JP2020124866A - 取付構造及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付部が本体部の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉部の閉止時に本体部の端縁と開閉部との隙間が小さくなる取付構造を得る。【解決手段】取付構造S40は、画像形成装置10の筐体を構成する上部カバー12Dと、上部カバー12Dに対して開閉可能に設けられ、上部カバー12Dの端縁44に対向する閉止位置から上部カバー12Dの外側に開放される開閉カバー16と、上部カバー12Dの内側の端縁44に沿う長尺とされ、下端部50Bが端縁44から開閉カバー16の側に突出し、端縁44と開閉カバー16との隙間を埋める静音部材50と、静音部材50を上部カバー12Dの内側の端縁44の側に貼り付ける両面テープ54と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、取付構造及び画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、現像ロールの軸方向端部において、画像ロール表面と摺擦するシール部材が現像ケースの開口部側のシール貼付け座面に貼り付けられた現像装置が開示されている。
下記特許文献2には、外装ケースに取り付けられる吸音具が開示されている。吸音具は、吸音部材と、この吸音部材が一端側に接続されると共に吸音部材が接続された面と同じ面の他端側に接着力を有する接着部材が設けられた平板部材と、を備えている。
下記特許文献3には、筐体の内部と外部とを仕切る複数のカバーとして、第二カバーと、第二カバーに隣接する第三カバーとを備えた画像形成装置が開示されている。この構造では、第三カバーから内側に突出するカバー突出部と、第二カバーから内部に突出するカバー突出部対向部とを備えており、カバー突出部対向部によって、カバー突出部の先端部を囲むように隙間が形成されている。
特開2016−126264号公報 特開2007−093766号公報 特開2015−181157号公報
本発明は、取付部が本体部の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉部の閉止時に本体部の端縁と開閉部との隙間が小さくなる取付構造を得ることが目的である。
第1の態様に係る取付構造は、画像形成装置又は前記画像形成装置の内部装置の筐体を構成する本体部と、前記本体部に対して開閉可能に設けられ、前記本体部の端縁に対向する閉止位置から前記本体部の外側に開放される開閉部と、前記本体部の内側の前記端縁に沿う長尺とされ、一部が前記端縁から前記開閉部の側に突出し、前記端縁と前記開閉部との隙間を埋める突出部材と、前記突出部材を前記本体部の内側の前記端縁の側に貼り付ける貼付部と、を有する。
第2の態様に係る取付構造は、第1の態様に記載の取付構造において、前記貼付部は、前記本体部の内側に前記突出部材が貼り付けられた状態で、前記端縁から突出しない位置に設けられている。
第3の態様に係る取付構造は、第2の態様に記載の取付構造において、前記貼付部は、前記突出部材に貼り付けられた両面テープである。
第4の態様に係る取付構造は、第2の態様又は第3の態様に記載の取付構造において、前記突出部材の端部に前記突出部材の一辺と交差する方向に切断面が形成されており、前記本体部の内側の前記突出部材が貼り付けられる位置に、前記突出部材の前記切断面の形状に合わせた窪み部が形成されている。
第5の態様に係る取付構造は、第1の態様から第4の態様までのいずれか1つの態様に記載の取付構造において、前記開閉部は、前記端縁と対向する一端部側が開閉されるように他端部側が前記本体部に回転可能に支持される扉である。
第6の態様に係る取付構造は、第1の態様から第5の態様までのいずれか1つの態様に記載の取付構造において、前記突出部材は、吸音性を有し、前記本体部と前記開閉部との隙間からの音の漏れ出しを抑制するための静音部材である。
第7の態様に係る画像形成装置は、第1の態様から第6の態様までのいずれか1つの態様に記載の取付構造を有し、前記本体部が外側の筐体である。
第1の態様に係る取付構造によれば、取付部が本体部の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉部の閉止時に本体部の端縁と開閉部との隙間が小さくなる。
第2の態様に係る取付構造によれば、突出部材が貼り付けられた状態で貼付部が本体部の端縁から突出している構成と比較して、本体部の外側から貼付部が見えることが抑制される。
第3の態様に係る取付構造によれば、貼付部が接着剤である場合と比較して、突出部材を本体部の内側の端縁に沿って貼り付ける作業が容易である。
