JP2020131380A - Hand and robot - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ハンドおよびロボットに関するものである。 The present invention relates to hands and robots.
ロボットアームを備えるロボットでは、ロボットアームの先端に例えばハンドのようなエンドエフェクターが装着される。ハンドは、ワークを把持する把持部を備え、ワークを搬送するといった様々な作業を行うことができる。 In a robot equipped with a robot arm, an end effector such as a hand is attached to the tip of the robot arm. The hand is provided with a grip portion for gripping the work, and can perform various operations such as transporting the work.
特許文献1には、基部と、柔軟な蛇腹機構と、蛇腹機構の先端に設けられ、部品を吸着可能な吸着式パッドと、を有するロボットハンドが開示されている。このようなロボットハンドでは、吸着式パッドと部品との接触を検出するためのセンサーを設けることが開示され、センサーの例として吸着確認センサー、リミットスイッチ、近接スイッチ、オートスイッチが開示されている。 Patent Document 1 discloses a robot hand having a base, a flexible bellows mechanism, and a suction type pad provided at the tip of the bellows mechanism and capable of sucking parts. In such a robot hand, it is disclosed that a sensor for detecting contact between a suction type pad and a component is provided, and as examples of the sensor, a suction confirmation sensor, a limit switch, a proximity switch, and an auto switch are disclosed.
吸着式パッドは、例えば吸盤状をなしており、部品の表面に押し付けられることによって部品を吸着することができる。このため、吸着式パッドで部品を吸着する際には、吸着式パッドを大きな荷重で部品に押し付ける必要があり、ロボットハンドに設けられたセンサー類には繰り返し負荷がかかることになる。その結果、センサー類の耐久性が低下することが懸念される。 The suction type pad has, for example, a suction cup shape, and the component can be suctioned by being pressed against the surface of the component. Therefore, when the suction pad is used to suck the component, it is necessary to press the suction pad against the component with a large load, and the sensors provided on the robot hand are repeatedly loaded. As a result, there is a concern that the durability of the sensors will decrease.
また、これとは別に、ロボットハンドに力覚センサーを装着し、ロボットハンドに加わる外力の変化に基づいて、吸着式パッドと部品との接触を検出することも可能である。しかしながら、力覚センサーは体積が大きいことから、吸着パッドの近くに配置することができない。したがって、1つのロボットハンドに複数の吸着パッドを装着した場合、各吸着パッドと部品との接触を個別に検出することができないという課題がある。 Separately from this, it is also possible to attach a force sensor to the robot hand and detect the contact between the suction type pad and the component based on the change in the external force applied to the robot hand. However, due to the large volume of the force sensor, it cannot be placed near the suction pad. Therefore, when a plurality of suction pads are attached to one robot hand, there is a problem that the contact between each suction pad and the component cannot be detected individually.
本発明の適用例に係るハンドは、シャフトと、
前記シャフトの先端に設けられた吸着部と、
前記シャフトの基端に設けられ、前記シャフトよりも外径が大きい落下防止部と、
前記吸着部と前記落下防止部との間に設けられた感圧センサーと、
を有することを特徴とする。
The hand according to the application example of the present invention includes a shaft and
With the suction part provided at the tip of the shaft,
A fall prevention portion provided at the base end of the shaft and having an outer diameter larger than that of the shaft.
A pressure sensor provided between the suction part and the fall prevention part,
It is characterized by having.
以下、本発明のハンドおよびロボットの好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the hand and robot of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
<ロボット>
まず、第1実施形態に係るロボットについて説明する。
<Robot>
First, the robot according to the first embodiment will be described.
