JP2020125710A - 消音器 - Google Patents

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隼 多和田
Hayato Tawada
隼 多和田
岳広 三浦
Takehiro Miura
岳広 三浦
貝沼 克彦
Katsuhiko Kainuma
克彦 貝沼
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Abstract

【課題】排気システム全体の流路長を考慮しなくとも安定した消音効果が得られる消音器を提供する。【解決手段】本開示の一態様は、排気ガスの導入口から排出口に向かって排気ガスが流れる主流路と、主流路から分岐する分岐点から、分岐点よりも排気ガスの流れ方向における下流側で主流路に合流する合流点に向かって排気ガスが流れる分岐路と、主流路に設けられ、主流路と、主流路及び分岐路の外部とを連通する連通孔と、を備える消音器である。分岐路の流路長は、主流路における分岐点から合流点までの流路長よりも大きい。連通孔は、分岐点よりも排気ガスの流れ方向における上流側、及び合流点よりも排気ガスの流れ方向における下流側の少なくとも一方に配置される。【選択図】図2

Description

本開示は、消音器に関する。
内燃機関の排気システムにおいて、主流路と分岐路とを有する消音器が知られている(特許文献1参照)。この消音器は、分岐路で発生する音を主流路で発生する音に干渉させることで、音を減衰させる。
特開2017−120051号公報
配管等で構成される内燃機関の排気システムにおいては、排気ガスの流れによる定在波が発生する。上記消音器では、設置される位置による消音器前後の他の配管における定在波の影響を受け、主流路及び分岐路の音波の波形が安定しない。上述の干渉効果もこのような影響を受けるため、干渉効果が阻害され、音の減衰効果が十分に発揮されないおそれがある。このような定在波の影響を避けるためには、排気システム全体の流路長を調整する必要がある。
本開示の一局面は、排気システム全体の流路長を考慮しなくとも安定した消音効果が得られる消音器を提供することを目的としている。
本開示の一態様は、排気ガスの導入口と、排気ガスの排出口と、導入口から、排出口に向かって排気ガスが流れる主流路と、主流路から分岐する分岐点から、分岐点よりも排気ガスの流れ方向における下流側で主流路に合流する合流点に向かって排気ガスが流れる分岐路と、主流路に設けられ、主流路と、主流路及び分岐路の外部とを連通する少なくとも1つの連通孔と、を備える消音器である。
分岐路の流路長は、主流路における分岐点から合流点までの流路長よりも大きい。少なくとも1つの連通孔は、分岐点よりも排気ガスの流れ方向における上流側、及び合流点よりも排気ガスの流れ方向における下流側の少なくとも一方に配置される。
このような構成によれば、分岐点よりも上流側、又は合流点よりも下流側に配置された連通孔によって、排気システムにおける定在波を消音器内で分断することができる。その結果、主流路と分岐路とで発生する2つの音波の干渉効果が前後の配管における定在波によって影響され難くなるため、排気システム全体の流路長を考慮しなくとも安定した消音効果が得られる。
本開示の一態様は、主流路を構成する内管と、内管の外周面を囲むことで内管との間に空隙が設けられるように配置される外管と、を備えてもよい。少なくとも1つの連通孔は、内管の内部と空隙とを連通すると共に、分岐点よりも排気ガスの流れ方向における上流側に配置される少なくとも1つの第1連通孔と、合流点よりも排気ガスの流れ方向における下流側に配置される少なくとも1つの第2連通孔と、を含んでもよい。このような構成によれば、外管の内側の空隙において排気ガスの体積を膨張させることができる。これにより、拡張による消音効果が得られる。
本開示の一態様は、主流路を構成する内管と、内管の外周面を囲むことで内管との間に空隙が設けられるように配置される外管と、を備えてもよい。少なくとも1つの連通孔は、内管の内部と空隙とを連通すると共に、分岐点よりも排気ガスの流れ方向における上流側、及び合流点よりも排気ガスの流れ方向における下流側の一方のみに配置されてもよい。このような構成によれば、連通孔によって内管と連通された外管の内側の空隙が共鳴管として機能する。その結果、消音器の消音効果が高められる。