第4の態様に係る取付構造によれば、突出部材が矩形状に形成されている構成と比較して、突出部材が本体部の内側に逆付けされることが抑制される。
第5の態様に係る取付構造によれば、開閉部が扉である構成において、取付部が本体部の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉部の閉止時に本体部の端縁と開閉部との隙間が小さくなる。
第6の態様に係る取付構造によれば、吸音しないものが取り付けられている構成と比較して、本体部と開閉部との隙間からの音の漏れ出しが抑制される。
第7の態様に係る画像形成装置によれば、取付部が筐体の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉部の閉止時に本体部の端縁と開閉部との隙間が小さくなる。
第1実施形態に係る取付構造を備えた画像形成装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る取付構造を備えた画像形成装置を示す側面図である。 第1実施形態に係る取付構造を示す側断面図である。 第1実施形態に係る取付構造に用いられる本体カバー及び静音部材の一部を外側から見た状態で示す斜視図である。 第1実施形態に係る取付構造に用いられる本体カバー及び静音部材を内側から見た状態で示す背面図である。 第1実施形態に係る取付構造に用いられる本体カバー及び静音部材の一部を内側から見た状態で示す斜視図である。 第1実施形態に係る取付構造に用いられる本体カバー及び静音部材の一部を内側から見た状態で示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る取付構造に用いられる本体カバー及び静音部材を示す断面図である。 第2実施形態に係る取付構造に用いられる開閉カバーの閉止位置における本体カバー及び静音部材を示す断面図である。 第1比較例に係る取付構造を示す側断面図である。 第2比較例に係る取付構造を示す側断面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という。)について説明する。以下の説明では、図面に矢印Xで示す方向を装置幅方向、矢印Yで示す方向を装置高さ方向とする。また、装置幅方向及び装置高さ方向のそれぞれに直交する方向(矢印Z方向)を装置奥行き方向とする。
〔第1実施形態〕
図1〜図8を用いて、第1実施形態の取付構造について説明する。図1には、第1実施形態の取付構造S40(図3等参照)を備えた画像形成装置10の一例が示されている。
<画像形成装置の全体構成>
図1に示されるように、画像形成装置10は、外側の筐体を構成する本体部の一例としての外装ケース12を備えている。外装ケース12は、直方体状に形成されている。より詳細には、外装ケース12は、矩形状の底部カバー12Aと、底部カバー12Aの縁部の上側で装置幅方向(X方向)に沿って配置される一対の側部カバー12B、12Cと、を備えている。また、外装ケース12は、図示されていないが、一対の側部カバー12B、12Cの奥側で一対の側部カバー12B、12Cに連結される側部カバーを備えている。さらに、外装ケース12は、一対の側部カバー12B、12Cと奥側の側部カバーの上側に配置された上部カバー12Dを備えている。側部カバー12Bは、平面視にて装置幅方向(X方向)の一端部から側部カバー12C側にL字状に屈曲されている。
また、外装ケース12には、側部カバー12Bと上部カバー12Dと側部カバー12Cとに囲まれた位置に矩形状の開口部14が設けられている。さらに、画像形成装置10は、外装ケース12に対して回転可能に設けられ、開口部14を開閉する開閉部の一例としての開閉カバー16を備えている。
図2に示されるように、開閉カバー16の幅方向両側の下部には、開閉カバー16を側部カバー12B、12Cに回転可能に支持するヒンジ部18が設けられている。開閉カバー16の上部の幅方向中央部には、開閉カバー16の外装ケース12へのロック状態を解除する操作部20が設けられている。一例として、操作部20を下側に押すことで、開閉カバー16の外装ケース12へのロック状態が解除されるようになっている。開閉カバー16は、下部側が幅方向両側のヒンジ部18により回転可能に支持される扉である。すなわち、開閉カバー16は、ヒンジ部18によって開閉カバー16の上部側が矢印A方向に回転することで、外装ケース12の開口部14を開放するようになっている(図1参照)。ここで、開閉カバー16の下部側は、一端部側の一例であり、開閉カバー16の上部側は、他端部側の一例である。
また、画像形成装置10は、一対の側部カバー12Bの間の下部に、図示しない異なる種類の記録媒体を収容する複数(本実施形態では2つ)の収容部22を備えている(図1参照)。収容部22は、底部カバー12Aの上側に設けられている。一例として、収容部22は、外装ケース12に対して外側にそれぞれ引き出し可能とされている。
