JP2020108300A - 母線の配置構造、閉鎖配電盤 - Google Patents

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【課題】母線の発熱による温度上昇を抑制することができる母線の配置構造、および、そのように配置された母線を備える閉鎖配電盤を提供する。【解決手段】実施形態の複数の水平母線5は、閉鎖配電盤1内において、上端と下端とが他の部材例えば天板2cと底板2dによって物理的に制限されている配置可能領域(H)内に配置されているとともに、上端の部材と下端の部材との間において、それぞれの水平母線5が上下方向に互いに等間隔となるように配置されている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、複数の母線を配置する配置構造、および、そのような母線の配置構造で配置された水平母線を備える閉鎖配電盤に関する。
従来、例えば三相交流電源に接続された水平母線と、その水平母線に接続された垂直母線とを収容する閉鎖配電盤が知られている。このような閉鎖配電盤は、電力が供給された際に母線が発熱することから、例えば特許文献1では、複数組の垂直母線を設けることで発熱を抑えることが提案されている。
特許第6173579号公報
ところで、近年では、閉鎖配電盤の高集積化に伴って、供給する電力の定格を引き上げることが求められている。
しかしながら、定格を引き上げた場合、新たな問題が発生することが判明した。具体的には、定格を引き上げたことにより母線にはより大きな電流が流れることから、母線自体の発熱に加えて、近傍の導体が誘導加熱されて発熱し、閉鎖配電盤内の温度が要求仕様を超えて上昇してしまうおそれがあることが判明した。
そこで、母線の発熱による温度上昇を抑制することができる母線の配置構造、および、そのように配置された母線を備える閉鎖配電盤を提供する。
実施形態の母線の配置構造は、配電盤に複数の水平母線を配置するための母線の配置構造であって、複数の前記水平母線は、前記配電盤内において、上端と下端とが他の部材によって制限されている配置可能領域内に配置されているとともに、上端の部材と下端の部材との間において、それぞれの前記水平母線を上下方向に互いに等間隔となるように配置したことを特徴とする。
実施形態の配電盤は、上記した母線の配置構造で配置された水平母線を備えることを特徴とする。
実施形態の母線の配置構造および閉鎖配電盤を側面視にて模式的に示す図 母線の配置構造および閉鎖配電盤を背面側からの正面視にて模式的に示す図 母線の配置構造および閉鎖配電盤を平面視にて模式的に示す図 水平母線の設置時の許容範囲を模式的に示す図 他の母線の配置構造を模式的に示す図
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態による閉鎖配電盤1は、図1に示すように上下方向に長く、図2および図3に示すように前後方向および左右方向が概ね同じ長さに形成された直方体状の筐体2を備えている。以下、図1から図3に示すように、閉鎖配電盤1の上下方向を縦方向とも称し、前後方向を奥行き方向とも称して説明する。
この閉鎖配電盤1は、図1に示すように、前板2a側に機器収容室3を備えており、例えばモータ制御装置等の機器を上下方向に複数個収容可能になっている。また、閉鎖配電盤1は、後板2b側に母線収容室4が設けられている。そして、各機器に電力を供給するための導体である水平母線5と垂直母線6とは、この母線収容室4の内部に収容されている。このとき、各水平母線5は、詳細は抗鬱するが、所定の配置可能領域(H)内に収まるように、且つ、所定の母線構造となるように配置されている。
閉鎖配電盤1の後板2bつまりは閉鎖配電盤1において水平母線5と対向する側の外板には、下端側に位置して外部に連通する吸気口7と、上部側に位置して外部に連通する排気口8とが設けられている。これら吸気口7および排気口8は、例えば後板2bにスリットを形成したり、後板2bに開口を形成して網部材やフィルタ部材等により目張り可能にしたりすること等によって形成されている。
このとき、排気口8は、配置する水平母線5の数にもよるものの、例えば図1のように4本の水平母線を配置する場合には、最上段に配置される水平母線5よりも上方に位置するように設けることができる。また、吸気口7は、配置する水平母線5の数にもよるものの、最下段に配置される水平母線5よりも下方に位置するように設けることができる。これにより、導入された空気により各水平母線5を冷却することが可能になるとともに、各水平母線5を冷却した空気が排出されることから、冷却効率を向上させることができる。
さて、本実施形態では、水平母線5は、三相4線式の配線にて図示しない単一系統の電源に接続されており、いわゆるR相、S相およびT相の3相分の3本と、中点に対応するN相の1本のとの合計4本が設けられている。各水平母線5は、図2に示すように、閉鎖配電盤1の左右方向に延びているとともに、接続導体9によってそれぞれ対応する垂直母線6に電気的に接続されている。なお、図2では、垂直母線6の図示を省略している。
