JP2020129807A - アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法、装置及び通信システム - Google Patents

アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法、装置及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法、ユーザ装置及び通信システムを提供する。【解決手段】該方法は、基地局制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。本発明の実施例の方法、ユーザ装置又はシステムにより、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特に、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法、装置及び通信システムに関する。
新しい無線(NR、New radio)システムが3つのシナリオ、即ち、高速大容量(eMBB)、大容量マシンタイプ通信(mMTC)、及び低レイテンシ・超高信頼性通信(URLLC)をサポートし得る。異なるシナリオの特徴に対応するために、ユーザのデータは、異なる信号表現(Signal representation/Numerology(ヌメロロジー))を用いて送信を行うことができる。1つのセルにアクセスするために、各ユーザは、セルアクセスプロシージャを行う必要がある。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、また、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの技術案は、本発明の背景技術の一部に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈すべきではない。
発明者は、次のようなことを発見した。即ち、LTE(Long Term Evolution)システム/LTE-A(LTE-Advanced)システムでは、セルアクセスプロシージャは、各ユーザが全て同じ信号表現をサポートし得るという仮説に基づいて設計されるものである。しかし、将来の無線アクセスシステムでは、各ユーザは、シナリオの違いにより、異なる信号表現をサポートし得る可能性がある。このような場合、従来案は、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合に適用することができない。
本発明の実施例は、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法、装置及び通信システムを提供し、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例の第一側面によれば、基地局に応用されるアクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法が提供され、前記方法は、
基地局が制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
本実施例の第二側面によれば、ユーザ装置に応用されるアクセス信号の時間周波数リソース確定方法が提供され、前記方法は、
ユーザ装置が制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージを受信し;及び
前記ユーザ装置が前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージに基づいて、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定することを含み、
そのうち、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
本実施例の第三側面によれば、基地局に構成されるアクセス信号の時間周波数リソース割り当て装置が提供され、前記装置は、
制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示する送信ユニットを含み、
前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
本実施例の第四側面によれば、ユーザ装置に構成されるアクセス信号の時間周波数リソース確定装置が提供され、前記装置は、
制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージを受信する受信ユニット;及び
前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージに基づいて、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定する確定ユニットを含み、
そのうち、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
本実施例の第五側面によれば、基地局が提供され、前記基地局は、前述の第三側面に記載の装置を含む。
本実施例の第六側面によれば、ユーザ装置が提供され、前記ユーザ装置は、前述の第四側面に記載の装置を含む。
本実施例の第七側面によれば、通信システムが提供され、前記通信システムは、基地局及びユーザ装置を含み、前記基地局は、前述の第三側面に記載の装置を含み、前記ユーザ装置は、前述の第四側面に記載の装置を含む。
本発明の実施例の有益な効果は、次の通りであり、即ち、本発明の実施例の方法、装置又はシステムにより、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
後述の説明及び図面を参照することで、本発明の特定の実施形態を詳しく開示し、本発明の原理を採用し得る態様を示す。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではこれらによって限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施形態は、様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。
また、1つの実施方式について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で1つ又は複数の他の実施形態に用い、他の実施形態中の特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態中の特徴を置換することもできる。
なお、「含む/有する」のような用語は、本明細書に使用されるときに、特徴、要素、ステップ、又はアセンブルの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又はアセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。
本発明の1つの図面又は1つの実施形態に記載の要素及び特徴は、1つ又は複数の他の図面又は実施形態に示した要素及び特徴と組み合わせることができる。また、図面では、類似した符号は、幾つの図面中の対応する部品を示し、複数の実施形態に用いる対応部品を示すためにも用いられる。
含まれている図面は、本発明の実施例への更なる理解を提供するために用いられ、これらの図面は、本明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を例示し、文字記載とともに本発明の原理を説明するために用いられる。また、明らかのように、以下に記載される図面は、本発明の幾つかの実施例を示すためのものに過ぎず、当業者は、創造性のある労働をせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
異なるアクセス信号集合が異なる信号表現を使用することを示す図である。 異なるアクセス信号集合が同じ信号表現及び異なる信号表現を使用することを示す図である。 異なるアクセス信号集合が同じ信号表現を使用することを示す図である。 同じバンド幅内で複数の信号表現を多重化することを示す図である。 実施例1におけるアクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法を示す図である。 ブロードキャストメッセージ、制御シグナリング、及びアクセス信号によりそれぞれ使用される信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ、制御シグナリング、及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ、制御シグナリング、及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ、制御シグナリング、及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表を示す図である。 ブロードキャストメッセージ、制御シグナリング、及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ、制御シグナリング、及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ、制御シグナリング、及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ及びアクセス信号によりそれぞれ使用される信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 ブロードキャストメッセージ及びアクセス信号によりそれぞれ使用される他の信号表現を示す図である。 実施例2におけるアクセス信号の時間周波数リソース確定方法を示す図である。 実施例3におけるアクセス信号の時間周波数リソース割り当て装置を示す図である。 実施例3における基地局を示す図である。 実施例4におけるアクセス信号の時間周波数リソース確定装置を示す図である。 実施例4におけるユーザ装置を示す図である。 実施例5における通信システムを示す図である。 実施例6におけるブロードキャストメッセージの送信方法を示す図である。 実施例6におけるブロードキャストメッセージの送信装置を示す図である。
