JP2020122949A - Karaoke device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、カラオケ装置に関する。 The present invention relates to a karaoke device.
カラオケ装置は、マイクにより入力された歌唱音声から抽出した歌唱音声データと、カラオケ演奏された楽曲の主旋律を示すリファレンスデータとを比較することにより、カラオケ歌唱の巧拙を採点する採点機能が搭載されている。 The karaoke device is equipped with a scoring function for scoring the skill of karaoke singing by comparing the singing voice data extracted from the singing voice input by the microphone and the reference data indicating the main melody of the music played in karaoke. There is.
たとえば、特許文献1には、カラオケ演奏に合わせてマイクから入力される歌唱音声信号から音高データ及び音長データを抽出し、カラオケ演奏に並行して読み出されるガイドメロディと比較することによって歌唱の巧拙を採点評価する技術が開示されている。
For example, in
また、歌唱者の中にはプロ歌手の歌唱を真似て、しゃくり、フォール、こぶし、シャウトなどの特殊な歌唱技法を用いて歌唱を行う者もいる。特許文献2〜5には、このような特殊な歌唱技法を検出し、歌唱を評価する技術が開示されている。
In addition, some singers imitate the singing of a professional singer and sing by using special singing techniques such as hiccups, falls, fists, and shouts.
ところで、カラオケ歌唱の表現力を高めるために用いる技法としては従来知られていないものも存在する。歌唱者がこのような技法を使用した場合、従来のカラオケ装置ではこのような技法を特定することができない。また、上手いという印象を聴衆に与える歌唱技法であるにもかかわらず、従来の評価技術では減点対象としてしまう事もあった。 By the way, as a technique used to enhance the expressiveness of karaoke singing, there are some that have not been known so far. If the singer uses such a technique, conventional karaoke devices cannot identify such a technique. In addition, even though it is a singing technique that gives the audience the impression that they are good, the conventional evaluation technique may have been subject to deduction.
本発明の目的は、カラオケ歌唱にフライダウン歌唱(後述)が含まれるかどうかを特定することが可能なカラオケ装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a karaoke device capable of specifying whether or not a karaoke song includes a fly-down song (described later).
本発明者は、聴感上「優しい」印象を与える歌唱音声信号に含まれる歌唱ピッチを解析したところ、あるノートの基準ピッチよりも高い歌唱ピッチから、歌唱ピッチが緩やかに下降し、その後歌唱ピッチの変動が小さくなるという変化を示すことを見出した。本発明は、この発見に基づき、完成されたものであって、この歌唱独特のピッチの変化を検出することにより、この歌唱を特定することができる技術である。 The present inventor analyzed the singing pitch included in the singing voice signal that gives a "gentle" impression on the auditory sense, and from the singing pitch higher than the reference pitch of a certain note, the singing pitch gradually drops, and then the singing pitch It has been found that the variation shows a small variation. The present invention has been completed based on this discovery, and is a technique capable of specifying this singing by detecting the change in the pitch peculiar to this singing.
なお、このようなカラオケ歌唱による歌唱ピッチの推移は、高い歌唱ピッチから、ノートの基準ピッチに対して舞い降りるような緩やかな軌跡になる。このようなピッチ変化を示すカラオケ歌唱を、以下「フライダウン歌唱」という。 The transition of the singing pitch due to such karaoke singing is a gentle locus from the high singing pitch to the reference pitch of the note. The karaoke song showing such a pitch change is hereinafter referred to as "flydown song".
具体的に、上記目的を達成するための発明は、カラオケ楽曲の歌唱により得られた歌唱音声信号から、所定区間毎に歌唱ピッチを検出する歌唱ピッチ検出部と、検出した複数の前記歌唱ピッチを含む区間の中に、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が所定範囲内である区間が所定数以上連続する水平区間と、当該水平区間よりも前の区間であって、あるノートの基準ピッチよりも高い歌唱ピッチから前記水平区間の開始時の歌唱ピッチまで、所定の条件で歌唱ピッチが下降する下降区間と、が存在する場合、前記あるノートに対するフライダウン歌唱が行われていると判定するフライダウン歌唱判定部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
Specifically, the invention for achieving the above object is, from a singing voice signal obtained by singing a karaoke song, a singing pitch detection unit that detects a singing pitch for each predetermined section, and a plurality of the detected singing pitches. In the included section, a horizontal section in which the pitch difference between two consecutive singing pitches is within a predetermined range is equal to or more than a predetermined number, and a section before the horizontal section, which is a reference pitch of a note. From the high singing pitch to the singing pitch at the start of the horizontal section, if there is a descending section in which the singing pitch descends under a predetermined condition, a fly that determines that a fly-down singing is performed for the certain note. It is a karaoke apparatus which has a down singing determination part.
