JP2020110332A - 動作支援装置および動作支援方法 - Google Patents

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一昭 岸本
Kazuaki Kishimoto
一昭 岸本
和真 山口
Kazuma Yamaguchi
和真 山口
健治 寺澤
Kenji Terasawa
健治 寺澤
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Shuhei Kanemitsu
修平 兼光
浩和 山口
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浩和 山口
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雅樹 陣川
Masaki Jinkawa
雅樹 陣川
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淳 高松
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Abstract

【課題】精度よく立脚状態および遊脚状態を判定することができる動作支援装置および動作支援方法を提供する。【解決手段】動作支援装置100は、人の下半身に装着され、下半身の動作を支援する動作支援装置100であって、人の足部に配置され、屈曲または伸展における足部の回転方向の回転加速度を検出するジャイロセンサ51と、ジャイロセンサ51の検出結果に応じて動作支援装置100を制御する制御部80と、を備え、制御部80は、人の歩行中において、ジャイロセンサ51の検出値が0となっている0期間を含む第一期間において足部が立脚状態であると判定し、第一期間以外の第二期間において足部が遊脚状態であると判定し、判定結果に応じて動作支援装置100を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、動作支援装置および動作支援方法に関する。
特許文献1には、足裏部に設けられた圧力センサの検出結果から脚部が遊脚状態であるか立脚状態であるかを判定する歩行訓練装置が開示されている。
特開2018−093949号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、足裏に設けられた圧力センサが、立脚の度に装着者によって踏まれるため、破損しやすく、また、圧力センサからの出力信号が同じ条件であっても変化しやすい。このため、圧力センサを頻繁に交換しないと、精度よく立脚状態および遊脚状態を判定できないという課題があった。
そこで、本発明は、精度よく立脚状態および遊脚状態を判定することができる動作支援装置および動作支援方法を提供する。
本発明の一態様に係る動作支援装置は、人の下半身に装着され、前記下半身の動作を支援する動作支援装置であって、前記人の足部に配置され、屈曲または伸展における前記足部の回転方向の回転加速度を検出するジャイロセンサと、前記ジャイロセンサの検出結果に応じて前記動作支援装置を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記人の歩行中において、前記ジャイロセンサの検出値が0となっている0期間を含む第一期間において前記足部が立脚状態であると判定し、前記第一期間以外の第二期間において前記足部が遊脚状態であると判定し、判定結果に応じて前記動作支援装置を制御する。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明の動作支援装置は、精度よく立脚状態および遊脚状態を判定することができる。
図1は、実施の形態に係る動作支援装置を前方から見た斜視図である。 図2は、動作支援装置の機能的な構成を示すブロック図である。 図3は、立脚状態における、地面に対する足部材の角度について説明するための図である。 図4は、遊脚状態における、地面に対する足部材の角度について説明するための図である。 図5は、上り坂において、足部材が静止している状態を示す図である。 図6は、下り坂において、足部材が静止している状態を示す図である。 図7は、上り坂を歩行しているときのジャイロセンサおよび加速度センサの検出結果を示す図である。 図8は、図7の立脚状態の第一期間を拡大した図である。 図9は、下り坂を歩行しているときのジャイロセンサおよび加速度センサの検出結果を示す図である。 図10は、動作支援装置の動力制御部による下肢への動力制御を示すフローチャートである。