添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴が明らかになる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態を開示しているが、それは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施形態を示し、理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、即ち、本発明は、添付した特許請求の範囲内での全ての変更、変形及び代替によるものも含むということである。
本願では、基地局は、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、ノードB、進化ノードB(eNB)などと称されても良く、且つそれらの幾つか又は全ての機能を含んでも良い。本文では、用語「基地局」を使用する。各基地局は、特定の地理的領域に通信カバレッジを提供する。用語「セル」とは、基地局及び/又はそのカバーする領域を指しても良いが、これは、該用語を使用するコンテキストによって決まる。
本願では、移動局又は装置は、「ユーザ装置」(UE、User Equipment)と称されても良い。UEは、固定したもの又は移動可能なものであっても良く、また、移動ステーション、端末、アクセス端末、ユーザユニット、ステーション、ユーザなどとも称されても良い。UEは、セルラー電話、PDA、無線モデム、無線通信装置、携帯装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、自動車などであっても良い。
以下、先ず、本願に係る幾つかの概念について説明する。
アクセス信号集合:ユーザが1つのセルにアクセスするために受信する必要がある信号の集合であり、例えば、同期信号、システムメッセージ、ランダムアクセスに関連するメッセージなどである。
信号表現(Numerology):1つの無線信号の1組のパラメータを表すために用いられ、例えば、サブキャリア間隔、巡回プレフィックス長さ、シンボル長さなどである。
LTE/LTE-Aシステムでは、全てのユーザは、同じアクセス信号集合を有し、この集合内の信号は、次のように2種類に分けられる。
Type-1信号:該種類の信号は、予め定義された固定時間周波数リソース上で送信され、例えば、LTE/LTE-Aシステム中のプライマリー同期信号(PSS、Primary Synchronization Signal)/セカンダリー同期信号(SSS、Secondary synchronization signal)/マスター情報ブロック(MIB、Master Information Block)である。
Type-2信号:該種類の信号は、セルアクセスに関連する幾つかのメッセージ、例えば、システムメッセージ(SIB1、SIB2など)、及びランダムアクセスに関連するメッセージを含み、且つ該種類の信号は、可変時間周波数リソース上で送信される。この種類の信号を搬送する(carry)時間周波数リソースは、物理制御チャネル上で送信される制御シグナリングにより指示される。
セルアクセスプロシージャでは、ユーザは、先ず、Type-1信号を受信する。その後、Type-1信号から得られた情報に基づいて、ユーザは、制御シグナリングを受信するための時間周波数リソースの範囲を得ることができ、即ち、ユーザは、該範囲内で必要な制御シグナリングを取得することを要する。この制御シグナリングには、Type-2信号を搬送する時間周波数リソースの位置が含まれ得る。ユーザは、Type-2信号を受信した後にセルにアクセスすることができる。
新しい無線(NR)システムでは、1つのユーザがセルにアクセスするときに受信する必要があるアクセス信号集合中の信号も、2種類の信号、即ち、Type-1信号及びType-2信号に分けられる。LTE/LTE-Aシステムと異なり、NRシステムでは、複数のアクセス信号集合を含む可能性があり、異なる信号集合には、異なるユーザがセルにアクセスするときに必要な信号が含まれている。表1は、一例を示す。
Figure 2020129807
表1に示すように、ユーザ1は、アクセス信号集合1に対応し、即ち、アクセス信号集合1には、ユーザ1がセルにアクセスするときに必要な信号が含まれている。同様に、アクセス信号集合2には、ユーザ2がセルにアクセスするときに必要な信号が含まれており、アクセス信号集合3には、ユーザ3がセルにアクセスするときに必要な信号が含まれている。
また、NRシステムでは、上述の3つのアクセス信号集合は、同じであっても良く、即ち、ユーザは、同一アクセス信号集合を使用することができる。
また、これらのアクセス信号集合中の信号を送信するために必要な信号表現については、次のようなケースを有する。
ケース1:異なるアクセス信号集合中の信号が、異なる信号表現により送信される。
図1は、ケース1を示す図である。図1に示すように、アクセス信号集合1中の信号は、信号表現1を用いて送信され、アクセス信号集合2中の信号は、信号表現2を用いて送信され、アクセス信号集合3中の信号は、信号表現3を用いて送信される。
ケース2:異なるアクセス信号集合について、各アクセス信号集合中の幾つかの信号が、同じ信号表現により送信され、各アクセス信号集合中の他の信号が、異なる信号表現により送信される。
図2は、ケース2を示す図である。図2に示すように、アクセス信号集合1について、その一部の信号が、共通信号表現(common Numerology)を用いて送信され、他の一部の信号が、信号表現1を用いて送信され、アクセス信号集合2について、その一部の信号が、共通信号表現(common Numerology)を用いて送信され、他の一部の信号が、信号表現2を用いて送信され、アクセス信号集合3について、その一部の信号が、共通信号表現(common Numerology)を用いて送信され、他の一部の信号が、信号表現3を用いて送信される。
ケース2では、共通信号表現(Common Numerology)は、信号表現1又は信号表現2又は信号表現3と同じであっても良く、或いは、信号表現1及び信号表現2及び信号表現3と異なっても良い。
ケース3:全てのアクセス信号集合中の信号が、同じ信号表現により送信される。
図3は、ケース3を示す図である。図3に示すように、アクセス信号集合1中の信号、アクセス信号集合2中の信号、及びアクセス信号集合3中の信号が、全て、同じ信号表現を用いて送信される。
本発明の実施例では、NRシステムが複数種類の異なる信号表現をサポートし、且つ異なる信号表現を有する信号が同一システムバンド幅に多重化され得ると仮定する。図4は、同一システムバンド幅に多重化された複数の信号表現を示す図である。図4に示すように、同じ時間に異なる周波数上で送信される信号により使用される信号表現は、異なっても良く、同じ周波数上で異なる時間に送信される信号により使用される信号表現は、異なっても良い。図4では、異なる形状で異なる信号表現を示す。
以下、添付した図面に基づいて、本発明の実施例について説明する。
本実施例は、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法を提供し、該方法は、基地局に応用され、例えば、NRシステム中の基地局に応用される。図5は、本実施例の方法を示す図である。図5に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ501:基地局が制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
本実施例では、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、ここでの同じ信号表現とは、異なるアクセス信号集合からのアクセス信号により使用される信号表現が同じであることを指し、又は、前記アクセス信号は、異なる信号表現により送信され、ここでの異なる信号表現とは、異なるアクセス信号集合からのアクセス信号により使用される信号表現が異なることを指す。或いは、もし1つのみのアクセス信号集合があれば、前記アクセス信号は、1つの信号表現により送信される。
