JP2020110627A - 針抜けによるフローの自動停止のためのシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】血管接続が外れたことの検出および中断を抑止可能な針抜けによるフローの自動停止のためのシステムを提供する。【解決手段】流体投与チューブ16を、患者の組織内に流体を皮下投与するために構成された針20に連結するために構成されたハウジング12と、ハウジングが組織および組織内に留置された針の近傍に実質的に設けられている状態に対応する第1姿勢と、ハウジングが組織から離れて設けられるかまたは針が組織から外れている状態に対応する第2姿勢と、を備えるスプリング負荷の作動機構と、を備える流体投与のためのフローを自動停止するためのシステム10および方法である。フロー停止機構は作動機構に連結され、作動機構が第1姿勢にあるときに、流体投与チューブから針へのフローを許容する開状態と、作動機構が第2姿勢にあるときに、流体投与チューブから針へのフローを実質的に停止する閉状態と、を備える。【選択図】図1A
Description
(関連出願)本願は、2014年4月11日出願の米国仮出願第61/978,671号の優先権を主張し、その内容全体を参照としてここに組み込む。
本開示は、通常、血管接続に関連し、より具体的には、血管接続が外れたことの検出および中断に関連するものである。
体外から体内へ流体を導く血管接続を介した、誤った流体フローを検出するための手段を提供する多くの技術がある。これらの多くに共通していることは、エネルギーに基づく信号またはチューブから人体への機械的接続の中断を探索する「継続センサ」を使用することである。このようなシステムは機械的なコネクタ、微小電流、電気容量、磁気、または超音波でさえも、人体と素子を通過する流体との間の接続が確保されていることを監視する手段として使用されることが多い。その他、抜けた針から流体が漏れていることを理論上「ぬれ」として探索するように設計された技術を用いて、流体検出が針の抜けに対する代理マーカとして用いられることができる。
本開示の一側面は、針の安全装置、または患者の皮膚上の接触検知機構を用いる既存の針/チューブの付加物であって、患者に挿入された針/チューブセットが患者から抜けた可能性がある場合を判定するためのものである。所定の位置の血管アクセス針を留めるテープがとれた場合や、ラインが引き抜かれた等の場合に起こりうるものである。
本開示のシステムは、流体を体内に投与する針が、流体投与中に患者から誤って抜けたとき/ときだけ、針/チューブを介した流体の流れを自動的に止めるために配置される装置内で流体停止バルブの使用を介した重要な保護措置を提供するものである。血液透析においては、流体は血液である。その他の場合、流体は生理食塩液や薬剤のこともある。血管アクセスは、(例えば在宅での血液透析中の)自宅だけではなく、病院、クリニック、その他の医療施設にて日常的に行われている。
別の側面においては、バルブが、チューブの圧縮部を含むように事前に製造された針システム内の機械的な「皮膚検知」部に機械的に接続されることによってのみ作動するような方法で構成されたピンチバルブを有する装置である。
別の側面においては、針本体の底部からまっすぐ伸びるボタン状センサを用いて皮膚接触を検知するとともに、針のバルブ内で回転またはスライドして閉開する開口を含む遮断技術を用いてフローを中断するシステムである。
本開示の装置は、外部電源を使用しないことから、電池やケーブルを必要とせず、簡便な解決策を要するとともに込み入った医療現場において採用されるべく改良されたものである。本開示の装置は完全に滅菌処理が施され、使い捨てられる。量産型の射出成形プロセスを用いて比較的安価に製造することができる。広範な臨床実習も必要ない。
本技術のさらに別の側面は、明細書の次の部分において明らかにされる。ここで、詳細な説明は、これに限定されることはないが、本技術の形態を完全に開示するためのものである。
ここに記載した技術は、説明を目的としただけである次の図面を参照して完全に理解されるべきである。
図1Aは、本開示における、スプリングアームとピンチング機構を備える検知機構の斜視図である。
図1Bは、開放姿勢における図1Aの検知機構の斜視図である。
図1AAは本開示における、スプリングアームとピンチング機構を備える検知機構の斜視図である。
図1BBは、開放姿勢における図1AAの検知機構の斜視図である。
図2Aは、図1Aの検知機構の断面図である。
図2Bは、開放姿勢における図1Aの検知機構の断面図である。
図3Aは、図1Aの検知機構において上面カバーを取り外した際の斜視図である。
