JP2020119440A - 電子入力コンパス - Google Patents

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Abstract

【課題】固定側の中心位置を特定することが容易で、円又は円弧の電子的な描画が容易な電子入力コンパスを提供する。【解決手段】入力画面Dに円又は円弧を電子的に描画する電子入力コンパス10であって、支点11を中心に開閉可能な1対の脚部13と、前記1対の脚部13の一方である支持脚部14の末端に設けられ描画中心Cに設置される支持部50と、前記1対の脚部13の他方である回動脚部15の末端に装着され、前記入力画面Dと接触して円又は円弧を電子的に描画する接触先端42を有する入力体30と、を備えるとともに、前記支持部50の先端に設けられ、前記描画中心Cから外方へ延設される少なくとも1つの付着部51と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、入力画面に円又は円弧を電子的に描画する電子入力コンパスに関する。
従来より、特許文献1のようなディスプレイやモニタ上での円の描画用にコンパス型の入力ペン(コンパスエレメント)が開示されている。このコンパスエレメントは一端が円形描画の入力としての電子ペンともう他端は固定側としてのベース台で構成されている。
実用新案登録第3089016号公報
特許文献1のコンパスエレメントは、固定側としてのベース台が比較的大きな円形であるため、小さな円を描画することができない。また、ベース台の中心を特定することが困難なため、所望の位置にベース台の中心を据えることが困難である。
そこで本発明の実施態様は、固定側の中心位置を特定することが容易で、円又は円弧の電子的な描画が容易な電子入力コンパスを提供することを課題とする。
本発明の第1の実施態様は、入力画面に円又は円弧を電子的に描画する電子入力コンパスであって、支点を中心に開閉可能な1対の脚部と、前記1対の脚部の一方である支持脚部の末端に設けられ描画中心に設置される支持部と、前記1対の脚部の他方である回動脚部の末端に装着され、前記入力画面と接触して円又は円弧を電子的に描画する接触先端を有する入力体と、を備えるとともに、前記支持部の先端に設けられ、前記描画中心から外方へ延設される少なくとも1つの付着部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の実施態様は、第1の実施態様において、前記付着部は複数設けられているとともに、前記複数の付着部は前記描画中心から外方へ放射状に延設されている。
本発明の第3の実施態様は、第1又は第2の実施態様において、前記支持部に、前記描画中心を入力するための、第2接触先端を有する第2入力体が設けられている。
本発明の第4の実施態様は、第3の実施態様において、前記支持脚部の末端に形成され、先端が前記支持部として形成され、前記第2入力体が内部に装着される支持筒部と、前記支持部を貫通し、前記描画中心と一致する貫通孔と、前記支持筒部の内部に装着され、前記第2入力体を前記描画中心から離間させる方向に付勢する付勢部材と、前記第2入力体の後端に装着され、前記付勢部材に付勢されて前記支持筒部から突出するノックボタンと、を備え、前記ノックボタンが押圧されると、前記第2接触先端が前記貫通孔を貫通して前記入力画面に接触する。
本発明の第5の実施態様は、第1から第4までのいずれかの実施態様において、前記入力体に外挿される木軸を備え、該木軸が前記回動脚部の末端に装着される。
本発明の第6の実施態様は、第1から第5までのいずれかの実施態様において、前記支持部は、他の部位よりも暗色に形成されている。
本発明の実施態様により、固定側に位置する中心位置の視認性が向上して所望の位置に中心を据えることが可能となり、また、それにより所望の大きさの円又は円弧の描線を電子的に描画することができる。
第1の実施形態の電子入力コンパスの正面図である。 図1の電子入力コンパスの左側面図である。 図1の電子入力コンパスの右側面図である。 図1の電子入力コンパスの平面図である。 図1の電子入力コンパスの底面図である。 図1の電子入力コンパスにおける入力体の外観を示す正面図である。 図6の入力体のA−A断面図である。 図6の入力体における電磁誘導コイルの回路図である。 図2〜図5におけるB−B断面図を正面視にて示したものである。 図9における支持部の拡大図である。 図1の電子入力コンパスの使用状態を斜視図にて示す。 第2の実施形態の電子入力コンパスの正面図である。 図12の電子入力コンパスの左側面図である。 図12の電子入力コンパスの右側面図である。 図12の電子入力コンパスの平面図である。 