JP2020087076A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】集団毎に設定された共有メニューについて、項目や順番等が固定されたメニューと比較して、その集団内の他の者とは異なる使い方をしている操作者であっても、項目を見つけることが容易にできる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置のメニュー表示手段は、複数人の集団毎に定められた複数の項目によって構成されている共有メニューが設定されており、共有メニューについて、集団による利用頻度により表示内容が決定される第1共有メニューの表示、又は、集団内の操作者による利用頻度により表示態様が決定される第2共有メニューの表示、のいずれかを行い、制御手段は、集団に所属するある操作者によって共有メニューの表示が指示された場合に、操作者の利用の傾向が、集団毎の利用の傾向に類似する度合いが低い場合に、第2共有メニューを表示するよう制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、表示領域に画像を表示する表示部と、所定のカテゴリに従って分類された利用可能な機能について、各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御部と、ユーザーにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定部とを備え、前記設定部は、前記利用頻度に応じて、前記利用可能な機能から同一カテゴリに分類された複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、前記表示制御部は、前記設定部により設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付部が受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させることが開示されている。
特許文献2には、ユーザーによる機能の実際の利用状況に近づけるように、ユーザーに利用された機能の利用頻度をオブジェクトの表示に反映させるユーザーインタフェースを提供することを課題とし、表示装置は、利用可能な機能に対応したオブジェクトを含む機能の一覧画面を表示させるホームアプリケーションから、機能の利用が指示されると、機能の利用回数を更新し、表示装置は、機能の利用時間の計測を開始し、その機能の利用画面を表示中か否かを判断し、表示装置は、利用画面の表示を終了すると、利用時間の計測を終了し、表示装置は、機能の利用回数と合計の利用時間とに応じて利用頻度を示す利用スコアを算出し、利用スコアを用いて各機能の表示属性を設定し、表示装置は、表示属性に従ってオブジェクトの表示態様を規定し機能の一覧画面を表示することが開示されている。
特許文献3には、ネットコンテンツを含む情報に割り当てられたチャンネルをユーザーが選択することにより、その選択したチャンネルに対応する前記情報を受信し、ユーザーに提示する受信装置において、複数のチャンネルが複数のチャンネルセットに分類されており、ユーザーは、前記複数のチャンネルセットのうち、現在のチャンネルセットとして設定されているチャンネルセットに分類されている複数のチャンネルの中から、前記チャンネルを選択可能であり、複数のチャンネルに対応する前記情報を特定するデータが記述されたチャンネルセット定義記述を記憶する記憶手段と、ユーザーによってチャンネルセットが選択された場合、選択されたチャンネルセットに対応する前記チャンネルセット定義記述を前記記憶手段から取得し、前記現在のチャンネルセットを、前記選択されたチャンネルセット定義記述に切り替えるチャンネルセット管理手段と、チャンネルに対応付けられた、前記情報を利用可能な複数のアプリケーションプログラムを保持し、チャンネルの切り替えに応じて実行するアプリケーションプログラムを切り替え、選択されたチャンネルに応じてアプリケーションプログラムの起動を行うアプリケーションプログラム制御手段とを備え、前記チャンネルセット定義記述内のチャンネルの記述として、さらに複数のチャンネルのリストを並べた第2のチャンネルセット定義記述の名称が記述され、前記第2のチャンネルセット定義記述内には、前記第2のチャンネルセット定義記述を参照したチャンネルセット定義記述の識別子を記述していることが開示されている。
特許第5481503号公報 特開2013−161412号公報 特許第4813497号公報
機器を用いるための操作画面を表示する際に、予め定められたメニュー以外に、複数人の集団毎に定められた複数の項目によって構成されている共有メニューを表示することが行われている。
その共有メニュー内の項目が多くなった場合、必要とする項目を見つけるのが容易ではなくなってしまうことがある。特に、その集団用に適した共有メニューになっているので、その集団には属しているが、その集団内の他の者とは異なる使い方をしている操作者にとっては、使いづらいこととなってしまう。
本発明は、集団毎に設定された共有メニューについて、項目や順番等が固定されたメニューと比較して、その集団内の他の者とは異なる使い方をしている操作者であっても、項目を見つけることが容易にできる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、情報処理装置であって、複数人の集団毎に定められた複数の項目によって構成されている共有メニューが設定されており、該共有メニューについて、該集団による利用頻度により表示内容が決定される第1共有メニューの表示、又は、該集団内の操作者による利用頻度により表示態様が決定される第2共有メニューの表示、のいずれかを行うメニュー表示手段と、操作者によって選択された前記共有メニュー内の項目を、該操作者毎及び該操作者が所属する集団毎に利用頻度を計数する計数手段と、前記集団に所属するある操作者によって前記共有メニューの表示が指示された場合に、当該操作者の前記情報処理装置の利用の傾向が、前記集団毎の前記情報処理装置の利用の傾向に類似する度合いが低い場合に、前記第2共有メニューを表示するよう制御する制御手段と、を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記制御手段は、前記類似の度合いが予め定められた閾値より高い又は以上である場合、前記第1共有メニューを表示するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記制御手段は、前記操作者の利用頻度が予め定められた閾値より少ない又は以下である場合、元の共有メニューを表示するよう制御する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記集団は、操作者が属している組織又は操作者の役割に応じて生成されたものである、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、操作者の前記役割を示すベクトルを用いたクラスター化によって、前記集団は生成されたものである、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記制御手段は、前記共有メニュー内に新たな項目が追加された場合は、該項目を前記第1共有メニュー及び前記第2共有メニュー内で高い優先度があるとして表示するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記制御手段は、前記新たな項目が前記共有メニュー内に追加された後、該項目の表示回数が予め定められた回数未満又は以下である場合は、該項目を前記第1共有メニュー及び前記第2共有メニュー内で高い優先度があるとして表示するよう制御する、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、情報処理装置であるコンピュータを、複数人の集団毎に定められた複数の項目によって構成されている共有メニューが設定されており、該共有メニューについて、該集団による利用頻度により表示内容が決定される第1共有メニューの表示、又は、該集団内の操作者による利用頻度により表示態様が決定される第2共有メニューの表示、のいずれかを行うメニュー表示手段と、操作者によって選択された前記共有メニュー内の項目を、該操作者毎及び該操作者が所属する集団毎に利用頻度を計数する計数手段と、前記集団に所属するある操作者によって前記共有メニューの表示が指示された場合に、当該操作者の前記情報処理装置の利用の傾向が、前記集団毎の前記情報処理装置の利用の傾向に類似する度合いが低い場合に、前記第2共有メニューを表示するよう制御する制御手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、集団毎に設定された共有メニューについて、項目や順番等が固定されたメニューと比較して、その集団内の他の者とは異なる使い方をしている操作者であっても、項目を見つけることが容易にできる。
請求項2の情報処理装置によれば、類似の度合いが高い場合、第1共有メニューを表示するよう制御することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、そもそも利用頻度が少ない操作者である場合、元の共有メニューを表示するよう制御することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、集団として、操作者が属している組織又は操作者の役割に応じて生成されたものを用いることができる。
請求項5の情報処理装置によれば、集団を生成するのに、操作者の役割を示すベクトルを用いたクラスター化を用いることができる。
請求項6の情報処理装置によれば、共有メニュー内に新たな項目が追加された場合は、その項目を第1共有メニュー及び第2共有メニュー内で高い優先度で表示するよう制御することができる。
請求項7の情報処理装置によれば、新たな項目が共有メニュー内に追加された後、その項目が知られるようになるまでは、その項目を第1共有メニュー及び第2共有メニュー内で高い優先度で表示するよう制御することができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、集団毎に設定された共有メニューについて、項目や順番等が固定されたメニューと比較して、その集団内の他の者とは異なる使い方をしている操作者であっても、項目を見つけることが容易にできる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 ユーザー・グループ管理テーブル、ユーザー・役割管理テーブル、ユーザー・集団管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 利用頻度管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 共有アイコン管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ログ管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を用いない場合の共有処理の表示例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 新アイコン管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスクドライブ、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、機器のインタフェース機能を有しており、図1の例に示すように、メニュー表示制御モジュール110、計数モジュール120、ユーザー操作受付モジュール130、ログ記憶モジュール140、処理モジュール150を有している。例えば、情報処理装置100は、機器のアプリケーションの起動を指示する画面の制御を行う。
ここで「機器」として、複数人で使用するものであって、例えば、事務機器である複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等の画像処理装置であってもよいし、情報家電、ロボット等であってもよい。