本実施例の方法により、ユーザ装置は、該制御シグナリング又は該ブロードキャストメッセージを受信した後に、該制御シグナリング又は該ブロードキャストメッセージにより指示されるアクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置に基づいて、該アクセス信号を取得し、そして、セルにアクセスすることができる。また、該アクセス信号が上述の同じ信号表現により送信され、又は、上述の異なる信号表現により送信されるので、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例では、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置は、上述の制御シグナリングにより、又は、上述のブロードキャストメッセージにより指示されるが、本実施例は、これに限定されず、他の実施例では、該アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置は、予め定義されたものであっても良く、又は、予め構成され且つ固定されたものであっても良い。ここでの「予め定義された」とは、予め規格(標準)に記入され、基地局及びユーザ装置の双方が把握でき、且つそれに従って実行するということを指す。ここでの「予め構成された」とは、初期化のプロシージャ又はセルアクセスプロシージャの前に予め構成され且つ固定されたということを指す。なお、「予め定義された」及び「予め構成された」の具体的な意味は、従来技術を参照することができ、また、本実施例では、同じ技術用語は、同じ意味を持つ。
本実施例では、該アクセス信号は、1つであっても良く、複数であっても良く、また、上述のように、該アクセス信号は、1つのアクセス信号集合に位置し、異なるアクセス信号集合は、それぞれ、異なる信号表現を使用しても良く(図1に示すように)、或いは、一部は、同じ信号表現を使用し、且つ一部は、異なる信号表現を使用しても良い(図2に示すように)。また、該アクセス信号は、前述のType-2信号であって良いが、本実施例は、これに限定されない。
本実施例では、該基地局とは、ユーザ装置のサービング基地局を指し、上述のように、マクロ基地局(例えばeNB)であっても良く、該マクロ基地局によるマクロセル(例えばMacro cell)は、ユーザ装置をサービングすることができ、或いは、マイクロ基地局であっても良く、該マイクロ基地局によるマイクロセル(例えば、Pico cell)は、ユーザ装置をサービングすることができ、或いは、他のサービング基地局であっても良い。なお、本発明は、これに限定されず、実際のニーズに応じて具体的なシナリオを確定しても良い。
本実施例では、該ユーザ装置は、上述の基地局のサービング下でのユーザ装置であり、それは、前述のUEの任意の1つであっても良いが、本発明の実施例は、これに限られない。
1つの実施方式では、基地局は、制御シグナリングにより、上述のアクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、該制御シグナリングは、予め定義された又は予め構成された時間周波数リソース上で又は時間周波数リソースの範囲内で送信される。ここでの制御シグナリングは、例えば、LTE/LTE-Aシステム中の物理下りリンク制御チャネル(PDCCH、Physical Downlink Control Channel)における共通サーチスペースでキャリー(carry)される制御シグナリングであり、ここでの時間周波数リソースの範囲により指示されるバンド幅は、システムバンド幅よりも小さくても良い。
本実施方式では、該制御シグナリングにより搬送される情報は、該制御シグナリングにより使用される信号表現及び該アクセス信号により使用される信号表現によって少し異なる。以下、場合に分けて説明する。
もし該制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、該制御シグナリングにより搬送される情報は、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含み、オプションとして、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該制御シグナリングにより搬送される情報は、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報、及び、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含む。
もし該制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、該制御シグナリングにより搬送される情報は、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含み、オプションとして、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該制御シグナリングにより搬送される情報は、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含み、オプションとして、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施方式では、制御シグナリングは、同じ信号表現を用いて送信され、ここでの同じ信号表現とは、異なるアクセス信号集合からのアクセス信号の時間周波数リソースを指示するための制御シグナリングにより使用される信号表現が同じであることを指す。同様に、制御シグナリングは、異なる信号表現を用いて送信され、ここでの異なる信号表現とは、異なるアクセス信号集合からのアクセス信号の時間周波数リソースを指示するための制御シグナリングにより使用される信号表現が異なることを指す。
言い換えると、本実施方式では、もしアクセス信号が異なる信号表現を使用し、且つ制御シグナリングが同じ信号表現を使用すれば、該制御シグナリングは、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示するための情報だけでなく、該アクセス信号により使用される信号表現を指示するための情報も含む必要があり、他の場合、該アクセス信号により使用される信号表現を指示するための情報は、オプションであっても良い。
もう1つの実施方式では、基地局は、制御シグナリングにより、上述のアクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、前の1つの実施方式との相違点は、本実施方式では、該制御シグナリングは、割り当てられた時間周波数リソース上で又は時間周波数リソースの範囲内で送信されることにあり、この場合、本実施方式では、該基地局は、さらに、ブロードキャストメッセージにより、該制御シグナリングを送信するための時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲を指示する必要がある。
本実施方式では、前の1つの実施方式と同様に、該制御シグナリングは、例えば、LTE/LTE-Aシステム中のPDCCHにおける共通サーチスペースでキャリーされる制御シグナリングであり、時間周波数リソースの範囲により指示されるバンド幅は、システムバンド幅よりも小さくても良い。
本実施方式では、該ブロードキャストメッセージは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH、Physical Broadcast Channel)上で送信されるメッセージであり、例えば、LTEシステム中のMIBメッセージであり、それは、ずっと固定されても良く、周期的に変更されても良く、又は、動的に変更されても良い(即ち、非周期的に変更されても良い)。
本実施方式では、該ブロードキャストメッセージ及び該制御シグナリングに含まれる情報も、ブロードキャストメッセージにより使用される信号表現、制御シグナリングにより使用される信号表現、及びアクセス信号により使用される信号表現によって少し異なる。以下、場合に分けて説明する。
もし該ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、該制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、図6に示すように、該ブロードキャストメッセージは、該制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、該制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、さらに、該アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、該制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ該アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、図7に示すように、該ブロードキャストメッセージは、該制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報、及び、該アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、該制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、該制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、図8に示すように、該ブロードキャストメッセージは、該制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報、及び、該制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該制御シグナリングは、さらに、該アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、該制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、図9に示すように、該ブロードキャストメッセージは、該制