JP2020120223A - 光通信システム、当該光通信システムの等化装置、接続装置及び受信装置、並びに、当該等化装置が与える減衰量の決定装置、決定方法及びプログラム - Google Patents

光通信システム、当該光通信システムの等化装置、接続装置及び受信装置、並びに、当該等化装置が与える減衰量の決定装置、決定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】空間多重光ファイバで伝送される複数の波長多重光信号の等化を低コストで行うための技術を提供する。【解決手段】第1波長から第M波長の光信号を波長多重した波長多重信号を、N個、空間多重することで、N×M個の光信号を伝送する光通信システムにおいて等化装置が与える減衰量を決定する決定装置の決定方法は、入力されるN×M個の光信号の光パワーの内、最小の光パワーである第1光パワーを判定することと、第1波長から第M波長それぞれについて、N個の光信号の光パワーの差の最大値を判定することと、第1波長から第M波長それぞれについて判定した最大値の最大値と第1光パワーとの和に基づき第2光パワーを判定することと、入力される第m波長(mは1からMまでの整数)のN個の光信号の光パワーの最大値と第2光パワーとの差に基づき第m波長の減衰量を決定することと、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、空間多重光ファイバを使用して複数の波長多重光信号を伝送する光通信システムにおける等化技術に関する。
通信容量を増大させるため、空間多重光ファイバを使用する光通信システム(以下、単に、光通信システムとも表記する。)が使用されている。なお、一本の光ファイバ内に複数のコアを設けたマルチコア光ファイバは、空間多重光ファイバの一例である。また、1つのコアで複数の伝搬モードの光信号を伝送するマルチモード光ファイバは、空間多重光ファイバの一例である。
特許文献1は、マルチコア光ファイバで伝送される複数の波長多重信号の各光信号の光パワーの差を小さくするための利得補正器を開示している。図1は、特許文献1に記載の利得補正器の概略図である。マルチコア光ファイバ91及びマルチコア光ファイバ97は、それぞれ、1番目からN番目(Nは2以上の整数)の計N個のコアを有する。N個のコアそれぞれは、波長多重光信号を伝送する。ファンアウト部92は、マルチコア光ファイバ91が伝送するN個の波長多重光信号を分離し、N個のシングルコア光ファイバ93−1〜93−Nそれぞれに波長多重光信号を出力する。例えば、マルチコア光ファイバ91のn番目(nは1からNまでの整数)のコアの波長多重光信号は、シングルコア光ファイバ93−nに出力される。等化部94−nは、シングルコア光ファイバ93−nで伝送される波長多重光信号の各波長の光信号の光パワーを調整し、シングルコア光ファイバ95−nに出力する。ファンイン部96は、シングルコア光ファイバ95−1〜95−Nそれぞれで伝送される波長多重光信号をマルチコア光ファイバ97の対応するコアに出力する。例えば、ファンイン部96は、シングルコア光ファイバ95−nで伝送される波長多重光信号をマルチコア光ファイバ97のn番目のコアに出力する。
特開2016−219753号公報
特許文献1の構成は、空間多重光ファイバで伝送される各波長多重光信号を分離・多重するためのファンアウト部92及びファンイン部96と、空間多重光ファイバで伝送される波長多重光信号の数と同じ数の等化部94−1〜94−Nが必要となりコスト高となる。
本発明は、空間多重光ファイバで伝送される複数の波長多重光信号の等化を低コストで行うための技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、第1波長から第M波長(Mは2以上の整数)の光信号を波長多重した波長多重信号を、N個、空間多重することで、N×M個の光信号を伝送する光通信システムの等化装置において前記第1波長から前記第M波長の光信号に与える減衰量を決定する決定装置における決定方法は、前記等化装置に入力される前記N×M個の光信号の光パワーの内、最小の光パワーである第1光パワーを判定することと、前記第1波長から前記第M波長それぞれについて、前記等化装置に入力される前記N個の光信号の光パワーの差の最大値を判定することと、前記第1波長から前記第M波長それぞれについて判定した前記最大値の最大値と前記第1光パワーとの和に基づき第2光パワーを判定することと、前記等化装置に入力される第m波長(mは1からMまでの整数)の前記N個の光信号の光パワーの最大値と前記第2光パワーとの差に基づき前記第m波長の減衰量を決定することと、を含むことを特徴とする。
本発明によると、空間多重光ファイバで伝送される複数の波長多重光信号の等化を低コストで行うことができる。
