JP2020107526A - 点灯装置、及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの電源回路から複数の光源にそれぞれ供給される負荷電流を調整でき、かつ、電流調整回路における電力損失を低減できる点灯装置、及び照明装置を提供する。【解決手段】 点灯装置10は、電源回路1と、複数の電流調整回路31、32と、電圧制御回路41と、を備える。電源回路1は、直流の出力電圧Voを一対の導体W1、W2間に印加する。複数の電流調整回路31、32は、複数の電流経路R1、R2を流れる各負荷電流Io1、Io2を調整する。電圧制御回路41は、複数の光源21、22のうち、光の強度が最も大きい光源に対応する電流調整回路31又は32の監視電圧Vd1又はVd2を、対象監視電圧として選択する。そして、電圧制御回路41は、対象監視電圧の値が目標電圧値に一致するように、出力電圧Voをフィードバック制御する。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に、点灯装置、及び照明装置に関する。より詳細には、本開示は、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源をそれぞれ点灯させる点灯装置、及び照明装置に関する。
従来、互いに異なる色温度の2つのLED負荷を点灯させて調色を行うLED駆動装置がある。
例えば、特許文献1のLED駆動装置は、交流入力電力を所望の直流出力電力に変換し、直流出力電力を互いに異なる色温度の2つのLED負荷へ供給する。LED駆動装置の制御回路は、LED負荷に流れる電流が基準電流になるように、直流出力電力を調整する。さらに、2つのLED負荷のそれぞれには、リプル電流低減回路が接続されており、各リプル電流低減回路は、各LED負荷に流れる電流リプルを低減させる。
特開2014−160574号公報
特許文献1のLED駆動装置は、直流の出力電圧を出力する1つの電源回路を備える構成で、互いに異なる色温度の2つのLED負荷を点灯させて調色を行うことができる。
しかしながら、特許文献1のLED駆動装置は、リプル電流低減回路(電流調整回路)での電力損失が比較的大きかった。
本開示の目的とするところは、1つの電源回路から複数の光源にそれぞれ供給される負荷電流を調整でき、かつ、電流調整回路における電力損失を低減できる点灯装置、及び照明装置を提供することにある。
本開示の一態様に係る点灯装置は、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源をそれぞれ点灯させる。前記点灯装置は、電源回路と、電圧制御回路と、を備える。前記電源回路は、直流の出力電圧を一対の導体間に印加する。前記電圧制御回路は、前記電源回路を制御する。前記一対の導体間には複数の電流経路が並列接続し、前記複数の電流経路のそれぞれには、前記複数の光源のいずれかと、当該電流経路に流れる負荷電流を調整する電流調整回路とが含まれる。前記電圧制御回路は、前記複数の光源のうち、前記光の強度が最も大きい光源に対応する前記電流調整回路の両端電圧を、対象監視電圧として選択する。前記電圧制御回路は、前記対象監視電圧の値が目標電圧値に一致するように、前記出力電圧をフィードバック制御する。
本開示の一態様に係る点灯装置は、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源をそれぞれ点灯させる。前記点灯装置は、電源回路と、電圧制御回路と、電流制御回路と、を備える。前記電源回路は、直流の出力電圧を一対の導体間に印加する。前記電圧制御回路は、前記電源回路を制御する。前記一対の導体間には複数の電流経路が並列接続し、前記複数の電流経路のそれぞれには、前記複数の光源のいずれかと、当該電流経路に流れる負荷電流を調整する電流調整回路とが含まれる。前記電流制御回路は、前記複数の電流調整回路を制御して、前記各負荷電流の値をそれぞれの目標電流値に一致させることで、前記複数の光源の前記各光の混色光を調色する。前記電圧制御回路は、前記混色光の色温度の範囲毎に、前記複数の電流調整回路の両端電圧のいずれかを対応付けた対応データを予め記憶する。前記電圧制御回路は、前記混色光の色温度を指示する指示信号を外部から取得する。前記電圧制御回路は、前記対応データに基づいて、前記複数の電流調整回路の両端電圧のうち、前記指示信号によって指示された前記混色光の色温度に対応する電流調整回路の両端電圧を、前記対象監視電圧として選択する。前記電圧制御回路は、前記対象監視電圧の値が目標電圧値に一致するように、前記出力電圧をフィードバック制御する。前記対応データでは、前記混色光の色温度が高くなるにつれて、前記範囲毎に対応付けられた前記複数の電流調整回路の両端電圧にそれぞれ対応する前記光源の色温度がより高くなる。
本開示の一態様に係る照明装置は、上述の点灯装置と、前記点灯装置によって点灯し、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源と、を備える。
以上説明したように、本開示では、1つの電源回路から複数の光源にそれぞれ供給される負荷電流を調整でき、かつ、電流調整回路における電力損失を低減できるという効果がある。