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、該制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、さらに、該アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、該制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ該アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、図10に示すように、該ブロードキャストメッセージは、該制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報、及び、該アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、該制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、該制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、図11に示すように、該ブロードキャストメッセージは、該制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、該制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、さらに、該アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、該制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ該アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、図12に示すように、該ブロードキャストメッセージは、該制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、該アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、該制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良く、該制御シグナリングは、さらに、該アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施方式では、ブロードキャストメッセージは、同じ信号表現を用いて送信され、ここでの同じ信号表現とは、異なるアクセス信号集合に属するブロードキャストメッセージにより使用される信号表現が同じであることを指す。同様に、ブロードキャストメッセージは、異なる信号表現を用いて送信され、ここでの異なる信号表現とは、異なるアクセス信号集合に属するブロードキャストメッセージにより使用される信号表現が異なることを指す。本実施方式では、「制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信される」及び「制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信される」の意味は、前の実施方式と同じであるため、ここでは、重複説明を省略する。
言い換えると、本実施方式では、もしアクセス信号が異なる信号表現を使用し、且つ制御シグナリングが同じ信号表現を使用すれば、該制御シグナリングは、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示するための情報だけでなく、該アクセス信号により使用される信号表現を指示するための情報も含む必要があり、もし制御シグナリングが異なる信号表現を使用し、且つブロードキャストメッセージが同じ信号表現を使用すれば、該ブロードキャストメッセージは、制御シグナリングを送信する時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を指示するための情報だけでなく、該制御シグナリングにより使用される信号表現を指示するための情報も含む必要があり、他の場合、該制御シグナリングにより使用される信号表現を指示するための情報、又は、該アクセス信号により使用される信号表現を指示するための情報は、オプションであっても良い。
またもう1つの実施方式では、基地局は、ブロードキャストメッセージにより、上述のアクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、前の2つの実施方式との相違点は、本実施方式では、基地局は、直接、ブロードキャストメッセージにより、上述のアクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示することにある。
本実施方式では、該ブロードキャストメッセージにより搬送される情報も、ブロードキャストメッセージにより使用される信号表現及びアクセス信号により使用される信号表現によって少し異なる。以下、場合に分けて説明する。
もし該ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、図13に示すように、該ブロードキャストメッセージは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、図14に示すように、該ブロードキャストメッセージは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報、及び、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、図15に示すように、該ブロードキャストメッセージは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
もし該ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、該アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、図16に示すように、該ブロードキャストメッセージは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含んでも良い。オプションとして、該ブロードキャストメッセージは、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施方式では、「ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信される」及び「ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信される」の意味は、前の実施方式と同じであるので、ここでは、重複説明を省略する。
本実施方式では、該ブロードキャストメッセージは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH、Physical Broadcast Channel)上で送信されるメッセージであり、例えば、LTEシステム中のMIBメッセージであり、それは、ずっと固定されても良く、周期的に変更されても良く、又は、動的に変更されても良い(即ち、非周期的に変更されても良い)。
本実施例では、該ブロードキャストメッセージは、次のような2種類の情報を含んでも良く、1つは、偶に変更される(infrequently changed)情報、例えば、バンド幅情報であり、information type 1と表されても良く、もう1つは、頻繁に変更される(frequently changed)情報であり、例えば、幾つかのメッセージを送信するために割り当てられたリソースを指示するための情報、例えば、前述の実施方式で説明された、前記制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報であり、また、例えば、前述の実施方式で説明された、前記アクセス信号を受信するための時間周波数リソース位置を指示するための情報であり、information type 2と表されても良い。
本実施例の1つの実施方式では、上述のinformation type 1及び上述のinformation type 2は、同じブロードキャストメッセージ内で送信されても良く、該ブロードキャストメッセージは、周期的に送信されても良く、また、該ブロードキャストメッセージの内容は、周期的に変更されても良く、動的に変更されても良く、即ち、非周期的に変更されても良い。
本実施例のもう1つの実施方式では、上述のinformation type 1及び上述のinformation type 2は、異なるブロードキャストメッセージ内で送信されても良い。また、information type 1を送信するためのブロードキャストメッセージは、周期的に送信されても良く、その内容は、まれに変更されても良く、又は、かなり長い周期(例えば、数分)で変更されても良い。information type 2を送信するブロードキャストメッセージは、周期的に送信されても良く、動的に送信されても良く、即ち、非周期的に送信されても良く、また、その内容は、比較的小さい周期で変更されても良く、又は、動的に変更されても良い(非周期的に変更されても良い)。
