JP2020079672A - 空気調和機、制御システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率の良い空調の制御を実現すること。【解決手段】空気調和機100は、対象空間の空調を制御する。空気調和機100は、特徴量検出部130と3次元空間情報生成部140と空調制御部150とを有する。特徴量検出部130は、対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、対象空間における物の特徴量を検出する。3次元空間情報生成部140は、特徴量を用いて、対象空間における3次元空間情報を生成する。空調制御部150は、3次元空間情報を用いて、空調を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機、制御システム、制御方法、及び制御プログラムに関する。
空気調和機が室内に設置される場合がある。室内に居る人を判断する技術が提案されている(特許文献1を参照)。例えば、空気調和機は、画像に基づいて室内に居る人を認識する。また、空気調和機は、赤外線センサを用いて例えば40℃以上は人でないと判断するなど検出した温度により人かどうかを判断する。
特開2014−130001号公報
上記技術は、温度を用いて人を判断している。そのため、例えば、上記技術は、空気調和機から人までの、精度の高い距離を測定していない。
ところで、空気調和機は、精度の高い3次元空間情報を用いて空調を制御することが望ましい。例えば、上記技術は、精度の高い距離を測定していない。そのため、上記技術を用いて生成される3次元空間情報は、精度が低い。精度の低い3次元空間情報を用いて空気調和機が空調を制御することは、効率の悪い空調の制御になる。精度の高い3次元空間情報をどのように生成するかが問題である。
本発明の目的は、効率の良い空調の制御を実現することである。
本発明の一態様に係る空気調和機が提供される。空気調和機は、対象空間の空調を制御する。空気調和機は、前記対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出する特徴量検出部と、前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成する3次元空間情報生成部と、前記3次元空間情報を用いて、前記空調を制御する空調制御部と、を有する。
本発明によれば、効率の良い空調の制御を実現できる。
実施の形態1の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1の空気調和機が有するハードウェアの構成を示す図である。 実施の形態1の空気調和機が実行する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2の空気調和機が実行する処理を示すフローチャートである。 実施の形態3の制御システムを示す図である。 実施の形態3の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。 実施の形態3の制御システムを示す図である。 実施の形態4の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。 実施の形態5の制御システムを示す図である。 実施の形態5の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。 実施の形態6の制御システムを示す図である。 実施の形態6の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。 実施の形態7の制御システムを示す図である。 実施の形態7の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 実施の形態8の制御システムを示す図である。 実施の形態8の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 実施の形態9の制御システムを示す図である。 実施の形態9の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。 実施の形態10の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態10の空気調和機の処理を示すフローチャートである。 実施の形態11の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態11の空気調和機の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。空気調和機100は、制御方法を実行する機器である。空気調和機100は、対象空間の空調を制御する。例えば、対象空間は、室内である。以下の説明では、対象空間は、室内であるものとする。
まず、空気調和機100が有するハードウェアの一部について説明する。
図2は、実施の形態1の空気調和機が有するハードウェアの構成を示す図である。空気調和機100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
プロセッサ101は、空気調和機100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。空気調和機100は、処理回路によって実現されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。なお、処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置102は、空気調和機100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、空気調和機100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、SSD(Solid State Drive)である。
図1に戻って、空気調和機100が有する機能ブロックについて説明する。
空気調和機100は、深度画像取得部110、平面画像取得部120、特徴量検出部130、3次元空間情報生成部140、空調制御部150、及び気流算出部160を有する。なお、3次元空間情報生成部140は、3次元モデリング生成部と表現してもよい。
深度画像取得部110、平面画像取得部120、特徴量検出部130、3次元空間情報生成部140、空調制御部150、及び気流算出部160の一部又は全部は、プロセッサ101によって実現してもよい。
深度画像取得部110、平面画像取得部120、特徴量検出部130、3次元空間情報生成部140、空調制御部150、及び気流算出部160は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。当該プログラムは、制御プログラムと考えてもよい。
また、深度画像取得部110の一部又は全部は、深度センサで実現してもよい。深度センサは、赤外線などの電磁波を人などの物に投射し、反射する電磁波を取得するまでの時間を用いて、深度センサから人などの物までの距離を取得する装置である。例えば、深度センサで用いられる技術は、ToF(Time of Flight)である。例えば、深度センサは、取得した距離から室内の奥行きを検出することができる。そして、深度センサは、室内の奥行きを用いて深度画像を取得することができる。
平面画像取得部120の一部又は全部は、カメラで実現してもよい。カメラは、撮影装置と表現してもよい。なお、平面画像は、RGB(Red Green Blue)画像である。平面画像は、2次元画像と表現してもよい。
深度画像取得部110は、室内の深度画像を取得する。また、深度画像取得部110は、空気調和機100に接続されている外部の深度センサ(図示を省略)から深度画像を取得してもよい。
平面画像取得部120は、室内を撮影した平面画像を取得する。また、平面画像取得部120は、空気調和機100に接続されている外部のカメラ(図示を省略)から平面画像を取得してもよい。なお、平面画像取得部120は、第1の平面画像取得部とも言う。平面画像取得部120が取得する画像は、第1の平面画像とも言う。第1の平面画像は、室内の撮影で得られた画像である。また、第1の平面画像は、室内が写っている画像と表現してもよい。