そして、本実施形態の場合、水平母線5は、閉鎖配電盤1の天板2cと底板2dとの間、つまりは、上端と下端とが他の部材である天板2cと底板2dとによって物理的に制限つまりは物理的に規定された配置可能領域(H)内に配置されている。このとき、各水平母線5は、互いの間隔が第1距離(X)だけ離間して等間隔に配置されているとともに、最上段の水平母線5が天板2cから第2距離(Y)だけ離間しており、最下段の水平母線5が底板2dから第2距離(Y)だけ離間した状態で配置されている。ただし、第2距離(Y)は、安全規格等により予め定められている絶縁距離を確保できる値に設定されている。
また、各垂直母線6は、図3に示すように断面視にてL字状に形成されており、上下方向に配設された個別のダクト10内にそれぞれ配置されている。このダクト10は、概ね四角い筒状に形成されており、機器の接続端子に対応する位置にそれぞれ開口が形成されている。そのため、機器収容室3に収容される機器は、前方から挿入して後方へ押し込むことにより、端子部が垂直母線6のL字状の短辺と噛み合うことで電源が供給される。
次に、上記した構成の作用について説明する。
前述のように、閉鎖配電盤1の定格を引き上げた場合、母線にはより大きな電流が流れることから、母線自体の発熱に加えて、近傍の導体が誘導加熱されて発熱し、閉鎖配電盤1内の温度が要求仕様を超えて上昇してしまうおそれがあるという問題がある。そのため、誘導加熱による影響つまりは発熱を抑制するためには、ある水平母線5が他の水平母線5に与える影響が小さくなるような配置とすればよいことになる。
さて、ある導体の近傍に他の導体が存在している場合、電流が流れた際の磁束の変化によって他の導体に影響を与えるエネルギーは、導体間の距離に反比例することが知られている。そのため、他の導体に影響を与えるエネルギーを低減するためには、水平母線5間の距離をなるべく広くすればよいことが分かる。そして、上端および下端が他の部材によって制限されている配置可能領域(H)に配置する場合であれば、各水平母線5を最大限に離間させた状態で配置するためには、水平母線5間の距離である第1距離(X)を均等にすればよいことが分かる。
そのため、本実施形態では、水平母線5間の第1距離(X)を均等にし、配置可能領域(H)内において各水平母線5を上下方向に等間隔で配置している。これにより、他の導体に影響を与えるエネルギーを最小にすることができ、誘導加熱によって生じる発熱を抑制することができる。
ところで、閉鎖配電盤1の筐体2は一般的に鋼板等で形成されていることから、水平母線5の近傍には、他の水平母線5以外にも導体が存在していることになる。そして、筐体2が誘導加熱された場合にも、閉鎖配電盤1内の温度上昇を招くことになる。そのため、水平母線5に隣り合うように配置されている他の導体、ここでは、配置可能領域(H)の上端と下端とを制限している天板2cや底板2dに対する影響も考慮すれば、より一層発熱を低減する効果を期待できると考えられる。
そこで、本実施形態では、他の各水平母線5へ影響を抑制するために第1距離(X)で等間隔に各水平母線5を配置するとともに、最上段の水平母線5(R)と天板2cとの間、ならびに、最下段の水平母線5(N)と天板2cとの間の距離である第2距離(Y)を、以下のようにして設定している。
最上段に配置されている水平母線5(R)に着目してみると、隣り合う水平母線5(S)に影響を与えるエネルギー(P1)はP1=α×(1/X)^2であり、天板2cに影響を与えるエネルギー(P2)はP2=β×(1/Y)^2である。そのため、水平母線5(R)については、外部の導体に影響を与えることになる総エネルギー(Pr)は、Pr=α×(1/X)^2+β×(1/Y)^2となる。なお、α、βは導体の形状や性質による係数であり、「^」は自乗を示す。
また、両隣が他の水平母線5(R、T)に挟まれている水平母線5(S)が隣り合う2本の水平母線5に影響を与える総エネルギー(Ps)、および、両隣が他の水平母線5(S、N)に挟まれている水平母線5(T)が隣り合う2本の水平母線5に影響を与える総エネルギー(Pt)は、それぞれPs=Pt=2×α×(1/X)^2となる。また、最下段に配置されている水平母線5(N)に着目してみれば、最上段の水平母線5(R)と同様に、総エネルギー(Pn)は、Pn=α×(1/X)^2+β×(1/Y)^2となる。
ここで、演算の簡略化のために各導体が同一部材であるとすると、つまりは、α=βであるとすると、n本の水平母線を第1距離(X)で等間隔に配置し、上端および下端の部材との間を第2距離(Y)だけ離間させた場合には、上記した各総エネルギーの総和である総量(P)は、P=2×α×((n−1)×(1/X)^2+(1/Y)^2))として近似することができる。
