JP2020105803A - 斜張橋、および斜張橋の架設方法 - Google Patents

斜張橋、および斜張橋の架設方法 Download PDF

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【課題】斜張橋の耐震性や耐久性を比較的容易に向上させられるようにする。【解決手段】主塔1から延びるケーブル2によって橋桁が支持される斜張橋は、橋桁の幅員両側に設けられ、それぞれ、ケーブル2が接続された主桁10と、主桁10間に設けられた下横リブ16と、下横リブ16の上部に接続された上横リブ19と、上横リブ19の上部に接続されたデッキプレート7とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、斜張橋の構造、およびそのような構造を有する斜張橋の架設方法に関するものである。
従来、主塔に固定された斜庁材によって主桁が支持される斜張橋としては、主桁コンクリート部を有するエッジガーダータイプの斜張橋が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−81322号公報
しかしながら、上記のように主桁コンクリート部を有する斜張橋は、自重が大きくなりがちであり、耐震性や耐久性を向上させることが容易ではないという問題点を有していた。
本発明は、上記の点に鑑み、斜張橋の耐震性や耐久性を比較的容易に向上させられるようにすることを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、
主塔から延びるケーブルによって橋桁が支持される斜張橋であって、
上記橋桁の幅員両側に設けられ、それぞれ、上記ケーブルが接続された主桁と、
上記主桁間に設けられた下横リブと、
上記下横リブの上部に接続された上横リブと、
上記上横リブの上部に接続されたデッキプレートと、
を備えたことを特徴とする。
これにより、上記下横リブによって剛性を確保しつつ、上記上横リブを含むデッキプレート等を容易に輸送可能にすることができ、比較的軽量な構造で斜張橋の耐震性や耐久性を比較的容易に向上させることができる。
本発明によれば、斜張橋の耐震性や耐久性を比較的容易に向上させることができる。
斜張橋の概略構造を示す側面図である。 斜張橋の概略構造を示す正面図である。 中央径間部におけるケーブル定着部および横リブ位置での横断面図である。 中央径間部におけるケーブル定着部および横リブ位置での下横リブと縦桁の結合部を示す横断面図である。 中央径間部におけるケーブル定着部および横リブ位置での下横リブと縦桁の結合部を示すデッキプレートおよび上横リブを除いた状態での平面図である。 中央径間部におけるケーブル定着部以外の横リブ位置での横断面図である。 中央径間部における横リブ間の位置での横断面図である。 側径間部におけるケーブル定着部および横リブ位置での横断面図である。 側径間部におけるケーブル定着部以外の横リブ位置での横断面図である。 側径間部における横リブ間の位置での横断面図である。 主塔位置での横断面図である。 架設工程における要部の工程の例を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(斜張橋の概略全体構造)
斜張橋は、図1、図2に示すように、主塔1の上部に一端部が定着され放射状に配置されたケーブル2の他端部が、橋桁50の幅員両サイドにある主桁の外側に定着されて、主桁を支える構造を有している。主桁を陸側より支える支点は、橋台3、中間橋脚4、および主塔1に配置されている。中間橋脚4は中央径間5側の活荷重によるたわみを減少させるために配置されたものであり、構造条件によっては省略が可能である。本実施形態のように、中央径間5の長さが側径間6に比べ相対的に長いために橋台3および中間橋脚4に発生する上向きの反力が大きくなるような場合には、側径間6の全長に亘り、後に図8〜図10を参照して説明するように、カウンターウエイトとしての下コンクリート床版26を配置し、上向きの反力による影響を低減、抑制することができる。
(中央径間5部分の橋桁50の構造)
中央径間5部分における橋桁50は、橋軸方向の位置に応じたケーブル2の定着の有無、および横リブの有無に応じて互いに異なる構造を有している。
(中央径間5部分でのケーブル2が定着される位置)
