JP2020110400A5 - - Google Patents
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Description
従来、複数の設定値のうちのいずれかに設定可能であり、設定された設定値にもとづいて遊技者にとって有利な有利状態の制御を実行可能なパチンコ遊技機があった。このようなパチンコ遊技機において、設定値を確認するための設定確認処理では、実行中のメイン処理が全て終了したときにしか次の処理へ移行できなかった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1にあっては、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、実行中の全ての処理が終わるまで待たねばならず、好適に設定確認作業を実行することできないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、好適に設定確認作業を実行することができる遊技機を提供することを目的とする。
(A)本発明に係る遊技機は、前記有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御される確率に関する設定値を設定可能な設定手段(例えば、CPU103が設定値変更処理を実行する部分)と、
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段(例えば、CPU103が設定値確認処理を実行する部分)と、
遊技者にとって有利な第1状態(例えば、開状態)と、遊技者にとって不利な第2状態(例えば、閉状態)と、に変化する可変手段(例えば、特別可変入賞球装置7)と、
前記有利状態中に前記可変手段を前記第2状態から前記第1状態に変化させる所定遊技(例えば、ラウンド)を複数回実行可能な所定遊技実行手段(例えば、CPU103)と、
前記可変手段を前記第1状態に変化させる変化期間を計時する可変計時手段(例えば、アタッカー開放時間タイマにより計時するCPU103)と、
所定領域(例えば、通過ゲート41)を遊技媒体が通過したことに基づいて、普通識別情報(例えば、普通図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば、CPU103)と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変表示計時手段(例えば、普図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段(例えば、特図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報の可変表示を行う特別可変表示期間を計時する特別可変表示計時手段(例えば、CPU103)と、
特定信号を遊技機の外部に出力可能(例えば、遊技場の管理コンピュータ等の管理装置に対してセキュリティ信号を出力する)な外部出力手段と、を備え、
前記変化期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記変化期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記変化期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、特別可変入賞球装置7が開状態に変化しているときに設定確認状態に制御されたことに基づいてアタッカー開放時間タイマの期間の計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいてアタッカー開放時間タイマの期間の計時を再開させる)、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、普通図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて普図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて普図変動時間タイマの計時を再開させる)、
前記特別可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記特別可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記特別可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、特別図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて特図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて特図変動時間タイマの計時を再開させる)、
前記設定確認状態に制御されているときに前記特別可変表示手段の態様が可変表示結果とは異なる態様とされる(設定値確認処理において、第1特別図柄表示装置207SG004A及び第2特別図柄表示装置207SG004Bを構成する全セグメントの点灯を開始する)ことを特徴とする。この特徴によれば、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、好適に設定確認作業を実行することができる。
(1)上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、
可変表示を実行可能であり、遊技者にとって有利な有利状態(例えば大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、
前記有利状態の終了後に、少なくとも特定期間(例えば大当り遊技状態が終了してから、第1特図又は第2特図の可変表示が特定回数(例えば150回など)実行されるまでの期間など)にわたって特定状態(例えば高ベース状態など)に制御可能な状態制御手段(例えば特別図柄プロセス処理のステップS117にて実行される大当り終了処理において、高ベース状態に制御し、時短制御や高開放制御を開始するCPU103など)と、
