JP2020109540A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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中村  健太郎
典子 大島
Noriko Oshima
典子 大島
舞子 波多野
Maiko Hatano
舞子 波多野
尚志 江藤
Hisashi Eto
尚志 江藤
泰輔 富田
Yasusuke Tomita
泰輔 富田
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慎一郎 ▲徳▼渕
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鈴木 宏幸
Hiroyuki Suzuki
宏幸 鈴木
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Abstract

【課題】ユーザの認知機能の状態を容易に把握すること。【解決手段】情報処理装置であって、ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する第1記録部と、あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するプログラム選択部と、プログラム選択部が選択した認知機能改善プログラムのユーザによる実行履歴を記録する第2記録部と、ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する第3記録部と、第1、第2、第3記録部に記録された情報を対比可能に表示する表示制御部と、を備えた。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、所定の活動を終了した時刻と脳を刺激するようなトレーニングゲームを開始した時刻との間の時間が所定の時間内である場合に、評価ポイントを加算する技術が開示されている。
特開2017−223785号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、ユーザの認知機能の状態を容易に把握することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する第1記録部と、
あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、前記認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するプログラム選択部と、
前記プログラム選択部が選択した前記認知機能改善プログラムの前記ユーザによる実行履歴を記録する第2記録部と、
前記ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する第3記録部と、
前記第1、第2、第3記録部に記録された情報を対比可能に表示する表示制御部と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する第1記録ステップと、
あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、前記認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するプログラム選択ステップと、
前記プログラム選択ステップにおいて選択した前記認知機能改善プログラムの前記ユーザによる実行履歴を記録する第2記録ステップと、
前記ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する第3記録ステップと、
前記第1、第2、第3記録ステップにおいて記録された情報を対比可能に表示する表示制御ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する第1記録ステップと、
あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、前記認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するプログラム選択ステップと、
前記プログラム選択ステップにおいて選択した前記認知機能改善プログラムの前記ユーザによる実行履歴を記録する第2記録ステップと、
前記ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する第3記録ステップと、
前記第1、第2、第3記録ステップにおいて記録された情報を対比可能に表示する表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、ユーザの認知機能の状態を容易に把握することができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する他の図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明するさらに他の図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明する他の図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明するさらに他の図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明するさらに他の図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明するさらに他の図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が有する改善プログラムテーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が有する評価テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置が有する通信テーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置が有するレポートテーブルの一例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置が有するメッセージテーブルの一例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、ユーザの認知機能の状態を把握するための装置である。