ケーブル2が定着されている位置では、図3に示すように、主桁下フランジ11や主桁上フランジが形成された主桁ウエブを有する幅員両サイドの主桁10の間に、橋軸方向のトラフリブ型式縦リブ8(Uリブ)および/または平リブ型式縦リブ9が下面側に取り付けられたデッキプレート7が設けられるとともに、橋軸直角方向の下横リブ16、および上横リブ19が設けられている。上記下横リブ16は、例えば上フランジ16a、下フランジ16b、および検査路穴16dを有する1本のI形断面部材によって構成され、両側の主桁10の間に添接板17を介して架設されている。また、上横リブ19は、上フランジ19a、および下フランジ19bを有するI形断面部材によって構成され、両側の主桁10の間に添接板21を介して架設されている。上記下横リブ16と上横リブ19とは、下横リブ16の上フランジ16aと、上横リブ19の下フランジ19bとが例えば高力ボルトにより接合されることによって結合、一体化されている。
上記上横リブ19は、図4に示すように、上部に形成された凹部19cにトラフリブ型式縦リブ8が嵌まり込むようにして、デッキプレート7の下面側に一体的に取り付けられている。上記のように一体的に形成されたデッキプレート7、トラフリブ型式縦リブ8、および上横リブ19は、例えば橋軸方向の長さが14m程度以下、幅が3m程度以下に分割されるとともに、下横リブ16と別体とされて高さが低く抑えられることにより、製造工場から現場へのトラック等による輸送の容易化が図られるようになっている。
下横リブ16の例えば中央部の1カ所には、図5に示すように、橋軸方向前後の下横リブ16を結合する縦桁13が上記上横リブ19等と離間して配置され、下横リブと縦桁13による格子桁構造とすることによる架設時剛性の確保や荷重分配作用によるトラック荷重による断面力の減少が図られるようになっている。ここで、図5は、便宜上、デッキプレート7や上横リブ19を省かれて描かれている。上記縦桁13と下横リブ16とは、限定されないが、疲労耐久性に配慮すればボルト結合されることが好ましい。すなわち、縦桁13と下横リブ16とは、これらが結合されることにより格子桁構造が形成され、以降に設置される鋼床版部材や下コンクリート床版の重量に耐えうる構造とすることが容易になる。ここで、下横リブ16には大きな疲労応力が作用しやすいため、疲労耐力に優れるボルトを用いた結合構造を採用することは好ましい。そこで、例えば、下横リブ16と縦桁13の上フランジ上面と下フランジ下面の高さを合わせ、下横リブ16と両側の縦桁13の3つの部材を上下各1枚の添接板32(スプライスプレート)で結合するとともに、CT形鋼18を用いて下横リブ16のウエブとCT形鋼18のフランジ部分、および縦桁13のウエブとCT形鋼18のウエブ部分をそれぞれボルト接合することにより、下横リブ16と縦桁13をボルトのみで結合することができる。なお、上記下横リブ16および縦桁13の上方側の添接板32と上横リブ19との干渉を避けるためには、上横リブ19の下部に凹部33を形成するなどすればよい。
また、上横リブ19は、トラフリブ型式縦リブ8等の数が多い場合などには現場での結合が煩雑となるため、橋軸方向に長い部材とすることが好ましく、上記のように橋軸直角方向に3m程度以下の短い間隔で分割され、橋軸直角方向に添接板20によって結合されることになる。この際の鋼床版同士の現場での結合は、仕口延長が長いことや鋼床版自体の剛性が低いことより比較的難しい技術とされる場合があるが、十分な剛性を持つ前記格子桁構造に、下横リブ16の上フランジ16aと上横リブ19の下フランジ19bとを合わせる形で仮置きし、十分な仕口調整を行った後、鋼床版間の溶接およびボルト結合を行うことができることにより、架設作業の簡略化が容易に可能となる。
(中央径間5部分でのケーブル2の定着部以外で上横リブ19が配置されている位置)
橋軸方向におけるケーブル2が定着されていない位置、すなわちケーブル2が定着されている位置の間の位置で、上横リブ19が設けられている例えば3〜4mの間隔を有する位置では、上記のようなI形断面部材によって構成された下横リブ16が用いられてもよいが、これに代えて、図6に示すように、形鋼からなる斜材23と上下弦部材24が接合されたトラス構造が用いられてもよい。これにより、鋼重の低減や経済性向上を図るとともに、橋梁点検用の検査路が通過する空間を容易に確保することができる。
(中央径間5部分で上横リブ19が配置されていない位置)
上記のような上横リブ19、および下横リブ16や斜材23と上下弦部材24とが設けられた位置の間の橋桁50の部分には、必ずしも必須ではないが、例えば図7に示すように、検査路の床として機能する例えばFRPによる部分下面遮蔽板14や検査通路用手摺15が設けられて、橋梁点検作業を容易にし得るようになっている。
(耐風安定性の確保について)
耐風安定性を向上させるためには、図3、図6、図7等に併せて示すように、主桁10の外方側にフェアリング12が設けられるようにしてもよい。また、上記のような縦桁13をバッフルプレートとして作用させたり、上記部分下面遮蔽板14を主桁10の下部から橋桁の幅員方向中央に向けて少なくとも所定の距離(例えば3.5mや全面など)の範囲に設けることによって、風遮蔽板として作用させるようにしたりしてもよい。
