JP2020087745A - 投光器及び光電センサ - Google Patents

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Koji Matsuda
孝司 松田
福井 厚司
Koji Fukui
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Abstract

【課題】出射光の照度分布を均一にする。【解決手段】投光器11は、第1のシリンドリカルレンズ21が設けられた第1の光学素子20と、第2のシリンドリカルレンズ31が設けられた第2の光学素子とを備える。第2の光学素子30は、第2のシリンドリカルレンズ31を通過した光を、進行方向に対して90°の向きに反射させる複数のプリズム33が形成された反射面32と、反射面32で反射された光が出射する出射面35とを有する。反射面32の包絡線は、入光光線軸に対して面の両外周側の傾きが面中央部の傾きよりも大きい曲線で表される面で構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、投光器及び光電センサに関するものである。
従来より、出射面、それに対向する底面、及び出射面と底面間の側端面からなる入射面を有する板状物からなる導光板が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、導光板の底面に、入射面に沿う方向の斜面からなる凸部又は凹部が周期的に形成された構成が開示されている。ここで、入射面から入射された光が、底面の凸部又は凹部の長辺面の傾斜角に基づいて平行な角度で反射されることで、出射光の平行光化を図るようにしている。
特許第3184103号公報
ところで、LED等の光源の不均一、光ファイバを通過した後の配光の不均一、組み立てばらつき等に起因して、導光板の入射面に入射される光量が変化することがある。この場合には、導光板の底面で反射した光の光量分布がばらつき、出射光の照度分布を均一にすることができなくなるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、出射光の照度分布を均一にすることにある。
本発明は、投光器であって、入射した光を一方向の軸に平行となる平行光にする第1のシリンドリカルレンズが設けられた第1の光学素子と、前記第1の光学素子を通過した光を、前記一方向の軸に対して90°の軸の向きに略平行となる平行光にする第2のシリンドリカルレンズが設けられた第2の光学素子とを備え、前記第2の光学素子は、前記第2のシリンドリカルレンズを通過した光を、進行方向に対して90°の向きに反射させる複数のプリズムが形成された反射面と、該反射面で反射された光が出射する出射面とを有し、前記反射面の包絡線が、入光光線軸に対して面の両外周側の傾きが面中央部の傾きよりも大きい曲線で表される面で構成されている。
本発明によれば、出射光の照度分布を均一にすることができる。
本実施形態に係る光電センサの構成を示す正面図である。 投光器の光学系を示す斜視図である。 投光器の光学系を示す正面図である。 投光器の反射面中央部のプリズム拡大図である。 投光器の反射面奥側のプリズム拡大図である。 投光器の反射面手前側のプリズム拡大図である。 光電センサの物体検出領域の照度分布を示すグラフ図である。 光電センサにおける、物体遮光距離と光量の関係を示すグラフ図である。 比較例としての投光器の光学系を示す正面図である。 比較例としての光電センサの物体検出領域の照度分布を示すグラフ図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、光電センサ10は、光を投射する投光器11と、光を受光する受光器15とを備えている。投光器11と受光器15とは、互いに向かい合うように配置されている。
投光器11は、ケース12と、ケース12内に収納された第1の光学素子20及び第2の光学素子30と、ケース12に接続された光ファイバ13とを有する。
光ファイバ13には、LED等の光源14が接続されている。光源14から照射された光は、光ファイバ13内を導光して、投光器11の第1の光学素子20に入光する。
第1の光学素子20の出射側には、第1のシリンドリカルレンズ21が設けられている(図2も参照)。第1の光学素子20に入光した光は、第1の光学素子20内を広がり、第1のシリンドリカルレンズ21によって、図1で奥行方向に平行となる平行光に曲げられ、第2の光学素子30に入光する。
第2の光学素子30の入射側には、第2のシリンドリカルレンズ31が設けられている(図2も参照)。第2の光学素子30の第2のシリンドリカルレンズ31に入光した光は、図1で上下方向に略平行となる平行光に曲げられ、第2の光学素子30内を導光する。
そして、光は、第2の光学素子30の反射面32に形成された微細なプリズム33(図4A参照)によって90°反射されて、第2の光学素子30の出射側の面35から投光器11外部に出射される。
