JP2020101855A - 部品情報管理システムおよび部品情報管理方法 - Google Patents

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直高 青山
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達也 上野
Tatsuya Ueno
達也 上野
俊一郎 三好
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Abstract

【課題】本発明は、車両に取り付けられた各部品についての部品情報をより好適に取得し管理することが可能な技術を提供する。【解決手段】部品情報管理システム1が、車両100に設置される車載装置10と、管理装置20と、を備えている。車載装置10は、車両に組み付けられている各部品40に取り付けられた無線タグ30から、各部品40の識別情報を含んだ部品情報を受信する受信部を有している。そして、管理装置20が、車載装置10から部品情報を取得し、取得した部品情報を車両10と紐づけた状態で記憶する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に組み付けられている各部品の識別情報を管理する部品情報管理システムおよび部品情報管理方法に関する。
従来、車両に組み付けられている各部品の識別情報を管理するための管理システムが開発されている。特許文献1においては、自動車生産ライン管理システムに関する技術が開示されている。この特許文献1に記載の技術では、車両の組み立て工程において、車両へ部品を組み付ける前に、部品の第1の識別情報が第1の読取装置によって読み取られる。また、車両の検査工程において、車両に取り付けられた部品の第2の識別情報が第2の読取装置によって読み取られる。そして、サーバにおける照合部によって、第1の識別情報と第2の識別情報との照合が行われる。
また、特許文献1に記載の技術では、車両のエンジンに対して、エンジン情報(部品としての識別情報)が書き込まれたICタグが取り付けられる。そして、検査工程におけるエンジン検査工程において、エンジンが車両に取り付けられた状態のまま、実績照合デバイスに接続されたICタグリーダによって、該エンジンに取り付けられたICタグが読み込まれる。
特開2014−081885号公報
近年では、車両に取り付けられた多数の部品それぞれについてのトレーサビリティを確保することが強く望まれている。このようなトレーサビリティの確保ためには、車両に取り付けられた各部品について、その識別情報を含む部品情報を適切に取得し管理する必要がある。ここで、車両に取り付けられた各部品の部品情報を取得するためのシステムとしては、部品組み付け工程や車両検査工程において、車両に組み付けられた各部品の部品情報を、各部品に取り付けられた無線タグから無線通信を利用して受信装置によって受信するシステムが考えられる。
ただし、このようなシステムにおいては、部品組み付け工程や車両検査工程が行われる施設(工場等)に設けられた受信装置と、車両に組み付けられた状態の各部品の無線タグとの間の電波の受信環境の影響によって、各部品の部品情報を該受信装置によって正確に受信することが困難となる場合がある。また、車両に取り付けられた膨大な数の部品それぞれの部品情報を受信装置によって受信するために多くの時間が必要となることで、部品組み付け工程や車両検査工程の効率の低下を招く虞もある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、車両に取り付けられた各部品についての部品情報をより好適に取得し管理することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る部品情報管理システムは、車両に組み付けられている各部品に取り付けられた無線タグであって、各部品の識別情報を含んだ部品情報を発信する無線
タグから、前記部品情報を受信する受信部を有し、前記車両に設置される車載装置と、前記受信部によって受信された各部品についての前記部品情報を前記車載装置から取得し、取得した前記部品情報を前記車両と紐づけた状態で記憶する管理装置と、を備える。