メニュー表示制御モジュール110は、計数モジュール120と接続されている。メニュー表示制御モジュール110は、複数人の集団毎に定められた複数の項目によって構成されている共有メニューが設定されており、その共有メニューについて、その集団による利用頻度による第1共有メニューの表示、又は、その集団内の操作者による利用頻度による第2共有メニューの表示、のいずれかを行うように制御する。なお、共有メニュー内には、複数の項目(アイコン)が設定されている。具体的には、共有メニューである「共有アイコン」が選択されると、複数のアイコンを表示するように制御する。ただし、操作者によっては、第1共有メニュー又は第2共有メニューのいずれかの表示を行うように制御する。もちろんのことながら、第1共有メニュー内の項目(又は項目の表示順位)と、第2共有メニュー内の項目(又は項目の表示順位)は異なるものである。
また、メニュー表示制御モジュール110は、操作者の利用頻度とその操作者が所属する集団の利用頻度と類似する度合い(以下、類似度ともいう)に応じて、いずれかを表示するように制御してもよい。
具体的には、メニュー表示制御モジュール110は、類似度が予め定められた閾値より高い又は以上である場合、第1共有メニューを表示するように制御してもよい。そして、メニュー表示制御モジュール110は、類似度が予め定められた閾値未満又は以下である場合、第2共有メニューを表示するように制御してもよい。
また、メニュー表示制御モジュール110は、集団に所属するある操作者によって共有メニューの表示が指示された場合に、その操作者の情報処理装置100の利用の傾向が、集団ごとの情報処理装置100の利用の傾向に類似する度合いが低い場合に、第2共有メニューを表示するように制御してもよい。ここで「類似する度合いが低い」とは、予め定められた閾値と類似する度合いとを比較して、類似する度合いが、その閾値未満又は以下となる場合をいう。
また、メニュー表示制御モジュール110は、操作者の利用頻度が予め定められた閾値より少ない又は以下である場合、元の共有メニューを表示するように制御してもよい。
集団は、操作者が属している組織又は操作者の役割に応じて生成されたものであってもよい。つまり、後者(操作者の役割に応じて生成された集団)の場合、集団は、役割に応じて可変であってもよい。
例えば、後者として、操作者の役割を示すベクトルを用いたクラスター化によって生成したものであってもよい。
ここで「役割」として、例えば、部門(操作者が属している組織)、地位、職歴、対象機器の利用日時等があり、これらをベクトルの要素とすればよい。
「クラスター化」の手法として、階層クラスター分析、k−means法等がある。
また、メニュー表示制御モジュール110は、共有メニュー内に新たな項目が追加された場合は、その項目を第1共有メニュー及び第2共有メニュー内で高い優先度があるとして表示するように制御してもよい。
例えば、メニュー表示制御モジュール110は、新たな項目が共有メニュー内に追加された後、その項目の表示回数が予め定められた回数未満又は以下である場合は、項目を第1共有メニュー及び第2共有メニュー内で高い優先度があるとして表示するように制御してもよい。
ここで「高い優先度があるとして表示する」は、対象の項目の表示順位、形態(形状、模様、色彩、動的に変化すること(例えば、フラッシュ、アニメーション等)、点滅(点滅における変更対象は、点滅を行うか否か、点滅を行っている期間、点滅の間隔等がある)、又は、これらの組み合わせ)を他の項目の形態とは異ならせて表示することである。例えば、表示順位をA番以内(例えば、3番以内等)にすること、他の項目を黒色を用いて表示しているが、対象の項目を赤色を用いて表示すること、「新」等の文字を付加して表示すること等が該当する。
計数モジュール120は、メニュー表示制御モジュール110、ログ記憶モジュール140と接続されている。計数モジュール120は、操作者によって選択された共有メニュー内の項目を、その操作者毎及びその操作者が所属する集団毎に利用頻度を計数する。
具体的には、計数モジュール120は、ログ記憶モジュール140内に記憶されている操作ログを参照して、その操作者によって操作された項目の回数、その操作者が所属する集団(その集団の構成員全員)によって操作された項目の回数を計数し、その結果をメニュー表示制御モジュール110に渡す。
ユーザー操作受付モジュール130は、ログ記憶モジュール140と接続されている。ユーザー操作受付モジュール130は、機器における操作を受け付ける。そして、操作ログをログ記憶モジュール140に記憶させる。例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、音声、視線、ジェスチャ等を用いたユーザーの操作によって選択された項目を受け付ける。
ログ記憶モジュール140は、計数モジュール120、ユーザー操作受付モジュール130と接続されている。ログ記憶モジュール140は、ユーザー操作受付モジュール130によって受け付けられた操作を記憶する。例えば、後述する図7に例示するログ管理テーブル700を記憶する。また、ログ管理テーブル700以外に、後述するユーザー・グループ管理テーブル400、ユーザー・役割管理テーブル450、ユーザー・集団管理テーブル480、利用頻度管理テーブル500、共有アイコン管理テーブル600、共有アイコン管理テーブル650、新アイコン管理テーブル1100等を記憶していてもよい。
処理モジュール150は、ユーザー操作受付モジュール130が受け付けた操作にしたがって処理を行うように制御する。具体的には、操作者によって選択された項目に対応するアプリケーションの処理を機器が行うように制御する。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100は、画像処理装置200A、画像処理装置200B、画像処理装置200Cと通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