本実施例のまたもう1つの実施方式では、幾つかの時刻(第一期間)において、上述のinformation type 1及び上述のinformation type 2は、同一ブロードキャストメッセージ内で送信され、他の幾つかの時刻(第二期間)において、該ブロードキャストメッセージは、上述のinformation type 1のみを送信し、又は、上述のinformation type 2のみを送信する。本実施方式では、該ブロードキャストメッセージは、周期的に送信されても良く、又は、動的に送信されても良い(非周期的に送信されても良い)。また、該ブロードキャストメッセージの内容は、周期的に変更されても良く、又は、動的に変更されても良い(非周期的に変更されても良い)。
本実施例では、該ブロードキャストメッセージを送信する時間周波数リソースは、予め定義された又は予め構成されたものであっても良く、或いは、他のアクセス信号により指示されても良い。言い換えると、ユーザが幾つかのアクセス信号を受信した後に、それは、該ブロードキャストメッセージを送信する時間周波数リソースの位置を指示するための情報を得ることができる。
以上、異なる実施方式により本発明の実施例におけるアクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法について説明した。以上の説明では、時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲が記載されているが、本実施例では、もし割り当てられたリソース又はリソース範囲の時間領域位置情報が既に予め定義されており又は予め構成されており、又は、受信した信号中で既に指示されていれば、上述の時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲とは、割り当てられたリソース又はリソース範囲の周波数位置情報を指す。同様に、もし割り当てられたリソース又はリソース範囲の周波数位置情報が既に予め定義されており又は予め構成されており、又は、受信した信号中で既に指示されていれば、上述の時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲とは、割り当てられたリソース又はリソース範囲の時間領域位置情報を指す。同様に、もし時間領域位置情報及び周波数位置情報がともに予め定義されていなければ、又は、予め構成されていなければ、上述の時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲とは、割り当てられたリソース又はリソース範囲の時間領域位置情報及び周波数位置情報を指す。
本実施例の方法により、基地局が制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、ユーザ装置は、該制御シグナリング及び/又は該ブロードキャストメッセージを受信した後に、該制御シグナリング及び/又は該ブロードキャストメッセージにより指示された、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置に基づいて、該アクセス信号を取得し、そして、セルにアクセスすることができる。また、該アクセス信号が上述の同じ信号表現により送信され、又は、上述の異なる信号表現により送信されるので、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例は、アクセス信号の時間周波数リソース確定方法を提供し、該方法は、ユーザ装置に応用され、例えば、NRシステム中のユーザ装置に応用され、実施例1の方法に対応するユーザ装置側の処理である。そのうち、実施例1と同じ内容について、その重複説明は省略される。
図17は、本実施例における方法の1つの実施方式を示す図である。図17に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ1701:ユーザ装置が、制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージを受信し;
ステップ1702:前記ユーザ装置は、前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージに基づいて、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定する。
本実施例では、該アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。その意味は、実施例1と同じであるため、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該制御シグナリング及び該ブロードキャストメッセージの送信方式及びそれらに含まれる情報に関しは、既に実施例1において詳細に説明されているため、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の方法により、ユーザ装置は、基地局からの制御シグナリング及び/又は該ブロードキャストメッセージを受信した後に、該制御シグナリング及び/又は該ブロードキャストメッセージにより指示された、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置に基づいて、該アクセス信号を取得し、そして、セルにアクセスすることができる。また、該アクセス信号が上述の同じ信号表現により送信され、又は、上述の異なる信号表現により送信されるので、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例は、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て装置を提供し、該装置は、基地局に構成され、例えば、NRシステム中の基地局に構成される。該装置が問題を解決する原理は、実施例1の方法と同様であるため、その具体的な実施は、実施例1の方法の実施を参照することができ、同じ内容の重複説明は、省略される。
図18は、本実施例における装置を示す図である。図18に示すように、該装置1800は、送信ユニット1801を含み、それは、制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージを送信し、前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
本実施例では、アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、また、アクセス信号は、異なる信号表現により送信され、その意味は、実施例1と同じであるので、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の1つの実施方式では、該送信ユニット1801は、制御シグナリングにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、且つ、該制御シグナリングは、予め定義された又は予め構成された時間周波数リソース上で又は時間周波数リソースの範囲内で送信される。
本実施方式では、もし前記制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該送信ユニット1801により送信される制御シグナリングは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含む。オプションとして、該送信ユニット1801により送信される制御シグナリングは、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施方式では、もし制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該送信ユニット1801により送信される制御シグナリングは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報、及び、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含む。
本実施例のもう1つの実施方式では、該送信ユニット1801は、制御シグナリングにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、且つ、該制御シグナリングは、割り当てられた時間周波数リソース上で又は時間周波数リソースの範囲内で送信され、この場合、該送信ユニット1801は、さらに、ブロードキャストメッセージにより、前記制御シグナリングを送信するための時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲を指示する。