図12の電子入力コンパスの底面図である。 図13〜図16におけるC−C断面図を正面視にて示したものである。 図17における支持部の拡大図である。 図12においてノックボタンが押圧された状態を正面図にて示す。 図17においてノックボタンが押圧された状態を正面断面図にて示す。 図20における支持部の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、入力体30(又は第2入力体60)の接触先端42(又は第2接触先端61)が位置する方の側を「先端」と称し、その反対側を「後端」と称する。また、入力体30(又は第2入力体60)において、先端へ向かう方向を「前方」と称し、その反対方向を「後方」と称する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る電子入力コンパス10は、図1の正面図、図2の左側面図、図3の右側面図、図4の平面図及び図5の底面図に示すような外観を呈している。
電子入力コンパス10は、支点11(図1)を中心に開閉可能な1対の脚部13(図1、図4、図5)を有する。この1対の脚部13の一方が、描画中心の側に位置する支持脚部14(図1、図3、図4、図5)である。また、この1対の脚部の他方が、描線の側に位置する回動脚部15(図1、図2、図4、図5)である。さらに、支点11に対して1対の脚部13の反対側に、円柱状のつまみ12(図1〜4)が形成されている。
支持脚部14の末端には、描画中心C(図11参照)に設置される支持部50(図1〜図3)が設けられ、その先端には、描画中心Cから外方へ少なくとも1つ、具体的には複数、さらに具体的には3個の付着部51(図1〜図5)が、図4及び図5に示すように外方へ放射状に等配されて延設されている。支持部50には、貫通孔54(図5)が設けられている。
回動脚部15の先端には、外方から締付ネジ17(図1、図2、図4、図5)が装着された筒状のホルダ16(図1〜図5)が設けられる。このホルダ16を貫通するようにして、断面円形の柱状の木軸20(図1〜図5)が外挿された入力体30(図1、図2、図5)が装着され、締付ネジ17により適宜の位置に固定される。木軸20の先端は先細に切削されたテーパ部21となっている。このテーパ部21の先端から、入力体30の先端が突出している(図1、図2)。この入力体30は先端に、後述するように入力画面D(図11参照)と接触して円又は円弧を電子的に描画する接触先端42(図1、図2)を有している。
図6は、図1の電子入力コンパス10における入力体30の外観を正面図で示したものである。入力体30は、筒状の外筒31の内部に後述するデジタイザユニット40が内蔵されたものであり、先端からは前記した接触先端42が突出している。また、後端には支持蓋32が装着されている。外筒31は、ポリカーボネートABS(PC/ABS)ポリマーアロイ樹脂で形成されている。
図7は、図6の入力体30のA−A断面図である。外筒31に内蔵されているデジタイザユニット40は、キャパシタ47を搭載した回路基板48を内蔵した収納筒43の先端に、先端継手41を介して、電磁誘導コイル45が巻き回されている棒状のフェライトコア44が装着され、また、その収納筒43の後端に、可変容量キャパシタ46aによる筆圧検知部46が装着された構造を有する。フェライトコア44の先端には合成樹脂製の接触先端42が固定されている。キャパシタ47の2つの足47a、47bは、回路基板48の配線によって2つの先端側の端子48a、48bとそれぞれ連絡しているとともに、2つの後端側の端子48c、48dともそれぞれ連絡している。先端側の端子48a、48bはそれぞれ電磁誘導コイル45の両端の延長線45a、45bと接続している。後端側の端子48c、48dはそれぞれ筆圧検知部46内の可変容量キャパシタ46a(図8の回路図参照)の2つの足46c、46dと接続している。この可変容量キャパシタ46aは、接触先端42に加えられた筆圧により印加される圧力を、静電容量の変化として検出するものである。以上のフェライトコア44、電磁誘導コイル45、可変容量キャパシタ46a及びキャパシタ47は、入力体30の中に内蔵される電子部品であり、回路基板48の配線によって図8に示すような並列共振回路を形成している。また、外筒31の後端には、筆圧検知部46の後端を支持する支持蓋32が装着されている。
図9は、図2〜図5におけるB−B断面図を正面視にて示したものである。図6に示す入力体30は、木軸20の軸心に沿って穿設された装着孔22に挿入された状態で、図1に示すように回動脚部15の末端のホルダ16に装着される。なお、図9では入力体30の内部構造は省略している。入力体30の大部分は装着孔22に収容されており、接触先端42を含む先端部分のみが木軸20の先端から突出している。