本発明では、車両に組み付けられている各部品に無線タグが取り付けられている。この無線タグは、各部品の識別情報を含んだ部品情報を発信する機能を有する。そして、本発明では、車両に設置される車載装置が、各部品の無線タグから発信される部品情報を受信する受信部を有している。この場合、車両の生産ラインにおいて該車両に車載装置が設置されると、該車両に組み付けられた各部品の無線タグから、該車載装置が受信部によって部品情報を受信する。なお、この場合、車両に対して車載装置が設置される前に該車両に組み付けられた部品、および、車両に対して車載装置が設置された後に該車両に組み付けられた部品、のいずれでも、各部品の無線タグから発信される部品情報を、車載装置によって受信することができる。また、完成後の車両においては、該車両に組み付けられた部品の交換または部品の追加が行われると、交換または追加された部品の無線タグから、車載装置が受信部によって部品情報を受信する。
そして、受信部によって受信された各部品についての部品情報を車載装置から管理装置が取得する。さらに、管理装置が、取得した各部品についての部品情報を、該部品が取り付けられている車両と紐づけた状態で記憶する。これにより、車両に組み付けられている各部品についての部品情報を該車両と対応させた状態で管理することができる。
上記のように、本発明では、各部品の無線タグから発信される部品情報を受信する受信部が、車両に設置される車載装置に設けられている。そのため、車両の生産ラインを有する施設に、各車両に組み付けられた各部品の無線タグから発信される部品情報を受信するための受信装置を別途設けることが不要となる。また、車両においては、車載装置と各部品との距離が一定の範囲内に維持されるとともに、それらの間の電波の受信環境が変化し難い。したがって、各部品の無線タグから発信される部品情報を車外に設けられた受信装置によって受信する場合に比べて、該部品情報を車載装置によって安定的に受信することができる。さらに、部品組み付け工程や車両検査工程において、各部品の無線タグから発信される部品情報を受信する場合でも、部品の組み付け作業や車両検査の作業を進行させながら、車載装置の受信部によって部品情報を受信することが可能となる。また、完成後の車両において部品の交換または部品の追加が行われた場合、交換または追加された部品の部品情報を取得することが可能となる。したがって、本発明によれば、車両に取り付けられた各部品の識別情報をより好適に取得し管理することができる。
また、本発明においては、部品情報に、各部品の種類を示す種類情報が含まれていてもよい。そして、車載装置から取得した部品情報に含まれる種類情報が、車両に組み付けられるべき部品の種類を示す種類情報と異なる場合、管理装置が警告情報を発信してもよい。これによれば、車両に対して、該車両に組み付けるべき部品以外の部品が組み付けられた場合、管理装置から警告情報が発信されることになる。そのため、車両に対する部品の誤組み付けが発生した場合、その旨を警告することができる。
また、本発明の第2の態様に係る車載装置は、車両の生産ラインにおいて前記車両に設置される車載装置であって、前記車両に組み付けられている各部品に取り付けられた無線タグであって、各部品の識別情報を含んだ部品情報を発信する無線タグから、前記部品情報を受信する受信部をする。
また、本発明の第3の態様に係る部品情報管理方法は、車両に組み付けられている各部品に取り付けられた無線タグであって、各部品の識別情報を含んだ部品情報を発信する無線タグから、前記部品情報を、前記車両に設置された車載装置によって受信するステップ
と、前記載装置によって受信された各部品についての前記部品情報を取得し、取得した前記部品情報を前記車両と紐づけた状態で管理装置に記憶するステップと、を有する。
本発明によれば、車両に取り付けられた各部品の部品情報をより好適に取得し管理することができる。
実施形態に係る部品情報管理システムの概略構成を示す図である。 部品情報管理システムを構成する車載装置および管理サーバそれぞれの機能構成を概略的に示す図である。 無線タグから発信される部品情報のテーブル構成の一例を示す図である。 車両部品情報データベースに格納されている車両部品情報のテーブル構成を示す図である。 部品情報管理システムにおけるデータおよび処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態に係る誤組み付け警告処理のフローを示すフローチャートである。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<第1実施形態>
(システムの概略)
図1は、本実施形態に係る部品情報管理システムの概略構成を示す図である。ここでは、車両に対して様々な部品を組み付ける部品組み付け工程を含む該車両の生産ラインに部品情報管理システムを適用した実施形態について説明する。