図3Bは、組み込まれたチューブやハウジングを含む図1Aの検知機構の代替物の斜視図である。
図4は、図1Aの検知機構の分解斜視図である。
図5Aは、本開示における、回転式バルブ検知機構の斜視図を示す。
図5Bは、図5Aの回転式バルブ検知装置が開状態のときの切り抜き側面図を示す。
図5Cは、図5Aの回転式バルブ検知装置が閉状態のときの切り抜き側面図を示す。
図6Aは、本開示における、スライドバルブ式の検知システムの部分側面図を示す。
図6Bは、本開示における、スライドバルブ式の検知システムの部分側面図を示す。
図6Cは、本開示における、スライドバルブ式の検知システムの部分側面図を示す。
図7Aは本開示における、回転式バルブ機構を内蔵する好適な実施例の分解斜視図を示す。
図7Bは、図7Aの回転式バルブ機構が閉状態のときの側面図である。
図7Cは図7Aの密封機構の側面図である。
本開示の検知システム/機構は、血管アクセス針または患者の皮膚からの流体投与チューブの離脱を検出し、針の離脱/抜けを検出または検知すると、投与流体の針へのフローを停止または制限するように構成されている。
本開示の目的において、「検知」という用語は、特に針の抜けを検知することに対して、針や、針に付随する本開示の装置が、患者の組織から抜ける又は離脱していることに対する、機械的な応答または反応として定義されるものである。
通常の良好な血管アクセスにおいては、人体に流体を投与する針は、アクセス部の真下の皮膚表面上で、平坦となるようにテープで固定される。通常、皮膚とすぐに平坦接触とならない針や付随するチューブは抜ける危険がある。抜けた針は体内にはないため、流体は意図する場所に到達できない可能性がある。この流体が血液であるならば、これは非常に危険な状態であり、流体のフローを止めて、針を入れ直すか取り換えることによって即刻処置すべきである。
本開示のシステムは、血管アクセス針が皮膚と接触しなくなったことを検出するための皮膚接触センサを用いるものである。実施形態の中には、接触センサの作動が、流体のフローを自動的に制限/減少するために針本体における流路内のチューブの軟部上に直接圧 縮レバーを移動させるという二次的な動作も引き起こすものがある。本開示の検知機構を用いて、本装置または付随装置はアクセス針の抜けによる誤った流体のフローを検出するとともに即刻停止することができる。
図1Aから図4は、本開示において、スプリングアームとピンチング機構を備えている検知機構/システム10の一形態を示す。標準的な針セットは、血液または生理食塩液/薬剤の投与のための血液アクセスを行うために、検知機構10を包含していてもよく、針20およびチューブ16のセット内に皮膚接触検知機構10をも包含する既存の針セットとほぼおなじような見た目や感覚であるように製造することができる。本検知機構10は、接触部材または突き出したスプリングアーム18の形状の、またはハウジング12の底面に向けて位置づけられている、作動機構25を備える。スプリングアーム18のサイズは、針が抜けているときに皮膚の表面50から持ち上がった針本体20に対する正確な高さを高精度で判定できる装置を作成するために、製造前に調整することができる。本開示の目的において、「抜け」という用語は、針先端が皮膚から抜けた状態、またはハウジングが皮膚からある一定の距離持ち上がった状態であることを意味している。
スプリングアーム18は、ばね負荷をかけられ(例えば、図3Aおよび図4に示したねじりばね28を用いる)、針20を固定するために用いられるテープ52が皮膚50に対し針20が平らに寝かされるように留められているならば、針本体20の底部とほぼ同じように設けられているに過ぎない(図1A参照)。ハウジング12はカバー32、針ガイド44、チューブポート42、およびフラップ14も含んでいてもよい。
図1Bに示される抜け/開放姿勢を参照すると、ほとんど針が抜けた間に起こることとして、針20が人体50から持ち上がると、スプリングアーム18が開放するように揺動する。
テープ52は、皮膚50および/またはスプリングアーム18にハウジング12およびフラップ14をとめて、ハウジングおよびフラップ14を固定することができる(図1AA参照)。
図1AAおよび図2Aの留置構成において、テープ52はハウジング12を下方にとどめると、スプリングアーム18はハウジング12に対して閉じるように押し込められるため、チューブ40の圧縮レバー24はオフ状態である。明確にすることを目的として、テープ52は図1AAではハウジング12上に設けられるように示される。