投光器11の外部に出射された光は、所定の検出領域を通過して、受光器15で受光される。受光器15は、投光器11に対向して配置されており、基本的な構成は、投光器11と略同様である。
具体的に、受光器15は、ケース12と、ケース12内に収納された第1の光学素子20及び第2の光学素子30と、ケース12に接続された光ファイバ13とを有する。光ファイバ13には、光量検知器16が接続されている。
投光器11から出射された光は、受光器15の入射側の面35に入光する。第2の光学素子30に入光した光は、第2の光学素子30内を導光して、反射面32に形成された微細なプリズム33(図4A参照)によって90°反射される。
反射面32で反射された光は、第2の光学素子30の第2のシリンドリカルレンズ31に入光して、図1で上下方向に集光するように曲げられ、第1の光学素子20に入光する。第1の光学素子20の第1のシリンドリカルレンズ21に入光した光は、図1で奥行方向に集光するように曲げられ、光ファイバ13に入光する。このように、受光器15では、投光器11の経路と逆方向に光が反射、集光されて、光ファイバ13に入光される。
光ファイバ13に入光した光は、光ファイバ13内を導光して、光量検知器16に入光する。ここで、投光器11と受光器15との間の検出領域を通過する光線を遮るような物体があると、光量検知器16で光量が減少するため、物体の有無を検出することができる。
また、光量検知器16で受光された受光量に基づいて検出領域の遮光状態を検出することにより、被検出物体の位置や寸法等を測定することができる。
ここで、第1の光学素子20及び第2の光学素子30の材質は、光を透過して屈折する材料であれば、どのような材料でも良く、例えば、ガラスやPMMAなどの透明プラスチックが挙げられる。
なお、投光器11と受光器15を水平面に配置する場合は、両者の位置は可変であるが、垂直面に配置する場合は、投光器11を下側に、受光器15を上側にするのが好ましい。これにより、受光器15の入射側の面35への埃の付着を低減でき、センサの誤作動を減らしてメンテナンス性が向上できる。
−投光器の光学系について−
図2及び図3に示すように、光ファイバ13から出射された光は、第1の光学素子20内を広がりながら導光する。そして、第1のシリンドリカルレンズ21によって、図3で奥行方向に平行となる平行光に曲げられ、第2の光学素子30に入光する。第2の光学素子30の第2のシリンドリカルレンズ31に入光した光は、図3で上下方向に平行となる平行光に曲げられ、第2の光学素子30内を導光する。
第2の光学素子30の反射面32には、微細なプリズム33が形成されている。ここで、微細なプリズム33を有する反射面32の包絡線が、入光光線軸に対して面の両外周側の傾きが面中央部の傾きよりも大きい曲線で表される面で構成されている。
具体的に、反射面32の包絡線の曲線は、例えば、3次以上の多次元関数、コーニック非球面、ベジェ曲線、又は2本以上の直線を連結した折れ線で表される。
これにより、光ファイバ13からの光度分布が、中央部分が強く周囲が弱い光であったとしても、光線を反射する反射面の密度を精密に調整することが可能となり、出射する光を均一にすることができるようになる。
そして、光は、第2の光学素子30の反射面32に形成された微細なプリズム33(図4A参照)によって90°反射されて、第2の光学素子30の出射側の面35から投光器11外部に出射される。
図3に示す例では、反射面32の形状は、3次関数である。図3の中央側では、反射面32の傾斜が緩く、図3の右側(第2のシリンドリカルレンズ31から見て手前側)及び左側(第2のシリンドリカルレンズ31から見て奥側)の傾斜が大きくなっている。
図4Aに示すように、入射光線と反射面包絡線中央部との間の角度θ2aが小さいと、反射面32の密度(プリズム面数)が少なくなっている。
図4Bに示すように、入射光線と反射面包絡線奥側との間の角度θ2bが大きいと、反射面32の密度(プリズム面数)が増えて、照度が向上する。
図4Cは、図4Bと同じく、入射光線と反射面包絡線奥側との間の角度θ2cが大きいと、反射面32の密度(プリズム面数)が増えて、照度が向上する。
ここで、それぞれの角度の関係は、下記の(1)式及び(2)式で表される。
θ2b>θ2a ・・・(1)
θ2c>θ2a ・・・(2)
このとき、反射面中央部の入射光線とプリズム反射面との間の角度θ1aと、反射面奥側の入射光線とプリズム反射面との間の角度θ1bと、反射面手前側の入射光線とプリズム反射面との間の角度θ1cとは一定である。また、この3つの領域以外の反射面32全域において、角度は一定である。このことにより、光の反射する角度は、90°に一定に保たれる。なお、反射する角度が90°に限らず、設計により任意であることは言うまでもない。
また、第2の光学素子30の第2のシリンドリカルレンズ31が、入光した光を平行光にする曲面に限定されるわけでなく、平行からやや拡散する方向に屈折させる曲面としても良い。この場合には、照度分布の周辺部をより明るくすることができ、組立時の第1の光学素子20や第2の光学素子30の位置ずれなどに対してロバストとすることができる。