図1は、実施形態の点灯装置を備える照明装置を示す回路図である。 図2は、同上の点灯装置の電源回路を示す回路図である。 図3は、同上の点灯装置の調色範囲を示す色度図である。 図4は、同上の点灯装置の動作を説明するための図である。
以下に実施形態を図面に基づいて説明する。
(照明装置)
図1は、本実施形態の照明装置A1の回路構成を示す。照明装置A1は、例えば、演色照明装置、舞台用照明装置、又は美術館、博物館向けの照明装置である。但し、照明装置A1は、上記以外の用途に用いられてもよく、特定の用途に限定されない。
照明装置A1は、点灯装置10と、2つの光源2(21、22)と、を備える。点灯装置10は、電源回路1と、2つの電流調整回路3(31、32)と、制御回路4と、を備える。
電源回路1は、交流電源9から交流電圧Viを入力され、交流電圧Viを直流の出力電圧Voに変換して、出力電圧Voを出力する。交流電源9は、例えば公称電圧100V又は200V、周波数50Hz又は60Hzの商用電源である。
電源回路1は、図2に示すように、整流器11、トランス12、スイッチング素子13、コンデンサ14、15、ダイオード16、及び駆動回路17を備える昇圧チョッパ回路で構成されている。整流器11は、交流電圧Viを全波整流した整流電圧Vaを出力する。整流器11の出力端間には、トランス12の一次巻線121と、スイッチング素子13との直列回路が接続されている。一次巻線121の第1端は、整流器11の高電位側の出力端に接続されている。スイッチング素子13は、Nチャネルのエンハンスメント型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。スイッチング素子13のドレインは一次巻線121の第2端に接続されている。スイッチング素子13のソースは、整流器11の低電位側の出力端に接続されている。コンデンサ14の第1端は、スイッチング素子13のドレインに接続され、コンデンサ14の第2端は、ダイオード16のアノードに接続されている。トランス12の二次巻線122の第1端は、ダイオード16のアノードに接続され、二次巻線122の第2端は、整流器11の低電位側の出力端に接続されている。コンデンサ15の正極は、ダイオード16のカソードに接続され、コンデンサ15の負極は、整流器11の低電位側の出力端に接続されている。コンデンサ15の正極は第1導体W1に接続し、コンデンサ15の負極は第2導体W2に接続されている。コンデンサ15は電解コンデンサであることが好ましい。第1導体W1及び第2導体W2は、電気的な導体であり、例えば端子、配線、又は金属の薄膜などで構成される。そして、電源回路1は、交流電圧Viを電力変換して、コンデンサ15の両端間に直流の出力電圧Voを発生させる。したがって、第1導体W1と第2導体W2との間には、直流の出力電圧Voが印加される。
具体的に、スイッチング素子13がオンすると、整流器11の高電位側の出力端から低電位側の出力端に向かう電流が一次巻線121に流れ、一次巻線121にはエネルギーが蓄積される。次に、スイッチング素子13がオフすると、一次巻線121に蓄積されているエネルギーが二次巻線122を介して放出され、放出されたエネルギーによってコンデンサ15が充電される。そして、スイッチング素子13がオンオフ(スイッチング)することによって、コンデンサ15の両端間に直流の出力電圧Voが発生する。
駆動回路17は、スイッチング素子13のゲートに接続し、スイッチング素子13のゲート−ソース間に駆動信号(ゲート電圧)を出力して、スイッチング素子13をオンオフさせるように構成される。駆動回路17は、制御回路4から電圧制御信号Sbを受け取り、電圧制御信号Sbに基づいてスイッチング素子13をオンオフさせる。
なお、電源回路1は、昇圧チョッパ回路以外で構成されてもよく、例えば降圧チョッパ回路、及び昇降圧チョッパ回路のいずれで構成されてもよい。
第1導体W1と第2導体W2との間には、2つの電流経路R1、R2がそれぞれ形成されている。2つの電流経路R1、R2は、第1導体W1と第2導体W2との間において並列に接続している。電流経路R1、R2は、光源2と電流調整回路3との直列回路をそれぞれ含む。
光源2は、複数のLED(Light Emitting Diode)素子(固体発光素子)が直列接続されたLEDアレイを有している。光源2は、並列接続された複数のLEDアレイを有していてもよい。ここで、光源2の第1端には、LEDアレイの一端のLED素子のアノードが接続しており、光源2の第1端をアノード側と呼ぶ。また、光源2の第2端には、LEDアレイの他端のLED素子のカソードが接続しており、光源2の第2端をカソード側と呼ぶ。
電流調整回路3は、トランジスタ3aと検出抵抗3bとの直列回路、及び駆動回路3cを備える。トランジスタ3aは、Nチャネルのエンハンスメント型のMOSFETである。第1導体W1は、光源2のアノード側に接続し、光源2のカソード側は、トランジスタ3aのドレインに接続する。トランジスタ3aのソースは、検出抵抗3bの第1端に接続している。検出抵抗3bの第2端は、第2導体W2に接続する。すなわち、2つの電流経路R1、R2には、光源2と電流調整回路3との直列回路がそれぞれ含まれている。言い換えると、2つの光源2は、2つの電流経路R1、R2と一対一に対応してそれぞれ設けられ、2つの電流調整回路3は、2つの電流経路R1、R2と一対一に対応してそれぞれ設けられている。