テープ52がハウジング12およびタブ14(または、図1Aおよび図1Bに示すとおり針先端22)からはがれるまたはとれると、針先端22は外れ(図1BBおよび図2Bの構成)、ハウジング12が持ち上がり、スイングアーム18がねじりばね28の圧を受けて開き、圧縮レバー24を下方に下げてチューブ40をはさみ留め、針20へのフローを停止する。
テープ52は、皮膚50および/またはスプリングアーム18にハウジング12およびフラップ14をとめて、ハウジングおよびフラップ14を固定することができる(図1AA参照)。
図1AAおよび図2Aの留置構成において、テープ52はハウジング12を下方にとどめると、スプリングアーム18はハウジング12に対して閉じるように押し込められるため、チューブ40の圧縮レバー24はオフ状態である。明確にすることを目的として、テープ52は図1AAではハウジング12上に設けられるように示される。
テープ52がハウジング12およびタブ14(または、図1Aおよび図1Bに示すとおり針先端22)からはがれるまたはとれると、針先端22は外れ(図1BBおよび図2Bの構成)、ハウジング12が持ち上がり、スイングアーム18がねじりばね28の圧を受けて開き、圧縮レバー24を下方に下げてチューブ40をはさみ留め、針20へのフローを停止する。
図2Aおよび図2Bの断面図からわかる通り、スプリングアーム18はハウジング12の内部においてフロー停止機構に機械的に連結されている。フロー停止機構は圧縮レバー24を備え、圧縮レバー24は流路の機械的な遮断を介して流体フローを停止するまたは有意に制限するように、チューブ40とともにピンチバルブを形成しており、例えば、針20および流路内のチューブの軟部40を圧縮又はつまみ留める。ねじりばね28はスプリングアーム18の動きをハウジング12内に設けられているヒンジ46およびピン26を介して圧縮レバー24の動きに変換する(図4参照)。
図3Aおよび図4に示した形態に、ハウジング12内に設けられた別構造としての圧縮性チューブ40を示す。しかしながら、ハウジング12およびチューブ40は、薄肉チューブ40を用いてハウジング12からチューブ40を形成すれば柔軟に作成できるので、それにより一体的な連続部品から形成することが期待される。理想的には、圧縮レバー24は、図3Bに示すとおり、チューブ40の下に設けられ、ピンチバルブを形成するように上方に回転するとよい。一体的なチューブ部40に対する軟性材料を用いる2段階成形工程が用いられてもよい。
図1Aおよび図2Aの留置構成において、テープ52が針を下方で留めているとき、スプリングアーム18はハウジング12に対して閉状態に押圧されているため、チューブ40の圧縮レバー24をOFF状態に保っている。明確にすることを目的として、図1Aにおいて、テープ52は針20の真上に設けられるように示されている。しかしながら、テープ52はハウジング12およびタブ14の真上に設けられることも多い。
テープ52が剥がれ、針先端22が抜けると(図1Bおよび図2Bの構成)、針20は持ち上がり、ねじりばね28の圧力でスイングアーム18が開状態になり、圧縮レバー24を下方に押し下げ、チューブ40をはさみ留めて、針20へのフローを停止する。
圧縮レバー24およびスプリングアーム18の一体設計は、問題となる抜けを検知するとともに即刻それを解決する点において相乗的に機能する。重要なのは、システム10は、抜けている間はいつでもチューブを閉塞し続けるように構成されていることである。これによって流れを止め、また重要なのは、このことが、アラームを動作する機械が自動的に動作を止めるための引き金となるのに十分なほど陰圧を上昇させる。
図5Aから図5Cは、回転式バルブ検知機構/システム150を内蔵する一形態を示しており、回転式バルブ検知機構/システム150は、チューブ16および針20を受け入れるためのハウジング152を備えている。ハウジング152は、針20およびチューブ16間で流体の投与を許容するための、これらと連通する中央チャンネル156をさらに備える。開口154はチャンネル156をほぼ直交するように貫通しており、開口154は、回転式バルブを形成するための、ラチェットホイール164に連結されたロッド168を受け入れるように構成されている。ロッド168は、チャンネル156の大きさとほぼ同じ直径を有する貫通孔162を備え、図5Bの側面図に示されるとおり、開状態ではチャンネル156と合わさるようにロッド168上に位置づけられる。図7Cに示されるOリング312のような封止機構が、回転式バルブの開口154を封止するようにロッド168上に設けられていてもよい。