図1に示すように、情報処理装置100は、第1記録部101、プログラム選択部102、第2記録部103、第3記録部104および表示制御部105を含む。
第1記録部101は、ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する。プログラム選択部102は、あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択する。第2記録部103は、プログラム選択部102が選択した認知機能改善プログラムのユーザによる実行履歴を記録する。第3記録部104は、ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する。表示制御部105は、第1記録部101、第2記録部103、第3記録部104に記録された情報を対比可能に表示する。
本実施形態によれば、ユーザの認知機能の状態を容易に把握できる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置について、図2A乃至図6を用いて説明する。図2Aは、本実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する図である。図2Bは、本実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する他の図である。図2Cは、本実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明するさらに他の図である。
情報処理装置200は、ユーザに対して認知機能改善プログラムを提供する。情報処理装置200は、認知機能改善プログラムとして、画面210に、脳刺激用画像211と運動用画像212との両方を表示させる。ユーザは、画面210に表示された脳刺激用画像211と運動用画像212を見ながら、運動用画像212と同じ運動をし、脳刺激用画像211として表示された設問に答える。図2Aには、脳刺激用画像211として、表示された4つの選択肢から正解を選ぶ画像が表示されている。図2Bには、脳刺激用画像211として、簡単な計算(四則演算)に答える画像が表示されている。図2Cには、脳刺激用画像211として、イラストの名称を答える画像が表示されている。画面210は、ユーザが所有するパーソナルコンピュータのディスプレイや、タブレットおよびスマートフォンのディスプレイ、テレビのディスプレイ、投影用のディスプレイ(プロジェクター)を含むが、これらには限定されない。
図2Dは、本実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明する図である。図2Dに示したように、情報処理装置200は、総合結果に関するレポートを画面210に表示する。情報処理装置200は、ユーザのプログラム参加日数および認知機能検査結果(MoCA(Montreal Cognitive Assessment)またはMoCA−J(Japanese version of MoCA))を画面210に表示する。ユーザは、自身の認知機能改善プログラムの参加日数と、総合的な認知機能検査結果が、18点から25点(30点満点)に変化していることを知ることができる。なお、情報処理装置200は、認知機能検査結果として、MoCAを表示しているが、認知機能検査結果はMoCAには限定されず、その他の認知機能検査結果を表示してもよい。
図2Eは、本実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明する他の図である。図2Eに示したように、情報処理措装置200は、記憶機能に関するレポートを画面210に表示する。情報処理相装置200は、ユーザの記憶に関するプログラム参加本数および認知機能検査結果を画面210に表示する。ユーザは、認知機能改善プログラムを何回実行したかと、記憶機能に関する認知機能検査結果が、5点から7点(9点満点)に変化していることを知ることができる。
図2Fは、本実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明するさらに他の図である。図2Fに示したように、情報処理装置200は、言語に関するレポートを画面210に表示する。情報処理装置200は、ユーザの言語に関するプログラム参加本数および認知機能検査結果を画面210に表示する。ユーザは、認知機能改善プログラムを何回実行したかと、言語に関する認知機能検査結果が、1点から2点(2点満点)に変化していることを知ることができる。
図2Gは、本実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明するさらに他の図である。図2Gに示したように、情報処理装置200は、視空間認知に関するレポートを画面210に表示する。情報処理装置200は、ユーザの視空間認知に関するプログラム参加本数および認知機能検査結果を画面210に表示する。ユーザは、認知機能改善プログラムを何回実行したかと、視空間認知に関する認知機能検査結果が、2点から3点(4点満点)に変化していることを知ることができる。
図2Hは、本実施形態に係る情報処理装置によるレポートの一例を説明するさらに他の図である。図2Hに示したように、情報処理装置200は、実行機能・注意・集中・見当識等に関するレポートを画面210に表示する。情報処理装置200はユーザの実行機能・注意・集中・見当識に関するプログラム参加本数および認知機能検査結果を画面210に表示する。ユーザは、認知機能改善プログラムを何回実行したかと、実行機能・注意・集中・見当識に関する認知機能検査結果が、10点から12点(15点満点)に変化していることを知ることができる。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、記録部301、プログラム選択部302、記録部303、記録部304、表示制御部305、撮像部306および評価部307を有する。
記録部301は、ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する。認知機能テストは、例えば、MoCA(Montreal Cognitive Assessment)またはMoCA−J(Japanese version of MoCA)が代表的である。MoCAは、軽度認知機能障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)を検出するためのスクリーニング検査として開発されたテストであり、MoCA−Jは、MoCAの日本語版である。なお、認知機能テストは、ここに示した例には限定されず、ユーザの認知機能を判定可能なテストであれば、いずれのテストを用いてもよい。