上記動作支援装置の実現のため、本発明の一態様に係る動作支援装置は、人の下半身に装着され、前記下半身の動作を支援する動作支援装置であって、前記人の足部に配置され、屈曲または伸展における前記足部の回転方向の回転加速度を検出するジャイロセンサと、前記ジャイロセンサの検出結果に応じて前記動作支援装置を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記人の歩行中において、前記ジャイロセンサの検出値が0となっている0期間を含む第一期間において前記足部が立脚状態であると判定し、前記第一期間以外の第二期間において前記足部が遊脚状態であると判定し、判定結果に応じて前記動作支援装置を制御する。
これによれば、歩行が行われても検出値が劣化しにくいジャイロセンサの検出結果に応じて、人の歩行中における人の足部の立脚状態および遊脚状態を判定するため、精度よく足部の立脚状態および遊脚状態を判定することができる。
また、さらに、前記足部に配置され、互いに異なる3方向それぞれの加速度を検出する加速度センサを備え、前記制御部は、さらに、前記人の歩行中において、前記0期間における前記加速度センサの検出結果を用いて、前記足部が立脚している地面の傾きを算出してもよい。
このため、人が歩行している地面の傾きを、精度よく、かつ、容易に算出することができる。
また、前記制御部は、予め記憶部に記憶されている、水平面に対する角度が既知である基準面に立脚している場合の前記加速度センサの検出結果と、前記0期間における前記加速度センサの検出結果との差を用いて、前記基準面からの前記地面の傾きの差を算出し、前記基準面の角度に前記傾きの差を加算することで、前記地面の傾きを算出してもよい。
このため、人が歩行している地面の傾きを、精度よく、かつ、容易に算出することができる。
また、前記0期間は、前記ジャイロセンサの検出値が0を含む所定範囲内となっている期間であり、前記制御部は、前記0期間よりも第一時間前の第一タイミングから、前記0期間よりも第二時間後の第二タイミングまでの期間を、前記第一期間として算出してもよい。
このため、立脚状態の第一期間をより精度よく特定することができる。
また、前記第一時間および前記第二時間は、予め定められた固定時間であってもよい。
このため、立脚状態の第一期間をより精度よく特定することができる。
また、前記第一時間および前記第二時間は、前記動作支援装置を装着する人に応じて異なる時間に設定されてもよい。
このため、立脚状態の第一期間を、人に応じてより精度よく特定することができる。
また、前記第一時間および前記第二時間は、前記0期間が短いほど短い時間に設定されてもよい。
このため、立脚状態の第一期間を、歩行速度に応じてより精度よく特定することができる。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、本発明の一態様に係る動作支援装置100について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
図1〜図10を用いて、動作支援装置について説明する。
[1−1.構成]
本実施の形態では、装着者に動作支援装置が装着された状態において、装着者の左右方向をX軸方向とし、装着者の前後方向をY軸方向とし、装着者の上下方向をZ軸方向とする。また、装着者の左側をX軸方向プラス側とし、装着者の右側をX軸方向マイナス側とする。また、装着者の前側をY軸方向プラス側とし、装着者の後ろ側をY軸方向マイナス側とする。また。装着者の上側をZ軸方向プラス側とし、装着者の下側をZ軸方向マイナス側とする。なお、各図において、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のそれぞれを示す矢印が示す方向を、それぞれの方向におけるプラス側とし、矢印とは反対側の方向を、それぞれの方向におけるマイナス側とする。なお、装着者は、人の一例である。
図1は、実施の形態に係る動作支援装置を前方から見た斜視図である。
図1に示すように、動作支援装置100は、胴体部材10と、上脚部材20と、下脚部材30と、足部材40と、IMU(Inertial Measurement Unit)50と、アクチュエータ60とを備える。
