JP2020088958A - 腕金用鳥害防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】腕金に容易に取り付けできる針山形の腕金用鳥害防止具を提供する。【解決手段】鳥害防止具10は、固定防止具本体1、一対の可動防止具本体2・2、及び支持金具3を備える。固定防止具本体1は、第1基板1bと複数の針体1pを有する。可動防止具本体2は、第2基板2bと複数の針体2pを有する。第2基板2bは、腕金Aの長手方向に沿って、第1基板1bとスライド自在に連結している。支持金具3は、腕金Aを導入できる一組の把持片3a・3bを有する。支持金具3は、第1基板1bをその底部側から支持する支持部31を有する。又、支持金具3は、絶縁操作棒5で把持できる把持部32を有する。鳥害防止具10は、避雷器Arに干渉することなく、腕金Aに設置できる。【選択図】図1

Description

本発明は、腕金用鳥害防止具に関する。特に、絶縁操作棒を用いて、無停電状態で電気工事を実施できる間接活線工事に適した腕金用鳥害防止具であって、カラス又は鳩などの鳥類が電柱に固定した腕金に営巣することで発生する鳥害を防止する腕金用鳥害防止具の構造に関する。
例えば、電柱は、四角パイプ状の腕金を略水平状態で装架している。腕金は、ピン碍子を介して、架空送電線を支持している。カラス又は鳩などの鳥類が電柱に固定した腕金に営巣すると、鳥類の糞が電気装柱物に付着するなどの鳥害が発生する心配がある。このため、複数の傘の骨組み状の鳥害防止具、いわゆる、アンブレラボーン形の鳥害防止具を腕金に立設することで、鳥類の飛来を防止する鳥害対策が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、先端の尖った針体を林立した、いわゆる、針山形の鳥害防止具を腕金の上面に設置することで、鳥類の飛来を防止する鳥害対策も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2014−117269号公報 特開平11−289644号公報
図9は、従来技術によるアンブレラボーン形の鳥害防止具の構成を示す側面図である。図10は、従来技術によるアンブレラボーン形の鳥害防止具を拡大した状態で示す正面図である。なお、本願の図9と図10は、特許文献1の図1と図2に相当している。
図9又は図10を参照すると、従来技術によるアンブレラボーン形の鳥害防止具8は、真直に延びる円筒状の主軸部材81と二つの円環状の分岐部材82を備えている。又、鳥害防止具8は、長さの異なる複数の枝棒83と二つの管状のスリーブ84を備えている。
図9又は図10を参照すると、分岐部材82は、主軸部材81を内部に挿入できる。枝棒83の基端部は、分岐部材82の外周に固定されている。そして、複数の枝棒83は、分岐部材82の遠心方向に放射状に配置されると共に、それらの先端部が分岐部材82から下り傾斜した状態で配置されている。
図9又は図10を参照すると、スリーブ84は、主軸部材81を内部に挿入している。主軸部材81の基端部と下段の分岐部材82の間に、一方のスリーブ84を介在させることで、主軸部材81の基端部から下段の分岐部材82までの高さを規定できる。又、上段の分岐部材82と下段の分岐部材82の間に、他方のスリーブ84を介在させることで、上段の分岐部材82と下段の分岐部材82の間隔を規定できる。更に、主軸部材81の先端部に石突81aを締結することで、鳥害防止具8の構成部材を一体化できる。
図9又は図10を参照すると、鳥害防止具8は、支持金具85を更に備えている。支持金具85は、L字状に屈曲した支持部材85aとL字状に屈曲したボルト部材85bを有している。又、支持金具85は、ナット部材85cと三角体状の押え部材85dを有している。
図10を参照すると、支持部材85aは、主軸部材81の基端部を挿通できる挿通孔を一片の先端部側に開口している。主軸部材81の基端部を前記挿通孔に挿通し、ナット部材91nを主軸部材81の基端部に締結することで、支持部材85aの先端部に鳥害防止具8を固定できる。又、支持部材85aの一片の基端部側は、腕金Aの上面に載置されると共に、支持部材85aの他片は、腕金Aの側面に対向配置されている。
