JP2020107224A - 経路選択ポリシー設定システム、及び、経路選択ポリシー設定方法 - Google Patents

経路選択ポリシー設定システム、及び、経路選択ポリシー設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチパス構成を採用したストレージシステムにおける情報処理装置に対して、適切な経路選択ポリシーを効率的に設定する。【解決手段】経路選択ポリシー設定システム2は、情報処理装置40と、情報処理装置40から複数の経路によってアクセス可能なストレージ装置50とを有し、ストレージ装置50は、情報処理装置40の動作環境52と、情報処理装置40が当該経路のいずれかを選択する際に用いる経路選択ポリシー53とを関連付けるポリシー選択管理情報51を記憶し、 情報処理装置40は、ポリシー選択管理情報51を参照する参照部41と、ポリシー選択管理情報51と、自装置の前記動作環境52とに基づいて、経路選択ポリシー53を自装置に設定する設定部42と、を備える。【選択図】 図7

Description

本願発明は、情報処理装置とストレージ装置とが複数の経路によって通信可能に接続されている場合において、情報処理装置がストレージ装置にアクセスする経路を選択する際に用いるポリシーを設定する技術に関する。
近年、サーバ装置等の情報処理装置とストレージ装置との間を、複数の経路(アクセスパス)によって通信可能に接続したマルチパス構成を採用するストレージシステムが増加している。このようなマルチパス構成を採用したストレージシステムは、例えば一部の経路に障害が発生した場合であっても正常な経路を用いて運用を継続することができるので、システムの信頼性を向上させることができる。
このようなマルチパス構成を採用したストレージシステムでは、情報処理装置は、通常、ストレージ装置へアクセスする際に、複数の経路のうちから適切な経路(推奨パス)を、ある経路選択ポリシーに従って選択する。従って、このようなストレージシステムにおいて、経路選択ポリシーを適切かつ効率的に設定する技術への期待が高まってきている。
このような技術に関連する技術として、特許文献1には、ストレージエリアネットワーク内のストレージデバイスに接続するために、各々が所定の作動パラメータを有するポートの対を選択するポート最適化コンポーネントが開示されている。このコンポーネントは、ストレージデバイスへのアクセスを構成する要求に応答して、ストレージデバイスに関する構成データ及びポリシーデータを要求する。そしてこのコンポーネントは、ストレージデバイス上に配置された各々のストレージデバイスポートについての作動パラメータの差異を求め、検出された差異に応じて好ましい作動パラメータを有するポート対を選択するために、構成データをポリシーデータと比較する。
また、特許文献2には、プライマリストレージシステムがセカンダリストレージシステムへデータをコピーする際に、セカンダリストレージシステムに接続する複数のネットワークのうちの一つを、ユーザのポリシーに従って選択するストレージシステムが開示されている。このシステムは、ボリュームとポートとの対応マップを有する。このシステムにおけるプライマリストレージシステムは、コピー操作を行うときには、対象データを保有するボリュームを見つけ、対応マップにアクセスして使用可能なポートを選択する。そして当該対応マップは、ユーザにより入力されたポリシーに準拠している。
また、特許文献3には、1以上の記録媒体に割り当てられた複数の第1記憶領域に、それぞれアクセス可能に関連付けされた複数の制御部を有するストレージ制御装置が開示されている。この装置は、当該制御部毎に、第1記憶領域内に確保された単位記憶領域が割り当てられる第2記憶領域を記憶する記憶部を有する。そして、当該制御部は、関連付けられた第1記憶領域とは異なる第1記憶領域に確保された単位記憶領域へのアクセス要求を受けた場合に、当該単位記憶領域へのアクセス経路として、その異なる第1記憶領域に関連付けられた制御部の情報を提供する。
特許第5039951号公報 特開2003−032290号公報 特開2015−097006号公報
上述したマルチパス構成を採用したストレージシステムでは、一般的に、ストレージベンダあるいはストレージ製品によって異なる経路選択ポリシーを、システムの管理者等がストレージ製品に関するマニュアルや公開情報等に基づいて、個々の情報処理装置に対して入力操作等を行うことによって設定している。従って、例えば管理者が経路選択ポリシーを誤って設定した場合、ストレージシステムは期待される信頼性を得られなくなるおそれがある。また、多数の情報処理装置とストレージ装置とを有する大規模なストレージシステムに対して、管理者が手作業によって経路選択ポリシーを設定することは、管理コストの観点において現実的ではない。即ち、マルチパス構成を採用したストレージシステムにおける情報処理装置に対して、適切な経路選択ポリシーを効率的に設定することが課題である。特許文献1乃至3は、このような課題については特に言及していない。本願発明の主たる目的は、この課題を解決する経路選択ポリシー設定システム等を提供することである。
