JP2020082809A - Tire wheel assembly and manufacturing method of the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、タイヤホイール組立体及びその製造方法に関する。 The present invention relates to a tire wheel assembly and a method for manufacturing the tire wheel assembly.
従来、リムのウェル部の外周面上にヘルムホルツレゾネータを有する車両用ホイールが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の車両用ホイールにおいては、ウェル部の外周面上でホイール周方向に延びるように縦壁が形成されており、ヘルムホルツレゾネータは、この縦壁に形成された溝部に係止される構成となっている。
BACKGROUND ART Conventionally, a vehicle wheel having a Helmholtz resonator on an outer peripheral surface of a well portion of a rim is known (for example, refer to Patent Document 1). In the vehicle wheel of
ところが、従来の車両用ホイール(例えば、特許文献1参照)は、ホイールに前記の縦壁に溝部を要するため、ホイールの市販品をそのまま使用することができずにホイールの製造コストが増大する問題があった。したがって、市販品のホイールにヘルムホルツレゾネータを容易に取り付けることができるタイヤホイール組立体が望まれていた。 However, the conventional vehicle wheel (for example, refer to Patent Document 1) requires a groove portion in the vertical wall of the wheel, and therefore a commercial product of the wheel cannot be used as it is, which increases the manufacturing cost of the wheel. was there. Therefore, there has been a demand for a tire-wheel assembly in which a Helmholtz resonator can be easily attached to a commercially available wheel.
本発明の課題は、市販品のホイールにヘルムホルツレゾネータを容易に取り付けることができるタイヤホイール組立体及びその製造方法を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a tire wheel assembly that allows a Helmholtz resonator to be easily attached to a commercially available wheel, and a method for manufacturing the tire wheel assembly.
前記の課題を達成する本発明のタイヤホイール組立体は、タイヤ空気室内に配置されるヘルムホルツレゾネータとしての副気室部材と、前記副気室部材から延出する支持部材と、を備え、前記副気室部材は、前記支持部材がタイヤのビードとリムのビードシートとの間に挟持されて片持ち支持されていることを特徴とする。 The tire wheel assembly of the present invention to achieve the above-mentioned object, comprises a sub air chamber member as a Helmholtz resonator arranged in the tire air chamber, and a support member extending from the sub air chamber member, The air chamber member is characterized in that the support member is cantilevered by being sandwiched between the bead of the tire and the bead seat of the rim.
また、本発明のタイヤホイール組立体の製造方法は、前記支持部材を挟持する側の前記ビードを前記リムのウェル部に落とし込む第1工程と、落とし込んだ前記ビードに前記支持部材を組み付ける第2工程と、前記支持部材を組み付けた前記ビードを前記ビードシートに着座させる第3工程と、を有することを特徴とする。 In the method for manufacturing a tire wheel assembly of the present invention, the first step of dropping the bead on the side sandwiching the support member into the well portion of the rim, and the second step of assembling the support member to the dropped bead. And a third step of seating the bead with the support member mounted on the bead seat.
本発明によれば、市販品のホイールにヘルムホルツレゾネータを容易に取り付けることができるタイヤホイール組立体及びその製造方法を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the tire wheel assembly which can attach a Helmholtz resonator to a commercially available wheel easily, and its manufacturing method can be provided.
次に、本発明の実施形態に係るタイヤホイール組立体について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、参照する図において、「X」は、ホイール周方向、「Y」は、ホイール幅方向、「Z」は、ホイール径方向、をそれぞれ示している。 Next, a tire wheel assembly according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate. In the drawings to be referred to, “X” indicates the wheel circumferential direction, “Y” indicates the wheel width direction, and “Z” indicates the wheel radial direction.
