JP2020077452A - ユニバーサルストレージキャリア - Google Patents

Abstract

【課題】複数のタイプのストレージデバイスを収容するストレージデバイスキャリアを提供する。【解決手段】キャリアデバイス内に取り付けられるように構成されたアダプタブラケット２００は、ＳＳＤモジュール３００を収容するように構成された収容スペース２１０と、収容スペース２１０の片側に位置する左壁要素と、左壁要素の反対側に位置する右壁要素とを備える。また、アダプタブラケット２００は、左壁要素と右壁要素との間に位置する複数の収容要素２１１を備える。収容要素２１１は、ＳＳＤモジュール３００の開口部３１１を介して固定要素１５を収容する。【選択図】図３Ａ

Description

本発明は、概して、ストレージデバイスキャリア及びシャーシアセンブリ（chassis assembly）に関し、より詳細には、複数のストレージデバイスを収容するように構成されたストレージデバイスキャリアに関する。

従来のコンピュータシステム及び情報ネットワークは、通常、大量のデータを保存するために外部データストレージをよく必要とする。通常、外部データストレージは、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）又はソリッドステートディスク（ＳＳＤ）ドライブを含む。従来技術で知られているＨＤＤ／ＳＳＤ系のサイズは、少なくとも直径３．５インチ、２．５インチ、１．８インチ、１．３インチ及び１．０インチのドライバを含む。

ＨＤＤ又はＳＳＤドライブを収容するために、様々なメカニズムが開発されてきた。このようなメカニズムの１つは、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）キャリア及びシャーシアセンブリと呼ばれる。図１Ａは、従来の２．５インチＨＤＤキャリアと、シャーシアセンブリ１０と、を示す図である。図１Ｂは、従来の３．５インチＨＤＤキャリアと、シャーシアセンブリ２０と、を示す図である。ＨＤＤキャリア及びシャーシアセンブリ１０は、２．５インチのＨＤＤ１２を収容し、シャーシアセンブリ（図示省略）と機械的に嵌合する。同様に、ＨＤＤキャリア及びシャーシアセンブリ２０は、３．５インチのＨＤＤ２５を収容し、シャーシアセンブリと機械的に嵌合する。

動作中、ＨＤＤは、通常、ＨＤＤキャリア上に配置されている。その後、ＨＤＤキャリアを、コンピュータシャーシのドライブケージ（又は、ドライベイ）に挿入する。ＨＤＤキャリアの外壁には、電磁気インタフェース（electromagnetic interface）（ＥＭＩ）シールドが含まれる場合がある。ＥＭＩシールドは、ＥＭＩ干渉がコンピュータ又はディスクエンクロージャの外部に放射するのを抑制するように機能する。また、ＥＭＩシールドは、ＥＭＩシールドの外部の他のコンポーネントからのＥＭＩ干渉に対するＨＤＤ／ＳＳＤの感度を低下させるように機能する。

通常、コンピュータシャーシは、所定寸法の標準ラックに取り付けられる。ラックは、少なくとも一つの線形寸法（linear dimension）を有し、線形寸法は、標準寸法の倍数である。標準寸法はラック単位（rack unit）（「Ｕ」又は「ＲＵ」）と呼ばれ、この寸法の倍数は、２Ｕ、３Ｕ等と呼ばれる。各エンクロージャ（enclosure）又はシェルフ（shelf）には、複数のディスクドライブがある。各ディスクドライブは、シェルフ内で水平又は垂直に配置することができる。各ディスクドライブは、スレッド（sled）又はディスクキャリア（disk carrier）に挿入される。

ＨＤＤキャリア及びシャーシアセンブリが利点を有するにもかかわらず、ＨＤＤキャリア及びシャーシアセンブリには、ある欠点が存在する。例えば、シャーシ内のドライブの数及び最終的なストレージ容量が、ドライブを収容するスレッドのサイズによって制限されるので、シャーシ内のストレージ密度（storage density）は、物理的に小さい新たなドライブサイズを十分に活用することができない場合がある。電気通信のためにドライブをシャーシに接続するのに必要なコネクタのサイズ及び数は、シャーシ内の他の機能に充てることができるスペースの容量に望ましくない影響（undesirable impact）を及ぼす。さらに、ドライブを交換する必要がある場合、ホットスワップ（hot-swap）機能がないので、メンテナンス工程が面倒になる。本発明の開示は、複数のタイプのストレージデバイスを収容するように構成されたキャリア及びシャーシアセンブリを教示する。

