JP2020086896A - 操作端末及びコンピュータプログラム - Google Patents

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拓哉 西浦
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Abstract

【課題】操作画面の遷移が完了する前であっても階層の上下関係を容易に把握することが可能な操作端末及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコン26〜30が表示された操作画面25を拡大する操作を受け付けた場合に、現時点の操作画面25の拡大率に応じて操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定し、決定された態様で操作対象アイコン上に項目を表示するとともに、操作対象アイコン上に表示される項目には、操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報を含むように構成する。【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザによる各種操作を受け付ける操作端末及びコンピュータプログラムに関する。
従来より、スマートフォンや携帯電話機などの携帯情報端末、ナビゲーション装置等の車載器、パーソナルコンピュータ等の電子機器では、ユーザは操作画面に表示されたアイコンをタッチパネルやキーボード等の操作手段を用いて操作することによって所望の機能を実行するように構成されている。
また、上記操作画面は一般的にアイコンをキーにした階層構造を有している。例えば、図9に示すように操作画面101に表示されたアイコンの内、アイコン102をユーザが操作することによって、下の階層の操作画面103が表示される。また、操作画面103には新たに複数のアイコンが表示される。そして、例えばその内のアイコン104をユーザが操作することによって、更に下の階層の操作画面105が表示される。このような階層間での操作画面の遷移を行う場合に、現在表示されている操作画面の階層内での位置を分かり易く示す手段として、例えば特開平7−271824号公報には、ユーザが操作する操作画面にインデックスを設けることが開示されている。
特開平7−271824号公報(第2−3頁、図1、図5)
ここで、上記特許文献1には、例えば操作画面を用いて施設検索を行う例が開示されている。具体的には、検索対象となる施設のジャンルを選択する第1の操作画面(特許文献1の図1)が表示された場合において、検索対象として例えばレストランのアイコンを選択すると、レストランの店舗名の一覧が表示された第2の操作画面(特許文献1の図5)へと遷移する。そして、第2の操作画面へと遷移した際に、レストランを示すマークがインデックスに新たに表示される。それによって現在表示されている第2の操作画面が第1の操作画面で検索対象としてレストランが選択されたことによって表示された操作画面であることを示す。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、操作画面が第1の操作画面から第2の操作画面へと完全に遷移した後に、タグに対してマークが表示される。即ち、下の階層の操作画面への遷移が完了しなければ階層の上下関係を把握できない問題があった。また、操作画面の上方に位置するタグはアイコンを操作するユーザの視界には入り難く、直感的に階層の上限関係が分かり難い問題もあった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、操作画面を拡大することによって、下層に位置する操作画面に関する情報が対応する操作対象アイコン上に表示されるので、操作画面の遷移が完了する前であっても階層の上下関係を容易に把握することが可能な操作端末及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る操作端末は、ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコンを操作画面に表示するアイコン表示手段と、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に、該操作対象アイコンに関連付けられた新たな操作画面を表示する画面表示手段と、ユーザの操作に基づいて前記操作画面を拡大する画面拡大手段と、前記操作画面を拡大する場合に、現時点の拡大率に応じて前記操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定する表示態様決定手段と、前記表示態様決定手段により決定された態様で前記操作対象アイコン上に前記項目を表示する項目表示手段と、を有し、前記操作対象アイコン上に表示される項目は、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報を含む。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、ユーザの操作に応じた操作画面の表示制御を行うプログラムである。具体的には、コンピュータを、ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコンを操作画面に表示するアイコン表示手段と、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に、該操作対象アイコンに関連付けられた新たな操作画面を表示する画面表示手段と、ユーザの操作に基づいて前記操作画面を拡大する画面拡大手段と、前記操作画面を拡大する場合に、現時点の拡大率に応じて前記操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定する表示態様決定手段と、前記表示態様決定手段により決定された態様で前記操作対象アイコン上に前記項目を表示する項目表示手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、前記操作対象アイコン上に表示される項目は、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報を含む。