<タイヤホイール組立体の全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係るタイヤホイール組立体1の斜視図である。図2は、図1のII−II断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るタイヤホイール組立体1は、ホイール1aとタイヤ1bと、ヘルムホルツレゾネータとしての副気室部材10と、副気室部材10を片持ち支持する支持部材20と、を主に備えて構成されている。
<Overall structure of tire wheel assembly>
FIG. 1 is a perspective view of a
As shown in FIG. 1, a tire/
本実施形態でのホイール1aは、例えばアルミニウム合金、マグネシウム合金などの軽金属製のもの、及び一般的なスチール材からなるものを想定している。
ホイール1aは、タイヤ1bが組み付けられるリム11と、このリム11を図示しないハブに連結するためのディスク12と、を備えている。
リム11は、ホイール幅方向Yの両端部にそれぞれ形成されるビードシート15同士の間で、ホイール径方向の内側(回転中心側)に向かって窪んだウェル部11cを有している。
The
The
The
図2に示すように、リム11は、ウェル部11cの外周面11dにおけるホイール幅方向Yの両外側にハンプ16を介してビードシート15が形成されている。そして、ビードシート15のホイール幅方向Yの外側は、リムフランジ14へと立ち上っていく。
As shown in FIG. 2, the
図1に示すように、タイヤ1bは、リム11周りでトロイド状に延びることで、内側にタイヤ空気室9を形成している。
図2に示すように、タイヤ1bは、接地面を形成するトレッド21と、ショルダ22を介してタイヤ1bの側面を形成するサイドウォール23と、ビードシート15に配置されるビード24と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the
As shown in FIG. 2, the
ビード24の内部には、ビードワイヤ24aが配置されている。このビードワイヤ24aは、リム11の周方向に環状に延びている。そして、ビードワイヤ24aは、その緊縮力でビード24をビードシート15上に着座させている。
A
<副気室部材>
次に、副気室部材10(図1参照)について説明する。
副気室部材10(ヘルムホルツレゾネータ)は、図1に示すように、意匠面を形成するディスク12側とは反体側のビードシート15に隣接するように配置されている。
この副気室部材10は、内側に中空部を有する中空体で構成されている。本実施形態での副気室部材10は、ポリプロピレン、ポリアミドなどの樹脂成形品を想定している。
ただし、副気室部材10は、金属板で構成することもできる。
<Sub air chamber member>
Next, the sub air chamber member 10 (see FIG. 1) will be described.
As shown in FIG. 1, the sub air chamber member 10 (Helmholtz resonator) is arranged so as to be adjacent to the
The sub
However, the sub
副気室部材10は、一方向に長い部材であって、円管状に形成される本体部13と、連通孔18aが形成される管体18と、を備えている。
ただし、本体部13の断面形状は、円形に限定されず、任意の断面形状でも構わない。また、連通孔18aが形成される管体18の断面形状についても円形に限定されず、任意の断面形状で構わない。また、管体18の本体部13における位置も特に限定されることなく本体部13の任意の位置に設定することができる。
このような副気室部材10は、本体部13の中央でホイール幅方向Yに延びる仕切り壁13aを境に、ホイール周方向Xに対称形状となるように構成されている。
The sub
However, the cross-sectional shape of the
The sub
図3は、副気室部材10の全体斜視図であり、後記する支持部材20を含む図である。(a)は、図1の副気室部材10をホイール幅方向Yの内側斜め上方から見下ろした図、(b)は、図1の副気室部材10をホイール幅方向Yの外側斜め上方から見下ろした図である。
FIG. 3 is an overall perspective view of the sub
図3(a)及び図3(b)に示すように、副気室部材10の本体部13は、その長手方向に湾曲している。つまり、本体部13は、ウェル部11cの外周面11d上に配置された際に、ホイール周方向Xに沿うようになっている。
本体部13の中空部(図示省略)は、後記の副気室SC(図3参照)を形成している。この中空部は、仕切り壁13aによってホイール周方向Xに二分されている。なお、この仕切り壁13aは、本体部13を形成する周壁17のうち上側の一部と下側の一部とが、ホイール幅方向Yに溝状に窪んで形成されたものである。そして、図示は省略するが、仕切り壁13aは、周壁17の上側の一部と下側の一部とが、中空部の略中央の位置で接合されて形成されている。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
The hollow portion (not shown) of the
次に、管体18(図3参照)について説明する。
図4は、図3(a)の矢示IV方向から見た副気室部材10の様子を模式的に表した副気室部材10の側面図である。
図4に示すように、管体18は、本体部13のホイール周方向Xの端面からホイール周方向Xに突出するように形成されている。
Next, the tubular body 18 (see FIG. 3) will be described.