そして、記録部301は、ユーザが受けた認知機能テストの結果データを取得して、記録する。認知機能テスト結果データの取得方法は、例えば、記録部301が、ユーザの認知機能テスト結果データが格納されている所定のデータベースにアクセスして取得してもよい。また、ユーザが、認知機能テスト結果データをスマートフォンなどの携帯端末を用いて入力し、入力された認知機能テスト結果データを当該携帯端末から取得してもよい。認知機能テスト結果データの取得方法は、これには限定されない。
プログラム選択部302は、あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択する。認知機能改善プログラムは、ユーザの認知機能テスト結果に対応させてあらかじめ複数のプログラムが用意されている。つまり、ユーザの認知機能の状態は様々あり、その様々ある認知機能の状態に合わせて、複数の認知機能改善プログラムが用意されている。認知機能改善プログラムは、例えば、脳の特定の部位(視覚野、言語野、運動野)や特定の機能、複数の部位、複数の機能をトレーニングするためのプログラムである。そして、プログラム選択部302は、ユーザが改善すべき認知機能をトレーニングするための認知機能改善プログラムを複数の認知機能改善プログラムの中から選択する。
記録部303は、プログラム選択部302が選択した認知機能改善プログラムのユーザによる実行履歴を記録する。ユーザは、プログラム選択部302が選択した認知機能改善プログラムを実行するが、記録部303は、ユーザが実行した実行履歴は、実行回数、実行日時、点数、スコア、進捗状況などの実行結果であるが、これらには限定されない。
記録部304は、ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する。食事情報は、ユーザが食べたものや食べた時間、食べた量を含む情報である。睡眠情報は、ユーザの睡眠時間(トータルの睡眠時間、何時に寝て何時に起きたか)、睡眠の質(入眠潜時、レム睡眠、ノンレム睡眠)、睡眠時の呼吸、心拍、血圧、体温を含む情報である。飲酒情報は、ユーザの飲酒頻度、飲酒量、酒の種類を含む情報である。喫煙情報は、喫煙の有無や喫煙頻度、喫煙年数、喫煙銘柄を含む情報である。ストレス情報は、職業の有無、職業の内容、家庭環境、配偶者、家族構成、借金、社会的地位を含む情報である。なお、各情報は、ここに示した例には限定されない。また、記録部304に記録される情報は、ここに示した情報には限定されない。
そして、プログラム選択部302は、記録部304に記録された、ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかに基づいて、認知機能改善プログラムを選択する。
表示制御部305は、記録部301,303,304に記録された情報を対比可能に表示するように制御する。表示制御部305は、ユーザのスマートフォンのディスプレイや、テレビのディスプレイなどに記録部301,303,304に記録された情報を対比可能に表示するように制御する。記録部301,303,304に記録された情報が、対比可能に表示されるので、ユーザは、現状の把握や、改善具合の把握を容易に行える。表示制御部305が、ユーザの認知機能の状態、認知機能改善プログラム、生活習慣、ストレス状態、性別、年齢を含む様々な情報を対比可能に表示するので、ユーザの認知機能の状態を多角的に管理することができる。
撮像部306は、認知機能改善プログラムを実行中のユーザを撮像する。ここで、認知機能改善プログラムは、一画面中に、脳刺激用画像と運動用画像との両方を表示させ、ユーザが体を動かしながら考えて答えを出すプログラムである。脳刺激用画像は、例えば、脳をトレーニングするための画像であり、いわゆる、脳トレーニング(脳トレ)などと呼ばれるものである。脳刺激用画像は、記憶や計算、連想など、脳の特定の機能や特定の部位などをトレーニングするための画像(設問)である。脳刺激用画像は、例えば、簡単な計算を行う計算画像や、所定の質問に対して正解となる回答を選択するクイズ画像、所定の質問と関連する回答を選択する連想画像、記憶を刺激する記憶画像を含むが、これらには限定されない。
そして、ユーザは、運動用画像の動きに合わせて運動を行いながら、脳刺激用画像を見て、脳刺激用画像の答えを考えて、回答する。この場合、ユーザが脳刺激用画像に集中し過ぎると運動がおろそかになる。また、これとは反対に、運動に集中しすぎると、脳刺激用画像に対する正答率が下がったり、回答時間が長くなったりする。そのため、撮像部306は、認知機能改善プログラムを実行しているユーザの姿を撮像して、ユーザの運動の様子と、脳刺激用画像に対する回答の様子とを動画として記録する。なお、撮像部306は、動画撮影用のカメラを含む。
評価部307は、撮像部306によって撮像された動画を分析してユーザによる認知機能改善プログラムの達成度を評価する。動画を分析することにより、ユーザが、どれくらい正確に運動を行えているかなども考慮に入れて、認知機能改善プログラムの達成度を評価できる。評価部307は、動画分析の他にも、脳刺激用画像に対するユーザの回答時間や正答率などに基づいて、ユーザの認知機能改善プログラムの達成度を評価する。
そして、プログラム選択部302は、ユーザによる認知機能改善プログラムの達成度に応じた難易度の認知機能改善プログラムを選択する。達成度に応じた難易度の認知機能改善プログラムを選択するので、プログラム選択部302は、自動難易度調整を行うことができる。このように、プログラム選択部302は、ユーザの達成度の評価に応じた難易度の認知機能改善プログラムを自動的に選択するので、施設のスタッフがユーザの達成度を確認して認知機能改善プログラムを選択する必要がないので、施設スタッフの負担を軽減できる。
図4Aは、本実施形態に係る情報処理装置が有する改善プログラムテーブルの一例を示す図である。改善プログラムテーブル401は、認知機能テスト結果411に関連付けてユーザ情報412および認知機能改善プログラムID(Identifier)413を記憶する。認知機能テスト結果411は、記憶部301に相当し、ユーザ情報412は、記憶部304に相当し、認知機能改善プログラムID413は、記憶部303に相当する。ユーザ情報412は、ユーザに関する情報であり、食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢を含む。認知機能改善プログラムID413は、あらかじめ用意されている複数の認知機能改善プログラムを識別するための識別子である。認知機能改善プログラムには、脳刺激用画像および運動用画像が含まれる。そして、プログラム選択部302は、改善プログラムテーブル401を参照して認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択する。