前記構成を有する本発明に係る操作端末及びコンピュータプログラムによれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、下層に位置する操作画面に関する情報が対応する操作対象アイコン上に表示されるので、操作画面の遷移が完了する前であっても階層の上下関係を容易に把握することが可能となる。また、下層に位置する操作画面に関する情報は、操作画面の拡大率に応じた透過率で操作対象アイコン上に表示されるので、ユーザの拡大操作に応じて操作対象アイコン上に表示される情報の透過率を変化させ、視覚的により容易に階層の上下関係を把握させることが可能となる。
本実施形態に係るナビゲーションシステムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る通信端末の構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る画面操作処理プログラムのフローチャートである。 通信端末のディスプレイに表示される操作画面の一例を示した図である。 操作画面の階層構造を説明した図である。 操作対象アイコン上に表示する項目の分類例を示した図である。 操作画面を拡大する操作が行われた場合における拡大率に応じた操作画面の表示態様の変化を示した図である。 操作画面に配置された操作対象アイコンが操作された場合における操作画面の表示態様の変化を示した図である。 従来技術の問題点を説明した図である。
以下、本発明に係る操作端末についてナビゲーション機能(以下、ナビ機能という)を有する通信端末1に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る通信端末1を含むナビゲーションシステム2の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るナビゲーションシステム2を示した概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係るナビゲーションシステム2は、情報配信センタ3が備えるサーバ装置4と、ユーザ5が所有する通信端末1とから基本的に構成されている。また、サーバ装置4と通信端末1とは通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、通信端末1としては例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等がある。また、ユーザ5は車両等の移動手段による移動中であっても良いし、移動していない状態であっても良い。
ここで、サーバ装置4は、地図情報や交通情報を記憶したDBを備え、通信端末1から要求があった場合に、該当するエリアの地図情報や交通情報を通信端末1に対して配信する。また、通信端末1から経路探索の要求があった場合には、指定された出発地から目的地までの経路探索を行い、探索された案内経路に関する情報を通信端末1に対して配信する。尚、経路探索の要求があった場合には、該当する地図情報や交通情報のみを通信端末1に対して配信し、経路探索処理については通信端末1で実行させる構成としても良い。また、地図情報はサーバ装置4から通信端末1に配信するのではなく、通信端末1の有する記憶手段(メモリ等)に予め記憶させる構成としても良い。
一方、通信端末1は、ユーザ5が所持し、ナビ機能を備えた情報端末が用いられる。通信端末1が特にスマートフォン等である場合にはナビゲーションアプリがインストールされている。ここで、ナビ機能は、上記サーバ装置4によって探索された経路を特定する経路情報を表示したり、サーバから取得したりメモリに格納された地図データに基づいてユーザ5の現在位置周辺の地図画像を表示したり、表示された地図画像中においてユーザ5の現在位置を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内を行う機能が該当する。そして、後述のように通信端末1で表示される操作画面を操作することによって上記ナビ機能を実行する。尚、上記ナビ機能の全てを通信端末1が備えている必要はない。また、通信端末1の詳細については後述する。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局は通信端末1との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある通信端末1の通信をサーバ装置4との間で中継する役割を持つ。
次に、ユーザ5の有する通信端末1の概略構成について図2を用いて説明する。図2は本実施形態に係る通信端末1の制御系を模式的に示すブロック図である。尚、以下では特に通信端末1がスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。