胴体部材10は、装着者の胴体に装着される部材である。胴体部材10は、2つの本体部11と、本体部11の間に固定される長尺板状の腰部12と、装着者の腰の左右方向の両外側に、それぞれ2つの本体部11が位置するように装着者の腰を腰部12の所定の位置に固定するための腰ベルト13とを有する。本体部11には、動力制御部83を実現するためのコンピュータと、コンピュータおよびアクチュエータ60を動作させる電力を供給するバッテリが設けられていてもよい。本体部11および腰部12は、例えば、金属、樹脂などにより構成される。腰ベルト13は、ナイロン、シリコーンなどの樹脂、金属、革(人工皮革を含む)などにより構成される。
なお、上脚部材20、下脚部材30、足部材40、IMU50およびアクチュエータ60は、2つの本体部11のそれぞれに1つずつ設けられる(つまり、1つの動作支援装置100に対して2つずつ設けられる)が、それぞれの形状が左右対称で異なる以外は、同様の構成であるので、以下では、片側の構成について主に説明する。
アクチュエータ60は、胴体部材10に設けられ、上脚部材20を胴体部材10に対して回転させる。アクチュエータ60は、例えば、モータである。
上脚部材20は、装着者の大腿部に装着される、長尺板状の部材である。上脚部材20は、具体的にはバンド21により大腿部のX軸方向外側の位置に、大腿部に対して略平行に装着される。上脚部材20は、Z軸方向プラス側の端部が胴体部材10の本体部11に対して回転自在に接続され、Z軸方向マイナス側の端部が下脚部材30に対して回転自在に接続されている。具体的には、上脚部材20は、Z軸方向プラス側の端部が胴体部材10に対して、X軸方向に沿った方向に延びる回転軸を軸として回転自在に接続されている。つまり、上脚部材20は、装着者の股関節に対応する位置で、本体部11に対して回転自在に接続されている。また、上脚部材20は、Z軸方向マイナス側の端部が下脚部材30に対してX軸方向に沿った方向に延びる回転軸を軸として回転自在に接続されている。つまり、上脚部材20は、装着者の膝関節に対応する位置で、下脚部材30に対して回転自在に接続されている。上脚部材20は、例えば、金属、樹脂などにより構成される。
下脚部材30は、装着者の下腿部に装着される、長尺板状の部材である。下脚部材30は、具体的には、装着者の下腿部の前側を支持する支持部31により、下腿部のX軸方向外側の位置に、下腿部に対して略平行に装着される。下脚部材30は、Z軸方向プラス側の端部が上脚部材20に対して、X軸方向に沿った方向に延びる回転軸32を軸として回転自在に接続されている。下脚部材30は、Z軸方向マイナス側の端部が足部材40に対して、X軸方向に沿った方向に延びる回転軸33を軸として回転自在に接続されている。つまり、下脚部材30は、装着者の足関節に対応する位置で、足部材40に対して回転自在に接続されている。また、下脚部材30は、上端からY軸方向マイナス側に突出する突出部34を有する。下脚部材30は、例えば、金属、樹脂などにより構成される。
足部材40は、装着者の足部に装着される部材である。足部材40は、装着者の足が載置されるソール部41と、ソール部41から上方に突出している柱状部42と、柱状部42に固定され装着者の踵の後側を支持する踵支持部43と、ソール部41の前側の部分に配置され、装着者のつま先を覆うカバー部44とを有する。足部材40は、ソール部41、踵支持部43、およびカバー部44により装着者の足部に装着される。柱状部42は、上端が下脚部材30の下端と回転自在に接続されている。足部材40は、例えば、金属、樹脂などにより構成される。
IMU50は、足部材40に配置されているセンサ機器である。IMU50は、例えば、足部材40の柱状部材42に固定されている。IMU50の詳細については後述する。
なお、胴体部材10、上脚部材20、下脚部材30および足部材40の各部材を、装着者に装着するための構成は、胴体部材10、上脚部材20、下脚部材30および足部材40を、それぞれ装着者の胴体、大腿部、下腿部および足部に装着できれば上記に限るものではなく、従来用いられる公知の技術を用いて構成することができる。
次に、動作支援装置の機能的な構成について説明する。
図2は、動作支援装置の機能的な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、100は、機能的には、IMU50と、制御部80と、記憶部70と、アクチュエータ60とを備える。
