JP2020084918A - ターボ式流体機械 - Google Patents

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英文 森
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和貴 岡崎
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Abstract

【課題】シャフトをより高速で回転させても、ロータの回転バランスを調整可能なターボ式流体機械を提供する。【解決手段】本発明のターボ式流体機械では、シャフト35は、第1ラジアルフォイル軸受11の一部を構成する第1内輪35bと、第2ラジアルフォイル軸受13の一部を構成する第2内輪43を備えている。第1内輪35bとロータ39との間、及び第2内輪43とロータ39との間の少なくとも一方には、ロータ39の回転バランスを調整する環状のバランサ37、39がシャフト35と同期回転するように設けられている。バランサ37、39は、第1内輪35bとの間、第2内輪43との間、及びロータ39との間の少なくとも一箇所に、軸O方向で間隙Δ1、Δ2を有している。【選択図】図1

Description

本発明はターボ式流体機械に関する。
特許文献1に従来のターボ式流体機械が開示されている。この流体機械は、ハウジングと、インペラと、シャフトとを具備している。
ハウジングには、インペラ室と、モータを収容するモータ室とが形成されている。インペラは、インペラ室に収容され、モータの回転によって流体を圧送する。シャフトは軸方向に延びてインペラとモータとを連結する。
モータは、ハウジングに固定されたステータと、ステータの内周側で回転するロータと、を備えている。ハウジングには、シャフトを回転可能に支持する第1ラジアルフォイル軸受及び第2ラジアルフォイル軸受が設けられている。シャフトは、第1ラジアルフォイル軸受の一部を構成する第1内輪と、第2ラジアルフォイル軸受の一部を構成する第2内輪を備えている。シャフトにはインペラ側から第1内輪、ロータ及び第2内輪がこの順に配置され、これらはシャフトの他端側に螺合する固定部材により一体的に保持されている。
このターボ式流体機械が空気圧縮機として燃料電池システムに用いられる場合、モータのロータが回転することによりシャフトを介してインペラが回転する。このため、外部の流体としての空気が圧送され、燃料電池システムのスタックに供給される。
特開2011−169190号公報
しかし、上記従来のターボ式流体機械では、第1内輪、ロータ及び第2内輪がシャフトと固定部材との螺合によって一体化されているに過ぎず、ターボ式流体機械として求められるシャフトの軸力に懸念がある。このため、ロータを高速で回転すると、シャフトが曲がり、インペラがインペラ室内で壁面に干渉して異音が生じる等の不具合を生じるおそれがある。特に、ターボ式流体機械では、ロータが高速で回転するため、ロータのアンバランスによってもこれらの不具合を生じ易い。
このため、ロータが大きな軸力を有するように、第1内輪及び第2内輪によってロータを軸方向で圧縮することが考えられる。また、回転バランスを調整するため、第1内輪とロータとの間に第1バランサを設け、かつロータと第2内輪との間に第2バランサを設けることが考えられる。この場合、シャフト、第1内輪、第2内輪、ロータ等について、各部材の厚み偏差、各部材同士の接合面のシャフトに対する直角度のずれ等があったとしても、軸方向に加圧する工程の後、第1バランサや第2バランサを切削する等によって、回転バランスを修正し得る。この場合、仮にシャフトが曲がっていても、運転前は、回転バランスが調整された状態とすることが可能である。
しかしながら、ロータが高速で回転することによって高温になった時点で、第1バランサや第2バランサが他の部材よりも大きく熱膨張した場合、軸力を与えられた状態での荷重の釣り合いが崩れ、シャフトの曲がり具合が変化し、回転バランスが悪化し易い。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、シャフトをより高速で回転させても、ロータの回転バランスを調整可能なターボ式流体機械を提供することを解決すべき課題としている。