特徴量検出部130は、室内の撮影で得られた複数の画像を用いて、室内における物の特徴量を検出する。詳細に説明する。特徴量検出部130は、深度画像と平面画像とを用いて室内における物の特徴量を検出する。例えば、室内における物とは、家具、壁、人、及び動物である。例えば、物の特徴量は、机の端及び机の角である。また、例えば、特徴量は、SHOT(Signature of Histograms of OrienTations)特徴量と考えてもよい。
また、特徴量検出部130は、平面画像から特徴量を検出する際、SIFT(Scale Invariant Feature Transform)、FAST(Features from Accelerated Segment Test)を用いて、特徴量を検出してもよい。
3次元空間情報生成部140は、検出した特徴量を用いて、室内における3次元空間情報を生成する。例えば、3次元空間情報生成部140は、特徴量から3次元空間情報を生成するための情報と、検出した特徴量とを用いて、室内の3次元空間情報を生成する。なお、例えば、特徴量から3次元空間情報を生成するための情報は、3次元空間内の人及び家具などの物のサンプルに対して空気調和機100が機械学習することで、取得できる。
このように、3次元空間情報生成部140は、検出した特徴量を用いて、室内の3次元空間情報を生成する。なお、特徴量を用いて室内の3次元空間情報を生成する方法は、様々ある。3次元空間情報生成部140は、どの方法を用いて室内の3次元空間情報を生成してもよい。
なお、3次元空間情報は、精度の高い距離に基づいて生成された情報である。
空調制御部150は、3次元空間情報を用いて空調を制御する。例えば、空調制御部150は、3次元空間情報から人及び家具の配置を検出する。空調制御部150は、当該配置を用いて、風量の強弱を制御する。
気流算出部160は、3次元空間情報生成部140が生成した3次元空間情報を取得してもよい。気流算出部160は、3次元空間情報を用いて、室内における気流を算出する。気流算出部160は、算出した結果を空調制御部150に送信する。空調制御部150は、算出された結果を用いて空調を制御することで、気流を考慮した効果的な空調の制御を実現できる。
次に、空気調和機100が実行する処理について説明する。
図3は、実施の形態1の空気調和機が実行する処理を示すフローチャートである。
(ステップS11)特徴量検出部130は、深度画像取得部110から室内の深度画像を取得する。特徴量検出部130は、平面画像取得部120から室内を撮影した平面画像を取得する。
(ステップS12)特徴量検出部130は、深度画像と平面画像とに基づいて、室内における物の特徴量を検出する。
(ステップS13)3次元空間情報生成部140は、特徴量に基づいて、室内の3次元空間情報を生成する。
(ステップS14)空調制御部150は、3次元空間情報を用いて空調を制御する。
3次元空間情報生成部140は、動的に変化するものが存在しない画像を用いて、3次元空間情報を生成してもよい。なお、例えば、動的に変化するものが存在しない画像とは、家具などが写っている画像である。また、深度画像取得部110と平面画像取得部120は、定期的に、深度画像と平面画像とを取得する。3次元空間情報生成部140は、各時間に撮影された画像の差分により、動的に変換するもの(例えば、人)を検出できる。3次元空間情報生成部140は、動的に変化するものが存在しない画像を用いて生成した3次元空間情報と、検出した動的に変化するものとを用いて、3次元空間情報を更新する。すなわち、深度画像取得部110と平面画像取得部120は、定期的に、深度画像と平面画像とを取得する。特徴量検出部130は、定期的に、深度画像と平面画像とを用いて、物の特徴量を検出する。そして、3次元空間情報生成部140は、検出した特徴量を用いて、3次元空間情報を定期的に更新する。
実施の形態1によれば、空気調和機100は、深度画像と平面画像とを用いることで、精度の高い3次元空間情報を生成する。空気調和機100は、精度の高い3次元空間情報を用いることで、効率の良い空調の制御を実現できる。
また、深度画像取得部110が深度センサの場合、深度画像取得部110は、室内が暗い状況でも深度画像を取得できる。そのため、夜間消灯時、空気調和機100は、消灯前に撮影された平面画像と消灯後に撮影された深度画像とを用いて物の特徴量を検出し、特徴量を用いて3次元空間情報を生成し、3次元空間情報を用いて空調を制御できる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2は、図1,2を参照する。
図4は、実施の形態2の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。空気調和機100aは、特徴量検出部130a、平面画像取得部170、及び奥行き算出部180を有する。
特徴量検出部130a、平面画像取得部170、及び奥行き算出部180の一部又は全部は、プロセッサ101によって実現してもよい。特徴量検出部130a、平面画像取得部170、及び奥行き算出部180の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。また、平面画像取得部170の一部又は全部は、カメラで実現してもよい。
図4に示される構成と同じ図1の構成は、図4に示される符号と同じ符号を付している。
平面画像取得部170は、室内を撮影した平面画像を取得する。また、平面画像取得部170は、空気調和機100aに接続されている外部のカメラ(図示を省略)から平面画像を取得してもよい。なお、平面画像取得部170は、第2の平面画像取得部とも言う。平面画像取得部170が取得する画像は、第2の平面画像とも言う。第2の平面画像は、室内の撮影で得られた画像である。また、第2の平面画像は、室内が写っている画像と表現してもよい。
ここで、平面画像取得部120が取得する平面画像と平面画像取得部170が取得する平面画像とは、平面画像取得部120が取得する平面画像と平面画像取得部170が取得する平面画像から視差が生じるように室内が撮影されている画像である。例えば、平面画像取得部120と平面画像取得部170とがカメラの場合、平面画像取得部120が撮影する方向と平面画像取得部170が撮影する方向は、異なる。これにより、平面画像取得部120が撮影した平面画像と平面画像取得部170が撮影した平面画像とは、視差が生じるように室内が撮影されている画像になる。また、平面画像取得部120が取得する平面画像と平面画像取得部170が取得する平面画像のそれぞれは、異なる角度から室内が撮影されている画像と表現してもよい。
奥行き算出部180は、平面画像取得部120から平面画像を取得する。奥行き算出部180は、平面画像取得部170から平面画像を取得する。奥行き算出部180は、平面画像取得部120から取得した平面画像と平面画像取得部170から取得した平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する。詳細に説明する。奥行き算出部180は、平面画像取得部120から取得した平面画像と平面画像取得部170から取得した平面画像とを用いて、視差を算出する。奥行き算出部180は、視差と三角測量とを用いて、室内の奥行き情報を算出する。このように奥行きを算出する方法は、ステレオマッチングと言う。
特徴量検出部130aは、平面画像取得部120から平面画像を取得する。特徴量検出部130aは、奥行き算出部180から奥行き情報を取得する。特徴量検出部130aは、平面画像取得部120から取得した平面画像と奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出する。また、特徴量検出部130aは、平面画像取得部170から取得した平面画像と奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出してもよい。
なお、特徴量検出部130aは、特徴量を検出する際、特徴量検出部130と同様の方法で特徴量を検出できる。例えば、特徴量検出部130aが検出する特徴量は、SHOT特徴量である。
次に、空気調和機100aが実行する処理について説明する。
図5は、実施の形態2の空気調和機が実行する処理を示すフローチャートである。
(ステップS21)奥行き算出部180は、平面画像取得部120から平面画像を取得する。奥行き算出部180は、平面画像取得部170から平面画像を取得する。
(ステップS22)奥行き算出部180は、平面画像取得部120から取得した平面画像と平面画像取得部170から取得した平面画像とを用いて、視差を算出する。奥行き算出部180は、視差と三角測量とを用いて、奥行き情報を算出する。
(ステップS23)特徴量検出部130aは、平面画像取得部120から平面画像を取得する。特徴量検出部130aは、奥行き算出部180から奥行き情報を取得する。