電流調整回路3の駆動回路3cは、トランジスタ3aのゲートに接続し、トランジスタ3aのゲート−ソース間に駆動信号(ゲート電圧)を出力する。トランジスタ3aのドレイン−ソース間の抵抗は、トランジスタ3aのゲート電圧によって変動する。すなわち、トランジスタ3aによる電圧降下(トランジスタ3aのドレイン−ソース間電圧)は、トランジスタ3aのゲート電圧によって変動する。そして、電流調整回路3は、トランジスタ3aによる電圧降下を制御されることで、出力電圧Voによって光源2に流れる負荷電流を調整できる。図1では、電流経路R1に流れる負荷電流をIo1とし、電流経路R2に流れる負荷電流をIo2とする。
電流経路R1は、光源2として白色光源21を有し、電流調整回路3として電流調整回路31を有する。白色光源21は、複数のLED素子2aの直列回路を有する。複数のLED素子2aは、色温度6500Kの白色光をそれぞれ発する。電流調整回路31の駆動回路3cは、制御回路4から電流制御信号Sc1を受け取り、電流制御信号Sc1に基づいてトランジスタ3aのゲート電圧を調整する。すなわち、電流調整回路31は、電流制御信号Sc1に基づいて負荷電流Io1を調整できる。
電流経路R2は、光源2として電球色光源22を有し、電流調整回路3として電流調整回路32を有する。電球色光源22は、複数のLED素子2bの直列回路を有する。複数のLED素子2bは、色温度2700Kの電球色の光をそれぞれ発する。電流調整回路32の駆動回路3cは、制御回路4から電流制御信号Sc2を受け取り、電流制御信号Sc2に基づいてトランジスタ3aのゲート電圧を調整する。すなわち、電流調整回路32は、電流制御信号Sc2に基づいて負荷電流Io2を調整できる。
また、白色光源21は、コネクタCN1によって第1導体W1及び電流調整回路31に対して着脱可能に構成されることが好ましい。電球色光源22は、コネクタCN2によって第1導体W1及び電流調整回路32に対して着脱可能に構成されることが好ましい。
制御回路4は、電圧制御回路41と、電流制御回路42とを備える。
電圧制御回路41は、電源回路1の駆動回路17に接続しており、駆動回路17に電圧制御信号Sbを出力する。駆動回路17は、電圧制御信号Sbに基づいてスイッチング素子13をオンオフさせる。すなわち、電圧制御回路41は、スイッチング素子13のスイッチング動作を制御することによって、交流電圧Viを昇圧し、出力電圧Voの値を目標電圧値に制御する。
電流制御回路42には、電流調整回路31、32の各検出抵抗3bの両端電圧が、抵抗電圧Vs1、Vs2として入力される。電流制御回路42は、抵抗電圧Vs1、Vs2に基づいて、電流制御信号Sc1、Sc2を生成する。そして、電流制御回路42は、電流調整回路31、32の各駆動回路3cに接続しており、電流制御信号Sc1、Sc2を各駆動回路3cへ出力する。各駆動回路3cは、電流制御信号Sc1又は電流制御信号Sc2に基づいて、各トランジスタ3aのゲート電圧を調整する。すなわち、電流制御回路42は、各トランジスタ3aのゲート電圧を個別に制御して、負荷電流Io1、Io2を個別に制御することによって、白色光源21及び電球色光源22の各調光レベルを制御できる。
上述の制御回路4は、コンピュータシステムを有する。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。メモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、電圧制御回路41、及び電流制御回路42の各機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよいし、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。例えば、電圧制御回路41及び電流制御回路42は、1つのコンピュータシステムで実現されてもよいし、電圧制御回路41を実現する第1コンピュータシステム、及び電流制御回路42を実現する第2コンピュータシステムで実現されてもよい。
そして、照明装置A1は、白色光源21及び電球色光源22を個別に調光することで、光源21、22の各光を混ぜ合わせた混色光の調色を行うことができる。以下、照明装置A1による調色動作について詳述する。
まず、外部のコントローラが、照明装置A1に要求される制御内容に応じて、指示信号S0を電流制御回路42へ送信する。指示信号S0は、白色光源21及び電球色光源22の混色光の色温度、及び混色光の調光レベルを指示する信号である。なお、指示信号S0は、混色光の色温度及び混色光の調光レベルを指示する1つの信号、及び混色光の色温度、及び混色光の調光レベルを指示する2つ以上の信号のいずれであってもよい。