ロッド168の一端は、ラチェットホイール164を備え、これは接触部材/ボタン170とともに、回転式バルブロッド168を開閉するための作動機構を形成する。接触部材170は、患者の皮膚に接触するとともに患者に対し内向きに押圧するときに負荷をかけられる戻しばねとして機能する、柔軟なドーム型のダイアフラムを備えている。ボタン170のばね負荷作動機構は、同一ではないが同様の方法にて動作する、図6Aから図6Cに示されたボタン210を参照してさらに詳述される。ボタン170は、ボタンの内壁底面から出ている延長受け部172を備える。受け部172は、回転式バルブベースのフロー停止機構を形成するために、ロッド168のラチェットホイール164の歯166と接合するように構成された、フック状の遠位端174を有している。
圧縮状態にあるとき、ボタン170の受け部172は、ラチェットホイール164の上方かつハウジング152に向かって伸びる直線姿勢をとっている。これは、図5Bの部分側面図(明確にするためにラチェットホイール164およびボタン170は除いた)からわかるとおり、ハウジングの中央チャンネル156と実質的に同心状に合わさった貫通孔162により、回転式バルブの開状態を形成している。そして、チューブ16と針22との間での流体フローが許容される。
針20が患者の皮膚から抜けると、ボタン170はハウジング本体152から下方に膨らんで偏重した非圧縮状態になり、これにより遠位端174は、開口154内のロッド162を回転するために(例えば90°)、ラチェットホイール174の歯166を捉えるようにして、キャッチ172を下方に動かす。これにより、貫通孔162は中央チャンネル156と合わさらなくなり、図5Cの部分側面図からわかるとおり(明確にするためにラチェットホイール164とボタン170は除いた)、チューブ16から針20へのチャンネル156を介したフローを停止または制限することになる。針20の再挿入およびボタン170の圧縮を行ってフローが再開するようにセットし直すために、指標167が適切な位置に合わさるように、ラチェットホイール164が単に元の位置へ時計回りに回転させられてもよい(例えば90°)。そして、回転式バルブ機構150はボタン170の線形運動を回転運動に変換する。
図6Aから図6Cは、本開示による、スライドバルブまたはシャトルバルブ式の検知機構200の部分側面図を示す。図6Aは、針20とチューブ16の間の流体フローを許容する開状態におけるシステム200を示す。ハウジング216は、針20およびチューブ16と連通している中央チャンネル208を備える。開口214はチャンネル208をほぼ直交するように貫通しており、開口214はスライドピン202を受け入れるように構成されている。スライピン202は、チャンネル208とほぼ同じ大きさの直径を有するとともに図6Aの開状態においてチャンネル208と合わさるように位置づけられた貫通孔206を備えている。本構成において、接触部材またはボタン210は、スライドピン202の一端に連結され、患者の皮膚212に対して押しつけられる。ボタン210は、患者に対して内向きに押圧されたときに、負荷をかけられる戻りばねとして機能する、柔軟なドーム型の壁面を備えている。スライドピン202は、ある材料(例えばシリコーン)からなるひとつの連続した部材としてボタンと共に成形されてもよく、または接着剤やその他の取付手段を介してボタン210に取り付けられていてもよい。
閉状態のシステム200を示す図6Bおよび開状態(破線)のシステム200を示す図6Cからわかるとおり、スライドピン202はハウジング216の開口214内で往復運動するように構成されている。針20が患者の皮膚212から外れると、ボタン210が膨らみ、スライドピン202を開口から後退させる。これにより貫通孔206は中央チャンネル208とは合わなくなり、シャトルバルブ/フロー停止メカニズムを形成するように、チューブ16から針20へのチャンネル208を介したフローを停止または制限する。
図7Aは、チューブ16および針20を受け入れるためのハウジング304を備える回転式バルブ検知機構/システム300を内蔵する好適な形態の分解斜視図を示している。ハウジング304はさらにタブ316と、針20とチューブ16との間の流体を通過させるために針20およびチューブ16と連通している中央チャンネル308(図7B)とを備えている。開孔314はチャンネル308をほぼ直行するように貫通しており、開口314はスプリングアーム/レバー310と連結されたロッド302を受け入れるように構成されている。ロッド302(すなわちロッド302およびスプリングアーム310)は、チャンネル308とほぼ同じ大きさの直径を有するとともに開状態において、チャンネル308と合わさるようにロッド302上に位置付けられた貫通孔306を備えている。