Other features of the present invention will be clarified by the description and drawings described later.
本発明によれば、カラオケ歌唱にフライダウン歌唱が含まれるかどうかを判定することができる。 According to the present invention, it is possible to determine whether or not a karaoke song includes a flydown song.
<実施形態>
図1〜図7を参照して、実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。
<Embodiment>
The
==カラオケ装置==
カラオケ装置1は、カラオケ演奏及び歌唱者がカラオケ歌唱を行うための装置である。カラオケ装置1は、歌唱者が選曲したカラオケ楽曲を予約待ち行列に登録し、順番にカラオケ演奏を行う。図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
== Karaoke device ==
The
スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は歌唱者の歌唱音声(マイク40への入力音声)をアナログの歌唱音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。歌唱者はリモコン装置50を用いて歌唱を希望するカラオケ楽曲の選曲(予約)等を行うことができる。リモコン装置50の表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。
The
カラオケ本体10は、選曲されたカラオケ楽曲の演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図1に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
The
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
The
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
The
記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部13は、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うための複数の楽曲データを記憶する。
The
楽曲データは、個々のカラオケ楽曲を特定するための楽曲IDが付与されている。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ等を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるデータである。伴奏データはカラオケ演奏をする際のテンポを示す情報を含む。テンポは、楽曲毎に所定の値が設定されている。リファレンスデータは、歌唱者によるカラオケ歌唱を採点する際の基準として用いられるデータである。リファレンスデータは、複数のノート(音符)から構成され、ノート毎に所定のピッチ(基準ピッチ)が設定されている。 The music data is provided with a music ID for identifying each karaoke music. The music data includes accompaniment data, reference data, and the like. The accompaniment data is the data that is the source of the karaoke performance sound. The accompaniment data includes information indicating the tempo at which the karaoke performance is performed. As the tempo, a predetermined value is set for each music piece. Reference data is data used as a standard when scoring a karaoke song by a singer. The reference data is composed of a plurality of notes (notes), and a predetermined pitch (reference pitch) is set for each note.
また、記憶部13は、各カラオケ楽曲に対応する歌詞を表示装置30等に表示させるための歌詞テロップデータ、カラオケ演奏時に表示装置30等に表示される背景画像等の背景画像データ、楽曲毎のカラオケ演奏時間を示す演奏時間データ及び楽曲の属性情報(歌手名、作詞・作曲者名、ジャンル等の当該楽曲に関する情報)を記憶する。
The
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、カラオケ楽曲に対する演奏の制御およびマイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30やリモコン装置50における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ楽曲の演奏時における背景映像に歌詞テロップや各種アイコンが重ねられた映像を表示装置30に表示させる制御を行う。或いは、表示処理部15は、リモコン装置50の表示画面に操作入力用の各種アイコンを表示させる。操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、歌唱者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
Based on the control of the
(ソフトウェア構成)
図2はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、歌唱ピッチ検出部100、フライダウン歌唱判定部200、提示部300、及び採点処理部400を備える。歌唱ピッチ検出部100、フライダウン歌唱判定部200、提示部300、及び採点処理部400は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
(Software configuration)
FIG. 2 is a diagram showing a software configuration example of the
[歌唱ピッチ検出部]
歌唱ピッチ検出部100は、カラオケ楽曲の歌唱により得られた歌唱音声信号から、所定区間毎に歌唱ピッチを検出する。
[Singing pitch detector]
The singing
具体的に、歌唱ピッチ検出部100は、歌唱音声信号を解析し、歌唱ピッチを検出する。歌唱ピッチは、所定時間長(たとえば10〜20msec)のフレーム単位で1サンプルずつ時系列に検出する。たとえば、所定時間長が20msecの場合、20msecのフレームが、歌唱ピッチ検出における所定区間に相当する。歌唱ピッチ検出部100は、検出した歌唱ピッチを、フライダウン歌唱判定部200に順次出力する。なお、歌唱ピッチの検出は、カラオケ楽曲の歌唱に伴って順次行ってもよいし、一のカラオケ楽曲の歌唱が全て終了した後にまとめて行ってもよい。
Specifically, the singing
[フライダウン歌唱判定部]
フライダウン歌唱判定部200は、検出した複数の歌唱ピッチを含む区間の中に、水平区間及び下降区間が存在する場合、あるノートに対するフライダウン歌唱が行われていると判定する。
[Flydown singing judgment section]
The fly-down
水平区間は、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が所定範囲内であり、且つ所定数以上連続する区間である。所定範囲は、水平区間を特定するにあたり、許容可能な連続する2つの歌唱ピッチのずれの幅である。所定数は、水平区間を特定するにあたり、最低限必要な、所定範囲内に含まれるピッチ差の歌唱ピッチが連続する数である。所定範囲及び所定数は、特定するフライダウン歌唱の程度に応じて、予め任意の値が設定されている。たとえば、所定範囲は±1cent〜±6centであり、所定数は3〜5である。 The horizontal section is a section in which the pitch difference between two consecutive singing pitches is within a predetermined range and is continuous by a predetermined number or more. The predetermined range is a width of a shift between two consecutive singing pitches that is allowable in specifying the horizontal section. The predetermined number is the number of consecutive singing pitches having a pitch difference included in a predetermined range, which is the minimum necessary for specifying the horizontal section. The predetermined range and the predetermined number are set to arbitrary values in advance according to the degree of the specified flydown singing. For example, the predetermined range is ±1 cent to ±6 cent, and the predetermined number is 3 to 5.