ここで、木軸20の材質として用いられる種類としては、たとえば、気乾比重1未満とした木材であり、檜、檜葉、桐、チーク、マホガニー、杉、松、桜、竹、アオダモ、ホワイトアッシュ、ホワイトファー、ハードメープル、インセンスシダー、リンデン、バルサなどが挙げられる。また、無垢の木材だけではなく、間伐材、廃材チップや木粉等を集めて固めた圧縮加工材料のような木質材を使用することも可能である。また、その際の含水率は20%未満である。なお、含水率は、電気式水分計MR−200II(サンコウ電子研究所)を用いて測定することができる。
ここで、入力体30を木軸20で外挿する意義は以下の通りである。
合成ゴム又は合成樹脂のような無機質の素材より、天然の木材のような有機質の素材の方が環境に優しいものであり、自然の素材で作成され、また、コンピューターを操作する人にとっても木の香りによる安らぎを与えることができる。また、木材を用いることによって靭性が高く衝撃にも強いために木軸20が割れにくく、また、落下時等の音を吸収するという別の効果もある。さらに、塗装すると、木材の道管の色が濃く染まって木目が浮き出し美しく仕上がるという利点もある。
また、木材は、水分を吸収するので、指に汗をかいた場合であっても、指先の汗を吸収し、指が汗で滑ったりすることがない。さらに利用者の手が直接木軸20の木肌に触れるので木の温もりが伝わり作業効率の向上が期待される。
そして、木材は、使い込めば、使い込む程に特有の渋みが生れ、独特の風雅な感じを与えることができる。
ゆえに日常を無機質で無味乾燥な電子部材に囲まれている作業環境のなかで、木軸20が有する特有の手触り感と暖かさにはストレス解消と癒しの心理効果が期待される。また、それぞれに異なる木目模様の個性的なゆらぎや質感等の固体別特徴により、長期の使用頻度に比例して専用意識が芽生え、日常の手入れを楽しめる等の精神的なリラックス効果も望める。
また、学校教育現場のような、デジタル機器と非デジタルなアナログ製品とが混在しやすい環境下では、筆記具として用いられる鉛筆等と近似した材料を用いることで、違和感なく使用することができる。
図10は、図9における支持部50の拡大図である。支持部50の先端には、略球状の陥凹部である基部受52が形成されている。一方、付着部51には略球状の突起である基部53が形成されている。この基部53が弾性変形により基部受52に嵌入されることで、支持部50は付着部51に対し回動自在に連結される。基部53には、付着部51に対し垂直方向に貫通する貫通孔54が形成されており、描画の際には、この貫通孔54が描画中心Cと一致する。すなわち、貫通孔54は支持部50を貫通している。基部53はディスプレイ又はモニタのような入力画面Dの材質より表面が軟質な材料で形成され、特にシリコンゴムのような合成樹脂で形成されることが好ましい。また、付着部51が入力画面Dと接触する面には、粘着処理を施して、描画中に付着部51が入力画面Dに固着されているようにすることが望ましい。
図11は、本実施形態の電子入力コンパス10の使用状態を示すものである。電子入力コンパス10の支持部50は、基部53の貫通孔54(図10参照)を所望の描画中心Cと一致させるように、付着部51を図示しない入力装置の入力画面Dに付着させる。ここで、入力画面Dの下面には、特定の周波数の電磁波を周期的に発生する図示しない位置検出装置が設けられている。
そして、つまみ12を手指で把持した状態で、支持部50を軸として回動させ、入力画面Dの上を入力体30の接触先端42で描線Lのように円弧状になぞると、接触先端42が押圧される。このとき、図8に示す並列共振回路が電磁波により共鳴し、電磁誘導コイル45で生成された電気がキャパシタ47に蓄電される。この電気が電磁誘導コイル45を流れることによって生ずる電磁波を、入力体30が送信しこれを前記位置検出装置が受信することで、この電磁誘導が生じた位置を、入力装置は座標情報として認識することで、描線Lが電子データとして記録されることとなる。
ここで、可変容量キャパシタ46aは、接触先端42の押圧により電気容量が変化するため、これによって入力体30が送信する電磁波の周波数を変化させることができる。この周波数の変化を前記位置検出装置で検知することによって、描線Lに関する様々な属性として認識させることが可能となっている。この様々な属性とは、たとえば、描線Lの太さ及び色であったり、また、描画モードの切り替え(筆記モード及び消去モード)であったりする。
このようにして、入力画面Dに、描線Lとしての円又は円弧が電子的に描画される。