画像形成装置10における外装ケース12の内部には、図示を省略するが、2つの収容部22のいずれか一方から記録媒体を取り出して搬送する搬送部と、搬送部によって搬送される記録媒体に画像を形成する画像形成部と、が設けられている。画像形成装置10では、外装ケース12の内部の搬送部と画像形成部の構成及び配置については、特に限定されない。
図1に示されるように、上部カバー12Dには、窪み形状とされた排出部24が設けられており、画像が形成された記録媒体が排出部24に排出されるようになっている。一例として、開閉カバー16は、記録媒体を排出部24に向かって搬送する搬送部の一部と対向して配置されている。また、上部カバー12Dの装置奥行き方向(Z方向)の一方側には、画像形成装置10の各種操作を行うための操作パネル26が設けられている。
<取付構造の構成>
次に、図3〜図8を用いて、本実施形態の取付構造S40について説明する。
図3に示されるように、取付構造S40では、開閉カバー16が外装ケース12の開口部14を閉止する閉止状態で、開閉カバー16の上部側の端縁(すなわち、上側端部)42は、上部カバー12Dの下部側の端縁(すなわち、下側端部)44と対向している。開閉カバー16は、開閉カバー16の端縁42が上部カバー12Dの端縁44と対向する閉止位置から、ヒンジ部18(図2参照)により、矢印Aに示すように外装ケース12の外側に回転し、開口部14を開放する構成とされている。
また、上部カバー12Dの内側には、内側部材30が取り付けられている。内側部材30は、上部カバー12Dの端縁44の側でクランク状に形成されている。また、開閉カバー16の端縁42の内側には、端縁42に対して交差する方向に延びたL字状のリブ32が設けられている。さらに、リブ32には、接合部34を介して内側部材36が設けられている。本実施形態では、上部カバー12Dの内側部材30と、上部カバー12Dのリブ32及び内側部材36とは、オーバーラップしない形状、すなわち重なり合わない形状とされている。また、開閉カバー16の回転時に、リブ32と内側部材36の通過スペースを確保するため、上部カバー12Dの端縁44には、開閉カバー16の端縁42が重ならないように構成されている。
一般的に、開閉カバーの閉止位置で開閉カバーの縁部と外装ケースの縁部とが水平方向にオーバーラップする構成では、外装ケースの縁部における開閉カバーの縁部とオーバーラップする部分に静音部材を貼り付けることが可能である。しかし、画像形成装置の省スペース化や、他の画像形成装置と共通形状を使用しなければならないなどの理由で、開閉カバーと外装ケースとのオーバーラップ形状が作れない場合がある。例えば、開閉カバーの閉止位置で開閉カバーの端縁と外装ケースの端縁とが対向し、隙間を有する構成では、開閉カバーと外装ケースとがオーバーラップする部分がなく、静音部材を貼り付けることが難しい。このため、画像形成装置の内部の音が開閉カバーと外装ケースとの間から外部に漏れ出す虞がある。
本実施形態の取付構造S40では、突出部材の一例としての静音部材50を上部カバー12Dに取り付ける構造を工夫している。取付構造S40では、上部カバー12Dの内側に端縁44に沿って静音部材50が取り付けられている。静音部材50は、上部カバー12Dの端縁44に沿う長尺とされている。静音部材50は、静音部材50に貼り付けられた両面テープ54によって、上部カバー12Dの端縁44の側に貼り付けられている。ここで、両面テープ54は、貼付部の一例である。
静音部材50は、板状の部材とされている。静音部材50は、吸音性を有し、上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー16の端縁42との隙間からの音の漏れ出しを抑制するための機能を有している。静音部材50は、吸音性を確保するために、例えば、多孔質材料からなる部材で構成されている。多孔質材料は、音の入射に伴う空気振動が多孔質材料の内部の空気室部分に伝わり、粘性摩擦が生じることで、音エネルギーが熱エネルギーに変換されることで吸音性能を発揮する。本実施形態では、静音部材50は、外装ケース12を構成する樹脂よりも柔らかい発泡性樹脂で形成されている。発泡性樹脂としては、例えば、ウレタンフォームなどが用いられる。また、静音部材50は、画像形成装置10の外部から見えにくくするため、例えば、黒色の部材で形成されている。