部品情報管理システム1は、工場200内の生産ラインにおいて生産されている各車両100(生産途中の車両)に設置された車載装置10と、管理サーバ20と、を含んで構成される。ここで、工場200は、車両100の生産ラインを有する工場である。工場200内の生産ラインにおいては、各車両100に対して、車載装置10および予め定められた複数種類の部品40が組み付けられる。なお、図1における40a、40b、40cは、それぞれ、工場200内の生産ラインにおいて車両100に対して組み付けられる車載装置10以外の部品であって、互いに種類の異なる部品を示している。ただし、以下においては、車両100に対して組み付けられる車載装置10以外の各部品を総じて「部品40」と称する。
また、車載装置10は、工場200内の生産ラインにおいて車両100に組み付けられた段階でネットワークN1との接続が可能となる。このネットワークN1には管理サーバ20が接続されている。そのため、部品情報管理システム1においては、各車両100に設置された車載装置10と管理サーバ20とが、ネットワークN1によって相互に接続される。ここで、ネットワークN1には、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)や、携帯電話等の電話通信網が採用されてもよい。また、管理サーバ20が工場200内に設置されている場合は、WiFi(登録商標)等の通信規格を利用してネットワークN1を構築してもよい。
車載装置10および管理サーバ20は、プロセッサ、主記憶部、補助記憶部と、を有するコンピュータを含んで構成される。また、車載装置10および管理サーバ20において
は、プロセッサが、補助記憶部に記憶されたプログラムを主記憶部にロードして実行することによって、後述するような各種の機能を実現することができる。ただし、車載装置10および管理サーバ20における一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、工場200内の生産ラインにおいて車両100に組み付けられる各部品40には無線タグ30が予め取り付けられている。なお、図1における30a、30b、30cは、それぞれ、工場200内の生産ラインにおいて車両100に対して組み付けられる部品40a、40b、40cそれぞれに取り付けた無線タグを示している。ただし、以下においては、各部品40に取り付けられた無線タグを総じて「無線タグ30」と称する。
各無線タグ30には、自身が取り付けられている部品40についての部品情報が登録されている。また、各無線タグ30は、自身に登録されている部品情報を発信する。そして、車両100に組み付けられた各部品40に取り付けられた無線タグ30から発信された部品情報が、該車両100に設置された車載装置10によって受信される。なお、無線タグ30としては、RF(Radio Frequency)タグを採用してもよい。
さらに、車載装置10は、各部品40に取り付けられた無線タグ30から受信した部品情報を、ネットワークN1を介して管理サーバ20に送信する。管理サーバ20は、各車両100に組み付けられた各部品についての部品情報を管理するサーバである。管理サーバ20は、各車載装置10から受信した部品情報を、発信元の車載装置10が設置されている車両100と紐付けた状態で記憶し管理する。なお、本実施形態においては、車載装置10が、本発明に係る「車載装置」に相当する。また、管理サーバ20が、本発明に係る「管理装置」に相当する。
(システム構成)
次に、本実施形態に係る部品情報管理システム1を構成する車載装置10および管理サーバ20の機能構成について図2に基づいて説明する。図2は、本実施形態に係る部品情報管理システム1を構成する車載装置10および管理サーバ20それぞれの機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
(車載装置)
車載装置10は、制御部12、通信部11、および受信部13を有している。制御部12は、車載装置10を制御するための演算処理を行う機能を有する。制御部12は、プロセッサによって実現することができる。そして、車載装置10においては、プロセッサが、補助記憶部に記憶されたプログラムを主記憶部にロードして実行することによって、制御部12による各種の処理を実現することができる。
また、通信部11は、車載装置10をネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部11は、例えば3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の移動体通信サービスを利用して、ネットワークN1経由で、管理サーバ20を含む他の装置と通信を行うことができる。制御部12は、無線タグ30から受信した部品情報を、通信部11を介して管理サーバ20に送信する処理を行う。
