JP2020109594A - 付着物検出装置および付着物検出方法 - Google Patents

付着物検出装置および付着物検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】付着物を早期に、かつ、高精度に検出することができる付着物検出装置および付着物検出方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係る付着物検出装置は、決定部と、抽出部と、判定部とを備える。決定部は、撮像画像の画素領域に含まれる各画素のエッジの角度に基づき、所定の角度範囲を単位とするエッジ代表向きを画素領域毎に決定する。抽出部は、画素領域のうち、隣接する画素領域のエッジ代表向きが互いに逆向きである場合に、隣接する画素領域をペア領域として抽出する。判定部は、抽出部によって抽出されたペア領域の数、および、ペア領域に含まれる画素領域のエッジ強度の総和の少なくとも一方に基づき、レンズに付着した付着物の付着状態を判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、付着物検出装置および付着物検出方法に関する。
従来、車両等に搭載されたカメラによって撮像された撮像画像に基づいて、カメラレンズに付着した付着物を検出する付着物検出装置が知られている。付着物検出装置には、例えば、時系列の撮像画像の差分に基づいて付着物を検出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−038048号公報
しかしながら、従来技術では、付着物を早期に、かつ、高精度に検出する点で改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、付着物を早期に、かつ、高精度に検出することができる付着物検出装置および付着物検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る付着物検出装置は、決定部と、抽出部と、判定部とを備える。前記決定部は、撮像画像の画素領域に含まれる各画素のエッジの角度に基づき、所定の角度範囲を単位とするエッジ代表向きを前記画素領域毎に決定する。前記抽出部は、前記画素領域のうち、隣接する前記画素領域の前記エッジ代表向きが互いに逆向きである場合に、前記隣接する画素領域をペア領域として抽出する。前記判定部は、前記抽出部によって抽出された前記ペア領域の数、および、前記ペア領域に含まれる前記画素領域のエッジ強度の総和の少なくとも一方に基づき、レンズに付着した付着物の付着状態を判定する。
本発明によれば、付着物を早期に、かつ、高精度に検出することができる。
図1は、実施形態に係る付着物検出方法の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る付着物検出装置の構成を示すブロック図である。 図3は、決定部の処理内容を示す図である。 図4は、決定部の処理内容を示す図である。 図5は、判定部の処理内容を示す図である。 図6は、判定部の処理内容を示す図である。 図7は、判定部の処理内容を示す図である。 図8は、実施形態に係る付着物検出装置が実行する付着物の検出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変形例に係る決定部の処理内容を示す図である。 図10は、変形例に係る抽出部の処理内容を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する付着物検出装置および付着物検出方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて、実施形態に係る付着物検出方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る付着物検出方法の概要を示す図である。なお、図1には、例えば、車載カメラのレンズ全面に雪が付着した状態で撮像された撮像画像Iを示している。実施形態に係る付着物検出方法は、付着物検出装置1(図2参照)によって実行され、車載カメラで撮像された撮像画像Iに基づいてカメラのレンズに付着した付着物を検出する。
なお、付着物は、雪に限定されるものではなく、例えば、色が薄い泥等でもよい。換言すれば、付着物は、撮像画像Iにおいて、被写体が映らない程度に遮蔽するが、ある程度の光は透過して、光の透過の多少によりわずかな輝度変化を生じさせるものであればよい。