本発明のターボ式流体機械は、インペラ室と、モータを収容するモータ室とが形成されたハウジングと、
前記インペラ室に収容され、前記モータの回転によって流体を圧送するインペラと、
軸方向に延びて前記インペラと前記モータとを連結するシャフトと、を具備し、
前記モータは、前記ハウジングに固定されたステータと、前記ステータの内周側で回転するロータと、を備え、
前記ハウジングには、前記シャフトを回転可能に支持する第1ラジアルフォイル軸受及び第2ラジアルフォイル軸受が設けられ、
前記シャフトは、前記第1ラジアルフォイル軸受の一部を構成する第1内輪と、前記第2ラジアルフォイル軸受の一部を構成する第2内輪を備え、
前記第1内輪と前記ロータとの間、及び前記第2内輪と前記ロータとの間の少なくとも一方に、前記ロータの回転バランスを調整する環状のバランサが前記シャフトと同期回転するように設けられており、
前記バランサは、前記第1内輪との間、前記第2内輪との間、及び前記ロータとの間の少なくとも一箇所に、前記軸方向で間隙を有していることを特徴とする。
本発明のターボ式流体機械では、第1内輪及び第2内輪がロータに軸方向で予荷重を付与している。このため、ロータが高速回転することによってシャフトが湾曲しようとしても、第1内輪と第2内輪とがその湾曲を抑制する。
すなわち、仮にシャフトの軸方向の中央部分が外周側に突出するように湾曲しようとすると、シャフトの両端側は逆方向に突出し、第1内輪とロータとの間やロータと第2内輪との間が互いに離れる方向に引っ張られることになるが、第1内輪と第2内輪とがロータに対して軸方向に予荷重を付与しているため、それらの引張力を低減できる。このため、シャフトが湾曲し難くなっている。
この際、第1内輪とロータとの間に位置するバランサは第1内輪又はロータとは軸方向で間隙を有し、ロータと第2内輪との間に位置するバランサはロータ又は第2内輪とは軸方向で間隙を有している。このため、予荷重を付与されたロータが高速回転しても、回転バランスが悪化し難い。
こうして、このターボ式流体機械では、シャフトが大きな軸力を有し、かつ運転時の回転バランスも良好に調整できる。このため、ロータが高速回転しても、インペラがインペラ室内で壁面に干渉して異音が生じる等の不具合を生じ難い。換言すれば、ロータの許容回転数が向上する。
したがって、本発明のターボ式流体機械では、シャフトをより高速で回転させることが可能である。
第1内輪は、軸方向の一端側の端面がロータと当接し、外周面に第1バランサが嵌合される第1小径部を有し得る。また、第2内輪は、軸方向の他端側の端面がロータと当接し、外周面に第2バランサが嵌合される第2小径部を有し得る。この場合、第1バランサを第1内輪と別部品とし、第2バランサを第2内輪と別部品とし、本発明を具体化できる。
本発明のターボ式流体機械はハウジングに固定されたレゾルバステータを備ええる。この場合、ロータは、第2内輪よりもシャフトの他端側に位置してレゾルバステータとレゾルバ機構を構成するレゾルバロータを有し得る。そして、第2内輪とレゾルバロータとの間には、前記レゾルバロータの回転バランスを調整する環状の第3バランサが設けられていることが好ましい。この場合、レゾルバロータを有するロータに対し、第3バランサによっても回転バランスを調整することができる。
第1内輪は、シャフトの一部として形成されていることが好ましい。この場合、第1内輪が第2内輪との間にロータを強固に挟み込み、そのシャフトの湾曲を抑制できる。
本発明のターボ式流体機械では、シャフトをより高速で回転させても、ロータの回転バランスを調整することが可能である。