図10を参照すると、ボルト部材85bは、その一端部が支持部材85aの一片に係止されている。又、ボルト部材85bは、雄ねじ部を他端部側に螺設している。支持部材85aの他片とボルト部材85bの一端部側が腕金Aの両側面に対向配置された状態では、ボルト部材85bの他端部側は、押え部材85dを貫通すると共に、支持部材85aの他片から突出している。そして、ボルト部材85bの雄ねじ部にナット部材85cを締結することで、支持金具85を介して、鳥害防止具8を腕金Aに支持できる。なお、押え部材85dは、その上面が腕金Aの下面に当接している。
図10を参照すると、腕金Aは、電柱Pに片持ち支持されている。又、腕金Aは、略水平状態に配置されている。腕金Aには、三つのピン碍子Piを略等間隔で配置している。図9を参照すると、一対の腕金A・Aは、電柱Pを挟んで略平行に配置されている。
図9又は図10を参照すると、特許文献1による鳥害防止具8は、隣接し合う一組のピン碍子Pi・Piの中央部に配置されると共に、対向する一対の腕金A・Aの中央部に配置されているので、複数の枝棒83の先端がピン碍子Piに接触することなく、複数の枝棒83が四つのピン碍子Piよりも内側の領域を覆うように放射状に配置され、鳥類の大きさに拘らず営巣を確実に防止することができる、としている。
又、図9又は図10を参照すると、特許文献1による鳥害防止具8は、複数の枝棒83が鉛直方向に間隔をあけて複数設けることができるので、複数の枝棒83の配置密度を小さくして、飛来する鳥類による営巣をより確実に防止することができる、としている。
図11は、従来技術による針山形の鳥害防止具の構成を示す斜視図であり、針山形の鳥害防止具を腕金に取り付けた状態図である。図12は、従来技術による針山形の鳥害防止具の構成を示す斜視分解組立図である。
又、図13は、従来技術による針山形の鳥害防止具の右側面図であり、針山形の鳥害防止具を腕金に取り付ける手順を示す状態変化図である。図14は、従来技術による針山形の鳥害防止具を取り付けようとする腕金の装柱図である。図15は、図14の要部を拡大した右側面図である。
なお、本願の図11と図12は、特許文献2の図5と図2に相当している。又、本願の図13は、特許文献2の図4に相当している。
図11又は図12を参照すると、従来技術による針山形の鳥害防止具9は、防止具本体91とC形の支持金具92で構成している。防止具本体91は、鳥類が腕金Aに飛来して営巣することを防止できる。防止具本体91は、絶縁性を有する合成樹脂で成形されている。支持金具92は、防止具本体91を腕金Aに取り付けでき、防止具本体91を支持できる。
図11又は図12を参照すると、防止具本体91は、帯板状の格子板91gと先端の尖った複数の針体91pを備えている。格子板91gは、長手方向に延びる複数の竪桟部材911と、竪桟部材911と略直交する複数の横桟部材912で構成している。針体91pは、竪桟部材911と横桟部材912の交点、又は、横桟部材912の端縁部から立設している。
図11又は図12を参照すると、支持金具92は、一組の把持片92a・92bと連結片92cを有している。一組の把持片92a・92bは、所定の間隔を設けて略平行に配置されている。一組の把持片92a・92bは、それらの先端部にボルト挿通孔92hを開口している。連結片92cは、一組の把持片92a・92bの基端部同士を連結している。
図11又は図12を参照すると、一組の把持片92a・92bの間には、腕金Aをその側面方向から導入できる。腕金Aを一組の把持片92a・92bの間に導入後に、ボルト挿通孔92hにボルト部材93を挿通し、ボルト部材93の先端部側にナット部材Nを締結することで、支持金具92を腕金Aに固定できる。
図11又は図12を参照すると、支持金具92は、矩形の挟持板94を更に備えている。挟持板94は、一方の把持片92aの上面に溶接で接合している。挟持板94は、その一側部から一対の鉤状の嵌合片94a・94aを立設している。又、挟持板94は、その他側部から一対の鉤状の係止片94b・94bを立設している。そして、嵌合片94aと係止片94bは、対向配置されている。
図11又は図12を参照して、嵌合片94aと係止片94bとの間隔は、防止具本体91に形成した一組の竪桟部材911・911が嵌合する寸法を有している。一方の竪桟部材911を一対の嵌合片94a・94aに嵌合させた後に、他方の竪桟部材911を一対の係止片94b・94bに押し込むことにより、防止具本体91を挟持板94に取り付けることができる。