図4Bは、本実施形態に係る情報処理装置が有する評価テーブルの一例を示す図である。評価テーブル402は、ユーザID421に関連付けて実行認知機能改善プログラム422、動画423、分析結果424および評価425を記憶する。ユーザID421は、ユーザを識別するための識別子である。実行認知機能改善プログラム422は、ユーザが実行した認知機能改善プログラムである。動画423は、撮像部306で撮像した認知機能改善プログラムを実行中のユーザである。分析結果424は、動画を分析した結果である。評価425は、動画分析を行って評価したユーザの認知機能改善プログラムの達成度の評価である。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)510は、演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。CPU510は複数のプロセッサを有し、異なるプログラムやモジュール、タスク、スレッドなどを並行して実行してもよい。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、ネットワークインタフェース530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、ネットワークインタフェース530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。さらに、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送はネットワークインタフェース530やDMACに任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。認知機能テスト結果541は、ユーザが認知機能テストを受けた結果のデータである。ユーザ情報542は、ユーザに関する情報であり、食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを含む。認知機能改善プログラム543は、あらかじめ用意された認知機能改善のためのプログラムである。表示画像544は、脳刺激用画像と運動用画像との両方を一画面中に表示させるためのデータである。動画545は、認知機能改善プログラムを実行中のユーザを撮影したものである。評価結果546は、撮像された動画を分析してユーザによる認知機能改善プログラムの達成度を評価した結果である。
送受信データ547は、ネットワークインタフェース530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域548を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、改善プログラムテーブル401および評価テーブル402を格納する。改善プログラムテーブル401は、図4Aに示した、認知機能テスト結果411と認知機能改善プログラムID413などとの関係を管理するテーブルである。評価テーブル402は、図4Bに示した、ユーザID421と評価425などとの関係を管理するテーブルである。
また、ストレージ550は、記録データ551を格納する。記録データ551は、ユーザの認知機能テスト結果データ、選択した認知機能改善プログラムのユーザによる実行履歴データ、ユーザの食事情報データ、睡眠情報データ、飲酒情報データ、喫煙情報データ、ストレス情報データ、性別データおよび年齢データを含む。
ストレージ550は、さらに、プログラム選択モジュール552、表示制御モジュール553、撮像モジュール554および評価モジュール555を格納する。プログラム選択モジュール552は、あらかじめ用意された認知機能改善プログラムから、認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するモジュールである。表示制御モジュール553は、記録データとして記録された情報を対比可能に表示するモジュールである。撮像モジュール554は、認知機能改善プログラムを実行中のユーザを撮像するモジュールである。評価モジュール555は、撮像された動画を分析してユーザによる認知機能改善プログラムの達成度を評価するモジュールである。これらのモジュール552〜555は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。制御プログラム556は、情報処理装置200の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体564が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカ563や、音声入力部であるマイク(図示せず)、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、情報処理装置200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図5のCPU510がRAM540を使用して実行し、図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。
ステップS601において、情報処理装置200は、ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する。ステップS603において、ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢などのユーザ情報を記録する。ステップS605において、情報処理装置200は、あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択する。また、情報処理装置200は、ユーザ情報のすくなくともいずれかに基づいて、認知機能改善プログラムを選択する。ステップS607において、情報処理装置200は、一画面中に認知機能改善プログラムとして脳刺激用画像と運動用画像との両方を表示させる。
