JP2020093739A - Side bumper structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、大型バス等の車両の前面に備わり、センターバンパーと左右のサイドバンパーとに3分割されたフロントバンパーにおけるサイドバンパー構造に関する。 The present invention relates to a side bumper structure in a front bumper provided on the front surface of a vehicle such as a large-sized bus and divided into a center bumper and left and right side bumpers.
従来、大型バス等の車両の前面に設けられたフロントバンパーにおいて、センターバンパーと左右のサイドバンパーとに3分割されているものが知られている。
このようなフロントバンパーにおいて、サイドバンパーを車両のボデーフレームに対して開閉自在に設けることが知られる。
サイドバンパーは、通常の使用状態では、ボデーフレームに固定された状態で閉鎖されているが、例えば車両の前面に設けられたランプの調整,交換,保守,点検等の作業を行う場合に開放される。
例えば、下記特許文献1には、サイドバンパーがヒンジ機構を介してボデーフレームに対して回動可能に設けられており、ヒンジ機構の一つの回動軸を軸にしてサイドバンパーをボデーフレームに対して回動させることで、サイドバンパーを開閉させる構造が記載されている。
Conventionally, there is known a front bumper provided on the front surface of a vehicle such as a large-sized bus, which is divided into a center bumper and left and right side bumpers.
In such a front bumper, it is known that a side bumper is provided so as to be openable and closable with respect to a vehicle body frame.
In normal use, the side bumper is closed while being fixed to the body frame, but it is opened when adjusting, replacing, maintaining or inspecting a lamp provided on the front of the vehicle, for example. It
For example, in Patent Document 1 below, a side bumper is provided so as to be rotatable with respect to a body frame via a hinge mechanism, and the side bumper is attached to the body frame with one rotation axis of the hinge mechanism as an axis. The structure for opening and closing the side bumper by rotating the side bumper is described.
しかし、特許文献1のように回動軸が一軸のみの構造では、サイドバンパーを回動させるときに、サイドバンパーの周囲に配置された部材に干渉してしまい、サイドバンパーを開放できないことが考えられる。
例えば、特許文献1のようにサイドバンパーの幅方向中央側の端部に回動軸が配置された構造の場合、回動軸とセンターバンパーとが近接して配置されているため、サイドバンパーを回動させるときに、サイドバンパーがセンターバンパーに干渉してしまう場合がある。
However, in the structure having only one rotating shaft as in Patent Document 1, when the side bumper is rotated, it may interfere with a member arranged around the side bumper, so that the side bumper cannot be opened. Be done.
For example, in the case of the structure in which the rotating shaft is arranged at the end portion on the center side in the width direction of the side bumper as in Patent Document 1, since the rotating shaft and the center bumper are arranged close to each other, The side bumper may interfere with the center bumper when rotating.
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、サイドバンパーを開放させる際に、サイドバンパーとその周囲に配置された部材との干渉を避けることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to avoid interference between the side bumper and members arranged around the side bumper when the side bumper is opened.
本発明は、車両の前面に設けられており、中央に配置されたセンターバンパーと前記センターバンパーの左右に配置されたサイドバンパーとからなるフロントバンパーにおけるサイドバンパー構造であって、前記車両のボデーフレームに固定されたボデー側ブラケットと、前記サイドバンパーに固定されたサイドバンパー側ブラケットと、前記ボデー側ブラケットと前記サイドバンパー側ブラケットとに固定されるとともに、前記サイドバンパーを前記ボデーフレームに対して回動可能に支持するヒンジ機構とを備え、前記ヒンジ機構は、複数の回動軸を有し、前記サイドバンパーを前記車両の前方に移動させながら回動させることを特徴とする。 The present invention provides a side bumper structure in a front bumper, which is provided on the front surface of a vehicle, and includes a center bumper arranged in the center and side bumpers arranged on the left and right of the center bumper. Fixed to the body side bracket, the side bumper side bracket fixed to the side bumper, the body side bracket and the side bumper side bracket, and the side bumper is rotated with respect to the body frame. And a hinge mechanism that supports the side bumper. The hinge mechanism has a plurality of rotation shafts and rotates while moving the side bumper in front of the vehicle.