また、受信部13は、車両100に組み付けられた各部品40に取り付けられた無線タグ30から発信された部品情報を受信するための手段である。例えば、無線タグ30がRFタグである場合、受信部13は、RFタグから発信される部品情報を読み込むリーダとしての機能を有する。
ここで、無線タグ30から発信される部品情報のテーブル構成について図3に基づいて説明する。図3は、無線タグ30から発信される部品情報のテーブル構成の一例を示す図である。図3に示すように、部品情報テーブルは、部品番号情報フィールドおよび識別情報フィールドを有する。部品番号情報フィールドには、部品の種類を特定するための部品番号情報が入力される。識別情報フィールドには、個々の部品を特定するための識別情報が入力される。識別情報には、例えば、その部品の製造年月日や製造ロット等に関する情報が含まれていてもよい。なお、本実施形態においては、部品番号情報フィールドに入力される部品番号情報が、本発明に係る「種類情報」に相当し、識別情報フィールドに入力される識別情報が、本発明に係る「識別情報」に相当する。
(管理サーバ)
管理サーバ20は、通信部21、制御部22、および車両部品情報データベース(車両部品情報DB)23を有している。制御部22は、管理サーバ20を制御するための演算処理を行う機能を有する。制御部22は、管理サーバ20のプロセッサによって実現することができる。そして、管理サーバ20においては、プロセッサが、補助記憶部に記憶されたプログラムを主記憶部にロードして実行することによって、制御部22による各種の処理を実現することができる。
また、通信部21は、管理サーバ20をネットワークN1に接続するための通信装置である。通信部21は、例えばLAN(Local Area Network)インターフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。制御部22は、工場200内の生産ラインにおいて生産途中の各車両100に設置された車載装置10から送信された各部品40についての部品情報を、通信部21を介して受信する処理を行う。
また、管理サーバ20においては、制御部22が、各車載装置10から受信した各部品40についての部品情報を車両部品情報DB23に格納する処理を行う。車両部品情報DB23は、管理サーバ20のプロセッサによってデータベース管理システム(Database Management System)のプログラムが実行されることで、該管理サーバ20の補助記憶部に構築される。この車両部品情報DB23には、各車載装置10から受信した各部品40についての部品情報が、その発信元の車載装置10が設置されている車両100と紐づけた状態で格納されている。
図4は、車両部品情報DB23に格納されている車両部品情報のテーブル構成の一例を示す図である。図4に示すように、車両部品情報テーブルは、車両IDフィールド、および部品情報フィールドを有する。車両IDフィールドには、部品情報の送信元である車載装置10が設置されている車両100を特定するための車両IDが入力される。また、部品情報フィールドには、車載装置10から受信した各部品40についての部品情報が入力される。つまり、部品情報フィールドには、各部品40についての部品番号情報および識別情報が入力される。このとき、車両部品情報テーブルにおいては、車両IDと、該車両IDに対応する車両100に組み付けられた各部品40についての部品情報と、が紐付けられた状態で格納される。例えば、図4は、車両ID「V001」に対応する車両100に組み付けられた各部品40についての部品情報が格納された車両部品情報テーブルを示している。
(システムの動作)
次に、本実施形態に係る部品情報管理システムにおけるデータおよび処理の流れについて図5に基づいて説明する。図5は、部品情報管理システム1におけるデータおよび処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図5は、工場200内の生産ラインにおいて、生産途中の車両100に対して車載装置10が設置された後のデータおよび処理の流れを
示している。
部品情報管理システム1においては、工場200内の生産ラインにおいて車両100に部品40が組み付けられると、該部品40に取り付けられた無線タグ30から発信される部品情報を、該車両100に設置された車載装置10が受信する(S101)。車載装置10は、無線タグ30から部品情報を受信すると、該部品情報を、該車載装置10が設置されている車両100に対応する車両IDとともに管理サーバ20に送信する(S102)。なお、車載装置10は、自身が車両100に組み付けられた時点で、該車両100に予め取り付けられた車両用無線タグから発信される車両IDを受信し、該車両IDを記憶してもよい。そして、車載装置10は、記憶した車両IDを、各部品40についての部品情報とともに管理サーバ20に送信してもよい。管理サーバ20は、車載装置10から車両IDおよび部品情報を受信すると、該部品情報を該車両IDと紐付けた状態で車両部品情報DB23に格納する(S103)。