図7Bの、システム300のスプリングアーム310の接触部材が閉状態(ハウジング304から遠ざかるように開いている破線部)及び開状態(ハウジング304に対する実線部)からわかるとおり、ロッド302はハウジング304の開口314内で回転するように構成されている。針20が患者の皮膚から抜けると、レバー310はハウジング本体から(例えばねじりばねなどの付勢部材(図示せず)から)外側に後退し、ロッド302を開口内314で回転させる。そのため、スプリングアーム310の作動機構により、貫通孔306が中央チャンネル308と合わさらなくなり、それによってチューブ16から針20へのチャンネル308を通るフローを停止または制限する、すなわち、フロー停止機構を形成する。
図7Cに示すとおり、ロッド302は、中央チャンネル308の流体が漏れ出さないように開口304を封止するために、開口304の開口部周辺においてロッド302上に設けられた一組のOリング312を備える。
ここでの記述から、本開示は次の構成を包括するが、それに限定されない、複数の形態を包含するべきものである。
1.流体投与チューブを、患者の組織内に流体を皮下投与するために構成された針に連結するために構成されたハウジングと、前記ハウジングに連結されたスプリング負荷の作動機構と、前記作動機構に連結されたフロー停止機構と、を備え、前記作動機構は、前記ハウジングが前記組織および前記組織内に留置された針の近傍に実質的に設けられている状態に対応する第1姿勢と、前記ハウジングが前記組織から離れて設けられるかまたは前記針が前記組織から外れている状態に対応する第2姿勢と、を備え、前記フロー停止機機構は、前記作動機構が前記第1姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローを許容する開状態と、前記作動機構が前記第2姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローを実質的に停止する閉状態と、を備える、流体投与のためのフローを自動停止するための装置である。
2.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記作動機構は、前記作動機構が前記第1姿勢のときに、前記患者の皮膚近傍に設けられるように構成された接触部材を備え、前記接触部材は、前記第2姿勢へと、前記ハウジングに対して関節動作する。
3.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記フロー停止機構は、前記作動機構が前記第2姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローを実質的に停止するピンチバルブを備える。
4.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記接触部材および前記フロー停止機構は、ピンチバルブを形成するために、スプリングアームおよび圧縮レバーを備え、前記スプリングアームは、前記第1姿勢に位置づけられたときに、前記ハウジング近傍に設けられ、前記スプリングアームは、前記第2姿勢で前記ハウジングから遠ざかる関節動作を行い、前記圧縮レバーは、前記作動機構が第2姿勢のときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローをつまみ留めるように、前記第2姿勢において前記スイングアームの関節動作に応じて関節動作を行う。
5.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記ハウジングは、前記流体投与チューブを前記針に連結する柔軟なチューブを備え、前記圧縮レバーは、前記流体投与チューブから前記針へのフローを停止するために、前記第2姿勢で前記柔軟なチューブに対して関節動作する。
6.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記接触部材は、前記第2姿勢に対応する膨張形状に偏重したドーム型のボタンを備え、前記ボタンは、前記第1姿勢において、前記患者の皮膚近傍に圧縮状態で設けられる。
7.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記フロー停止機構は、前記接触部材に連結されたシャトルバルブを備え、前記接触部材は、前記第1姿勢から前記第2姿勢に向けて、前記ハウジング内から前記シャトルバルブの遷移に影響を及ぼす。
8.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記接触部材は、前記第2姿勢に対応する膨張形状に偏重したドーム型ボタンを備え、前記ボタンは、前記第1姿勢で前記患者の皮膚近傍に圧縮状態で設けられる。