図1は、第1実施形態に係るロボットを示す斜視図である。図2は、図1に示すロボットのブロック図である。図3は、図1に示すハンド17の分解斜視図である。
FIG. 1 is a perspective view showing a robot according to the first embodiment. FIG. 2 is a block diagram of the robot shown in FIG. FIG. 3 is an exploded perspective view of the
図1に示すロボット1は、ハンド17が装着されたロボットアーム10を用いて、例えば、精密機器やこれを構成する部品等の対象物の給材、除材、搬送および組立等の作業を行う。このロボット1は、複数のアーム11〜16を有するロボットアーム10と、ロボットアーム10の先端側に取り付けられたハンド17と、これらの動作を制御する制御装置50と、を備える。以下、まず、ロボット1の概略を説明する。
The robot 1 shown in FIG. 1 uses a
ロボット1は、いわゆる6軸の垂直多関節ロボットである。図1に示すように、ロボット1は、基台110と、基台110に回動可能に連結されているロボットアーム10と、を備える。
The robot 1 is a so-called 6-axis vertical articulated robot. As shown in FIG. 1, the robot 1 includes a
基台110は、例えば、床、壁、天井、移動可能な台車上等の被設置部に固定される。
ロボットアーム10は、基台110に対して回動可能に連結されているアーム11(第1アーム)と、アーム11に対して回動可能に連結されているアーム12(第2アーム)と、アーム12に対して回動可能に連結されているアーム13(第3アーム)と、アーム13に対して回動可能に連結されているアーム14(第4アーム)と、アーム14に対して回動可能に連結されているアーム15(第5アーム)と、アーム15に対して回動可能に連結されているアーム16(第6アーム)と、を有する。なお、基台110およびアーム11〜16のうちの互いに連結された2つの部材同士を屈曲または回動させる部分が「関節部」を構成している。
The
The
また、図2に示すように、ロボット1は、ロボットアーム10の各関節部を駆動する駆動部130と、ロボットアーム10の各関節部の駆動状態として例えば回転角度を検出する角度センサー131と、を有する。駆動部130は、例えば、モーターおよび減速機を含んで構成されている。角度センサー131は、例えば、磁気式または光学式のロータリーエンコーダーを含んで構成されている。
Further, as shown in FIG. 2, the robot 1 includes a
図1および図2に示す制御装置50は、角度センサー131の検出結果に基づいて、ロボットアーム10の駆動を制御する機能を有する。また、制御装置50は、ハンド17が備える感圧センサー8の検出結果およびロボット1の動作条件に基づいて、ハンド17によるワークWの吸着の有無や吸着力を決定したりロボット1の動作条件を変更したりする機能を有する。
The
この制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)等の制御部51と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶部52と、インターフェース部であるI/F53と、を有する。そして、制御装置50では、記憶部52に記憶されているプログラムを制御部51が適宜読み込んで実行することで、ロボットアーム10およびハンド17の動作の制御、異常の発報等の処理を実現する。また、I/F53は、ロボットアーム10およびハンド17と通信可能に構成されている。
The
なお、制御装置50は、図示では、ロボット1の基台110内に配置されているが、これに限定されず、例えば、基台110の外部やロボットアーム10内に配置されていてもよい。また、制御装置50には、ディスプレイ等のモニターを備える表示装置、例えばマウスやキーボード等を備える入力装置等が接続されていてもよい。
Although the
このようなロボット1のアーム16の先端面には、連結部材165を介して2つのハンド17が装着されている。なお、ロボット1が有するハンド17の数は、特に限定されず、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
Two
図4は、図1に示すハンド17の断面図である。図5は、図4に示すハンド17がワークWを吸着している状態を示す断面図である。なお、本明細書では、ハンド17のうち、ワークWを吸着したときのワークW側、すなわち図4および図5の下側を「先端」といい、その反対側、すなわち図4および図5の上側を「基端」という。
FIG. 4 is a cross-sectional view of the
図3ないし図5に示すハンド17は、ワークWを吸着して保持する吸着ハンドである。このハンド17は、図3および図4に示すように、アーム16の先端面に装着されているガイドハウジング172と、ガイドハウジング172を貫通するリニアシャフト174と、リニアシャフト174の基端に設けられた落下防止部176と、リニアシャフト174の先端に設けられた吸着パッド178と、ガイドハウジング172と吸着パッド178との間に設けられたバッファースプリング179と、を備えている。
The
リニアシャフト174は、例えば剛性を有する直線状の管体で構成されている。リニアシャフト174の基端は、落下防止部176を介して排気用配管177と接続されている。これにより、リニアシャフト174の内部を減圧し、図1に示すようにして吸着パッド178によるワークWの吸着が可能になる。すなわち、リニアシャフト174(シャフト)は、吸着パッド178(吸着部)に接続されている配管として機能する。これにより、別の配管を設ける必要がないため、ハンド17の小型化を図るとともに、ハンド17の取り回し性を高めることができる。
The
また、ハンド17は、図1に示すように、排気用配管177に設けられた真空バルブ177aを備えている。真空バルブ177aは、例えば電磁バルブで構成され、制御装置50と電気的に接続されている。これにより、制御装置50において真空バルブ177aの開閉を操作することができる。
Further, as shown in FIG. 1, the