FIG. 4 is a side view of the sub
As shown in FIG. 4, the
本実施形態での副気室部材10は、前記のように、仕切り壁13aを境にホイール周方向Xに対称形状になっている。したがって、本実施形態での管体18は、本体部13の長手方向(ホイール周方向X)の両端部において互いに対称となる位置でそれぞれ対となるように配置されている。
As described above, the sub
また、図3(a)及び図3(b)に示すように、管体18の内側には、連通孔18aが形成されている。このような連通孔18aは、本体部13の内側に形成される副気室SC(図2参照)と、ウェル部11c(図2参照)上でタイヤ1b(図2参照)との間に形成されるタイヤ空気室9(図2参照)と、を連通させている。
Further, as shown in FIGS. 3A and 3B, a
そして、これら一対の管体18同士は、図4に示すように、ホイール軸Axを中心に互いに略90°間隔で開いた位置に配置されている。
このような間隔で配置された管体18(連通孔18a)を有する副気室部材10は、従来のホイールと異なって、タイヤ1bのトレッド21から加振入力された際の「消音むら」をより確実に防止することができる。
Then, as shown in FIG. 4, the pair of
Unlike the conventional wheel, the sub
ただし、副気室SCの数及び管体18の位置は、これに限定されるものではない。したがって、副気室SCの数が2つの場合には、それぞれの管体18同士は、ホイール回転軸周りに90度開く位置に配置することができる。また、副気室SCの数が3つ又は5つ以上の場合には、それぞれの管体18は、ホイール周方向Xに等間隔に配置することができる。
However, the number of the sub air chambers SC and the position of the
<支持部材>
次に、支持部材20について説明する。
図2に示すように、本実施形態での支持部材20は、副気室部材10からディスク12とは反対側のリムフランジ14側に向かって屈曲しながら延出している。
この支持部材20は、図3(a)及び(b)に示すように、副気室部材10の本体部13におけるホイール周方向Xの略全体に渡る長さに等しい長さで形成されている。
また、支持部材20は、副気室部材10の上下方向(ホイール径方向Z)の略中央に位置する周壁17から延出するように、副気室部材10と一体に成形されている。
ただし、支持部材20は、副気室部材10と別体で形成され、副気室部材10に後付けすることもできる。したがって、支持部材20は、金属で形成することもできる。
<Supporting member>
Next, the
As shown in FIG. 2, the supporting
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
Further, the
However, the
図3(b)に示すように、支持部材20は、屈曲する板体で形成されている。
具体的には、支持部材20は、第1部材20aと、第2部材20bと、第3部材20cとを備えて構成されている。
さらに詳しく説明すると、支持部材20は、図2に示すように、副気室部材10からホイール幅方向Yの外側に延出する第1部材20aと、第1部材20aの先端から下方(ホイール径方向Zの内側)に向かって延びる第2部材20bと、第2部材20bの下端からホイール幅方向Yの外側にさらに延出する第3部材20cと、第3部材20cの先端から上方(ホイール径方向Zの外側)に逆S字カーブを描きながら延出する第4部材20dと、を備えて構成されている。ちなみに、第4部材20dの逆S字カーブは、ビード24とリムフランジ14との接触面の形状に倣って形成されている。
As shown in FIG. 3B, the
Specifically, the
More specifically, as shown in FIG. 2, the
そして、支持部材20は、ばね弾性を有しており、第2部材20bと第3部材20cと第4部材20dとで形成される略U字形状部分は、その内側でビード24を巻き込んで挟むクリップ機能を有している。
The
このような支持部材20は、図2に示すように、ビードシート15と、このビードシート15に着座したビード24との間に挟持されている。
具体的には、支持部材20は、ディスク12側とは反対側のビードシート15とビード24とに挟持されている。
これにより副気室部材10は、このタイヤホイール組立体1において支持部材20にて片持ち支持されることとなる。
そして、支持部材20は、ビード24とビードシート15とに挟持される前後でビード24を前記のクリップ機能によって挟み込んでいる。
As shown in FIG. 2, such a supporting