本実施方式では、もし前記ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、前記制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ前記アクセス信号同じ信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、前記制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ前記アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、前記制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ前記アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、前記制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ前記アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、前記制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含み、前記送信ユニットにより送信される制御シグナリングは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報。オプションとして、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、さらに、前記制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良く、該送信ユニット1801により送信される制御シグナリングは、さらに、前記アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施方式では、もし前記ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、前記制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信され、且つ前記アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、前記制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信される、且つ前記アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、前記制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報を含み、該送信ユニット1801により送信される制御シグナリングは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報、及び、前記アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含む。オプションとして、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、さらに、前記制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施方式では、もし前記ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、前記制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信され、且つ前記アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、前記制御シグナリングを送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置又は時間周波数リソースの範囲を得るための情報、及び、前記制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含み、該送信ユニット1801により送信される制御シグナリングは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含む。オプションとして、該送信ユニット1801により送信される制御シグナリングは、さらに、前記アクセス信号を送信するための信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施例のまたもう1つの実施方式では、該送信ユニット1801は、ブロードキャストメッセージにより、直接、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示する。
本実施方式では、もしブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が同じ信号表現を用いて送信されれば、或いは、もし前記ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報を含む。オプションとして、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、さらに、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含んでも良い。
本実施方式では、もし前記ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信され、且つ、前記アクセス信号が異なる信号表現を用いて送信されれば、該送信ユニット1801により送信されるブロードキャストメッセージは、前記アクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソースの位置を得るための情報、及び、前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現を指示するための情報を含む。
本実施例では、「制御シグナリングが同じ信号表現を用いて送信される」及び「制御シグナリングが異なる信号表現を用いて送信される」の意味は、実施例1と同じであり、「ブロードキャストメッセージが同じ信号表現を用いて送信される」及び「ブロードキャストメッセージが異なる信号表現を用いて送信される」の意味も、実施例と1同じであるので、ここでは、重複説明を省略する。
本実施例では、上述のブロードキャストメッセージは、偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報を含む。
1つの実施方式では、該送信ユニット1801は、同じブロードキャストメッセージにより、周期的に又は非周期的に、前記偶に変更される情報及び前記頻繁に変更される情報を送信する。
もう1つの実施方式では、該送信ユニット1801は、異なるブロードキャストメッセージにより、前記偶に変更される情報及び前記頻繁に変更される情報を送信し、且つ、該送信ユニット1801は、第一ブロードキャストメッセージにより、周期的に上述の偶に変更される情報を送信し、第二ブロードキャストメッセージにより、周期的に又は非周期的に上述の頻繁に変更される情報を送信する。
またもう1つの実施方式では、該送信ユニット1801は、同じブロードキャストメッセージにより、第一期間において周期的に又は非周期的に上述の偶に変更される情報及び上述の頻繁に変更される情報を送信し、第二期間において周期的に又は非周期的に上述の偶に変更される情報又は上述の頻繁に変更される情報を送信する。
本実施例の装置により、基地局は、ユーザ装置に制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージを送信するときに、該制御シグナリング及び/又は該ブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、これにより、ユーザ装置は、該制御シグナリング及び/又は該ブロードキャストメッセージを受信した後に、該アクセス信号を取得し、そして、セルにアクセスすることができる。該アクセス信号が上述の同じ信号表現により送信され、又は、上述の異なる信号表現により送信されるため、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例は、さらに、基地局を提供する。該基地局には、例えば、上述のアクセス信号の時間周波数リソース割り当て装置1800が構成される。
図19は、本発明の実施例の基地局の構成図である。図19に示すように、基地局1900は、中央処理ユーザ装置(CPU)1901及び記憶器1902を含んでも良く、記憶器1902は、中央処理ユーザ装置1901に接続される。そのうち、該記憶器1902は、各種のデータを記憶することができ、また、さらに情報処理用のプログラムを記憶することができ、且つ中央処理ユーザ装置1901の制御下で該プログラムを、ユーザ装置送信の各種の情報を受信し、且つユーザ装置に各種の情報を送信するために実行することができる。
1つの実施方式では、該装置1800の機能は、中央処理ユーザ装置1901に統合することができる。そのうち、中央処理ユーザ装置1901は、実施例1に記載の方法を実現するように構成されても良い。
例えば、該中央処理ユーザ装置1901は、次のように構成されても良く、即ち、制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
もう1つの実施方式では、該装置1800は、中央処理ユーザ装置1901と独立して構成されても良く、例えば、該装置1800を、中央処理ユーザ装置1901に接続されるチップとして構成し、中央処理ユーザ装置1901の制御により該装置1800の機能を実現しても良い。
また、図19に示すように、基地局1900は、さらに、送受信機1903、アンテナ1904などを含んでも良く、そのうち、上述の部品の機能は、従来技術に類似しており、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、基地局1900は、必ずしも図19に示す全ての部品を含む必要がない。また、基地局1900は、さらに、図19に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