ガイドハウジング172は、前述した連結部材165を介してアーム16の先端面に装着され、ハンド17全体をアーム16に固定する部位である。ガイドハウジング172には、貫通孔1722が形成され、そこにリニアシャフト174が挿通されている。リニアシャフト174とガイドハウジング172とは、互いに摺動可能になっている。このため、リニアシャフト174の延在方向に沿って、リニアシャフト174をガイドとして用いつつ、ガイドハウジング172を移動させることができる。
The
落下防止部176は、リニアシャフト174の基端に固定され、その外径がリニアシャフト174よりも大きくなるように設定されている部分を備えている。これにより、落下防止部176は、ガイドハウジング172やバッファースプリング179がリニアシャフト174から抜け落ちるのを防止するストッパーとして機能する。また、落下防止部176は、図示しないものの、排気用配管177を接続するための継手と接続可能になっている。このため、落下防止部176は、リニアシャフト174と排気用配管177とを接続するための中継部材としても機能する。
The
吸着パッド178は、リニアシャフト174の先端に固定され、例えば内径の異なる2段の孔を有する筒状をなしている。吸着パッド178の基端側には、リニアシャフト174を挿通するための貫通孔1782が形成されている。そして、リニアシャフト174を介して吸着パッド178の内部を排気し、減圧するように構成されている。
The
また、吸着パッド178は、柔軟性を有しており、保持しようとするワークWに押し当てられたとき、吸着パッド178の先端側がワークWの表面の形状にならって変形しつつ密着する。このため、このタイミングで吸着パッド178内を減圧すると、気圧差によって吸着パッド178にワークWを吸着することができる。この状態でハンド17を移動させると、ワークWを持ち上げて搬送することができる。
Further, the
バッファースプリング179は、その中心部にリニアシャフト174が挿通されるコイルばねである。バッファースプリング179は、吸着パッド178とガイドハウジング172との間に設けられ、ハンド17をワークWに押し当てる際に発生する衝撃を緩和する。
The
図4は、吸着パッド178が何も吸着していない状態を示しているが、この状態では、バッファースプリング179は、自然状態か、またはそれよりも多少収縮した状態とされる。バッファースプリング179の基端は、感圧センサー8に当接し、先端は、吸着パッド178に当接している。
FIG. 4 shows a state in which the
この状態から、吸着パッド178によってワークWを吸着するとき、吸着パッド178をワークWに対して十分な荷重で押し当てる必要がある。このため、ロボットアーム10に装着されているガイドハウジング172は、ワークWに向かって接近する方向へ移動し、それに伴って吸着パッド178もワークWに向かって移動する。そして、吸着パッド178がワークWに接触すると、吸着パッド178はそれ以上移動することはできないが、吸着パッド178を十分な荷重で押し当てる必要があることから、ガイドハウジング172は引き続きワークW側に向かって移動しようとする。このため、吸着パッド178とガイドハウジング172との距離が縮まり、それに伴って図5に示すように、バッファースプリング179も収縮する。このとき、バッファースプリング179により、ワークWやガイドハウジング172に瞬間的に加わる衝撃を緩和することができる。これにより、ワークWやハンド17を衝撃から保護することができる。
From this state, when the work W is sucked by the
なお、バッファースプリング179は、弾性を有するその他の弾性体で代替することができる。弾性体の例としては、ゴム、板ばね、磁気ばね等が挙げられる。
The
また、本実施形態に係るハンド17は、バッファースプリング179の基端に装着された感圧センサー8を備えている。感圧センサー8は、印加される外圧の大きさを測定可能なセンサーである。そして、感圧センサー8は、図示しない配線を介して制御装置50と電気的に接続されており、感圧センサー8の検出信号は制御装置50に入力される。
Further, the
感圧センサー8をバッファースプリング179に装着することにより、バッファースプリング179に加わる荷重を検出することができる。これにより、ハンド17がワークWを吸着しているか否かを容易に検出することができる。
By attaching the
特に、図1に示すロボット1は、複数のハンド17を有している。この場合でも、感圧センサー8は小型化が容易であることから、ハンド17ごとに感圧センサー8を装着し、吸着状態を検出することが可能である。このため、各ハンド17の吸着状態に応じて、各ハンド17をより正確に制御することができる。
In particular, the robot 1 shown in FIG. 1 has a plurality of
また、それに加え、バッファースプリング179が健全に作動しているか否か、リニアシャフト174に対してガイドハウジング172が円滑に摺動しているか否か、吸着パッド178の柔軟性が保たれているか否か等を検知することができる。すなわち、これらの部位が正常なときに感圧センサー8に印加される外圧の大きさと比較して外圧の変化が認められたとき、いずれかの部位に異常が発生していることを、感圧センサー8の検出結果に基づいて検知することができる。具体的には、図5に示すようにバッファースプリング179が収縮したとき、バッファースプリング179が伸長するのに伴って、バッファースプリング179のばね係数に基づく荷重が感圧センサー8に印加されることとなる。したがって、このときに検出される荷重があらかじめ設定された所定の範囲内であれば、バッファースプリング179が正常であるとみなすことができる。その結果、ハンド17に生じる不具合を早期に検知して、制御装置50によりハンド17の作動を停止させるといった予防措置を講じることができる。
In addition, whether the
また、外圧の大きさの履歴を記録し、それを評価することにより、これらの部位の経時劣化を検知することもできる。なお、経時劣化の例としては、例えば、バッファースプリング179の弾力性の低下、ガイドハウジング172の摺動部のグリース不足、吸着パッド178の摩耗等が挙げられる。
In addition, by recording the history of the magnitude of the external pressure and evaluating it, it is possible to detect the deterioration of these parts with time. Examples of deterioration over time include a decrease in elasticity of the