本発明は、複数のタイプのストレージデバイスを収容するストレージデバイスキャリアを提供する。

本発明の実施形態は、キャリアデバイスに搭載されるように構成されたアダプタブラケット（adapter bracket）に関する。アダプタブラケットは、ストレージモジュール（例えば、ソリッドステートドライブ（ＳＳＤ））を収容する収容スペースと、収容スペースの片側に位置する第１壁要素と、第１壁要素の反対側に位置する第２壁要素と、を含む。また、アダプタブラケットは、第１壁要素と第２壁要素との間に位置する収容要素を含む。収容要素は、ストレージモジュールの開口部を介して少なくとも１つの固定要素を収容するように構成されている。

いくつかの実施形態では、収容要素は、従来のＳＳＤカードサイズに対応するために様々な位置に配置される。収容要素は、ネジを受け入れるように構成されたネジ穴を含むことができる。いくつかの実施形態では、第１壁要素は第１スライド構造を含み、第２壁要素は第２スライド構造を含む。この実施形態では、ストレージモジュールを、せん断方向（shear direction）に沿ってアダプタブラケットに挿入することができる。

ＳＳＤモジュールは、２つ以上のＳＳＤカードを含むことができる。第１壁要素と第２壁要素との間の収容要素は、アダプタブラケットと異なる材料を含む。いくつかの実施形態では、第１壁要素は、フック要素を含む。また、第２壁要素は、フック要素を含むことができる。この実施形態では、ストレージモジュールは、法線方向に沿ってアダプタブラケットに挿入される。

また、本発明の実施形態は、上述したアダプタブラケットを固定するように構成されたキャリアデバイスに関する。キャリアデバイスは、適合するブラケットを収容するように構成された収容領域を含み、ブラケットは、ストレージモジュール（例えば、ソリッドステートドライブ（ＳＳＤ））を含む。また、キャリアデバイスは、収容領域の第１側に位置する第１壁構造と、第１壁構造の反対側に位置する第２壁構造と、を含む。さらに、キャリアデバイスは、第１壁構造と第２壁構造との間に位置する収容コンポーネントを含む。収容コンポーネントは、アダプタブラケットの開口部を介して固定要素を収容するように構成されている。

本発明の追加の特徴及び利点が、以下の説明に記載され、その一部が説明から明らかになるか、本明細書で開示されている原理を実施することで習得することができる。本発明の特徴及び利点は、添付の特許請求の範囲で特に指摘されている機器及び組み合わせの手段によって実現及び達成することができる。本発明のこれらの特徴及び他の特徴は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲から完全に明らかになるか、本明細書に記載の原理を実施することにより習得することができる。

本発明によれば、上述した制限によって物理的に小さい新たなドライブサイズを十分に活用することができないという欠点を改善することができる。

上記の開示内容と、その利点及び特徴を得ることができる方法を説明するために、上記の原理のより具体的な説明は、添付の図面に示される特定の例を参照することによって提示される。これらの図面は、本発明の例示的な態様のみを示すものであり、よって、本発明の限定としてみなされない。以下の図面を使用して、これらの原理を、さらなる特徴及び詳細で記載及び説明する。

従来技術の２．５インチＨＤＤキャリア及びシャーシアセンブリを示す図である。 従来技術の３．５インチＨＤＤキャリア及びシャーシアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による、ＳＳＤモジュールを収容するように構成されたアダプタブラケットを示す図である。 本発明の一実施形態による、アダプタブラケットに取り付けられるＳＳＤモジュールの分解図である。 本発明の一実施形態による、アダプタブラケット内のＳＳＤモジュールのアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による、代替のアダプタブラケットに取り付けられるＳＳＤモジュールの分解図である。 本発明の一実施形態による、図４Ａのアダプタブラケット内のＳＳＤモジュールのアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による、別の代替のアダプタブラケットに取り付けられるＳＳＤモジュールの分解図である。 本発明の一実施形態による、図５Ａのアダプタブラケット内のＳＳＤモジュールのアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による、キャリアデバイス内に取り付けられるＳＳＤモジュールを収容するアダプタブラケットの分解図である。 本発明の一実施形態による、キャリアデバイス内に取り付けられるＳＳＤモジュールを収容するアダプタブラケットのアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による、ＳＳＤモジュールを収容するアダプタブラケットと、アダプタブラケットを収容するキャリアデバイスと、のアセンブリの断面図である。