本開示の一態様では、少なくとも1つの連通孔は、分岐点よりも排気ガスの流れ方向における上流側のみに配置されてもよい。このような構成によれば、内燃機関を起点とした消音器の上流側の定在波を分断することができる。その結果、共鳴管機能を維持しつつ、主流路と分岐路とによる干渉の効果が安定する。
本開示の一態様では、分岐路の流路長は、主流路における分岐点から合流点までの流路長の2倍であってもよい。このような構成によれば、主流路における波と、分岐路における波との位相を逆転させることができる。その結果、消音器の消音効果を最大化することができる。
図1は、実施形態の排気システムを示す模式図である。 図2は、実施形態の消音器の模式図である。 図3は、図2とは異なる実施形態の消音器の模式的な断面図である。 図4は、図2及び図3とは異なる実施形態の消音器の模式的な断面図である。 図5は、図2ないし図4とは異なる実施形態の消音器の模式図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す排気システム10は、内燃機関11の排気ガス流路を構成する。排気システム10は、触媒コンバータ12A,12Bと、サブマフラとしての消音器1と、メインマフラ13とを備える。
排気システム10が適用される内燃機関11としては、特に限定されないが、自動車、鉄道、船舶、建機等の輸送機器、発電施設などで駆動用又は発電用として用いられるものが挙げられる。
消音器1は、触媒コンバータ12A,12Bの下流側、かつメインマフラ13の上流側に配置されている。消音器1は、図2に示すように、内管2と、外管3と、枝部4と、第1連通孔5と、第2連通孔6とを備える。
<内管>
内管2は、内部を排気ガスが通過する金属製のパイプである。内管2は、排気ガスの導入口21と、排気ガスの排出口22とを有する。
内管2は、導入口21から、排出口22に向かって排気ガスが流れる主流路Mを構成している。本実施形態では、内管2は、導入口21から排出口22まで直径が一定の直管である。
内管2は、後述する枝部4に連通する分岐点23及び合流点24を有する。分岐点23は、内管2内の排気ガスが枝部4に流入する開口である。合流点24は、枝部4から内管2内に排気ガスGが流入する開口である。
また、内管2には、後述する連通孔5,6が形成されている。内管2において、少なくとも分岐点23と合流点24との間の領域には、内管2の内部と外部とを連通する連通孔は設けられていない。ただし、主流路M内で形成される定在波を分断しない大きさの連通孔であれば、上記領域に貫通孔が設けられてもよい。
<外管>
外管3は、内管2の外周面を囲うように配置された金属製のパイプである。外管3の内径は、内管2の外径よりも大きい。
外管3の第1開口部31及び第2開口部32は、それぞれ外管3の軸方向外側に向かって縮径している。第1開口部31及び第2開口部32は、内管2の外周面に例えば溶接によって固定されている。
外管3は、内管2の外周面を囲むことで内管2との間に空隙33が設けられるように配置されている。空隙33は、内管2の外周面と外管3との内周面とで画定された密閉空間である。
<枝部>
枝部4は、主流路Mから分岐する分岐点23から、分岐点23よりも排気ガスの流れ方向における下流側で主流路Mに合流する合流点24に向かって排気ガスが流れる分岐路Bを構成する。分岐路Bは、主流路Mに並列に接続されている。
本実施形態では、枝部4は、内管2の外周面に固定された半円筒状の部材によって構成されている。枝部4の上流側の端部は、分岐点23を構成する開口を覆っている。枝部4の下流側の端部は、合流点24を構成する開口を覆っている。枝部4には、空隙33に連通する孔は形成されていない。
枝部4は、分岐路Bの流路長が、主流路Mにおける分岐点23から合流点24までの流路長よりも大きくなるように、内管2の軸方向に沿ってS字状に折れ曲がる(つまり、内管2の周方向に流路が重なる)ように配置されている。
本実施形態の分岐路Bの流路長は、主流路Mにおける分岐点23から合流点24までの流路長の2倍である。また、分岐路Bにおける排気ガスの流れ方向と垂直な断面積は、主流路Mにおける排気ガスの流れ方向と垂直な断面積以下とするとよい。
<連通孔>
第1連通孔5及び第2連通孔6は、それぞれ、主流路Mに設けられ、主流路Mと、主流路M及び分岐路Bの外部とを連通している。