図2に示すように通信端末1はデータバスBUSに、CPU11と、通信端末1を所持するユーザ5に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や地図情報等が記憶されたメモリ12と、通信ネットワーク網6の基地局との間で信号の送受信を行う送受信回路部(RF)13と、送受信回路部13において受信したRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するとともにベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理部14と、マイクロホン15及びスピーカ16等とのインターフェイスである入出力部17と、液晶表示パネル等で構成されたディスプレイ18と、タッチパネルやハードボタン等から構成される入力操作部19と、GPS20とが接続されることにより構成されている。
ここで、通信端末1に内蔵されるCPU11は、メモリ12に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行する通信端末1の制御手段であり、メモリ12とともに通信端末ECU21を構成する。また、通信端末ECU21の各種処理内容は必要に応じてディスプレイ18に表示される。尚、通信端末ECU21は、処理アルゴリズムとしての各種手段を構成する。例えば、アイコン表示手段は、ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコンを操作画面に表示する。画面表示手段は、操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に、該操作対象アイコンに関連付けられた新たな操作画面を表示する。画面拡大手段は、ユーザの操作に基づいて操作画面を拡大する。表示態様決定手段は、操作画面を拡大する場合に、現時点の拡大率に応じて操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定する。項目表示手段は、表示態様決定手段により決定された態様で操作対象アイコン上に項目を表示する。
また、メモリ12は通信端末1を所持するユーザ5に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)等が記憶された記憶媒体である。また、後述の画面操作処理プログラム(図3)を含む各種アプリケーションプログラムについても記憶される。また、メモリ12には地図情報を記憶しても良い。メモリ12に地図情報が記憶されていれば経路探索に係る処理をサーバ装置4ではなく通信端末1で行うことも可能である。また、メモリ12は、ハードディスク、メモリーカード等により構成しても良い。
また、ディスプレイ18は、筐体の一面に配設されており、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。そして、通信端末1にインストールされている各種アプリケーションを実行する為のトップ画面や、実行されたアプリケーションに係る画面(インターネット画面、メール画面、ナビゲーション画面等)や、画像、動画等の各種情報が表示される。特に、ナビゲーションアプリを実行した場合に表示されるナビゲーション画面の一部としては、ユーザによって操作対象となるアイコン(以下、操作対象アイコンという)が複数配置された操作画面が表示される。そして、ユーザが操作画面に表示された操作対象アイコンを用いた操作を行うことによって、地図画像の表示、出発地から目的地までの案内経路の探索、案内経路に沿った走行案内等の各種ナビ機能が実行される。尚、操作画面の詳細については後述する。
また、入力操作部19は、ディスプレイ18の前面に設けられたタッチパネルや筐体に配置されたハードボタン等によって構成されている。そして、通信端末ECU21は、タッチパネルやハードボタンの押下等により出力される電気信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。特に本実施形態では、ディスプレイ18に表示された操作画面の拡大又は縮小、操作画面上に配置された操作対象アイコンの選択操作等に用いられる。尚、入力操作部19は、番号/文字入力キー、表示された内容を選択するためのカーソルを動かすカーソルキー、選択を確定する決定キー等の各種キー等により構成することもできる。
また、GPS20は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、通信端末1(即ちユーザ5)の現在位置及び現在時刻を検出可能とする。また、GPS20以外にも通信端末1の現在位置や方位を検出する為の他の装置(例えばジャイロセンサ等)を備える構成としても良い。
続いて、前記構成を有する通信端末1においてCPU11が実行する画面操作処理プログラムについて図3に基づき説明する。図3は本実施形態に係る画面操作処理プログラムのフローチャートである。ここで、画面操作処理プログラムは、通信端末1においてナビゲーションアプリが起動された後に実行され、ディスプレイ18に表示された操作画面において行われたユーザの操作に基づいて各種処理を実行するプログラムである。尚、画面操作処理プログラムは、ナビゲーションアプリが起動された状態でのみ実行されるように構成しても良いし、ナビゲーションアプリが起動していない状態でも実行されるように構成しても良い。また、以下の図3にフローチャートで示されるプログラムは、通信端末1が備えるメモリ12等に記憶されており、CPU11により実行される。
先ず、画面操作処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU11は、操作画面をディスプレイ18に表示する。ここで、操作画面は、基本的にユーザによって操作対象となる操作対象アイコンが配置された画面である。尚、以下の説明では特に通信端末1においてナビゲーションアプリが起動された直後に表示される操作画面を例に挙げて説明することとする。