なお、支持部50は、他の部位よりも暗色、具体的には黒色に形成されている。これにより、明度の高い入力画面Dの上において、描画中に描画中心Cの位置が明示される。本実施形態でいう暗色とは、黒色を含み一定の明度以下の有彩色および無彩色を意味する。具体的には、該当部分の表面の明度が、HSV方式における明度50%以下、好ましくは40%以下、より好ましくは30%以下のものである。
なお、本実施形態では、電磁誘導式の入力体30が用いられているが、静電容量式の入力体30を用いてもよい。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る電子入力コンパス10は、図12の正面図、図13の左側面図、図14の右側面図、図15の平面図及び図16の底面図に示すような外観を呈している。
電子入力コンパス10は、支点11(図12)を中心に開閉可能な1対の脚部13(図12、図15、図16)を有する。この1対の脚部13の一方が、描画中心の側に位置する支持脚部14(図12、図14、図15、図16)である。また、この1対の脚部の他方が、描線の側に位置する回動脚部15(図12、図13、図15、図16)である。さらに、支点11に対して1対の脚部13の反対側に、円柱状のつまみ12(図12〜15)が形成されている。
支持脚部14の末端には、円筒状の後筒72が形成され、その先端側には後筒72よりやや小径の円筒状の先筒71が螺着されている。これら先筒71及び後筒72により、支持筒部70が形成される。支持筒部70の後端からは、後述するように第2入力体60の後端に装着されるノックボタン73が突出している。また、先筒71の先端が、描画中心C(図11参照)に設置される支持部50(図12〜図14)として形成され、その先端には、描画中心Cから外方へ少なくとも1つ、具体的には複数、さらに具体的には4個の付着部51(図12〜図16)が、図15及び図16に示すように外方へ放射状に等配されて延設されている。支持部50には、貫通孔54(図16)が設けられている。
回動脚部15の末端には、外方から締付ネジ17(図12、図13、図15、図16)が装着された筒状のホルダ16(図12〜図16)が設けられる。このホルダ16を貫通するようにして、断面円形の柱状の木軸20(図12〜図16)が外挿された入力体30(図12、図13、図16)が装着され、締付ネジ17により適宜の位置に固定される。木軸20の先端は先細に切削されたテーパ部21となっている。このテーパ部21の先端から、入力体30の先端が突出している(図12、図13)。この入力体30は先端に、入力画面D(図11参照)と接触して円又は円弧を電子的に描画する接触先端42(図12、図13)を有している。なお、入力体30の構成については前記第1実施形態と同様である。
図17は、図13〜図16におけるC−C断面図を正面視にて示したものである。図17に示す入力体30は、木軸20の軸心に沿って穿設された装着孔22に挿入された状態で、図12に示すように回動脚部15の末端のホルダ16に装着される。なお、図17では入力体30の内部構造は省略している。入力体30の大部分は装着孔22に収容されており、接触先端42を含む先端部分のみが木軸20の先端から突出している。なお、木軸20を使用する意義については、前記第1実施形態と同様である。
一方、支持部50を含む支持筒部70には、前記描画中心Cを入力するための、第2接触先端61を有する第2入力体60が内部に装着されている。第2入力体60は先端に、後述するように入力画面Dと接触して描画中心を電子的に描画する第2接触先端61を有している。なお、第2入力体60の構成は、入力体30の構成と同様である。
第2入力体60の後端には、ノックボタン73が装着されている。支持筒部70は、後筒72に先筒71が螺着されて形成されているが、その先筒71の後端と、ノックボタン73の先端との間には、スプリングによる付勢部材74が介装されている。すなわち、付勢部材74は、支持筒部70の内部に装着され、第2入力体60を描画中心Cから離間させる方向に付勢することで、図12に示すように、ノックボタン73が支持筒部70の後端から突出する。
図18は、図17における支持部50の拡大図である。支持部50の先端には、略球状の陥凹部である基部受52が形成されている。一方、付着部51には略球状の突起である基部53が形成されている。この基部53が弾性変形により基部受52に嵌入されることで、支持部50は付着部51に対し回動自在に連結される。基部53には、付着部51に対し垂直方向に貫通する貫通孔54が形成されており、描画の際には、この貫通孔54が描画中心Cと一致する。すなわち、貫通孔54は支持部50を貫通している。この貫通孔54は、第2入力体60の第2接触先端61が貫通可能な内径に形成されている。なお、基部53及び付着部51が入力画面Dと接触する面には、粘着処理を施して、描画中に付着部51が入力画面Dに固着されているようにすることが望ましい。