下降区間は、水平区間よりも前の区間であって、あるノートの基準ピッチよりも高い歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまで、所定の条件で歌唱ピッチが下降する区間である。所定の条件は、下降区間を特定するための条件である。所定の条件は、特定するフライダウン歌唱の程度に応じて、予め任意の条件が設定されている(詳細は後述)。 The descending section is a section before the horizontal section, and is a section in which the singing pitch descends under a predetermined condition from a singing pitch higher than a reference pitch of a certain note to a singing pitch at the start of the horizontal section. The predetermined condition is a condition for specifying the descending section. As the predetermined condition, an arbitrary condition is set in advance according to the degree of the specified flydown singing (details will be described later).
ここで、図3〜図7を参照して、フライダウン歌唱の判定処理について詳細に説明を行う。図3は、フライダウン歌唱の判定処理を示すフローチャートである。図4は、カラオケ楽曲Xのリファレンスデータに設定されているノートNの基準ピッチBPと、カラオケ楽曲Xの歌唱により得られた歌唱音声信号を解析して検出された所定区間毎の歌唱ピッチとのピッチ差を示した図である。図5は、下降区間候補(後述)の歌唱ピッチと、それよりも後に検出した歌唱ピッチとのピッチ差を示した図である。図6は、カラオケ楽曲Xの歌唱により得られた歌唱音声信号を解析して検出された所定区間毎の歌唱ピッチについて、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差を示した図である。図7は、フライダウン歌唱の歌唱ピッチの推移を示した図である。図7における縦軸は歌唱ピッチを示し、横軸は時刻を示すが、横軸は連続する時間長(たとえば20msec)の所定区間と解してもよく所定区間毎に歌唱ピッチが検出される。開始時刻TsはノートNの発音開始タイミングであり、終了時刻TeはノートNの発音終了タイミングである。ノートの発音開始タイミングは、カラオケ楽曲の演奏開始時点を0とした場合の、当該ノートまでの経過時間に相当する。 Here, the determination process of the fly-down song will be described in detail with reference to FIGS. 3 to 7. FIG. 3 is a flowchart showing a determination process of fly-down singing. FIG. 4 shows a reference pitch BP of the note N set in the reference data of the karaoke piece X and a singing pitch for each predetermined section detected by analyzing the singing voice signal obtained by singing the karaoke piece X. It is a figure showing a pitch difference. FIG. 5 is a diagram showing a pitch difference between a song pitch of a descending section candidate (described later) and a song pitch detected after that. FIG. 6 is a diagram showing a pitch difference between two consecutive singing pitches with respect to the singing pitch for each predetermined section detected by analyzing the singing voice signal obtained by singing the karaoke piece X. FIG. 7: is the figure which showed the transition of the song pitch of a flydown song. The vertical axis in FIG. 7 indicates the singing pitch and the horizontal axis indicates the time, but the horizontal axis may be understood as a predetermined section of continuous time length (for example, 20 msec), and the singing pitch is detected for each predetermined section. The start time Ts is the sounding start timing of the note N, and the end time Te is the sounding end timing of the note N. The note generation start timing corresponds to the elapsed time up to the note when the performance start time of the karaoke piece is 0.