ここで、図4は特にディスプレイ18に表示される操作画面25の一例について示した図である。操作画面25はナビゲーションアプリが起動された後にディスプレイ18に表示され、各種ナビ機能を実行する為の操作を受け付ける基本となる操作画面である。
図4に示すように、操作画面25には、複数の操作対象アイコン26〜30が配置されている。操作対象アイコン26〜30は、ナビゲーションアプリにおけるナビ機能を実行する為に操作されるアイコンであり、ユーザによって操作対象アイコン26〜30が操作される(例えばタッチパネルによりタップ操作される)と、操作された操作対象アイコン26〜30に対応したナビ機能(例えば経路探索処理)が実行されたり、操作された操作対象アイコン26〜30に対応した新たな操作画面(より下層の操作画面)31が表示される。新たな操作画面31には新たな操作画面31に対応した新たな操作対象アイコンが表示される。そして、ユーザによって新たに表示された操作対象アイコンが更に操作されると、操作された操作対象アイコンに対応したナビ機能が実行されたり、操作された操作対象アイコンに対応した新たな操作画面32が更に表示される。即ち、上記操作画面25、31、32は、図5に示すように操作対象アイコンをキーにした階層構造を有しており、操作対象アイコンを操作することによってより下層の操作画面へと順次移行(遷移)する。
但し、ディスプレイ18で下層の操作画面を新たに表示する場合において、操作画面を完全に移行するのではなく、元の操作画面を残した状態で新たな操作画面をポップアップ表示しても良い。また、必ずしも操作画面には操作対象アイコンを表示する必要は無く、操作対象アイコン以外の操作対象物(例えばカーソル)が表示される場合や、文章や画像のみが表示され、操作対象物が表示されない場合もある。
例えば図4に示す操作画面25に表示される操作対象アイコン26は、目的地の設置を行う際にユーザによって操作されるアイコンである。また、操作対象アイコン27は、周辺の渋滞などの交通情報を取得する際にユーザによって操作されるアイコンである。また、操作対象アイコン28は、自宅までの推奨経路を探索する際にユーザによって操作されるアイコンである。また、操作対象アイコン29は、サーバ装置4の管理者からの連絡事項を取得する際にユーザによって操作されるアイコンである。また、操作対象アイコン30は、通信端末1にインストールされたナビゲーションアプリに関する各種の設定事項を変更する際にユーザによって操作されるアイコンである。
次に、S2においてCPU11は、ディスプレイ18に表示されている操作画面を拡大する操作を受け付けたか否かを判定する。具体的には、操作画面上でピンチアウト操作を受け付けた場合に、操作画面を拡大する操作を受け付けたと判定する。
そして、操作画面を拡大する操作を受け付けたと判定された場合(S2:YES)には、S3へと移行する。それに対して、操作画面を拡大する操作を受け付けていないと判定された場合(S2:NO)には、S14へと移行する。
S3においてCPU11は、ディスプレイ18に現時点で表示されている操作画面内に少なくとも一以上の操作対象アイコンを含んでいるか否かを判定する。
そして、ディスプレイ18に現時点で表示されている操作画面内に少なくとも一以上の操作対象アイコンを含むと判定された場合(S3:YES)には、S5へと移行する。それに対して、ディスプレイ18に現時点で表示されている操作画面内に操作対象アイコンを含まないと判定された場合(S3:NO)には、S4へと移行する。
S4では通常の操作画面の拡大処理が行われる。即ち、ユーザから受け付けるピンチアウト操作に従ってディスプレイ18に現在表示されている操作画面を段階的(例えば5%刻み)に拡大する。
一方、S5においてCPU11は、操作対象アイコン上に表示される候補となる項目(以下、表示候補項目という)を抽出し、抽出された表示候補項目毎に上位階層、中位階層、下位階層の3層のいずれかに分類する。ここで、本実施形態では操作対象アイコン上に表示される表示候補項目としては以下の(1)〜(6)の項目が挙げられる。
(1)項目の表示対象となる操作対象アイコン(以下、遷移元アイコンという)の機能を示すマーク
(2)遷移元アイコンの機能を示す文字
(3)遷移元アイコンの枠及び背景
(4)遷移元アイコンが操作された場合に表示される新たな操作画面に配置される新たな操作対象アイコン(以下、遷移先アイコンという)の機能を示すマーク
(5)遷移先アイコンの機能を示す文字
(6)遷移先アイコンの枠及び背景
従って、例えば図4に示す操作画面25がディスプレイ18に表示された状態で拡大操作を受け付けた場合には、操作対象アイコン26〜30を遷移元アイコンとし、夫々のマーク、文字、枠及び背景が上記(1)〜(3)の表示候補項目として抽出される。一方、操作対象アイコン26〜30が操作された場合に表示される新たな操作画面に配置される新たな操作対象アイコンを遷移先アイコンとし、夫々のマーク、文字、枠及び背景が上記(4)〜(6)の表示候補項目として抽出される。尚、(4)〜(6)は遷移元アイコンが操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報に相当する。
そして、前記S5でCPU11は、(1)〜(6)の表示候補項目について上位階層、中位階層、下位階層の3層のいずれかに分類する。具体的には、重要度の高い項目についてはより上位の階層に分類する。例えば、アイコンの機能を示す文字やマークはアイコンの枠や背景に比べると重要度が高い。また、機能を示すマークは機能を示す文字と比べてユーザが注視しなくとも機能の内容を示唆できるので重要度が高い。従って、(1)と(4)の表示候補項目を上位階層に分類し、(2)と(5)の表示候補項目を中位階層に分類し、(3)と(6)の表示候補項目を下位階層に分類する。例えば、遷移元アイコン或いは遷移先アイコンが目的地の設置を行う際にユーザによって操作される操作対象アイコン26である場合には、図6に示すように『N』のマーク33が上位階層に分類され、『目的地』の文字34が中位階層に分類され、枠及び背景35が下位階層に分類されることとなる。