(ステップS24)特徴量検出部130aは、平面画像取得部120から取得した平面画像と奥行き情報とに基づいて、物の特徴量を検出する。
(ステップS25)3次元空間情報生成部140は、特徴量に基づいて、室内の3次元空間情報を生成する。
(ステップS26)空調制御部150は、3次元空間情報を用いて空調を制御する。
実施の形態2によれば、空気調和機100aは、2つの平面画像を用いて、精度の高い3次元空間情報を生成する。空気調和機100aは、精度の高い3次元空間情報を用いることで、効率の良い空調の制御を実現できる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態3は、図1,2を参照する。
実施の形態1の空気調和機100は、3次元空間情報を生成するため、処理負荷が大きい。そこで、実施の形態3では、空気調和機の処理負荷が軽減される場合を説明する。
図6は、実施の形態3の制御システムを示す図である。制御システムは、空気調和機100bとサーバ200とを含む。空気調和機100bとサーバ200とは、インターネット10を介して接続する。なお、サーバは、情報処理装置とも言う。
空気調和機100bは、深度画像取得部110b、平面画像取得部120b、及び空調制御部150bを有する。なお、平面画像取得部120bは、第1の平面画像取得部と考えてもよい。平面画像取得部120bが取得する画像は、第1の平面画像と考えてもよい。
深度画像取得部110b、平面画像取得部120b、及び空調制御部150bの機能は、深度画像取得部110、平面画像取得部120、及び空調制御部150の機能とほぼ同じなので、説明を省略する。
サーバ200は、特徴量検出部210、3次元空間情報生成部220、及びシミュレーション部230を有する。
特徴量検出部210、3次元空間情報生成部220、及びシミュレーション部230の一部又は全部は、サーバ200が有するプロセッサによって実現してもよい。
特徴量検出部210、3次元空間情報生成部220、及びシミュレーション部230の一部又は全部は、サーバ200が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
特徴量検出部210及び3次元空間情報生成部220の機能は、特徴量検出部130及び3次元空間情報生成部140の機能とほぼ同じである。そのため、特徴量検出部210及び3次元空間情報生成部220の機能については、説明を省略する。
3次元空間情報生成部220は、3次元空間情報を空調制御部150に送信する。これにより、空調制御部150は、3次元空間情報を用いて、空調を制御できる。
シミュレーション部230は、3次元空間情報生成部220が生成した3次元空間情報を取得してもよい。シミュレーション部230は、3次元空間情報を用いて、空調制御のシミュレーションを行う。シミュレーション部230は、シミュレーションの結果を空調制御部150bに送信する。
空調制御部150bは、シミュレーションの結果を用いて、空調を制御する。これにより、空調制御部150bは、適切な空調制御を実現できる。
次に、制御システムで実行される処理について説明する。
図7は、実施の形態3の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。
(ステップS101)空気調和機100bの深度画像取得部110bは、室内の深度画像をサーバ200に送信する。
(ステップS102)空気調和機100bの平面画像取得部120bは、室内を撮影した平面画像をサーバ200に送信する。
なお、ステップS101は、ステップS102の後でもよい。
(ステップS103)サーバ200の特徴量検出部210は、室内の撮影で得られた複数の画像を用いて、室内における物の特徴量を検出する。詳細に説明する。サーバ200の特徴量検出部210は、深度画像と平面画像とを用いて、物の特徴量を検出する。
(ステップS104)サーバ200の3次元空間情報生成部220は、特徴量を用いて、室内における3次元空間情報を生成する。
(ステップS105)サーバ200の3次元空間情報生成部220は、3次元空間情報を空気調和機100bに送信する。
(ステップS106)空気調和機100bの空調制御部150bは、3次元空間情報を用いて空調を制御する。
実施の形態3によれば、空気調和機100bは、3次元空間情報を生成しないため、処理負荷を軽減できる。また、新しい理論のアルゴリズムが公表された場合、当該アルゴリズムをサーバ200に反映することが容易である。
実施の形態4.
次に、実施の形態4を説明する。実施の形態4は、実施の形態1〜3と相違する事項を主に説明し、実施の形態1〜3と共通する事項の説明を省略する。実施の形態4は、図1,2,4,6を参照する。
図8は、実施の形態3の制御システムを示す図である。制御システムは、空気調和機100cとサーバ200aとを含む。空気調和機100cとサーバ200aとは、インターネット10を介して接続する。
空気調和機100cは、平面画像取得部120c、平面画像取得部170c、及び空調制御部150cを有する。
なお、平面画像取得部120cは、第1の平面画像取得部と考えてもよい。平面画像取得部120cが取得する画像は、第1の平面画像と考えてもよい。平面画像取得部170cは、第2の平面画像取得部と考えてもよい。平面画像取得部170cが取得する画像は、第2の平面画像と考えてもよい。
平面画像取得部120c、平面画像取得部170c、及び空調制御部150cの機能は、平面画像取得部120、平面画像取得部170、及び空調制御部150bの機能とほぼ同じなので、説明を省略する。
なお、平面画像取得部120cが取得する平面画像と平面画像取得部170cが取得する平面画像とは、平面画像取得部120cが取得する平面画像と平面画像取得部170cが取得する平面画像から視差が生じるように室内が撮影されている画像である。
サーバ200aは、奥行き算出部240及び特徴量検出部210aを有する。奥行き算出部240及び特徴量検出部210aの一部又は全部は、サーバ200aが有するプロセッサによって実現してもよい。奥行き算出部240及び特徴量検出部210aの一部又は全部は、サーバ200aが有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
奥行き算出部240及び特徴量検出部210aの機能は、奥行き算出部180及び特徴量検出部130aとほぼ同じである。そのため、奥行き算出部240及び特徴量検出部210aの機能については、説明を省略する。
また、図8に示される構成と同じ図6の構成は、図8に示される符号と同じ符号を付している。
次に、制御システムで実行される処理について説明する。
図9は、実施の形態4の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。
(ステップS111)空気調和機100cの平面画像取得部120cは、室内を撮影した平面画像をサーバ200aに送信する。
(ステップS112)空気調和機100cの平面画像取得部170cは、室内を撮影した平面画像をサーバ200aに送信する。
また、ステップS111は、ステップS112の後でもよい。
(ステップS113)サーバ200aの奥行き算出部240は、平面画像取得部120cから取得した平面画像と平面画像取得部170cから取得した平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する。詳細に説明する。サーバ200aの奥行き算出部240は、平面画像取得部120cから取得した平面画像と平面画像取得部170cから取得した平面画像とを用いて、視差を算出する。奥行き算出部240は、視差と三角測量とを用いて、奥行き情報を算出する。
(ステップS114)サーバ200aの特徴量検出部210aは、平面画像取得部120cから取得した平面画像又は平面画像取得部170cから取得した平面画像と、奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出する。
(ステップS115)サーバ200aの3次元空間情報生成部220は、特徴量を用いて、室内の3次元空間情報を生成する。
(ステップS116)サーバ200aの3次元空間情報生成部220は、3次元空間情報を空気調和機100cに送信する。
(ステップS117)空気調和機100cの空調制御部150cは、3次元空間情報を用いて空調を制御する。
実施の形態4によれば、空気調和機100cは、3次元空間情報を生成しないため、処理負荷を軽減できる。また、新しい理論のアルゴリズムが公表された場合、当該アルゴリズムをサーバ200aに反映することが容易である。
実施の形態5.