本発明によれば、サイドバンパーを車両の前方に移動させながら回動させることで、サイドバンパーとその周囲に配置された他の部材との間隔を十分に開けてサイドバンパーを回動させることができる。したがって、複数の回動軸を有するヒンジ機構を用いたシンプルな構造でありながら、サイドバンパーを開放させる際に、サイドバンパーとその周囲に配置された他の部材との干渉を避けることが容易になる。 According to the present invention, by rotating the side bumper while moving it toward the front of the vehicle, it is possible to rotate the side bumper with a sufficient gap between the side bumper and other members arranged around the side bumper. it can. Therefore, it is possible to easily avoid interference between the side bumper and other members arranged around the side bumper when the side bumper is opened, even though it has a simple structure using a hinge mechanism having a plurality of rotation axes. Become.
本発明のサイドバンパー構造は、サイドバンパーの開放時に回動軸を変えられることにより、広く開放することができる。 The side bumper structure of the present invention can be widely opened by changing the rotation axis when the side bumper is opened.
図面を参照して、実施形態としてのサイドバンパー構造について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。 A side bumper structure as an embodiment will be described with reference to the drawings. The embodiments described below are merely examples, and are not intended to exclude various modifications and application of techniques that are not explicitly described in the following embodiments. Each configuration of the embodiment can be variously modified and implemented without departing from the spirit thereof. Also, they can be selected or combined as needed.
〔全体構成〕
図1は、本実施形態のサイドバンパー構造が適用されたフロントバンパーの構成を説明する斜視図である。フロントバンパー11の装備される車両10(破線で示す)としては、大型バスやトラックなどの自動車が挙げられる。
なお、以下の説明では、車両10の前進方向を前方(図中では「F」で示す)とし、前方を向いた状態を基準にして、後方と、左方と、右方と(図中では、後方を「B」,左方を「L」,右方を「R」でそれぞれ示す)を定め、前後方向および左右方向の何れにも直交する方向を上下方向とする。したがって、左右方向は車両10の幅方向に相当し、前後方向は車両10の長さ方向に相当し、また、上下方向は車両10の高さ方向に相当する。また、本明細書では、車両10の幅方向の中央向きを内向き(幅方向の内側)とし、その反対向きを外向き(幅方向の外側)とする。
〔overall structure〕
FIG. 1 is a perspective view illustrating the configuration of a front bumper to which the side bumper structure of this embodiment is applied. Examples of the vehicle 10 (shown by a broken line) equipped with the
In the following description, the forward direction of the
車両10の前面下方には、車両10の前方からの衝撃を緩衝するために、フロントバンパー11が設けられている。フロントバンパー11は、車両10の幅方向(左右方向)に延びた形状を有しており、車両10の幅方向の中央に配置されたセンターバンパー12と、センターバンパー12の左右に配置された左右のサイドバンパー14とに3分割されている。
A
センターバンパー12と左右のサイドバンパー14とは、それぞれ、ボデーフレーム13に支持されている。ボデーフレーム13は、車両10の幅方向に延在し、車両10の前部で骨格をなす部材である。センターバンパー12と左右のサイドバンパー14とは、このボデーフレーム13の前面に配置され、車両10の前面下方部位の外表面を覆う。なお、図1では、ボデーフレーム13の一部のみが抽出して示されている。