図3〜図5に示されるように、静音部材50の下端部50Bは、上部カバー12Dの端縁44から開閉カバー16の側に突出している。そして、開閉カバー16が外装ケース12の開口部14を閉止する閉止位置で、静音部材50は、上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー16の端縁42との隙間を埋める構成とされている(図3参照)。ここで、下端部50Bは、静音部材50の一部の一例である。取付構造S40では、開閉カバー16が外装ケース12の開口部14を閉止する閉止位置で、静音部材50の下端部50B(すまわち、静音部材50の突出する側の端部)は、開閉カバー16の端縁42と接触している(図3参照)。本実施形態では、静音部材50の下端部50Bが開閉カバー16の端縁42と軽く当たるように接触している。
本実施形態の取付構造S40では、開閉カバー16は、静音部材50に接触する閉止位置から、静音部材50の面方向と交差する方向であって静音部材50から離れる方向(矢印A方向)に回転し、開口部14を開放する構成とされている。
図5及び図6に示されるように、静音部材50の長手方向の端部には、静音部材50の長手方向の一辺50Aと交差する方向に切断面52が形成されている(図7参照)。言い換えると、切断面52は、静音部材50の長手方向の端部の一方の角部を面取りした面取り部である。切断面52は、静音部材50における上部カバー12Dの端縁44に貼り付けられる側、すなわち上部カバー12Dの端縁44から突出しない側にのみ形成されている。本実施形態では、切断面52は、静音部材50の上下方向上側に形成されている。また、切断面52は、静音部材50の長手方向両側の端部に形成されている(図5参照)。
図7及び図8に示されるように、上部カバー12Dの内側の静音部材50が貼り付けられる位置には、上部カバー12Dの内側面46から窪んだ窪み部48が形成されている。窪み部48は、静音部材50の上部の形状に合わせて上部カバー12Dの端縁44に沿って形成されている。窪み部48の長手方向の端部には、静音部材50の切断面52の形状に合わせて傾斜面48Aが形成されている。傾斜面48Aは、静音部材50の長手方向両側の端部に形成されている(図6参照)。窪み部48の上下方向の幅(すなわち、窪み部48の長手方向と交差する方向の幅)は、静音部材50の上下方向の幅(すなわち、静音部材50の長手方向と交差する方向の幅)よりも短い。
静音部材50は、両面テープ54により上部カバー12Dの窪み部48に貼り付けられている(図8参照)。両面テープ54の上下方向の幅(両面テープ54の長手方向と交差する方向の幅)は、窪み部48の上下方向の幅と等しいか、又は窪み部48の上下方向の幅よりも僅かに短く設定されている。また、両面テープ54の長手方向の長さは、窪み部48の長手方向の長さと等しいか、又は窪み部48の長手方向の長さよりも僅かに短く設定されている。両面テープ54の長手方向の端部には、静音部材50の切断面52に合わせて切断されたテーパ面(図示省略)が形成されている。なお、両面テープ54は、静音部材50に貼り付けた後、切断面52に合わせて切断してもよい。これにより、両面テープ54は、上部カバー12Dの窪み部48に納まるように形成されている。
静音部材50を上部カバー12Dの端縁44に取り付ける際には、静音部材50の上下方向の幅の切断面52が形成されている側に、静音部材50の長手方向に沿って両面テープ54の一方の面を貼り付ける。そして、静音部材50の切断面52が窪み部48の傾斜面48Aと対向又は接触するように、両面テープ54の他方の面を上部カバー12Dの窪み部48に貼り付ける。これにより、静音部材50の切断面52が窪み部48の傾斜面48Aと対向又は接触した状態で、静音部材50が両面テープ54により上部カバー12Dの窪み部48に貼り付けられる。
静音部材50が両面テープ54により上部カバー12Dの窪み部48に貼り付けられた状態では、静音部材50の下端部50Bが上部カバー12Dの端縁44から突出している。このとき、両面テープ54は、上部カバー12Dの端縁44からはみ出さない。すなわち、取付構造S40では、両面テープ54は、上部カバー12Dの窪み部48の端縁44から突出しない位置に貼り付けられている(図3及び図8参照)。
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態の取付構造S40では、外装ケース12の側部カバー12B、12Cにヒンジ部18によって開閉カバー16が回転可能に支持されており、開閉カバー16の回転により、外装ケース12の開口部14が開閉される。開閉カバー16の閉止位置では、開閉カバー16の上部側の端縁42が上部カバー12Dの下部側の端縁44と対向している。開閉カバー16は、閉止位置から外装ケース12の外側に回転することで、外装ケース12の開口部14が開放される。
上部カバー12Dの内側の端縁44には、長尺とされた静音部材50が両面テープ54によって貼り付けられている。開閉カバー16の閉止位置では、静音部材50の下端部50Bが上部カバー12Dの端縁44から開閉カバー16の側に突出し、上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー16の端縁42とを埋める構成とされている。本実施形態では、静音部材50の下端部50Bが開閉カバー16の端縁42に接触している。