添付の図面を参照して本発明を説明するが、類似又は同等の要素を示すために、図面全体を通して同様の符号が用いられている。図面は、縮尺通りに描かれておらず、単に本発明を説明するために提供されている。本発明のいくつかの態様を、例示的なアプリケーションを参照して以下に説明する。本発明の十分な理解を提供するために、いくつかの特定の詳細、関係及び方法が示されていることを理解されたい。当業者は、全ての要素が図面の各図において見えるわけではないことを理解するであろう。しかしながら、当業者であれば、１つ以上の特定の詳細を用いずに他の方法を用いて本発明を実施し得ることを容易に認識するであろう。他の例では、本発明を曖昧にするのを避けるために、周知の構造又は動作を詳細に示していない。いくつかの動作が異なる順序で及び／又は他の動作や事象と同時に発生し得るので、本発明は、図示された動作や事象の順序によって限定されない。さらに、本発明による方法を実施するために、図示された全ての動作や事象が必要とされるわけではない。

図２は、本発明の一実施形態による、ＳＳＤドライブ（図示省略）を収容するように構成されたアダプタブラケット２００を示す図である。アダプタブラケット２００及びそのコンポーネントは、従来の金属製造技術（例えば、曲げ加工（bending）、成形（forming）及び打ち抜き（stamping）等）を用いて、シートメタルから生成することができる。代替の実施形態では、アダプタブラケット２００は、ステンレス鋼、軟鋼（mild steel）、又は、費用効果の高い任意の材料から生成することができ、高レベルの硬度と耐食性を実現する。アダプタブラケットは、あらゆるサイズのＳＳＤドライブ（Ｍ．２ ＳＳＤカード、Ｍ．３ ＳＳＤカード、ＥＤＳＦＦ（Enterprise & Datacenter Storage Form Factor） ＳＳＤカード等を含むがこれらに限定されない）を収容するように構成されている。ＳＳＤカードがアダプタブラケット２００内に取り付けられると、アダプタブラケット２００を、キャリア及びシャーシアセンブリに挿入することができる。これについては、図６Ａ及び図６Ｂに関連して以下に詳細に説明する。

アダプタブラケット２００は、左壁要素２２０と、右壁要素２３０と、を含むことができる。また、アダプタブラケット２００は、収容スペース２１０を含むことができる。左壁要素２２０及び右壁要素２３０は、収容スペース２１０の両側に位置する。収容スペース２１０は、ＳＳＤカードを固定するように構成された収容要素２１１，２１２，２１３を含むことができる。例えば、ＳＳＤカードは、ネジを収容するように構成された開口部を有することができる。収容要素は、ネジ山を含むことができ、ネジが固定され、ＳＳＤをアダプタブラケット２００内に効果的に取り付けることができる。

様々なサイズのＳＳＤカードを考慮して、収容要素２１１の位置を変えることができる。例えば、Ｍ．２ ＳＳＤカードの長さは、Ｍ．３及びＥＤＳＦＦ ＳＳＤカードの長さよりも短い。小さいＭ．２ ＳＳＤカードを考慮して、収容要素は、収容スペース２１０の対向する側で互いに接近することができる。よって、アダプタブラケット２００は、様々なサイズのＳＳＤカードを固定するように構成されている。代替の実施形態では、アダプタブラケット２００を、特定のサイズのＳＳＤカード用に構成することができる。アダプタブラケット２００を、アダプタブラケット２００のサイズと一致する特定のサイズのキャリアに挿入することができる。例示的なサイズのキャリアは、図１Ａ及び図１Ｂに示されている。