本願発明の一態様に係る経路選択ポリシー設定システムは、情報処理装置と、前記情報処理装置から複数の経路によってアクセス可能なストレージ装置とを有し、前記ストレージ装置は、前記情報処理装置の動作環境と、前記情報処理装置が前記経路のいずれかを選択する際に用いる経路選択ポリシーとを関連付けるポリシー選択管理情報を記憶し、前記情報処理装置は、前記ポリシー選択管理情報を参照する参照手段と、前記ポリシー選択管理情報と、自装置の前記動作環境とに基づいて、前記経路選択ポリシーを自装置に設定する設定手段と、を備える。
上記目的を達成する他の見地において、本願発明の一態様に係る経路選択ポリシー設定方法は、情報処理装置と、前記情報処理装置から複数の経路によってアクセス可能なストレージ装置とを有するシステムにおいて、前記ストレージ装置によって、前記情報処理装置の動作環境と、前記情報処理装置が前記経路のいずれかを選択する際に用いる経路選択ポリシーとが関連付けされたポリシー選択管理情報を記憶し、前記情報処理装置によって、前記ポリシー選択管理情報を参照し、前記ポリシー選択管理情報と、自装置(前記情報処理装置)の前記動作環境とに基づいて、前記経路選択ポリシーを自装置(前記情報処理装置)に設定する。
本願発明は、マルチパス構成を採用したストレージシステムにおける情報処理装置に対して、適切な経路選択ポリシーを効率的に設定することを可能とする。
本願発明の第1の実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1の構成を概念的に示すブロック図である。 本願発明の第1の実施形態に係るポリシー選択管理情報21−1の構成を概念的に例示する図である。 本願発明の第1の実施形態に係るポリシー選択管理情報21−2の構成を概念的に例示する図である。 本願発明の第1の実施形態に係る経路管理情報14−3の構成を概念的に例示する図である。 本願発明の第1の実施形態に係る経路管理情報14−5の構成を概念的に例示する図である。 本願発明の第1の実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1の動作を示すシーケンス図である。 本願発明の第2の実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム2の構成を概念的に示すブロック図である。 本願発明の第1の実施形態に係るサーバ装置10、あるいは第2の実施形態に係る情報処理装置40を実行可能な情報処理装置900の構成を示すブロック図である。
以下、本願発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本願発明の第1の実施の形態に係る経路選択ポリシー設定システム1の構成を概念的に示すブロック図である。経路選択ポリシー設定システム1は、大別して、サーバ装置(情報処理装置)10−1乃至10−6、ストレージ装置20−1及び20−2、及び、スイッチ装置30−1及び30−2を有する。サーバ装置10−1乃至10−6とスイッチ装置30−1及び30−2とは、通信可能に接続されている。ストレージ装置20−1及び20−2とスイッチ装置30−1及び30−2とは、通信可能に接続されている。尚、経路選択ポリシー設定システム1に含まれるサーバ装置、ストレージ装置、及びスイッチ装置の個数は、順に、6個、2個、及び2個に限定されない。そして、サーバ装置、ストレージ装置、及びスイッチ装置が備える後述するポートの数は、これらの装置の個数に応じた値となる。尚、本実施形態の説明では以降、サーバ装置10−1乃至10−6をまとめてサーバ装置10と称し、ストレージ装置20−1及び20−2をまとめてストレージ装置20と称し、スイッチ装置30−1及び30−2をまとめてスイッチ装置30と称する場合がある。
スイッチ装置30は、6個のサーバ装置10との間で信号を送受信する6個のポートと、2個のストレージ装置20との間で信号を送受信する2個のポートを有する。スイッチ装置30は、サーバ装置10から受信したストレージ装置20に対するアクセスリクエストを、当該アクセスリクエストが示すストレージ装置20に送信する。そしてスイッチ装置30は、当該アクセスリクエストに対するストレージ装置20からのリプライを受信したのち、当該リプライを当該アクセスリクエストの発行元であるサーバ装置10へ送信する。
本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1は、サーバ装置10とストレージ装置20との間で送受信される信号の経路として、スイッチ装置30−1を経由する経路とスイッチ装置30−2を経由する経路との2系統の経路を備える。即ち、経路選択ポリシー設定システム1は、マルチパス構成を採用したストレージシステムである。尚、図1に例示する経路選択ポリシー設定システム1は、スイッチ装置30−1とスイッチ装置30−2とが並列に配置された、1段のスイッチ装置によるマルチパス構成を備えるが、経路選択ポリシー設定システム1は、例えば多段に接続されたスイッチ装置を含む、より複雑なマルチパス構成を備えてもよい。