次に、このように構成した鳥害防止具9の腕金Aへの取り付け手順を説明する。最初に、図11を参照して、腕金Aに突設したピン碍子Piから腕金Aの端部に至る長さに合うように、長尺に形成した格子板91gを切断して、防止具本体91を寸法採りする。そして、このように寸法採りした防止具本体91の長手方向の中央位置で、格子板91gの下面に支持金具92の挟持板94を取り付ける。
上記の取り付け手順は、図13(A)に示すように、防止具本体91の下方に支持金具92を配置する。次に、支持金具92の挟持板94に向って、格子板91gを押し付けることで、一対の嵌合片94a・94aの間に、一組の竪桟部材911・911を嵌入できる(図11参照)。そして、図13(B)に示すように、支持金具92は、防止具本体91を支持できる。
次に、図13(C)を参照して、支持金具92の連結片92cを絶縁操作棒5の先端部に設けた工具部52で挟持する。次に、絶縁操作棒5を操作して、図13(D)に示すように、一組の把持片92a・92bの間に腕金Aを導入して、支持金具92を掛止する。
次に、図13(E)を参照して、絶縁操作棒5を用いて、把持片92a・92bに開口したボルト挿通孔92hにボルト部材93を上側から挿通する。図示しない絶縁操作棒の先端部に取り付けたボックスレンチにナット部材Nを装着し、図示しない絶縁操作棒を操作することで、図13(F)に示すように、把持片92bの下側からボルト部材93にナット部材Nを締結できる。これにより、図11に示すように、針山形の鳥害防止具9を腕金Aの上面に固定できる。
図9又は図10に示したアンブレラボーン形の鳥害防止具8と、図11から図13に示した針山形の鳥害防止具9を対比すると、アンブレラボーン形の鳥害防止具8は、針山形の鳥害防止具9と比べて、構成が複雑なので、一般に単価が高い。したがって、複数の針山形の鳥害防止具9を腕金に配列することが、設置費用の面では好ましい。
又、アンブレラボーン形の鳥害防止具8と、針山形の鳥害防止具9を対比すると、アンブレラボーン形の鳥害防止具8は、針山形の鳥害防止具9と比べて、複数の枝棒83で構成した外形が大きく、間接活線工事用の絶縁操作棒を用いて、腕金を迂回した縁線などを配設した腕金に取り付けるには、困難なことが多いという問題がある。
一方、図14を参照すると、電柱Pは、腕金Aの中央部を支持している。腕金Aの一端部側には、二個のピン碍子Pi・Piを配置している。一方のピン碍子Piは、腕金Aの一端部側の端部に配置されている。他方のピン碍子Piは、腕金Aの一端部側の電柱P寄りに配置されている。腕金Aの他端部側には、一個のピン碍子Piを端部に配置している。
又、図14を参照すると、腕金Aは、三個の避雷器Arを支持している。避雷器Arは、ピン碍子Piに隣接配置されている。腕金Aの一端部側には、二個の避雷器Ar・Arを配置している。一方の避雷器Arは、腕金Aの一端部側に配置されている。他方の避雷器Arは、腕金Aの一端部側の電柱P寄りに配置されている。腕金Aの他端部側には、一個の避雷器Arを端部に配置している。
図15を参照すると、避雷器Arは、支持バンドBs及びアレスタ取り付け金具Brを介して、腕金Aに支持されている。避雷器Arの線路側端子T1には、ピン碍子Piに係留された分岐線(図示せず)が接続されている。避雷器Arの接地側端子T2には、接地線(図示せず)が接続されている。図示しない接地線の末端部は、地中へ接地されている。以上の構成により、避雷器Arは、雷などにより生ずる過度的な異常高電圧から配電機器を保護できる。
ところで、前述したように、特許文献2による針山形の鳥害防止具9は、防止具本体91の長手方向の中央位置に支持金具92を取り付けた後に(図11参照)、支持金具92を腕金Aに固定している。したがって、図14を参照して、腕金Aの一端部側では、防止具本体91が二個のアレスタ取り付け金具Br・Brに干渉して、鳥害防止具9の取り付けが困難になるという問題がある。又、腕金Aの他端部側では、防止具本体91が端部のアレスタ取り付け金具Brに干渉して、鳥害防止具9の取り付けが困難になるという問題がある。
図14を参照して、防止具本体91がピン碍子Piに隣接した避雷器Arのアレスタ取り付け金具Brに干渉しないように、防止具本体91の端部を切断する作業を地上で実施することになるので、作業効率を低下させるという問題がある。