The
〔サイドバンパー〕
以下では、サイドバンパー14に着目して、その構成を説明する。また、左右のサイドバンパー14は左右対称に構成されるため、以下の説明では、専ら左側のサイドバンパー14を例に挙げて説明を行う。
[Side bumper]
In the following, the configuration will be described focusing on the
図1に示す左右のサイドバンパー14は、ぞれぞれ、車両10の外観形状に沿って、車両10の前面から側面へ向かって湾曲した形状を有する。また、図1に示す左右のサイドバンパー14は、ぞれぞれ、サイドバンパー14の幅方向外側の端部が上方に向かって面状に延びるように、前方から見てL字形状に形成されている。
また、左右のサイドバンパー14には開口部15が設けられている。開口部15は、ボデーフレーム13(サイドバンパー14の後面側)に取り付けられたランプ(図示せず)の対向位置に配置されおり、この開口部15を通じて、ランプ(図示せず)からの光を車両10の前方に照射させる。
The left and
Further, the left and
図1に示す左右のサイドバンパー14は、前述したランプ(図示せず)の調整、交換,保守,点検等の作業を行う際の作業性を考慮して、ボデーフレーム13に対して開放自在に設けられている。
通常の使用状態では、サイドバンパー14は、図1において実線で示す閉鎖された状態にあり、例えばボルト,ラッチ機構などの係脱可能な係止機構(図示せず)によってボデーフレーム13に対して固定される。
一方、ランプ(図示せず)の調整、交換,保守,点検等の作業を行う際には、図1に示すサイドバンパー14は、符号14a,14bで示すように車両10の幅方向の外側へ向かって開放される。図1において、サイドバンパー14aの状態は開放途中であり、サイドバンパー14bは全開の状態を示しており、サイドバンパー14a,14bを二点鎖線で示す。
The left and
In a normal use state, the
On the other hand, when performing operations such as adjustment, replacement, maintenance, and inspection of lamps (not shown), the
このため、サイドバンパー14は、後述のヒンジ機構(図2〜図6において符号20)を介して、ボデーフレーム13に対して車両10の幅方向の外側へ向かって回動可能に取り付けられている。
図2は、左側のサイドバンパー14をボデーフレーム13に取り付けるための構造を車両10の前面上方から見た分解斜視図である。
ボデーフレーム13の幅方向外側の端部には、ボデー側ブラケット30が固定されている。図2に示すボデー側ブラケット30は、上下方向に延びた薄板状の部材で形成されている。ボデー側ブラケット30の前面側は、上下方向及び左右方向に延在する面をなし、この面がヒンジ機構20に対する固定面31として機能する。
Therefore, the
FIG. 2 is an exploded perspective view of the structure for attaching the
A body-
サイドバンパー14の幅方向外側の端部には、サイドバンパー側ブラケット40(図2において破線で示す)が固定されている。図2に示すサイドバンパー側ブラケット40は、上下方向に延びたL字形状の薄板状の部材で形成されている。このL字形状の一方の面42がサイドバンパー14の内側面に固定され、他方の面41がヒンジ機構20に対する固定面41として機能する。図1のようにサイドバンパー14が閉鎖された状態ではサイドバンパー側ブラケット40の固定面41はボデー側ブラケット30の固定面31と平行になっている。
A side bumper side bracket 40 (shown by a broken line in FIG. 2) is fixed to an end portion of the
ヒンジ機構20は、ボデー側ブラケット30とサイドバンパー側ブラケット40とに固定され、サイドバンパー14をボデーフレーム13に対して回動自在に支持する。
The
なお、前述した図1においては、作図の都合上、ボデーフレーム13の右端に固定されたボデー側ブラケット30と右側のサイドバンパー14に固定されたサイドバンパー側ブラケット40とが描かれており、左側のボデー側ブラケット30と左側のサイドバンパー側ブラケット40とは描かれていない。
Note that, in FIG. 1 described above, a
図3は、ヒンジ機構20を図2の矢印Aから見た斜視図である。図2及び図3に示すように、ヒンジ機構20は、複数の回動軸(図2,図3の例では、第一回動軸21と第二回動軸23との2つ)と、ボデー側ブラケット30に固定される固定側ブラケット22と、サイドバンパー側ブラケット40に固定される第一可動側ブラケット24と、第一回動軸21を介して固定側ブラケット22に回動自在に連結されるとともに第二回動軸23を介して第一可動側ブラケット24に回動自在に連結された第二可動側ブラケット26とを有する。
FIG. 3 is a perspective view of the
図2及び図3に示す固定側ブラケット22,第一可動側ブラケット24,第二可動側ブラケット26は、それぞれ、上下方向に延びた薄板状の部材からなる。
第一回動軸21と第二回動軸23とは、それぞれ上下方向に延び、互いに平行をなす。