Specifically, the
As a result, the sub
The
このようなタイヤホイール組立体1においては、図1に示すように、副気室部材10の取付位置を示すマーカMがタイヤ1bのサイドウォール23に付されている。
ただし、このマーカMは、リム11のリムフランジ14に付すこともできる。また、マーカMは、タイヤ1b及びリム11の両方に付すこともできる。
また、マーカMは、ディスク12と反対側の側面に位置するタイヤ1b及びリム11の少なくともいずれかに付することもできる。
In such a
However, the marker M can also be attached to the
The marker M can also be attached to at least one of the
<タイヤホイール組立体の製造方法>
次に本実施形態に係るタイヤホイール組立体の製造方法について説明する。
図5(a)から図5(c)は、タイヤホイール組立体1の製造工程図である。なお、図5(a)から図5(c)においては、タイヤ1bは、作図の便宜上、支持部材20が組み付けられる側のビード24の近傍のみを部分的に示している。
<Method for manufacturing tire wheel assembly>
Next, a method for manufacturing the tire wheel assembly according to this embodiment will be described.
5A to 5C are manufacturing process diagrams of the
この製造方法では、図5(a)に示すように、ホイール1aと、これに組み付けられるタイヤ1bとが予め用意される。
そして、この製造方法では、支持部材20を挟持する側のビード24がリム11のウェル部11cに落とし込まれる。この工程は、特許請求の範囲にいう「第1工程」に相当する。
In this manufacturing method, as shown in FIG. 5(a), a
Then, in this manufacturing method, the
次に、この製造方法では、図5(b)に示すように、落とし込んだビード24に、副気室部材10が一体になった支持部材20が組み付けられる。具体的には、支持部材20は、前記したクリップ機能によってビード24を挟み込むこととなる。この工程は、特許請求の範囲にいう「第2工程」に相当する。
Next, in this manufacturing method, as shown in FIG. 5B, the
次に、この製造方法では、図5(c)に示すように、支持部材20を組み付けたビード24をビードシート15上に移動させることによって、ビード24が支持部材20を介してビードシート15に着座する。この工程は、特許請求の範囲にいう「第3工程」に相当する。
これにより副気室部材10は、ビード24とビードシート15との間に挟持された支持部材20によってタイヤ空気室9内にて片持ち支持される。
そして、これらの第1工程から第3工程と並行して、図示を省略した他方のビードがディスク12側のビードシート15に着座することで、このタイヤホイール組立体1の一連の製造工程が終了する。
Next, in this manufacturing method, as shown in FIG. 5C, the
As a result, the auxiliary
Then, in parallel with these first to third steps, the other bead (not shown) is seated on the
<作用効果>
次に、本実施形態のタイヤホイール組立体1の奏する作用効果について説明する。
従来のホイール(例えば、特許文献1参照)においては、前記のように、副気室部材を取り付けるための溝部を要していた。そのため、市販品のホイールにヘルムホルツレゾネータを容易に取り付けることができるタイヤホイール組立体が望まれていた。
<Effect>
Next, the function and effect of the
In the conventional wheel (for example, refer to Patent Document 1), the groove portion for attaching the sub air chamber member is required as described above. Therefore, there has been a demand for a tire/wheel assembly in which a Helmholtz resonator can be easily attached to a commercially available wheel.