ここで、従来の付着物検出装置では、時系列の撮像画像の差分に基づいて付着物を検出する技術があった。しかしながら、従来の技術では、例えば、レンズ全体が雪に埋もれた場合等、画像間の差分が生じにくくなるため、付着物を検出できないおそれがあった。また、従来は、雪に埋もれた撮像画像等では、例えば、トンネル内を走行して、トンネル内のライトの光に起因して一時的に撮像画像Iにおける輝度が部分的に高くなる場合があり、かかる場合には、光に起因する高輝度の領域においてエッジの強度が強くなるため、付着物が付着していないと誤検出するおそれもあった。さらに、従来は、時系列の撮像画像が必要となるため、付着物の検出に時間を要してしまう。
そこで、実施形態に係る付着物検出方法では、1枚の撮像画像Iから検出されるエッジの角度を利用して付着物を検出する。具体的には、図1に示すように、実施形態に係る付着物検出装置1は、まず、撮像画像Iの画素領域100に含まれる各画素PXのエッジの角度(図1の画素PX内にあるベクトルの向き)に基づき、所定の角度範囲を単位とするエッジ代表向きと、エッジ強度を画素領域100毎に決定する(S1)。
例えば、画素領域100は、画素PXが4×4(計16個の画素PX)で配列された領域である。なお、図1では、便宜上、1つの画素領域100のみを示しているが、実際には、撮像画像I全体(あるいは、付着物の検出対象となる一部の領域)において、複数の画素領域100が、左右方向および上下方向の2次元配列で設定される。また、画素領域100の設定範囲は、撮像画像I全体を対象としてもよく、撮像画像Iの車体領域を除いた中心領域を対象としてもよい。
また、エッジ代表向きは、4×4の画素PXそれぞれのエッジの角度を代表して表したエッジの向きであり、図1では、90°の角度範囲毎に区切られた4つの代表向きのいずれかが決定される。エッジ強度は、4×4の画素PXそれぞれのエッジの強さを代表して表したエッジの強さである。なお、エッジ代表向きおよびエッジ強度の決定処理については、図3および図4で後述する。
つづいて、実施形態に係る付着物検出方法では、画素領域100のうち、隣接する画素領域100のエッジ代表向きが互いに逆向きである場合、かかる隣接する画素領域100をペア領域200として抽出する(S2)。
図1に示す例では、2つの画素領域100が上下方向に隣接するペア領域200aと、左右方向に隣接するペア領域200bとを示しているが、ペア領域200a,200bの抽出処理については後述する。なお、ペア領域200aおよびペア領域200bを特に区別しない場合、符号の末尾を除いてペア領域200と記載する。
つづいて、実施形態に係る付着物検出方法では、抽出したペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100のエッジ強度の総和の少なくとも一方に基づき、レンズに付着した付着物の付着状態を判定する(S3)。
ここでいうペア領域200の数とは、画素領域100が上下方向に隣接するペア領域200aの数と、左右方向に隣接するペア領域200bの数の合計値である。また、ペア領域200における画素領域100のエッジ強度の総和とは、ペア領域200に含まれる画素領域100すべてのエッジ強度を合計した値である。なお、ペア領域200の数や、エッジ強度の総和の算出方法については、図5および図6で後述する。
例えば、付着物が存在しない場合には、道路上の白線や建物の輪郭等により、ペア領域200が比較的多く抽出され、また、画素領域100のエッジ強度も高いため、ペア領域200におけるエッジの強度の総和も比較的高くなる。一方、付着物がレンズ全体を覆う場合には、撮像画像Iの輝度が全体的に一様で、かつ、画素領域100のエッジ強度も低くなるため、抽出されるペア領域200の数が比較的少なく、また、ペア領域200におけるエッジ強度の総和も比較的低くなる。
そこで、かかる点に着目して、図1に示すように、実施形態に係る付着物検出方法では、ペア領域200の数が所定の閾値TH10以上で、かつ、エッジ強度の総和が所定の閾値TH20以上である場合、レンズに付着物が付着していない状態(未付着状態)であると判定する。一方、実施形態に係る付着物検出方法では、ペア領域200の数が所定の閾値TH10未満で、かつ、エッジ強度の総和が所定の閾値TH20未満である場合、レンズに付着物が付着している状態であると判定する。
なお、実施形態に係る付着物検出方法では、付着物がレンズに対して部分的に付着した状態か、レンズ全体に付着した状態かをさらに判別可能であるが、かかる点の詳細については、図5で後述する。