なお、感圧センサー8は、印加される外圧の大きさを検出することができるセンサーであるため、荷重の付与に対する耐久性に優れている。このため、ハンド17に直接装着されたとしても、長期にわたって荷重の検出を行うことができる。
Since the pressure-
図6は、図3に示すハンド17が備える感圧センサー8の分解斜視図である。図7は、図6に示す感圧センサー8を組み立てた状態をその断面とともに示す斜視図である。図8は、図6に示す感圧センサー8の変形例を示す斜視図である。
FIG. 6 is an exploded perspective view of the
図6に示す感圧センサー8は、センサーベース810(第1ワッシャー)、センシング部82と、スペーサー830と、センサー蓋840(第2ワッシャー)と、を備えており、これらがこの順で積層されてなる積層体で構成されている。
The pressure-
このうち、センサーベース810は、例えば金属材料、樹脂材料、ゴム材料等で構成されるワッシャーである。したがって、センサーベース810は、例えば円環状をなす板体である。そして、センサーベース810の内部にはリニアシャフト174が挿通されるようになっている。
Of these, the
また、センシング部82は、後述するフィルム状をなしており、円環状をなす円環部822と、円環部822から一方に延在する引き出し部824と、を備えている。そして、円環部822の内部はリニアシャフト174が挿通されるようになっている。
Further, the
さらに、スペーサー830は、例えば金属材料、樹脂材料、ゴム材料等で構成される板体である。スペーサー830は、例えば円環状をなしており、その内部にはリニアシャフト174が挿通されるようになっている。スペーサー830は、センサーベース810とセンサー蓋840との距離を調整する目的で用いられる。したがって、複数枚のスペーサー830を重ねて用いるようにしてもよく、スペーサー830の使用を省略してもよい。
Further, the
また、センサー蓋840は、例えば金属材料、樹脂材料、ゴム材料等で構成されるワッシャーである。したがって、センサー蓋840は、例えば円環状をなす板体である。そして、センサー蓋840の内部にはリニアシャフト174が挿通されるようになっている。
Further, the
以上のようなセンサーベース810、センシング部82、スペーサー830およびセンサー蓋840を積層すると、図7に示すように、センシング部82をセンサーベース810およびセンサー蓋840で取り囲む状態となる。これにより、センシング部82を大きな荷重や衝撃またはリニアシャフト174との摩擦等から保護することができる。
When the
図6および図7に示すセンサーベース810は、センシング部82側の面のうち、内縁部が突出してなる突起部812を備えている。突起部812は、センサーベース810の内縁部に沿って環状に設けられている。そして、センサーベース810に対してセンシング部82およびスペーサー830を積層したとき、センシング部82の内部に突起部812が挿入される。これにより、感圧センサー8の内側の面においてセンシング部82が露出しなくなるため、リニアシャフト174との摩擦等からセンシング部82を保護することができる。
The
また、図6および図7に示すセンサー蓋840も、スペーサー830側の面のうち、外縁部が突出してなる突出部842を備えている。突出部842は、センサー蓋840の外縁部の一部に沿って設けられている。そして、センサーベース810に対してセンサー蓋840を積層したとき、突出部842がセンサーベース810に接するように構成されている。これにより、感圧センサー8の外側の面においてセンシング部82が露出しなくなるため、例えば異物との接触等からセンシング部82を保護することができる。
Further, the
このような感圧センサー8は、例えば、接着剤による接着の他、溶着、ねじ締め等の方法でバッファースプリング179に対して装着される。
Such a pressure-
また、図8に示す感圧センサー8では、センサーベース810が、センシング部82とは反対側の面のうち、内縁部が突出してなる突出部814を備えている。突出部814は、センサーベース810の内縁部に沿って環状に設けられている。バッファースプリング179に対してこのような突出部814を備える感圧センサー8を装着したとき、突出部814がバッファースプリング179の内部に挿入された状態で装着されることとなる。すなわち、センサーベース810がバッファースプリング179を同心状に支持するための台座として機能する。このため、感圧センサー8とバッファースプリング179との組み込み性が良好になり、バッファースプリング179の円滑な伸縮が可能になる。その結果、衝撃吸収性および感圧センサー8における荷重の検出感度に優れたハンド17を実現することができる。また、バッファースプリング179とリニアシャフト174との接触を抑制しやすくなるため、バッファースプリング179の長寿命化を図ることもできる。
Further, in the pressure-
さらに、感圧センサー8をバッファースプリング179に装着することにより、感圧センサー8の配置場所を用意する必要がなくなることから、ハンド17の小型化を図ることができる。
Further, by attaching the
ハンド17が備える感圧センサー8は、印加される外圧の大きさを検出可能な方式であれば、いかなる方式のセンサーであってもよい。具体的には静電容量方式、電気抵抗方式等が挙げられる。以下の説明では、代表として電気抵抗方式のセンサーについて説明する。
The pressure-
図9は、図6に示すセンシング部82の断面図である。図10は、図9に示すセンシング部82を示す部分拡大斜視図である。図11は、図10に示すセンシング部82のA−A’線断面図である。なお、図9ないし図11では、センシング部82の厚さ方向をZ軸方向とし、Z軸方向と直交する平面内において互いに直交する2つの方向をX軸方向およびY軸方向とする。また、図11では、断面を表す斜線の図示を省略している。
FIG. 9 is a cross-sectional view of the
図9は、センシング部82の断面、特に円環部822の断面を示している。図9に示すセンシング部82は、機能部86と、機能部86を挟むように設けられた保護フィルム87と、を備えている。
FIG. 9 shows a cross section of the