そして、曲線状の反射面32で反射した光は、90°向きが変化する。ここで、第2の光学素子30の出射側の面35は、凹レンズ状に形成されている。反射面32で反射した光は、凹レンズ状の面35で少し拡散されて出射される。
このように、第2の光学素子30の出射側を凹レンズ状の面35とすることで、光軸中心を通る光線30aと、照度分布の周辺部、つまり、反射面32の手前側で反射する光線30bと反射面32の奥側で反射する光線30cとを明るくすることができる。
このようにして得られる照度分布の結果を、図5のグラフ図に示す。図5に示すように、照度分布が横軸に一定に保たれている。このように、周辺部を中央部よりも若干明るくすることで、第2の光学素子30の位置ずれのロバスト性を上げることができる。
図6に、本実施形態の光電センサにおける、物体遮光距離と光量の関係をグラフ図で示す。照度分布が一定となることから、検出領域で物体の大きさや物体の移動量に対して光量変動を一定に(リニアに)することが可能となる。
以下、比較例として、図7に示す形状の第2の光学素子130を用いた場合について説明する。
図7に示すように、第2の光学素子130の反射面132は、直線状に形成されている。反射面132には、微細なプリズム133が形成されている。第2の光学素子130の出射側の面135は、平面状に形成されている。
第2の光学素子130の第2のシリンドリカルレンズ131に入光した光は、図7で上下方向に平行となる平行光に曲げられ、第2の光学素子130内を導光する。
そして、光は、第2の光学素子130の反射面132に形成された微細なプリズム133によって90°反射されて、第2の光学素子130の出射側の面135から投光器11外部に出射される。
ここで、光源の配光分布は、中心で明るく、外周部で暗い分布を持つため、出射した光は、光軸中心を通る光線130aは明るく、反射面132の手前側で反射する光線130bと反射面132の奥側で反射する光線130cは暗くなる。
このようにして得られる照度分布の結果を、図8のグラフ図に示す。図8に示すように、照度は中央が明るく、そこから周辺になると暗くなる山形の分布となっている。このように、本実施形態の光電センサ10の方が、比較例の光電センサに比べて、照度分布が横軸に一定に保たれていることが分かる。
以上のように、本実施形態に係る光電センサ10によれば、検出領域の投影平面における照度分布を均一化することができ、物体の場所によって光量検知器16の光量変化に差が生じるのを抑えることができる。これにより、物体の大きさや移動幅を、光量検知器16の光量から換算した場合であっても、誤差が生じることなく、定量的に測定することができる。
本発明は、光電センサを用いた物体の大きさや変位量の計測に有用である。
10 光電センサ
11 投光器
15 受光器
20 第1の光学素子
21 第1のシリンドリカルレンズ
30 第2の光学素子
31 第2のシリンドリカルレンズ
32 反射面
33 プリズム
35 出射面

Claims (6)

  1. 入射した光を一方向の軸に平行となる平行光にする第1のシリンドリカルレンズが設けられた第1の光学素子と、
    前記第1の光学素子を通過した光を、前記一方向の軸に対して90°の軸の向きに略平行となる平行光にする第2のシリンドリカルレンズが設けられた第2の光学素子とを備え、
    前記第2の光学素子は、前記第2のシリンドリカルレンズを通過した光を、進行方向に対して90°の向きに反射させる複数のプリズムが形成された反射面と、該反射面で反射された光が出射する出射面とを有し、
    前記反射面の包絡線が、入光光線軸に対して面の両外周側の傾きが面中央部の傾きよりも大きい曲線で表される面で構成される、
    ことを特徴とする投光器。
  2. 請求項1において、
    前記第2の光学素子の反射面の包絡線の曲線が、3次以上の多次元関数、コーニック非球面、ベジェ曲線、又は2本以上の直線を連結した折れ線、で表される、
    ことを特徴とする投光器。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第2の光学素子の反射面において、複数のプリズム反射面と入光光線の光軸との間の角度が一定である、
    ことを特徴とする投光器。
  4. 請求項1から3のうち何れか1つにおいて、
    前記第2の光学素子の第2のシリンドリカルレンズは、入光した光を平行光又は平行よりも拡散する方向に屈折させる曲面状に形成されている、
    投光器。
  5. 請求項1から4のうち何れか1つにおいて、
    前記第2の光学素子の出射面は、平面状又は凹面状に形成されている、
    投光器。
  6. 請求項1から5のうち何れか1つに記載の投光器と、
    前記投光器に対向して配置され、該投光器から投光された光を受光する受光器とを備えた、
    光電センサ。
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