IMU50は、ジャイロセンサ51および加速度センサ52を含むセンサ機器である。ジャイロセンサ51は、足部材40の異なる3方向を軸とした3軸周りそれぞれの回転における角速度を検出するセンサである。つまり、ジャイロセンサ51は、人の足部に配置され、屈曲または伸展における当該足部の回転方向(図1におけるX軸方向周りの回転方向)の回転加速度を検出する。ジャイロセンサ51は、動作支援装置100が図1の状態で静止している場合において、X軸方向に一致するx軸方向周りのx回転方向と、Y軸方向に一致するy軸方向周りのy回転方向と、Z軸方向に一致するz軸方向周りのz回転方向とのそれぞれの回転か速度を検出する。
加速度センサ52は、足部材40の異なる3方向のそれぞれの加速度を検出するセンサである。加速度センサ52は、動作支援装置100が図1の状態で静止している場合において、X軸方向に一致するx軸方向と、Y軸方向に一致するy軸方向と、Z軸方向に一致するz軸方向とのそれぞれの加速度を検出する。
記憶部70は、予め計測された、水平面に対する角度が既知である基準面に装着者の足部が立脚している場合の加速度センサ52の検出結果を記憶していてもよい。
制御部80は、ジャイロセンサ51の検出結果に応じて動作支援装置100を制御する。制御部80は、具体的には、ジャイロセンサ51の検出結果を用いて、装着者が立脚状態であるか遊脚状態であるかを判定し、判定結果に応じてアクチュエータ60の動作を制御する。制御部80は、装着者が歩行中において、ジャイロセンサ51の検出値が0となっている0期間(後述する図8参照)を含む第一期間において当該装着者の足部が立脚状態であると判定する。また、制御部80は、装着者が歩行中において、第一期間以外の第二期間において当該足部が遊脚状態であると判定する。
ここで、立脚状態および遊脚状態について説明する。
図3は、立脚状態における、地面に対する足部材の角度について説明するための図である。図4は、遊脚状態における、地面に対する足部材の角度について説明するための図である。
図3の(a)〜(e)は、遊脚状態から立脚状態に移行する直前のタイミングから、立脚状態から遊脚状態に移行する直前のタイミングまでの装着者の姿勢および動作支援装置100の姿勢を複数のタイミングで時系列に示した図である。
図3の(a)および(b)に示すタイミングで、装着者は、遊脚状態から立脚状態となる。このタイミングでは、動作支援装置100の足部材40のソール部41は、ソール部41の全体が地面と接した状態となっておらず、地面に対して傾いている。
次に、図3の(c)に示すタイミングで、動作支援装置100の足部材40のソール部41は、ソール部41の全体が地面と接した状態となり、地面と平行になる。このように、このタイミングでは足部材40は、地面に対して接した状態となり静止した状態となるため、ジャイロセンサ51の検出結果は、0に近い値となる。なお、実際には、足部材40は、完全に静止する訳ではないため、ジャイロセンサ51の検出結果は、0を基準とした所定範囲内の値となる。
次に、図3の(d)および(e)のタイミングで、動作支援装置100の足部材40のソール部41は、かかと側が地面から離れることで、地面に対して傾いている状態に回転するため、ジャイロセンサ51の検出結果は、所定範囲から外れた値となる。
図4の(a)〜(e)は、立脚状態から遊脚状態に移行する直前のタイミングから、遊脚状態から立脚状態に移行する直前のタイミングまでの装着者の姿勢および動作支援装置100の姿勢を複数のタイミングで時系列に示した図である。
動作支援装置100の足部40は、遊脚状態においては、常に動いており、静止した状態とはならない。このため、ジャイロセンサ51の検出結果は、変化が大きくなる。
図3および図4で説明したように、立脚状態では、図3の(c)のタイミングで、動作支援装置100の足部材40がある一定の期間以上静止した状態となるため、ジャイロセンサ51の検出結果は0を基準とした所定範囲内の値となる。つまり、制御部80は、ジャイロセンサ51の検出結果が、0を基準とし、かつ、0を含む所定範囲内の値となっていることを検出することで、図3の(c)のように立脚状態において足部材40が静止している状態を検出できる。足部材40が静止している状態は、数秒間程度継続されるため、制御部80は、ジャイロセンサ51の検出値が0を含む所定範囲内となっている期間を、足部材40が静止している状態である0期間であることを検出する。
また、立脚状態である第一期間は、図3の(b)、(d)および(e)に示すように、足部材40が静止している状態の前後の期間も含む。このため、制御部80は、0期間よりも第一時間前の第一タイミングt1から、0期間よりも第二時間後の第二タイミングt2までの期間を、第一期間として算出してもよい(後述する図8参照)。第一時間および第二時間は、互いに異なる時間であってもよい。第一時間および第二時間は、予め定められた固定時間であってもよい。