間接活線工事用の絶縁操作棒を用いて、複数のピン碍子及びピン碍子に隣接した避雷器を支持した腕金に容易に取り付けできる針山形の腕金用鳥害防止具が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、間接活線工事用の絶縁操作棒を用いて、複数のピン碍子及びピン碍子に隣接した避雷器を支持した腕金に容易に取り付けできる針山形の腕金用鳥害防止具を提供することを目的とする。
本発明者は、複数の避雷器を支持した腕金に支持金具を固定し、支持金具に固定した針山形の固定防止具本体に対して、一対の針山形の可動防止具本体が腕金の長手方向に沿って、スライド自在に固定防止具本体の両側面と連結させることで、上記の課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たな針山形の腕金用鳥害防止具を発明するに至った。
(1)本発明による腕金用鳥害防止具は、複数のピン碍子、及び、このピン碍子に隣接した避雷器を支持した腕金に設置できる針山形の腕金用鳥害防止具であって、帯板状の第1基板、及び、前記第1基板からその長手方向に林立し、先端の尖った複数の針体で構成した固定防止具本体と、前記第1基板と略同じ長さと幅を形成した帯板状の第2基板、及び、前記第2基板からその長手方向に林立し、先端の尖った複数の針体を有し、前記腕金の長手方向に沿って、前記第1基板とスライド自在に連結した一対の可動防止具本体と、前記腕金をその側面側から導入自在に対向配置した一組の把持片、及び、これらの把持片の基端部同士を連結した連結片を有するC形の支持金具と、を備え、前記支持金具は、一方の前記把持片から立設し、前記第1基板をその底部側から支持する支持部と、他方の前記把持片から突出し、間接活線工事用の絶縁操作棒で把持できる把持部と、を有している。
(2)記第1基板は、その両側面から突出したアリ溝レールを有し、前記第2基板は、前記アリ溝レールに嵌合するアリ溝を一方の側面に有していることが好ましい。
(3)前記支持金具は、両端部を一方の前記把持片に回動自在に連結した回動軸と、頭部を前記回動軸にT字状に接合したボルト部材と、前記ボルト部材のねじ部と螺合できる一つ以上のナット部材と、を更に備え、他方の前記把持片は、先端縁から切り欠き、前記ボルト部材を外周方向から導入できる切り欠き部を有し、前記切り欠き部に前記ボルト部材を導入した状態から、前記ナット部材を他方の前記把持片に締結することで、前記支持金具を前記腕金に固定できることが好ましい。
本発明による腕金用鳥害防止具は、複数の避雷器を支持した腕金に支持金具を固定し、支持金具に固定した針山形の固定防止具本体に対して、一対の針山形の可動防止具本体が腕金の長手方向に沿って、スライド自在に固定防止具本体の両側面と連結しているので、複数の避雷器と干渉することなく、腕金用鳥害防止具を腕金に設置できる。
本発明の一実施形態による腕金用鳥害防止具の構成を示す斜視図である。 前記実施形態による腕金用鳥害防止具の要部を拡大した斜視図である。 前記実施形態による腕金用鳥害防止具に備わる支持金具の構成を示す図であり、図3(A)は、支持金具の正面図、図3(B)は、支持金具の平面図、図3(C)は、支持金具の右側面図、図3(D)は、支持金具の左側面図、図3(E)は、支持金具の下面図である。 前記実施形態による腕金用鳥害防止具の使用状態を示す正面図であり、腕金用鳥害防止具を腕金に装着する前の状態図である。 前記実施形態による腕金用鳥害防止具の使用状態を示す正面図であり、腕金用鳥害防止具を腕金に装着した状態図である。 前記実施形態による腕金用鳥害防止具を取り付けようとする腕金の装柱図である。 本発明による腕金用鳥害防止具を操作するための絶縁操作棒の構成を示す正面図である。 図7の要部を拡大した正面図である。 従来技術によるアンブレラボーン形の鳥害防止具の構成を示す側面図である。 従来技術によるアンブレラボーン形の鳥害防止具を拡大した状態で示す正面図である。 従来技術による針山形の鳥害防止具の構成を示す斜視図であり、針山形の鳥害防止具を腕金に取り付けた状態図である。 従来技術による針山形の鳥害防止具の構成を示す斜視分解組立図である。 従来技術による針山形の鳥害防止具の右側面図であり、針山形の鳥害防止具を腕金に取り付ける手順を示す状態変化図である。 従来技術による針山形の鳥害防止具を取り付けようとする腕金の装柱図である。 図14の要部を拡大した右側面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