このうち、機能部86は、図11に示すように、センサー基板80と、センサー基板80の上面80aにマトリックス状に配列している複数の個別電極83と、感圧層84と、共通電極85と、がこの順で積層されてなる積層体を備えている。なお、図9および図10では、個別電極83の図示を省略している。
Of these, as shown in FIG. 11, the
センサー基板80の上面80aは、図10および図11に示すように、X軸方向およびY軸方向の双方に延在する波型形状をなしており、その上面80aに重なるように設けられた感圧層84および共通電極85も、上面80aの形状にならった波型形状をなしている。
As shown in FIGS. 10 and 11, the
センサー基板80の構成材料としては、例えばプラスチック、ガラス、石英等の絶縁性材料が挙げられる。
Examples of the constituent material of the
感圧層84は、外圧が印加された場合、形状変化に伴って電気抵抗が低下し、それに基づいて外圧を検出可能な層である。また、感圧層84は、弾性を有しており、外圧を受けて変形するとともに、外圧が除かれた場合には元の状態に戻る特性を有している。さらに、感圧層84は、個別電極83や共通電極85よりも低いものの、導電性を有している。これにより、感圧層84に外圧が印加されたとき、その部分に位置する個別電極83と共通電極85との間で電流が流れる。したがって、感圧センサー8に接続した制御装置50においてその電流を検出することにより、外圧の印加を検出することができる。
The pressure-
感圧層84の構成材料としては、例えばゴム、エラストマー等の樹脂に、グラファイトのような粒子状物質の他、カーボンファイバー、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブのようなファイバー状物質等の各種導電性物質を分散させてなる複合材料が挙げられる。このような複合材料では、外圧が印加された場合に、その部分において導電性物質同士が電気的につながり、電流を流すことができる。
As a constituent material of the pressure
共通電極85は、個別電極83とともに感圧層84を挟むように設けられている。共通電極85には、例えば接地電位が与えられている。
The
また、感圧センサー8は、前述したように複数の個別電極83を備えている。そして、1つの個別電極83、感圧層84および共通電極85により、1つのセンサー単位800が構成される。したがって、感圧センサー8には、マトリックス状に配列した複数のセンサー単位800が含まれている。各センサー単位800では、外圧によって感圧層84が弾性変形することを利用して、外圧を電気抵抗の変化、つまり電流量の変化として検出する。そして、電流量の変化を検出したセンサー単位800の位置に基づき、外圧が印加された位置を検出することができる。また、各センサー単位800からの電流量という信号を制御装置50に出力し、センサー単位800同士の間で、測定された電流量の変化の差分を求め、各種演算に供することにより、外圧が印加された方向と大きさとを算出することができる。なお、感圧センサー8のその他の構成および演算方法については、特開2012−108021号公報に記載された構成および演算方法を用いることができる。
Further, the
なお、マトリックス状とは、例えばX軸方向およびY軸方向の双方において、個別電極83が等間隔に並んでいる状態を指している。一例として、X軸方向において等間隔に並ぶ直線を引くととともに、Y軸方向において等間隔に並ぶ直線を引き、直線同士の交差点に個別電極83を配置したとき、その個別電極83の配列をマトリックス状という。ただし、個別電極83同士の間隔は、全て同一である必要はなく、部分的に異なっていてもよい。
The matrix shape refers to a state in which the
以上のような機能部86が一対の保護フィルム87で挟まれている。これにより、機能部86を保護し、感圧センサー8の耐久性を高めることができる。
The
保護フィルム87としては、例えば、ポリイミドフィルムのような樹脂フィルムが挙げられる。
Examples of the
なお、前述した導電性物質は、導電性ファイバーであるのが好ましい。すなわち、センシング部82は、樹脂と導電性ファイバーとを含有する感圧層84と、感圧層84を挟んで設けられる個別電極83(第1電極)および共通電極85(第2電極)と、を備えている。そして、この場合に、個別電極83がマトリックス状に配列されているのが好ましい。これらの技術を組み合わせることにより、外圧が印加されている分布をより正確に検出することが可能になる。このため、感圧センサー8に対する外力の加わり方が偏っているという情報まで取得することができる。その結果、例えば異物の挟まりや偏摩耗といった意図しない不具合の発生も検知することが可能になる。
The above-mentioned conductive substance is preferably a conductive fiber. That is, the
また、上述したような感圧センサー8は、その厚さを薄くすることが可能である。特にセンシング部82の厚さは、特に限定されないが、好ましくは1.0mm以下とされ、より好ましくは0.5mm以下とされ、さらに好ましくは0.3mm以下とされる。このような薄いセンシング部82を備えた感圧センサー8を用いることにより、ハンド17の小型化を図りつつ、ハンド17に生じる不具合を早期に検知するという効果を得ることができる。
Further, the thickness of the
さらに、図4では、バッファースプリング179の基端に感圧センサー8が装着されているが、感圧センサー8の装着位置はこれに限定されない。
Further, in FIG. 4, the
図12は、図4に示すハンド17の変形例を示す断面図である。
図12に示す感圧センサー8は、バッファースプリング179の先端に装着されている。すなわち、図12に示す感圧センサー8は、吸着パッド178とバッファースプリング179との間に装着されている。このような図12に示すハンド17であっても、前述した図4に示すハンド17と同様の効果を奏する。
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a modified example of the
The
また、本明細書における「吸着」とは、前述したような負圧による吸着の他、磁力による吸着等も含む概念である。後者の場合、吸着パッド178に代えて電磁石等を用いることができる。