このように、実施形態に係る付着物検出方法では、ペア領域200の数、または、エッジ強度の総和により、付着物を検出することで、画像間に差分が生じない場合であっても付着物を高精度に検出できる。また、例えば、トンネル内のライト等により撮像画像Iの一部の領域が一時的に高輝度に変化したとしても、抽出されるペア領域200の数や、エッジ強度の総和における変化は全体的に見れば微小であるため、付着物が付着しているにも関わらず付着していないと誤検出することを低減できる。また、実施形態に係る付着物検出方法では、1枚の撮像画像Iを用いて付着物を検出することができる。従って、実施形態に係る付着物検出方法によれば、付着物を早期に、かつ、高精度に検出することができる。
なお、図1では、画素領域100毎に1種類のエッジ代表向きを決定する場合を示したが、例えば、角度範囲が異なるエッジ代表向きをさらに決定することで、画素領域100毎に2種類、あるいは、2種類以上のエッジ代表向きを決定してもよい。なお、2種類のエッジ代表向きを決定する場合については、図9で後述する。
また、図1では、ペア領域200の数、または、エッジ強度の総和の閾値TH10、TH20により付着状態を判定する場合を示したが、例えば、ペア領域200の数、および、エッジ強度の総和によって表現される2次元マップ上に、「付着物有り」と、「付着物無し」とを判定するための領域を設定したマップ情報を予め作成しておき、かかるマップ情報に基づいて付着状態の判定を行ってもよい。
次に、図2を用いて、実施形態に係る付着物検出装置1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る付着物検出装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施形態に係る付着物検出装置1は、カメラ10と、各種機器50とに接続される。なお、図2では、付着物検出装置1は、カメラ10と、各種機器50とは別体で構成される場合を示したが、これに限らず、カメラ10および各種機器50の少なくとも一方と一体で構成されてもよい。
カメラ10は、たとえば、魚眼レンズ等のレンズと、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子とを備えた車載カメラである。カメラ10は、例えば、車両の前後方、側方の様子を撮像可能な位置にそれぞれ設けられ、撮像された撮像画像Iを付着物検出装置1へ出力する。
各種機器50は、付着物検出装置1の検出結果を取得して、車両の各種制御を行う機器である。各種機器50は、例えば、カメラ10のレンズに付着物が付着していることや、ユーザによる付着物の拭き取り指示を通知する表示装置や、流体や気体等をレンズに向かって噴射して付着物を除去する除去装置、自動運転等を制御する車両制御装置を含む。
図2に示すように、実施形態に係る付着物検出装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、画像取得部21と、決定部22と、抽出部23と、判定部24とを備える。記憶部3は、閾値情報31を記憶する。
ここで、付着物検出装置1は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、データフラッシュ、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の画像取得部21、決定部22、抽出部23および判定部24として機能する。
また、制御部2の画像取得部21、決定部22、抽出部23および判定部24の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、たとえば、RAMやデータフラッシュに対応する。RAMやデータフラッシュは、閾値情報31や、各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、付着物検出装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
制御部2は、撮像画像Iの画素領域100毎にエッジ代表向きを決定するとともに、隣接する画素領域100のエッジ代表向きが互いに逆向きとなるペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100のエッジ強度の総和に基づいて付着物の付着状態を判定する。
画像取得部21は、カメラ10で撮像された撮像画像Iを取得する。画像取得部21は、取得した撮像画像Iにおける各画素を輝度に応じて白から黒までの各階調に変換するグレースケール化処理を行うとともに、各画素について平滑化処理を行って、決定部22へ出力する。なお、平滑化処理には、例えば、平均化フィルタや、ガウシアンフィルタ等の任意の平滑化フィルタを用いることができる。また、グレースケール化処理や、平滑化処理については、省略されてもよい。