背景技術による利得補正器の構成図。 一実施形態による光通信システムの構成図。 一実施形態による等化装置の構成図。 入力される各光信号の光チャネルの光パワーと、等化部で与える減衰量と、減衰後の各光信号の光チャネルの光パワーを示す図。 一実施形態による決定装置が実行する各チャネルの減衰量の決定処理のフローチャート。 一実施形態による決定装置が決定した減衰量と、減衰後の各光信号の光チャネルの光パワーを示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第一実施形態>
図2は、本実施形態によるマルチコア光ファイバを使用する光通信システムの構成図である。送信装置1は、光伝送路4を介して受信装置2と通信する。光伝送路4は、マルチコア光ファイバと、当該マルチコア光ファイバの各コアで伝送される波長多重光信号を増幅する光増幅器を有する図示しない光中継器と、を含んでいる。さらに、光通信システムは、1つ以上の接続装置3を含んでいる。なお、図2の光通信システムには、3つの接続装置3が設けられているが、例示であり、接続装置3の数は1つ以上の任意の数とすることができる。接続装置3は、本実施形態による等化装置を有する。
図3は、本実施形態による等化装置の構成図である。等化装置は、等化部30を有する。等化部30は、入力側のマルチコア光ファイバ41のN(Nは2以上の整数)個のコアそれぞれで伝送される波長多重光信号に所定の波長特性を有する減衰を与え、出力側のマルチコア光ファイバ42のN個のコアの内の対応するコアに出力する。以下の説明において、マルチコア光ファイバ41及びマルチコア光ファイバ42のn番目(nは1からNまでの整数)のコアで伝送される波長多重光信号を光信号#nと表記する。また、各波長多重光信号は、M(Mは2以上の整数)個の光信号が波長多重されたものとする。そして、1つの波長多重光信号を構成するM個の光信号それぞれをチャネルと呼ぶものとする。また、1つの波長多重光信号のm(mは1からMまでの整数)番目の光信号をCH#mと表記する。なお、mは波長を示すインデクスでもあり、各波長多重光信号において、mが同じ値のチャネルは、波長が同じであることを意味する。
等化部30は、波長によって異なる減衰量を与えることができる。つまり、等化部30は、チャネル毎に異なる減衰量を与えることができる。しかしながら、等化部30は、同じチャネルについては、光信号#1〜光信号#Nについて同じ減衰量しか与えることができない。
例えば、N=2とし、M=3とし、等化部30に入力される光信号の各チャネルの光パワーが図4(A)に示す通りであるものとする。光通信システムにおいては、各波長多重信号の各チャネルの光信号間の光パワーの差を小さくすることが求められる。例えば、光信号#1の各チャネルの光パワーの差を小さくするには、図4(B)に示す様に、CH#1に1dB、CH#2に0dB、CH3に5dBの減衰を与えれば良い。この場合、減衰後の光信号#1の各チャネルの光パワーは、図4(B)に示す様に、総て2dBmとなる。しかしながら、この場合、減衰後の光信号#2の各チャネルの光パワーは、図4(B)に示す様に、CH#1が5dBm、CH#2が4dBm、CH#3が1dBmとなる。
図4(A)に示す様に、光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの差の最大値は、光信号#1のCH#3と光信号#1のCH#2との差である5dBである。一方、図4(B)に示す様に、減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの差の最大値は、光信号#2のCH#1と光信号#2のCH#3との差である4dBであり、減衰前と比較して1dBしか改善されていない。さらに、図4(A)に示す様に、光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの最小値は、光信号#1のCH#2の2dBmである。一方、図4(B)に示す様に、減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの最小値は、光信号#2のCH#3の1dBmであり、減衰前と比較して1dBだけ劣化している。
一方、図4(C)は、光信号#2の各チャネルの光パワーの差を小さくする場合であり、CH#1に2dB、CH#2に0dB、CH3に2dBの減衰を与えている。この場合、減衰後の光信号#2の各チャネルの光パワーは、図4(C)に示す様に、総て4dBmとなり、減衰後の光信号#1の各チャネルの光パワーは、図4(C)に示す様に、CH#1が1dBm、CH#2が2dBm、CH#3が5dBmとなる。