Further, "adsorption" in the present specification is a concept including adsorption by magnetic force in addition to adsorption by negative pressure as described above. In the latter case, an electromagnet or the like can be used instead of the
以上のように、本実施形態に係るハンド17は、リニアシャフト174(シャフト)と、リニアシャフト174の先端に設けられた吸着パッド178(吸着部)と、リニアシャフト174の基端に設けられ、リニアシャフト174よりも外径が大きい落下防止部176と、吸着パッド178と落下防止部176との間に設けられた感圧センサー8と、を有する。
As described above, the
このようなハンド17によれば、バッファースプリング179に加わる荷重を検出することができる。これにより、ハンド17の耐久性を高めつつ、ハンド17が複数設けられている場合でも、ハンド17ごとにその吸着状態、すなわちワークWを吸着しているか否かを検出することができる。
According to such a
また、ロボット1は、以上のようなハンド17を備えている。このハンド17は、前述したように特に感圧センサー8の耐久性に優れることから、ワークWの吸着等の作業を繰り返し行う場合でも、長期にわたって作動することが可能になる。さらに、ハンド17は、感圧センサー8が組み込まれているため、小型であるにもかかわらず、吸着状態を検出可能である。したがって、ハンド17の取り回し性が良好で、吸着状態を踏まえた的確な制御が可能なロボット1を実現することができる。
Further, the robot 1 includes the above-mentioned
また、本実施形態に係るハンド17は、図3に示すように、感圧センサー8と吸着パッド178(吸着部)との間に設けられたバッファースプリング179(弾性体)を有している。そして、感圧センサー8は、このバッファースプリング179に装着されている。
Further, as shown in FIG. 3, the
これにより、感圧センサー8では、バッファースプリング179の伸縮に伴う荷重の変化を直接検出することができる。その結果、精度の高い荷重の検出が可能になる。
As a result, the
さらに、バッファースプリング179は、いわゆるコイルばねで構成されている。コイルばねは、その内側に空間が存在していることから、リニアシャフト174の挿通に適している。このため、リニアシャフト174の周囲にバッファースプリング179を配することで、バッファー機能を確保しつつ、ハンド17の小型化を図ることができる。
Further, the
また、感圧センサー8は、特に限定されないが、本実施形態では前述したように、印加される外圧により信号を出力するセンシング部82と、リニアシャフト174が挿通される貫通孔89を備える第1ワッシャーであるセンサーベース810と、を有している。
Further, the
このような構成であれば、センサーベース810によりセンシング部82を保護することができる。すなわち、感圧センサー8に大きな荷重や衝撃またはリニアシャフト174との摩擦等が生じた場合でも、それらがセンシング部82に影響を及ぼすのを抑制し、センシング部82を損傷等から保護することができる。その結果、ハンド17の耐久性を高めることができる。
With such a configuration, the
さらに、本実施形態では、前述したように、センサーベース810(第1ワッシャー)およびセンサー蓋840(第2ワッシャー)がセンシング部82を挟むように設けられている。そして、センサーベース810とセンサー蓋840との間で、センシング部82に予圧を付与するようになっていてもよい。このような予圧を与えることにより、感圧センサー8は、センシング部82を圧縮する方向に印加される外圧だけでなく、それとは反対の方向、すなわちセンシング部82を引っ張る方向に印加される外圧についても検出することが可能になる。このため、より高精度な外圧の検出が可能になり、ハンド17に生じる様々な荷重を検出したり、意図しない不具合についても検知したりすることができるようになる。
Further, in the present embodiment, as described above, the sensor base 810 (first washer) and the sensor lid 840 (second washer) are provided so as to sandwich the
なお、この予圧の大きさは、センサーベース810とセンサー蓋840との距離に応じて調整することができるが、スペーサー830の厚さによっても調整することができる。すなわち、センサー蓋840とセンシング部82との間にスペーサー830を介挿することにより、実質的に前記距離が縮まることになり、付与される予圧を増大させることができる。また、スペーサー830として薄いフィルム状のものを使用することで、スペーサー830の枚数によって予圧の大きさを調整することができる。
The magnitude of this preload can be adjusted according to the distance between the
なお、スペーサー830は、センシング部82とセンサーベース810との間に設けられてもよく、双方に設けられてもよい。
The
また、センサーベース810、センシング部82、スペーサー830およびセンサー蓋840の固定については、例えば、接着剤による接着の他、溶着、かしめ、ねじ締め等の方法で行うことができる。
Further, the
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係るハンドについて説明する。
<Second Embodiment>
Next, the hand according to the second embodiment will be described.
図13は、第2実施形態に係るハンド17の分解斜視図である。図14は、図13に示すハンド17の断面図である。図15は、図14に示すハンド17がワークWを吸着している状態を示す断面図である。
FIG. 13 is an exploded perspective view of the