決定部22は、画像取得部21から取得した撮像画像Iの画素領域100毎にエッジ代表向きを決定する。ここで、図3および図4を用いて、決定部22による代表向きの決定処理について具体的に説明する。
図3および図4は、決定部22の処理内容を示す図である。図3に示すように、決定部22は、まず、エッジ検出処理を行って、X軸方向(撮像画像Iの左右方向)のエッジexの強度と、Y軸方向(撮像画像Iの上下方向)のエッジeyの強度とを検出する。エッジ検出処理には、例えば、Sobelフィルタや、Prewittフィルタ等の任意のエッジ検出フィルタを用いることができる。
つづいて、決定部22は、検出したX軸方向のエッジexの強度と、Y軸方向のエッジeyの強度に基づき、三角関数を用いることで、画素PXのエッジの角度およびエッジの強さの情報を含むベクトルVを算出する。具体的には、ベクトルVにおけるエッジの角度は、ベクトルVと正方向側のX軸との成す角度θで表され、エッジの強さは、ベクトルVの長さLで表される。
つづいて、決定部22は、算出した各画素PXのベクトルVに基づき、画素領域100におけるエッジ代表向きを決定する。具体的には、図4に示すように、決定部22は、画素領域100のおける各画素PXのベクトルVに基づいて、各画素PXを−180°〜180°を90°毎に分割した「(0)」〜「(3)」の符号に分類する。
具体的には、ベクトルVにおけるエッジの角度が、−45°以上45°未満の角度範囲である場合には符号「(0)」に分類し、45°以上135°未満の角度範囲である場合には符号「(1)」に分類し、135°以上180°未満、または−180°以上−135°未満の角度範囲である場合には符号「(2)」に分類し、−135°以上−45°未満の角度範囲である場合には符号「(3)」に分類する。
そして、図4の下段に示すように、決定部22は、各画素領域100について、符号「(0)」〜「(3)」を各階級とするヒストグラムを生成する。そして、決定部22は、生成したヒストグラムにおいて、最も度数が高い階級の度数が所定の閾値THa以上である場合に、かかる階級に対応する符号(図4では、符号「(1)」)を画素領域100におけるエッジ代表向きとして決定する。すなわち、決定部22によるエッジ代表向きの決定処理は、各画素領域100を符号化する処理ともいえる。
前述のヒストグラムの度数は、画素領域100内における各画素PXのうち、同一の角度範囲に分類された画素PXのエッジの強さを足し合わせて算出する。具体的に、符号「(0)」の階級におけるヒストグラムの度数について考える。例えば、符号「(0)」に分類された画素PXが3つあるとし、それぞれの画素PXにおけるエッジの強さを10,20,30とする。この場合、符号「(0)」の階級におけるヒストグラムの度数は、10+20+30=60と算出される。
このようにして算出されたヒストグラムに基づき、決定部22はエッジ強度を決定する。具体的にはエッジ強度は、ヒストグラムにおいて最も度数が高い階級の度数が所定の閾値THa以上である場合に、かかる階級に対応する度数をエッジ強度とする。すなわち、決定部22におけるエッジ代表強度の決定処理は、エッジ代表向きに対応した、画素領域100内におけるエッジの強さに関する特徴を抽出する処理とも言える。
一方、決定部22は、最も度数が高い階級の度数が所定の閾値THa未満である場合、かかる画素領域100の代表向きについては、「無効」、換言すれば、「代表向き無し」として扱う。これにより、各画素PXのエッジの角度のばらつきが大きい場合に、特定のエッジ代表向きを誤って決定してしまうことを防止できる。
なお、図3および図4で示した決定部22の決定処理は、一例であって、エッジ代表向きを決定可能な処理であれば、処理内容は任意であってよい。例えば、画素領域100における各画素PXのエッジの角度の平均値を算出し、かかる平均値に対応する角度範囲のエッジ代表向きを決定してもよい。
また、図4では、4×4の計16個の画素PXを1つの画素領域100とする場合を示したが、画素領域100における画素PXの数は、任意に設定されてよく、また、3×5等のように、上下方向および左右方向の画素PXの数が異なってもよい。
図2に戻って、抽出部23について説明する。抽出部23は、撮像画像Iにおける画素領域100のうち、隣接する画素領域100のエッジ代表向きが互いに逆向きである場合に、隣接する画素領域100をペア領域200として抽出する。