尚、表示候補項目の分類は必ずしも上記態様で行う必要はなく、例えば(2)と(5)の項目を上位階層に分類し、(1)と(4)の項目を中位階層に分類しても良い。また、表示候補項目を分類する階層の数は必ずしも3層である必要は無く、2層或いは4層以上としても良い。
次に、S6においてCPU11は、現時点の操作画面の拡大率が第1閾値未満か否かを判定する。尚、操作画面は、ユーザから受け付けるピンチアウト操作に従って段階的(例えば5%刻み)に拡大される。第1閾値の値は適宜変更であるが例えば150%とする。
そして、現時点の操作画面の拡大率が第1閾値未満であると判定された場合(S6:YES)には、S7へと移行する。それに対して、現時点の操作画面の拡大率が第1閾値以上であると判定された場合(S6:NO)には、S8へと移行する。
S7においてCPU11は、上記(1)〜(6)の表示候補項目の内、遷移元アイコンに関する全階層の項目(1)〜(3)について操作対象アイコン上に表示する項目として選択する。一方、遷移先アイコンに関する全階層の項目(4)〜(6)について操作対象アイコン上に表示する項目から除外する。また、(1)〜(3)の表示候補項目を表示する際の透過率は0%(不透過)に設定する。そして、表示対象として選択された各項目を選択された透過率で操作対象アイコン上に表示する。尚、各項目の表示は階層毎にレイヤを分けて該当する階層に分類された項目を描画することにより行う。上位階層が最も上位のレイヤであり、下位階層が最も下位のレイヤとなる。その後、S13へと移行する。
一方、S8においてCPU11は、現時点の操作画面の拡大率が第1閾値以上で第2閾値未満か否かを判定する。第2閾値の値は適宜変更であるが例えば200%とする。
そして、現時点の操作画面の拡大率が第1閾値以上で第2閾値未満であると判定された場合(S8:YES)には、S9へと移行する。それに対して、現時点の操作画面の拡大率が第2閾値以上であると判定された場合(S8:NO)には、S10へと移行する。
S9においてCPU11は、上記(1)〜(6)の表示候補項目の内、遷移元アイコンに関する全階層の項目(1)〜(3)及び遷移先アイコンに関する上位階層の項目(4)について操作対象アイコン上に表示する項目として選択する。また、(1)〜(3)の表示候補項目を表示する際の透過率は30%に設定し、(4)の表示候補項目を表示する際の透過率は70%に設定する。そして、表示対象として選択された各項目を選択された透過率で操作対象アイコン上に表示する。尚、各項目の表示は階層毎にレイヤを分けて該当する階層に分類された項目を描画することにより行う。その後、S13へと移行する。
一方、S10においてCPU11は、現時点の操作画面の拡大率が第2閾値以上で第3閾値未満か否かを判定する。第3閾値の値は適宜変更であるが例えば300%とする。
そして、現時点の操作画面の拡大率が第2閾値以上で第3閾値未満であると判定された場合(S10:YES)には、S11へと移行する。それに対して、現時点の操作画面の拡大率が第3閾値以上であると判定された場合(S10:NO)には、S12へと移行する。
S11においてCPU11は、上記(1)〜(6)の表示候補項目の内、遷移元アイコンに関する全階層の項目(1)〜(3)及び遷移先アイコンに関する上位階層及び中位階層の項目(4)、(5)について操作対象アイコン上に表示する項目として選択する。また、(1)〜(3)の表示候補項目を表示する際の透過率は70%に設定し、(4)、(5)の表示候補項目を表示する際の透過率は30%に設定する。そして、表示対象として選択された各項目を選択された透過率で操作対象アイコン上に表示する。尚、各項目の表示は階層毎にレイヤを分けて該当する階層に分類された項目を描画することにより行う。その後、S13へと移行する。
また、S12においてCPU11は、上記(1)〜(6)の表示候補項目の内、遷移元アイコンに関する全階層の項目(1)〜(3)について操作対象アイコン上に表示する項目から除外する。一方、遷移先アイコンに関する全階層の項目(4)〜(6)について操作対象アイコン上に表示する項目として選択する。また、(4)〜(6)の表示候補項目を表示する際の透過率は0%(不透過)に設定する。そして、表示対象として選択された各項目を選択された透過率で操作対象アイコン上に表示する。尚、各項目の表示は階層毎にレイヤを分けて該当する階層に分類された項目を描画することにより行う。その後、S13へと移行する。
S13においてCPU11は、ユーザによる操作画面の拡大操作が継続して行われているか否かを判定する。そして、ユーザによる操作画面の拡大操作が継続して行われていると判定された場合(S13:YES)には、S6へと戻る。そして、現在の拡大率に応じて操作対象アイコン上に表示する項目と表示する際の透過率を選択する(S6〜S12)。それに対して、ユーザによる操作画面の拡大操作が終了したと判定された場合(S13:NO)には、現在の拡大率を維持した状態で当該画面操作処理プログラムを終了する。
ここで、図7は、上記S6〜S12の処理が行われることによって拡大される操作画面25の表示態様の一例を示した図である。
図7に示すように操作対象アイコン26〜30が表示された操作画面25に対してユーザによる拡大操作を受け付けた場合には、拡大率が第1閾値(例えば150%)に到達するまでは、遷移元アイコンである操作対象アイコン26〜30の機能を示すマーク、操作対象アイコン26〜30の機能を示す文字、操作対象アイコン26〜30の枠及び背景が透過率0%(不透過)で表示されることとなる。