本実施形態のタイヤホイール組立体1は、副気室部材10がタイヤ1bのビード24とビードシート15との間に挟持される支持部材20によって片持ち支持されている。
このようなタイヤホイール組立体1よれば、市販品のホイールにヘルムホルツレゾネータを容易に取り付けることができる。
また、このタイヤホイール組立体1によれば、ビード24とビードシート15との間に支持部材20が挟持されて副気室部材10が片持ち支持されているので、副気室部材10の組付け性が向上する。
In the
According to such a
Further, according to the
また、支持部材20は、副気室部材10の本体部13におけるホイール周方向Xの略全体に渡る長さに等しい長さで形成されている。
このような支持部材20によれば、副気室部材10の本体部13を、本体部13のホイール周方向Xの略全体に渡ってリム11に安定支持することができる。
The
With such a
また、このタイヤホイール組立体1においては、支持部材20がビード24を巻き込むように挟んでいる。
このようなタイヤホイール組立体1よれば、図5(b)に示したように、ビード24に対して支持部材20を位置決めする際に、支持部材20がビード24に対してずれにくい。これにより副気室部材10の組み付け性がさらに向上する。
In addition, in the
According to such a
一般に、リム11に対するタイヤ1bの組付け時には、ビード24はディスク12側(意匠面側)とは反対側から一旦ウェル部11cに落とし込まれた後にビードシート15に着座する。
これに対して、タイヤホイール組立体1の支持部材20は、ディスク12側とは反対側のビードシート15とビード24とに挟持される構成となっている。
したがって、このようなタイヤホイール組立体1よれば、リム11に対するタイヤ1bの組付け時に、副気室部材10を片持ち支持させる側のビード24は、これと反対側のビード24よりも後にウェル部11cに落とし込まれる。よって、このタイヤホイール組立体1よれば、ビード24に対する副気室部材10の取付けが容易になる。
Generally, when the
On the other hand, the
Therefore, according to such a
また、このタイヤホイール組立体1においては、タイヤ1b及びリム11のうちの少なくともいずれか一方には、副気室部材10の取付位置を示すマーカMが付されている。
このようなタイヤホイール組立体1よれば、タイヤ1bの交換時にマーカMの位置を避けてレバー等のタイヤ交換工具をタイヤホイール組立体1に差し入れることで、副気室部材10に対するタイヤ交換工具の干渉を回避することができる。
Further, in the
According to such a
また、このタイヤホイール組立体1の製造方法は、ウェル部11cに落とし込んだビード24に支持部材20を組み付けた後に、このビード24をビードシート15に着座させる。
このようなタイヤホイール組立体1の製造方法によれば、ビード24に対する副気室部材10の取付けが容易になる。
Further, in the method of manufacturing the
According to such a method of manufacturing the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、連通孔18aを有する管体18が本体部13からホイール周方向Xに突出するように形成されている。しかしながら、管体18の突出方向はこれに限定されるものではない。
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above embodiment and can be implemented in various forms.
In the above embodiment, the
図6は、変形例に係る副気室部材10aの側面図である。
図6に示すように、副気室部材10aの管体18は、本体部13のホイール周方向Xの端部からホイール径方向Zの外側に向けて突出している。
また、図示しないが、管体18は、ホイール幅方向の外側又は内側に突出した構成とすることもできる。
なお、図6に示す一対の管体18同士は、ホイール軸Axを中心に互いに略90°間隔で開いた位置に配置されている。
FIG. 6 is a side view of the sub
As shown in FIG. 6, the
Further, although not shown, the
The pair of
次に参照する図7は、支持部材20の変形例を示すリムフランジ14周りの部分断面図である。図8は、リム11の変形例を示すリムフランジ14周りの部分断面図である。図9(a)は、変形例に係る支持部材20の部分平面図、図9(b)は、図9(a)のIXb−IXb断面図である。
FIG. 7 to be referred to next is a partial cross-sectional view around the
図7に示すように、変形例に係る支持部材20は、ビードシート15側からリムフランジ14側に延びた支持部材20の先端部が折り返されてリムフランジ14の先端部を挟み込んでいる。なお、支持部材20が金属で形成されている場合には、支持部材20は、ビード24とビードシート15との間に挟持させた後に、リムフランジ14の先端部側に折り返すこともできる。
このような支持部材20を有するタイヤホイール組立体1は、リム11に対する副気室部材10の固定がより強固となる。
As shown in FIG. 7, in the
In the
図8に示すように、変形例に係るリム11は、ビード24との間で支持部材20を挟持するリム11の一部には、支持部材20とリム11との段差を吸収する凹部25が形成されている。この凹部25は、ホイール周方向X(図1参照)の支持部材20の幅と、支持部材20の厚さとでビードシート15側からリムフランジ14側まで延びる溝で形成されている。