ステップS609において、情報処理装置200は、認知機能改善プログラムを実行中のユーザを撮像する。ステップS611において、情報処理装置200は、ユーザによる認知機能改善プログラムの実行が終了したか否かを判定する。ユーザによる認知機能改善プログラムの実行が終了していないと判定した場合(ステップS611のNO)、情報処理装置200は、ステップS609に戻る。ユーザによる認知機能改善プログラムの実行が終了したと判定した場合(ステップS611のYES)、情報処理装置200は、ステップS613へ進む。
ステップS613において、情報処理装置200は、選択した認知機能改善プログラムのユーザによる実行履歴を記録する。ステップS615において、情報処理装置200は、撮像された動画を分析する。ステップS617において、情報処理装置200は、動画の分析結果から、ユーザによる認知機能改善プログラムの達成度を評価する。
本実施形態によれば、ユーザの認知機能の状態を把握できる。ユーザの認知機能の状態に合わせた認知機能改善プログラムを自動的に選択できる。また、認知機能テスト結果、認知機能改善プログラム実行履歴およびユーザの食事情報などを対比可能に表示するので、ユーザの認知機能の状態を容易に把握できる。さらに、身体的な運動と合わせて認知機能改善プログラムを実行するので認知機能の低下および運動能力の低下を効果的に予防できる。さらに、認知機能改善プログラムの選択、認知機能改善プログラムの達成度の評価を自動的に行うので、介護士を含む施設スタッフの負荷を軽減でき、プログラムの選択や評価のクオリティをコントロールできる。ユーザの達成度の評価に応じた難易度の認知機能改善プログラムを選択するので、ユーザの認知機能の改善を確実に達成できる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置について、図7乃至図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態と比べると、通信部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
情報処理装置700は、通信部701を有する。通信部701は、他の情報処理装置と通信を行う。通信部701は、他の情報処理装置と通信を行うことにより、認知機能改善プログラムの実行中の動画および認知機能改善プログラムの実行結果を共有する。通信部701が、他の情報処理装置と通信を行うので、複数の拠点や施設において、ユーザ同士の交流を促進したり、同時に同じ認知機能改善プログラムを実行したりできる。ユーザ同士で認知機能改善プログラムの実行結果を共有すれば、ユーザは、他のユーザが認知機能改善プログラムを実行した結果や進捗状況を知ることができる。これにより、ユーザは、認知機能改善プログラムを実行することに対するモチベーションの維持を図れ、他のユーザに対する競争心からより真剣に認知機能改善プログラムに取り組めるようになる。
また、例えば、通信部701は、ユーザ属性やユーザ情報に基づいて、通信先となる他の情報処理装置を決定してもよい。ユーザ情報に基づいて、通信先の他の情報処理装置を選択すれば、例えば、離れた場所にいる年齢の近いユーザ同士の交流を図れたり、食習慣が似通っているユーザを集めたイベントを実施したりできる。
また、通信部701は、音声通信を行ってもよい。これにより、ユーザ同士で会話を行え、ユーザ同士の交流をさらに促進できる。ユーザは、他の施設の認知機能改善プログラムの実行状況を臨場感を持って体感することができ、ユーザのモチベーションの維持を図れる。通信部701は、リアルタイムで他の情報処理装置と通信できるので、運営スタッフの少ない施設に対して、他の施設のスタッフが遠隔サポートや遠隔介入することもできる。ユーザは、複数拠点間でのコミュニケーションを図りながら、認知機能改善プログラムを実行できる。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置が有する通信テーブルの一例を示す図である。通信テーブル801は、情報処理装置ID811に関連付けて通信情報812、実行中画像813および実行結果814を記憶する。情報処理装置ID811は、複数の情報処理装置を識別するための識別子である。通信情報812は、複数の情報処理装置間で通信をするために必要な情報であり、例えば、アドレスや通信プロトコルを含む情報である。実行中画像813は、認知機能改善プログラムを実行中のユーザを撮像した画像である。実行結果814は、ユーザが認知機能改善プログラムを実行した結果である。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM940は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM940には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。通信先データ941は、他の情報処理装置と通信を行うためのデータであり、他の情報処理装置のアドレスや通信プロトコルを含むデータである。
ストレージ950には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ950は、通信テーブル801を格納する。通信テーブル801は、図8に示した、情報処理装置ID811と通信情報812などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ950は、さらに、通信モジュール951を格納する。通信モジュール951は、他の情報処理装置と通信を行い認知機能改善プログラムの実行中の動画および実行結果を共有するモジュールである。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置700の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図9のCPU510がRAM940を使用して実行し、図7の情報処理装置700の機能構成部を実現する。
ステップS1001において、情報処理装置700は、通信処理を行い、他の情報処理装置と通信を行う。情報処理装置700は、認知機能改善プログラムの実行中の動画を他の情報処理装置と共有する。また、ステップS1003において、情報処理装置700は、通信処理を行う。情報処理装置700は、認知機能改善プログラムの実行結果を他の情報処理装置と共有する。