図３Ａは、本発明の一実施形態による、アダプタブラケット２００に取り付けられるＳＳＤモジュール３００の分解図である。例示的な図として提供されるＳＳＤモジュール３００は、２つのＥＤＳＦＦ ＳＳＤカード２８０を収容する。ＳＳＤモジュール３００は、複数の開口部３１１を含むことができる。本明細書で示される例示的な実施形態では、ＳＳＤモジュール３００の開口部３１１は、アダプタブラケット２００の収容要素２１１の位置と一致する。いくつかの実施形態では、固定要素１５は、開口部３１１を介して収容され、ネジ式（threaded）の収容要素２１１に挿入されてもよい。当業者であれば、固定要素は、任意のコネクタや締結具（例えば、ナットとボルト、ネジ等）を含み得ることを理解すべきである。ＳＳＤモジュール３００は、法線方向５０に沿ってアダプタブラケット２００に挿入され得る。アダプタブラケット２００の収容スペース２１０に挿入されると、ＳＳＤモジュール３００は、固定要素１５を用いて固定され得る。図３Ｂは、アダプタブラケット２００内のＳＳＤモジュール３００のアセンブリを示す図である。アダプタブラケット２００は、キャリア及びシャーシアセンブリ（ここでは図示省略）に挿入され得る。これについては、図６Ａ及び図６Ｂに関連して、以下に詳細に説明する。

図４Ａは、本発明の一実施形態による、代替のアダプタブラケット４００内に取り付けられるＳＳＤモジュール３００の分解図である。アダプタブラケット４００及びそのコンポーネントは、従来の金属製造技術（例えば、曲げ加工、成形及び打ち抜き等）を用いて、シートメタルから生成することができる。代替の実施形態では、アダプタブラケット４００は、ステンレス鋼、軟鋼、又は、費用効果の高い任意の材料から生成することができ、高レベルの硬度と耐食性を実現する。ＳＳＤモジュール３００がアダプタブラケット４００内に取り付けられると、アダプタブラケット４００を、キャリア及びシャーシアセンブリに挿入することができる。

アダプタブラケット４００は、左壁要素４２０と、右壁要素４３０と、を含むことができる。また、アダプタブラケット４００は、収容スペース４１０を含むことができる。左壁要素４２０及び右壁要素４３０は、収容スペース４１０の両側に位置する。左壁要素４２０及び右壁要素４３０は、ＳＳＤモジュール３００を固定するように構成された収容要素４１１を含むことができる。また、左壁要素４２０は、ＳＳＤモジュール３００をアダプタブラケット４００内に収容するように構成されたスライド構造４２５を含むことができる。同様に、右壁要素４３０は、スライド構造４２５に類似するスライド構造４３５を含むことができる。ＳＳＤモジュール３００を、スライド構造４２５，４３５に沿うせん断方向６０に沿って、アダプタブラケット４００に挿入することができる。

ＳＳＤモジュール３００がアダプタブラケット４００の収容スペース４１０にスライドされると、ＳＳＤモジュール３００は、固定要素（図示省略）を用いて固定される。上記のように、ＳＳＤモジュール３００は、アダプタブラケット４００の収容要素４１１と一致する開口部を含むことができる。図４Ｂは、アダプタブラケット４００内のＳＳＤモジュール３００のアセンブリを示す図である。いくつかの実施形態では、固定要素１５は、開口部を介して収容され、アダプタブラケット４００の収容要素に挿入され得る。アダプタブラケット４００を、キャリア及びシャーシアセンブリ（ここでは図示省略）に挿入することができる。これについては、図６Ａ及び図６Ｂに関連して、以下に詳細に説明する。

図５Ａは、本発明の一実施形態による、代替のアダプタブラケット５００内に取り付けられるＳＳＤモジュール３００の分解図である。アダプタブラケット５００及びそのコンポーネントは、従来の金属製造技術（例えば、曲げ加工、成形及び打ち抜き等）を用いて、シートメタルから生成することができる。代替の実施形態では、アダプタブラケット５００は、ステンレス鋼、軟鋼、又は、費用効果の高い任意の材料から生成することができ、高レベルの硬度と耐食性を実現する。ＳＳＤモジュール３００がアダプタブラケット５００内に取り付けられると、アダプタブラケット５００を、キャリア及びシャーシアセンブリに挿入することができる。これについては、図６Ａ及び図６Ｂに関連して、以下に詳細に説明する。