次に、実施の形態5を説明する。実施の形態5は、実施の形態1,3と相違する事項を主に説明し、実施の形態1,3と共通する事項の説明を省略する。実施の形態5は、図1,2,6を参照する。
実施の形態3は、深度画像及び平面画像がサーバ200に送信される場合を説明した。深度画像及び平面画像がインターネット上に送信される場合、深度画像及び平面画像に室内が写っているため、個人情報の取り扱いの観点から、懸念が生じる。また、深度画像及び平面画像がインターネット上に送信されることは、帯域を圧迫させる。さらに、インターネットの使用が従量制接続の場合、深度画像及び平面画像がインターネット上に送信されることは、ユーザの負担を大きくする。
そこで、実施の形態5では、特徴量のみがサーバに送信される場合を説明する。
図10は、実施の形態5の制御システムを示す図である。制御システムは、空気調和機100dとサーバ200bとを含む。空気調和機100dとサーバ200bとは、インターネット10を介して接続する。
空気調和機100cは、特徴量検出部130d及び空調制御部150dを有する。特徴量検出部130d及び空調制御部150dの機能は、特徴量検出部130及び空調制御部150bの機能とほぼ同じである。そのため、特徴量検出部130d及び空調制御部150dの機能については、説明を省略する。
サーバ200bは、3次元空間情報生成部220及びシミュレーション部230を有する。
図10に示される構成と同じ図1,6の構成は、図10に示される符号と同じ符号を付している。
次に、制御システムで実行される処理について説明する。
図11は、実施の形態5の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。 (ステップS121)空気調和機100dの特徴量検出部130dは、深度画像取得部110から室内の深度画像を取得する。空気調和機100dの特徴量検出部130dは、平面画像取得部120から室内を撮影した平面画像を取得する。
空気調和機100dの特徴量検出部130dは、室内の撮影で得られた複数の画像を用いて、室内における物の特徴量を検出する。詳細に説明する。空気調和機100dの特徴量検出部130dは、深度画像と平面画像とを用いて、物の特徴量を検出する。
(ステップS122)空気調和機100dの特徴量検出部130dは、特徴量をサーバ200bに送信する。
(ステップS123)サーバ200bの3次元空間情報生成部220は、特徴量を用いて、室内の3次元空間情報を生成する。
(ステップS124)サーバ200bの3次元空間情報生成部220は、3次元空間情報を空気調和機100dに送信する。
(ステップS125)空気調和機100dの空調制御部150dは、3次元空間情報を用いて空調を制御する。
実施の形態5によれば、空気調和機100dは、特徴量のみを送信することで、個人情報の取り扱いの観点から生じる懸念を和らげることができる。また、特徴量のデータ量は、深度画像と平面画像との総データ量よりも小さい。そのため、空気調和機100dは、特徴量のみを送信することで、帯域圧迫の軽減及び送信データ量の抑制を実現できる。
また、空気調和機100dは、深度画像と平面画像とのデータ量を低下させる処理を行ってもよい。さらに、空気調和機100dは、判別不可能な状態にした深度画像と平面画像をサーバ200bに送信してもよい。例えば、判別不可能な状態とは、点と線の状態である。
実施の形態6.
次に、実施の形態6を説明する。実施の形態6は、実施の形態1,2,5と相違する事項を主に説明し、実施の形態1,2,5と共通する事項の説明を省略する。実施の形態6は、図1,4,6,10を参照する。
図12は、実施の形態6の制御システムを示す図である。制御システムは、空気調和機100eとサーバ200bとを含む。空気調和機100eとサーバ200bとは、インターネット10を介して接続する。
空気調和機100eは、特徴量検出部130e及び空調制御部150eを有する。特徴量検出部130e及び空調制御部150eの機能は、特徴量検出部130a及び空調制御部150bの機能とほぼ同じである。そのため、特徴量検出部130e及び空調制御部150eの機能については、説明を省略する。
図12に示される構成と同じ又は対応する図4,10の構成は、図12に示される符号と同じ符号を付している。
次に、制御システムで実行される処理について説明する。
図13は、実施の形態6の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。
(ステップS131)空気調和機100eの奥行き算出部180は、平面画像取得部120から取得した平面画像と平面画像取得部170から取得した平面画像とを用いて、視差を算出する。奥行き算出部180は、視差と三角測量とを用いて、奥行き情報を算出する。
(ステップS132)空気調和機100eの特徴量検出部130eは、平面画像取得部120から取得した平面画像と奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出する。また、特徴量検出部130eは、平面画像取得部170から取得した平面画像と奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出してもよい。
(ステップS133)空気調和機100eの特徴量検出部130eは、特徴量をサーバ200bに送信する。
(ステップS134)サーバ200bの3次元空間情報生成部220は、特徴量を用いて、室内の3次元空間情報を生成する。
(ステップS135)サーバ200bの3次元空間情報生成部220は、3次元空間情報を空気調和機100eに送信する。
(ステップS136)空気調和機100eの空調制御部150eは、3次元空間情報を用いて空調を制御する。
実施の形態6によれば、空気調和機100eは、特徴量のみを送信することで、個人情報の取り扱いの観点から生じる懸念を和らげることができる。また、特徴量のデータ量は、深度画像と平面画像との総データ量よりも小さい。そのため、空気調和機100eは、特徴量のみを送信することで、帯域圧迫の軽減及び送信データ量の抑制を実現できる。
実施の形態7.
