JP2020077058A - Information processor and method for processing information - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。 The present invention relates to an information processing device and an information processing method.
従来、例えば、貨物等を積載可能な車両に対し、目的地までの配送ルートを作成して、配送ルートに応じた車両の動作を決定する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 BACKGROUND ART Conventionally, for example, an apparatus has been proposed that creates a delivery route to a destination for a vehicle that can carry cargo and the like and determines the operation of the vehicle according to the delivery route (see, for example, Patent Document 1). ..
ところで、上記した車両は、例えば指定された指定時間に目的地において貨物を搬出入する場合がある。かかる場合、車両は、指定時間を守るため、指定時間より前に目的地付近に到着して待機することがある。このとき、車両の運転者は、目的地付近に停車して待機する場合と、目的地付近を走行して待機する場合とで、どちらが安全に待機できるかの判断が難しかった。 By the way, the above-mentioned vehicle may carry in / out cargo at a destination at a designated time. In such a case, the vehicle may arrive near the destination and wait before the designated time in order to keep the designated time. At this time, it has been difficult for the driver of the vehicle to determine which of the two can safely wait, either when the vehicle is stopped near the destination and stands by, or when the vehicle runs near the destination and stands by.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、目的地に到着する前に待機する車両に対し、安全な動作を決定することができる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide an information processing device and an information processing method capable of determining a safe operation for a vehicle waiting before arriving at a destination. And
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置において、生成部と、決定部とを備える。生成部は、目的地に到着する前に待機する車両の待機時の危険度の情報および前記車両の待機に起因する渋滞度の情報の少なくともいずれかを含む待機情報を生成する。決定部は、前記生成部によって生成された前記待機情報に基づいて、前記車両の動作を決定する。また、前記生成部は、前記車両が停車して待機する場合と、前記車両が走行して待機する場合とについてそれぞれ前記待機情報を生成する。 In order to solve the above-mentioned subject and to achieve an object, the present invention is provided with a generating part and a deciding part in an information processor. The generation unit generates standby information including at least one of information on the degree of danger at the time of standby of a vehicle waiting before arriving at a destination and information on the degree of congestion due to the standby of the vehicle. The determining unit determines the operation of the vehicle based on the standby information generated by the generating unit. Moreover, the said production | generation part produces | generates the said standby | waiting information, respectively when the said vehicle stops and stands by, and when the said vehicle runs and stands by.
本発明によれば、目的地に到着する前に待機する車両に対し、安全な動作を決定することができる。 According to the present invention, it is possible to determine a safe operation for a vehicle that waits before arriving at a destination.
以下、添付図面を参照して、本願の開示する情報処理装置および情報処理方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of an information processing apparatus and an information processing method disclosed in the present application will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The present invention is not limited to the embodiments described below.
(第1の実施形態)
<1.情報処理装置による情報処理方法の概要>
以下では先ず、第1の実施形態に係る情報処理装置による情報処理方法の概要について図1を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る情報処理方法の概要を示す図である。
(First embodiment)
<1. Overview of information processing method by information processing device>
Hereinafter, first, an outline of an information processing method by the information processing apparatus according to the first embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a diagram showing an outline of an information processing method according to the first embodiment.
本実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置50によって実行される。すなわち、図1の例では、情報処理装置50は、例えば、車両1の動作を決定する処理などを行うことができる装置(例えばサーバ等)である。
The information processing method according to the present embodiment is executed by the information processing device 50. That is, in the example of FIG. 1, the information processing device 50 is, for example, a device (for example, a server or the like) that can perform a process of determining the operation of the