(側径間6部分の橋桁50の構造)
側径間6部分における橋桁50は、図8〜図10に示すように、中央径間5部分と同様に橋軸方向の位置に応じたケーブル2の定着の有無、および横リブの有無に応じて互いに異なる構造を有しているが、それぞれ、鋼部材の構成は中央径間5部分と同様である。ただし、主桁下フランジ11等の上側の部分に下コンクリート床版26が配置され、側径間6部分を短くして橋長全体を短くすることによるコスト縮減を図り得るようになっている。すなわち、上記下コンクリート床版26は、側径間6を短くすることによる橋台3や中間橋脚4に発生する負反力を打ち消すためのカウンターウエイトとしての作用と、鋼部材と合成することによる合成箱桁構造(疑似箱桁構造)の下フランジ部材としての作用を持たせることができる。なお、このような下コンクリート床版26は、側径間6を短くする必要がない場合などにおいては、支点部付近を除き省略することも容易にできる。
(主塔1付近の構造)
主塔1部分では、例えば上部構造の地震時慣性力を下部構造に伝達する支承を設ける必要がある。この支承は、橋軸方向には温度応力を解放するために一定の可撓性を持つ必要があり、橋軸直角方向には、主桁10と主塔1との衝突が発生しないよう、相対的移動を確実に防止する必要がある。また、この支承に作用する水平力は、主桁10全体の質量に作用する慣性力の大半を支持するため、大変大きな規模となりがちである。このため、支点付近の主桁10には、例えば所定の幅を有する下コンクリート床版26を配置し水平方向の剛性の向上を図り、支承付近に発生する応力集中を緩和するとともに、この下コンクリート床版26の下側には上部工側コンクリート突起27を設ける一方、下部工側には下部工側コンクリート突起28を設け、両者間にゴム支承31等を縦置きして配置することなどにより、主桁10と下部工の橋軸直角方向の相対的移動を確実に防止することができる。なお、支点付近の下コンクリート床版26には大きな面外曲げモーメントが作用するため、図3に示した上横リブ19と同じようなフルウエブの横リブ29を配置するとともに、この横リブ29と合成構造となった支点コンクリート横梁30を配置するなどしてもよい。
(斜張橋の架設方法)
上記のような斜張橋は、例えば図12および以下に示すような工程によってトラベラークレーン架設することができる。
Step1:主桁10(主桁ブロック)を張り出し状態で架設する(図12(a))。
Step2:主桁10間にI断面の下横リブ16(下横リブブロック)を架設する(図12(b))。これにより主桁10の横倒れ座屈に対する固定点間距離を短くできるため、張り出し状態の主桁10の耐力を向上させることができる。
Step3:下横リブブロック間に縦桁13(縦桁ブロック)を架設する(図12(c))。これにより、下横リブ16の横倒れ座屈に対する固定点間距離を短くできるため、下横リブ16の耐力を向上させることができる。
Step4:ケーブル架設用足場として両サイドのデッキプレート7、トラフリブ型式縦リブ8、平リブ型式縦リブ9を含む鋼床版ブロックを架設する(図12(d))。ここで、主桁10の張り出し耐力が不足する場合には、別途軽量な足場を配置するようにしてもよい。
Step5:ケーブル2を架設する(図12(e))。これにより、ケーブル2によって張り出し部の先端付近が固定され、主桁10の耐力を向上させることができる。
Step6:残る鋼床版ブロックを架設し、鋼床版ブロックの仕口調整を行った上で、全体を結合し、ケーブル2の間の主桁10が完成する(図12(f))。
ここで、上記のようなトラベラークレーン架設は、桁下の使用条件に左右され難いことや、使用機材が小規模で経済的に優れる等のメリットを有しているが、トラベラークレーンの能力の限界から架設できる部材重量が比較的小さく、箱桁等重い部材への適用は一般に困難とされている。これに対して、本実施形態のような主桁構造では、軽量なI断面部材を基本にするとともに、架設ステップの進行にしたがい、比較的剛性が低いI断面部材であっても、これらを組み合わせることにより順次補剛され、最も重量の大きい鋼床版部材を架設する前に十分な剛性を持つ格子桁構造が形成されるように部材が構成されることにより、経済的なトラベラークレーン架設が容易に可能になる。
上記のように、エッジガーダー型式の適用によって、I断面の主桁を幅員両サイドに有することにより、箱桁構造と比べて大幅な鋼重の減少が可能となる。
また、鋼床版とエッジガーダー型式の主桁が一体となった主桁を、部材の輸送が可能となる形状に分割した際に、各部材が、輸送および現場組み立て可能な剛性を有する部材構成および構造を有するようにすることが容易にでき、鋼床版と型式の主桁とを一体化する際の、現場組み立てを可能にすることが容易にできる。