第一回動軸21は、固定側ブラケット22の幅方向外側の側縁部22aと第二可動側ブラケット26の一方の側縁部26aとの間に設けられている。第二回動軸23は、第二可動側ブラケット26の他方の側縁部26bと第一可動側ブラケット24の幅方向内側の側縁部24aとの間に設けられている。
The fixed-
The first
The
また、固定側ブラケット22には、ヒンジ機構20をボデー側ブラケット30に固定するための第一ボルト(後述する図5,図6,図7の符号52)を挿通する孔22bが、上下二箇所に設けられている。
また、第一可動側ブラケット24には、ヒンジ機構20をサイドバンパー側ブラケット40に固定するための第二ボルト(後述する図4,図6の符号53)を挿通する孔24bが、上下二箇所に設けられている。
更に、固定側ブラケット22と第一可動側ブラケット24には、それぞれ、サイドバンパー14を閉鎖した状態で固定するための第三ボルト(後述する図4,図7の符号51)を挿通する孔22c,24cが、上下二箇所に設けられている。
In addition, the fixed
In addition, the first
Further, the fixed
図4,図5は、ヒンジ機構20を介してボデーフレーム13に取り付けられた左側のサイドバンパー14を車両10の前面上方から見た斜視図であって、図4はサイドバンパー14を閉鎖させた状態を示し、図5はサイドバンパー14を開放中の状態を示す。また、図6は、ボデー側ブラケット30とサイドバンパー側ブラケット40とを図5の矢印Bから見た斜視図である。なお、図4,図5のボデーフレーム13とサイドバンパー14とは、その一部を省略して描かれている。
4 and 5 are perspective views of the
図4,図5,図6に示すように、ヒンジ機構20の固定側ブラケット22はボデー側ブラケット30の固定面31(図2参照)に第一ボルト52により固定される。また、ヒンジ機構20の第一可動側ブラケット24とサイドバンパー側ブラケット40とが第二ボルト53により固定される。これにより、サイドバンパー14が、ヒンジ機構20を介して、ボデーフレーム13に対して車両10の幅方向外側へ向かって回動可能に取り付けられる。
図6に示すように、ボデー側ブラケット30には、固定側ブラケット22の孔22b(図3参照)に対応した位置に、第一ボルト52の挿通孔30bが設けられている。図6に示す各挿通孔30bは、左右方向に延びた長孔として形成されており、ボデー側ブラケット30に対するヒンジ機構20の取り付け位置を左右方向に微調整可能である。
また、図6に示すように、サイドバンパー側ブラケット40には、第一可動側ブラケット24の孔24b(図3参照)に対応した位置に、第二ボルト53の挿通孔40bが設けられている。図6に示す各挿通孔40bは、上下方向に延びた長孔として形成されており、サイドバンパー側ブラケット40に対するヒンジ機構20の取り付け位置を上下方向に微調整可能である。
As shown in FIGS. 4, 5, and 6, the fixed-
As shown in FIG. 6, the
Further, as shown in FIG. 6, the side
図4に示すように、サイドバンパー14を閉鎖させた状態では、ヒンジ機構20は、固定側ブラケット22と第二可動側ブラケット26と第一可動側ブラケット24とをZ字状に折り重ねた状態になる。
なお、サイドバンパー14を閉鎖させた状態で、ボデー側ブラケット30の孔30c(図6参照)と、固定側ブラケット22の孔22cと、サイドバンパー側ブラケット40の孔40c(図6参照)と、第一可動側ブラケット24の孔24cとに、第三ボルト51を挿通し、第三ボルト51の締結によりサイドバンパー14を閉鎖状態で固定してよい。
また、図3に示す固定側ブラケット22の孔22cの周囲は、車両10の前方に向かって肉厚に形成されている。これは、図4に示すサイドバンパー14の閉鎖状態において、固定側ブラケット22と第一可動側ブラケット24との間の隙間を埋めるためである。
As shown in FIG. 4, in the state where the
In the state where the
The periphery of the
ヒンジ機構20が上記のように配設された第一回動軸21と第二回動軸23とを有するため、図4に示す閉鎖状態からサイドバンパー14を回動させるとき、第一回動軸21と第二回動軸23とを軸にしてヒンジ機構20を前方へ開き、サイドバンパー14を車両10の前方へ移動させることができる。
図5は、サイドバンパー14を車両10の前方へ移動させた状態を示している。このようにサイドバンパー14を車両10の前方に移動させつつ(図1の符号14aを参照)、サイドバンパー14を全開状態(図1の符号14bを参照)まで回動させることができる。
Since the
FIG. 5 shows a state in which the
〔作用,効果〕
以上説明した本実施形態によれば、ヒンジ機構20を介してサイドバンパー14を回動させるとき、サイドバンパー14を車両10の前方へ移動させつつ幅方向外側へ向けて回動させる。このため、サイドバンパー14と周囲に配置された他の部材との間隔を十分に開けてサイドバンパー14を車両10に対して回動させることができる。
したがって、二つの回動軸21,23を有するヒンジ機構を用いたシンプルな構造でありながら、サイドバンパー14を開放させる際に、サイドバンパー14の周囲に配置された他の部材との干渉を避けることが容易になる。
このように、本実施形態のサイドバンパー構造は、サイドバンパー14の開放時に、回動軸を第一回動軸21と第二回動軸23とに変えられることにより、広く開放することができる。