次に、実施の形態7を説明する。実施の形態7は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態7は、図1を参照する。
図14は、実施の形態7の制御システムを示す図である。制御システムは、制御装置300及び空気調和機400,410を含む。空気調和機400,410は、対象空間の空調を制御する。例えば、対象空間は、室内である。以下の説明では、対象空間は、室内であるものとする。例えば、制御装置300及び空気調和機400,410は、部屋20内に設置される。
制御装置300は、深度画像取得部310、平面画像取得部320、特徴量検出部330、3次元空間情報生成部340、空調制御部350、及び気流算出部360を有する。
深度画像取得部310、平面画像取得部320、特徴量検出部330、3次元空間情報生成部340、空調制御部350、及び気流算出部360の一部又は全部は、制御装置300が有するプロセッサによって実現してもよい。
深度画像取得部310、平面画像取得部320、特徴量検出部330、3次元空間情報生成部340、空調制御部350、及び気流算出部360は、制御装置300が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
深度画像取得部310の一部又は全部は、深度センサで実現してもよい。また、平面画像取得部320の一部又は全部は、カメラで実現してもよい。
ここで、深度画像取得部310が深度センサであり、平面画像取得部320がカメラの場合、特徴量検出部330、3次元空間情報生成部340、空調制御部350、及び気流算出部360は、部屋20外に設置される装置で実現されてもよい。
深度画像取得部310、平面画像取得部320、特徴量検出部330、3次元空間情報生成部340、空調制御部350、及び気流算出部360の機能は、深度画像取得部110、平面画像取得部120、特徴量検出部130、3次元空間情報生成部140、空調制御部150、及び気流算出部160の機能とほぼ同じである。例えば、深度画像取得部310は、深度画像を取得する。また、例えば、平面画像取得部320は、室内を撮影した平面画像を取得する。このように、深度画像取得部310などの機能は、深度画像取得部110などの機能とほぼ同じである。そのため、深度画像取得部310、平面画像取得部320、特徴量検出部330、3次元空間情報生成部340、空調制御部350、及び気流算出部360の機能については、説明を省略する。
なお、平面画像取得部320は、第3の平面画像取得部とも言う。平面画像取得部320が取得する画像は、第3の平面画像とも言う。第3の平面画像は、室内の撮影で得られた画像である。また、第3の平面画像は、室内が写っている画像と表現してもよい。
次に、制御装置300が実行する処理について説明する。
図15は、実施の形態7の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
(ステップS31)特徴量検出部330は、深度画像取得部310から室内の深度画像を取得する。特徴量検出部330は、平面画像取得部320から室内を撮影した平面画像を取得する。
(ステップS32)特徴量検出部330は、室内の撮影で得られた複数の画像を用いて、室内における物の特徴量を検出する。詳細に説明する。特徴量検出部330は、深度画像と平面画像とを用いて、物の特徴量を検出する。
(ステップS33)3次元空間情報生成部340は、特徴量を用いて、室内における3次元空間情報を生成する。
(ステップS34)空調制御部350は、3次元空間情報を用いて、空気調和機400,410を制御する。具体的には、空調制御部350は、制御内容を示す制御コマンドを空気調和機400,410に送信する。空気調和機400,410は、制御コマンドに従って、動作する。
また、空調制御部350は、次のように空気調和機を制御してもよい。空調制御部350は、3次元空間情報を用いて、室内に居る人の位置を検出する。空調制御部350は、空気調和機400,410のうち、人の位置に近い方の空気調和機に制御コマンドを送信する。これにより、制御装置300は、片方の空気調和機のみを動作させるので、消費電力を軽減できる。なお、室内に複数の人が居る場合、制御装置300は、空気調和機の吹き出し口の方向などの条件によって、複数の人の位置に遠い方の空気調和機を動作させることもある。
実施の形態7によれば、空気調和機400,410は、特徴量の検出、3次元空間情報の生成などの処理を行わない。そのため、空気調和機400,410の処理負荷は、軽減される。
また、空気調和機400,410は、空気調和機100のように、深度画像と平面画像とを取得する機能を有さなくて済む。すなわち、空気調和機400,410は、従来型の空気調和機で実現できる。
実施の形態8.
次に、実施の形態8を説明する。実施の形態8は、実施の形態7と相違する事項を主に説明し、実施の形態7と共通する事項の説明を省略する。実施の形態8は、図14を参照する。
図16は、実施の形態8の制御システムを示す図である。制御システムは、制御装置300a及び空気調和機400,410を含む。例えば、制御装置300a及び空気調和機400,410は、部屋20内に設置される。
制御装置300aは、特徴量検出部330a、平面画像取得部370、及び奥行き算出部380を有する。
特徴量検出部330a、平面画像取得部370、及び奥行き算出部380の一部又は全部は、制御装置300aが有するプロセッサによって実現してもよい。特徴量検出部330a、平面画像取得部370、及び奥行き算出部380の一部又は全部は、制御装置300aが有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。また、平面画像取得部370の一部又は全部は、カメラで実現してもよい。
図16に示される構成と同じ図14の構成は、図16に示される符号と同じ符号を付している。
特徴量検出部330a、平面画像取得部370、及び奥行き算出部380の機能は、特徴量検出部130a、平面画像取得部170、及び奥行き算出部180とほぼ同じである。例えば、平面画像取得部370は、室内を撮影した平面画像を取得する。このように、平面画像取得部370などの機能は、平面画像取得部170などの機能とほぼ同じである。そのため、特徴量検出部330a、平面画像取得部370、及び奥行き算出部380の機能については、説明を省略する。
なお、平面画像取得部370は、第4の平面画像取得部とも言う。平面画像取得部370が取得する画像は、第4の平面画像とも言う。第4の平面画像は、対象空間の撮影で得られた画像である。また、第4の平面画像は、室内が写っている画像と表現してもよい。
また、平面画像取得部320が取得する平面画像と平面画像取得部370が取得する平面画像とは、平面画像取得部320が取得する平面画像と平面画像取得部370が取得する平面画像から視差が生じるように室内が撮影されている画像である。
次に、制御装置300aが実行する処理について説明する。
図17は、実施の形態8の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
(ステップS41)奥行き算出部380は、平面画像取得部320から平面画像を取得する。奥行き算出部380は、平面画像取得部370から平面画像を取得する。
(ステップS42)奥行き算出部380は、平面画像取得部320から取得した平面画像と平面画像取得部370から取得した平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する。詳細に説明する。奥行き算出部380は、平面画像取得部320から取得した平面画像と平面画像取得部370から取得した平面画像とを用いて、視差を算出する。奥行き算出部380は、視差と三角測量とを用いて、奥行き情報を算出する。
(ステップS43)特徴量検出部330aは、平面画像取得部320から平面画像を取得する。特徴量検出部330aは、奥行き算出部380から奥行き情報を取得する。
(ステップS44)特徴量検出部330aは、平面画像取得部320から取得した平面画像と奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出する。また、特徴量検出部330aは、平面画像取得部370から取得した平面画像と奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出してもよい。
(ステップS45)3次元空間情報生成部340は、特徴量を用いて、室内の3次元空間情報を生成する。
(ステップS46)空調制御部350は、3次元空間情報を用いて、空気調和機400,410を制御する。具体的には、空調制御部350は、制御内容を示す制御コマンドを空気調和機400,410に送信する。空気調和機400,410は、制御コマンドに従って、動作する。
実施の形態8によれば、空気調和機400,410は、特徴量の検出、3次元空間情報の生成などの処理を行わない。そのため、空気調和機400,410の処理負荷は、軽減される。
また、空気調和機400,410は、空気調和機100aのように、平面画像を取得する機能を有さなくて済む。すなわち、空気調和機400,410は、従来型の空気調和機で実現できる。
実施の形態9.