以下の説明において、ノートNに対するフライダウン歌唱が行われているかどうかを判定する際に用いる最初の歌唱ピッチP(1)は、ノートNの発音開始タイミングよりも10サンプル前に検出された歌唱ピッチ(ノートNよりも前のノートN−1の時点で検出された歌唱ピッチ)であるとする。この歌唱ピッチP(1)は、ノートNの発音開始タイミング近傍において検出した歌唱ピッチに相当する。 In the following description, the first singing pitch P(1) used when determining whether or not the fly-down singing for the note N is performed is the singing pitch detected 10 samples before the sounding start timing of the note N. (Singing pitch detected at the time of note N-1 before note N). The singing pitch P(1) corresponds to the singing pitch detected near the sounding start timing of the note N.
また、以下の説明において、ピッチ差はcent値で示す。なお、cent値は相対値であるが、以下の説明においては歌唱ピッチを絶対値として表現するために、音階C4(周波数261.626Hz)を6000centと定義する。 Also, in the following description, the pitch difference is indicated by the cent value. Note that the center value is a relative value, but in the following description, the scale C4 (frequency 261.626 Hz) is defined as 6000 cent in order to express the singing pitch as an absolute value.
まず、フライダウン歌唱判定部200は、あるノートの発音開始タイミング近傍において検出した歌唱ピッチのうち、当該あるノートの基準ピッチとのピッチ差が第1の所定範囲内である歌唱ピッチを下降区間候補の開始時の歌唱ピッチとして特定する(下降区間候補の開始時の歌唱ピッチを特定。ステップ10)。
First, the fly-down
具体的に、フライダウン歌唱判定部200は、ノートNの発音開始タイミング近傍において検出された歌唱ピッチと、ノートNの基準ピッチBPとのピッチ差を求め、当該ピッチ差が第1の所定範囲内であるかどうかを判断する。歌唱ピッチP(n)とノートNの基準ピッチBPとのピッチ差BPd(n)は、「P(n)−BP」で算出される。第1の所定範囲は、判定するフライダウン歌唱の程度に応じて、予め任意の値が設定されている。たとえば、第1の所定範囲は、50cent〜300centである。本実施形態において第1の所定範囲は「100cent〜200cent」であるとする。第1の所定範囲は「所定の条件」の一部である。なお、ノートNに対してフライダウン歌唱が行われているかどうかを判定する場合、ノートN−1の時点で検出した歌唱ピッチであっても、ノートNの基準ピッチとの差を求める。
Specifically, the flydown
図4の例によると、歌唱ピッチP(1)とノートNの基準ピッチBPとのピッチ差BPd(1)は、「+300cent」である。この場合、フライダウン歌唱判定部200は、ピッチ差BPd(1)が第1の所定範囲(100cent〜200cent)内にないと判断する。一方、歌唱ピッチP(1)の次に検出した歌唱ピッチP(2)とノートNの基準ピッチBPとのピッチ差BPd(2)は、「+172cent」である。この場合、フライダウン歌唱判定部200は、ピッチ差BPd(2)が第1の所定範囲(100cent〜200cent)内であると判断する。この場合、フライダウン歌唱判定部200は、歌唱ピッチP(2)を下降区間候補の開始時の歌唱ピッチとして特定する。フライダウン歌唱判定部200は、それ以降の歌唱ピッチについて、ノートNの基準ピッチとのピッチ差の算出を行わない。
According to the example of FIG. 4, the pitch difference BPd(1) between the singing pitch P(1) and the reference pitch BP of the note N is “+300 cent”. In this case, the flydown
次に、フライダウン歌唱判定部200は、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチよりも後に検出した歌唱ピッチのうち、当該下降区間候補の開始時の歌唱ピッチとのピッチ差が最初に第1の所定値より小さくなる歌唱ピッチを下降区間候補の終了時の歌唱ピッチとして特定する(下降区間候補の終了時の歌唱ピッチを特定。ステップ11)。
Next, the fly-down
第1の所定値は、判定するフライダウン歌唱の程度に応じて、予め任意の値が設定されている。第1の所定値はたとえば−50〜−150centである。本実施形態における第1の所定値は「−100cent」であるとする。第1の所定値は「所定の条件」の一部である。 As the first predetermined value, an arbitrary value is set in advance according to the degree of flydown singing to be judged. The first predetermined value is, for example, −50 to −150 cent. The first predetermined value in this embodiment is assumed to be "-100 cent". The first predetermined value is a part of the “predetermined condition”.