本発明による腕金用鳥害防止具の構成を説明する前に、本発明による腕金用鳥害防止具を操作するための絶縁操作棒の構成を説明する。
(絶縁操作棒の構成)
図7又は図8を参照すると、絶縁操作棒5は、長尺の操作棒51と工具部52で構成している。又、絶縁操作棒5は、作動棒53を備えている。工具部52は、操作棒51の先端部に取り付けている。
図7又は図8を参照すると、工具部52は、開閉する一対の湾曲した把持腕5a・5bで構成している。そして、一方の把持腕5aは、基端部が固定された固定腕であり、他方の把持腕5bは、一方の把持腕5aの基端部に設けた回動軸5cを中心に回動する可動腕となっている。
図7を参照すると、作動棒53は、操作棒51に沿って保持されている。作動棒53の先端部は、他方の把持腕5bに回動自在に連結している。そして、作動棒53の基端部に設けた操作レバー54を操作すると、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bを開閉できる。絶縁操作棒5は、操作棒51及び作動棒53の中間部が絶縁性を有するプラスチックパイプなどで構成され、間接活線工法に好適なように、絶縁性を確保している。
図7を参照して、操作レバー54を握って、操作レバー54を操作棒51に近づけると、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bを閉じることができる。操作レバー54を解放すると、操作レバー54に連結したばね(図示せず)の力で、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bを開くことができる。図7又は図8は、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bが最大に開いた状態を示している。
図7又は図8を参照して、一方の把持腕5aは、先細り状の把持爪51aを突出している。把持爪51aは、把持面50aを形成している。把持面50aは、回動軸5cの回転中心から遠心方向に沿って略平行に形成されている。同様に、他方の把持腕5bは、先細り状の把持爪51bを突出している。把持爪51bは、把持面50bを形成している。把持面50bは、把持面50aと所定の開角を設けて配置されている。図7又は図8を参照して、操作レバー54を握ると、把持面50bを把持面50aに近づけることができる。
図7又は図8に示した絶縁操作棒5は、高所に配置された高圧配電線などを一対の把持爪51a・51bで把持できる、いわゆる「絶縁ヤットコ」になっている。
[腕金用鳥害防止具の構成]
(全体構成)
次に、本発明の一実施形態による腕金用鳥害防止具の構成を説明する。なお、従来技術で用いた符号と同じ符号を付した構成品は、その作用を同じにするので、以下説明を省略することがある。
図1から図6を参照すると、本発明の一実施形態による腕金用鳥害防止具(以下、鳥害防止具と略称する)10は、腕金Aに設置できる。腕金Aは、略水平状態で電柱Pに装架されている。又、腕金Aは、三つのピン碍子Pi、及び、ピン碍子Piに隣接した避雷器Arを支持している。
図1から図6を参照して、鳥害防止具10を腕金Aに設置することで、鳥類などが飛来して腕金Aに営巣することを防止できる。
図1から図6を参照すると、鳥害防止具10は、固定防止具本体1、一対の可動防止具本体2・2、及び、C形の支持金具3を備えている。固定防止具本体1は、帯板状の第1基板1bと先端の尖った複数の円錐体状の針体1pで構成している。複数の針体1pは、第1基板1bからその長手方向に林立している。第1基板1b及び複数の針体1pは、絶縁性を有する合成樹脂で一体に構成することが好ましい。
図1から図6を参照すると、可動防止具本体2は、帯板状の第2基板2bと先端の尖った複数の円錐体状の針体2pで構成している。複数の針体2pは、第2基板2bからその長手方向に林立している。第2基板2b及び複数の針体2pは、絶縁性を有する合成樹脂で一体に構成することが好ましい。