本実施形態では、第1連通孔5及び第2連通孔6は、それぞれ、内管2の内部と空隙33とを連通している。第1連通孔5は、分岐点23よりも排気ガスの流れ方向における上流側に配置されている。第2連通孔6は、合流点24よりも排気ガスの流れ方向における下流側に配置されている。
なお、図2では、1つの第1連通孔5が図示されているが、複数の第1連通孔5が分岐点23の上流側に配置されてもよい。複数の第1連通孔5が複数設けられている場合、これら複数の第1連通孔5の開口面積の合計は、内管2内に定在波の節が形成され得る以上の大きさとされる。例えば、複数の第1連通孔5の開口面積の合計は、内管2において主流路Mの断面積と同じである。
同様に、図2では、1つの第2連通孔6が図示されているが、複数の第2連通孔6が合流点24の下流側に配置されてもよい。複数の第2連通孔6が設けられている場合、これら複数の第2連通孔6の開口面積の合計は、内管2内に定在波の節が形成され得る以上の大きさとされる。例えば、複数の第2連通孔6の開口面積の合計は、内管2において主流路Mの断面積と同じである。また、連通孔5,6の形状は、真円に限定されず、楕円、多角形等としてもよい。
[1−2.作用]
排気システム10には、消音器1を含む配管全体に排気ガスの定在波が発生する。例えば、断面積がほぼ一定の配管の場合、配管の両端が節となる1次モードの定在波が内部に形成される。これに対し、消音器1内では連通孔5,6によって、内管2内の圧力が低減されることにより定在波の音圧が低減される。その結果、定在波の節が形成され、定在波が分断される。
一方、消音器1では、主流路Mと、主流路Mよりも流路長の大きい分岐路Bとによって、合流点24において位相の異なる2つの波が干渉する。この干渉によって、消音器1の表面からの放射音と排気音とが低減される。
なお、概略的な定在波の1次モードの波形を図1中に示す。各波形の縦軸は音圧である。図1中の(a)は、第1連通孔5及び第2連通孔6を有しない消音器における定在波の波形である。(b)は、第1連通孔5のみを有し、第2連通孔6を有しない消音器における定在波の波形である。(c)は、第1連通孔5を有さず、第2連通孔6のみを有する消音器における定在波の波形である。(d)は、第1連通孔5及び第2連通孔6を有する消音器における定在波の波形である。
このとき、消音器1では、上述のように連通孔5,6によって定在波が分断されるため、2つの波の干渉が定在波によって受ける影響が低減される。
[1−3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)第1連通孔5及び第2連通孔6によって、排気システム10における定在波を消音器1内で分断することができる。その結果、主流路Mと分岐路Bとで発生する2つの音波の干渉効果が前後の配管における定在波によって影響され難くなるため、排気システム10全体の流路長を考慮しなくとも安定した消音効果が得られる。
(1b)分岐点23よりも上流側及び合流点24よりも下流側の双方に連通孔5,6が配置されることで、外管3の内側の空隙33において排気ガスの体積を膨張させることができる。これにより、拡張による消音効果が得られる。
(1c)分岐路Bの流路長を主流路Mの流路長の2倍とすることで、主流路Mにおける波と、分岐路Bにおける波との位相を逆転させることができる。その結果、消音器1の消音効果を最大化することができる。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
図3に示す消音器1Aは、内管2と、外管3と、第1カバーパイプ41Aと、第2カバーパイプ42Aと、連通孔6Aと、セパレータ7Aとを備える。内管2及び外管3は、図2の消音器1と同じものである。
<カバーパイプ及びセパレータ>
第1カバーパイプ41A及び第2カバーパイプ42Aは、消音器1Aにおける分岐路Bを構成している。
第1カバーパイプ41Aは、分岐点23の開口を覆うように、内管2の外周面に取り付けられている。第1カバーパイプ41Aには、第1開口43Aが設けられている。第2カバーパイプ42Aは、第1カバーパイプ41Aの全体を覆うように、内管2の外周面に取り付けられている。第2カバーパイプ42Aには、第2開口44Aが設けられている。