具体的には、抽出部23は、撮像画像Iの左右方向および上下方向に2次元配列された複数の画素領域100について、左右方向および上下方向に走査してペア領域200を探索する。つまり、抽出部23は、探索方向である左右方向または上下方向に隣接する2つの画素領域100を抽出する。そして、抽出部23は、抽出したペア領域200の情報を判定部24へ出力する。
判定部24は、抽出部23によって抽出されたペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和の少なくとも一方に基づき、レンズに付着した付着物の付着状態を判定する。例えば、判定部24は、記憶部3に記憶された閾値情報31に基づいて付着状態を判定する。
ここで、図5〜図7を用いて、判定部24の判定処理について具体的に説明する。図5〜図7は、判定部24の処理内容を示す図である。図5および図6では、ペア領域200の数の算出方法およびエッジ強度の総和の算出方法について示し、図7では、算出したペア領域200の数およびエッジ強度の総和を用いた判定処理を示す。
また、図5では、2つのペア領域200が画素領域100を共有していない場合を示し、図6では、2つのペア領域200が1つの画素領域100を共有している場合を示す。図5に示すように、判定部24は、抽出された2つのペア領域200が1つの画素領域100を共有していない場合、ペア領域200の数は、2つであり、また、エッジ強度の総和は、4つの画素領域100のエッジ強度を合計した値となる。
一方、図6に示すように、判定部24は、2つのペア領域200が1つの画素領域100を共有している場合、ペア領域200の数は、2つであり、また、エッジ強度の総和は、3つの画素領域100に含まれる画素PXのエッジ強度を合計した値となる。つまり、判定部24は、共有している画素領域100については、2つのペア領域200それぞれで独立して扱わず、1つの画素領域100としてエッジ強度の総和を算出する。
なお、判定部24は、共有している画素領域100について、2つのペア領域200それぞれで独立して扱ってもよい、すなわち、共有している1つの画素領域100を2つの画素領域100としてエッジ強度の総和を算出してもよい。つまり、2つのペア領域200が1つの画素領域100を共有している場合、エッジ強度の総和の対象は、4つの画素領域100となる。
そして、図7に示すように、判定部24は、算出したペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の閾値条件を満たすか否かで付着物の付着状態の判定を行う。図7では、閾値情報31に含まれる所定の閾値TH10,TH11,TH12,TH20,TH21を示している。なお、閾値情報31は、例えば、実験等によって予め作成される。
具体的には、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の未付着閾値TH10,TH20以上の場合、レンズに付着物が付着していない未付着状態(図7に示す「付着物無し」)であると判定する。一方、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の未付着閾値TH10,TH20未満の場合、レンズに付着物が付着していると判定する。
つまり、判定部24は、撮像画像Iの領域全体において、白線や建物等といった被写体の輪郭に起因するエッジの特徴が多くみられるか否かで付着物の判定を行う。これにより、例えば、トンネル内のライトの光に起因して撮像画像Iのエッジの強度が部分的に高くなったとしても、撮像画像I全体から得られるペア領域200の数や、エッジ強度の総和における変化は全体的に見れば微小であるため、付着物が付着しているにも関わらず付着していないと誤判定することを抑制できる。
また、図7に示すように、判定部24は、未付着閾値TH10,TH20とは別の閾値TH11,TH12,TTH21を設定することで、付着物がレンズに対して部分的に付着しているか、レンズ全面に付着しているかを判定することもできる。
具体的には、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の未付着閾値TH10,TH20未満、かつ、所定の部分閾値TH11,TH21の場合、付着物がレンズに対して部分的に付着している部分付着状態であると判定する。
一方、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の部分閾値TH11,TH21未満、かつ、所定の全面閾値TH12以上の場合、付着物がレンズ全体に付着している全面付着状態であると判定する。