なお、工場200内の生産ラインにおいては、車両100に対して複数種類の部品40が順次組み付けられる。そのため、車載装置10は、車両100に対して部品40が組み付けられる毎に、無線タグ30から部品情報を受信する。このとき、車載装置10は、無線タグ30から部品情報を受信する毎に、受信した部品情報を車両IDとともに管理サーバ20に送信してもよい。また、車載装置10は、いくつかの種類の部品40についての部品情報を一括して車両IDとともに管理サーバ20に送信してもよい。
本実施形態に係る部品情報管理システム1では、車両100の生産ラインにおいて各車両100に設置される車載装置10に、各車両100に組み付けられた各部品40の無線タグ30から発信される部品情報を受信する受信部13が設けられている。そのため、各車両100に組み付けられた各部品40の無線タグ30から発信される部品情報を受信するための受信装置を工場200内に別途設けることが不要となる。
また、工場200内における所定の位置(例えば生産ラインにおいて生産途中の各車両100が通過するゲート等)に受信装置を設けた場合、各車両100に組み付けられた各部品40の無線タグ30と受信装置との間の電波の受信環境が変化することに起因して、無線タグ30から発信された部品情報を受信装置が安定的に受信することが困難となる可能性がある。つまり、ある車両100に組み付けられた部品40と受信装置との間の距離が所定の距離よりも離れてしまったり、これらの間に電波を遮蔽する何らかの物体が入り込んでしまったりした場合、無線タグ30から発信された部品情報を受信装置が受信することが困難となる。これに対し、本実施形態に係る部品情報管理システム1では、車両100に設置された車載装置10に受信部13が設けられている。そして、車両100においては、車載装置10と各部品40との距離が一定の範囲内に維持される。また、車両100においては、車載装置10と各部品40との間の電波の受信環境が変化し難い。したがって、各部品40の無線タグ30から発信される部品情報を車外に設けられた受信装置によって受信する場合に比べて、該部品情報を車載装置10によって安定的に受信することができる。
また、工場200内における所定の位置に設けられた受信装置によって、各車両100に組み付けられた各部品40の無線タグ30から発信される部品情報を受信する場合、該受信装置から所定の範囲内に車両100を留めておく必要がある。これは多数の部品40それぞれの無線タグ30から部品情報を受信装置によって受信するためにはある程度の時間が必要となるためである。これに対し、本実施形態に係る部品情報管理システム1では、生産ラインにおいて生産途中の車両100が移動すると、当然のことながら、該車両100に設置された車載装置10もそれに伴って移動する。したがって、生産ラインにおける車両100に対する部品の組み付け作業等を進行させながら、車載装置10の受信部1
3によって各部品40の部品情報を受信することが可能となる。そのため、生産途中において、各車両100に組み付けられた各部品40の無線タグ30から発信される部品情報を取得する場合でも、その生産効率の低下を招き難くなる。
このように、本実施形態に係る部品情報管理システム1によれば、車両100に取り付けられた各部品40の部品情報をより好適に取得し管理することができる。
(変形例)
上記実施形態では、工場200内の生産ラインにおいて、生産途中の車両100に対して組み付けられた各部品40についての部品情報を車載装置10を用いて取得し、取得した部品情報を管理サーバ20に記憶して管理した。ただし、車載装置10は、車両の完成後においても該車両に設置されている。したがって、生産ラインにおける生産途中の段階のみならず、完成後の車両においても、該車両に設置された車載装置を用いて、該車両に組み付けられた部品についての部品情報を取得することができる。
車両の完成後においても、補修等を目的として部品の交換または部品の追加が行われる場合がある。この場合、交換または追加された部品に取り付けられた無線タグから発信される部品情報を、車載装置の受信部によって受信する。そして、受信した部品情報を車載装置から管理サーバに送信する。これにより、車両の完成後においても、該車両に組み付けられた部品についての部品情報を管理サーバにおいて管理することが可能となる。