図1から図6を参照すると、第2基板2bは、第1基板1bと略同じ長さと幅を形成している。実施の形態では、針体2pの個数及び形状は、針体1pの個数及び形状と同じにしている。針体2pの個数及び形状は、針体1pの個数及び形状と異ならせてもよい。
図1から図5を参照すると、支持金具3は、一組の把持片3a・3bと連結片3cを有している。一組の把持片3a・3bは、所定の間隔を設けて略平行に配置されている。一組の把持片3a・3bには、腕金Aをその側面側から導入できる。連結片3cは、一組の把持片3a・3bの基端部同士を連結している。
図2又は図3(A)を参照すると、第1基板1bは、その両側面から突出したアリ溝レール1r・1rを有している。第2基板2bは、アリ溝2dを一方の側面に有している。アリ溝レール1rは、アリ溝2dに嵌合できる。アリ溝レール1rをアリ溝2dに嵌合することで、固定防止具本体1に対して、一対の可動防止具本体2・2を支持できる。又、アリ溝レール1rをアリ溝2dに嵌合することで、腕金Aの長手方向に沿って、固定防止具本体1に対して、一対の可動防止具本体2・2を案内できる。
例えば、図2を参照して、アリ溝2dは、V溝21vと円弧溝21sで構成することができる。V溝21vは、アリ溝2dの長手方向に沿った一方の内壁に形成している。又、円弧溝21sは、アリ溝2dの長手方向に沿った他方の内壁に形成している。
又、図2から図5を参照すると、支持金具3は、一方の把持片3aから立設した支持部31を有している。実体として、支持部31は、円柱部材で構成している。支持部31は、第1基板1bをその底部側から支持している。
一方、図2から図5を参照すると、支持金具3は、他方の把持片3bから突出した把持部32を有している。実体として、把持部32は、連結片3cの外面に溶接で接合した矩形板で構成している(図3(D)参照)。把持部32は、間接活線工事用の絶縁操作棒5で把持できる(図7又は図8参照)。
図1から図6を参照すると、実施形態による鳥害防止具10は、帯板状の第1基板1b、及び、第1基板1bに林立した複数の針体1pで構成した固定防止具本体1、帯板状の第2基板2b、及び、第2基板2bに林立した複数の針体2pで構成した一対の可動防止具本体2・2、及び、腕金Aに固定できるC形の支持金具3と、を備え、複数の避雷器Arを支持した腕金Aに支持金具3を固定し、支持金具3に固定した針山形の固定防止具本体1に対して、一対の針山形の可動防止具本体2・2が腕金Aの長手方向に沿って、スライド自在に固定防止具本体1の両側面と連結しているので、複数の避雷器Arと干渉することなく、鳥害防止具10を腕金Aに設置できる。
(支持金具の構成)
次に、実施形態による支持金具3の構成を説明する。図1から図5を参照すると、支持金具3は、回動軸33s、ボルト部材33、及び、一つ以上のナット部材Nを更に備えている。回動軸33sは、その両端部を一方の把持片3aに形成した折り曲げ片と回動自在に連結している。ボルト部材33は、その頭部を回動軸33sにT字状に接合している。ナット部材Nは、ボルト部材33のねじ部と螺合できる。
図2又は図3(E)を参照すると、他方の把持片3bは、先端縁から切り欠いた切り欠き部33dを有している。切り欠き部33dには、ボルト部材33を外周方向から導入できる。
図3又は図5を参照して、切り欠き部33dにボルト部材33を導入した状態から、ナット部材Nを他方の把持片3bに締結することで、支持金具3を腕金Aに固定できる。
[腕金用鳥害防止具の作用]
次に、実施形態による鳥害防止具10の操作手順を説明しながら、鳥害防止具10の作用及び効果を説明する。
最初に、図4を参照して、ボルト部材33を起立した状態で、一対の把持腕5a・5bで把持部32を把持する。次に、絶縁操作棒5を操作して、一組の把持片3a・3bの間に、腕金Aをその側面側から導入する。
次に、図5を参照して、ボルト部材33を時計方向に回動して、ボルト部材33の先端部側を切り欠き部33dに導入する(図2参照)。次に、図5を参照して、ボルト部材33にナット部材Nを締結することで、一組の把持片3a・3bで腕金Aを挟持できる。実施形態による支持金具3は、ボルト部材33が把持片3aに回動自在に連結しているので、従来の支持金具92と比べて、操作が容易であるという長所がある。