例えば、レンズ全体に付着物が付着した撮像画像Iでは、被写体の輪郭が存在せず、輝度も全体的に一様になるため、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素PXにおけるエッジ強度の総和も極めて小さくなる。一方、レンズに対して部分的に付着物が付着した撮像画像Iでは、被写体の輪郭がわずかに存在し、輝度も全体的に一様でなくなるため、レンズ全体に付着物が付着した撮像画像Iに比べて、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和も高くなる。
つまり、判定部24は、レンズに対する付着物の付着状態に応じて現れる画像特性を利用して付着状態の判定を行う。このため、判定部24は、付着物がレンズに対して部分的に付着しているか、レンズ全体に付着しているかを高精度に判定することができる。
また、判定部24は、ペア領域200の数が所定の全面閾値TH12未満である場合、撮像画像Iが全体的に黒い黒画面状態であると判定する。つまり、判定部24は、ペア領域200の数が所定の全面閾値TH12未満である場合、付着物の付着状態の判定を行わない。
これは、ユーザがレンズの付着物を拭くことで、撮像画像I全体が一時的に黒くなるためであり、黒画面状態では、付着物の有無を判別できないためである。このように、判定部24は、ペア領域200の数が所定の全面閾値TH12未満である場合、付着物の判定処理を行わないことで、付着物の誤判定を防止できる。
なお、図7では、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和の双方を用いた付着物判定を示したが、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和のいずれか一方のみを用いて付着物判定を行ってもよい。
次に、図8を用いて、実施形態に係る付着物検出装置1が実行する処理の処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る付着物検出装置1が実行する付着物の検出処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、画像取得部21は、撮像画像Iを取得するとともに、撮像画像Iに対してグレースケール化処理および平滑化処理を施す(S101)。
つづいて、決定部22は、撮像画像Iの画素領域100に含まれる各画素PXのエッジの角度に基づき、所定の角度範囲を単位とするエッジ代表向きを画素領域100毎に決定する(S102)。
つづいて、抽出部23は、画素領域100のうち、隣接する画素領域100のエッジ代表向きが互いに逆向きである場合に、隣接する画素領域100をペア領域200として抽出する(S103)。
つづいて、判定部24は、抽出部23によって抽出されたペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和を算出する(S104)。なお、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和の一方のみをステップS105〜ステップS111の処理に用いてもよい。
つづいて、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の未付着閾値TH10,TH20以上であるか否かを判定する(S105)。
判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の未付着閾値TH10,TH20以上であった場合(S105:Yes)、レンズに付着物が付着していない未付着状態であると判定し(S106)、処理を終了する。
一方、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の未付着閾値TH10,TH20未満であった場合(S105:No)、所定の部分閾値TH11,TH21以上である否かを判定する(S107)。
判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の部分閾値TH11,TH21以上であった場合(S107:Yes)、付着物がレンズに対して部分的に付着している部分付着状態であると判定し(S108)、処理を終了する。
一方、判定部24は、ペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和が所定の部分閾値TH11,TH21未満であった場合(S107:No)、ペア領域200の数が所定の全面閾値TH12以上であるか否かを判定する(S109)。