制御部80は、立脚状態において、上脚部材20の下端が前方から後方に向かって旋回する方向(順回転方向)にアクチュエータ60を回転させ、遊脚状態において、上脚部材20の下端が後方から前方に向かって旋回する方向(逆回転方向)にアクチュエータ60を回転させる。これにより、動力制御部80は、装着者の歩行を支援する。なお、動力制御部80は、脚部が立脚状態および遊脚状態であるかに応じて装着者の歩行を支援できればどのようにアクチュエータ60を回転させてもよく、上記の説明の動作に限るものではない。
また、制御部80は、さらに、装着者が歩行中において、0期間における加速度センサ51の検出結果を用いて、装着者の足部が立脚している地面の傾きを算出する。制御部80は、具体的には、予め記憶部70に記憶されている、水平面に対する角度が既知である基準面に装着者の足部が立脚している場合の加速度センサ52の検出結果と、0期間における加速度センサ52の検出結果との差を用いて、基準面からの地面の傾きの差を算出する。そして、制御部80は、基準面の角度に算出した傾きの差を加算することで、地面の傾きを算出する。制御部80は、ジャイロセンサ51の検出値が0を含む所定範囲内にある場合に、動作支援装置100の足部材40のソール部41全体が地面に接しており、静止状態であることを特定することができる。このため、制御部80は、この場合の加速度センサ52の検出結果を用いることで、足部が立脚している地面の傾きを算出することができる。
図5は、上り坂において、足部材が静止している状態を示す図である。図6は、下り坂において、足部材が静止している状態を示す図である。
図5に示すように、足部材40が静止している0期間では、IMU50が有する加速度センサ52の検出結果を用いることで、重力加速度GのIMU50に対する方向を特定することができる。具体的には、加速度センサ52は、重力加速度Gを検出することで、加速度センサ52のy軸方向における検出値y1と、加速度センサ52のz軸方向における検出値z1とを検出する。このため、制御部80は、これらの検出値y1およびz1を用いることで、図5における重力加速度Gの、加速度センサ52のz軸方向に対する傾きθ1を算出することができる。そして、制御部80は、算出した傾きθ1から記憶部70に記憶されている基準の角度を減じて得られた差を用いて、基準面からの地面の傾きの差を算出する。基準面が水平面である場合、水平面に対する地面201の傾きθ11は、算出した傾きθ11と等しい(つまり、水平面である基準面装着者の足部が立脚している場合の加速度センサ52の検出結果がz軸方向における重力加速度Gと等しい)ため、算出した傾きθ11を地面201の傾きとすることができる。基準面が水平面から傾いた傾斜面である場合、傾斜面の傾きに対して算出した、基準面からの地面の傾きの差を傾斜面の傾きに加算することで、地面201の傾きを算出することができる。なお、面の傾きを示す角度は、X軸方向プラス方向にみた場合のX軸方向周りの回転方向において、右回転方向をプラスとし、左回転方向をマイナスとして算出してもよい。上記のプラスおよびマイナスは、反対であってもよい。
図6に示す下り坂の地面202の場合についても、上記と同様に、足部材40が静止している0期間では、IMU50が有する加速度センサ52の検出結果を用いることで、重力加速度GのIMU50に対する方向を特定することができる。具体的には、加速度センサ52は、重力加速度Gを検出することで、加速度センサ52のy軸方向における検出値y2と、加速度センサ52のz軸方向における検出値z2とを検出する。このため、制御部80は、これらの検出値y2およびz2を用いることで、図6における重力加速度Gの、加速度センサ52のz軸方向に対する傾きθ2を算出することができる。そして、制御部80は、算出した傾きθ2から記憶部70に記憶されている基準の角度を減じて得られた差を用いて、基準面からの地面の傾きの差を算出する。基準面が水平面である場合、水平面に対する地面202の傾きθ12は、算出した傾きθ2と等しい(つまり、水平面である基準面装着者の足部が立脚している場合の加速度センサ52の検出結果がz軸方向における重力加速度Gと等しい)ため、算出した傾きθ2を地面202の傾きとすることができる。基準面が水平面から傾いた傾斜面である場合、傾斜面の傾きに対して算出した、基準面からの地面の傾きの差を傾斜面の傾きに加算することで、地面202の傾きを算出することができる。