可変表示時間(例えば大当り変動時間など)を決定可能な決定手段(例えばステップ018AKS108、018AKS109の処理を実行するCPU103など)と、
を備え、
前記特定期間は、第1期間(例えば大当り遊技状態の終了後、1回目〜4回目の第1特図又は第2特図の可変表示が実行される期間など)と、該第1期間よりも後の第2期間(例えば大当り遊技状態の終了後、5回目〜49回目の第1特図又は第2特図の可変表示が実行される期間など)と、該第2期間よりも後の第3期間(例えば大当り遊技状態の終了後、50回目〜99回目の第1特図又は第2特図の可変表示が実行される期間など)と、を含み、
前記決定手段は、
前記第1期間において前記第2期間よりも高い割合で、第1可変表示時間(例えば変動パターン「PC1−1」の特図変動時間など)を決定可能であり(例えばステップ018AKS107〜018AKS109の処理を実行することにより、時短回数カウント値が「1」〜「4」の範囲に含まれると判定された場合(第1期間であると判定された場合)に、図8−8に示す第1期間及び第4期間に対応する高ベース時用大当り変動パターン決定テーブルを参照して大当り変動の変動パターンを決定し、当該大当り変動の特図変動時間を、決定された変動パターンにおいて指定された特図変動時間に決定するCPU103など)、
前記第2期間において前記第1期間及び前記第3期間よりも高い割合で、前記第1可変表示時間よりも長い第2可変表示時間(例えば変動パターン「PC3−1」、「PC3−2」、「PC4−1」〜「PC4−4」、「PC5−1」〜「PC5−4」の特図変動時間など)を決定可能であり(例えばステップ018AKS107〜018AKS109の処理を実行することにより、時短回数カウント値が「5」〜「49」の範囲に含まれると判定された場合(第2期間であると判定された場合)に、図8−9に示す第2期間に対応する高ベース時用大当り変動パターン決定テーブルを参照して大当り変動の変動パターンを決定し、当該大当り変動の特図変動時間を、決定された変動パターンにおいて指定された特図変動時間に設定するCPU103など)、
前記第3期間において前記第1期間及び前記第2期間よりも高い割合で、前記第1可変表示時間よりも長く前記第2可変表示時間よりも短い第3可変表示時間(例えば変動パターン「PB3−1」、「PB3−2」、「PB4−1」〜「PB4−3」の特図変動時間など)を決定可能である(例えばステップ018AKS107〜018AKS109の処理を実行することにより、時短回数カウント値が「50」〜「99」の範囲に含まれると判定された場合(第3期間であると判定された場合)に、図8−11に示す第3期間に対応する高ベース時用大当り変動パターン決定テーブルを参照して大当り変動の変動パターンを決定し、当該大当り変動の特図変動時間を、決定された変動パターンにおいて指定された特図変動時間に決定するCPU103など)、
さらに、
少なくとも有利状態に制御される確率が異なる有利設定値と不利設定値とを含む複数段階の設定値(例えば、最も遊技者にとって不利な設定値である1から最も遊技者にとって有利な設定値である6までの値)のうちのいずれかの設定値に設定可能な設定手段(例えば、CPU103が図9−32に示す設定値変更処理を実行する部分)と、
有利状態に制御するか否かを判定するための判定用乱数値を生成可能な判定用乱数値生成手段(例えば、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部207SG154)と、
前記判定用乱数値生成手段にて生成された判定用乱数値と、前記設定手段にて設定されている設定値に対応する有利状態判定値とにもとづいて、有利状態に制御するか否かを判定する有利状態判定手段(例えば、CPU103が図9−41に示す特別図柄通常処理を実行する部分)と、
前記有利状態判定手段によって有利状態に制御すると判定されたことにもとづいて前記有利状態に制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103が図5に示す特別図柄プロセス処理を実行する部分)と、
を備え、
前記有利状態判定値の数が設定値に応じて異なることにより、有利状態に制御される確率が異なり(例えば、図9−11〜図9−20に示すように、設定されている設定値に応じて大当り判定値の数が異なることにより、大当り遊技状態に制御される確率が異なる部分)、
前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記設定手段にて設定可能な前記複数段階の設定値で共通の共通数値範囲(例えば、1020〜1237の範囲である大当り判定値の共通数値範囲)が少なくとも設定されており、
前記有利設定値の前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記共通数値範囲と、前記不利設定値の前記有利状態判定値では設定されていない非共通数値範囲(例えば、1238〜各設定値に応じた値までの範囲である大当り判定値の非共通数値範囲)とを含んで設定されており、
前記共通数値範囲と前記非共通数値範囲とは、連続した数値範囲となるように設定されている(例えば、図9−17及び図9−18に示すように、大当りの数値範囲は、通常状態であるか確変状態であるかにかかわらず1020を大当り基準値とした連続した数値範囲として設定されている部分)
ことを特徴としている。
このような構成によれば、第1期間において、爽快感を生じさせて遊技興趣を向上させ、第2期間において、過度な射幸性を抑制し、第3期間において、有利状態から次の有利状態までの期間が間延びすることを防止して遊技興趣の低下を抑制することができる。さらに、有利状態に制御するか否かの判定を行う処理負荷を低減することができる。
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段(例えば、CPU103が設定値確認処理を実行する部分)と、
遊技者にとって有利な第1状態(例えば、開状態)と、遊技者にとって不利な第2状態(例えば、閉状態)と、に変化する可変手段(例えば、特別可変入賞球装置7)と、
前記有利状態中に前記可変手段を前記第2状態から前記第1状態に変化させる所定遊技(例えば、ラウンド)を複数回実行可能な所定遊技実行手段(例えば、CPU103)と、