図1は、実施例1のターボ式流体機械の断面図である。 図2は、実施例1のターボ式流体機械に係るシャフト等の分解断面図である。 図3は、実施例1のターボ式流体機械に係る未完成のシャフト等の断面図である。 図4は、実施例1のターボ式流体機械に係るシャフト等の断面図である。 図5は、実施例2のターボ式流体機械に係るシャフト等の断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1のターボ式流体機械は、図1に示すように、ハウジング1と、インペラ3と、シャフト33とを具備している。以下、ターボ式流体機械のインペラ3側を前方として説明する。
ハウジング1は、フロントハウジング15と、センターハウジング17と、シリンダ19と、リヤハウジング21とからなる。フロントハウジング15、センターハウジング17、シリンダ19及びリヤハウジング21はこの順序で軸O方向に接合されている。
フロントハウジング15及びセンターハウジング17にはインペラ室23が形成され、インペラ室23はフロントハウジング15に形成された吸入ポート25によって外部に開口している。また、フロントハウジング15及びセンターハウジング17には、インペラ室23と連通するディフューザ27が形成されているとともに、ディフューザ27と連通する吐出室29が形成されている。吐出室29はフロントハウジング15に形成された吐出ポート31によって外部に開口している。
センターハウジング17、シリンダ19及びリヤハウジング21によってモータ室33が形成されている。インペラ室23とモータ室33とはセンターハウジング17に形成された軸孔17aによって連通している。また、リヤハウジング21には、軸孔17aと軸O方向で離間しつつ軸孔17aと同軸をなす軸孔21aが形成されている。
インペラ室23にインペラ3が回転可能に設けられている。モータMはステータ5とロータ35とを備えている。モータ室33内ではステータ5がシリンダ19の内周面に固定されている。また、モータ室33内には、ステータ5の内周側で軸O方向に延びてインペラ3とモータMとを連結するシャフト35が収容されている。回転体9は、シャフト35と、第1バランサ37と、ロータ35と、第2内輪43と、第2バランサ41と、第3バランサ45と、レゾルバロータ47とからなる。
ロータ39は、図2に示すように、積層鋼板からなるロータコア39aと、ロータコア39a内に保持された適数個の永久磁石39bとからなる。ロータ39の外径は第1内輪35bの大径部36aと等しくされている。
センターハウジング17には第1ラジアルフォイル軸受11が設けられ、リヤハウジング21には第2ラジアルフォイル軸受13が設けられており、これら第1ラジアルフォイル軸受11及び第2ラジアルフォイル軸受13によってシャフト35が回転可能に支持されている。
シャフト35は、軸O方向に延びるシャフト本体35aと、シャフト本体35aの前端側で第1ラジアルフォイル軸受11の一部を構成する第1内輪35bとが一体形成され、一体品をなすものである。シャフト本体35aは小径の円柱状であり、第1内輪35bはシャフト本体35aよりも大径の円柱状である。シャフト本体35aと第1内輪35bとは同軸である。このシャフト35は、鉄合金製のシャフト素材を切削して形成したものである。シャフト35のシャフト本体35aの前端にはインペラ3が固定されている。
第1内輪35bは大径部36aと第1小径部36bとからなる。第1小径部36bは大径部36aの軸O方向の後端側で大径部36aよりやや小径とされている。第1小径部36bの外周面には、図3に示すように、円筒状の第1バランサ37が圧入される。第1バランサ37はリン青銅製である。
シャフト35のシャフト本体35aの後方側には、円筒状をなすロータ39が外装される。図4に示すように、シャフト35におけるシャフト本体35aの後端側には、円筒状をなし、第2ラジアルフォイル軸受13の一部を構成する第2内輪43が圧入されている。第2内輪43は鉄合金製である。第2内輪43は大径部43aと第2小径部43bとからなる。第2小径部43bは大径部43aの軸O方向の前端側で大径部43aよりやや小径とされている。第1内輪35bの第1小径部36bと第2内輪43の第2小径部43bとは同径である。第2小径部43bの外周面には、円筒状の第2バランサ41が圧入される。第2バランサ41もリン青銅製である。