本実施形態によれば、他の情報処理装置と通信するので、複数の施設同士を接続すれば、特別なイベントや日常的なイベントを行うことができる。また、ユーザ同士の交流を促進できる。運営スタッフの揃っている施設と運営スタッフの少ない施設との間で通信を行えば、運営スタッフの少ない施設の遠隔サポートや遠隔介入をすることができる。複数の施設のユーザに対して、同時に同じ認知機能改善プログラムを実行させることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る情報処理装置について、図11乃至図14を用いて説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態および第3実施形態と比べると、レポート作成部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態および第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
情報処理装置1100は、レポート作成部1101を有する。レポート作成部1101は、記録部301、記録部303、および記録部304に記録された情報を用いてレポートを作成する。レポートには、ユーザの認知機能テスト結果データ、認知機能改善プログラムの実行履歴、ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別、年齢を含む情報の因果関係や、達成度の推移を示すグラフが含まれる。また、レポートには、ユーザが改善するべき点、例えば、睡眠時間に関するアドバイス、酒量に関するアドバイス、喫煙に関するアドバイスが含まれる。なお、レポートに含まれるアドバイスアは、ここに示した例には限定されない。
図12は、本実施形態に係る情報処理装置が有するレポートテーブルの一例を示す図である。レポートテーブル1201は、ユーザID421に対応付けて、認知機能テスト結果411、実行履歴1211、ユーザ情報412および評価425を記憶する。実行履歴1211は、ユーザが実行した認知機能改善プログラムの履歴である。そして、レポート作成部1101は、レポートテーブル1201を参照してレポートを作成する。
図13は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM1340は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1340には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。実行履歴1341は、ユーザが認知機能改善プログラムを実行した履歴に関するデータであり、進捗状況やスコアを含むデータである。
ストレージ1350には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ950は、レポートテーブル1201を格納する。レポートテーブル1201は、図12に示した、ユーザID421と実行履歴1211との関係を管理するテーブルである。ストレージ950は、さらに、レポート作成モジュール1351を格納する。レポート作成モジュール1351は、記録部301,303,304に記録された情報を用いてレポートを作成するモジュールである。
図14は、本実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図13のCPU510がRAM1340を使用して実行し、図11の情報処理装置1100の機能構成部を実現する。ステップS1401において、情報処理装置1100は、記録部301,303,304に記録された情報を用いてレポートを作成する。
本実施形態によれば、レポート作成を自動化したので、施設スタッフのスキルに依存しないレポートを作成でき、施設スタッフの負担を軽減でき、人件費を削減することができる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態に係る情報処理装置について、図15乃至図18を用いて説明する。図15は、本実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第4実施形態と比べると、判定部および報知部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第4実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
情報処理装置1500は、判定部1501および報知部1502を有する。判定部1501は、認知機能改善プログラムを実行中のユーザの声の大きさを判定する。判定部1501は、ユーザの声の大きさの他に、声の高低、ユーザの息遣い、息継ぎ、リズム、イントネーションを判定してもよい。
報知部1502は、判定部1501が判定したユーザの声の大きさに応じたメッセージをユーザに対して報知する。ユーザに報知するメッセージは、「大きな声がでていますね!」を含むが、これには限定されない。これにより、ユーザに対して認知機能改善プログラム実行中のユーザの声の大きさに応じたメッセージを報知できるので、ユーザは、リアルタイムフィードバックを受けられる。また、報知部1502は、ユーザの声の高低、ユーザの息遣い、息継ぎ、リズム、イントネーションに応じたメッセージをユーザに対してメッセージを報知してもよい。
図16は、本実施形態に係る情報処理装置が有するメッセージテーブルの一例を示す図である。メッセージテーブル1601は、声1611に関連付けてメッセージ1612を記憶する。声1611には、ユーザの声の大きさ、息遣い、息継ぎ、リズム、イントネーションが含まれるが、これらには限定されない。メッセージ1612は、ユーザに報知する内容であり、例えば、「大きな声が出ていますね」、「もっと大きな声を出しましょう」が含まれる。なお、メッセージ1612は、ここに示した例には限定されない。ユーザの行動を想定して複数のメッセージを用意しておいてもよい。そして、報知部1502は、例えば、メッセージテーブル1601を参照して、ユーザに対してメッセージを報知する。
図17は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM1740は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1740には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。声データ1741は、ユーザの声の大きさを含むデータである。メッセージ1742は、ユーザに報知するメッセージの内容である。
