JP2020077365A - 画像表示システム、オペレーティングシステムおよび画像表示システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記端末を操作する入力装置と、を有し、
前記入力装置は、
外力が入力される弾性層と、前記弾性層に配置され、前記弾性層の変形に伴って変位するマーカーと、を有する弾性入力部と、
前記マーカーの変位を検出する検出部と、を備えることを特徴とする画像表示システム。
前記入力装置からの入力により、前記複数のアイコンのうちの少なくとも1つが移動する上記(1)に記載の画像表示システム。
使用者側に位置する前面部と、
前記前面部の反対側に位置する背面部と、を有し、
前記背面部を押圧することにより、複数の前記アイコンのうちの少なくとも1つが選択され、選択された前記アイコンが前記仮想立体の表面から離脱するように移動する上記(3)から(11)のいずれかに記載の画像表示システム。
入力装置からの入力に基づいて、前記複数のアイコンを三次元的に移動させることを特徴とするオペレーティングシステム。
前記端末を操作する入力装置と、を有し、
前記入力装置は、
外力が入力される弾性層と、前記弾性層に配置され、前記弾性層の変形に伴って変位するマーカーと、を有する弾性入力部と、
前記マーカーの変位を検出する検出部と、を備える画像表示システムの制御方法であって、
前記端末に、三次元的に配列された複数のアイコンを有する前記画像としてのインターフェースを表示し、
前記入力装置からの入力に基づいて、前記複数のアイコンを三次元的に移動させることを特徴とする画像表示システムの制御方法。
図1に、画像表示システム1を示す。画像表示システム1は、画像を表示可能な端末7と、端末7に情報を入力する入力装置2と、を有する。なお、端末7および入力装置2は、有線、無線等の各種通信手段によって接続されている。また、端末7は、所定のプログラムを実行する少なくとも1つのCPU81と、プログラムやデータを一時的に格納するメインメモリ82と、フラッシュメモリのような補助メモリ83と、を有するコンピュータ本体8と、コンピュータ本体8の出力装置としてのディスプレイ9と、を有する。また、ディスプレイ9は、ヘッドマウントディスプレイ90で構成されている。
例えば、図6に示すように、入力装置2を回転させると、それに合わせてアイコン群72がその縦中心軸J1まわりに回転する。このとき、アイコン群72に含まれる複数のアイコン71の相対的位置は、維持される。このように、入力装置2の回転に対応してアイコン群72が回転することにより、例えば、仮想立体Vの背面側に隠れたアイコン71を前面側に移動させることができ、アイコン71の検索が容易となる。また、不要なアイコン71を仮想立体Vの背面側に隠すこともできる。なお、このような制御は、入力装置2を回転させることにより生成された移動入力信号に基づいて行われる。
弾性層22に軽く触れながら、弾性層22の表面をなでる(なぞる)ことで、そのなぞり方向に沿ってアイコン71が移動する。具体的には、例えば、図7に示すように、実質的に変形しない程度の力で弾性層22の表面に触れ、そのまま弾性層22の表面をなぞると、所定の列(ハッチングで示した列)のアイコン71のみが、なぞり方向に合わせて回転する。このような制御は、弾性層22に触れることにより生成された非接触入力信号に基づいて行われる。
弾性層22を押圧しながらスライドさせることで、その移動方向に沿ってアイコン71が移動する。このような制御は、弾性層22を押圧することにより生成された接触入力信号に基づいて行われる。
弾性層22を捩じることにより、その捩じり方向に沿ってアイコン71が移動する。具体的には、例えば、図8に示すように、弾性層22の上側部分22aを下側部分22bに対して横方向に捩じると、それに合わせて仮想立体Vの上側部分Vaに位置する複数のアイコン71(ハッチングで示すアイコン71)が相対的位置関係を維持したまま、下側部分Vbに対して縦中心軸J1まわりに横方向に回転する。同様に、例えば、図9に示すように、弾性層22の左側部分22cを右側部分22dに対して縦方向に捩じると、それに合わせて仮想立体Vの左側部分Vcに位置する複数のアイコン71が相対的位置関係を維持したまま、右側部分Vdに対して横中心軸J2まわりに縦方向に回転する。
弾性層22を押圧することにより、複数のアイコン71のうちの少なくとも1つが選択され、選択されたアイコン71に基づくプログラムが実行される。具体的には、例えば、図10に示すように、弾性層22の一部を押圧すると、仮想立体Vの、弾性層22の押圧個所に対応する部分に位置するアイコン71(ハッチングで示すアイコン71)が選択され、選択されたアイコン71に対応したプログラムが実行される。このような操作によれば、簡単に、目的のアイコン71を選択することができ、インターフェース70の操作性が向上する。これとは異なって、図11に示すように、仮想立体Vの所定位置に固定された選択エリアEが設定されており、弾性層22の押圧個所によらず、選択エリアE内に位置するアイコン71が選択され、選択されたアイコン71に対応したプログラムが実行されるように構成されていてもよい。つまり、弾性層22の押圧位置と選択されるアイコン71の位置とが対応していなくてもよい。このような操作によれば、選択エリアEが決まっているため、より確実に目的のアイコン71を選択することができる。なお、このような制御は、弾性層22を押圧することにより生成された接触入力信号に基づいて行われる。