第1カバーパイプ41A及び第2カバーパイプ42Aは、外管3の内部に配置されている。また、第1カバーパイプ41A及び第2カバーパイプ42Aは、合流点24の開口は覆っていない。
セパレータ7Aは、外管3の内部に配置され、外管3の内側の空隙を第1空隙33Aと第2空隙34Aとに分割している。セパレータ7Aは、合流点24よりも下流側に配置されている。第1空隙33Aは、第2カバーパイプ42Aと、セパレータ7Aと、内管2の外周面と、外管3の内面とによって画定される空隙である。第2空隙34Aは、セパレータ7Aと、内管2の外周面と、外管3の内面とによって画定される空隙である。
本実施形態の分岐路Bは、第1カバーパイプ41Aと内管2との間の空間、第1カバーパイプ41Aと第2カバーパイプ42Aとの間の空間、及び第1空隙33Aによって構成される。
<連通孔>
本実施形態の連通孔6Aは、内管2の内部と第2空隙34Aとを連通している。また、連通孔6Aは、合流点24よりも排気ガスの流れ方向における下流側のみに配置されている。
なお、図3では、1つの連通孔6Aが図示されているが、複数の連通孔6Aが合流点24の下流側に配置されてもよい。また、連通孔6Aの形状は、真円に限定されず、楕円、多角形等としてもよい。
[2−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)径方向に重ねられたカバーパイプ41A,42Aによって、消音器1Aの排気ガスの流れ方向における長さが制限される場合において、分岐路Bの流路長を確保することができる。
(2b)連通孔6Aが分岐点23の下流側のみに配置されることで、連通孔6Aによって内管2と連通された外管3の内側の第2空隙34Aが共鳴管として機能する。その結果、消音器1Aの消音効果が高められる。
[3.第3実施形態]
[3−1.構成]
図4に示す消音器1Bは、内管2と、外管3と、複数の仕切り板41B,42B,43B,44B,45Bと、連通孔5Bとを備える。内管2及び外管3は、図2の消音器1と同じものである。
<仕切り板>
複数の仕切り板41B,42B,43B,44B,45Bは、外管3の内部に、排気ガスの流れ方向に離間して互いに配置されている。複数の仕切り板41B,42B,43B,44B,45Bは、外管3の内側の空隙を複数の空隙33B,34B,35B,36B,37B,38Bに分割している。
最も上流側の第1仕切り板41Bは、分岐点23よりも上流側に配置されている。第1仕切り板41Bと、内管2の外周面と、外管3の内面とによって画定される第1空隙33Bは、残りの空隙34B,35B,36B,37B,38Bとは連通していない。
第1仕切り板41Bを除く残りの仕切り板42B,43B,44B,45Bには、それぞれ開口46B,47B,48B,49Bが形成されている。第1空隙33Bに隣接する第2空隙34Bは、分岐点23を介して内管2の内部と連通している。最も下流側の第6空隙38Bは、合流点24を介して内管2の内部と連通している。
本実施形態の分岐路Bは、第1空隙33Bを除いた残りの複数の空隙34B,35B,36B,37B,38Bによって構成される。分岐路Bの流路長は、主流路Mにおける分岐点23から合流点24までの流路長よりも大きい。分岐路Bの流路長は、分岐路Bにおける波の位相と、主流路Mにおける波の位相とが逆転する大きさが好ましい。
<連通孔>
本実施形態の連通孔5Bは、内管2の内部と第1空隙33Bとを連通している。また、連通孔5Bは、分岐点23よりも排気ガスの流れ方向における上流側のみに配置されている。
なお、図4では、1つの連通孔5Bが図示されているが、複数の連通孔5Bが分岐点23の上流側に配置されてもよい。また、連通孔5Bの形状は、真円に限定されず、楕円、多角形等としてもよい。
[3−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(3a)連通孔5Bが分岐点23の上流側のみに配置されることで、連通孔5Bによって内管2と連通された外管3の内側の第1空隙33Bが共鳴管として機能する。その結果、消音器1Bの消音効果が高められる。
(3b)連通孔5Bが分岐点23の上流側に配置されることで、内燃機関11を起点とした消音器1Bの上流側の定在波を分断することができる。その結果、共鳴管機能を維持しつつ、主流路Mと分岐路Bとによる干渉の効果が安定する。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(4a)上記実施形態の消音器において、分岐路Bの流路長は、主流路Mにおける分岐点23から合流点24までの流路長よりも大きければ、必ずしも主流路Mの流路長の2倍とされなくてもよい。