以下、第2実施形態について説明するが、以下の説明では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。なお、図13ないし図15において、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付している。 Hereinafter, the second embodiment will be described, but in the following description, the differences from the first embodiment will be mainly described, and the same matters will be omitted. In addition, in FIGS. 13 to 15, the same reference numerals are given to the same configurations as those in the first embodiment.
第2実施形態は、感圧センサー8の配置が異なる以外、第1実施形態と同様である。
図13に示すハンド17では、ガイドハウジング172と落下防止部176との間に感圧センサー8が設けられている。具体的には、感圧センサー8は、図14に示すように、落下防止部176の先端に装着されている。このような位置に装着されることにより、リニアシャフト174に対して摺動するガイドハウジング172が、落下防止部176に突き当たって落下防止部176を押圧するとき、その外圧の大きさを感圧センサー8によって検出することができる。
The second embodiment is the same as the first embodiment except that the arrangement of the
In the
図14は、吸着パッド178が何も吸着していない状態を示しているが、この状態では、バッファースプリング179は、自然状態よりも多少収縮した状態とされる。この状態では、バッファースプリング179の反発力によってガイドハウジング172が落下防止部176に押し付けられることになる。このため、感圧センサー8では、その荷重を検出することにより、バッファースプリング179が正常な反発力を発生させていること、すなわち、バッファースプリング179がコイルばねとして健全であることを検知することができる。
FIG. 14 shows a state in which the
このような状態から、図15に示すように吸着パッド178によってワークWを吸着したとき、バッファースプリング179が収縮する。具体的には、吸着パッド178をワークWに押し付けるため、ガイドハウジング172と吸着パッド178との距離が縮まる。そうすると、ガイドハウジング172は感圧センサー8から離間するため、感圧センサー8に印加される荷重はなくなる。そうすると、感圧センサー8では、その荷重の消失を検出することにより、ワークWの吸着の有無を検知することができる。また、併せて、ガイドハウジング172の摺動性が健全であるか否かを検知することもできる。
From such a state, when the work W is sucked by the
また、ワークWを吸着すると、感圧センサー8にはワークWの重量が荷重として加わる。このため、感圧センサー8は、ワークWの重量を検出することができる。これにより、ハンド17がワークWを吸着していることを検知することができる。
Further, when the work W is attracted, the weight of the work W is applied to the
さらに、本実施形態では、感圧センサー8をガイドハウジング172よりも基端側に配置している。このため、感圧センサー8に接続される配線の取り回しが容易になる。特に、ハンド17に接続されている排気用配管177とともに感圧センサー8に接続される配線もまとめて引き回すことができる。これにより、ロボットアーム10の作動性が良好になる。
Further, in the present embodiment, the
以上のように、本実施形態に係るハンド17は、第1実施形態と同様、ガイドハウジング172(ガイド)、リニアシャフト174、落下防止部176、吸着パッド178およびバッファースプリング179を備えているが、感圧センサー8は、バッファースプリング179ではなく、ガイドハウジング172と落下防止部176との間に設けられている。
As described above, the
これにより、前述したように、バッファースプリング179やガイドハウジング172が健全であるか否かを検知することができる。また、ワークWの重量を検出することができるため、ワークWがどのようなものかという種類の識別や、その他、ワークWの状態識別が可能になる。さらに、この位置に設けられることで、感圧センサー8に接続される配線を排気用配管177とともに引き回すことができるので、ハンド17の取り回し性をより高めることができる。
以上のような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
Thereby, as described above, it is possible to detect whether or not the
In the second embodiment as described above, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
以上、本発明のハンドおよびロボットを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、前記実施形態には、他の任意の構成物が付加されていてもよい。さらに、2つの前記実施形態を組み合わせるようにしてもよい。 Although the hand and the robot of the present invention have been described above based on the illustrated embodiment, the present invention is not limited to this, and the configuration of each part is replaced with an arbitrary configuration having the same function. can do. In addition, any other constituent may be added to the embodiment. Further, the two embodiments may be combined.