このため、取付構造S40では、取付部が本体部の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉カバー16の閉止時に上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー16との隙間が小さくなる。
また、静音部材50は、吸音性を有している。このため、取付構造S40では、静音部材が本体部の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー16の端縁42との隙間からの音の漏れ出しが抑制される。
また、両面テープ54は、上部カバー12Dの内側に静音部材50が貼り付けられた状態で、上部カバー12Dの端縁44から突出しない位置に設けられている。このため、取付構造S40では、突出部材が貼り付けられた状態で貼付部が本体部の端縁から突出している構成と比較して、上部カバー12Dの外側から両面テープ54が見えることが抑制され、外観上の見栄えが低下することが抑制される。また、突出部材が貼り付けられた状態で貼付部が本体部の端縁から突出している構成と比較して、画像形成装置10のユーザーが外側から両面テープ54に触れることが抑制される。
また、静音部材50に貼り付けられた両面テープ54によって、静音部材50は、上部カバー12Dの内側の端縁44に取り付けられている。このため、取付構造S40では、貼付部が接着剤である場合と比較して、静音部材50を上部カバー12Dの内側の端縁44に沿って貼り付ける作業が容易である。
また、静音部材50の長手方向の端部には、静音部材50の一辺50Aと交差する方向に切断面52が形成されている。また、上部カバー12Dの内側の静音部材50が貼り付けられる位置には、窪み部48が形成されており、窪み部48には、静音部材50の切断面52の形状に合わせて傾斜面48Aが形成されている。これにより、静音部材50の切断面52が窪み部48の傾斜面48Aに接触又は対向するように静音部材50が窪み部48に貼り付けられている。このため、取付構造S40では、突出部材が矩形状に形成されている構成と比較して、静音部材50が上部カバー12Dの内側に逆付けされる(すなわち、上下方向を誤って貼り付けられる)ことが抑制される。
また、開閉カバー16は、上部カバー12Dの端縁44と対向する上部側が開閉されるように下部側が側部カバー12B、12Cに回転可能に支持される扉である。このため、取付構造S40では、開閉カバー16が扉である構成において、取付部が本体部の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉カバー16の閉止時に上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー16との隙間が小さくなる。
さらに、取付構造S40を備えた画像形成装置10では、取付部が筐体の端縁からはみ出さないように取り付けられている構成と比較して、開閉カバー16の閉止時に上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー16との隙間が小さくなる。
ここで、図10を用いて、第1比較例の取付構造S102を備えた画像形成装置100について説明する。
図10に示されるように、第1比較例の取付構造S102では、上部カバー104Aの端縁108の内側面106に、静音部材110が両面テープ112によって貼り付けられている。上部カバー104Aの端縁108の内側面106は、平面状とされている。開閉カバー16の閉止位置では、静音部材110の下端部110Aが上部カバー12Dの端縁44から開閉カバー16の側に突出している。
静音部材110は、矩形状とされている。両面テープ112は、静音部材110の一方の面の全面に貼り付けられている。このため、上部カバー104Aの端縁108の内側面106に静音部材110が両面テープ112によって貼り付けられた状態で、両面テープ112は、上部カバー12Dの端縁44からはみ出している。このため、画像形成装置100の外側から両面テープ112が見え、外観上の見栄えが低下する。また、画像形成装置100のユーザーが両面テープ112に触れる場合がある。
これに対し、本実施形態の取付構造S40では、上部カバー12Dの内側に静音部材50が両面テープ54により貼り付けられた状態で、両面テープ54は、上部カバー12Dの端縁44からはみ出さない(すなわち、端縁44から突出していない)。このため、取付構造S40では、静音部材110が上部カバー104Aの内側面106に取り付けられた状態で両面テープ112が上部カバー12Dの端縁44から突出している構成(図10参照)と比較して、上部カバー12Dの外側から両面テープ54が見えることが抑制され、外観上の見栄えが低下することが抑制される。これと共に、画像形成装置10のユーザーが両面テープ54に触れることが抑制される。