前述したように、弾性層22は、ユーザーU側に位置する前面部22fと、前面部22fの反対側に位置する背面部22gと、を有する。第2押圧操作では、背面部22gを押圧することにより、複数のアイコン71のうちの少なくとも1つが選択され、選択された前記アイコンが仮想立体Vの表面から離脱するように移動する。
弾性層22を摘まむことにより、複数のアイコン71のうちの少なくとも1つが選択され、選択された前記アイコンが仮想立体Vの表面から離脱するように移動する。具体的には、例えば、図15に示すように、弾性層22の一部を摘まむと、仮想立体Vの、弾性層22の摘まんだ個所に対応する部分に位置するアイコン71(ハッチングで示すアイコン71)が選択され、選択されたアイコン71が仮想立体Vの表面から飛び出して拡大表示され、摘まんだまま弾性層22をさらに引っ張るとアイコン群72から離脱する。例えば、使用頻度の高いアイコン71をアイコン群72から離脱させておけば、アイコン群72の姿勢に影響を受けることなく、離脱させたアイコン71を常にインターフェース70に表示させておくことができる。そのため、その後のアイコン71の選択が容易となる。さらに、摘まんだ状態でその部分をひねることにより、選択されたアイコン71が、インターフェース70の画面から消去されるようになっていてもよい。
弾性層22を擦ることにより、複数のアイコン71のうちの少なくとも1つが選択され、選択された前記アイコンが拡大される。具体的には、例えば、図16に示すように、弾性層22の一部を擦ると、仮想立体Vの、弾性層22の擦った個所に対応する部分に位置するアイコン71(ハッチングで示すアイコン71)が選択され、選択されたアイコン71が仮想立体Vの表面から飛び出して拡大される。このように、選択されたアイコン71を拡大することにより、アイコン71の確認が容易となる。なお、擦った部分が2つのアイコン71にまたがる場合は、それぞれのアイコン71を拡大して表示してもよい。
図17に示すように、本実施形態の弾性入力部28は、弾性層22の変形によって変位せず、検出部23で検出可能な基準マーカーM4を有する。図17の構成では、基準マーカーM4は、第1弾性層221と基体21との間であって基体21の外周面に配置されている。ただし、基準マーカーM4の配置としては、これに限定されず、例えば、基体21の内周面に配置されていてもよい。
本実施形態のインターフェース70では、図18に示すように、仮想立体Vが表層Vxと、表層Vxの内側に位置する中間層Vy(第2層)と、中間層Vyの内側に位置する内層Vz(第3層)と、を有する。表層Vx、中間層Vyおよび内層Vzは、互いに同心的に配置されている。なお、仮想立体Vが有する層の数は、特に限定されない。
本実施形態のインターフェース70では、図19に示すように、仮想立体Vが2つ設定されている。具体的には、仮想立体Vは、第1仮想立体V1と、第1仮想立体V1の周囲に位置し、第1仮想立体V1を囲む環状の第2仮想立体V2と、を有する。特に、本実施形態では、第1仮想立体V1は、球形をなし、第2仮想立体V2は、円環状となっている。つまり、第1仮想立体V1および第2仮想立体V2が、土星のような形状となっている。ただし、第1、第2仮想立体V1、V2の形状は、特に限定されない。また、仮想立体Vは、第1、第2仮想立体V1、V2に加えて、第3仮想立体、第4仮想立体またはそれ以上の仮想立体を有していてもよい。
本実施形態のインターフェース70では、図23に示すように、第2仮想立体V2が表層V21(第1層)と、表層V21の内側に位置する中間層V22(第2層)と、中間層V22の内側に位置する内層V23(第3層)と、を有する。表層V21、中間層V22および内層V23は、互いに同心的に、かつ、年輪状に配置されている。なお、第2仮想立体V2から内層V23を省略してもよいし、これらに加えて1つまたは2つ以上の層を追加してもよい。
前述した第1実施形態のインターフェース70では、各アイコン71が平面的に表示されているのに対して、本実施形態のインターフェース70では、図26に示すように、各アイコン71が立体的に表示されている。また、仮想立体Vの外形が立方体であり、その各角部に1つのアイコン71が配置されている。各アイコン71を立体的に表示することにより、インターフェース70のデザイン性が向上し、画像表示システム1への没入感を高めることができる。なお、図示の構成では、各アイコン71の外形が立方体となっているが、これに限定されず、球体、四面体等であってもよい。また、仮想立体Vの外形としては、立方体に限定されず、例えば、四面体、立方体以外の六面体、八面体、十面体、十二面体等であってもよい。