図4(C)に示す様に、減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの差の最大値は、光信号#1のCH#1と光信号#1のCH#3との差である4dBであり、減衰前と比較して1dBしか改善されていない。さらに、図4(C)に示す様に、減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの最小値は、光信号#1のCH#1の1dBmであり、減衰前と比較して1dBだけ劣化している。
本実施形態における接続装置3が有する等化装置の等化部30は、減衰前と減衰後において、各光信号の各チャネルの光パワーの最小値を劣化させず、かつ、各光信号の各チャネルの光パワーの差の最大値を可能な限り小さくする。
図5は、本実施形態による等化装置の等化部30が与える各チャネルの減衰量を決定する決定処理のフローチャートである。なお、図5の処理は、本実施形態の決定装置が実行する。決定装置には、光信号#1〜#Nそれぞれについて、M個のチャネルの光パワーを示す値、つまり、計N×M個の光パワーを示す値が、光信号及びチャネルを特定する情報と共に入力される。なお、光信号を特定する情報はn(1からNまでの整数)であり、チャネルを特定する情報はm(1からMまでの整数)である。決定装置は、入力された計N×M個の光パワーを示す値に基づき、M個のチャネルそれぞれの減衰量を出力する。
まず、S10で、決定装置は、N×M個の光パワーの内の最小の光パワーPminを判定する。例えば、図4(A)に示す計6個の光パワーが入力されると、光信号#1のCH#2の2dBmがPminとなる。S11で、決定装置は、各チャネルについて、光信号#1〜光信号#Nの光パワーの差の最大値を求め、さらに、その最大値をΔPmaxとして判定する。例えば、図4(A)に示す計6個の光パワーが入力されると、CH#1の差の最大値は3dBであり、CH#2の差の最大値は2dBであり、CH#3の差の最大値は1dBである。なお、図4(A)の例では、N=2であるため、光信号#1と光信号#2との差が、同じチャネルの光信号の差の最大値となるが、一般的には、各チャネルについて、個の差が求められ、その最大値が、当該チャネルの光信号の光パワーの差の最大値となる。図4(A)の例においては、CH#1の差の最大値が3dBであり、CH#2の差の最大値が2dBであり、CH#3の差の最大値が1dBであるため、ΔPmaxは、その最大値である3dBとなる。
S12で、決定装置は、PmaxをPmin+ΔPmaxとして求める。本例では、Pmin=2dBmであり、ΔPmax=3dBであるため、Pmax=5dBmとなる。決定装置は、S13で、チャネル番号を示す値mを1に初期化し、S14で、CH#mの減衰量をPm_max−Pmaxで求める。なお、Pm_max−Pmaxが負の値となる場合、CH#mの減衰量を0とする。ここで、Pm_maxは、光信号#1〜#NそれぞれのCH#mの光パワーの最大値である。図4(A)の例では、P1_max=6dBmであり、P2_max=4dBmであり、P3_max=7dBmである。したがって、最初のS14の処理において、CH#1の減衰量は、6dBm−5dBm=1dBと決定される。決定装置は、S15で、m=Mであるかを判定し、m=Mでなければ、S16でmを1だけ増加させて、S15でm=MとなるまでS14から処理を繰り返す。よって、次のS14の処理において、CH#2の減衰量は、4dBm−5dBmが負の値となるため0dBと決定される。さらに、次のS14の処理において、CH#3の減衰量は、7dBm−5dBm=2dBと決定される。
図6は、図4(A)に示す計6個の光パワーを決定装置に入力した際に決定装置が出力する上述した減衰量、つまり、CH#1、CH#2、CH#3それぞれの減衰量を、1dB、0dB、2dBとした場合の減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーを示している。図6に示す様に、減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの最小値は、光信号#1のCH#1及びCH#2の2dBmであり、最大値は、光信号#1のCH#3及び光信号#2のCH#1の5dBmである。したがって、減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの差の最大値は3dBであり、減衰前と比較して2dB改善され、図4(B)及び図4(C)の場合と比較して、1dB改善されている。また、減衰後の光信号#1及び光信号#2の各チャネルの光パワーの最小値は2dBmであり、減衰前と比較して劣化していない。