ストレージ装置20−1は、ポリシー選択管理情報21−1を記憶し、論理ディスク22−1及び23−1を含んでいる。ストレージ装置20−2は、ポリシー選択管理情報21−2を記憶し、論理ディスク22−2及び23−2を含んでいる。尚、本実施形態の説明では以降、ポリシー選択管理情報21−1及び21−2をまとめてポリシー選択管理情報21と称し、論理ディスク22−1及び22−2、及び、論理ディスク23−1及び23−2をまとめて、それぞれ、論理ディスク22、及び、論理ディスク23と称する場合がある。また、ストレージ装置20−1及び20−2は、3個以上の論理ディスクを含んでもよい。
論理ディスク22及び23は、磁気ディスク等の記憶デバイスによって構成されている。論理ディスク22及び23は、例えば仮想化されたデバイスであってもよい。
図2及び図3は、順に、本実施形態に係るポリシー選択管理情報21−1及び21−2の構成を概念的に例示する図である。ポリシー選択管理情報21は、図2及び図3に例示する通り、OS(Operating System)種別、論理ディスク識別子、経路選択ポリシー、及び、経路選択詳細ポリシーという項目を関連付けて管理する情報である。ポリシー選択管理情報21は、例えば、経路選択ポリシー設定システム1の管理者等によって、ストレージ装置20に格納されていることとする。
ポリシー選択管理情報21におけるOS種別は、サーバ装置10の動作環境として、サーバ装置10が実行するOSの種別を表し、図2及び図3に例示するポリシー選択管理情報21は、OS13A、OS13B、OS13Cという3種類のOSを管理対象としている。OSの種別としては、より具体的には、例えば、Windows(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標)等が知られている。
ポリシー選択管理情報21における論理ディスク識別子は、ストレージ装置20に含まれる論理ディスク22及び23を識別可能な識別子を表している。即ち、ストレージ装置20−1に格納されている、図2に例示するポリシー選択管理情報21−1には、論理ディスク識別子として、論理ディスク22−1及び論理ディスク23−1が登録されている。同様に、ストレージ装置20−2に格納されている、図3に例示するポリシー選択管理情報21−2には、論理ディスク識別子として、論理ディスク22−2及び論理ディスク23−2が登録されている。
ポリシー選択管理情報21における経路選択ポリシーは、サーバ装置10がストレージ装置20へアクセスする際に、信号を送受信する推奨経路をマルチパス構成における複数の経路の中から選択する基準として使用するポリシーの設定内容を表している。図2及び図3に例示するポリシー選択管理情報21では、ポリシーA1、ポリシーB1、ポリシーB2、及び、ポリシーC1という4つの経路選択ポリシーが登録されている。
経路選択ポリシーの一例としては、例えば、あるストレージ装置に対する前回のアクセスにおいて使用した経路を今回も推奨経路として選択することを継続し、当該経路が障害等の発生によって使用不能となった場合に、初めて別の経路を推奨経路として選択するというポリシーがある。あるいは、経路選択ポリシーの別の一例としては、例えば、あるストレージ装置に対してアクセス可能な全ての経路をラウンドロビン形式等によって巡回するように推奨経路を選択する(即ち、前回使用した経路とは異なる経路を推奨経路として選択する)というポリシーがある。
ポリシー選択管理情報21における経路選択詳細ポリシーは、経路選択ポリシーには含まれないより詳細なポリシーを設定することが必要となる場合において、経路選択ポリシーに付加する詳細なポリシーの内容(種別)を表している。図2及び図3に例示するポリシー選択管理情報21では、詳細ポリシーC10という経路選択詳細ポリシーが登録されている。
ポリシー選択管理情報21は、経路選択ポリシー及び経路選択詳細ポリシーのポリシー本体を表す情報を含んでもよい。ポリシー選択管理情報21は、あるいは、経路選択ポリシー及び経路選択詳細ポリシーの識別子を含み、ポリシー本体を表す情報は、当該識別子によって特定される、ストレージ装置20が備える記憶領域(図1には不図示)に格納されていてもよい。
図2及び図3に例示するポリシー選択管理情報21によれば、ポリシー選択管理情報21−1とポリシー選択管理情報21−2との間において、OS13Bに関する経路選択ポリシーと、OS13Cに関する経路選択詳細ポリシーとが異なっている。この差異は、ストレージ装置20−1とストレージ装置20−2との間における、含まれる記憶デバイスの特性(仕様)の差異に起因している。即ち、ストレージ装置20−1に含まれる記憶デバイスと、ストレージ装置20−2に含まれる記憶デバイスとは、例えば、それら記憶デバイスを提供するベンダ、あるいは属する製品シリーズ等に関して、互いに異なっている。
図1に示すサーバ装置10−1乃至10−6は、参照部11−1乃至11−6、及び、設定部12−1乃至12−6を備え、後述する経路管理情報14−1乃至14−6を、自装置がそなえる記憶領域(図1には不図示)に記憶している。尚、本実施形態の説明では以降、参照部11−1乃至11−6をまとめて参照部11と称し、設定部12−1乃至12−6をまとめて設定部12と称し、経路管理情報14−1乃至14−6をまとめて経路管理情報14と称する場合がある。