図1又は図6を参照すると、電柱Pは、腕金Aの中央部を支持している。腕金Aの一端部側には、二個のピン碍子Pi・Piを配置している。一方のピン碍子Piは、腕金Aの一端部側の端部に配置されている。他方のピン碍子Piは、腕金Aの一端部側の電柱P寄りに配置されている。腕金Aの他端部側には、一個のピン碍子Piを端部に配置している。
又、図1又は図6を参照すると、腕金Aは、三個の避雷器Arを支持している。避雷器Arは、ピン碍子Piに隣接配置されている。腕金Aの一端部側には、二個の避雷器Ar・Arを配置している。一方の避雷器Arは、腕金Aの一端部側に配置されている。他方の避雷器Arは、腕金Aの一端部側の電柱P寄りに配置されている。腕金Aの他端部側には、一個の避雷器Arを端部に配置している。
図1又は図6を参照すると、一方の鳥害防止具10は、一対の可動防止具本体2・2を固定防止具本体1に向けてスライドすることで、その全長を低減でき、一組の避雷器Ar・Arとの干渉を回避できる。他方の鳥害防止具10は、他方の可動防止具本体2を固定防止具本体1に向けてスライドすることで、端部に配置した避雷器Arとの干渉を回避できる。
実施形態による鳥害防止具10は、避雷器Arに干渉しないように、支持金具3を腕金Aに固定できる。そして、固定防止具本体1に対して、可動防止具本体2をスライドすることで、避雷器Arに干渉することなく、鳥害防止具10を腕金に設置できる。
又、実施形態による鳥害防止具10は、避雷器Arを配置していない場合においても、ピン碍子Piに干渉しないように、支持金具3を腕金Aに固定できる。そして、固定防止具本体1に対して、可動防止具本体2をスライドすることで、ピン碍子Piに干渉することなく、鳥害防止具10を腕金に設置できる。
本発明による腕金用鳥害防止具は、以下の効果が期待できる。
(1)間接活線工事用の絶縁操作棒を用いて、針山形の鳥害防止具を腕金に容易に取り付けることができる。
(2)針山形の鳥害防止具を腕金に取り付けた後に、防止具本体を最適な位置へスライドして全長を調整できる。
(3)避雷器を支持した腕金に容易に取り付けできる。
1 固定防止具本体
1b 第1基板
1p 針体
2 可動防止具本体
2b 第2基板
2p 針体
3 支持金具
3a・3b 一組の把持片
3c 連結片
5 絶縁操作棒
10 鳥害防止具(腕金用鳥害防止具)
31 支持部
32 把持部
A 腕金
Ar ピン碍子
Pi 避雷器

Claims (3)

  1. 複数のピン碍子、及び、このピン碍子に隣接した避雷器を支持した腕金に設置できる針山形の腕金用鳥害防止具であって、
    帯板状の第1基板、及び、前記第1基板からその長手方向に林立し、先端の尖った複数の針体で構成した固定防止具本体と、
    前記第1基板と略同じ長さと幅を形成した帯板状の第2基板、及び、前記第2基板からその長手方向に林立し、先端の尖った複数の針体を有し、前記腕金の長手方向に沿って、前記第1基板とスライド自在に連結した一対の可動防止具本体と、
    前記腕金をその側面側から導入自在に対向配置した一組の把持片、及び、これらの把持片の基端部同士を連結した連結片を有するC形の支持金具と、を備え、
    前記支持金具は、
    一方の前記把持片から立設し、前記第1基板をその底部側から支持する支持部と、
    他方の前記把持片から突出し、間接活線工事用の絶縁操作棒で把持できる把持部と、を有している、腕金用鳥害防止具。
  2. 前記第1基板は、その両側面から突出したアリ溝レールを有し、
    前記第2基板は、前記アリ溝レールに嵌合するアリ溝を一方の側面に有している、請求項1記載の腕金用鳥害防止具。
  3. 前記支持金具は、
    両端部を一方の前記把持片に回動自在に連結した回動軸と、
    頭部を前記回動軸にT字状に接合したボルト部材と、
    前記ボルト部材のねじ部と螺合できる一つ以上のナット部材と、を更に備え、
    他方の前記把持片は、先端縁から切り欠き、前記ボルト部材を外周方向から導入できる切り欠き部を有し、
    前記切り欠き部に前記ボルト部材を導入した状態から、前記ナット部材を他方の前記把持片に締結することで、前記支持金具を前記腕金に固定できる、請求項1又は2記載の腕金用鳥害防止具。
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