) 0.05
ツバキ油 0.01
ホホバ油 0.01
濃グリセリン 2.00
エチレングリコール 5.00
1,3−ブチレングリコール 3.00
パラオキシ安息香酸メチル 0.20
フェノキシエタノール 0.10
塩基性青75 0.02
塩基性黄57 0.09
塩基性茶16 0.10
HC青2 0.10
クエン酸 0.03
クエン酸ナトリウム 0.10
エタノール 0.60
ウコンエキス 0.01
海藻エキス(1) 0.01
ローズマリーエキス 0.01
香料 0.20
精製水 70.31
合計 100.00
本発明により、仕上がりのしっとり感、さらさら感、まとまり感、すすぎ時の指通りおよび感触の持続性が良好な染毛料組成物を提供することができる。

Claims (3)

  1. 直接染料を含有するケラチン繊維の染毛に用いられる染毛料組成物であって、
    (A)25℃で液状のエステル油
    (B)25℃での動粘度が50mm/s以下であるメチルポリシロキサン
    (C)25℃での動粘度が10,000mm/s以上である高重合メチルポリシロキサン
    (D)カチオン化グアーガム
    を含有し、(A)成分に対する(B)成分および(C)成分との質量比((B)+(C))/(A)が0.5〜6であることを特徴とする染毛料組成物。
  2. 前記(A)成分が、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピルおよびイソノナン酸イソノニルであることを特徴とする、請求項1に記載の染毛料組成物。
  3. 前記(D)成分が、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァ−ガムであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の染毛料組成物。
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