また、本実施形態では、サーバ装置10−1及び10−2は、OSとしてOS13Aを実行し、サーバ装置10−3及び10−4は、OSとしてOS13Bを実行し、サーバ装置10−5及び10−6は、OSとしてOS13Cを実行する。
サーバ装置10における参照部11は、サーバ装置10に対して電源が投入されることによってサーバ装置10が起動する際に、ストレージ装置20に対してストレージ認識コマンドを発行する。但し、ストレージ認識コマンドは、サーバ装置10がアクセス可能な全てのストレージ装置20に対して、マルチパス構成における全ての経路を介して発行されることとする。参照部11は、当該ストレージ認識コマンドに対するストレージ装置20からのリプライとして、マルチパス構成における全ての経路を介してストレージ識別情報を受信する。
参照部11は、受信したストレージ識別情報が示す、ストレージ識別子と経路情報とを関連付けた経路管理情報14を生成する。但し、受信したストレージ識別情報が示すストレージ識別子は、ストレージ識別情報を送信したストレージ装置20に含まれる論理ディスク22あるいは23の識別子である。また、受信したストレージ識別情報が示す経路情報は、ストレージ認識コマンドあるいはストレージ識別情報を表す信号が通る経路を表し、例えば、当該信号がスイッチ装置30を通過する際に、スイッチ装置30によって経路に関する情報が付加されてもよい。
図4及び図5は、順に、本実施形態に係る経路管理情報14−3及び14−5の構成を概念的に例示する図である。経路管理情報14は、図4及び図5に例示する通り、論理ディスク識別子と、2つの経路情報とが関連付けされた情報である。
図4及び図5に例示する経路管理情報14は、サーバ装置10がアクセス可能な4つの論理ディスクである、論理ディスク22−1、論理ディスク23−1、論理ディスク22−2、論理ディスク23−2を表している。そして経路管理情報14は、これらのアクセス先の論理ディスクごとに、サーバ装置10とストレージ装置20−1及び20−2との間を通信可能に接続するマルチパス構成に含まれる個々の経路を表している。
本実施形態では、サーバ装置10から各論理ディスクに対するアクセス信号が通る経路として、スイッチ装置30−1を経由する経路とスイッチ装置30−2を経由する経路との2系統の経路が存在するので、図4及び図5に例示する経路管理情報14は、各論理ディスクに関して、2つの経路情報(経路情報1及び経路情報2)を表している。
例えば、図4及び図5に例示する経路管理情報14が示す「経路000」における最上位の桁の「0」は、サーバ装置10におけるスイッチ装置30−1との通信に使用するポートを表している。経路管理情報14が示す「経路000」における中位の桁の「0」は、スイッチ装置30−1におけるストレージ装置20−1との通信に使用するポートを表している。経路管理情報14が示す「経路000」における最下位の桁の「0」は、アクセス先が論理ディスク22であることを表している。
また例えば、図4及び図5に例示する経路管理情報14が示す「経路111」における最上位の桁の「1」は、サーバ装置10におけるスイッチ装置30−2との通信に使用するポートを表している。経路管理情報14が示す「経路111」における中位の桁の「1」は、スイッチ装置30−2におけるストレージ装置20−2との通信に使用するポートを表している。経路管理情報14が示す「経路111」における最下位の桁の「1」は、アクセス先が論理ディスク23であることを表している。
参照部11は、上述した処理に続いて、ストレージ装置20に対してポリシー選択管理情報取得コマンドを発行する。参照部11は、ポリシー選択管理情報取得コマンドを、サーバ装置10がアクセス可能な全てのストレージ装置20における全ての論理ディスク22及び23に対して発行してもよいし、ある特定の論理ディスク22あるいは23に対して(即ち、論理ディスクを単位として)発行してもよい。参照部11は、当該ポリシー選択管理情報取得コマンドに対するストレージ装置20からのリプライとして、ポリシー選択管理情報21を受信する。
図1に示す設定部12は、参照部11によってストレージ装置20から取得されたポリシー選択管理情報21に基づいて、参照部11によって上述の通りに生成された経路管理情報14に、経路選択ポリシーと経路選択詳細ポリシーとに関する情報を追加する。
例えば、サーバ装置10−3における設定部12−3は、図2に例示するポリシー選択管理情報21−1に基づいて、サーバ装置10−3が実行するOS13Bに関する経路選択ポリシーが、アクセス先が論理ディスク22−1である場合はポリシーB1であり、アクセス先が論理ディスク23−1である場合はポリシーB2であることを取得する。したがって、設定部12−3は、図4に例示する通り、経路管理情報14−3に対して、論理ディスク22−1に関する経路選択ポリシーがポリシーB1であり、論理ディスク23−1に関する経路選択ポリシーがポリシーB2であることを表す情報を追加する。