図27に示すように、本実施形態のインターフェース70では、立体的に表示された複数のアイコン71が3次元的に配列されている。図示の構成では、各アイコン71の外形が立方体となっており、これらのアイコン71が同じく立方体状に横方向、奥行き方向および高さ方向に整列して配置されている。このような構成では、例えば、図28に示すように、弾性層22を摘まむことにより、対応するアイコン71を摘まみ上げることができ、その奥に隠れているアイコン71を視認できるようになる。アイコン71を立体とすることにより、上述の操作において「アイコン71を摘まむ感覚」がより生じ易くなり、より操作し易いインターフェース70となる。
2 入力装置
21 基体
22 弾性層
22’ 外周面
22” 内周面
22a 上側部分
22b 下側部分
22c 左側部分
22d 右側部分
22f 前面部
22g 背面部
221 第1弾性層
222 第2弾性層
223 第3弾性層
224 保護層
23 検出部
231 カメラ
232 処理部
24 信号生成部
25 光源
251 発光部
26 姿勢検出部
28 弾性入力部
7 端末
70 インターフェース
71 アイコン
72 アイコン群
8 コンピュータ本体
81 CPU
82 メインメモリ
83 補助メモリ
9 ディスプレイ
90 ヘッドマウントディスプレイ
91 フレーム
92 表示部
921 画面
93 画像形成装置
E 選択エリア
J1 縦中心軸
J2 横中心軸
M マーカー
M1 第1マーカー
M2 第2マーカー
M3 第3マーカー
M4 基準マーカー
S 内部空間
U ユーザー
V 仮想立体
Va 上側部分
Vb 下側部分
Vc 左側部分
Vd 右側部分
V1 第1仮想立体
V2 第2仮想立体
V21 表層
V22 中間層
V23 内層
Claims (15)
- 画像を表示する端末と、
前記端末を操作する入力装置と、を有し、
前記入力装置は、
外力が入力される弾性層と、前記弾性層に配置され、前記弾性層の変形に伴って変位するマーカーと、を有する弾性入力部と、
前記マーカーの変位を検出する検出部と、を備えることを特徴とする画像表示システム。 - 前記端末に表示される前記画像としてのインターフェースは、三次元的に配列された複数のアイコンを有し、
前記入力装置からの入力により、前記複数のアイコンのうちの少なくとも1つが移動する請求項1に記載の画像表示システム。 - 前記複数のアイコンの少なくとも一部は、前記インターフェースに仮想的に設定された仮想立体の表面に沿って配置され、前記仮想立体の表面に沿って移動する請求項2に記載の画像表示システム。
- 前記仮想立体は、球形である請求項3に記載の画像表示システム。
- 前記仮想立体は、少なくとも1つの前記アイコンが配置された第1層と、前記第1層の内側に設けられ、少なくとも1つの前記アイコンが配置された第2層と、を有する請求項2から4のいずれか1項に記載の画像表示システム。
- 前記入力装置からの入力により、前記第2層に配置された前記アイコンが前記1層に移動する請求項5に記載の画像表示システム。
- 前記仮想立体は、少なくとも1つの前記アイコンが配置された第1仮想立体と、少なくとも1つの前記アイコンが配置された第2仮想立体と、を有する請求項3から6のいずれか1項に記載の画像表示システム。
- 前記第2仮想立体は、前記第1仮想立体を囲む環状である請求項7に記載の画像表示システム。
- 前記弾性層を捩じることにより、その捩じり方向に沿って前記アイコンが移動する請求項3から8のいずれか1項に記載の画像表示システム。
- 前記弾性層を押圧することにより、前記複数のアイコンのうちの少なくとも1つが選択され、選択された前記アイコンに基づくプログラムが実行される請求項3から9のいずれか1項に記載の画像表示システム。
- 前記仮想立体の、前記弾性層の押圧個所に対応する部分に位置する前記アイコンが選択される請求項10に記載の画像表示システム。
- 前記弾性層は、
使用者側に位置する前面部と、
前記前面部の反対側に位置する背面部と、を有し、
前記背面部を押圧することにより、複数の前記アイコンのうちの少なくとも1つが選択され、選択された前記アイコンが前記仮想立体の表面から離脱するように移動する請求項3から11のいずれか1項に記載の画像表示システム。 - 前記仮想立体は、前記弾性層と同じ外形である請求項3から12のいずれか1項に記載の画像表示システム。
- 画像を表示する端末に、三次元的に配列された複数のアイコンを有する前記画像としてのインターフェースを表示し、
入力装置からの入力に基づいて、前記複数のアイコンを三次元的に移動させることを特徴とするオペレーティングシステム。 - 画像を表示する端末と、
前記端末を操作する入力装置と、を有し、
前記入力装置は、
外力が入力される弾性層と、前記弾性層に配置され、前記弾性層の変形に伴って変位するマーカーと、を有する弾性入力部と、
前記マーカーの変位を検出する検出部と、を備える画像表示システムの制御方法であって、
前記端末に、三次元的に配列された複数のアイコンを有する前記画像としてのインターフェースを表示し、
前記入力装置からの入力に基づいて、前記複数のアイコンを三次元的に移動させることを特徴とする画像表示システムの制御方法。
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