その後、拡大率が第1閾値(例えば150%)に到達すると、第2閾値(例えば200%)に到達するまでは、遷移元アイコンである操作対象アイコン26〜30の機能を示すマーク、操作対象アイコン26〜30の機能を示す文字、操作対象アイコン26〜30の枠及び背景が透過率30%で表示されることとなる。一方で、操作対象アイコン26〜30が操作された場合に表示される新たな操作画面に配置される新たな操作対象アイコンである遷移先アイコンの機能を示すマーク40についても透過率70%で表示されることとなる。尚、図7に示す例では特に操作対象アイコン26が操作画面に含まれているので、操作対象アイコン26が操作された場合に表示される新たな操作画面に配置される4種類の操作対象アイコン(目的地の検索条件を選択する『名称』、『住所』、『施設』、『電話番号』の4種類)が遷移先アイコン45となる。
その後、拡大率が第2閾値(例えば200%)に到達すると、第3閾値(例えば300%)に到達するまでは、遷移元アイコンである操作対象アイコン26〜30の機能を示すマーク、操作対象アイコン26〜30の機能を示す文字、操作対象アイコン26〜30の枠及び背景の透過率70%で表示されることとなる。一方で、遷移先アイコン45の機能を示すマーク40と文字41についても透過率30%で表示されることとなる。
その後、更に拡大されて拡大率が第3閾値(例えば300%)に到達すると、拡大率の上限値(例えば500%)に到達するまでは、遷移元アイコンに関する情報は表示されず、遷移先アイコン45の機能を示すマーク40と文字41と枠及び背景42が透過率0%(不透過)で表示されることとなる。
上述したようにユーザは操作画面25を拡大する操作を行うことによって、操作画面25の遷移を行うことなく、操作対象アイコン26が操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報(具体的には操作画面に配置される新たな操作対象アイコン)を把握することが可能となる。また、拡大率が大きくなるのに応じて遷移元(上層)に位置する操作画面25に関する情報の開示を段階的に縮小(フェードアウト)し、一方で遷移先(下層)に位置する操作画面に関する情報の開示を段階的に広げる(フェードイン)。その結果、操作画面の階層の上下関係を視覚的に容易に把握させることが可能となる。
尚、遷移元アイコン(図7では操作対象アイコン26〜30)の選択操作は操作画面が拡大された状態では操作できないようにしても良いし、拡大された状態でも操作可能にしても良い。但し、拡大率が第3閾値(例えば300%)以上となると遷移元アイコンに関する情報は非表示となるので、拡大率が第3閾値未満の状態でのみ操作可能とするのが望ましい。
また、ユーザは操作画面が一旦拡大された後に拡大された操作画面を縮小する操作(例えばピンチイン操作)を行うことも可能である。その場合には拡大率が段階的に小さくなるので、図7に示す表示態様の変化が逆方向で進行することとなる。
また、遷移先アイコン45の操作は遷移先アイコン45に関する全ての情報が表示された状態、即ち拡大率が第3閾値(例えば300%)以上に拡大された状態のみ操作可能とする。但し、拡大率が第3閾値(例えば300%)未満であっても遷移先アイコン45に関する情報の少なくとも一部が表示された状態では操作可能にしても良い。
一方、前記S2において操作画面を拡大する操作を受け付けていないと判定された場合(S2:NO)に実行されるS14でCPU11は、ディスプレイ18に表示されている操作対象アイコンのいずれかを選択する操作を受け付けたか否かを判定する。具体的には、操作画面上に表示される操作対象アイコンをタップする操作を受け付けた場合に、操作画面を選択する操作を受け付けたと判定する。
そして、操作対象アイコンのいずれかを選択する操作を受け付けたと判定された場合(S14:YES)には、S15へと移行する。それに対して、操作対象アイコンのいずれかを選択する操作についても受け付けていないと判定された場合(S14:NO)には、当該画面操作処理プログラムを終了する。
S15においてCPU11は、操作された操作対象アイコンに対応した新たな操作画面を表示する。新たな操作画面には新たな操作画面に対応した新たな操作対象アイコンが表示される。例えば、図8は操作対象アイコン26が操作された場合に表示される新たな操作画面31を示す。操作画面31には4種類の操作対象アイコン51〜54が新たに表示される。尚、操作対象アイコン51〜54は操作画面25の拡大処理を行う際に操作対象アイコン26の遷移先アイコンに相当するアイコンである。
そして、ユーザによって新たに表示された操作対象アイコン51〜54が操作されると、操作された操作対象アイコンに対応したナビ機能が実行されたり、操作された操作対象アイコンに対応した新たな操作画面が更に表示される。また、新たに表示された操作画面31に対してユーザの拡大操作を受け付けた場合には、操作画面31が拡大されることとなる(S6〜S12)。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る通信端末1、通信端末1において実行されるコンピュータプログラムでは、ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコン26〜30が表示された操作画面25を拡大する操作を受け付けた場合に、現時点の操作画面25の拡大率に応じて操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定し、決定された態様で操作対象アイコン上に項目を表示する(S6〜S12)とともに、操作対象アイコン上に表示される項目には、操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報を含むので、操作画面の遷移が完了する前であっても階層の上下関係を容易に把握することが可能となる。