9.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記フロー停止機構は、前記接触部材に連結された回転式バルブを備え、前記接触部材は、前記第1姿勢から前記第2姿勢に向けて、前記ハウジング内から前記回転式バルブの回転に影響を与える。
10.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記接触部材および前記回転式バルブは、レバーおよびロッドを備え、前記ロッドは、前記ハウジング内の開口に備えられ、前記ハウジングは、前記流体投与チューブから前記針への流体フローを許容する中央チャンネルを備え、前記ロッドは、前記第1姿勢のときに、前記中央チャンネルと合わさる貫通孔を備え、前記スプリングアームは、前記第1姿勢に位置づけられたときに前記ハウジング近傍に設けられ、前記第2姿勢において前記ハウジングから遠ざかる関節動作を行い、前記ロッドは、前記中央チャンネルと合わさらないように貫通孔を回転するために、前記第2姿勢において前記スイングアームの関節動作に応じて回転し、前記作動機構が前記第2姿勢のときに前記流体投与チューブから前記針への流体フローを制限する。
11.先行するいずれかの形態の前記装置において、前記接触部材および回転式バルブは、ボタンおよびロッドを備え、前記ロッドは、前記ハウジング内の開口に設けられ、前記ハウジングは、前記流体投与チューブから前記針への流体フローを許容する中央チャンネルを備え、前記ロッドは、前記第1姿勢のときに、前記中央チャンネルと合わさる貫通孔を備え、前記ボタンは、前記第1姿勢に位置づけられたとき、前記ハウジング近傍にあり、前記第2姿勢で前記ハウジングから後退して遠ざかり、前記ロッドは、前記中央チャンネルと合わさらないように前記貫通孔を回転させるために、第2姿勢において前記ボタンの後退に応じて回転し、前記作動機構が前記第2姿勢のときに前記流体投与チューブから前記針への流体フローを制限する。
12.流体投与チューブと、患者の組織内に流体を皮下投与するために構成された針と、前記流体投与チューブを前記針に連結するために構成されたハウジングと、前記ハウジングに連結されたスプリング負荷の作動機構と、
前記作動機構に連結されたフロー停止機構と、を備え、
前記作動機構は、前記ハウジングが前記組織及び前記組織内に留置された針の近傍に実質的に設けられている状態に対応する第1姿勢と、前記ハウジングが前記組織から離れて設けられるかまたは前記針が前記組織から外れている状態に対応する第2姿勢と、を備え、前記フロー停止機構は、前記作動機構が前記第1姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針への流れを許容する開状態と、前記作動機構が前記第2姿勢にあるときに前記流体投与チューブから前記針へのフローを実質的に停止する閉状態と、を備える、流体投与のためのフローを自動停止するためのシステムである。
前記作動機構に連結されたフロー停止機構と、を備え、
前記作動機構は、前記ハウジングが前記組織及び前記組織内に留置された針の近傍に実質的に設けられている状態に対応する第1姿勢と、前記ハウジングが前記組織から離れて設けられるかまたは前記針が前記組織から外れている状態に対応する第2姿勢と、を備え、前記フロー停止機構は、前記作動機構が前記第1姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針への流れを許容する開状態と、前記作動機構が前記第2姿勢にあるときに前記流体投与チューブから前記針へのフローを実質的に停止する閉状態と、を備える、流体投与のためのフローを自動停止するためのシステムである。
13.先行するいずれかの形態の前記システムにおいて、前記作動機構は、前記作動機構が前記第1姿勢のときに、前記患者の皮膚近傍に設けられるように構成された接触部材を備え、前記接触部材は、前記第2姿勢へと、前記ハウジングに対して関節動作する。
14.先行するいずれかの形態の前記システムにおいて、前記フロー停止機構は、前記作動機構が前記第2姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローを実質的に停止するピンチバルブを備える。
15.先行するいずれかの形態の前記システムにおいて、前記接触部材および前記フロー停止機構は、ピンチバルブを形成するために、スプリングアームおよび圧縮レバーを備え、前記スプリングアームは、前記第1姿勢に位置づけられたときに、前記ハウジング近傍に設けられ、前記スプリングアームは、前記第2姿勢で前記ハウジングから遠ざかる関節動作を行い、前記圧縮レバーは、前記作動機構が前記第2姿勢のときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローをつまみ留めるように、前記第2姿勢で前記スイングアームの関節動作に応じて関節動作を行う。