次に、図11を用いて、第2比較例の取付構造S122を備えた画像形成装置120について説明する。
図11に示されるように、第2比較例の取付構造S122では、上部カバー104Aの端縁108の内側面106に、静音部材110が両面テープ124によって貼り付けられている。両面テープ124は、矩形状の静音部材110の幅方向の一方側、すなわち上下方向の下側に貼り付けられている。
取付構造S122では、静音部材110の幅方向の一方側に両面テープ124を貼り付けた後、両面テープ124の他の面を上部カバー104Aの端縁108の内側面106に貼り付けることで、静音部材110が両面テープ124を介して上部カバー104Aの端縁108の内側面106に貼り付けられる。その際、静音部材110の両面テープ124が上部カバー104Aの端縁108の内側面106に逆付けされており(上下方向を逆に貼り付けられており)、静音部材110の両面テープ124側が上部カバー104Aの端縁108からはみ出している。このため、画像形成装置120の外側から両面テープ124が見えることで外観上の見栄えが低下し、また、画像形成装置120のユーザーが両面テープ124に触れる場合がある。
これに対し、本実施形態の取付構造S40では、静音部材50の長手方向の端部には、静音部材50の一辺50Aと交差する方向に切断面52が形成されている。また、上部カバー12Dの内側の静音部材50が貼り付けられる位置には、静音部材50の切断面52の形状に合わせて窪み部48が形成されている。このため、取付構造S40では、静音部材110が矩形状に形成されている構成と比較して、静音部材50が上部カバー12Dの内側に逆付けされることが抑制される。したがって、画像形成装置の外側から両面テープが見える場合と比較して、画像形成装置10の外見上の見栄えの低下が抑制され、また、画像形成装置10のユーザーが両面テープ54に触れることが抑制される。
〔第2実施形態〕
図9には、第2実施形態の取付構造S72を備えた画像形成装置70が示されている。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように、取付構造S72では、外装ケース12の開口部14を開閉する開閉部の一例としての開閉カバー74が設けられている。開閉カバー74の閉止位置では、開閉カバー74の上部側の端縁(すなわち、上側の端部)76は、上部カバー12Dの下部側の端縁44と対向している。開閉カバー74は、閉止位置から矢印Aに示す外装ケース12の外側に回転することで、開口部14を開放する構成とされている。
上部カバー12Dの内側の窪み部48には、突出部材の一例としての静音部材80が両面テープ54によって貼り付けられている。静音部材80は、上部カバー12Dの端縁44に沿う長尺とされている。静音部材80が両面テープ54により上部カバー12Dの窪み部48に貼り付けられた状態では、静音部材80の下端部80Bが上部カバー12Dの端縁44から開閉カバー74の側に突出し、上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー74の端縁76との隙間を埋める構成とされている。本実施形態では、開閉カバー74の閉止位置で静音部材80の下端部80Bは、開閉カバー74の端縁76と重なるように配置されており、静音部材80の下端部80Bの外側面が開閉カバー74の端縁76の内側面と接触している。
静音部材80は、板状とされている。また、静音部材80は、吸音性を確保するために、例えば、ウレタンフォームなどの発泡性樹脂で形成されている。なお、静音部材80のその他の構成は、第1実施形態の静音部材50と同じである。
取付構造S72では、第1実施形態の取付構造S40と同様の構成により、同様の効果が得られる。また、開閉カバー74の閉止位置で、静音部材80の下端部80Bが開閉カバー74の端縁76と重なるように配置されている。このため、取付構造S72では、開閉部の閉止位置で突出部材の端部が開閉部の端縁と重ならない構成と比較して、上部カバー12Dの端縁44と開閉カバー74の端縁76との隙間からの音の漏れ出しが抑制される。
〔補足説明〕
第1及び第2実施形態の取付構造S40、S72では、開閉カバー16、74は、外装ケース12に対して回転可能に支持される扉であったが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、筐体に対して引き出し可能な開閉部を備えた構成にも、本発明の取付構造を適用することができる。