続いて、図5の処理の考え方について説明する。本実施形態による等化装置は、各光信号の同じチャネルには同じ減衰量しか与えることができないため、各チャネルの光パワーの差の最大値を小さくすることはできない。つまり、図4(A)の場合、CH#1の差の最大値は3dBであり、CH#2の差の最大値は2dBであり、CH#3の差の最大値は1dBであるが、この最大値を小さくすることはできない。したがって、減衰後の光信号#1〜#Nの全チャネルの内の最小の光パワーと最大の光パワーとの差は、この3つの最大値の中の最大値である3dB、つまり、S11で求めるΔPmaxより小さくすることはできない。また、光信号の劣化を防ぐには、減衰後の光信号#1〜#Nの全チャネルの内の最小の光パワーは、S10で求めるPmin以上としなければならない。したがって、減衰後の光信号#1〜#Nの各チャネルの光パワーを、Pmin以上、かつ、Pmax=Pmin+ΔPmax以下とすれば、減衰後の各光信号の各チャネルの光パワーの差が最小となり、かつ、減衰後の各光信号の各チャネルの光パワーの最小値を減衰前より劣化させないことになる。
ここで、各チャネルの減衰量は小さい方がよく、よって、各チャネルの光パワーの最大値Pm_maxとPmaxとの差を求めて、これを減衰量とする。この構成により、減衰前と減衰後において、各光信号の各チャネルの光パワーの最小値を劣化させず、かつ、各光信号の各チャネルの光パワーの差の最大値を可能な限り小さくすることができる。より具体的には、減衰後の各光信号の各チャネルの光パワーの最小値を減衰前と同じとし、減衰後の各光信号の各チャネルの光パワーの差の最大値をΔPmaxとすることができる。
この様に、本実施形態における等化装置は、ファンアウト部及びファインイン部と、空間多重数と同じ等化部を必要とせず、空間多重光ファイバで伝送される複数の波長多重光信号の等化を低コストで行うことができる。
なお、本実施形態の決定装置は、第1判定部と、第2判定部と、第3判定部と、決定部と、を有する。また、決定装置には、等化装置に入力される、それぞれが第1波長から第M波長の光信号を有するN個の波長多重光信号に含まれる計N×M個の光信号の光パワーを示す値が入力される。第1判定部は、N×M個の光信号の光パワーの内の最小の光パワーである第1光パワー(Pmin)を判定する。第2判定部は、第1波長から第M波長それぞれについて、N個の光信号の光パワーの差の最大値を判定する。第3判定部は、第1波長から第M波長それぞれについて判定した最大値の最大値(ΔPmax)と第1光パワーとの和に基づき第2光パワー(Pmax)を判定する。決定部は、第m波長(mは1からMまでの整数)のN個の光信号の光パワーの最大値と第2光パワーとの差に基づき第m波長の減衰量を決定する。
なお、本実施形態においては、光伝送路4が光増幅を行う光中継器を有し、接続装置3は、等化部30を有する等化装置のみを有するものであった。しかしながら、光増幅を行う光増幅器を等化装置の上流側又は下流側に設け、接続装置3を光中継器として構成することもできる。また、本実施形態の等化装置は、受信装置2に設けることもできる。
また、本実施形態において、光通信システムは、N個のコアを有するマルチコア光ファイバであるものとしたが、N個の異なる伝搬モードそれぞれでN個の波長多重光信号を伝送するマルチモード光ファイバにも本発明を適用することができる。
なお、本発明による決定装置は、コンピュータを上記決定装置として動作させるプログラムにより実現することができる。これらコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1:送信装置、2:受信装置、3:接続装置、30:等化部

Claims (11)

  1. 第1波長から第M波長(Mは2以上の整数)の光信号を波長多重した波長多重信号を、N個、空間多重することで、N×M個の光信号を伝送する光通信システムの等化装置において前記第1波長から前記第M波長の光信号に与える減衰量を決定する決定装置における決定方法であって、
    前記等化装置に入力される前記N×M個の光信号の光パワーの内、最小の光パワーである第1光パワーを判定することと、
    前記第1波長から前記第M波長それぞれについて、前記等化装置に入力される前記N個の光信号の光パワーの差の最大値を判定することと、
    前記第1波長から前記第M波長それぞれについて判定した前記最大値の最大値と前記第1光パワーとの和に基づき第2光パワーを判定することと、
    前記等化装置に入力される第m波長(mは1からMまでの整数)の前記N個の光信号の光パワーの最大値と前記第2光パワーとの差に基づき前記第m波長の減衰量を決定することと、
    を含むことを特徴とする決定方法。
  2. 前記決定装置は、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値から前記第2光パワーを減じた値が0以上であると、前記第m波長の減衰量を、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値と前記第2光パワーとの差に決定し、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値から前記第2光パワーを減じた値が負であると、前記第m波長の減衰量を0に決定することを特徴とする請求項1に記載の決定方法。