第2内輪43をシャフト本体35aの後端側に圧入するに当たっては、まず第2小径部43bに第2バランサ41を圧入し、この状態でロータ39を第1内輪35b側に加圧しつつ第2内輪43をシャフト本体35aに圧入する。
また、シャフト35におけるシャフト本体35aのさらに後端側には、円筒状の第3バランサ45が圧入される。第3バランサ45もリン青銅製である。シャフト本体35aのさらに後端側には、レゾルバステータ7の内周側に位置するレゾルバロータ47が焼き嵌めによって固定されている。レゾルバロータ47は磁性を有する鉄合金製であり、レゾルバステータ7とともにレゾルバ機構を構成する。
シャフト35に第1バランサ37、ロータ39、第2バランサ41、第2内輪43、第3バランサ45、レゾルバロータ47及びインペラ3を組付けた後、第1バランサ37、第2バランサ41及び第3バランサ45を切削して回転体9の回転バランスを調整する。
こうして得られた回転体9がハウジング1等とともに組みつけられてターボ式流体機械が得られる。ロータ39は、シャフト本体35aの外周側で第1内輪35bと第2内輪43との間に位置している。より詳細には、第1内輪35bにおける第1小径部36bの後面とロータ39の前面とは当接し、ロータ39の後面と第2内輪43における第2小径部43bの前面とは当接している。そして、第1内輪35bと第2内輪43とはロータ39に軸O方向で予荷重を付与している。第2内輪43の大径部43aの外径は第1内輪35bの大径部36a及びロータ39と等しくされている。
但し、第1バランサ37の後面とロータ39の前面との間には間隙Δ1が設けられ、第2バランサ41の前面とロータ39の後面との間には間隙Δ2が設けられている。
このターボ式流体機械が空気圧縮機として燃料電池システムに用いられる場合、ロータ39が回転することによりインペラ3がインペラ室23内で回転する。このため、外部の流体としての空気が吸入ポート25から吸入され、ディフューザ27でその空気の運動エネルギーが圧力エネルギーに変換されて圧縮され、圧縮された空気が吐出室29へ圧送される。吐出室29内の高圧の空気が吐出ポート31から燃料電池システムのスタックに供給される。
ここで、このターボ式流体機械では、シャフト本体35aと第1内輪35bとが一体品であるシャフト35とされ、第2内輪43がシャフト本体35aに固定されている。また、第2内輪43は第1内輪35bとともにロータ39を軸O方向で挟み込み、予荷重を付与している。このため、ロータ39が高速回転することにより、仮にシャフト35が湾曲しようとしても、第1内輪35bと第2内輪43とがその湾曲を抑制する。
すなわち、仮にシャフト35の軸方向の中央部分が外周側に突出するように湾曲しようとすると、シャフト35の両端側は逆方向に突出し、第1内輪35bとロータ39との間やロータ39と第2内輪43との間が互いに離れる方向に引っ張られることになるが、第1内輪35bと第2内輪43とがロータ39に対して軸O方向に予荷重を付与しているため、それらの引張力を低減できる。このため、シャフト35が湾曲し難くなっている。
この際、第1内輪35bとロータ39との間に位置する第1バランサ37はロータ39とは軸O方向で間隙Δ1を有し、ロータ39と第2内輪43との間に位置する第2バランサ41はロータ39とは軸O方向で間隙Δ2を有している。このため、予荷重を付与されたロータ39が高速回転しても、回転バランスが悪化し難い。
こうして、このターボ式流体機械では、シャフト35が大きな軸力を有し、かつ運転時の回転バランスも良好に調整できる。このため、ロータ39が高速回転しても、インペラ3がインペラ室23内で壁面に干渉して異音が生じる等の不具合を生じ難い。換言すれば、ロータ39の許容回転数が向上する。
したがって、このターボ式流体機械では、シャフト35をより高速で回転させても、ロータ39の回転バランスを調整することが可能である。
(実施例2)