16.先行するいずれかの前記システムにおいて、前記ハウジングは、前記流体投与チューブを前記針に連結する柔軟なチューブを備え、前記圧縮レバーは、前記流体投与チューブから前記針へのフローを停止するために、前記第2姿勢で前記柔軟なチューブに対して関節動作する。
17.先行するいずれかの前記システムにおいて、前記接触部材は、前記第2姿勢に対応する膨張形状に偏重したドーム型のボタンを備え、前記ボタンは前記第1姿勢において、前記患者の皮膚近傍に圧縮状態で設けられる。
18.先行するいずれかの前記システムにおいて、前記フロー停止機構は、前記接触部材に連結されたシャトルバルブを備え、前記接触部材は、前記第1姿勢から前記第2姿勢に向けて、前記ハウジング内から前記シャトルバルブの遷移に影響を及ぼす。
19.先行するいずれかの前記システムにおいて、前記接触部材は、前記第2姿勢に対応する膨張形状に偏重した、スプリング負荷によるドーム型のボタンを備え、前記ボタンは、前記第1姿勢で前記患者の皮膚近傍に圧縮状態で設けられる。
20.先行するいずれかの前記システムにおいて、前記フロー停止機構は、前記接触部材に連結された回転式バルブを備え、前記接触部材は、前記第1姿勢から前記第2姿勢に向けて、前記ハウジング内から前記回転式バルブの回転に影響を与える。
21.先行するいずれかのシステムにおいて、前記接触部材および前記回転式バルブは、レバーおよびロッドを備え、前記ロッドは前記ハウジング内の開口に設けられ、前記ハウジングは、前記流体投与チューブから前記針への流体フローを許容する中央チャンネルを備え、前記ロッドは、前記第1姿勢のときに、前記中央チャンネルと合わさる貫通孔を備え、前記スプリングアームは、前記第1姿勢に位置づけられたときに前記ハウジング近傍に設けられ、前記第2姿勢において前記ハウジングから遠ざかる関節動作を行い、前記ロッドは、前記中央チャンネルと合わさらないように貫通孔を回転するために、前記第2姿勢において前記スイングアームの関節動作に応じて回転し、前記作動機構が第2姿勢のときに前記流体投与チューブから前記針への流体フローを制限する。
22.先行するいずれかのシステムにおいて、前記接触部材および前記回転式バルブは、ボタンおよびロッドを備え、前記ロッドは、前記ハウジング内の開口に設けられ、前記ハウジングは、前記流体投与チューブから前記針への流体フローを許容する中央チャンネルを備え、前記ロッドは、前記第1姿勢のときに、前記中央チャンネルと合わさる貫通孔を備え、前記ボタンは、前記第1姿勢に位置づけられたとき、前記ハウジング近傍にあり、前記第2姿勢で前記ハウジングから後退して遠ざかり、前記ロッドは、前記中央チャンネルと合わさらないように前記貫通孔を回転するために、前記第2姿勢において前記ボタンの後退に応じて回転し、前記作動機構が第2姿勢のときに前記流体投与チューブから前記針への流体フローを制限する。
23.流体投与チューブを患者の組織内への流体投与用の針に連結するために構成されたハウジングであって、前記ハウジングを前記患者の組織表面に連結し、前記ハウジングが前記組織および前記組織内に留置された針の近傍に設けられている状態に対応する第1姿勢においてスプリング負荷による作動機構をプレロードし、前記作動機構に連結されたフロー停止機構は、前記作動機構が前記第1姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローを許容する開状態で設けられており、前記組織から遠ざかるようにハウジングが開放するかまたは前記針が前記組織から外れると、前記作動機構を第2姿勢へと進め、前記流体投与チューブから前記針へのフローを実質的に停止するために、前記フロー停止機構を閉状態に切り替える、患者への流体投与のためのフローを自動停止させるための方法である。
24.先行するいずれかの形態における前記方法において、前記フロー停止機構は、ピンチバルブを備え、前記フロー停止機構を閉状態に切り替えることは、前記流体投与チューブと前記針との間のフローをつまみ留めることを含む。
25.先行するいずれかの形態における前記方法において、前記作動機構は、前記第1姿勢に位置づけられたときに前記ハウジング近傍に設けられる接触部材を備え、前記接触部材は、前記第2姿勢で前記ハウジングから遠ざかる関節動作を行い、前記ハウジングは、前記流体投与チューブを前記針に連結する柔軟なチューブを備え、前記フロー停止機構は、前記流体投与チューブから前記針へのフローを停止するために、前記第2姿勢で前記柔軟なチューブに対して関節動作する圧縮レバーを備える。