上記例において、フライダウン歌唱判定部200は、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチとして特定した歌唱ピッチP(2)よりも後に検出した歌唱ピッチと、当該下降区間候補の開始時の歌唱ピッチとのピッチ差を求める。
In the above example, the flydown
図5の例によると、歌唱ピッチP(2)とのピッチ差が最初に−100centより小さくなるのは、歌唱ピッチP(27)である。よって、フライダウン歌唱判定部200は、歌唱ピッチP(27)を下降区間候補の終了時の歌唱ピッチとして特定する。
According to the example of FIG. 5, it is the singing pitch P(27) that the pitch difference with the singing pitch P(2) first becomes smaller than -100 cent. Therefore, the flydown
ステップ10及びステップ11の処理により、フライダウン歌唱判定部200は、歌唱ピッチP(2)を下降区間候補の開始時の歌唱ピッチとし、歌唱ピッチP(27)を下降区間候補の終了時の歌唱ピッチとする下降区間候補DCを特定する(下降区間候補の特定。ステップ12)。
By the processing of
次に、フライダウン歌唱判定部200は、下降区間候補の終了時の歌唱ピッチ以降に検出した歌唱ピッチが含まれる区間の中で、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が、第2の所定範囲内であり、且つ所定数以上連続する区間を水平区間として特定する(水平区間の特定。ステップ13)。
Next, the fly-down
具体的に、フライダウン歌唱判定部200は、下降区間候補の終了時の歌唱ピッチ以降に検出した歌唱ピッチについて、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差を求め、当該ピッチ差が所定範囲内にあるかどうかを判断する。連続する2つの歌唱ピッチP(n−1)、P(n)のピッチ差Pd(n)は、「P(n)−P(n−1)」で算出される。本実施形態における所定範囲は「±5cent」とする。
Specifically, the flydown
図6の例によると、下降区間候補DCにおける終了時の歌唱ピッチP(27)と、その次に検出した歌唱ピッチP(28)とのピッチ差Pd(27)は、「−6cent」である。この場合、フライダウン歌唱判定部200は、ピッチ差Pd(27)は所定範囲内にないと判断する。一方、歌唱ピッチP(29)とその次に検出した歌唱ピッチP(30)とのピッチ差Pd(29)は、「−5cent」である。この場合、フライダウン歌唱判定部200は、ピッチ差Pd(29)は所定範囲内にあると判断する。
According to the example of FIG. 6, the pitch difference Pd(27) between the singing pitch P(27) at the end of the descending section candidate DC and the singing pitch P(28) detected next is “−6 cent”. .. In this case, the flydown
更に、フライダウン歌唱判定部200は、検出された連続する2つの歌唱ピッチについて、順次、ピッチ差を求め、所定範囲内にあるかどうかを判断する。この際、フライダウン歌唱判定部200は、所定範囲内にあるピッチ差が所定数以上連続するかどうかを判断する。所定数以上連続する場合、フライダウン歌唱判定部200は、所定範囲内にあるピッチ差を求める際に用いた最初の歌唱ピッチを水平区間の開始時の歌唱ピッチとし、所定数連続した最後の歌唱ピッチを水平区間の終了時の歌唱ピッチとする。本実施形態における所定数は「3」とする。
Further, the fly-down
図6の例によると、所定範囲(±5cent)内にあるピッチ差は、ピッチ差Pd(29)に次いで二番目に所定範囲内にあると判断されたピッチ差Pd(31)から、少なくともピッチ差Pd(33)まで3つ連続している。この場合、フライダウン歌唱判定部200は、ピッチ差Pd(31)を求める際に用いた歌唱ピッチP(31)を水平区間の開始時の歌唱ピッチとし、ピッチ差Pd(33)を求める際に用いた歌唱ピッチP(33)を水平区間の終了時の歌唱ピッチとする水平区間HZを特定する。
According to the example of FIG. 6, the pitch difference within the predetermined range (±5 cent) is at least the pitch from the pitch difference Pd(31) determined to be second within the predetermined range after the pitch difference Pd(29). Three consecutive differences up to the difference Pd (33). In this case, the flydown
更に、フライダウン歌唱判定部200は、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまでの間に、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差のうち少なくとも一つが第2の所定値以下であるかどうかを判断する(ステップ14)。
Further, the fly-down
第2の所定値は、判定するフライダウン歌唱の程度に応じて、予め任意の値が設定されている。たとえば、第2の所定値は、−5cent〜−20centである。本実施形態において第2の所定値は「−10cent」であるとする。第2の所定値は「所定の条件」の一部である。 The second predetermined value is set to an arbitrary value in advance according to the degree of flydown singing to be judged. For example, the second predetermined value is -5cent to -20cent. In the present embodiment, the second predetermined value is "-10cent". The second predetermined value is a part of the “predetermined condition”.