実施例2のターボ式流体機械は、図5に示すように、第1内輪35bの第1小径部36bの外周面に第1バランサ38が溶着されている。また、第2内輪43の第2小径部43bの外周面に第2バランサ40が溶着されている。ターボ式流体機械及び回転体9の他の構成は実施例1と同様である。
このターボ式流体機械においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、第1バランサ37は、ロータ39と当接していても、第1内輪35bの大径部36aとの間で軸O方向で間隙を有すればよい。また、第2バランサ41も、ロータ39と当接していても、第2内輪43の大径部43aとの間で軸O方向で間隙を有すればよい。
また、第1バランサ37のみを設けたり、第2バランサ41のみを設けたりしてもよい。
また、レゾレバステータ7がないターボ式流体機械においては、第3バランサ45及びレゾレバロータ47を有さない回転体を採用すればよい。
実施例では、第1バランサ37及び第2バランサ41の材料をリン青銅としたが、材料はこれに限られず、被削性のある材料であればよい。例えば、真鍮(黄銅)、快削ステンレス鋼(SUS303)等を採用することができる。
間隙Δ1や間隙Δ2に、樹脂等の線熱膨張係数の低い介在部材を介在させてもよい。この介在部材は、間隙を埋めるように設けてもよく、小径部とロータとの間に挟みこんでもよい。
本発明は、燃料電池システムに用いられる空気圧縮機等に利用可能である。
23…インペラ室
M…モータ
33…モータ室
1…ハウジング
3…インペラ
O…軸
35…シャフト
5…ステータ
39…ロータ
11…第1ラジアルフォイル軸受
13…第2ラジアルフォイル軸受
35b…第1内輪
43…第2内輪
37…第1バランサ
41…第2バランサ
Δ1、Δ2…間隙
36b…第1小径部
43b…第2小径部
7…レゾルバステータ
47…レゾルバロータ
45…第3バランサ

Claims (4)

  1. インペラ室と、モータを収容するモータ室とが形成されたハウジングと、
    前記インペラ室に収容され、前記モータの回転によって流体を圧送するインペラと、
    軸方向に延びて前記インペラと前記モータとを連結するシャフトと、を具備し、
    前記モータは、前記ハウジングに固定されたステータと、前記ステータの内周側で回転するロータと、を備え、
    前記ハウジングには、前記シャフトを回転可能に支持する第1ラジアルフォイル軸受及び第2ラジアルフォイル軸受が設けられ、
    前記シャフトは、前記第1ラジアルフォイル軸受の一部を構成する第1内輪と、前記第2ラジアルフォイル軸受の一部を構成する第2内輪を備え、
    前記第1内輪と前記ロータとの間、及び前記第2内輪と前記ロータとの間の少なくとも一方に、前記ロータの回転バランスを調整する環状のバランサが前記シャフトと同期回転するように設けられており、
    前記バランサは、前記第1内輪との間、前記第2内輪との間、及び前記ロータとの間の少なくとも一箇所に、前記軸方向で間隙を有していることを特徴とするターボ式流体機械。
  2. 前記バランサは第1バランサ及び第2バランサからなり、
    前記第1内輪は、前記軸方向の一端側の端面が前記ロータと当接し、外周面に前記第1バランサが嵌合される第1小径部を有し、
    前記第2内輪は、前記軸方向の他端側の端面が前記ロータと当接し、外周面に前記第2バランサが嵌合される第2小径部を有する請求項1記載のターボ式流体機械。
  3. 前記ハウジングに固定されたレゾルバステータを備え、
    前記ロータは、前記第2内輪よりも前記シャフトの他端側に位置して前記レゾルバステータとレゾルバ機構を構成するレゾルバロータを有し、
    前記第2内輪と前記レゾルバロータとの間には、前記レゾルバロータの回転バランスを調整する環状の第3バランサが設けられている請求項1又は2記載のターボ式流体機械。
  4. 前記シャフトと前記第1内輪とは一体に形成されている請求項1乃至3のいずれか1項記載のターボ式流体機械。
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