JP2020085273A - 焼結機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係る焼結機1の側面図である。焼結機1は、焼結原料を焼き固めて焼結鉱を生産する。焼結原料は、粉鉱石、石灰石、及び粉コークス等からなる配合材料に造粒処理を施して生成された、粒状の原料である。
焼結機本体10は、給鉱部11で供給された焼結原料を排鉱部12に向かって搬送しながら焼成する。焼成後の焼結原料(焼結鉱)は、排鉱部12から排出される。焼結機本体10は、無端軌道13と、複数のパレット台車14と、複数の風箱15と、を含む。
無端軌道13は、駆動スプロケットホイール131と、従動スプロケットホイール132と、レール133,134と、を有する。駆動スプロケットホイール131は、給鉱部11側に配置され、駆動装置(図示略)によって回転する。従動スプロケットホイール132は、排鉱部12側に配置される。レール133,134は、駆動スプロケットホイール131と従動スプロケットホイール132との間で水平に延びる。レール134は、レール133の下方に配置されている。なお、従動スプロケットホイール132に代えて、カーブトラックを設けることもできる。
複数のパレット台車14は、無端軌道13に沿って配列され、無端軌道13上を走行する。パレット台車14の各々は、駆動スプロケットホイール131が回転駆動されることにより、駆動スプロケットホイール131、レール133、従動スプロケットホイール132、及びレール134を循環走行する。
複数の風箱15は、往路に設けられている。より詳細には、複数の風箱15は、レール133の下方において、レール133に沿って配列されている。各風箱15内の圧力は、大気圧よりも低い圧力(負圧)に設定されている。各風箱15は、往路を走行中のパレット台車14の上方の空気を吸引して、焼結ベッドへの通気を行う。これにより、焼結完了帯が冷却されるとともに、燃焼・溶融帯におけるコークスの燃焼が促進される。
装入装置20は、往路を走行するパレット台車14に対し、焼結原料を装入する。装入装置20は、焼結機本体10の上方に設けられている。より詳細には、装入装置20は、レール133の上方において、給鉱部11側に設けられている。
点火炉30は、往路に設けられている。より詳細には、点火炉30は、レール133の上方において、給鉱部11側に設けられている。点火炉30は、パレット台車14の走行方向において、装入装置20の下流に配置されている。点火炉30は、往路を走行するパレット台車14上の原料ベッドに点火する。
排ガス循環装置40は、風箱15が吸引した空気の一部を焼結ベッドに循環供給する。排ガス循環装置40は、排風ダクト41と、循環フード42,43と、循環ダクト44と、ボイラ45と、ファン46と、を有する。
冷媒供給装置50は、焼結機本体10の上方に設けられている。より詳細には、冷媒供給装置50は、レール133の上方において、循環フード42と循環フード43との間に配置されている。冷媒供給装置50は、循環フード42と循環フード43との間から露出した焼結ベッドに対し、冷媒を供給する。この冷媒として、特に限定されるものではないが、例えば水等を用いることができる。
図1に戻り、溝形成装置60は、パレット台車14上の原料ベッドに溝を形成するための装置である。溝形成装置60は、焼結機本体10の上方に設けられる。溝形成装置60は、パレット台車14の走行方向において、点火炉30の上流に配置されている。溝形成装置60は、装入装置20と点火炉30との間に配置されている。
複数の円板61は、パレット台車14の幅方向(無端軌道13の幅方向)に沿って並んでいる。円板61の各々は、その厚み方向がパレット台車14の幅方向と一致するように配置されている。円板61の材質は、特に限定されるものではないが、例えば、鋼である。
図4を引き続き参照し、円板61の両脇には、外周部612に沿うようにスクレーパ63が配置されている。各スクレーパ63は、円板61を両側から挟むように配置されている。スクレーパ63は、外周部612の表面612a又は612bのうち、原料ベッドRの上方に位置する部分に接触する。
位置調整機構64は、円板61ごとに設けられている。位置調整機構64は、対応する円板61の位置を、他の円板61から独立して調整する。位置調整機構64は、対応する円板61について、パレット台車14の幅方向における位置を調整する。また、位置調整機構64は、対応する円板61の上下方向の位置を調整することができる。
図5に示すように、溝形成装置60は、さらに、円板61ごとに設けられた押圧機構65を有することができる。押圧機構65は、押圧板651と、案内部材652とを含む。押圧板651の一方面(下面)は、パレット台車14の原料ベッドRの表面に対向する。押圧板651は、パレット台車14の走行方向に延びるスリット(図示略)を有し、このスリットに円板61の外周部612が差し込まれる。案内部材652は、円板61の両側に配置されている。各案内部材652は、概ね逆U字状に形成され、軸部材62に上方から装着される。各案内部材652及び軸部材62は、上下方向に相対移動可能となっている。案内部材652の下端部は、押圧板651の上面に接続されている。
次に、上記のように構成された焼結機1の作動について説明する。
本実施形態に係る焼結機1では、回転する円板61の外周部612により、パレット台車14上の原料ベッドRに溝Gが形成される。原料ベッドRの焼結原料は、円板61の回転及び外周部612の先細りの表面形状により、下向きの力を受けながら押し分けられる。このため、完成した溝Gから外周部612が離れたときに、溝Gの内面の焼結原料が崩れ落ちるのを抑制することができる。よって、内面が平滑な溝Gを原料ベッドRに形成することができる。
13:無端軌道
14:パレット台車
30:点火炉
61:円板
612:外周部
612a,612b:表面
621:回転軸
63:スクレーパ
64:位置調整機構
Claims (5)
- 焼結原料が装入され、無端軌道上を走行するパレット台車と、
前記パレット台車上の前記焼結原料に点火する点火炉と、
前記パレット台車の走行方向において前記点火炉の上流に配置され、前記無端軌道の幅方向に延びる回転軸周りに回転する円板と、
を備え、
前記円板は、
前記パレット台車上の前記焼結原料に侵入して溝を形成する外周部であって、前記円板の内周側から外周側に向かって厚みが小さくなるように形成される前記外周部、
を有する、焼結機。 - 請求項1に記載の焼結機であって、
前記外周部は、前記円板の中心を通り前記回転軸を含む平面で切断した断面で見て、テーパ状の表面を有する、焼結機。 - 請求項1又は2に記載の焼結機であって、
前記外周部は、耐摩耗性を向上させるための表面処理が施されている、焼結機。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の焼結機であって、さらに、
前記パレット台車上の前記焼結原料の上方において、前記外周部に沿うように前記円板の両脇に配置されるスクレーパ、
を備える、焼結機。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の焼結機であって、さらに、
前記無端軌道の前記幅方向における前記円板の位置を調整する位置調整機構、
を備える、焼結機。
Priority Applications (1)
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JP2018216209A JP7155926B2 (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 焼結機 |
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JP2018216209A JP7155926B2 (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 焼結機 |
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-
2018
- 2018-11-19 JP JP2018216209A patent/JP7155926B2/ja active Active
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