次に、実施の形態9を説明する。実施の形態9は、実施の形態8と相違する事項を主に説明し、実施の形態8と共通する事項の説明を省略する。実施の形態9は、図16を参照する。
実施の形態8では、制御装置300aが画像を取得する場合を説明した。実施の形態9では、空気調和機が画像を取得する場合を説明する。
図18は、実施の形態9の制御システムを示す図である。制御システムは、制御装置500及び空気調和機600,610を含む。空気調和機600,610は、対象空間の空調を制御する。例えば、対象空間は、室内である。以下の説明では、対象空間は、室内であるものとする。
例えば、制御装置500及び空気調和機600,610は、部屋30内に設置される。また、空気調和機600は、第1の空気調和機とも言う。空気調和機610は、第2の空気調和機とも言う。
制御装置500は、奥行き算出部510、特徴量検出部520、3次元空間情報生成部530、空調制御部540、及び気流算出部550を有する。
奥行き算出部510、特徴量検出部520、3次元空間情報生成部530、空調制御部540、及び気流算出部550の一部又は全部は、制御装置500が有するプロセッサによって実現してもよい。
奥行き算出部510、特徴量検出部520、3次元空間情報生成部530、空調制御部540、及び気流算出部550は、制御装置500が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
空気調和機600は、平面画像取得部601を有する。空気調和機610は、平面画像取得部611を有する。
平面画像取得部601の一部又は全部は、空気調和機600が有するプロセッサによって実現してもよい。平面画像取得部601の一部又は全部は、空気調和機600が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
平面画像取得部611の一部又は全部は、空気調和機610が有するプロセッサによって実現してもよい。平面画像取得部611の一部又は全部は、空気調和機610が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
平面画像取得部601の一部又は全部は、カメラで実現してもよい。平面画像取得部611の一部又は全部は、カメラで実現してもよい。
奥行き算出部510、特徴量検出部520、3次元空間情報生成部530、空調制御部540、及び気流算出部550の機能は、奥行き算出部380、特徴量検出部330a、3次元空間情報生成部340、空調制御部350、及び気流算出部360とほぼ同じである。そのため、奥行き算出部510、特徴量検出部520、3次元空間情報生成部530、空調制御部540、及び気流算出部550の機能については、説明を省略する。
平面画像取得部601,611の機能は、平面画像取得部320,370とほぼ同じである。例えば、平面画像取得部601は、室内を撮影した平面画像を取得する。また、例えば、平面画像取得部611は、室内を撮影した平面画像を取得する。
なお、平面画像取得部601が取得する平面画像と平面画像取得部611が取得する平面画像とは、平面画像取得部601が取得する平面画像と平面画像取得部611が取得する平面画像から視差が生じるように室内が撮影されている画像である。また、平面画像取得部601が取得する平面画像と平面画像取得部611が取得する平面画像とは、異なる位置から撮影された画像と表現してもよい。
ここで、平面画像取得部601は、第5の平面画像取得部とも言う。平面画像取得部601が取得する画像は、第5の平面画像とも言う。第5の平面画像は、対象空間の撮影で得られた画像である。また、第5の平面画像は、室内が写っている画像と表現してもよい。
平面画像取得部611は、第6の平面画像取得部とも言う。平面画像取得部611が取得する画像は、第6の平面画像とも言う。第6の平面画像は、対象空間の撮影で得られた画像である。また、第6の平面画像は、室内が写っている画像と表現してもよい。
また、異なる位置から撮影された画像を用いて、3次元空間情報が生成される場合、3次元空間情報の精度を高めるために、空気調和機600,610が部屋30に配置されている位置が分かっていることが望ましい。例えば、平面画像取得部601,611がカメラの場合、平面画像取得部601,611は、互いに撮影する。制御装置500は、互いに撮影した画像内の情報から部屋30に配置されている空気調和機600,610の位置を検出する。
なお、平面画像取得部601,611のうちの1つの空気調和機が死角に存在する場合、平面画像取得部601,611が互いに撮影できない場合がある。そこで、制御装置500又は空気調和機600,610は、ユーザの操作により、空気調和機600,610の位置を記憶してもよい。また、測定機器(図示を省略)が、空気調和機600,610の位置を測定してもよい。測定機器は、制御装置500又は空気調和機600,610に、空気調和機600,610の位置を格納させる。
次に、制御システムで実行される処理について説明する。
図19は、実施の形態9の制御システムで実行される処理を示すシーケンス図である。
(ステップS141)空気調和機600の平面画像取得部601は、平面画像を制御装置500に送信する。
(ステップS142)空気調和機610の平面画像取得部611は、平面画像を制御装置500に送信する。
なお、ステップS141は、ステップS142の後でもよい。
(ステップS143)制御装置500の奥行き算出部510は、平面画像取得部601から取得した平面画像と平面画像取得部611から取得した平面画像とを用いて、視差を算出する。制御装置500の奥行き算出部510は、視差と三角測量とを用いて、奥行き情報を算出する。
(ステップS144)制御装置500の特徴量検出部520は、平面画像取得部601から取得した平面画像又は平面画像取得部611から取得した平面画像と、奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出する。
(ステップS145)制御装置500の3次元空間情報生成部530は、特徴量を用いて、室内の3次元空間情報を生成する。
(ステップS146)制御装置500の空調制御部540は、制御内容を示す制御コマンドを空気調和機600に送信する。
空気調和機600は、制御コマンドに従って、動作する。
(ステップS147)制御装置500の空調制御部540は、制御内容を示す制御コマンドを空気調和機610に送信する。
空気調和機610は、制御コマンドに従って、動作する。
なお、制御装置500の空調制御部540は、空気調和機600,610に制御コマンドを一斉送信してもよい。
また、空調制御部540は、次のように空気調和機を制御してもよい。空調制御部540は、3次元空間情報を用いて、室内に居る人の位置を検出する。空調制御部540は、空気調和機600,610のうち、人の位置から近い方の空気調和機に制御コマンドを送信する。これにより、制御装置500は、片方の空気調和機のみを動作させるので、消費電力を軽減できる。
このように、空調制御部540は、空気調和機600と空気調和機610のうちの少なくとも1つ以上の空気調和機を制御する。
実施の形態9によれば、制御装置500は、精度の高い3次元空間情報を用いて、空気調和機600,610を制御する。そのため、制御装置500は、効率の良い空調制御を実現できる。
また、制御装置500は、奥行き算出部510と特徴量検出部520を有していなくてもよい。そして、空気調和機600又は空気調和機610は、奥行き算出部と特徴量検出部を有する。例えば、空気調和機600が奥行き算出部と特徴量検出部を有する場合、空気調和機600は、空気調和機610から平面画像を取得する。空気調和機600の奥行き算出部は、平面画像取得部601が取得した平面画像と平面画像取得部611から取得した平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する。空気調和機600の特徴量検出部は、平面画像取得部601が取得した平面画像と奥行き情報とを用いて、物の特徴量を検出する。空気調和機600の特徴量検出部は、特徴量を制御装置500に送信する。
実施の形態10.