また、下層に位置する操作画面に関する情報は、操作画面の拡大率に応じた透過率で操作対象アイコン上に表示されるので、ユーザの拡大操作に応じて操作対象アイコン上に表示される情報の透過率を変化させ、視覚的により容易に階層の上下関係を把握させることが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では通信端末1にインストールされたナビゲーションアプリの操作画面を拡大する例について示したが、ナビゲーションアプリの操作画面以外にも操作対象アイコンが表示される操作画面であれば適用可能である。
また、本実施形態では、操作対象アイコン上に表示される表示候補項目として上記(1)〜(6)を挙げているが、上記(1)〜(6)以外を表示候補項目に含めても良い。例えば、遷移元アイコンが操作された場合に表示される新たな操作画面に表示される文章や画像を表示候補項目に含めても良い。
また、本実施形態では、操作端末をスマートフォンに適用した例について説明したが、ユーザが操作可能な操作画面を表示する機能を有していれば他の種類の操作端末に対して適用することも可能である。例えば携帯電話機、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等に適用することが可能である。
また、本発明に係る操作端末を具体化した実施例について上記に説明したが、操作端末は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコン(26〜30)を操作画面(25)に表示するアイコン表示手段(11)と、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に、該操作対象アイコンに関連付けられた新たな操作画面(31)を表示する画面表示手段(11)と、ユーザの操作に基づいて前記操作画面(25)を拡大する画面拡大手段(11)と、前記操作画面を拡大する場合に、現時点の拡大率に応じて前記操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定する表示態様決定手段(11)と、前記表示態様決定手段により決定された態様で前記操作対象アイコン上に前記項目を表示する項目表示手段(11)と、を有し、前記操作対象アイコン上に表示される項目は、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報を含む。
上記構成を有する操作端末によれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、下層に位置する操作画面に関する情報が対応する操作対象アイコン上に表示されるので、操作画面の遷移が完了する前であっても階層の上下関係を容易に把握することが可能となる。また、下層に位置する操作画面に関する情報は、操作画面の拡大率に応じた透過率で操作対象アイコン上に表示されるので、ユーザの拡大操作に応じて操作対象アイコン上に表示される情報の透過率を変化させ、視覚的により容易に階層の上下関係を把握させることが可能となる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記操作対象アイコン(26〜30)上に表示される項目は、前記新たな操作画面(31)において表示対象となる表示項目(40〜42)を含む。
上記構成を有する操作端末によれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、下層に位置する操作画面において表示対象となる表示項目が操作対象アイコン上に表示されるので、操作画面の遷移が完了する前であっても遷移後に表示される表示項目を事前に把握することが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記表示態様決定手段(11)は、前記拡大率が高くなる程、前記表示項目(40〜42)の透過率を下げる。
上記構成を有する操作端末によれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、拡大率が大きくなるのに応じて下層に位置する操作画面に関する情報の開示を段階的に広げることが可能となる。その結果、操作画面の階層の上下関係を視覚的に容易に把握させることが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記表示項目(40〜42)は前記新たな操作画面(31)において表示される新たな操作対象アイコンであり、前記画面拡大手段(11)によって前記操作画面(25)が閾値以上に拡大された状態で、前記表示項目として表示された新たな操作対象アイコンに対するユーザの操作を受け付ける。
上記構成を有する操作端末によれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、操作画面の遷移が完了する前であっても遷移後に表示される操作対象アイコンを事前に把握することが可能となるとともに、遷移後に表示される操作対象アイコンへの操作も可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記表示項目(40〜42)は、重要度の異なる複数の項目からなり、前記項目表示手段(11)は、複数の階層に分けて前記表示項目を描画するとともに、重要度の高い項目についてはより上位の階層で描画し、前記操作画面の拡大が行われる前は全ての階層が描画対象から除かれ、前記操作画面の拡大が行われた場合に、前記拡大率が高くなるに従って、上位の階層から順に描画対象に含める。