画像処理装置200には表示装置(液晶ディスプレイ、有機EL(organic Electro−Luminescence)ディスプレイ等)が備え付けられており、その表示装置における表示は、情報処理装置100によって制御される。以下、画像処理装置200での表示は、情報処理装置100の制御によるものである。また、画像処理装置200での操作は、情報処理装置100に送信され、操作ログとして記憶される。
各画像処理装置200では、操作者がログインを行い、その画像処理装置200を操作する。ログインによって、どの操作者が操作を行ったかがわかる。そして、操作者は何らかの集団に所属しており、画像処理装置200ではその集団における共有メニューが表示される。共有メニューが選択された場合、その共有メニュー内の項目として、第1共有メニュー又は第2共有メニューのいずれかを表示させる。具体的には、その操作者が集団内の他の人と同様の操作(つまり、その集団内で標準的な操作)を行っている場合は第1共有メニューを表示し、その操作者が集団内の他の人とは異なる操作(つまり、その集団内では特異な操作)を行っている場合は第2共有メニューを表示する。
なお、情報処理装置100は、画像処理装置200内に備え付けられていてもよい。その場合、情報処理装置100は、備え付けられている画像処理装置200だけのユーザーインタフェースを制御してもよいし、通信回線290によって通信可能となっている他の画像処理装置200のユーザーインタフェースを制御してもよい。
例えば、次のように利用される。
(1)経理部経理課のAさん、Bさん、Cさんが画像処理装置200Aを利用している。この場合、Aさん、Bさん、Cさんの役割は「経理」(集団の一例)である。
(2)画像処理装置200Aを使用していくうちに、利用頻度に応じた共有メニュー内のアイコンの並び順に変化が生じる(初期の頃の並び順と現在の並び順とが異なる)。ただし、Aさん、Bさん、Cさんの利用頻度の傾向は同じであり、3人における共有メニュー内のアイコンの並び順は同じである。
(3)ここで、新たにDさんが「経理」役割で入社したとする。初めての利用でも、「経理」役割に適した並び順で画像処理装置200Aを活用することができるようになる。
(4)Aさんは管理職に昇進したため承認関係の作業が増える。なお、役割は「経理」のままである。
(5)Aさんが承認関係のアプリケーションの利用頻度が高まり、他の「経理」のユーザーの利用における利用頻度との類似度が低下し、Aさんの利用頻度に合わせた並び順で表示される。この場合、Bさん、Cさん、Dさんにおける共有メニュー内のアイコンの並び順と、Aさんにおける共有メニュー内のアイコンの並び順は異なったものになっている。共有メニュー内のアイコンの数も異なっていてもよい。例えば、Aさんがまったく利用しないアイコンは表示しないようにしてもよい。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、利用者(操作者)を識別する。例えば、利用者が画像処理装置200にログインすることによって、利用者を識別する。具体的には、ICカードの読み取り、ユーザー名とパスワードの入力、指紋等の生体認証等がある。
ステップS304では、全体メニューを表示するよう制御する。画像処理装置200は、表示装置に初期メニューを表示するよう制御する。その中に、共有アイコンが含まれている。
ステップS306では、利用者による「共有アイコン」選択を検知する。もちろんのことながら、共有アイコン以外の他のアイコンが選択された場合は、その選択されたアイコンに対応する処理(ステップS328と同等の処理)を行う。
ステップS308では、その利用者の役割を取得する。例えば、ユーザー・役割管理テーブル450を用いて、利用者の役割を取得する。
図4は、ユーザー・グループ管理テーブル400、ユーザー・役割管理テーブル450、ユーザー・集団管理テーブル480のデータ構造例を示す説明図である。図4(b)は、ユーザー・役割管理テーブル450のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー・役割管理テーブル450は、ユーザーID欄455、役割欄460を有しており、役割欄460は、部門欄462、地位欄464、職歴欄466、利用日時欄468等を有している。ユーザーID欄455は、本実施の形態において、ユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID:IDentification)を記憶している。役割欄460は、そのユーザーの役割を記憶している。部門欄462は、そのユーザーが所属している部門を記憶している。地位欄464は、そのユーザーの地位(リーダー、課長、部長等の職位等)を記憶している。職歴欄466は、そのユーザーの職歴を記憶している。利用日時欄468は、そのユーザーがその機器を過去に利用した日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。
また、ユーザー・役割管理テーブル450(利用者の役割)の代わりに、ユーザー・グループ管理テーブル400から、その利用者が所属している組織(図4の例ではグループ)を取得してもよい。図4(a)は、ユーザー・グループ管理テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー・グループ管理テーブル400は、ユーザーID欄405、グループID欄410を有している。ユーザーID欄405は、ユーザーIDを記憶している。グループID欄410は、本実施の形態において、そのユーザーが属するグループを一意に識別するための情報(グループID)を記憶している。
また、ユーザー・役割管理テーブル450の役割欄460から集団IDを算出して、ユーザー・集団管理テーブル480を生成し、そのユーザー・集団管理テーブル480から利用者が所属する集団を抽出してもよい。図4(c)は、ユーザー・集団管理テーブル480のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー・集団管理テーブル480は、ユーザーID欄485、集団ID欄490を有している。ユーザーID欄485は、ユーザーIDを記憶している。集団ID欄490は、本実施の形態において、そのユーザーが属する集団を一意に識別するための情報(集団ID)を記憶している。なお「役割欄460から集団IDを算出」として、例えば、役割欄460内の各項目の値から構成されるベクトルを生成し、そのベクトルをクラスター化することによって集団を生成する。なお、クラスター化は、既存の技術であるクラスタリング(教師なしデータ分類手法の一種)であって、ウォード法、K平均法等を用いればよい。