また、設定部12−3は、図3に例示するポリシー選択管理情報21−2に基づいて、サーバ装置10−3が実行するOS13Bに関する経路選択ポリシーが、アクセス先が論理ディスク22−2である場合、及び、アクセス先が論理ディスク23−2である場合とも、ポリシーB1であることを取得する。したがって、設定部12−3は、図4に例示する通り、経路管理情報14−3に対して、論理ディスク22−2及び論理ディスク23−2に関する経路選択ポリシーが、いずれもポリシーB1であることを表す情報を追加する。
また、例えば、サーバ装置10−5における設定部12−5は、図2に例示するポリシー選択管理情報21−1に基づいて、サーバ装置10−5が実行するOS13Cに関する経路選択ポリシーが、アクセス先が論理ディスク22−1である場合、及び、アクセス先が論理ディスク23−1である場合とも、ポリシーC1であることを取得する。したがって、設定部12−5は、図5に例示する通り、経路管理情報14−5に対して、論理ディスク22−1及び論理ディスク23−1に関する経路選択ポリシーが、いずれもポリシーC1であることを表す情報を追加する。
また、設定部12−5は、図3に例示するポリシー選択管理情報21−2に基づいて、サーバ装置10−5が実行するOS13Cに関する経路選択ポリシーが、アクセス先が論理ディスク22−2である場合、及び、アクセス先が論理ディスク23−2である場合とも、ポリシーC1であることを取得する。設定部12−5は、さらに、OS13Cに関する経路選択詳細ポリシーが、アクセス先が論理ディスク22−2である場合、及び、アクセス先が論理ディスク23−2である場合とも、ポリシーC10であることも取得する。したがって、設定部12−5は、図5に例示する通り、経路管理情報14−5に対して、論理ディスク22−2及び論理ディスク23−2に関する経路選択ポリシーが、いずれもポリシーC1であるとともに、経路選択詳細ポリシーが、いずれもポリシーC10でことを表す情報を追加する。
図1に示すサーバ装置10は、設定部12によって、例えば上述の通りに更新された経路管理情報14が表す、アクセス先である論理ディスクごとの経路選択ポリシー及び経路選択詳細ポリシーに基づいて、マルチパス構成における推奨経路を選択することによって、ストレージ装置20に対するアクセスを行う。
次に図6のシーケンス図を参照して、本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1の動作(処理)について詳細に説明する。
サーバ装置10に電源が投入される(ステップS101)。サーバ装置10における参照部11は、ストレージ装置20に対して、マルチパス構成における全ての経路を介してストレージ認識コマンドを発行する(ステップS102)。
ストレージ装置20は、受信したストレージ認識コマンドに応じて、当該ストレージ認識コマンドの発行元のサーバ装置10に対して、マルチパス構成における全ての経路を介してストレージ識別情報を返信する(ステップS103)。
参照部11は、受信したストレージ識別情報が示す、ストレージ識別子と経路情報とを関連付けた経路管理情報14を生成する(ステップS104)。
参照部11は、ストレージ装置20に対して、ポリシー選択管理情報取得コマンドを発行する(ステップS105)。ストレージ装置20は、サーバ装置10から受信したポリシー選択管理情報取得コマンドに応じて、ポリシー選択管理情報21を返信する(ステップS106)。
サーバ装置10における設定部12は、受信したポリシー選択管理情報21に基づいて、ストレージ識別子と経路選択ポリシーとを関連付けるように、経路管理情報14を更新する(ステップS107)。サーバ装置10は、経路管理情報14が示す経路選択ポリシーに準じたストレージ装置20に対するアクセスを開始し(ステップS108)、全体の処理は終了する。
本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1は、マルチパス構成を採用したストレージシステムにおける情報処理装置に対して、適切な経路選択ポリシーを効率的に設定することができる。その理由は、経路選択ポリシー設定システム1において、ストレージ装置20には、サーバ装置10の動作環境と経路選択ポリシーとを関連付けるポリシー選択管理情報21が記憶され、サーバ装置10は、そのポリシー選択管理情報21と自装置の動作環境とに基づいて、経路選択ポリシーを自装置に設定するからである。
以下に、本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1によって実現される効果について、詳細に説明する。
マルチパス構成を採用したストレージシステムでは、一般的に、ストレージベンダあるいはストレージ製品によって異なる経路選択ポリシーを、システムの管理者等がストレージ製品に関するマニュアルや公開情報等に基づいて、個々の情報処理装置に対して入力操作等を行うことによって設定している。従って、例えば管理者が経路選択ポリシーを誤って設定した場合、ストレージシステムは期待される信頼性を得られなくなるおそれがある。また、多数の情報処理装置とストレージ装置とを有する大規模なストレージシステムに対して、管理者が手作業によって経路選択ポリシーを設定することは、管理コストの観点において現実的ではない。即ち、マルチパス構成を採用したストレージシステムにおける情報処理装置に対して、適切な経路選択ポリシーを効率的に設定することが課題である。