次に、実施の形態10を説明する。実施の形態10は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態10は、図1〜3を参照する。
図20は、実施の形態10の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。空気調和機100fは、空調制御部150f、気流算出部160f、及び温度検出部190を有する。
温度検出部190の一部は、空気調和機100fが有するプロセッサによって実現してもよい。温度検出部190の一部は、空気調和機100fが有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、温度検出部190の一部又は全部は、温度センサで実現できる。
図20に示される構成と同じ図1の構成は、図20に示される符号と同じ符号を付している。
温度検出部190は、室内の温度を検出する。空調制御部150fは、温度検出部190が検出した温度と3次元空間情報とを用いて、3次元温度分布を算出する。空調制御部150fは、3次元温度分布を用いて、空調を制御する。
また、気流算出部160fは、温度検出部190が検出した温度を取得してもよい。気流算出部160fは、温度検出部190が検出した温度と3次元空間情報とを用いて、3次元温度分布を算出する。気流算出部160fは、3次元温度分布を用いて、室内における気流を算出する。気流算出部160fは、算出した結果を空調制御部150に送信する。空調制御部150fは、算出された結果を用いて空調を制御することで、気流を考慮した効果的な空調の制御を実現できる。
図21は、実施の形態10の空気調和機の処理を示すフローチャートである。図21の処理は、ステップS13a,14aが実行される点が、図3の処理と異なる。そのため、図21では、ステップS13a,14aを説明する。図21における他のステップについては、図3のステップ番号と同じ番号を付することによって、処理の説明を省略する。
(ステップS13a)空調制御部150fは、温度検出部190が検出した温度を取得する。空調制御部150fは、温度検出部190が検出した温度と3次元空間情報とを用いて、3次元温度分布を算出する。
(ステップS14a)空調制御部150fは、3次元温度分布を用いて、空調を制御する。
実施の形態10によれば、空気調和機100fは、3次元温度分布を用いることで、室内の遠方、近方、上方、下方それぞれの温度分布に基づいた空調制御を実現できる。
実施の形態11.
次に、実施の形態11を説明する。実施の形態11は、実施の形態2,10と相違する事項を主に説明し、実施の形態2,10と共通する事項の説明を省略する。実施の形態11は、図1,4,5,20を参照する。
図22は、実施の形態11の空気調和機の構成を示す機能ブロック図である。空気調和機100gは、空調制御部150g、気流算出部160g、及び温度検出部190gを有する。
空調制御部150g、気流算出部160g、及び温度検出部190gの機能は、空調制御部150f、気流算出部160f、及び温度検出部190の機能と同じである。そのため、空調制御部150g、気流算出部160g、及び温度検出部190gの機能については、説明を省略する。
図22に示される構成と同じ図1,4の構成は、図22に示される符号と同じ符号を付している。
図23は、実施の形態11の空気調和機の処理を示すフローチャートである。図23の処理は、ステップS25a,26aが実行される点が、図5の処理と異なる。そのため、図23では、ステップS25a,26aを説明する。図23における他のステップについては、図5のステップ番号と同じ番号を付することによって、処理の説明を省略する。
(ステップS25a)空調制御部150gは、温度検出部190gが検出した温度を取得する。空調制御部150gは、温度検出部190gが検出した温度と3次元空間情報とを用いて、3次元温度分布を算出する。
(ステップS26a)空調制御部150gは、3次元温度分布を用いて、空調を制御する。
実施の形態11によれば、空気調和機100gは、3次元温度分布を用いることで、室内の遠方、近方、上方、下方それぞれの温度分布に基づいた空調制御を実現できる。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
10 インターネット、 20,30 部屋、 100,100a,100b,100c,100d,100e,100f,100g 空気調和機、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 110,110b 深度画像取得部、 120,120b,120c 平面画像取得部、 130,130a,130d,130e 特徴量検出部、 140 3次元空間情報生成部、 150,150b,150c,150d,150e,150f,150g 空調制御部、 160,160f,160g 気流算出部、 170,170c 平面画像取得部、 180 奥行き算出部、 190,190g 温度検出部、 200、200a、200b サーバ、 210、210a 特徴量検出部、 220 3次元空間情報生成部、 230 シミュレーション部、 240 奥行き算出部、 300,300a 制御装置、 310 深度画像取得部、 320,370 平面画像取得部、 330,330a 特徴量検出部、 340 3次元空間情報生成部、 350 空調制御部、 360 気流算出部、 380 奥行き算出部、 400,410 空気調和機、 500 制御装置、 510 奥行き算出部、 520 特徴量検出部、 530 3次元空間情報生成部、 540 空調制御部、 550 気流算出部、 600,610 空気調和機、 601,611 平面画像取得部。

Claims (19)

  1. 対象空間の空調を制御する空気調和機であって、
    前記対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出する特徴量検出部と、
    前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成する3次元空間情報生成部と、
    前記3次元空間情報を用いて、前記空調を制御する空調制御部と、
    を有する空気調和機。
  2. 前記複数の画像は、前記対象空間の深度画像と前記対象空間の撮影で得られた第1の平面画像であり、
    前記深度画像を取得する深度画像取得部と、
    前記第1の平面画像を取得する第1の平面画像取得部と、
    をさらに有する、
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記複数の画像は、前記対象空間の撮影で得られた第1の平面画像と前記対象空間の撮影で得られた第2の平面画像とであり、
    前記第1の平面画像と前記第2の平面画像は、前記第1の平面画像と前記第2の平面画像から視差が生じるように前記対象空間が撮影されている画像であり、
    前記第1の平面画像を取得する第1の平面画像取得部と、
    前記第2の平面画像を取得する第2の平面画像取得部と、
    前記第1の平面画像と前記第2の平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する奥行き算出部とをさらに有し、
    前記特徴量検出部は、前記第1の平面画像又は前記第2の平面画像と、奥行き情報とを用いて、前記特徴量を検出する、
    請求項1に記載の空気調和機。
  4. 気流算出部をさらに有し、
    前記気流算出部は、
    前記3次元空間情報を用いて、前記対象空間における気流を算出し、
    前記空調制御部は、
    算出された結果を用いて、前記空調を制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記対象空間の温度を検出する温度検出部をさらに有し、
    前記空調制御部は、前記温度と前記3次元空間情報とを用いて、3次元温度分布を算出し、前記3次元温度分布を用いて、前記空調を制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 気流算出部と、
    前記対象空間の温度を検出する温度検出部と、
    をさらに有し、
    前記気流算出部は、
    前記温度と前記3次元空間情報とを用いて、3次元温度分布を算出し、前記3次元温度分布を用いて、前記対象空間における気流を算出し、
    前記空調制御部は、