ステップS310では、集団利用頻度を取得する。つまり、その利用者が所属している集団における共有メニュー内の項目の利用頻度を取得する。例えば、利用頻度管理テーブル500から取得すればよい。図5は、利用頻度管理テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。利用頻度管理テーブル500は、行方向に集団利用頻度欄505、ユーザーA利用頻度欄510、ユーザーB利用頻度欄515、ユーザーC利用頻度欄520等を有しており、列方向にアイコンIa欄555、アイコンIb欄560、アイコンIc欄565等を有している。集団利用頻度欄505は、集団の利用頻度を記憶している。ユーザーA利用頻度欄510以下の各行は、ユーザーA、ユーザーB、ユーザーC等の利用頻度を記憶している。アイコンIa欄555以下の各列は、アイコンIa、アイコンIb、アイコンIcの利用頻度を記憶している。
利用頻度管理テーブル500を集団毎に生成する。この集団には、ユーザーA、B、C、…が属している。
集団利用頻度欄505のアイコンIa欄555のセルは、その集団においてアイコンIaが利用された回数を記憶している。ユーザーA利用頻度欄510のアイコンIa欄555のセルは、ユーザーAによってアイコンIaが利用された回数を記憶している。ユーザーB利用頻度欄515のアイコンIa欄555のセルは、ユーザーBによってアイコンIaが利用された回数を記憶している。ユーザーC利用頻度欄520のアイコンIa欄555のセルは、ユーザーCによってアイコンIaが利用された回数を記憶している。
集団利用頻度欄505のアイコンIb欄560のセルは、その集団においてアイコンIbが利用された回数を記憶している。ユーザーA利用頻度欄510のアイコンIb欄560のセルは、ユーザーAによってアイコンIbが利用された回数を記憶している。ユーザーB利用頻度欄515のアイコンIb欄560のセルは、ユーザーBによってアイコンIbが利用された回数を記憶している。ユーザーC利用頻度欄520のアイコンIb欄560のセルは、ユーザーCによってアイコンIbが利用された回数を記憶している。
集団利用頻度欄505のアイコンIc欄565のセルは、その集団においてアイコンIcが利用された回数を記憶している。ユーザーA利用頻度欄510のアイコンIc欄565のセルは、ユーザーAによってアイコンIcが利用された回数を記憶している。ユーザーB利用頻度欄515のアイコンIc欄565のセルは、ユーザーBによってアイコンIcが利用された回数を記憶している。ユーザーC利用頻度欄520のアイコンIc欄565のセルは、ユーザーCによってアイコンIcが利用された回数を記憶している。
なお、利用頻度管理テーブル500内の内容(利用回数)は、図7の例を用いて後述するログ管理テーブル700を用いて計数すればよい。また、この利用回数は、その機器における全ての利用回数を計数したものであってもよいし、予め定められた期間(例えば、過去3ヶ月間等)における利用回数を計数したものであってもよい。
ステップS312では、その利用者による利用頻度を取得する。つまり、その利用者における共有メニュー内の項目の利用頻度を取得する。例えば、利用頻度管理テーブル500から取得すればよい。
ステップS314では、「利用者の利用回数<閾値A」であるか否かを判断し、「利用者の利用回数<閾値A」の場合はステップS320へ進み、それ以外の場合はステップS316へ進む。つまり、利用者が、未だ共有メニューを利用していない場合(例えば、利用者が初心者、その集団に所属してからの日が浅い等)、ステップS320へ進み、その集団における共有メニューを表示するよう制御している。逆に、十分に共有メニューを利用している場合は、ステップS316へ進み、個人専用の共有メニューを表示し得ることになる。「閾値A」として、予め定められた値(例えば、「10」等)を用いればよい。
ステップS316では、集団における利用頻度と利用者における利用頻度との類似度を算出する。例えば、正規化された、集団における利用頻度のベクトルと、利用者個人の利用頻度ベクトルの、コサイン類似度を算出するようにしてもよい。
ステップS318では、「閾値B<類似度(ステップS316で算出された類似度)」であるか否かを判断し、「閾値B<類似度」の場合はステップS320へ進み、それ以外の場合はステップS322へ進む。「閾値B」として、予め定められた値(例えば、「0.7」等)を用いればよい。
ステップS320では、集団利用頻度行列を採用する。つまり、その利用者が所属している集団における共有メニュー内の項目を採用する。具体的には、共有アイコン管理テーブル600を用いる。図6は、共有アイコン管理テーブル600、共有アイコン管理テーブル650のデータ構造例を示す説明図である。図6(a)は、共有アイコン管理テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。共有アイコン管理テーブル600は、集団ID欄605、表示順欄610を有しており、表示順欄610は、1位アイコン欄612、2位アイコン欄614等を有している。集団ID欄605は、集団IDを記憶している。表示順欄610は、その集団における共有メニュー内のアイコンの表示順を記憶している。1位アイコン欄612は、表示順が1位のアイコンを記憶している。2位アイコン欄614は、表示順が2位のアイコンを記憶している。表示順欄610は、利用頻度管理テーブル500の集団利用頻度欄505内の各アイコンの利用回数を降順にソートしたものを用いればよい。