アダプタブラケット５００は、左壁要素５２０と、右壁要素５３０と、を含むことができる。また、アダプタブラケット５００は、収容スペース５１０を含むことができる。左壁要素５２０及び右壁要素５３０は、収容スペース５１０の両側に位置する。収容スペース５１０は、ＳＳＤモジュール３００を固定するように構成された収容要素５１１を含むことができる。収容要素５１１は、代替のアダプタブラケット５００と異なる材料で生成され得る。例えば、収容要素は、柔軟であるが耐久性のある要素（例えば、プラスチック）から生成することができる。左壁要素５２０は、アダプタブラケット４００を固定するように構成されたフック要素５２５を含むことができる。同様に、右壁要素５３０は、アダプタブラケット５００を固定するように構成されたフック要素５３５を含むことができる。

ＳＳＤモジュール３００は、法線方向７０に沿って、アダプタブラケット５００に挿入され得る。アダプタブラケット５００の収容スペース５１０に挿入されると、ＳＳＤモジュール３００は、フック要素５２５，５３５と接触する。フック要素５２５，５３５は、ＳＳＤモジュール３００をアダプタブラケット５００内に固定する。図５Ｂは、アダプタブラケット５００内のＳＳＤモジュール３００のアセンブリを示す図である。いくつかの実施形態では、固定要素１５は、開口部を介して収容され、アダプタブラケット５００の収容要素に挿入されて、ＳＳＤモジュール３００を固定することができる。アダプタブラケット５００を、キャリア及びシャーシアセンブリ（ここでは図示省略）に挿入することができる。これについては、図６Ａ及び図６Ｂに関連して、以下に詳細に説明する。

図６Ａは、本発明の一実施形態による、ＳＳＤモジュール３００を収容するアダプタブラケット５００と、アダプタブラケット５００を収容するキャリアデバイス６００と、の分解図である。図６Ａ及び図６Ｂは、アダプタブラケット５００を具体的に説明しているが、上述したアダプタブラケット２００，４００がこの実施形態で実施可能であることを理解されたい。キャリアデバイス６００は、左壁構造６２０と、右壁構造６３０と、を含むことができる。また、キャリアデバイス６００は、収容領域６１０を含むことができる。左壁構造６２０及び右壁構造６３０は、収容領域６１０の両側に位置する。収容領域６１０は、アダプタブラケット５００を固定するように構成された収容コンポーネント６１１を含むことができる。左壁構造６２０は、アダプタブラケット５００を固定するように構成されたラッチ要素６２５を含むことができる。同様に、右壁構造６３０は、アダプタブラケット５００を固定するように構成されたラッチ要素（図示省略）を含むことができる。

アダプタブラケット５００は、法線方向８０に沿ってキャリアデバイス６００に挿入され得る。キャリアデバイス６００の収容領域６１０に挿入されると、アダプタブラケット５００は、ラッチ要素６２５と接触する。ラッチ要素６２５は、アダプタブラケット５００をキャリアデバイス６００内に固定する。図６Ｂは、ＳＳＤモジュール３００を収容するアダプタブラケット５００と、アダプタブラケット５００を収容するキャリアデバイス６００と、のアセンブリを示す図である。キャリアデバイス６００内に固定されると、アダプタブラケット５００は、固定要素（図示省略）を用いて、キャリアデバイス６００の開口部６０２に取り付けられる。図６Ｂは、２．５インチのアダプタブラケット５００が、３．５インチのキャリアデバイス６００に取り付けられているのを示していることを理解されたい。

図６Ｃは、ＳＳＤモジュール（図示省略）を収容するアダプタブラケット５００と、アダプタブラケット５００を収容するキャリアデバイス６００と、のアセンブリを示す図である。ラッチ要素６２５は、アダプタブラケット５００をキャリアデバイス６００に固定する。図６Ｃは、２．５インチのアダプタブラケット５００が、２．５インチのキャリアデバイス６００に取り付けられているのを示していることを理解されたい。

本発明の特定の実施形態を示し説明してきたが、本発明から逸脱することなく変更及び修正が可能であることが当業者には明らかであろう。よって、添付の特許請求の範囲における目的は、本発明の真の趣旨及び範囲内の全ての変更及び修正をカバーすることである。上述した説明及び添付の図面に記載された事項は、例示としてのみ提供されており、限定するものではない。本発明の実際の範囲は、従来技術に基づく適切な観点から見たときに、特許請求の範囲において定義されることを意図している。

本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態のみを説明することを目的とし、本発明を限定することを意図していない。本明細書で使用されているように、単数形（例えば、「１つの」、「その」等）は、文脈が明らかにそうでないことを示さない限り、複数形も含むことを意図している。さらに、「含む」、「有する」等の用語又はこれらの変形は、詳細な説明及び／又は特許請求の範囲で使用される限りにおいて、「備える」という用語と同様の意味で包括的であることを意図している。