このような課題に対して、本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1は、サーバ装置10と、サーバ装置10から複数の経路によってアクセス可能なストレージ装置20とを有し、例えば図1乃至図6を参照して上述した通り動作する。即ち、ストレージ装置20は、サーバ装置10の動作環境と、サーバ装置10が当該経路のいずれかを選択する際に用いる経路選択ポリシーとを関連付けるポリシー選択管理情報21を記憶している。サーバ装置10は、参照部11及び設定部12を備える。参照部11は、ポリシー選択管理情報21を参照する。設定部12は、ポリシー選択管理情報21と、自装置の動作環境とに基づいて、当該経路選択ポリシーを自装置に設定する。
即ち、本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1では、サーバ装置10は、システム管理者等によるポリシー設定に関する入力作業を必要とせずに、ストレージ装置20から取得したポリシー選択管理情報21と、自装置の動作環境とに基づいて、経路選択ポリシーを適切に設定する。これにより本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1は、マルチパス構成を採用したストレージシステムにおけるサーバ装置10に対して、適切な経路選択ポリシーを効率的に設定することができる。
また、本実施形態に係るポリシー選択管理情報21は、サーバ装置10の動作環境を表すOSの種別と経路選択ポリシーとが関連付けされた情報であるが、ポリシー選択管理情報21は、サーバ装置10の動作環境を表す情報として、OSの種別以外の情報を用いてもよい。ポリシー選択管理情報21は、当該動作環境として、例えば、サーバ装置10によって提供されるサービス(即ち、サーバ装置10が実行するアプリケーションソフトウェア)の特性を表す情報を、サーバ装置10の動作環境を表す情報として用いてもよい。
例えば、サーバ装置10が、科学技術演算のような演算性能を優先させるアプリケーションソフトウェアを実行する場合と、オンライントレーディングのような信頼性や可用性を優先させるアプリケーションソフトウェアを実行する場合とでは、経路選択ポリシーは異なると考えられる。従って、経路選択ポリシー設定システム1は、サーバ装置10によって提供されるサービスの特性に基づいて経路選択ポリシーを設定することによって、より適切に経路選択ポリシーを設定することができる。
また、本実施形態に係るストレージ装置20に記憶されたポリシー選択管理情報21は、自装置(ストレージ装置20)が備える記憶デバイスの特性に応じた情報である。記憶デバイスの特性は、一般的に、当該記憶デバイスを提供するベンダ、あるいは当該記憶デバイスが属する製品シリーズごとに異なっていることが多いので、経路選択ポリシーも、その特性に応じたポリシーとする必要がある。本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1は、このような記憶デバイスの特性に依存するポリシー選択管理情報21を、サーバ装置10ではなくストレージ装置20に置いて管理するので、サーバ装置10に設定する経路選択ポリシーを、効率的に管理することができる。
また、本実施形態に係るサーバ装置10における参照部11は、サーバ装置10に電源が投入されたときに、ストレージ装置20に記憶されたポリシー選択管理情報21を参照するが、参照部11は、サーバ装置10に電源が投入されたタイミング以外のタイミングに、ポリシー選択管理情報21を参照してもよい。参照部11は、例えば、ストレージ装置20に関する構成が変更されたことによって、サーバ装置10がストレージ装置20を認識する処理を行う際に、ポリシー選択管理情報21を参照してもよい。
また、本実施形態に係るストレージ装置20は、例えばシステム管理者が使用する管理端末装置(図1に不図示)などの外部の装置から入力された、ポリシー選択管理情報21の更新を指示する情報に基づいて、自装置に記憶しているポリシー選択管理情報21を更新してもよい。これにより、本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム1は、例えばシステムの運用方針に変更が生じることなどによって、経路選択ポリシーを変更する場合に、サーバ装置10に変更後の経路選択ポリシーを効率的に設定することができる。
また、本実施形態に係る設定部12は、ストレージ装置20と、ストレージ装置20にアクセス可能な経路と、サーバ装置の動作環境に基づく経路選択ポリシーとを関連付けた経路管理情報14を生成する。これにより、本実施形態に係るサーバ装置10は、経路管理情報14に基づいて、適切な経路選択ポリシーに準じたストレージ装置20へのアクセスを、容易に行うことができる。
<第2の実施形態>