ステップS322では、利用者利用頻度行列を採用する。つまり、その利用者における共有メニュー内の項目(利用者専用の共有メニュー)を採用する。具体的には、共有アイコン管理テーブル650を用いる。図6(b)は、共有アイコン管理テーブル650のデータ構造例を示す説明図である。共有アイコン管理テーブル650は、ユーザーID欄655、表示順欄660を有しており、表示順欄660は、1位アイコン欄662、2位アイコン欄664等を有している。ユーザーID欄655は、ユーザーIDを記憶している。表示順欄660は、その利用者における共有メニュー内のアイコンの表示順を記憶している。1位アイコン欄662は、表示順が1位のアイコンを記憶している。2位アイコン欄664は、表示順が2位のアイコンを記憶している。表示順欄660は、利用頻度管理テーブル500のその利用者を示すユーザーA利用頻度欄510等内の各アイコンの利用回数を降順にソートしたものを用いればよい。
ステップS324では、ステップS320又はステップS322で採用された共有メニューの一覧を表示するよう制御する。
ステップS326では、利用者による共有メニュー内のアイコン選択を検知する。
ステップS328では、そのアイコンに対応したアプリケーションを実行する。
ステップS330では、集団と利用者の利用頻度を更新する。例えば、ログ管理テーブル700に操作ログを登録する。図7は、ログ管理テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。ログ管理テーブル700は、ログID欄705、日時欄710、機器ID欄715、操作欄720、操作者欄725、集団ID欄730を有している。ログID欄705は、本実施の形態において、ログを一意に識別するための情報(ログID)を記憶している。日時欄710は、対象とする操作が発生した日時を記憶している。機器ID欄715は、本実施の形態において、機器を一意に識別するための情報(機器ID)を記憶している。もちろんのことながら、機器ID欄715での機器は、その操作が発生した機器である。操作欄720は、その操作を記憶している。操作者欄725は、その操作を行った操作者を記憶している。集団ID欄730は、その操作者が所属している集団の集団IDを記憶している。そして、このログ管理テーブル700の内容は、利用頻度管理テーブル500に反映される。
図8は、本実施の形態を用いない場合の共有処理の表示例を示す説明図である。
事務グループ(集団の一例)に属する利用者A:890aが利用する画面800aには、Copyアイコン802a、Scanアイコン804a、Faxアイコン806a、共有アイコン808a、iFaxアイコン810aを表示するよう制御する。利用者A:890aによって共有アイコン808aが選択された場合、事務グループにおいて共有されているアイコンを含む事務共有画面850aを表示するよう制御する。事務共有画面850aには、社員名簿アイコン852a、稟議処理アイコン854a、交通費アイコン856a、Coffee会費アイコン858a、経費処理アイコン860aを表示するよう制御する。ここで、事務共有画面850a(共有メニュー)に表示されるアイコン、その並び順は初期値が設定されている。個々のアイコン(アプリケーション)の利用頻度によって、並び順が変更される。
経理グループ(集団の一例)に属する利用者B:890bが利用する画面800bには、共有アイコン802b、Scanアイコン804b、Copyアイコン806bを表示するよう制御する。
ここで、利用者B:890bによって共有アイコン802bが選択された場合、経理グループにおいて共有されているアイコンを含む経理共有画面850bを表示するよう制御する。
経理グループに属する利用者C:890cが利用する画面800cには、Copyアイコン802c、共有アイコン804c、Scanアイコン806c、iFaxアイコン808cを表示するよう制御する。
ここで、利用者C:890cによって共有アイコン804cが選択された場合、経理グループにおいて共有されているアイコンを含む経理共有画面850bを表示するよう制御する。
経理共有画面850bには、売上予測アイコン852b、予算管理アイコン854b、予算執行アイコン856b、経費処理アイコン858b、社員名簿アイコン860b、稟議処理アイコン862bを表示するよう制御する。
なお、トップレベルのメニュー画面は、利用者毎にカスタマイズ(配置、種別、色、言語等)可能である。具体的には、画面800a、画面800b、画面800cでは、それぞれ異なるアイコンを(又は表示順位で)表示している。これは、それぞれの利用者(利用者A:890a、利用者B:890b、利用者C:890c)によって設定されたもの、又は、それぞれの利用者の利用頻度によって選択されたものが表示されている。ただし、各画面では、その利用者が所属しているグループでの共有メニューを示すアイコン(共有アイコン808a、共有アイコン802b、共有アイコン804c)を表示している。つまり、メニュー画面内に、「共有」アイコンを一つ以上配置可能としている。ここで、同じグループに所属している利用者であれば、具体的には、利用者B:890bと利用者C:890cにとっての経理共有画面850bのように、同じ画面を表示している。
なお、図8の例は、利用者C:890cも経理グループ(他の経理グループ員、例えば、利用者B:890b)と類似の利用頻度である場合における本実施の形態による表示例を示していると捉えてもよい。
図9は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
図8の例と同様に、経理グループに属する利用者C:890cが利用する画面800cには、Copyアイコン802c、共有アイコン804c、Scanアイコン806c、iFaxアイコン808cを表示するよう制御する。
ここで、利用者C:890cによって共有アイコン804cが選択された場合、経理グループにおいて共有されているアイコンを含む経理共有画面850bを表示するよう制御する。
経理共有画面850bには、売上予測アイコン852b、予算管理アイコン854b、予算執行アイコン856b、経費処理アイコン858b、社員名簿アイコン860b、稟議処理アイコン862bを表示するよう制御する。これは、経理グループ員における利用頻度順に並べられている。利用者C:890cは、経理グループにおける共有メニューの使い方が、他の経理ユーザーと同じ、又は類似しているからである。