この近似式から、(n−1)×(1/X)^2+(1/Y)^2)の項が最小となるX、Yを求めれば、発熱量を最小にすることができることが分かる。このとき、配置可能領域(H)は実質的に閉鎖配電盤1の高さであることから、既定値として扱うことかでき、例えば閉鎖配電盤1の高さが2300mmであれば、2300=(n−1)X+2×Yとなることから、上記の項が最小となるXを求めることができる。また、エネルギーの総量(P)が最小となるXが求まれば、高さとの関係からYを求めることができる。
さて、上記した近似式に基づくエネルギーの総量(P)が最小となるX、Yを求めたところ、XをYで除した比(X/Y)は、水平母線5の数(n)によらず、概ね1.26となることが判明した。換言すると、第1距離(X)と第2距離(Y)の比(X/Y)が1.26となるように水平母線5を配置すれば、水平母線5の数(n)によらず、発熱量を最小にすることができることが判明した。
ところで、上記した近似式は、隣り合う導体への影響を考慮したものである。換言すると、上記した近似式は、発生するエネルギーによって最も影響を受ける導体のみを考慮した場合のものである。これは、発生するエネルギーが距離の2乗に反比例して減少することに鑑みれば、それなりに確度の高い近似であると考えられる。
その一方で、閉鎖配電盤1には、図4に示すように、2系統分の例えば8本の水平母線5が配置されることがある。このとき、8本の水平母線5を配置した場合における第1距離(X)は、上記した4本の水平母線5を配置した図2における第1距離(X)よりも短くなっている。
そのため、図4に示す水平母線5の配置の場合、直近で隣り合っている水平母線5以外の他の水平母線5や他の導体が、4本の水平母線5を配置した図2における第1距離(X)の範囲内に位置していることが想定される。換言すると、図2で影響を考慮した距離範囲内に、隣り合う導体以外の他の導体が存在していることが想定される。そして、そのような状況においては、隣り合う導体だけでなく、さらにその隣に存在する導体についても影響が発生する可能性がある。
例えば、図4に示す8本の水平母線5を便宜的に上から順に水平母線51〜58とすると、例えば水平母線51については、前述した天板2cに影響を与えるエネルギーと水平母線52に影響を与えるエネルギーとに加えて、水平母線53〜水平母線58に影響を与えるエネルギーが存在することになる。また、他の水平母線52〜58についても、同様に、存在する全ての他の導体に影響を与えるエネルギーが存在することになる。
ここで、例えば水平母線51が他の導体に影響を与えるエネルギーは、前述のように水平母線51から他の導体までの距離に基づいて個別に求めたエネルギーの総和によって求めることができる。なお、詳細な式は省くが、例えば水平母線51と水平母線53との距離は2Xであり、水平母線51と水平母線54との距離は3Xであること等から、上記したエネルギー(P1)を求める式にそれぞれの距離を代入し、求めたエネルギーの総和を求めればよい。
このようにして他の全ての導体に対する影響を考慮した場合における第1距離(X)と第2距離(Y)とを求め、それらの比(X/Y)を算出すると、概ねX/Y=1.29になるという結果が得られた。この結果から、第1距離(X)と第2距離(Y)との比(X/Y)が約1.3となるように配置すれば、発熱量を最小にすることができることが判明した。また、上記した近似式のように隣り合う導体への影響を考慮した場合であっても、概ね発熱量を最小にすることができること、換言すると、上記した近似式の妥当性が確認できた。
このように、配置可能領域(H)の上端と下端が導体によって規定されている場合において、複数の水平母線5を、その数によらず、第1距離(X)を第2距離(Y)で除した比(X/Y)が約1.3を基準とした所定の範囲内となるように配置すれば概ね発熱量を最小にすることができる。
ただし、物理的にX/Y=約1.3となる位置に配置できない場合も考慮して、図5に許容目標位置として示すように、X/Y=約1.3となる位置を図5に1.3位置として示す目標位置として設定し、エネルギーの総量(P)が例えば10%等の許容できる範囲に収まる程度のずれを許容上限と許容下限として設定し、その範囲内に水平母線5を配置することにより、水平母線5の設置位置に過度な精度を必要とすることなく発熱量を低減することができる。
あるいは、図5に許容配置として示すように、水平母線5の上端又は下端が1.3位置に掛かるように、つまりは、水平母線5の上下方向の幅(W)の範囲内に1.3位置が来るように配置することによっても、水平母線5の設置位置に過度な精度を必要とすることなく発熱量を低減することができる。
以上説明した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
閉鎖配電盤1に設置される複数の水平母線5は、閉鎖配電盤1内において、上端と下端とが他の部材によって制限されている配置可能領域(H)内に配置されているとともに、上端の部材と下端の部材との間において、それぞれの水平母線5を上下方向に互いに等間隔となるように配置されている。