また、第1及び第2実施形態の取付構造S40、S72では、外装ケース12は、画像形成装置10、70の外側の筐体を構成していたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、本発明は、画像形成装置の内部装置の筐体を構成する本体部と、本体部の開口部を開閉する開閉部と、を有する取付構造に適用してもよい。画像形成装置の内部装置としては、例えば、トナーを収容する現像装置などが挙げられる。
また、第1及び第2実施形態の取付構造S40、S72では、静音部材50、80は板状であるが、本発明はこの構成に限定されるものではない。静音部材は、一部が本体部の端縁から開閉部の側に突出し、本体部の端縁と開閉部との隙間を埋める形状であれば、他の形状に変更してもよい。例えば、静音部材は、本体部の端縁と開閉部との隙間に入り込む形状としてもよい。
また、第1及び第2実施形態の取付構造S40、S72では、静音部材50、80の長手方向両側に切断面52が形成されていたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、静音部材の長手方向の一方側に切断面52を形成し、本体部の内側の静音部材が貼り付けられる位置に、静音部材の切断面の形状に合わせた窪み部を形成してもよい。
また、第1及び第2実施形態の取付構造S40、S72では、外装ケース12の上部カバー12Dに静音部材50、80が貼り付けられていたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。本発明は、例えば、静音部材に代えて、衝撃吸収部材、隙間を埋める部材、又は密閉用部材などの突出部材を筐体の端縁に取り付ける構成に適用してもよい。例えば、現像装置において、本体部の端縁と開閉部との隙間からトナーの漏れ出しを抑制するために、本体部の内側の端縁に突出部材を取り付けてもよい。
また、第1及び第2実施形態の取付構造S40、S72では、静音部材50、80を両面テープ54で上部カバー12Dの内側に取り付けたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、貼付部の一例としての接着剤を用いて突出部材を本体部の端縁の内側に取り付けてもよい。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
10 画像形成装置
12 外装ケース(本体部の一例)
12D 上部カバー(本体部の一例)
16 開閉カバー(開閉部の一例)
44 端縁
48 窪み部
50 静音部材(突出部材の一例)
50A 一辺
50B 下端部(一部の一例)
52 切断面
54 両面テープ(貼付部の一例)
70 画像形成装置
74 開閉カバー(開閉部の一例)
80 静音部材(突出部材の一例)
80A 下端部(一部の一例)
S40 取付構造
S72 取付構造

Claims (7)

  1. 画像形成装置又は前記画像形成装置の内部装置の筐体を構成する本体部と、
    前記本体部に対して開閉可能に設けられ、前記本体部の端縁に対向する閉止位置から前記本体部の外側に開放される開閉部と、
    前記本体部の内側の前記端縁に沿う長尺とされ、一部が前記端縁から前記開閉部の側に突出し、前記端縁と前記開閉部との隙間を埋める突出部材と、
    前記突出部材を前記本体部の内側の前記端縁の側に貼り付ける貼付部と、
    を有する取付構造。
  2. 前記貼付部は、前記本体部の内側に前記突出部材が貼り付けられた状態で、前記端縁から突出しない位置に設けられている請求項1に記載の取付構造。
  3. 前記貼付部は、前記突出部材に貼り付けられた両面テープである請求項2に記載の取付構造。
  4. 前記突出部材の端部に前記突出部材の一辺と交差する方向に切断面が形成されており、
    前記本体部の内側の前記突出部材が貼り付けられる位置に、前記突出部材の前記切断面の形状に合わせた窪み部が形成されている請求項2又は請求項3に記載の取付構造。
  5. 前記開閉部は、前記端縁と対向する一端部側が開閉されるように他端部側が前記本体部に回転可能に支持される扉である請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の取付構造。
  6. 前記突出部材は、吸音性を有し、前記本体部と前記開閉部との隙間からの音の漏れ出しを抑制するための静音部材である請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の取付構造。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の取付構造を有し、
    前記本体部が外側の筐体である画像形成装置。
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