図7は、本願発明の第2の実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム2の構成を概念的に示すブロック図である。本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム2は、情報処理装置40と、情報処理装置40から複数の経路によってアクセス可能なストレージ装置50とを有する。
ストレージ装置50は、情報処理装置40の動作環境52と、情報処理装置40が当該経路のいずれかを選択する際に用いる経路選択ポリシー53とを関連付けるポリシー選択管理情報51を記憶している。
情報処理装置40は、参照部41及び設定部42を備える。
参照部41は、ポリシー選択管理情報51を参照する。
設定部42は、ポリシー選択管理情報51と、自装置の動作環境52とに基づいて、経路選択ポリシー53を自装置に設定する。
本実施形態に係る経路選択ポリシー設定システム2は、マルチパス構成を採用したストレージシステムにおける情報処理装置に対して、適切な経路選択ポリシーを効率的に設定することができる。その理由は、経路選択ポリシー設定システム2において、ストレージ装置50には、情報処理装置40の動作環境52と経路選択ポリシー53とを関連付けるポリシー選択管理情報51が記憶され、情報処理装置40は、そのポリシー選択管理情報51と自装置の動作環境52とに基づいて、経路選択ポリシー53を自装置に設定するからである。
<ハードウェア構成例>
上述した各実施形態において図1に示したサーバ装置10、及び、図7に示した情報処理装置40における各部は、専用のHW(HardWare)(電子回路)によって実現することができる。また、図1、及び、図7において、少なくとも、下記構成は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。
・参照部11及び41、
・設定部12及び42。
但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。この場合のハードウェア環境の一例を、図8を参照して説明する。
図8は、本願発明の第1の実施形態に係るサーバ装置10、あるいは第2の実施形態に係る情報処理装置40を実行可能な情報処理装置900(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図8は、図1、及び、図7に示したサーバ装置あるいは情報処理装置を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図8に示した情報処理装置900は、構成要素として下記を備えている。
・CPU(Central_Processing_Unit)901、
・ROM(Read_Only_Memory)902、
・RAM(Random_Access_Memory)903、
・ハードディスク(記憶装置)904、
・通信インタフェース905、
・バス906(通信線)、
・CD−ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記録媒体907に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ908、
・モニターやスピーカ、キーボード等の入出力インタフェース909。
即ち、上記構成要素を備える情報処理装置900は、これらの構成がバス906を介して接続された一般的なコンピュータである。情報処理装置900は、CPU901を複数備える場合もあれば、マルチコアにより構成されたCPU901を備える場合もある。
そして、上述した実施形態を例に説明した本願発明は、図8に示した情報処理装置900に対して、次の機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給する。その機能とは、その実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1、及び、図7)における上述した構成、或いはシーケンス図(図6)の機能である。本願発明は、その後、そのコンピュータプログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して解釈し実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能な揮発性のメモリ(RAM903)、または、ROM902やハードディスク904等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータプログラムの供給方法は、現在では一般的な手順を採用することができる。その手順としては、例えば、CD−ROM等の各種記録媒体907を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等がある。そして、このような場合において、本願発明は、係るコンピュータプログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記録媒体907によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本願発明を説明した。しかしながら、本願発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本願発明は、本願発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1 経路選択ポリシー設定システム