そして、電流制御回路42は、混色光の色温度が指示された色温度になり、かつ、混色光の調光レベルが指示された調光レベル(以降、調光指示値と称す)になるように、白色光源21及び電球色光源22の各調光レベルを制御する。すなわち、電流制御回路42は、負荷電流Io1、Io2がそれぞれの目標電流値に一致するように、負荷電流Io1、Io2をそれぞれ制御する。具体的に、電流制御回路42は、白色光源21及び電球色光源22の各調光指示値に基づいて、白色光源21及び電球色光源22にそれぞれ対応する調光基準電圧を生成する。調光基準電圧の各値は、目標電流値に対応する値であり、調光指示値が大きいほど高くなり、調光指示値が小さいほど低くなる。電流制御回路42は、白色光源21に対応する調光基準電圧と抵抗電圧Vs1とを比較し、電流調整回路31を制御するための電流制御信号Sc1を生成する。電流制御信号Sc1は、抵抗電圧Vs1が白色光源21の調光基準電圧に一致するように電流調整回路31を制御するための制御信号である。また、電流制御回路42は、電球色光源22に対応する調光基準電圧と抵抗電圧Vs2とを比較し、電流調整回路32を制御するための電流制御信号Sc2を生成する。電流制御信号Sc2は、抵抗電圧Vs2が電球色光源22の調光基準電圧に一致するように電流調整回路32を制御するための制御信号である。
電流調整回路31の駆動回路3cは、電流制御信号Sc1に基づいて、トランジスタ3aのゲート電圧を調整し、負荷電流Io1(白色光源21の調光レベル)を調整する。電流調整回路32の駆動回路3cは、電流制御信号Sc2に基づいて、トランジスタ3aのゲート電圧を調整し、負荷電流Io2(電球色光源22の調光レベル)を調整する。
したがって、電流制御回路42は、指示信号S0の指示内容に応じて、白色光源21及び電球色光源22の混色光の色温度及び調光レベルを制御できる。本実施形態では、白色光源21が発する白色光の色温度6500K、電球色光源22が発する電球色の光の色温度2700Kである。したがって、白色光源21及び電球色光源22の混色光の色温度は、図3の色度図では、直線Yaに沿って変化可能である。
ここで、白色光源21のカソード側からアノード側をみた電圧(白色光源21の両端電圧)を順方向電圧Vf1(図1参照)とすると、順方向電圧Vf1の値が白色光源21の点灯開始電圧を上回るまでは、白色光源21は消灯している。順方向電圧Vf1の値が白色光源21の点灯開始電圧を上回ると、負荷電流Io1が流れて、白色光源21は点灯する。白色光源21の順方向電圧は、直列接続された複数のLED素子2aの各順方向電圧の和である。
また、電球色光源22のカソード側からアノード側をみた電圧(電球色光源22の両端電圧)を順方向電圧Vf2(図1参照)とすると、順方向電圧Vf2の値が電球色光源22の点灯開始電圧を上回るまでは、電球色光源22は消灯している。順方向電圧Vf2の値が電球色光源22の点灯開始電圧を上回ると、負荷電流Io2が流れて、電球色光源22は点灯する。電球色光源22の順方向電圧は、直列接続された複数のLED素子2bの各順方向電圧の和である。
本実施形態では、白色光源21及び電球色光源22の各電圧−電流特性は同一(ほぼ同一)であることが好ましい。この場合、負荷電流Io1と負荷電流Io2とが等しければ、順方向電圧Vf1の値と順方向電圧Vf2の値とは等しく(ほぼ等しく)なる。なお、各電圧−電流特性が同一であるとは、各電圧−電流特性が完全に一致しなくても、各電圧−電流特性の差が比較的小さく、例えば各電圧−電流特性の差が所定範囲内に収まる形態も含む。また、順方向電圧Vf1の値と順方向電圧Vf2の値が等しい(同じ)とは、負荷電流Io1と負荷電流Io2とが等しい(同じ)場合に、順方向電圧Vf1、Vf2が完全に一致しなくても、順方向電圧Vf1、Vf2の差が比較的小さく、例えば順方向電圧Vf1、Vf2の差が所定範囲内に収まる形態も含む。
例えば、白色光源21のLED素子2aは、青色LEDチップと第1蛍光体とを有する。そして、青色LEDチップから発せられた青色光が第1蛍光体を通過することで、白色光が生成される。また、電球色光源22のLED素子2bは、青色LEDチップと第2蛍光体とを有する。そして、青色LEDチップから発せられた青色光が第2蛍光体を通過することで、電球色の光が生成される。この場合、LED素子2a及びLED素子2bは、青色LEDチップを有しており、LED素子2a及びLED素子2bの各順方向電圧は等しくなる。すなわち、LED素子2a及びLED素子2bは、同一の電圧−電流特性を有する。したがって、白色光源21におけるLED素子2aの直列接続数と、電球色光源22におけるLED素子2bの直列接続数とが同数であれば、白色光源21及び電球色光源22の各電圧−電流特性は同一になる。
また、負荷電流Io1と負荷電流Io2とが等しい条件下で、LED素子2a及びLED素子2bの各順方向電圧が異なる場合には、白色光源21におけるLED素子2aの直列接続数と、電球色光源22におけるLED素子2bの直列接続数とを異なる数にする。負荷電流Io1と負荷電流Io2とが等しい条件下で、LED素子2aの順方向電圧の値がLED素子2bの順方向電圧の値より高い場合、LED素子2aの直列接続数をLED素子2bの直列接続数より少なくする。この結果、白色光源21及び電球色光源22の各電圧−電流特性を同一にすることができる。
そして、光源21、22をそれぞれ点灯させる場合、電源回路1は、出力電圧Voの値を順方向電圧Vf1、Vf2の各値より高くする必要がある。この場合、出力電圧Voと順方向電圧Vf1、Vf2との各差分電圧は、トランジスタ3aの発熱の要因になる。すなわち、出力電圧Voと順方向電圧Vf1との差分電圧は、電流調整回路31での電力損失の要因になる。出力電圧Voと順方向電圧Vf2との差分電圧は、電流調整回路32での電力損失の要因になる。
そこで、電圧制御回路41は、出力電圧Voを以下のように制御することで、電流調整回路3の各電力損失を低減させている。