本実施形態の電子入力コンパス10は、前記第1実施形態と同様に、図11に示すようにして、支持部50の貫通孔54を所望の描画中心Cと一致させるように、付着部51を入力画面Dに付着させ、つまみ12を手指で把持した状態で、支持部50を軸として回動させ、入力画面Dの上を入力体30の接触先端42で描線Lのように円弧状になぞることで、入力画面Dに、描線Lとしての円又は円弧が電子的に描画される。
この描線Lの描画中又は描画前後に、図19に示すように、ノックボタン73が押圧されると、図20の断面図に示すように付勢部材74が圧縮され、第2入力体60が入力画面Dに接近するように移動させられる。そして、第2接触先端61が、図21に示すように貫通孔54を貫通し、入力画面Dの上で描画中心Cと接触することで、入力画面Dに、描画中心Cが電子的に描画される。すなわち、描線Lとしての円又は円弧の中心が、ノックボタン73を押圧するだけで容易に電子的にマーキングされる。
なお、本実施形態では、電磁誘導式の入力体30及び第2入力体60が用いられているが、これらの入力体30及び第2入力体60のいずれかあるいは両方を、静電容量式としてもよい。
本発明は、入力画面に円又は円弧を電子的に描画する電子入力コンパスとして利用可能である。
10 電子入力コンパス 11 支点
12 つまみ 13 脚部
14 支持脚部 15 回動脚部
16 ホルダ 17 締付ネジ
20 木軸 21 テーパ部
22 装着孔
30 入力体 31 外筒
32 支持蓋
40 デジタイザユニット 41 先端継手
42 接触先端 43 収納筒
44 フェライトコア
45 電磁誘導コイル 45a、45b 延長線
46 筆圧検知部 46a 可変容量キャパシタ
46c、46d 可変容量キャパシタの足
47 キャパシタ 47a、47b キャパシタの足
48 回路基板 48a、48b 先端側の端子
48c、48d 後端側の端子
50 支持部 51 付着部
52 基部受 53 基部
54 貫通孔
60 第2入力体 61 第2接触先端
70 支持筒部 71 先筒
72 後筒 73 ノックボタン
74 付勢部材
C 描画中心 D 入力画面
L 描線

Claims (6)

  1. 入力画面に円又は円弧を電子的に描画する電子入力コンパスであって、
    支点を中心に開閉可能な1対の脚部と、
    前記1対の脚部の一方である支持脚部の末端に設けられ描画中心に設置される支持部と、
    前記1対の脚部の他方である回動脚部の末端に装着され、前記入力画面と接触して円又は円弧を電子的に描画する接触先端を有する入力体と、を備えるとともに、
    前記支持部の先端に設けられ、前記描画中心から外方へ延設される少なくとも1つの付着部と、
    を備えることを特徴とする電子入力コンパス。
  2. 前記付着部は複数設けられているとともに、前記複数の付着部は前記描画中心から外方へ放射状に延設されていることを特徴とする請求項1記載の電子入力コンパス。
  3. 前記支持部に、前記描画中心を入力するための、第2接触先端を有する第2入力体が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電子入力コンパス。
  4. 前記支持脚部の末端に形成され、先端が前記支持部として形成され、前記第2入力体が内部に装着される支持筒部と、
    前記支持部を貫通し、前記描画中心と一致する貫通孔と、
    前記支持筒部の内部に装着され、前記第2入力体を前記描画中心から離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2入力体の後端に装着され、前記付勢部材に付勢されて前記支持筒部から突出するノックボタンと、を備え、
    前記ノックボタンが押圧されると、前記第2接触先端が前記貫通孔を貫通して前記入力画面に接触することを特徴とする、請求項3記載の電子入力コンパス。
  5. 前記入力体に外挿される木軸を備え、該木軸が前記回動脚部の末端に装着されることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の電子入力コンパス。
  6. 前記支持部は、他の部位よりも暗色に形成されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子入力コンパス。
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