本実施例の基地局により、制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、これにより、ユーザ装置は、該制御シグナリング及び/又は該ブロードキャストメッセージを受信した後、該アクセス信号を取得し、そして、セルにアクセスすることができる。該アクセス信号が上述の同じ信号表現により送信され、又は、上述の異なる信号表現により送信されるので、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例は、アクセス信号の時間周波数リソース確定装置を提供し、それは、ユーザ装置に構成され、例えば、NRシステム中のユーザ装置に構成される。該ユーザ装置が問題を解決する原理は、実施例2の方法に類似しており、その具体的な実施は、実施例2の方法の実施を参照することができ、同じ内容の重複説明は、省略される。
図20は、本実施例の装置を示す図である。図20に示すように、該装置2000は、受信ユニット2001及び確定ユニット2002を含む。該受信ユニット2001は、基地局送信の制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージを受信し、該確定ユニット2002は、前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージに基づいて、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定するために用いられる。
本実施例では、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。本実施例では、アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、また、アクセス信号は、異なる信号表現により送信され、その意味は、実施例1と同じであるため、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の装置により、ユーザ装置は、セルにアクセスすることができる。また、該アクセス信号が上述の同じ信号表現により送信され、又は、上述の異なる信号表現により送信されるため、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例は、さらに、ユーザ装置を提供し、その中には、例えば、上述の装置2000が構成される。
図21は、本発明の実施例におけるユーザ装置2100のシステム構成図である。図21に示すように、該ユーザ装置2100は、中央処理ユーザ装置2101及び記憶器2102を含み、記憶器2102は、中央処理ユーザ装置2101に接続される。なお、該図は、例示に過ぎず、さらに、該構造に対して、他の類型の構造を持って補充又は代替を行うことで、電気通信機能又は他の機能を実現することもできる。
1つの実施方式では、該装置2000の機能は、中央処理ユーザ装置2101に統合することができる。そのうち、中央処理ユーザ装置2101は、実施例2に記載の方法を実現するように構成されても良い。
例えば、該中央処理ユーザ装置2101は、次のように構成されても良く、即ち、制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージを受信し、前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージに基づいて、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定する。そのうち、該アクセス信号は、同じ信号表現により送信され又は異なる信号表現により送信される。
もう1つの実施方式では、該装置2000は、中央処理ユーザ装置2101と独立して構成されても良く、例えば、該装置2000を、中央処理ユーザ装置2101に接続されるチップとして構成し、中央処理ユーザ装置2101の制御により該装置2000の機能を実現しても良い。
図21に示すように、該ユーザ装置2100は、さらに、通信モジュール2103、入力ユニット2104、音声処理器2105、表示器2106、電源2107を含んでも良い。なお、ユーザ装置2100は、必ずしも図21に示す全ての部品を含む必要がない。また、ユーザ装置2100は、さらに、図21に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
図21に示すように、中央処理ユーザ装置2101は、制御器又は操作コントローラと称される場合があり、マイクロプロセッサ又は他の処理装置及び/又は論理ユーザ装置を含んでも良く、該中央処理ユーザ装置2101は、入力を受信し、ユーザ装置2100の各部品の操作を制御することができる。
そのうち、記憶器2102は、例えば、バッファ、フレッシュメモリ、HDD、移動可能な媒体、揮発性記憶器、不揮発性記憶器又は他の適切な装置のうちの1つ又は複数であっても良い。上述の制御シグナリング、ブロードキャストメッセージなどを記憶することができ、また、さらに情報処理用のプログラムを記憶することもできる。また、中央処理ユーザ装置2101は、該記憶器2102に記憶されている該プログラムを、情報の記憶又は処理などを実現するために実行することができる。なお、他の部品の機能は、従来に類似しており、ここでは、その詳しい説明を省略する。ユーザ装置2100の各部品は、専用ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせにより実現されても良く、これらは、全て、本発明の範囲に属する。
本実施例のユーザ装置により、セルにアクセスすることができる。また、該アクセス信号が上述の同じ信号表現により送信され又は上述の異なる信号表現により送信されるので、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本実施例は、通信システムを提供し、それは、例えば実施例3に記載の基地局及び例えば実施例4に記載のユーザ装置を含む。
図22は、本発明の実施例における通信システムの構成図である、図22に示すように、該通信システム2200は、基地局2201及びユーザ装置2202を含む。そのうち、基地局2201は、実施例3に記載の基地局1900であっても良く、ユーザ装置2202は、実施例4に記載のユーザ装置2100であっても良い。
例えば、該基地局2201は、次のように構成されても良く、即ち、制御シグナリング及び/又はブロードキャストメッセージにより、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を指示し、該ユーザ装置2202は、次のように構成されても良く、即ち、前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージを受信し、前記制御シグナリング及び/又は前記ブロードキャストメッセージに基づいて、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定する。そのうち、前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される。
前述の実施例では、既に基地局及びユーザ装置について詳細に説明したので、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例における通信システムにより、ユーザが異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て装置又は基地局中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、前記装置又は基地局(コンピュータ)に、実施例1に記載の方法を実行させることができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て装置又は基地局に、実施例1に記載の方法を実行させることができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、アクセス信号の時間周波数リソース確定装置又はユーザ装置中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、前記装置又はユーザ装置(コンピュータ)に、実施例2に記載の方法を実行させることができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、アクセス信号の時間周波数リソース確定装置又はユーザ装置に、実施例2に記載の方法を実行させることができる。
本実施例は、ブロードキャストメッセージの送信方法を提供し、該方法は、NRシステム中の基地局に応用される。図23は、該方法を示す図であり、図23に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ2301:基地局が、ブロードキャストメッセージにより、偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報を送信し、前記頻繁に変更される情報は、制御シグナリング又はアクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲を指示するために用いられる。
本実施例の1つの実施方式では、上述の偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報は、同じブロードキャストメッセージ内で送信され、且つ該ブロードキャストメッセージは、周期的に送信され、その内容は、周期的に変更されても良く又は非周期的に変更されても良い。
本実施例のもう1つの実施方式では、上述の偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報は、異なるブロードキャストメッセージ内で送信され、且つ、上述の偶に変更される情報を送信するブロードキャストメッセージは、周期的に送信され、その内容は、あまり変わらず、又は、かなり長い周期で変更され、上述の頻繁に変更される情報を送信するブロードキャストメッセージは、周期的に送信され又は非周期的に送信され、その内容は、比較的小さい周期で変更されても良く、又は、非周期的に変更されても良い。