このような母線の配置構造を採用することにより、母線の発熱による温度上昇を抑制することができる。また、このような母線の配置構造で配置された母線を備える閉鎖配電盤1によっても、母線の発熱による温度上昇を抑制することができる。
複数の水平母線5のうち、最上段に配置される水平母線5と上端の部材例えば天板2cとの間、および、最下段に配置される水平母線5と下端の部材例えば底板2dとの間は、予め定められている絶縁距離だけ離間している。これにより、安全性を確保することができる。
配置可能領域(H)の上端と下端に配置される部材は、天板2cや底板2dのような導体であり、それぞれの水平母線5は、互いに第1距離(X)を存して等間隔に配置されているとともに、最上段に配置されている水平母線5は上端の部材である天板2cとの間に第2距離(Y)を存して配置され、最下段に配置されている水平母線5は下端の部材である底板2dとの間に前記第2距離(Y)を存して配置されており、第1距離(X)および第2距離(Y)は、距離の2乗に反比例する値であってそれぞれの水平母線5に電流を流した際の磁界の変化によって隣り合う水平母線5および他の部材に影響を与えるエネルギーが最も少なくなる距離に設定されている。これにより、水平母線5の物理的な配置によって母線の発熱による温度上昇を抑制することができる。
この場合、配置可能領域(H)の上端と下端に配置される部材は、水平母線5と共通する磁気的特性を有する導体であると仮定し、複数の水平母線5を、その数によらず、第1距離(X)を第2距離(Y)で除した比が1.3を基準とした所定の範囲内となるように配置することにより、母線の発熱による温度上昇を抑制することができる配置構造とすることができる。この場合、比が約1.3であるときのエネルギー量を基準として例えば10%の範囲内を配置の目標位置としたり、水平母線5の一部が目標位置に掛かる状態で配置したりすることにより、過度に位置精度を必要とすることを抑制でき、生産性や作業性を損なうおそれを低減することができる。
水平母線5と当該水平母線5に直交して配置される垂直母線6との間を接続する接続導体9を設けたことにより、水平母線5の発熱を垂直母線6により放熱することができ、発熱を抑制することができる。このとき、実施形態のように上方に延びるダクト10内に垂直母線6を配置することで、自然対流による冷却を促すことができ、より一層閉鎖配電盤1内の温度上昇を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は閉鎖配電盤(配電盤)、2cは天板(他の部材)、2dは底板(他の部材)、5は水平母線、6は垂直母線を示す。

Claims (6)

  1. 配電盤に複数の水平母線を配置するための母線の配置構造であって、
    複数の前記水平母線は、前記配電盤内において、上端と下端とが他の部材によって制限されている配置可能領域内に配置されているとともに、上端の部材と下端の部材との間において、それぞれの前記水平母線を上下方向に互いに等間隔となるように配置したことを特徴とする母線の配置構造。
  2. 複数の前記水平母線のうち最上段に配置される前記水平母線と上端の部材との間、および、最下段に配置される前記水平母線と下端の部材との間は、予め定められている絶縁距離だけ離間していることを特徴とする請求項1記載の母線の配置構造。
  3. 前記配置可能領域の上端と下端に配置される部材は、導体であり、
    それぞれの前記水平母線は、互いに第1距離(X)を存して等間隔に配置されているとともに、最上段に配置されている前記水平母線は上端の部材との間に第2距離(Y)を存して配置され、最下段に配置されている前記水平母線は下端の部材との間に前記第2距離(Y)を存して配置されており、
    前記第1距離(X)および前記第2距離(Y)は、距離の2乗に反比例する値であってそれぞれの前記水平母線に電流を流した際の磁界の変化によって隣り合う水平母線および他の部材に影響を与えるエネルギーが、最も少なくなる距離に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の母線の配置構造。
  4. 前記配置可能領域の上端と下端に配置される部材は、前記水平母線と共通する磁気的特性を有する導体であり、
    複数の前記水平母線は、その数によらず、前記第1距離(X)を前記第2距離(Y)で除した比が1.3を基準とした所定の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項3記載の母線の配置構造。
  5. 前記水平母線と、当該水平母線に直交して配置される垂直母線との間を接続する接続導体を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の母線の配置構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項記載の母線の配置構造で配置された水平母線を備えることを特徴とする閉鎖配電盤。
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