電流調整回路31のトランジスタ3aのドレイン電圧(光源21のカソード側の電圧)を監視電圧Vd1とする。電流調整回路32のトランジスタ3aのドレイン電圧(光源22のカソード側の電圧)を監視電圧Vd2とする。電圧制御回路41は、監視電圧Vd1、Vd2を入力され、監視電圧Vd1、Vd2のいずれか一方を対象監視電圧として選択し、対象監視電圧を用いて、出力電圧Voをフィードバック制御する。なお、監視電圧Vd1は、電流調整回路31の両端電圧に相当する。監視電圧Vd2は、電流調整回路32の両端電圧に相当する。
図4は、混色光の色温度と負荷電流Io1、Io2との関係を示す。色温度が2700〜4100Kまでの第1範囲81では、負荷電流Io2の値が負荷電流Io1の値より大きく、電球色光源22が発する電球色の光の強度は、白色光源21が発する白色光の強度より大きくなる。色温度が4100〜6500Kまでの第2範囲82では、負荷電流Io1の値が負荷電流Io2の値より大きく、白色光源21が発する白色光の強度は、電球色光源22が発する電球色の光の強度より大きくなる。この場合、電圧制御回路41は、第1範囲81では、監視電圧Vd2を対象監視電圧として選択する。電圧制御回路41は、第2範囲82では、監視電圧Vd1を対象監視電圧として選択する。すなわち、混色光の色温度が低い第1範囲81では、白色光源21及び電球色光源22のうち、色温度が低い電球色光源22に対応する監視電圧Vd2を対象監視電圧として選択する。混色光の色温度が高い第2範囲83では、白色光源21及び電球色光源22のうち、色温度が高い白色光源21に対応する監視電圧Vd1を対象監視電圧として選択する。言い換えると、電圧制御回路41は、白色光源21及び電球色光源22のうち、光の強度が高い方の光源に対応する監視電圧を対象監視電圧として選択する。また、電圧制御回路41は、負荷電流Io1、Io2のうち電流値が大きい方に対応する監視電圧を対象監視電圧として選択する、ともいえる。
ここで、白色光源21が点灯しているとき、負荷電流Io1の値が大きいほど、順方向電圧Vf1の値は高くなる。また、電球色光源22が点灯しているとき、負荷電流Io2の値が大きいほど、順方向電圧Vf2の値は高くなる。したがって、上述のように白色光源21及び電球色光源22の各電圧−電流特性を同一にすると、負荷電流Io1の値が負荷電流Io2の値より大きければ、順方向電圧Vf1の値は順方向電圧Vf2の値より高くなる。また、負荷電流Io2の値が負荷電流Io1の値より大きければ、順方向電圧Vf2の値は順方向電圧Vf1の値より高くなる。言い換えると、負荷電流Io1の値が負荷電流Io2の値より大きければ、監視電圧Vd1の値は監視電圧Vd2の値より低くなる。負荷電流Io2の値が負荷電流Io1の値より大きければ、監視電圧Vd2の値は監視電圧Vd1の値より低くなる。
そこで、電圧制御回路41は、白色光源21及び電球色光源22がそれぞれ点灯しているとき、監視電圧Vd1、Vd2のうちいずれか電圧値が低い方を、対象監視電圧として選択する。例えば、監視電圧Vd1の値が監視電圧Vd2の値より低ければ、監視電圧Vd1が対象監視電圧となる。監視電圧Vd2の値が監視電圧Vd1の値より低ければ、監視電圧Vd2が対象監視電圧となる。電圧制御回路41は、対象監視電圧の値を予め決められた目標電圧値と比較し、この比較結果に基づいて電圧制御信号Sbを生成する。電圧制御信号Sbは、対象監視電圧の値が予め決められた目標電圧値に一致するように、電源回路1を制御するための制御信号である。目標電圧値は、光源2の順方向電圧の最大値に一定値αを加算した値である。αは、例えば2〜3V程度に予め設定されている。なお、白色光源21及び電球色光源22の各電圧−電流特性は同一であるので、光源2の順方向電圧の最大値は、順方向電圧Vf1、Vf2のいずれの最大値であってもよい。
電源回路1の駆動回路17は、電流制御信号Sc1に基づいて、トランジスタ3aのスイッチング動作(オンデューティ、又はスイッチング周波数など)を調整し、出力電圧Voの値を調整する。したがって、出力電圧Voは、光源21、22のうち調光レベルが高い方の光源を点灯可能な値に維持される。さらに、電流調整回路31、32の各トランジスタ3aのドレイン−ソース間電圧の値は、上述のα付近に維持され、電流調整回路31、32の各電力損失を低減することができる。この場合、上述のαは、光源2を全調光範囲に亘って調光でき、かつ、できるだけ低い値に設定されることが好ましい。
また、本実施形態では、白色光源21及び電球色光源22の各電圧−電流特性が異なると、トランジスタ3aでの電力損失につながる。
例えば、電流調整回路31の電力損失P1(電流調整回路31のトランジスタ3aでの電力損失)は、以下の式(1)で表される。なお、Rbは、検出抵抗3bの抵抗値である。
P1=(Vd1−Io1・Rb)・Io1 ……… 式(1)
電流調整回路32の電力損失P2(電流調整回路32のトランジスタ3aでの電力損失)は、以下の式(2)で表される。
P2=(Vd2−Io2・Rb)・Io2 ……… 式(2)
ここで、Vd2=Vd1+βとすると、電流調整回路32の電力損失P2は、以下の式(3)で表される。但し、βは、負荷電流Io1、Io2の各値が同じ場合に生じる監視電圧Vd1、Vd2の差分を表す。
P2=(Vd1+β−Io2・Rb)・Io2 ……… 式(3)