上記構成を有する操作端末によれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、拡大率が大きくなるのに応じて下層に位置する操作画面に関する情報の開示を段階的に広げることが可能となる。また重要度の高い項目から優先的に開示対象に含めることによって、ユーザにとって必要な情報を優先的に提供することが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記操作対象アイコン(26〜30)上に表示される項目は、前記操作対象アイコンの機能を示す機能項目(33〜35)を含む。
上記構成を有する操作端末によれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、上層に位置する操作画面における操作対象アイコンに関する情報についても継続して表示するので、階層の上下関係をより容易に把握することが可能となる。
また、第7の構成は以下のとおりである。
前記表示態様決定手段(11)は、前記拡大率が高くなる程、前記機能項目(33〜35)の透過率を上げる。
上記構成を有する操作端末によれば、ユーザによって操作画面が拡大された場合に、拡大率が大きくなるのに応じて上層に位置する操作画面に関する情報の開示を段階的に縮小することが可能となる。その結果、操作画面の階層の上下関係を視覚的に容易に把握させることが可能となる。
1 通信端末
2 ナビゲーションシステム
3 情報配信センタ
4 サーバ装置
5 ユーザ
11 CPU
12 メモリ
21 通信端末ECU
25、31、32 操作画面
26〜30 操作対象アイコン

Claims (8)

  1. ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコンを操作画面に表示するアイコン表示手段と、
    前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に、該操作対象アイコンに関連付けられた新たな操作画面を表示する画面表示手段と、
    ユーザの操作に基づいて前記操作画面を拡大する画面拡大手段と、
    前記操作画面を拡大する場合に、現時点の拡大率に応じて前記操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定する表示態様決定手段と、
    前記表示態様決定手段により決定された態様で前記操作対象アイコン上に前記項目を表示する項目表示手段と、を有し、
    前記操作対象アイコン上に表示される項目は、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報を含む操作端末。
  2. 前記操作対象アイコン上に表示される項目は、前記新たな操作画面において表示対象となる表示項目を含む請求項1に記載の操作端末。
  3. 前記表示態様決定手段は、前記拡大率が高くなる程、前記表示項目の透過率を下げる請求項2に記載の操作端末。
  4. 前記表示項目は前記新たな操作画面において表示される新たな操作対象アイコンであり、
    前記画面拡大手段によって前記操作画面が閾値以上に拡大された状態で、前記表示項目として表示された新たな操作対象アイコンに対するユーザの操作を受け付ける請求項2又は請求項3に記載の操作端末。
  5. 前記表示項目は、重要度の異なる複数の項目からなり、
    前記項目表示手段は、
    複数の階層に分けて前記表示項目を描画するとともに、重要度の高い項目についてはより上位の階層で描画し、
    前記操作画面の拡大が行われる前は全ての階層が描画対象から除かれ、
    前記操作画面の拡大が行われた場合に、前記拡大率が高くなるに従って、上位の階層から順に描画対象に含める請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の操作端末。
  6. 前記操作対象アイコン上に表示される項目は、前記操作対象アイコンの機能を示す機能項目を含む請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の操作端末。
  7. 前記表示態様決定手段は、前記拡大率が高くなる程、前記機能項目の透過率を上げる請求項6に記載の操作端末。
  8. コンピュータを、
    ユーザにより操作対象となる複数の操作対象アイコンを操作画面に表示するアイコン表示手段と、
    前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に、該操作対象アイコンに関連付けられた新たな操作画面を表示する画面表示手段と、
    ユーザの操作に基づいて前記操作画面を拡大する画面拡大手段と、
    前記操作画面を拡大する場合に、現時点の拡大率に応じて前記操作対象アイコン上に表示される項目の種類と、項目を表示する際の透過率を夫々決定する表示態様決定手段と、
    前記表示態様決定手段により決定された態様で前記操作対象アイコン上に前記項目を表示する項目表示手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、
    前記操作対象アイコン上に表示される項目は、前記操作対象アイコンがユーザによって操作された場合に表示される新たな操作画面に関する情報を含むコンピュータプログラム。
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