1…ロボット、8…感圧センサー、10…ロボットアーム、11…アーム、12…アーム、13…アーム、14…アーム、15…アーム、16…アーム、17…ハンド、50…制御装置、51…制御部、52…記憶部、53…I/F、80…センサー基板、80a…上面、82…センシング部、83…個別電極、84…感圧層、85…共通電極、86…機能部、87…保護フィルム、89…貫通孔、110…基台、130…駆動部、131…角度センサー、165…連結部材、172…ガイドハウジング、174…リニアシャフト、176…落下防止部、177…排気用配管、177a…真空バルブ、178…吸着パッド、179…バッファースプリング、800…センサー単位、810…センサーベース、812…突起部、814…突出部、822…円環部、824…引き出し部、830…スペーサー、840…センサー蓋、842…突出部、1722…貫通孔、1782…貫通孔、W…ワーク
1 ... Robot, 8 ... Pressure sensor, 10 ... Robot arm, 11 ... Arm, 12 ... Arm, 13 ... Arm, 14 ... Arm, 15 ... Arm, 16 ... Arm, 17 ... Hand, 50 ... Control device, 51 ... Control unit, 52 ... Storage unit, 53 ... I / F, 80 ... Sensor substrate, 80a ... Top surface, 82 ... Sensing unit, 83 ... Individual electrode, 84 ... Pressure sensitive layer, 85 ... Common electrode, 86 ... Functional unit, 87 ... Protective film, 89 ... Through hole, 110 ... Base, 130 ... Drive unit, 131 ... Angle sensor, 165 ... Connecting member, 172 ... Guide housing, 174 ... Linear shaft, 176 ... Fall prevention unit, 177 ...
Claims (9)
前記シャフトの先端に設けられた吸着部と、
前記シャフトの基端に設けられ、前記シャフトよりも外径が大きい落下防止部と、
前記吸着部と前記落下防止部との間に設けられた感圧センサーと、
を有することを特徴とするハンド。 With the shaft
With the suction part provided at the tip of the shaft,
A fall prevention portion provided at the base end of the shaft and having an outer diameter larger than that of the shaft.
A pressure sensor provided between the suction part and the fall prevention part,
A hand characterized by having.
前記感圧センサーは、前記弾性体に装着されている請求項1に記載のハンド。 An elastic body is provided between the pressure sensor and the suction portion.
The hand according to claim 1, wherein the pressure sensor is attached to the elastic body.
前記感圧センサーは、前記ガイドと前記落下防止部との間に設けられている請求項1に記載のハンド。 Further having a guide provided between the suction portion and the fall prevention portion,
The hand according to claim 1, wherein the pressure sensor is provided between the guide and the fall prevention unit.
前記第1ワッシャーと前記第2ワッシャーとの間で、前記センシング部に予圧を付与する請求項5に記載のハンド。 The washer has a first washer and a second washer provided so as to sandwich the sensing portion.
The hand according to claim 5, wherein a preload is applied to the sensing unit between the first washer and the second washer.
前記第1電極がマトリックス状に配置されている請求項5または6に記載のハンド。 The sensing unit includes a pressure-sensitive layer containing a resin and a conductive fiber, and a first electrode and a second electrode provided with the pressure-sensitive layer interposed therebetween.
The hand according to claim 5 or 6, wherein the first electrodes are arranged in a matrix.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019029496A JP2020131380A (en) | 2019-02-21 | 2019-02-21 | Hand and robot |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115014184A (en) * | 2022-08-08 | 2022-09-06 | 科弛医疗科技(北京)有限公司 | Sensor for detecting installation state of surgical instrument |
-
2019
- 2019-02-21 JP JP2019029496A patent/JP2020131380A/en active Pending
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