一方、経理グループに属する利用者B:890bが利用する画面800bには、共有アイコン802b、Scanアイコン804b、Copyアイコン806bを表示するよう制御する。
ここで、利用者B:890bによって共有アイコン802bが選択された場合、経理グループであるが利用者B:890b専用の経理共有画面950bを表示するよう制御する。
経理共有画面950bには、予算執行アイコン952b、稟議処理アイコン954bを表示するよう制御する。利用者B:890bは、経理グループに属しているが、経理共有画面850bとは異なる内容が表示されている。利用者B:890bは、予算執行アイコン952bを最も多く利用し、次に稟議処理アイコン954bを利用し、他のアイコン(例えば、売上予測アイコン852b、予算管理アイコン854b、経費処理アイコン858b、社員名簿アイコン860b)の利用は無いからである。このように、利用者B:890bは、経理グループに属しているが、経理グループ員に標準に表示する経理共有画面850bではなく、利用者B:890b専用の経理共有画面950bを表示するよう制御している。利用者B:890bは、経理共有メニューの使い方が、他の経理ユーザーとは異なるからである。
また、共有アイコンを複数表示可能としてもよい。そして、そのアイコン毎に役割を設定してもよい。例えば、利用者が複数の役割を持つことを想定しており、その役割毎に共有アイコンを設定すればよい。なお、この場合、利用者の役割毎に利用頻度を集計する。
利用頻度の集計は複数の機器間で行ってもよい。その際は、利用者個人の利用頻度も機器間で共有する。
利用頻度の低いアイコンは別画面表示(又は、非表示)でもよい。また、共有メニューとして表示するアイコン数の上限を設けるようにしてもよい。
また、複数のアイコンのうち一部の並び順を固定してもよい。つまり、利用頻度の算出から除外して、固定的な位置に表示するよう制御してもよい。
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。新規に追加したアイコン(アプリケーション)は、予め定められた期間(回数)の間、上位に表示するよう制御したものである。つまり、最初のうちは、利用頻度が0回となり最後尾に表示されることになるので、周知させるために上位に表示させる処理である。
ステップS1002では、アイコンの共有メニュー内への登録日は現在から閾値X日以内であるか否かを判断し、閾値X日以内の場合はステップS1004へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1099)。
ステップS1004では、「表示回数<閾値Y回」であるか否かを判断し、「表示回数<閾値Y回」の場合はステップS1006へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1099)。
ステップS1006では、そのアイコンの表示順位をZ位以内とする。Zは、予め定められた値であり、例えば、「2」としてもよい。この場合、の登録日は現在から閾値X日以内であり、表示回数<閾値Y回である共有メニュー内のアイコンは、表示順位2位以内に表示するよう制御する。
なお、各アイコンは、新アイコン管理テーブル1100によって管理されている。図11は、新アイコン管理テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。新アイコン管理テーブル1100は、アイコンID欄1105、登録日欄1110、表示回数欄1115を有している。アイコンID欄1105は、本実施の形態において、アイコンを一意に識別するための情報(アイコンID)を記憶している。登録日欄1110は、そのアイコンの共有メニューへの登録日を記憶している。表示回数欄1115は、そのアイコンの表示回数を記憶している。なお、この表示回数は、利用者毎に計数されていてもよい。
図12を参照して、本実施の形態の情報処理装置100、画像処理装置200のハードウェア構成例について説明する。図12に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1217と、プリンタ等のデータ出力部1218を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1201は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、メニュー表示制御モジュール110、計数モジュール120、ユーザー操作受付モジュール130、処理モジュール150等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1202は、CPU1201が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1203は、CPU1201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1204により相互に接続されている。
ホストバス1204は、ブリッジ1205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1206に接続されている。