本実施例のまたもう1つの実施方式では、第一期間で、上述の偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報は、同じブロードキャストメッセージ内で送信され、第二期間で、上述のブロードキャストメッセージは、前記偶に変更される情報のみを送信し、又は、上述の頻繁に変更される情報のみを送信する。また、該ブロードキャストメッセージは、周期的に送信され又は非周期的に送信され、その内容は、周期的に変更されても良く又は非周期的に変更されても良い。
本実施例では、該ブロードキャストメッセージを送信する時間周波数リソースは、予め定義された又は予め構成されたものであって良く、又は、他のアクセス信号に指示されても良い。
本実施例では、該ブロードキャストメッセージについては、既に実施例1中で詳細に説明されているため、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例は、さらに、ブロードキャストメッセージの送信装置を提供し、該装置は、NRシステム中の基地局に構成され、問題を解決する原理は、図23の方法に類似しているので、重複内容は、省略される。図24は、該装置を示す図であり、図24に示すように、該装置2400は、送信ユニット2401を含み、それは、ブロードキャストメッセージにより、偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報を送信し、前記頻繁に変更される情報は、制御シグナリング又はアクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲を指示するために用いられる。
本実施例は、さらに、基地局を提供し、該基地局は、図24に示すブロードキャストメッセージの送信装置2400を含む。該基地局のハードウェア構成は、図19と同様であるため、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の方法、装置及び基地局は、ユーザ装置のセルへアクセスを助けることができる。
本実施例は、アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法を提供し、該方法は、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定し、及び、上述のアクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を予め定義し又は予め構成することを含む。該方法では、アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置は、予め定義された又は予め構成されてものである。該アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信される。なお、同じ信号表現及び異なる信号表現の意味は、実施例1と同じである。
本実施例の方法により、ユーザ装置が異なる信号表現をサポートし得る場合でもセルへのアクセスを実現することができる。
本発明の以上のユーザ装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、さらに、下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述のユーザ装置又は構造部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサー、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、本願に記載の機能を実行するための汎用処理器、デジタル信号処理器(DSP)、専用集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組む合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、さらに、計算装置の組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと通信により接続される1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意のこのような構成として構成されても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術の範囲に属する。
また、以上の実施例などに関して、さらに次のように付記を開示する。
(付記1)
ブロードキャストメッセージの送信装置であって、
ブロードキャストメッセージにより、偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報を送信する送信ユニットを含み、
上述の頻繁に変更される情報は、制御シグナリング又はアクセス信号を送信するために割り当てられた時間周波数リソース又は時間周波数リソースの範囲を指示するために用いられる、装置。
(付記2)
付記1に記載の装置であって、
上述の偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報は、同じブロードキャストメッセージ内で送信され、該ブロードキャストメッセージは、周期性的に送信され、その内容は、周期的に変更されても良く、又は、非周期的に変更されても良い、装置。
(付記3)
付記1に記載の装置であって、
上述の偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報は、異なるブロードキャストメッセージ内で送信され、上述の偶に変更される情報を送信するブロードキャストメッセージは、周期的に送信され、その内容は、あまり変わらず、又は、かなり長い周期で変更され、上述の頻繁に変更される情報を送信するブロードキャストメッセージは、周期的に送信され、又は、非周期的に送信され、その内容は、比較的小さい周期で変更されても良く、又は、非周期的に変更されても良い、装置。
(付記4)
付記1に記載の装置であって、
第一期間において、上述の偶に変更される情報及び頻繁に変更される情報は、同じブロードキャストメッセージ内で送信され、第二期間において、上述のブロードキャストメッセージは、上述の偶に変更される情報のみ送信し、又は、上述の頻繁に変更される情報のみ送信し、該ブロードキャストメッセージは、周期的に送信され、又は、非周期的に送信され、その内容は、周期的に変更されても良く、又は、非周期的に変更されても良い、装置。
(付記5)
付記1に記載のユーザ装置であって、
前記ブロードキャストメッセージを送信する時間周波数リソースは、予め定義されており、又は、予め構成されており、或いは、アクセス信号により指示される、装置。
(付記6)
アクセス信号の時間周波数リソース割り当て方法であって、
アクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を確定し;及び
上述のアクセス信号を送信する時間周波数リソースの位置を予め定義し又は予め構成することを含み、
前記アクセス信号は、同じ信号表現により送信され、又は、異なる信号表現により送信され、又は、1つの信号表現により送信される、方法。

Claims (9)

  1. アクセス信号を送信するために使用される信号表現を示す情報を含むメッセージをブロードキャストで送信する送信部と、
    前記アクセス信号を受信する受信部と、を備える、基地局。
  2. 前記アクセス信号を送信するためのリソースを前記メッセージまたは制御シグナリングで送信する、請求項1に記載の基地局。
  3. 前記メッセージは、制御シグナリングを送信するためのリソースの範囲に関する情報を含み、
    前記送信部は、前記リソース範囲の何れかのリソースで前記アクセス信号を送信するためのリソースを指示するための前記制御シグナリングを送信する、請求項1に記載の基地局。
  4. 前記メッセージは、前記制御シグナリングを送信するための信号表現を指示するための情報を含む、請求項2または3に記載の基地局。
  5. 前記アクセス信号を送信するために使用される信号表現は、巡回プレフィックスの長さ、サブキャリア間隔、及びシンボル長の何れかである、請求項1乃至4のうち何れか1つに記載の基地局。
  6. 前記メッセージは、第1タイプの情報及び第2タイプの情報を含み、前記送信部は、前記メッセージにより、周期的又は非周期的に前記第1タイプの情報及び前記第2タイプの情報を送信する、請求項1乃至5のうち何れか1つに記載の基地局。
  7. 前記メッセージは、PBCH(Physical Broadcast Channel)で送信される、ことを特徴とする請求項1乃至6のうち何れか1つに記載の基地局。
  8. 前記メッセージは、MIB(Master Information Brock)メッセージである、ことを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか1つに記載の基地局。
  9. 基地局からブロードキャストで送信される、アクセス信号を送信するために使用される信号表現を示す情報を含むメッセージを受信する受信部と、
    前記信号表現を用いて、前記アクセス信号を送信する送信部と、を備える、端末。
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