図6の例によると、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチP(2)から水平区間の開始時の歌唱ピッチP(31)までの間において、たとえば、歌唱ピッチP(19)と歌唱ピッチP(20)とのピッチ差Pd(19)は−10cent以下になる。この場合、フライダウン歌唱判定部200は、ピッチ差Pd(19)が第2の所定値(−10cent)以下であると判断する。
According to the example of FIG. 6, between the singing pitch P(2) at the start of the descending section candidate and the singing pitch P(31) at the start of the horizontal section, for example, the singing pitch P(19) and the singing pitch P The pitch difference Pd (19) with respect to (20) becomes -10 cent or less. In this case, the flydown
次に、フライダウン歌唱判定部200は、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまでの間において、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差のうち、正の値を取るものが所定割合未満であるかどうかを判断する(ステップ15)。
Next, the fly-down
所定割合は、判定するフライダウン歌唱の程度に応じて、予め任意の値が設定されている。たとえば、所定割合は、20%〜30%である。本実施形態において所定割合は「25%」であるとする。所定割合は「所定の条件」の一部である。 The predetermined ratio is set to an arbitrary value in advance according to the degree of flydown singing to be judged. For example, the predetermined ratio is 20% to 30%. In this embodiment, the predetermined ratio is “25%”. The predetermined ratio is a part of the “predetermined condition”.
図6の例によると、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチP(2)から水平区間の開始時の歌唱ピッチP(31)までの間において、全ピッチ差(29個)のうち、正の値を取るピッチ差は7個である。つまり、正の値を取るピッチ差の割合は約24%となる。従って、フライダウン歌唱判定部200は、正の値を取るピッチ差が所定割合未満であると判断する。
According to the example of FIG. 6, between the singing pitch P(2) at the start of the descending section candidate and the singing pitch P(31) at the start of the horizontal section, of the total pitch difference (29 pieces), There are seven pitch differences that take values. That is, the ratio of the pitch difference that takes a positive value is about 24%. Therefore, the fly-down
この場合、フライダウン歌唱判定部200は下降区間候補の開始時の歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまでを下降区間として特定する(下降区間の特定。ステップ16)。上記例によれば、フライダウン歌唱判定部200は、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチP(2)を下降区間の開始時の歌唱ピッチとし、水平区間の開始時の歌唱ピッチP(31)を下降区間の終了時の歌唱ピッチとする下降区間DZを特定する。
In this case, the flydown
水平区間及び下降区間が存在する場合、フライダウン歌唱判定部200は、フライダウン歌唱が行われていると判定する(フライダウン歌唱の判定。ステップ17)。図7は、水平区間HZ及び下降区間DZからなるフライダウン歌唱を示している。
When the horizontal section and the descending section exist, the flydown
なお、下降区間や水平区間を特定できない場合、フライダウン歌唱判定部200は、ノートNについてはフライダウン歌唱が行われていないと判定する。
In addition, when the descending section or the horizontal section cannot be specified, the flydown
[提示部]
提示部300は、フライダウン歌唱判定部200による判定結果を歌唱者に提示する。たとえば、ノートNに対するフライダウン歌唱が行われたとの判定結果が入力された場合、提示部300は、表示装置30に表示されるノートNに対応するガイドメロディ画像近傍にフライダウン歌唱が行われた旨のアイコンを表示させることができる。ガイドメロディ画像は、歌唱者のカラオケ歌唱を支援するために、カラオケ楽曲のメロディを画像として表示させたものである。ガイドメロディ画像の表示については公知の手法を用いることが可能である(たとえば特開2004−205817号公報参照)。
[Presentation section]
The
なお、提示部300は、ガイドメロディ画像と関係なく、フライダウン歌唱が行われた旨のアイコンのみを表示させることもできる。或いは、提示部300は、フライダウン歌唱が行われた旨のアイコンを表示させる代わりにスピーカ20を介して音声(拍手、歓声等)でフライダウン歌唱が行われた旨を報知することでもよい。
Note that the
[採点処理部]
採点処理部400は、カラオケ楽曲の歌唱により得られる歌唱音声信号を当該カラオケ楽曲のリファレンスデータと比較し、採点値を算出する。採点値を算出する処理は公知の手法を用いることができる。たとえば、採点処理部400は、マイク40から入力された歌唱音声信号に基づく歌唱ピッチと、リファレンスデータに基づく基準ピッチにより、歌唱音程の正確さについての採点処理を行う。
[Scoring unit]
The
ここで、本実施形態に係る採点処理部400は、あるノートの採点結果が不合格と判定された場合、且つ当該あるノートに対するフライダウン歌唱が行われていた場合、当該あるノートの採点結果を合格と判定する。図7に示すように、フライダウン歌唱は、ノートの基準ピッチとのずれが大きくなるため、一般的な採点処理によれば、不合格となる可能性が高い。そこで、採点処理部400は、あるノートの採点結果が不合格となった場合であっても、フライダウン歌唱判定部200により、当該あるノートに対してフライダウン歌唱が行われたと判定された場合には、当該あるノートを合格として判定する。