この場合、電力損失P1と電力損失P2との差分Paは、以下の式(4)で表される。
Pa=P2−P1=β・Io2 ……… 式(4)
すなわち、電流調整回路32では電流調整回路31に比べて、電力損失がPaだけ大きくなる。例えば、βが3V、Io2が0.2Aである場合、Paは0.6Wになる。このような電力損失P1と電力損失P2との差分Paを許容できる仕様のトランジスタを、トランジスタ3aに用いる必要がある。
また、光源21、22の一方が全点灯(調光レベル100%)し、光源21、22の他方が調光点灯(調光レベル100%未満)しているときに、電力損失P1、P2がともに、全点灯時の電力損失の値を上回らないように、順方向電圧Vf1、Vf2の各ばらつきを抑える必要がある。例えば、順方向電圧のランクが同一である複数のLED素子2a及び複数のLED素子2bを用いることで、順方向電圧Vf1、Vf2の各ばらつきを抑えることができる。
(変形例)
電圧制御回路41は、指示信号S0によって指示された混色光の色温度に応じて、監視電圧Vd1、Vd2から対象監視電圧を選択してもよい。この場合、電圧制御回路41は、メモリなどに対応データを予め記憶している。対応データは、色温度の範囲毎に、監視電圧Vd1、Vd2のいずれかを対応付けたデータである。
図4の関係を示す対応データでは、第1範囲81に監視電圧Vd2が対応付けられ、第2範囲82に監視電圧Vd1が対応付けられる。そして、電圧制御回路41は、指示信号S0によって指示された混色光の色温度が第1範囲81に収まれば、監視電圧Vd2を対象監視電圧として選択する。電圧制御回路41は、指示信号S0によって指示された混色光の色温度が第2範囲82に収まれば、監視電圧Vd1を対象監視電圧として選択する。本変形例においても、電流調整回路31、32の各電力損失を低減することができる。
なお、上述の実施形態及び変形例の照明装置A1は、色温度が異なる2つの光源2を備えているが、色温度が異なる3つ以上の光源2を備えてもよい。この場合、点灯装置10は、3つ以上の光源2にそれぞれ対応する3つ以上の電流調整回路3を備える。そして、電圧制御回路41は、3つ以上の電流調整回路3の各監視電圧のうち最小となる監視電圧を対象監視電圧として選択する。また、電圧制御回路41は、変形例と同様に、調光可能な色温度の全範囲を3つ以上の範囲に分割し、指示信号S0によって指示された混色光の色温度が属する範囲に対応する監視電圧を対象監視電圧として選択してもよい。
なお、光源2は、固体発光素子としてLEDを有する構成に限らない。光源2は、例えば、有機EL(Organic Electro Luminescence、OEL)、又は半導体レーザ(Laser Diode、LD)などの他の固体発光素子を有していてもよい。
また、スイッチング素子13、及びトランジスタ3aは、MOSFETに限定されず、J−FET(Junction Field Effect Transistor)、又はバイポーラトランジスタなどの他のスイッチング素子(トランジスタ)であってもよい。
以上のように、実施形態に係る第1の態様の点灯装置(10)は、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源(2)をそれぞれ点灯させる。点灯装置(10)は、電源回路(1)と、電圧制御回路(41)と、を備える。電源回路(1)は、直流の出力電圧(Vo)を一対の導体(W1、W2)間に印加する。電圧制御回路(41)は、電源回路(1)を制御する。一対の導体(W1、W2)間には複数の電流経路(R1、R2)が並列接続している。複数の電流経路(R1、R2)のそれぞれには、複数の光源(2)のいずれかと、当該電流経路(R1、R2)に流れる負荷電流(Io1、Io2)を調整する電流調整回路(3)とが含まれる。電圧制御回路(41)は、複数の光源(2)のうち、光の強度が最も大きい光源(2)に対応する電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)を、対象監視電圧として選択する。そして、電圧制御回路(41)は、対象監視電圧の値が目標電圧値に一致するように、出力電圧(Vo)をフィードバック制御する。
上述の点灯装置(10)は、1つの電源回路(1)から複数の光源(21、22)にそれぞれ供給される負荷電流(Io1、Io2)を調整でき、かつ、電流調整回路(3)における電力損失を低減できる。
また、実施形態に係る第2の態様の点灯装置(10)は、第1の態様において、電流制御回路(42)をさらに備えることが好ましい。電流制御回路(42)は、複数の電流調整回路(3)を制御して、各負荷電流(Io1、Io2)の値をそれぞれの目標電流値に一致させることで、複数の光源(2)の各光の混色光を調色する。
上述の点灯装置(10)は、調色制御を行うことができる。
また、実施形態に係る第3の態様の点灯装置(10)では、第2の態様において、電圧制御回路(41)は、複数の電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)のうち最小となる両端電圧(Vd1、Vd2)を対象監視電圧として選択することが好ましい。
上述の点灯装置(10)は、複数の電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)から、対象監視電圧を容易に選択できる。