このようなリム11は、支持部材20との段差を吸収することができるので、ビードシート15に当接したビード24の弾性変形量が小さくても、より確実にリム11とタイヤ1bとの良好な気密性を維持することができる。
As shown in FIG. 8, in the
Since such a
図9(a)及び(b)に示すように、変形例に係る支持部材20は、副気室部材10から支持部材20が延出する方向に沿うように複数のスリット26が形成されている。これらのスリット26は、ホイール周方向Xに並ぶように形成されている。
このような支持部材20は、ビード24とビードシート15との間に挟持された際に、ホイール周方向Xの湾曲面に沿うように、より柔軟に追従して弾性変形することができる。
As shown in FIGS. 9A and 9B, the
When such a
次に参照する図10(a)及び図10(b)は、他の変形例に係る支持部材20を有する副気室部材の全体斜視図であり、図10(a)は、図3(a)に対応する図、図10(b)は、図3(b)に対応する図である。
この変形例に係る支持部材20は、前記実施形態に係る支持部材20(図3(a)及び図3(b)参照)と異なって、副気室部材10のホイール周方向Xの中央部で部分的に設けられている。
この変形例に係る支持部材20によれば、タイヤホイール組立体の製造方法の「第2工程」(図5(b)参照)において、ビード24に対する支持部材20のクリップ作業が簡単となる。
Next, FIG. 10A and FIG. 10B to be referred to are overall perspective views of an auxiliary air chamber member having a
The
According to the
1 タイヤホイール組立体
1a ホイール
1b タイヤ
9 タイヤ空気室
10 副気室部材
10a 副気室部材
11 リム
11c ウェル部
11d ウェル部の外周面
12 ディスク
13 本体部
13a 仕切り壁
14 リムフランジ
15 ビードシート
16 ハンプ
17 周壁
18 管体
18a 連通孔
20 支持部材
20a 第1部材
20b 第2部材
20c 第3部材
20d 第4部材
21 トレッド
22 ショルダ
23 サイドウォール
24 ビード
24a ビードワイヤ
25 凹部
26 スリット
Ax ホイール軸
M マーカ
SC 副気室
X ホイール周方向
Y ホイール幅方向
Z ホイール径方向
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記副気室部材から延出するように設けられた支持部材と、
を備え、
前記副気室部材は、前記支持部材がタイヤのビードとリムのビードシートとの間に挟持されて片持ち支持されていることを特徴とするタイヤホイール組立体。 A sub air chamber member as a Helmholtz resonator arranged in the tire air chamber,
A support member provided so as to extend from the sub air chamber member,
Equipped with
A tire wheel assembly, wherein the auxiliary air chamber member is cantilevered by sandwiching the support member between a bead seat of a tire and a bead seat of a rim.
前記支持部材を挟持する側の前記ビードを前記リムのウェル部に落とし込む第1工程と、
落とし込んだ前記ビードに前記支持部材を組み付ける第2工程と、
前記支持部材を組み付けた前記ビードを前記ビードシートに着座させる第3工程と、
を有することを特徴とするタイヤホイール組立体の製造方法。 It is a manufacturing method of the tire wheel assembly according to claim 1,
A first step of dropping the bead on the side sandwiching the support member into the well portion of the rim;
A second step of assembling the support member to the dropped bead;
A third step of seating the bead with the support member mounted on the bead seat;
A method of manufacturing a tire wheel assembly, comprising:
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JP (1) | JP2020082809A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11505012B2 (en) * | 2018-05-08 | 2022-11-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle wheel |
-
2018
- 2018-11-16 JP JP2018215804A patent/JP2020082809A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11505012B2 (en) * | 2018-05-08 | 2022-11-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle wheel |
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