また、隣接する横リブ間を縦桁で結合し、荷重分配を図り、断面力の減少を図ることで、縦桁設置による横リブ自体の疲労耐力の低下の回避と合わせ、横リブ断面の縮小による経済性向上を可能にすることが容易にできる。
また、上記のような下コンクリート床版は、主桁剛性の向上に向けた疑似箱桁構造や、主桁から下部工構造への地震時慣性力の伝達構造や、端支点部の負反力に抵抗するカウンターウエイト構造として利用することが可能であり、鋼床版とエッジガーダー型式の主桁が一体となった主桁の適応範囲の拡大や構造的弱点の克服等に寄与することができる。
また、形鋼を斜材として用いた下横リブ構造へのトラス構造の適用により、例えば3〜4m程度の間隔で数多く配置される横リブ鋼重の減少を図るとともに、維持管理のための検査路が通過する空間を確保可能にすることが容易にできる。
また、幅員両サイドの主桁下フランジと同レベルに配置されたFRPパネルを用いた部分下面遮蔽板等は、耐風安定性の向上のための対策工と、維持管理用の検査路の床としての機能を兼ねた構造であり、エッジガーダー型式の弱点である耐風安定性の向上を合理的に可能にすることができる。
1 主塔
2 ケーブル
3 橋台
4 中間橋脚
5 中央径間
6 側径間
7 デッキプレート
8 トラフリブ型式縦リブ
9 平リブ型式縦リブ
10 主桁
11 主桁下フランジ
12 フェアリング
13 縦桁
14 部分下面遮蔽板
15 検査通路用手摺
16 下横リブ
16a 上フランジ
16b 下フランジ
16d 検査路穴
17 添接板
18 CT形鋼
19 上横リブ
19a 上フランジ
19b 下フランジ
19c 凹部
20 添接板
21 添接板
23 斜材
24 上下弦部材
26 下コンクリート床版
27 上部工側コンクリート突起
28 下部工側コンクリート突起
29 横リブ
30 支点コンクリート横梁
31 ゴム支承
32 添接板
33 凹部
50 橋桁

Claims (7)

  1. 主塔から延びるケーブルによって橋桁が支持される斜張橋であって、
    上記橋桁の幅員両側に設けられ、それぞれ、上記ケーブルが接続された主桁と、
    上記主桁間に設けられた下横リブと、
    上記下横リブの上部に接続された上横リブと、
    上記上横リブの上部に接続されたデッキプレートと、
    を備えたことを特徴とする斜張橋。
  2. 請求項1の斜張橋であって、
    上記上横リブ、および上記デッキプレートは、上記橋桁の幅員方向に複数に分割された部分横リブ、および部分デッキプレートがそれぞれ結合されて形成されていることを特徴とする斜張橋。
  3. 請求項1から請求項2のうち何れか1項の斜張橋であって、
    上記橋桁の中央部付近に配置され、橋軸方向に隣り合う上記下横リブどうしを結合する縦桁を有することを特徴とする斜張橋。
  4. 請求項1から請求項3のうち何れか1項の斜張橋であって、
    上記下横リブは下横リブ下フランジを有するとともに、
    上記下横リブ下フランジに支持される下コンクリート床版を有することを特徴とする斜張橋。
  5. 請求項1から請求項4のうち何れか1項の斜張橋であって、
    上記主桁に上記ケーブルが接続された位置付近に配置される上記下横リブの少なくとも一部は、I字形鋼が上記主桁間に張り渡されて形成される一方、
    上記ケーブルの接続位置付近以外の位置に配置される上記下横リブは、形鋼が斜材として用いられたトラス構造を有することを特徴とする斜張橋。
  6. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の斜張橋であって、
    上記主桁の下部から、上記橋桁の幅員方向中央に向けて少なくとも所定の距離の範囲に、風遮蔽板が設けられていることを特徴とする斜張橋。
  7. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の斜張橋の架設方法であって、
    既設の橋桁部分から、上記橋桁の幅員両側の上記主桁を、それぞれ、所定の距離だけ延設する工程と、
    上記主桁間に上記下横リブを接続する工程と、
    橋軸方向に隣り合う上記各下横リブ間に縦桁を結合する工程と、
    上記主桁の近傍において、上記下横リブの上部に上記上横リブ、および上記デッキプレートを接続する工程と、
    上記延設された主桁に上記ケーブルを接続する工程と、
    上記主桁の近傍において上記下横リブの上部に接続された上記上横リブおよび上記デッキプレートの間において、上記下横リブの上部に他の上記上横リブ、および上記デッキプレートを接続する工程と、
    を有することを特徴とする斜張橋の架設方法。
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