ストレージ1750には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ1750は、メッセージテーブル1601を格納する。メッセージテーブル1601は、図16に示したユーザの声1611とメッセージ1612との関係を管理するテーブルである。ストレージ1750は、さらに、判定モジュール1751および報知モジュール1752を格納する。判定モジュール1751は、ユーザの声の大きさを判定するモジュールである。報知モジュール1752は、ユーザの声の大きさに応じたメッセージをユーザに対して報知する。
図18は、本実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図17のCPU510がRAM1740を使用して実行し、図15の情報処理装置1500の機能構成部を実現する。ステップS1801において、情報処理装置1500は、ユーザの声の大きさを判定する。ステップS1803において、情報処理装置1500は、判定したユーザの声の大きさに応じたメッセージをユーザに対して報知する。
本実施形態によれば、ユーザの声の大きさに応じたメッセージをユーザに対して報知するので、ユーザに対してリアルタイムで認知機能改善プログラムの実行状況をフィードバックすることができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (9)

  1. ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する第1記録部と、
    あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、前記認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するプログラム選択部と、
    前記プログラム選択部が選択した前記認知機能改善プログラムの前記ユーザによる実行履歴を記録する第2記録部と、
    前記ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する第3記録部と、
    前記第1、第2、第3記録部に記録された情報を対比可能に表示する表示制御部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記プログラム選択部は、前記第3記録部に記録された、前記ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかに基づいて、認知機能改善プログラムを選択する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記認知機能改善プログラムは、一画面中に、脳刺激用画像と運動用画像との両方を表示させ、体を動かしながら考えて答えを出すプログラムであって、
    前記認知機能改善プログラムを実行中の前記ユーザを撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された動画を分析して前記ユーザによる前記認知機能改善プログラムの達成度を評価する評価部と、
    をさらに備えた請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記認知機能改善プログラムは、一画面中に、脳刺激用画像と運動用画像との両方を表示させ、体を動かしながら考えて答えを出すプログラムであって、
    前記認知機能改善プログラムを実行中の前記ユーザを撮像する撮像部と、
    他の情報処理装置と通信を行い前記認知機能改善プログラムの実行中の動画および実行結果を共有する通信部と、
    をさらに備えた請求項1、2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1、第2、第3記録部に記録された情報を用いてレポートを作成するレポート作成部をさらに備えた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記認知機能改善プログラムを実行中の前記ユーザの声の大きさを判定する判定部と、
    前記判定部が判定した前記ユーザの声の大きさに応じたメッセージを、前記ユーザに対して報知する報知部と、
    を備えた請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プログラム選択部は、前記ユーザによる前記認知機能改善プログラムの達成度に応じた難易度の前記認知機能改善プログラムを選択する請求項3乃至6に記載の情報処理装置。
  8. ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する第1記録ステップと、
    あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、前記認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するプログラム選択ステップと、
    前記プログラム選択ステップにおいて選択した前記認知機能改善プログラムの前記ユーザによる実行履歴を記録する第2記録ステップと、
    前記ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する第3記録ステップと、
    前記第1、第2、第3記録ステップにおいて記録された情報を対比可能に表示する表示制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. ユーザの認知機能テスト結果データを取得して記録する第1記録ステップと、
    あらかじめ用意された複数の認知機能改善プログラムから、前記認知機能テスト結果データに対応する認知機能改善プログラムを選択するプログラム選択ステップと、
    前記プログラム選択ステップにおいて選択した前記認知機能改善プログラムの前記ユーザによる実行履歴を記録する第2記録ステップと、
    前記ユーザの食事情報、睡眠情報、飲酒情報、喫煙情報、ストレス情報、性別および年齢の少なくともいずれかを記録する第3記録ステップと、
    前記第1、第2、第3記録ステップにおいて記録された情報を対比可能に表示する表示制御ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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