図7は、上り坂を歩行しているときのジャイロセンサおよび加速度センサの検出結果を示す図である。図8は、図7の立脚状態の第一期間を拡大した図である。図7および図8では、上のグラフはジャイロセンサにより検出された回転加速度の時間経過による変化を示し、下のグラフは加速度センサにより検出された結果を用いて算出された地面の傾きの時間経過による変化を示す。
図7に示すように、立脚状態においては、ジャイロセンサ51により検出された回転加速度が0付近となり、遊脚状態においては、回転加速度が大きく変化することが分かる。これにより、図8に示すように、ジャイロセンサ51により検出される回転加速度は、検出値が0を基準としてプラス側およびマイナス側のそれぞれに所定値d1の範囲である所定範囲d2内となる0期間を含む第一期間において立脚状態であることがわかる。また、立脚状態となる第一期間は、0期間の前後に、所定範囲d2から外れる値を含む第一時間および第二時間を含む。第一期間は、所定範囲d2内に含まれる連続した値のうち所定時間よりも長い時間であってもよい。
第一時間および第二時間は、動作支援装置100を装着する装着者に応じて異なる時間に設定されてもよい。つまり、第一装着者が動作支援装置100を装着したときに設定される第一時間および第二時間と、第二装着者が動作支援装置100を装着したときに設定される第一時間および第二時間とは、それぞれ、互いに異なる時間に設定されてもよい。このため、異なる装着者の歩行の癖に応じて第一時間および第二時間を最適な値に設定することができ、精度よく立脚状態を判定することができる。
また、第一時間および第二時間は、0期間が短いほど短い時間に設定されてもよい。これは、0期間が短いほど、装着者が速く歩行していると判定することができるためであり、速く歩行しているほど第一時間および第二時間も短くなると推定できるからである。
また、第一時間および第二時間は、制御部80に算出された地面の傾きについて、上り坂が急であるほど長い時間に設定され、下り坂が急であるほど短い時間に設定されてもよい。これは、上り坂が急であるほど装着者の歩行速度が遅くなり、下り坂が急であるほど装着者の歩行速度が速くなるからである。
図9は、下り坂を歩行しているときのジャイロセンサおよび加速度センサの検出結果を示す図である。下り坂の場合も、上り坂の場合と同様のことが言える。
[1−2.動作]
次に、動作支援装置の動力制御部による動力制御について説明する。
図10は、動作支援装置の動力制御部による下肢への動力制御を示すフローチャートである。
動作支援装置100の制御部80は、立脚状態であるか、遊脚状態あるかを判定する(S11)。
制御部80は、立脚状態であると判定した場合(S11でYes)、アクチュエータ14を順回転方向に回転させる(S12)。
一方で、制御部80は、遊脚状態であると判定した場合(S11でNo)、アクチュエータ14を逆回転方向に回転させる(S13)。
[1−3.効果など]
上記実施の形態に係る動作支援装置100によれば、人の下半身に装着され、下半身の動作を支援する動作支援装置であって、ジャイロセンサ51と、制御部80とを備える。ジャイロセンサ51は、人の足部に配置され、屈曲または伸展における当該足部の回転方向の回転加速度を検出する。制御部80は、ジャイロセンサ51の検出結果に応じて動作支援装置100を制御する。制御部80は、人の歩行中において、ジャイロセンサ51の検出値が0となっている0期間を含む第一期間において足部が立脚状態であると判定し、第一期間以外の第二期間において前記足部が遊脚状態であると判定し、判定結果に応じて動作支援装置100を制御する。
これによれば、歩行が行われても検出値が劣化しにくいジャイロセンサ51の検出結果に応じて、人の歩行中における人の足部の立脚状態および遊脚状態を判定するため、精度よく足部の立脚状態および遊脚状態を判定することができる。このため、人の歩行中において適切なタイミングで、動作支援装置100が動作するように制御することができる。
また、動作支援装置100において、さらに、加速度センサ52を備える。加速度センサ52は、足部に配置され、互いに異なる3方向それぞれの加速度を検出する。制御部80は、さらに、人の歩行中において、0期間における加速度センサ52の検出結果を用いて、足部が立脚している地面の傾きを算出する。
また、動作支援装置100において、制御部80は、予め記憶部70に記憶されている、水平面に対する角度が既知である基準面に立脚している場合の加速度センサ52の検出結果と、0期間における加速度センサ52の検出結果との差を用いて、基準面からの地面の傾きの差を算出する。制御部80は、基準面の角度に傾きの差を加算することで、地面の傾きを算出する。