26.先行するいずれかの形態における前記方法において、前記作動機構は、前記第1姿勢に位置づけられたときに前記ハウジング近傍に設けられる接触部材を備え、前記接触部材は、前記第2姿勢において前記ハウジングから遠ざかるように関節動作を行い、前記フロー停止機構は、前記接触部材に連結された回転式バルブを備え、前記接触部材は、前記第1姿勢から前記第2姿勢に向けて、前記ハウジング内から前記回転式バルブの回転に影響を与える。
27.先行するいずれかの形態における前記方法において、前記接触部材および前記回転式バルブは、レバーおよびロッドを備え、前記ロッドは、前記ハウジング内の開口に設けられ、前記ハウジングは、前記流体投与チューブから前記針への流体フローを許容する中央チャンネルを備え、前記ロッドは、前記第1姿勢のときに、前記中央チャンネルと合わさる貫通孔を備え、前記スプリングアームは、前記第1姿勢に位置づけられたときに前記ハウジング近傍に設けられ、前記第2姿勢において前記ハウジングから遠ざかる関節動作を行い、前記ロッドは、前記中央チャンネルと合わさらないように貫通孔を回転するために、前記第2姿勢において前記スイングアームの関節動作に応じて回転し、前記作動機構が前記第2姿勢のときに前記流体投与チューブから前記針への流体フローを制限する。
ここでの記述は多くの詳細を包含するものであるが、これらは本開示の範囲に限定されるものであるとして解釈されるべきではなく、提示された好ましい形態の例示として単に供されるものであるとして解釈されるべきである。従って、本開示の範囲は、当業者にとって明確となりうるその他の形態をすべて網羅するものであるとして理解されるべきである。
請求項において、単一の要素としての言及は、明示しない限り「一つおよび唯一」という意味を意図しているものではなく、「一つまたはそれ以上」という意味を意図している。本技術分野の当業者により周知である、本開示の形態における要素に対するすべての構造的、化学的、機能的等価物は、ここで参照されたものに明確に組み込まれるものであり、本請求項によって包含されることを意図している。さらに、本開示におけるいずれの要素、部材または方法の工程も、請求項においてこれらが明確に引用されていようがいまいが、公に使用されることを意図していない。ここで、いずれの請求項の要素も、「ための手段」という句を用いて明確に示されない限り、ミーンズプラスファンクション要素として解釈されるべきではない。ここで、いずれの請求項の要素も、「ためのステップ」という句を使用して明確に示されない限り、ステッププラスファンクション要素として解釈されるべきではない。
10、200、300 検知機構/システム
12、152、216、304 ハウジング
16 チューブ
18 スプリングアーム/スイングアーム
20 針
24 圧縮レバー
25 作動機構
40 チューブ
150 回転バルブ検知機構
156、208、308 中央チャンネル
162、206,306 貫通孔
168、302 ロッド
170、210 接触部材/ボタン
310 スプリングアーム/レバー
12、152、216、304 ハウジング
16 チューブ
18 スプリングアーム/スイングアーム
20 針
24 圧縮レバー
25 作動機構
40 チューブ
150 回転バルブ検知機構
156、208、308 中央チャンネル
162、206,306 貫通孔
168、302 ロッド
170、210 接触部材/ボタン
310 スプリングアーム/レバー
Claims (1)
- 流体投与チューブを、患者の組織内に流体を皮下投与するために構成された針に連結するために構成されたハウジングと、
前記ハウジングに連結されたスプリング負荷の作動機構と、
前記作動機構に連結されたフロー停止機構と、を備え、
前記作動機構は、前記ハウジングが前記組織および前記組織内に留置された針の近傍に実質的に設けられている状態に対応する第1姿勢と、前記ハウジングが前記組織から離れて設けられるかまたは前記針が前記組織から外れている状態に対応する第2姿勢と、を備え、
前記フロー停止機機構は、前記作動機構が前記第1姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローを許容する開状態と、前記作動機構が前記第2姿勢にあるときに、前記流体投与チューブから前記針へのフローを実質的に停止する閉状態と、を備える、流体投与のためのフローを自動停止するための装置。
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