キーボード1208、マウス等のポインティングデバイス1209は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1210は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1209とディスプレイ1210の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード1208のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1211は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1201によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。HDD1211は、ログ記憶モジュール140等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1213に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1207、外部バス1206、ブリッジ1205、及びホストバス1204を介して接続されているRAM1203に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1213も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1214は、外部接続機器1215を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1214は、インタフェース1207、及び外部バス1206、ブリッジ1205、ホストバス1204等を介してCPU1201等に接続されている。通信部1216は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1217は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1218は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図12に示す情報処理装置100、画像処理装置200のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図12に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)や再構成可能な集積回路(field−programmable gate array:FPGA)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図12に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、前述の実施の形態の説明内での比較処理において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、例示であって、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…メニュー表示制御モジュール
120…計数モジュール
130…ユーザー操作受付モジュール
140…ログ記憶モジュール
150…処理モジュール
200…画像処理装置
290…通信回線

Claims (8)

  1. 情報処理装置であって、
    複数人の集団毎に定められた複数の項目によって構成されている共有メニューが設定されており、該共有メニューについて、該集団による利用頻度により表示内容が決定される第1共有メニューの表示、又は、該集団内の操作者による利用頻度により表示態様が決定される第2共有メニューの表示、のいずれかを行うメニュー表示手段と、
    操作者によって選択された前記共有メニュー内の項目を、該操作者毎及び該操作者が所属する集団毎に利用頻度を計数する計数手段と、
    前記集団に所属するある操作者によって前記共有メニューの表示が指示された場合に、当該操作者の前記情報処理装置の利用の傾向が、前記集団毎の前記情報処理装置の利用の傾向に類似する度合いが低い場合に、前記第2共有メニューを表示するよう制御する制御手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記類似の度合いが予め定められた閾値より高い又は以上である場合、前記第1共有メニューを表示するよう制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記操作者の利用頻度が予め定められた閾値より少ない又は以下である場合、元の共有メニューを表示するよう制御する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記集団は、操作者が属している組織又は操作者の役割に応じて生成されたものである、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 操作者の前記役割を示すベクトルを用いたクラスター化によって、前記集団は生成されたものである、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記共有メニュー内に新たな項目が追加された場合は、該項目を前記第1共有メニュー及び前記第2共有メニュー内で高い優先度があるとして表示するよう制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記新たな項目が前記共有メニュー内に追加された後、該項目の表示回数が予め定められた回数未満又は以下である場合は、該項目を前記第1共有メニュー及び前記第2共有メニュー内で高い優先度があるとして表示するよう制御する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置であるコンピュータを、
    複数人の集団毎に定められた複数の項目によって構成されている共有メニューが設定されており、該共有メニューについて、該集団による利用頻度により表示内容が決定される第1共有メニューの表示、又は、該集団内の操作者による利用頻度により表示態様が決定される第2共有メニューの表示、のいずれかを行うメニュー表示手段と、
    操作者によって選択された前記共有メニュー内の項目を、該操作者毎及び該操作者が所属する集団毎に利用頻度を計数する計数手段と、
    前記集団に所属するある操作者によって前記共有メニューの表示が指示された場合に、当該操作者の前記情報処理装置の利用の傾向が、前記集団毎の前記情報処理装置の利用の傾向に類似する度合いが低い場合に、前記第2共有メニューを表示するよう制御する制御手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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