特に定義されない限り、本明細書で用いられる全ての用語（技術用語及び科学用語を含む）は、当業者によって通常理解されるのと同じ意味を有する。さらに、一般的に使用される辞書で定義されているような用語は、関連する技術の文脈における意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本明細書で明示的に定義されていない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解釈されない。

１０，２０…シャーシアセンブリ
１２，２５…ＨＤＤ
１５…固定要素
５０，７０，８０…法線方向
６０…せん断方向
２００，４００，５００…アダプタブラケット
２１０，４１０，５１０…収容スペース
２１１，２１２，２１３，４１１，５１１…収容要素
２２０，４２０，５２０…左壁要素
２３０，４３０，５３０…右壁要素
２８０…ＥＤＳＦＦ ＳＳＤカード
３００…ＳＳＤモジュール
３１１，６０２…開口部
４２５，４３５…スライド構造
５２５，５３５…フック要素
６００…キャリアデバイス
６１０…収容領域
６１１…収容コンポーネント
６２０…左壁構造
６２５…ラッチ要素
６３０…右壁構造

Claims (10)

1. キャリアデバイス内に取り付けられるように構成されたアダプタブラケットであって、
   ストレージモジュールを収容するように構成された収容スペースと、
   前記収容スペースの第１側に位置する第１壁要素と、
   前記第１壁要素の反対側に位置する第２壁要素と、
   前記第１壁要素と前記第２壁要素との間に位置する複数の収容要素であって、前記ストレージモジュールを取り付けるための固定要素を収容するように構成された複数の収容要素と、を備える、ことを特徴とするアダプタブラケット。
2. 前記複数の収容要素は、異なる位置に配置されている、ことを特徴とする請求項１に記載のアダプタブラケット。
3. 前記収容要素は、ネジを収容するネジ穴を備える、ことを特徴とする請求項１に記載のアダプタブラケット。
4. 前記第１壁要素は第１スライド構造を備え、前記第２壁要素は第２スライド構造を備える、ことを特徴とする請求項１に記載のアダプタブラケット。
5. 前記ストレージモジュールは、前記第１スライド構造及び前記第２スライド構造に沿うせん断方向に沿って、前記アダプタブラケットに挿入される、ことを特徴とする請求項４に記載のアダプタブラケット。
6. 前記第１壁要素と前記第２壁要素との間に位置する前記収容要素は、プラスチックを含む材料を含む、ことを特徴とする請求項１に記載のアダプタブラケット。
7. 前記第１壁要素は少なくとも１つのフック要素を備え、前記第２壁要素は少なくとも１つのフック要素を備える、ことを特徴とする請求項１に記載のアダプタブラケット。
8. 前記ストレージモジュールは、法線方向に沿って前記アダプタブラケットに挿入され、前記第１壁要素の前記少なくとも１つのフック要素と、前記第２壁要素の前記少なくとも１つのフック要素と、によって固定される、ことを特徴とする請求項７に記載のアダプタブラケット。
9. 請求項１に記載のアダプタブラケットを固定するように構成されたキャリアデバイスであって、
   前記アダプタブラケットを収容するように構成された収容領域と、
   前記収容領域の第１側に位置する第１壁構造と、
   前記第１壁構造の反対側に位置する第２壁構造と、
   前記第１壁構造と前記第２壁構造との間に位置する複数の収容コンポーネントであって、前記アダプタブラケットの開口部を介して固定要素を収容するように構成された複数の収容コンポーネントと、を備える、
   ことを特徴とするキャリアデバイス。
10. ストレージモジュールを収容し、サーバデバイスに挿入されるように構成されたキャリアデバイスであって、
    アダプタブラケットを備え、
    前記アダプタブラケットは、
    前記ストレージモジュールを収容するように構成された収容スペースと、
    前記収容スペースの第１側に位置する第１壁要素と、
    前記第１壁要素の反対側に位置する第２壁要素と、
    前記第１壁要素と前記第２壁要素との間に位置する複数の収容要素であって、固定要素を収容するように構成された複数の収容要素と、を備える、
    ことを特徴とするキャリアデバイス。

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