10−1乃至10−6 サーバ装置
11−1乃至11−6 参照部
12−1乃至12−6 設定部
13A OS
13B OS
13C OS
14−1乃至14−6 経路管理情報
20−1及び20−2 ストレージ装置
21−1及び21−2 ポリシー選択管理情報
22−1及び23−1 論理ディスク
22−2及び23−2 論理ディスク
30−1及び30−2 スイッチ装置
2 経路選択ポリシー設定システム
40 情報処理装置
41 参照部
42 設定部
50 ストレージ装置
51 ポリシー選択管理情報
52 動作環境
53 経路選択ポリシー
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 ハードディスク(記憶装置)
905 通信インタフェース
906 バス
907 記録媒体
908 リーダライタ
909 入出力インタフェース

Claims (10)

  1. 情報処理装置と、前記情報処理装置から複数の経路によってアクセス可能なストレージ装置とを有し、
    前記ストレージ装置は、前記情報処理装置の動作環境と、前記情報処理装置が前記経路のいずれかを選択する際に用いる経路選択ポリシーとを関連付けるポリシー選択管理情報を記憶し、
    前記情報処理装置は、
    前記ポリシー選択管理情報を参照する参照手段と、
    前記ポリシー選択管理情報と、自装置の前記動作環境とに基づいて、前記経路選択ポリシーを自装置に設定する設定手段と、
    を備える、
    経路選択ポリシー設定システム。
  2. 前記ストレージ装置は、前記動作環境として、前記情報処理装置が実行するOS(Operating System)の種別を表す情報を含む前記ポリシー選択管理情報を記憶する、
    請求項1に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  3. 前記ストレージ装置は、前記動作環境として、前記情報処理装置によって提供されるサービスの特性を表す情報を含む前記ポリシー選択管理情報を記憶する、
    請求項1または請求項2に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  4. 前記ストレージ装置は、自装置が備える記憶デバイスの特性に応じた前記ポリシー選択管理情報を記憶する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  5. 前記参照手段は、前記情報処理装置が前記ストレージ装置を認識する処理を行う際に、前記ポリシー選択管理情報を参照する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  6. 前記参照手段は、前記情報処理装置に電源が投入されたときに、あるいは、前記ストレージ装置に関する構成が変更されたときに、前記ポリシー選択管理情報を参照する、
    請求項5に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  7. 前記ストレージ装置は、外部の装置から入力された前記ポリシー選択管理情報の更新を指示する情報に基づいて、前記ポリシー選択管理情報を更新する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  8. 前記設定手段は、
    前記ストレージ装置と、前記ストレージ装置にアクセス可能な前記経路と、前記情報処理装置の動作環境に基づく前記経路選択ポリシーとを関連付けた経路管理情報を生成する、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  9. 前記情報処理装置と前記ストレージ装置との間の通信を中継することによって、前記複数の経路を構築する複数のスイッチ装置をさらに備える、
    請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の経路選択ポリシー設定システム。
  10. 情報処理装置と、前記情報処理装置から複数の経路によってアクセス可能なストレージ装置とを有するシステムにおいて、
    前記ストレージ装置によって、前記情報処理装置の動作環境と、前記情報処理装置が前記経路のいずれかを選択する際に用いる経路選択ポリシーとが関連付けされたポリシー選択管理情報を記憶し、
    前記情報処理装置によって、
    前記ポリシー選択管理情報を参照し、
    前記ポリシー選択管理情報と、自装置の前記動作環境とに基づいて、前記経路選択ポリシーを自装置に設定する、
    経路選択ポリシー設定方法。
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