前記可変手段を前記第1状態に変化させる変化期間を計時する可変計時手段(例えば、アタッカー開放時間タイマにより計時するCPU103)と、
所定領域(例えば、通過ゲート41)を遊技媒体が通過したことに基づいて、普通識別情報(例えば、普通図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば、CPU103)と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変表示計時手段(例えば、普図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段(例えば、特図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報の可変表示を行う特別可変表示期間を計時する特別可変表示計時手段(例えば、CPU103)と、
特定信号を遊技機の外部に出力可能(例えば、遊技場の管理コンピュータ等の管理装置に対してセキュリティ信号を出力する)な外部出力手段と、を備え、
前記変化期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記変化期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記変化期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、特別可変入賞球装置7が開状態に変化しているときに設定確認状態に制御されたことに基づいてアタッカー開放時間タイマの期間の計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいてアタッカー開放時間タイマの期間の計時を再開させる)、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、普通図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて普図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて普図変動時間タイマの計時を再開させる)、
前記特別可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記特別可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記特別可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、特別図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて特図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて特図変動時間タイマの計時を再開させる)、
前記設定確認状態に制御されているときに前記特別可変表示手段の態様が可変表示結果とは異なる態様とされる(設定値確認処理において、第1特別図柄表示装置207SG004A及び第2特別図柄表示装置207SG004Bを構成する全セグメントの点灯を開始する)ことを特徴とする。この特徴によれば、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、好適に設定確認作業を実行することができる。
(1)上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、
可変表示を実行可能であり、遊技者にとって有利な有利状態(例えば大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、
前記有利状態の終了後に、少なくとも特定期間(例えば大当り遊技状態が終了してから、第1特図又は第2特図の可変表示が特定回数(例えば150回など)実行されるまでの期間など)にわたって特定状態(例えば高ベース状態など)に制御可能な状態制御手段(例えば特別図柄プロセス処理のステップS117にて実行される大当り終了処理において、高ベース状態に制御し、時短制御や高開放制御を開始するCPU103など)と、
可変表示時間(例えば大当り変動時間など)を決定可能な決定手段(例えばステップ018AKS108、018AKS109の処理を実行するCPU103など)と、
を備え、
前記特定期間は、第1期間(例えば大当り遊技状態の終了後、1回目〜4回目の第1特図又は第2特図の可変表示が実行される期間など)と、該第1期間よりも後の第2期間(例えば大当り遊技状態の終了後、5回目〜49回目の第1特図又は第2特図の可変表示が実行される期間など)と、該第2期間よりも後の第3期間(例えば大当り遊技状態の終了後、50回目〜99回目の第1特図又は第2特図の可変表示が実行される期間など)と、を含み、
前記決定手段は、
前記第1期間において前記第2期間よりも高い割合で、第1可変表示時間(例えば変動パターン「PC1−1」の特図変動時間など)を決定可能であり(例えばステップ018AKS107〜018AKS109の処理を実行することにより、時短回数カウント値が「1」〜「4」の範囲に含まれると判定された場合(第1期間であると判定された場合)に、図8−8に示す第1期間及び第4期間に対応する高ベース時用大当り変動パターン決定テーブルを参照して大当り変動の変動パターンを決定し、当該大当り変動の特図変動時間を、決定された変動パターンにおいて指定された特図変動時間に決定するCPU103など)、
前記第2期間において前記第1期間及び前記第3期間よりも高い割合で、前記第1可変表示時間よりも長い第2可変表示時間(例えば変動パターン「PC3−1」、「PC3−2」、「PC4−1」〜「PC4−4」、「PC5−1」〜「PC5−4」の特図変動時間など)を決定可能であり(例えばステップ018AKS107〜018AKS109の処理を実行することにより、時短回数カウント値が「5」〜「49」の範囲に含まれると判定された場合(第2期間であると判定された場合)に、図8−9に示す第2期間に対応する高ベース時用大当り変動パターン決定テーブルを参照して大当り変動の変動パターンを決定し、当該大当り変動の特図変動時間を、決定された変動パターンにおいて指定された特図変動時間に設定するCPU103など)、