Here, the
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置1は、カラオケ楽曲の歌唱により得られた歌唱音声信号から、所定区間毎に歌唱ピッチを検出する歌唱ピッチ検出部100と、検出した複数の歌唱ピッチを含む区間の中に、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が所定範囲内である区間が所定数以上連続する水平区間と、当該水平区間よりも前の区間であって、ノートNの基準ピッチよりも高い歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまで、所定の条件で歌唱ピッチが下降する下降区間と、が存在する場合、ノートNに対するフライダウン歌唱が行われていると判定するフライダウン歌唱判定部200と、を有する。このようなカラオケ装置1によれば、カラオケ歌唱にフライダウン歌唱が含まれるかどうかを判定することができる。
As is clear from the above, the
より、具体的に、フライダウン歌唱判定部200は、ノートNの発音開始タイミング近傍において検出した歌唱ピッチのうち、ノートNの基準ピッチとのピッチ差が第1の所定範囲内である歌唱ピッチを開始の歌唱ピッチとし、当該開始時の歌唱ピッチよりも後に検出した歌唱ピッチのうち、当該開始時の歌唱ピッチとのピッチ差が最初に第1の所定値より小さくなる歌唱ピッチを終了時の歌唱ピッチとする下降区間候補を特定し、終了時の歌唱ピッチ以降に検出した歌唱ピッチが含まれる区間の中で、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が、第2の所定範囲内であり、且つ所定数以上連続する区間を水平区間として特定し、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまでの間に、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差のうち少なくとも一つが第2の所定値以下であり、且つ当該連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差のうち、正の値を取るものが所定割合未満である場合、下降区間候補の開始時の歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまでを下降区間として特定する。フライダウン歌唱判定部200がこのような処理を実行することにより、ノートNに対するカラオケ歌唱にフライダウン歌唱が含まれるかどうかを判定することができる。
More specifically, the flydown
更に、本実施形態に係るカラオケ装置1は、ノートNの採点結果が不合格と判定された場合、且つノートNに対するフライダウン歌唱が行われていた場合、ノートNの採点結果を合格と判定する採点処理部400を有する。このようなカラオケ装置によれば、フライダウン歌唱という歌唱技法が用いられたにも関わらず、それが反映されない採点結果となることを回避できる。
Furthermore, in the
<その他>
なお、上記実施形態では、ノートNの発音開始タイミング以前に検出された歌唱ピッチを含めてフライダウン歌唱の判定を行っているが、これに限られない。たとえば、ノートNに対してフライダウン歌唱を行う際、ノートNの発音開始タイミング以降のタイミングからフライダウン歌唱が開始される場合がある。よって、フライダウン歌唱判定部200は、ノートNの発音開始タイミング以降に検出された歌唱ピッチを利用して、ノートNに対するフライダウン歌唱の有無を判定してもよい。
<Other>
In the above embodiment, the flydown singing is determined including the singing pitch detected before the sounding start timing of the note N, but the present invention is not limited to this. For example, when performing a fly-down singing on the note N, the fly-down singing may be started at a timing after the sound generation start timing of the note N. Therefore, the fly-down
また、上記実施形態で説明したフライダウン歌唱の判定処理等をプログラムとして提供することも可能である。たとえば、当該プログラムは、コンピューター(たとえば、カラオケ装置)に、カラオケ楽曲の歌唱により得られた歌唱音声信号から、所定区間毎に歌唱ピッチを検出させ、検出した複数の歌唱ピッチを含む区間の中に、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が所定範囲内である区間が所定数以上連続する水平区間と、当該水平区間よりも前の区間であって、あるノートの基準ピッチよりも高い歌唱ピッチから水平区間の開始時の歌唱ピッチまで、所定の条件で歌唱ピッチが下降する下降区間と、が存在する場合、あるノートに対するフライダウン歌唱が行われていると判定させる。 Further, it is possible to provide the determination processing of the fly-down singing described in the above embodiment as a program. For example, the program causes a computer (for example, a karaoke device) to detect a singing pitch for each predetermined section from a singing voice signal obtained by singing a karaoke song, and to detect a section including a plurality of detected singing pitches. , A horizontal section where a pitch difference between two consecutive singing pitches is within a predetermined range for a predetermined number or more, and a singing pitch higher than a reference pitch of a certain note, which is a section before the horizontal section. When there is a descending section in which the singing pitch falls under a predetermined condition up to the singing pitch at the start of the horizontal section, it is determined that the flydown singing for a certain note is being performed.