(4b)上記実施形態の消音器は、複数の分岐路を備えてもよい。例えば、図5に示す消音器1Cは、第1分岐路B1を構成する第1枝部41Cと、第2分岐路B2を構成する第2枝部42Cとを備える。第2分岐路B2は、主流路M及び第1分岐路B1と並列に接続されている。
(4c)第2実施形態の消音器1A及び第3実施形態の消音器1Bにおいて、上流側と下流側とを入れ替えてもよい。上流側と下流側とを入れ替えた構成においても、上述した効果を得ることができる。また、第2実施形態の消音器1Aにおいて、分岐点23よりも上流側にも共鳴管をさらに設けてもよい。第3実施形態の消音器1Bにおいて、合流点24よりも下流側に共鳴管をさらに設けてもよい。
(4d)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1,1A,1B,1C…消音器、2…内管、3…外管、4…枝部、5…第1連通孔、
5B…連通孔、6…第2連通孔、6A…連通孔、7A…セパレータ、
10…排気システム、11…内燃機関、12A,12B…触媒コンバータ、
13…メインマフラ、21…導入口、22…排出口、23…分岐点、24…合流点、
31…第1開口部、32…第2開口部、
33,33A,34A,33B−38B…空隙、41A,42A…カバーパイプ、
41B−45B…仕切り板、41C,42C…枝部、43A,44A…開口。

Claims (5)

  1. 排気ガスの導入口と、
    前記排気ガスの排出口と、
    前記導入口から、前記排出口に向かって前記排気ガスが流れる主流路と、
    前記主流路から分岐する分岐点から、前記分岐点よりも前記排気ガスの流れ方向における下流側で前記主流路に合流する合流点に向かって前記排気ガスが流れる分岐路と、
    前記主流路に設けられ、前記主流路と、前記主流路及び前記分岐路の外部とを連通する少なくとも1つの連通孔と、
    を備え、
    前記分岐路の流路長は、前記主流路における前記分岐点から前記合流点までの流路長よりも大きく、
    前記少なくとも1つの連通孔は、前記分岐点よりも前記排気ガスの流れ方向における上流側、及び前記合流点よりも前記排気ガスの流れ方向における下流側の少なくとも一方に配置される、消音器。
  2. 請求項1に記載の消音器であって、
    前記主流路を構成する内管と、
    前記内管の外周面を囲むことで前記内管との間に空隙が設けられるように配置される外管と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの連通孔は、
    前記内管の内部と前記空隙とを連通すると共に、
    前記分岐点よりも前記排気ガスの流れ方向における上流側に配置される少なくとも1つの第1連通孔と、
    前記合流点よりも前記排気ガスの流れ方向における下流側に配置される少なくとも1つの第2連通孔と、
    を含む、消音器。
  3. 請求項1に記載の消音器であって、
    前記主流路を構成する内管と、
    前記内管の外周面を囲むことで前記内管との間に空隙が設けられるように配置される外管と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの連通孔は、
    前記内管の内部と前記空隙とを連通すると共に、
    前記分岐点よりも前記排気ガスの流れ方向における上流側、及び前記合流点よりも前記排気ガスの流れ方向における下流側の一方のみに配置される、消音器。
  4. 請求項3に記載の消音器であって、
    前記少なくとも1つの連通孔は、前記分岐点よりも前記排気ガスの流れ方向における上流側のみに配置される、消音器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の消音器であって、
    前記分岐路の流路長は、前記主流路における前記分岐点から前記合流点までの流路長の2倍である、消音器。
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