[Action and effect]
According to the present embodiment described above, when the
Therefore, while having a simple structure using the hinge mechanism having the two
As described above, in the side bumper structure of the present embodiment, when the
図7は図4の矢印Cからボデー側ブラケット30の後面側を見た図である。図7に示すように、車両10の内装部材70上には板状部材(ふさぎ板)60が配設されており、このふさぎ板60により、サイドバンパー14やボデー側ブラケット30等のサイドバンパー構造が覆われている。図7において、ボデー側ブラケット30とサイドバンパー14とのうち、ふさぎ板60により覆われた部分は、破線で示されている。図7に示すように、ふさぎ板60は、サイドバンパー14の幅方向外側の端部に近接して、配置されている。回動軸を一軸しか持たない従来のヒンジ機構を適用した場合、サイドバンパー14を開放させる際に、サイドバンパー14の端部がふさぎ板60に干渉することが考えられる。この点、本実施形態によれば、サイドバンパー14を車両10の前方へ移動させつつ幅方向外側へ向けて回動させることができるので、サイドバンパー14の幅方向外側の端部がふさぎ板60に干渉することを容易に避けることができる。
FIG. 7 is a view of the rear surface side of the
〔変形例〕
前述の実施形態では、ヒンジ機構20がサイドバンパー14の幅方向外側の端部に固定されており、サイドバンパー14を車両10の幅方向外側へ向けて回動させる場合を例に挙げて説明したが、別の例として、サイドバンパー機構は、ヒンジ機構20がサイドバンパー14の幅方向中央側の端部に固定され、サイドバンパー14を車両10の幅方向内側へ向けて回動させるように構成されてもよい。この場合、サイドバンパー14を開放させる際に、サイドバンパー14の幅方向中央側の端部が、例えばセンターバンパー12に干渉することを避けることができる。
[Modification]
In the above-described embodiment, the
また、ヒンジ機構20は、二つの回動軸21,23を有する構成に限らず、例えば、三つの回動軸,四つの回動軸を有する構成など、任意の複数の回動軸を有する構成であってもよい。
Further, the
10 車両
11 フロントバンパー
12 センターバンパー
13 ボデーフレーム
14 サイドバンパー
20 ヒンジ機構
21 第一回動軸
23 第二回動軸
22 固定側ブラケット
24 第一可動側ブラケット
26 第二可動側ブラケット
22a,24a,26a,26b 側縁部
22b,24b 孔
22a,24c 孔
30 ボデー側ブラケット
31 固定面
40 サイドバンパー側ブラケット
41 固定面
30b,40b 挿通孔
30c,40c 孔
51 第三ボルト
52 第一ボルト
53 第二ボルト
60 ふさぎ板
70 内装部材
10
Claims (1)
前記車両のボデーフレームに固定されたボデー側ブラケットと、
前記サイドバンパーに固定されたサイドバンパー側ブラケットと、
前記ボデー側ブラケットと前記サイドバンパー側ブラケットとに固定されるとともに、前記サイドバンパーを前記ボデーフレームに対して回動可能に支持するヒンジ機構とを備え、
前記ヒンジ機構は、複数の回動軸を有し、前記サイドバンパーを前記車両の前方に移動させながら回動させる
ことを特徴とするサイドバンパー構造。 A side bumper structure in a front bumper, which is provided on the front surface of a vehicle and includes a center bumper arranged in the center in the width direction of the vehicle and side bumpers arranged on the left and right of the center bumper,
A body side bracket fixed to the body frame of the vehicle,
A side bumper side bracket fixed to the side bumper,
A hinge mechanism that is fixed to the body side bracket and the side bumper side bracket and that rotatably supports the side bumper with respect to the body frame;
The hinge mechanism has a plurality of rotation shafts, and rotates while moving the side bumper in front of the vehicle.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018234445A JP2020093739A (en) | 2018-12-14 | 2018-12-14 | Side bumper structure |
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