このため、人が歩行している地面の傾きを、精度よく、かつ、容易に算出することができる。
(その他の実施の形態)
上記実施の形態では、上脚部材20と下脚部材30とは、X軸方向に沿った方向に延びる回転軸32を軸として回転自在に接続されているとしたが、これに限らずに、2軸以上の自由度で回転自在に接続されていてもよい。同様に、下脚部材30と足部材40とは、X軸方向に沿った方向に延びる回転軸32を軸として回転自在に接続されているとしたが、これに限らずに、2軸以上の自由度で回転自在に接続されていてもよい。
上記実施の形態では、動作支援装置100は、人の下半身の動作を支援する構成だけでなく、さらに、人の上半身の動作(例えば、上腕または前腕の動作)を支援する構成を含んでいてもよい。
以上、本発明の一つまたは複数の態様に係る動作支援装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、装着者の膝関節または足関節にかかる負担を低減できる下肢支援装具などとして有用である。
10 胴体部材
11 本体部
12 腰ベルト
20 上脚部材
21 バンド
30 下脚部材
31 支持部
32 回転軸
33 回転軸
40 足部材
41 ソール部
42 柱状部
43 踵支持部
44 カバー部
50 IMU
51 ジャイロセンサ
52 加速度センサ
60 アクチュエータ
70 記憶部
80 制御部
100 動作支援装置

Claims (8)

  1. 人の下半身に装着され、前記下半身の動作を支援する動作支援装置であって、
    前記人の足部に配置され、屈曲または伸展における前記足部の回転方向の回転加速度を検出するジャイロセンサと、
    前記ジャイロセンサの検出結果に応じて前記動作支援装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記人の歩行中において、前記ジャイロセンサの検出値が0となっている0期間を含む第一期間において前記足部が立脚状態であると判定し、前記第一期間以外の第二期間において前記足部が遊脚状態であると判定し、判定結果に応じて前記動作支援装置を制御する
    動作支援装置。
  2. さらに、
    前記足部に配置され、互いに異なる3方向それぞれの加速度を検出する加速度センサを備え、
    前記制御部は、さらに、前記人の歩行中において、前記0期間における前記加速度センサの検出結果を用いて、前記足部が立脚している地面の傾きを算出する
    請求項1に記載の動作支援装置。
  3. 前記制御部は、
    予め記憶部に記憶されている、水平面に対する角度が既知である基準面に立脚している場合の前記加速度センサの検出結果と、前記0期間における前記加速度センサの検出結果との差を用いて、前記基準面からの前記地面の傾きの差を算出し、
    前記基準面の角度に前記傾きの差を加算することで、前記地面の傾きを算出する
    請求項2に記載の動作支援装置。
  4. 前記0期間は、前記ジャイロセンサの検出値が0を含む所定範囲内となっている期間であり、
    前記制御部は、前記0期間よりも第一時間前の第一タイミングから、前記0期間よりも第二時間後の第二タイミングまでの期間を、前記第一期間として算出する
    請求項1または2に記載の動作支援装置。
  5. 前記第一時間および前記第二時間は、予め定められた固定時間である
    請求項4に記載の動作支援装置。
  6. 前記第一時間および前記第二時間は、前記動作支援装置を装着する人に応じて異なる時間に設定される
    請求項4または5に記載の動作支援装置。
  7. 前記第一時間および前記第二時間は、前記0期間が短いほど短い時間に設定される
    請求項4から6のいずれか1項に記載の動作支援装置。
  8. 人の下半身に装着され、前記下半身の動作を支援する動作支援装置における動作支援方法であって、
    前記人の足部に配置されるジャイロセンサの検出結果を取得し、
    前記人が歩行中において、前記ジャイロセンサの検出値が0を含む所定範囲内になっている0期間を含む第一期間において前記足部が立脚状態であると判定し、前記第一期間以外の第二期間において前記足部が遊脚状態であると判定し、
    判定結果に応じて前記動作支援装置を制御する
    動作支援方法。
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