判定部24は、ペア領域200の数が所定の全面閾値TH12以上であった場合(S109:Yes)、付着物がレンズ全体に付着している全面付着状態であると判定し(S110)、処理を終了する。
一方、判定部24は、ペア領域200の数が所定の全面閾値TH12未満であった場合(S109:No)、撮像画像Iが黒画面状態であると判定し(S111)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係る付着物検出装置1は、決定部22と、抽出部23と、判定部24とを備える。決定部22は、撮像画像Iの画素領域100に含まれる各画素PXのエッジの角度に基づき、所定の角度範囲を単位とするエッジ代表向きを画素領域100毎に決定する。抽出部23は、画素領域100のうち、隣接する画素領域100のエッジ代表向きが互いに逆向きである場合に、隣接する画素領域100をペア領域200として抽出する。判定部24は、抽出部23によって抽出されたペア領域200の数、および、ペア領域200に含まれる画素領域100におけるエッジ強度の総和の少なくとも一方に基づき、レンズに付着した付着物の付着状態を判定する。これにより、付着物を早期に、かつ、高精度に検出することができる。
なお、上述した実施形態では、1つの画素領域100について、1種類のエッジ代表向きを決定する場合を示したが、1つの画素領域100について、2種類以上のエッジ代表向きを決定してもよい。かかる点について、図9および図10を用いて説明する。
図9は、変形例に係る決定部22の処理内容を示す図である。図10は、変形例に係る抽出部23の処理内容を示す図である。なお、図9および図10では、角度範囲が異なる2種類のエッジ代表向きを決定する場合の処理内容について説明する。
図9に示すように、決定部22は、第1角度範囲を単位とする第1エッジ代表向き、および、第1角度範囲とは異なる第2角度範囲を単位とする第2エッジ代表向きを画素領域100毎に決定する。
具体的には、決定部22は、各画素PXのベクトルVに基づいて、各画素PXを−180°〜180°を90°毎の第1角度範囲で分割した「(0)」〜「(3)」のいずれかの符号、および、第1角度範囲とは分割する角度の境界が異なる第2角度範囲で分割した「(4)」〜「(7)」のいずれかの符号それぞれに分類する。
より具体的には、ベクトルVにおけるエッジの角度が、−45°以上45°未満の角度範囲である場合には符号「(0)」に分類し、45°以上135°未満の角度範囲である場合には符号「(1)」に分類し、135°以上180°未満、または−180°以上−135°未満の角度範囲である場合には符号「(2)」に分類し、−135°以上−45°未満の角度範囲である場合には符号「(3)」に分類する。
さらに、ベクトルVにおけるエッジの角度が、0°以上90°未満の角度範囲である場合には符号「(4)」に分類し、90°以上180°未満の角度範囲である場合には符号「(5)」に分類し、180°以上−90°未満の角度範囲である場合には符号「(6)」に分類し、−90°以上0°未満の角度範囲である場合には符号「(7)」に分類する。
そして、図9の下段に示すように、決定部22は、各画素領域100について、符号「(0)」〜「(3)」を各階級とするヒストグラムと、符号「(4)」〜「(7)」を各階級とするヒストグラムとを生成する。そして、決定部22は、生成したヒストグラムにおいて、最も度数が高い階級の度数が所定の閾値THa以上である場合に、かかる階級に対応する符号「(0)」を第1エッジ代表向きとし、符号「(4)」を第2エッジ代表向きとして決定する。
そして、図10に示すように、抽出部23は、隣接する画素領域100について、第1エッジ代表向き、および、第2エッジ代表向きの少なくとも一方がのエッジ代表向きが互いに逆向きである場合、かかる隣接する画素領域100をペア領域200として抽出する。
つまり、各画素領域100について、第1エッジ代表向きおよび第2エッジ代表向きを決定することで、1つのエッジ代表向きのみでは抽出されていなかったペア領域200を抽出することができる。
すなわち、例えば、エッジの角度が140°の画素PXと、エッジの角度が−40°の画素PXとについて、第1エッジ代表向きでは、逆向きとはならないが、第2エッジ代表向きでは逆向きとして捉えられるため、画素領域100におけるエッジの角度の変化をより高精度に検出することができる。
なお、上述した実施形態および変形例では、−180°〜180°を90°毎の角度範囲で分割した4つのエッジ代表向きを示したが、角度範囲は、90°に限定されず、例えば、60°毎の角度範囲に分割した6つのエッジ代表向きであってもよい。