また、実施形態に係る第4の態様の点灯装置(10)では、第2の態様において、電圧制御回路(41)は、混色光の色温度の範囲(81、82)毎に、複数の電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)のいずれかを対応付けた対応データを予め記憶することが好ましい。電圧制御回路(41)は、混色光の色温度を指示する指示信号(S0)を外部から取得し、対応データに基づいて、複数の電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)のうち、指示信号(S0)によって指示された混色光の色温度に対応する電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)を、対象監視電圧として選択する。
上述の点灯装置(10)は、複数の電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)から、対象監視電圧を容易に選択できる。
また、実施形態に係る第5の態様の点灯装置(10)は、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源(2)をそれぞれ点灯させる。点灯装置(10)は、電源回路(1)と、電圧制御回路(41)と、電流制御回路(42)と、を備える。電源回路(1)は、直流の出力電圧(Vo)を一対の導体(W1、W2)間に印加する。電圧制御回路(41)は、電源回路(1)を制御する。一対の導体(W1、W2)間には複数の電流経路(R1、R2)が並列接続している。複数の電流経路(R1、R2)のそれぞれには、複数の光源(2)のいずれかと、当該電流経路(R1、R2)に流れる負荷電流(Io1、Io2)を調整する電流調整回路(3)とが含まれる。電流制御回路(42)は、複数の電流調整回路(3)を制御して、各負荷電流(Io1、Io2)の値をそれぞれの目標電流値に一致させることで、複数の光源(2)の各光の混色光を調色する。電圧制御回路(41)は、混色光の色温度の範囲(81、82)毎に、複数の電流調整回路(3)の両端電圧のいずれかを対応付けた対応データを予め記憶している。電圧制御回路(41)は、混色光の色温度を指示する指示信号(S0)を外部から取得し、対応データに基づいて、複数の電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)のうち、指示信号(S0)によって指示された混色光の色温度に対応する電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)を、対象監視電圧として選択する。電圧制御回路(41)は、対象監視電圧の値が目標電圧値に一致するように、出力電圧(Vo)をフィードバック制御する。対応データでは、混色光の色温度が高くなるにつれて、範囲(81、82)毎に対応付けられた複数の電流調整回路(3)の両端電圧(Vd1、Vd2)にそれぞれ対応する光源(2)の色温度がより高くなる。
上述の点灯装置(10)は、1つの電源回路(1)から複数の光源(21、22)にそれぞれ供給される負荷電流(Io1、Io2)を調整でき、かつ、電流調整回路(3)における電力損失を低減できる。
また、実施形態に係る第6の態様の点灯装置(10)では、第1乃至第5の態様のいずれか一つにおいて、電流調整回路(3)は、光源(2)と電気的に直列接続されるトランジスタ(3a)と抵抗(3b)を有することが好ましい。そして、電流調整回路(3)は、トランジスタ(3a)における電圧降下が制御されることによって、負荷電流(Io1、Io2)を調整する。
上述の点灯装置(10)は、トランジスタ(3a)における電力損失を低減できる。
また、実施形態に係る第7の態様の照明装置(A1)は、第1乃至第6の態様のいずれか一つの点灯装置(10)と、点灯装置(10)によって点灯し、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源(2)と、を備える。
上述の照明装置(A1)は、1つの電源回路(1)から複数の光源(21、22)にそれぞれ供給される負荷電流(Io1、Io2)を調整でき、かつ、電流調整回路(3)における電力損失を低減できる。
また、実施形態に係る第8の態様の照明装置(A1)は、第7の態様において、複数の光源(2)をそれぞれ流れる負荷電流(Io1、Io2)の値が同じであれば、複数の光源(2)の各両端電圧(Vf1、Vf2)は同じであることが好ましい。
上述の照明装置(A1)は、複数の光源(2)の各両端電圧(Vf1、Vf2)の各ばらつきを抑えることができる。
また、実施形態に係る第9の態様の照明装置(A1)は、第7又は第8の態様において、複数の光源(2)のそれぞれは、同一の電圧−電流特性を有する1つ以上の固体発光素子(2a、2b)を備えることが好ましい。
上述の照明装置(A1)は、複数の光源(2)の各両端電圧(Vf1、Vf2)の各ばらつきを抑えることができる。
また、実施形態に係る第10の態様の照明装置(A1)は、第7乃至第9の態様において、複数の光源(2)は、白色光を発する白色光源(21)、及び電球色の光を発する電球色光源(22)を含むことが好ましい。
上述の照明装置(A1)は、演色性の高い照明を可能にする。