  3. 第1波長から第M波長(Mは2以上の整数)の光信号を波長多重した波長多重信号を、N個、空間多重することで、N×M個の光信号を伝送する光通信システムの等化装置において前記第1波長から前記第M波長の光信号に与える減衰量を決定する決定装置であって、
    前記等化装置に入力される前記N×M個の光信号の光パワーの内、最小の光パワーである第1光パワーを判定する第1判定手段と、
    前記第1波長から前記第M波長それぞれについて、前記等化装置に入力される前記N個の光信号の光パワーの差の最大値を判定する第2判定手段と、
    前記第1波長から前記第M波長それぞれについて判定した前記最大値の最大値と前記第1光パワーとの和に基づき第2光パワーを判定する第3判定手段と、
    前記等化装置に入力される第m波長(mは1からMまでの整数)の前記N個の光信号の光パワーの最大値と前記第2光パワーとの差に基づき前記第m波長の減衰量を決定する決定手段と、
    を、備えていることを特徴とする決定装置。
  4. 前記第3判定手段は、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値から前記第2光パワーを減じた値が0以上であると、前記第m波長の減衰量を、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値と前記第2光パワーとの差に決定し、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値から前記第2光パワーを減じた値が負であると、前記第m波長の減衰量を0に決定することを特徴とする請求項3に記載の決定装置。
  5. 請求項3又は4に記載の決定装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 第1波長から第M波長(Mは2以上の整数)の光信号を波長多重した波長多重信号を、N個、空間多重することで、N×M個の光信号を伝送する光通信システムにおいて使用される等化装置であって、
    前記等化装置に入力される前記N個の波長多重信号の各波長の光信号に所定の減衰量の減衰を与えて出力する等化手段を有し、
    前記等化手段が与える第m波長(mは1からMまでの整数)の減衰量は、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値が第1光パワーより大きい場合、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値と前記第1光パワーとの差であり、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの最大値が前記第1光パワー以下である場合、0であり、
    前記第1光パワーは、第1光パワー差分と第2光パワーとの和であり、
    前記第2光パワーは、前記等化装置に入力される前記N×M個の光信号の光パワーの内の最小の光パワーであり、
    前記第1光パワー差分は、前記第1波長から前記第M波長それぞれの第2光パワー差分の最大値であり、
    第m波長の第2光パワー差分は、前記等化装置に入力される前記第m波長の前記N個の光信号の光パワーの差の最大値である、ことを特徴とする等化装置。
  7. 第1波長から第M波長(Mは2以上の整数)の光信号を波長多重した波長多重信号を、N個、空間多重することで、N×M個の光信号を伝送する光通信システムにおいて、第1空間多重光ファイバと第2空間多重光ファイバと、を接続する接続装置であって、
    前記接続装置は、請求項6に記載の等化装置を有することを特徴とする接続装置。
  8. 第1波長から第M波長(Mは2以上の整数)の光信号を波長多重した波長多重信号を、N個、空間多重することで、N×M個の光信号を伝送する光通信システムの受信装置であって、
    前記受信装置は、請求項6に記載の等化装置を有することを特徴とする、受信装置。
  9. 第1波長から第M波長(Mは2以上の整数)の光信号を波長多重した波長多重信号を、空間多重光ファイバを使用することで、N個、空間多重し、N×M個の光信号を伝送する光通信システムであって、
    前記光通信システムは、請求項6に記載の等化装置を有することを特徴とする、光通信システム。
  10. 前記空間多重光ファイバは、マルチコア光ファイバであることを特徴とする請求項9に記載の光通信システム。
  11. 前記空間多重光ファイバは、マルチモード光ファイバであることを特徴とする請求項9に記載の光通信システム。
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