    前記対象空間における気流が算出された結果を用いて、前記空調を制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  7. 情報処理装置と、
    対象空間の空調を制御する空気調和機と、
    を含み、
    前記情報処理装置は、
    前記対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出する特徴量検出部と、
    前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成する3次元空間情報生成部と、
    を有し、
    前記空気調和機は、
    前記3次元空間情報を用いて、前記空調を制御する空調制御部、
    を有する
    制御システム。
  8. 前記複数の画像は、前記対象空間の深度画像と前記対象空間の撮影で得られた第1の平面画像であり、
    前記空気調和機は、
    前記深度画像を取得する深度画像取得部と、
    前記第1の平面画像を取得する第1の平面画像取得部と、
    をさらに有する、
    請求項7に記載の制御システム。
  9. 前記複数の画像は、前記対象空間の撮影で得られた第1の平面画像と前記対象空間の撮影で得られた第2の平面画像とであり、
    前記第1の平面画像と前記第2の平面画像は、前記第1の平面画像と前記第2の平面画像から視差が生じるように前記対象空間が撮影されている画像であり、
    前記空気調和機は、
    前記第1の平面画像を取得する第1の平面画像取得部と、
    前記第2の平面画像を取得する第2の平面画像取得部と、
    をさらに有し、
    前記情報処理装置は、
    前記第1の平面画像と前記第2の平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する奥行き算出部、
    をさらに有し、
    前記特徴量検出部は、前記第1の平面画像又は前記第2の平面画像と、奥行き情報とを用いて、前記特徴量を検出する、
    請求項7に記載の制御システム。
  10. 前記情報処理装置は、
    前記3次元空間情報を用いて、空調制御のシミュレーションを行うシミュレーション部をさらに有し、
    前記空調制御部は、
    前記シミュレーションの結果を用いて、前記空調を制御する、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の制御システム。
  11. 対象空間の空調を制御する空気調和機と、
    情報処理装置と、
    を含み、
    前記空気調和機は、
    前記対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出する特徴量検出部と、
    空調制御部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成する3次元空間情報生成部、
    を有し、
    前記空調制御部は、
    前記3次元空間情報を用いて、前記空調を制御する、
    制御システム。
  12. 前記複数の画像は、前記対象空間の深度画像と前記対象空間の撮影で得られた第1の平面画像であり、
    前記空気調和機は、
    前記深度画像を取得する深度画像取得部と、
    前記第1の平面画像を取得する第1の平面画像取得部と、
    をさらに有する、
    請求項11に記載の制御システム。
  13. 前記複数の画像は、前記対象空間の撮影で得られた第1の平面画像と前記対象空間の撮影で得られた第2の平面画像とであり、
    前記第1の平面画像と前記第2の平面画像は、前記第1の平面画像と前記第2の平面画像から視差が生じるように前記対象空間が撮影されている画像であり、
    前記空気調和機は、
    前記第1の平面画像を取得する第1の平面画像取得部と、
    前記第2の平面画像を取得する第2の平面画像取得部と、
    前記第1の平面画像と前記第2の平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する奥行き算出部と、
    をさらに有し、
    前記特徴量検出部は、前記第1の平面画像又は前記第2の平面画像と、奥行き情報とを用いて、前記特徴量を検出する、
    請求項11に記載の制御システム。
  14. 対象空間の空調を制御する空気調和機と、
    制御装置と、
    を含み、
    前記制御装置は、
    前記対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出する特徴量検出部と、
    前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成する3次元空間情報生成部と、
    前記3次元空間情報を用いて、前記空気調和機を制御する空調制御部と、
    を有する、
    制御システム。
  15. 前記複数の画像は、前記対象空間の深度画像と前記対象空間の撮影で得られた第3の平面画像であり、
    前記制御装置は、
    前記深度画像を取得する深度画像取得部と、
    前記第3の平面画像を取得する第3の平面画像取得部と、
    をさらに有する、
    請求項14に記載の制御システム。
  16. 前記複数の画像は、前記対象空間の撮影で得られた第3の平面画像と前記対象空間の撮影で得られた第4の平面画像とであり、
    前記第3の平面画像と前記第4の平面画像は、前記第3の平面画像と前記第4の平面画像から視差が生じるように前記対象空間が撮影されている画像であり、
    前記制御装置は、
    前記第3の平面画像を取得する第3の平面画像取得部と、
    前記第4の平面画像を取得する第4の平面画像取得部と、
    前記第3の平面画像と前記第4の平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する奥行き算出部とをさらに有し、
    前記特徴量検出部は、前記第3の平面画像又は前記第4の平面画像と、奥行き情報とを用いて、前記特徴量を検出する、
    請求項14に記載の制御システム。
  17. 第1の空気調和機と、
    第2の空気調和機と、
    制御装置と
    を含み、
    前記第1の空気調和機は、
    対象空間の撮影で得られた第5の平面画像を取得する第5の平面画像取得部、
    を有し、
    前記第2の空気調和機は、
    前記対象空間の撮影で得られた第6の平面画像を取得する第6の平面画像取得部、
    を有し、
    前記第5の平面画像と前記第6の平面画像は、前記第5の平面画像と前記第6の平面画像から視差が生じるように前記対象空間が撮影されている画像であり、
    前記制御装置は、
    前記第5の平面画像と前記第6の平面画像とを用いて、奥行き情報を算出する奥行き算出部と、
    前記第5の平面画像又は前記第6の平面画像と、奥行き情報とを用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出する特徴量検出部と、
    前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成する3次元空間情報生成部と、
    前記3次元空間情報を用いて、前記第1の空気調和機と前記第2の空気調和機のうちの少なくとも1つ以上の空気調和機を制御する空調制御部と、
    を有する、
    制御システム。
  18. 対象空間の空調を制御する空気調和機が、
    前記対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出し、
    前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成し、
    前記3次元空間情報を用いて、前記空調を制御する、
    制御方法。
  19. 対象空間の空調を制御する空気調和機に、
    前記対象空間の撮影で得られた複数の画像を用いて、前記対象空間における物の特徴量を検出し、
    前記特徴量を用いて、前記対象空間における3次元空間情報を生成し、
    前記3次元空間情報を用いて、前記空調を制御する、
    処理を実行させる制御プログラム。
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