また、上述の実施形態および変形例は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態および変形例に限定されることはなく、この実施形態および変形例以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
A1 照明装置
10 点灯装置
1 電源回路
2 光源
21 白色光源
22 電球色光源
2a、2b LED素子(固体発光素子)
3、31、32 電流調整回路
3a トランジスタ
3b 検出抵抗(抵抗)
41 電圧制御回路
42 電流制御回路
81 第1範囲(色温度の範囲)
82 第2範囲(色温度の範囲)
W1 第1導体(導体)
W2 第2導体(導体)
R1、R2 電流経路
Io1、Io2 負荷電流
Vd1、Vd2 監視電圧
Vf1、Vf2 順方向電圧
Vo 出力電圧
S0 指示信号

Claims (10)

  1. 互いに色温度が異なる光を発する複数の光源をそれぞれ点灯させる点灯装置であって、
    直流の出力電圧を一対の導体間に印加する電源回路と、
    前記電源回路を制御する電圧制御回路と、を備え、
    前記一対の導体間には複数の電流経路が並列接続し、前記複数の電流経路のそれぞれには、前記複数の光源のいずれかと、当該電流経路に流れる負荷電流を調整する電流調整回路とが含まれ、
    前記電圧制御回路は、前記複数の光源のうち、前記光の強度が最も大きい光源に対応する前記電流調整回路の両端電圧を、対象監視電圧として選択し、前記対象監視電圧の値が目標電圧値に一致するように、前記出力電圧をフィードバック制御する
    点灯装置。
  2. 前記複数の電流調整回路を制御して、前記各負荷電流の値をそれぞれの目標電流値に一致させることで、前記複数の光源の前記各光の混色光を調色する電流制御回路、をさらに備える
    請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記電圧制御回路は、前記複数の電流調整回路の両端電圧のうち最小となる両端電圧を前記対象監視電圧として選択する
    請求項2記載の点灯装置。
  4. 前記電圧制御回路は、
    前記混色光の色温度の範囲毎に、前記複数の電流調整回路の両端電圧のいずれかを対応付けた対応データを予め記憶し、
    前記混色光の色温度を指示する指示信号を外部から取得し、
    前記対応データに基づいて、前記複数の電流調整回路の両端電圧のうち、前記指示信号によって指示された前記混色光の色温度に対応する電流調整回路の両端電圧を、前記対象監視電圧として選択する
    請求項2記載の点灯装置。
  5. 互いに色温度が異なる光を発する複数の光源をそれぞれ点灯させる点灯装置であって、
    直流の出力電圧を一対の導体間に印加する電源回路と、
    前記電源回路を制御する電圧制御回路と、
    電流制御回路と、を備え、
    前記一対の導体間には複数の電流経路が並列接続し、前記複数の電流経路のそれぞれには、前記複数の光源のいずれかと、当該電流経路に流れる負荷電流を調整する電流調整回路とが含まれ、
    前記電流制御回路は、前記複数の電流調整回路を制御して、前記各負荷電流の値をそれぞれの目標電流値に一致させることで、前記複数の光源の前記各光の混色光を調色し、
    前記電圧制御回路は、
    前記混色光の色温度の範囲毎に、前記複数の電流調整回路の両端電圧のいずれかを対応付けた対応データを予め記憶し、
    前記混色光の色温度を指示する指示信号を外部から取得し、
    前記対応データに基づいて、前記複数の電流調整回路の両端電圧のうち、前記指示信号によって指示された前記混色光の色温度に対応する電流調整回路の両端電圧を、前記対象監視電圧として選択し、
    前記対象監視電圧の値が目標電圧値に一致するように、前記出力電圧をフィードバック制御し、
    前記対応データでは、前記混色光の色温度が高くなるにつれて、前記範囲毎に対応付けられた前記複数の電流調整回路の両端電圧にそれぞれ対応する前記光源の色温度がより高くなる
    点灯装置。
  6. 前記電流調整回路は、前記光源と電気的に直列接続されるトランジスタと抵抗を有し、前記トランジスタにおける電圧降下が制御されることによって、前記負荷電流を調整する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の点灯装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の点灯装置と、
    前記点灯装置によって点灯し、互いに色温度が異なる光を発する複数の光源と、を備える
    照明装置。
  8. 前記複数の光源をそれぞれ流れる前記負荷電流の値が同じであれば、前記複数の光源の各両端電圧は同じである
    請求項7記載の照明装置。
  9. 前記複数の光源のそれぞれは、同一の電圧−電流特性を有する1つ以上の固体発光素子を備える
    請求項7又は8記載の照明装置。
  10. 前記複数の光源は、白色光を発する白色光源、及び電球色の光を発する電球色光源を含む
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載の照明装置。
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