また、上記プログラムが記憶された非一時的なコンピューター可読媒体(non-transitory computer readable medium with an executable program thereon)を用いて、コンピューターにプログラムを供給することも可能である。なお、非一時的なコンピューターの可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、CD−ROM(Read Only Memory)等がある。 It is also possible to supply the program to the computer using a non-transitory computer readable medium with an executable program thereon. Examples of the non-transitory computer-readable medium include a magnetic recording medium (for example, a flexible disk, a magnetic tape, a hard disk drive), a CD-ROM (Read Only Memory), and the like.
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 The above embodiments are presented as examples and do not limit the scope of the invention. The above configurations can be appropriately combined and implemented, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. The above-described embodiments and modifications thereof are included in the invention described in the claims and equivalents thereof as well as included in the scope and the gist of the invention.
1 カラオケ装置
10 カラオケ本体
11 制御部
100 歌唱ピッチ検出部
200 フライダウン歌唱判定部
300 提示部
400 採点処理部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
検出した複数の前記歌唱ピッチを含む区間の中に、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が所定範囲内である区間が所定数以上連続する水平区間と、当該水平区間よりも前の区間であって、あるノートの基準ピッチよりも高い歌唱ピッチから前記水平区間の開始時の歌唱ピッチまで、所定の条件で歌唱ピッチが下降する下降区間と、が存在する場合、前記あるノートに対するフライダウン歌唱が行われていると判定するフライダウン歌唱判定部と、
を有するカラオケ装置。 From a singing voice signal obtained by singing a karaoke song, a singing pitch detection unit that detects a singing pitch for each predetermined section,
Among the sections including the plurality of detected singing pitches, a section in which a pitch difference between two consecutive singing pitches is within a predetermined range is a predetermined number or more in succession, and a section before the horizontal section. By the singing pitch higher than the reference pitch of a certain note to the singing pitch at the start of the horizontal section, a descending section in which the singing pitch descends under a predetermined condition, and if there is a flydown singing for the certain note, A flydown singing determination unit that determines that it is being performed,
Karaoke device having a.
前記あるノートの発音開始タイミング近傍において検出した歌唱ピッチのうち、当該あるノートの基準ピッチとのピッチ差が第1の所定範囲内である歌唱ピッチを開始時の歌唱ピッチとし、当該開始時の歌唱ピッチよりも後に検出した歌唱ピッチのうち、当該開始時の歌唱ピッチとのピッチ差が最初に第1の所定値より小さくなる歌唱ピッチを終了時の歌唱ピッチとする下降区間候補を特定し、
前記終了時の歌唱ピッチ以降に検出した歌唱ピッチが含まれる区間の中で、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差が、第2の所定範囲内であり、且つ所定数以上連続する区間を前記水平区間として特定し、
前記下降区間候補の開始時の歌唱ピッチから前記水平区間の開始時の歌唱ピッチまでの間に、連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差のうち少なくとも一つが第2の所定値以下であり、且つ当該連続する2つの歌唱ピッチのピッチ差のうち、正の値を取るものが所定割合未満である場合、前記下降区間候補の開始時の歌唱ピッチから前記水平区間の開始時の歌唱ピッチまでを前記下降区間として特定することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。 The flydown singing determination unit,
Of the singing pitches detected near the sounding start timing of the certain note, the singing pitch having a pitch difference from the reference pitch of the certain note within the first predetermined range is set as the starting singing pitch, and the singing at the starting time is performed. Of the singing pitches detected after the pitch, the descending section candidate whose singing pitch at which the pitch difference with the singing pitch at the start is first smaller than the first predetermined value is the singing pitch at the end is specified,
In the section including the singing pitch detected after the ending singing pitch, the pitch difference between two consecutive singing pitches is within the second predetermined range, and the section in which the number of consecutive singing pitches is equal to or more than the predetermined number is horizontal. Specified as a section,
At least one of the pitch differences between two consecutive singing pitches is equal to or less than a second predetermined value between the singing pitch at the start of the descending section candidate and the singing pitch at the start of the horizontal section, and If less than a predetermined ratio among the pitch differences between two consecutive singing pitches, the descent is performed from the singing pitch at the start of the descending section candidate to the singing pitch at the start of the horizontal section. The karaoke device according to claim 1, wherein the karaoke device is specified as a section.
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