前記第3期間において前記第1期間及び前記第2期間よりも高い割合で、前記第1可変表示時間よりも長く前記第2可変表示時間よりも短い第3可変表示時間(例えば変動パターン「PB3−1」、「PB3−2」、「PB4−1」〜「PB4−3」の特図変動時間など)を決定可能である(例えばステップ018AKS107〜018AKS109の処理を実行することにより、時短回数カウント値が「50」〜「99」の範囲に含まれると判定された場合(第3期間であると判定された場合)に、図8−11に示す第3期間に対応する高ベース時用大当り変動パターン決定テーブルを参照して大当り変動の変動パターンを決定し、当該大当り変動の特図変動時間を、決定された変動パターンにおいて指定された特図変動時間に決定するCPU103など)、
さらに、
少なくとも有利状態に制御される確率が異なる有利設定値と不利設定値とを含む複数段階の設定値(例えば、最も遊技者にとって不利な設定値である1から最も遊技者にとって有利な設定値である6までの値)のうちのいずれかの設定値に設定可能な設定手段(例えば、CPU103が図9−32に示す設定値変更処理を実行する部分)と、
有利状態に制御するか否かを判定するための判定用乱数値を生成可能な判定用乱数値生成手段(例えば、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部207SG154)と、
前記判定用乱数値生成手段にて生成された判定用乱数値と、前記設定手段にて設定されている設定値に対応する有利状態判定値とにもとづいて、有利状態に制御するか否かを判定する有利状態判定手段(例えば、CPU103が図9−41に示す特別図柄通常処理を実行する部分)と、
前記有利状態判定手段によって有利状態に制御すると判定されたことにもとづいて前記有利状態に制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103が図5に示す特別図柄プロセス処理を実行する部分)と、
を備え、
前記有利状態判定値の数が設定値に応じて異なることにより、有利状態に制御される確率が異なり(例えば、図9−11〜図9−20に示すように、設定されている設定値に応じて大当り判定値の数が異なることにより、大当り遊技状態に制御される確率が異なる部分)、
前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記設定手段にて設定可能な前記複数段階の設定値で共通の共通数値範囲(例えば、1020〜1237の範囲である大当り判定値の共通数値範囲)が少なくとも設定されており、
前記有利設定値の前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記共通数値範囲と、前記不利設定値の前記有利状態判定値では設定されていない非共通数値範囲(例えば、1238〜各設定値に応じた値までの範囲である大当り判定値の非共通数値範囲)とを含んで設定されており、
前記共通数値範囲と前記非共通数値範囲とは、連続した数値範囲となるように設定されている(例えば、図9−17及び図9−18に示すように、大当りの数値範囲は、通常状態であるか確変状態であるかにかかわらず1020を大当り基準値とした連続した数値範囲として設定されている部分)
ことを特徴としている。
このような構成によれば、第1期間において、爽快感を生じさせて遊技興趣を向上させ、第2期間において、過度な射幸性を抑制し、第3期間において、有利状態から次の有利状態までの期間が間延びすることを防止して遊技興趣の低下を抑制することができる。さらに、有利状態に制御するか否かの判定を行う処理負荷を低減することができる。
Claims (1)
- 遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御される確率に関する設定値を設定可能な設定手段と、
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段と、
遊技者にとって有利な第1状態と、遊技者にとって不利な第2状態とに変化する可変手段と、
前記有利状態中に前記可変手段を前記第2状態から前記第1状態に変化させる所定遊技を複数回実行可能な所定遊技実行手段と、
前記可変手段を前記第1状態に変化させる変化期間を計時する可変計時手段と、
所定領域を遊技媒体が通過したことに基づいて、普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変表示計時手段と、
特別識別情報の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段と、
特別識別情報の可変表示を行う特別可変表示期間を計時する特別可変表示計時手段と、を備え、
前記変化期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記変化期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記変化期間の計時が再開され、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され、
前記特別可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記特別可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記特別可変表示期間の計時が再開され、
前記設定確認状態に制御されているときに前記特別可変表示手段の態様が可変表示結果とは異なる態様とされる、
ことを特徴とする遊技機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004094A JP7134884B2 (ja) | 2019-01-15 | 2019-01-15 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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2019
- 2019-01-15 JP JP2019004094A patent/JP7134884B2/ja active Active