また、第1エッジ代表向きおよび第2エッジ代表向きそれぞれの角度範囲の幅が異なってもよい。例えば、第1エッジ代表向きについては、90°毎の角度範囲で分割し、第2エッジ代表向きについては、60°毎の角度範囲で分割してもよい。
また、第1エッジ代表向きおよび第2エッジ代表向きについて、角度範囲の角度の境界を45°ずらしたが、ずらす角度が45°を超える、もしくは、45°未満であってもよい。また、第1エッジ代表向きおよび第2エッジ代表向きの角度範囲の角度の境界も任意に設定可能である。
また、上述した実施形態では、車両に搭載されるカメラで撮像された撮像画像Iを用いたが、撮像画像Iは、例えば、防犯カメラや、街灯等に設置されたカメラで撮像された撮像画像Iであってもよい。つまり、カメラのレンズに付着物が付着する可能性があるカメラで撮像された撮像画像Iであればよい。
また、上述した実施形態では、判定部24は、所定の未付着閾値TH10,TH20に基づいて、付着物の有無を判定したが、例えば、他のアルゴリズムでの付着物検出結果と、判定部24による判定結果とを総合的に判断して付着物の検出を行ってもよい。具体的には、他のアルゴリズムでは、付着物が付着したことを判定し、実施形態に係る判定部24では、付着した付着物が、例えば除去されて、付着物無しとなった否かを判定してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 付着物検出装置
2 制御部
3 記憶部
10 カメラ
21 画像取得部
22 決定部
23 抽出部
24 判定部
31 閾値情報
50 各種機器
100 画素領域
200 ペア領域
I 撮像画像
PX 画素

Claims (6)

  1. 撮像画像の画素領域に含まれる各画素のエッジの角度に基づき、所定の角度範囲を単位とするエッジ代表向きを前記画素領域毎に決定する決定部と、
    前記画素領域のうち、隣接する前記画素領域の前記エッジ代表向きが互いに逆向きである場合に、前記隣接する画素領域をペア領域として抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された前記ペア領域の数、および、前記ペア領域に含まれる前記画素領域のエッジ強度の総和の少なくとも一方に基づき、レンズに付着した付着物の付着状態を判定する判定部と
    を備えることを特徴とする付着物検出装置。
  2. 前記判定部は、
    前記ペア領域の数、および、前記エッジ強度の総和の少なくとも一方が所定の未付着閾値以上の場合、前記付着物が付着していない未付着状態であると判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の付着物検出装置。
  3. 前記判定部は、
    前記ペア領域の数、および、前記エッジ強度の総和の少なくとも一方が前記所定の未付着閾値未満、かつ、所定の部分閾値以上の場合、前記付着物がレンズに対して部分的に付着している部分付着状態であると判定すること
    を特徴とする請求項2に記載の付着物検出装置。
  4. 前記判定部は、
    前記ペア領域の数、および、前記エッジ強度の総和の少なくとも一方が前記所定の部分閾値未満、かつ、所定の全面閾値以上の場合、前記付着物がレンズ全体に付着している全面付着状態であると判定すること
    を特徴とする請求項3に記載の付着物検出装置。
  5. 前記決定部は、
    第1角度範囲を単位とする第1エッジ代表向き、および、前記第1角度範囲とは異なる第2角度範囲を単位とする第2エッジ代表向きを前記画素領域毎に決定し、
    前記抽出部は、
    前記第1エッジ代表向き、および、前記第2エッジ代表向きの少なくとも一方のエッジ代表向きが互いに逆向きである前記隣接する画素領域を前記ペア領域として抽出すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の付着物検出装置。
  6. 撮像画像の画素領域に含まれる各画素のエッジの角度に基づき、所定の角度範囲を単位とするエッジ代表向きを前記画素領域毎に決定する決定工程と、
    前記画素領域のうち、隣接する前記画素領域の前記エッジ代表向きが互いに逆向きである場合に、前記隣接する画素領域をペア領域として抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された前記ペア領域の数、および、前記ペア領域に含まれる前記画素領域のエッジ強度の総和の少なくとも一方に基づいて付着物の付着状態を判定する判定工程と
    を含むことを特徴とする付着物検出方法。
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