<第2実施形態>
本実施形態では、部品情報管理システム1の管理サーバ20において、車両100に対する部品の誤組み付けが発生した場合にその旨を警告するための誤組み付け警告処理が行われる。以下、本実施形態に係る誤組み付け警告処理のフローについて、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この誤組み付け警告処理は、管理サーバ20の制御部22によって実行される。
本フローでは、先ず、S201において、車載装置10から受信した部品情報が読み込まれる。ここで、管理サーバ20においては、工場200内の生産ラインにおいて車両100に組み付けるべき部品40それぞれについての部品番号情報のリストである部品番号リストが予め記憶されている。そこで、S202においては、S101で読み込んだ部品情報に含まれる部品番号情報が、管理サーバ20に予め記憶されている部品番号リストに存在しているか否かが判別される。
そして、S202において肯定判定された場合、S203において、車載装置10から受信した部品情報が車両部品情報DB23に格納される(つまり、図5におけるS103と同様の処理が行わる。)。一方で、S202において否定判定された場合、すなわち、車載装置10から受信した部品情報に含まれる部品番号情報が部品番号リストに存在していない場合、車両100に対して本来組み付けるべき部品とは異なる部品が該車両100に組み付けられたと判断できる。そこで、この場合は、S204において、部品情報の送信元の車載装置10に対して、部品の誤組み付け発生を警告するための警告情報が送信される。なお、S202において否定判定された場合は、車載装置10から受信した部品情報は車両部品情報DB23に格納されない。
車載装置10では、管理サーバ20から送信された警告情報を受信すると、部品の誤組み付け発生を報知するための報知処理が行われる。なお、S204における管理サーバ20からの警告情報の送信先は、必ずしも車載装置10である必要はない。例えば、工場200内に設置された、車両100に対する部品の誤組み付け発生を報知するための装置に、管理サーバ20から警告情報を送信してもよい。
上記のような誤組み付け警告処理が行われることで、車両100に対する部品の誤組み付けが発生した場合は、その旨を警告することができる。なお、上記の第1実施形態の変形例において説明したような、車両の完成後における該車両に対する部品の交換または追加に際しても、本実施形態に係る誤組み付け警告処理を適用することができる。
1・・・部品情報管理システム
10・・車載装置
11、21・・通信部
12、22・・制御部
13・・受信部
20・・管理サーバ
23・・車両部品情報データベース
30・・無線タグ
40・・部品

Claims (4)

  1. 車両に組み付けられている各部品に取り付けられた無線タグであって、各部品の識別情報を含んだ部品情報を発信する無線タグから、前記部品情報を受信する受信部を有し、前記車両に設置される車載装置と、
    前記受信部によって受信された各部品についての前記部品情報を前記車載装置から取得し、取得した前記部品情報を前記車両と紐づけた状態で記憶する管理装置と、を備える部品情報管理システム。
  2. 前記部品情報に、各部品の種類を示す種類情報が含まれており、
    前記車載装置から取得した前記部品情報に含まれる前記種類情報が、前記車両に組み付けられるべき部品の種類を示す種類情報と異なる場合、前記管理装置が警告情報を発信する、
    請求項1に記載の部品情報管理システム。
  3. 車両の生産ラインにおいて前記車両に設置される車載装置であって、
    前記車両に組み付けられている各部品に取り付けられた無線タグであって、各部品の識別情報を含んだ部品情報を発信する無線タグから、前記部品情報を受信する受信部をする車載装置。
  4. 車両に組み付けられている各部品に取り付けられた無線タグであって、各部品の識別情報を含んだ部品情報を発信する無線タグから、前記部品情報を、前記車両に設置された車載装置によって受信するステップと、
    前記載装置によって受信された各部品についての前記部品情報を取得し、取得した前記部品情報を前記車両と紐づけた状態で管理装置に記憶するステップと、
    を有する部品情報管理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114390434A (zh) * 2020-10-19 2022-04-22 北京大码技术有限公司 电子设备的元器件管理系统和方法

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