具体的には、図1に示すように、情報処理システム100には、上記した情報処理装置50と、車載装置10とが含まれる。車載装置10は、車両1に搭載される。車両1は、目的地Aへ向かう車両であり、例えば目的地Aにおいて貨物を搬出入する予定の貨物自動車(トラック)である。
Specifically, as shown in FIG. 1, the
目的地Aは、上記した車両1を含む貨物自動車による貨物の搬出入作業や、その他の作業が行われる作業現場であり、例えば建設現場や工場などであるが、これらに限定されるものではない。なお、目的地A付近には、車両1が待機可能な待機場所Bがあるものとする。言い換えると、車両1は、目的地Aに到着する前に待機場所Bで待機可能な車両である。
The destination A is a work site where cargo is carried in and out by a lorry including the above-described
また、車両1の車載装置10は、後述する各種のセンサを備え、例えば、車両1の車速などを検出することができる。また、車載装置10は、GPS(Global Positioning System)の情報に基づいて、自車の位置情報も検出することができる。また、車載装置10には、目的地Aで行う作業の内容や貨物の種類を示す情報などが記憶されてもよい。
The vehicle-mounted
そして、情報処理装置50は、先ず、車両1が待機する場合の各種情報を示す待機情報を生成する(ステップS1)。例えば、情報処理装置50は、目的地Aに到着する前に待機する車両1の待機時の危険度の情報、および、車両1の待機に起因する渋滞度の情報を含む待機情報を生成する。なお、上記では、待機情報に危険度の情報および渋滞度の情報の両方が含まれるようにしたが、これに限定されるものではなく、いずれか一方が含まれるようにしてもよい。
Then, the information processing device 50 first generates standby information indicating various information when the
ここで、情報処理装置50は、車両1が待機場所Bに停車して待機する場合と、車両1が走行ルートCを走行して待機する場合とについてそれぞれ待機情報を生成する。なお、車両1が走行ルートCを走行して待機する場合とは、例えば、車両1が目的地Aで搬出入作業を行う前に、待機場所Bに停車して待機するのではなく、目的地A周辺を走行しながら待機する場合を意味する。上記した待機情報の詳細については、図7および図8を参照して後述する。
Here, the information processing device 50 generates standby information for each of the case where the
次いで、情報処理装置50は、車両1の状況を示す車両情報を取得する(ステップS2)。例えば、情報処理装置50は、車載装置10から車両1の位置情報や車両1が目的地Aで行う作業の内容(ここでは搬出入作業)、貨物の種類を示す情報などを車両情報として取得する。
Next, the information processing device 50 acquires vehicle information indicating the status of the vehicle 1 (step S2). For example, the information processing device 50 acquires, from the vehicle-mounted
次いで、情報処理装置50は、車両1の目的地Aの状況を示す目的地情報を取得する(ステップS3)。例えば、情報処理装置50は、目的地Aにおける作業の進捗状況を目的地情報として取得する。かかる作業の進捗状況には、例えば、車両1の貨物を搬出入する作業までの時間や順番などが含まれるが、これに限られない。なお、情報処理装置50は、目的地情報を目的地Aにある端末装置(図示せず)などから取得してもよいし、外部サーバ(図示せず)から取得してもよい。
Next, the information processing device 50 acquires destination information indicating the situation of the destination A of the vehicle 1 (step S3). For example, the information processing device 50 acquires the progress status of the work at the destination A as the destination information. The progress status of such work includes, for example, the time until the work of loading / unloading the cargo of the
そして、情報処理装置50は、例えば、車両情報や目的地情報、待機情報などに基づいて車両1の動作を決定する(ステップS4)。
Then, the information processing device 50 determines the operation of the
例えば、情報処理装置50は、車両1の貨物を搬出入する作業を開始するまでの時間が短く、車両1を待機場所Bに待機させたときに、周辺の交通に与える影響が比較的高い(すなわち危険度や渋滞度が比較的高い)と判定された場合、車両1の貨物を搬出入する作業を前倒しするため、車両1が目的地Aへ向かう動作を決定し、車両1へ通知する。なお、このとき、目的地Aである作業現場では、車両1の貨物の搬出入を前倒しすることに伴う準備作業が行われるものとする。その後、目的地Aには、車両1が到着し、搬出入作業が行われる。
For example, the information processing device 50 takes a short time to start the work of loading and unloading the cargo of the
このように、本実施形態にあっては、車両情報および目的地情報を用いることで、目的地Aである作業現場と連携しながら、周辺の交通に与える影響を低減させつつ、目的地Aへ向かう車両1の動作を決定することができる。
As described above, in the present embodiment, by using the vehicle information and the destination information, in cooperation with the work site that is the destination A, the influence on the surrounding traffic is reduced, and the destination A is reached. The behavior of the
また、例えば、車両1の貨物を搬出入する作業を開始するまでまだ時間がある場合や、目的地Aである作業現場において搬出入する作業の前倒しができない場合など、車両1が目的地A周辺で待機せざるを得ないことがある。このようなとき、情報処理装置50は、待機情報に基づき、車両1を停車させて待機させるか、走行させて待機させるかを決定する。
In addition, for example, when there is still time before the work of loading and unloading the cargo of the
例えば、情報処理装置50は、待機情報に基づき、車両1を待機場所Bに待機させた方が、車両1を走行ルートCで走行させるより、周辺の交通に与える影響が比較的低い(すなわち危険度や渋滞度が比較的低い)と判定された場合、車両1を待機場所Bに停車させて待機させる動作を決定し、車両1へ通知する。
For example, in the information processing device 50, when the
他方、例えば、情報処理装置50は、待機情報に基づき、車両1を走行ルートCで走行させる方が、車両1を待機場所Bに待機させるより、周辺の交通に与える影響が比較的低い(すなわち危険度や渋滞度が比較的低い)と判定された場合、車両1を走行ルートCで走行させて待機させる動作を決定し、車両1へ通知する。
On the other hand, for example, in the information processing device 50, when the
このように、本実施形態にあっては、車両1が待機場所Bに停車して待機する場合と、車両1が走行ルートCを走行して待機する場合とについてそれぞれ生成された待機情報を用いることで、目的地Aに到着する前に待機する車両1に対し、安全な動作を決定することができる。
As described above, in the present embodiment, the standby information generated when the
そして、情報処理装置50は、例えば、目的地Aにおいて車両1の貨物を搬出入する作業が開始される時間になったこと、あるいは時間が近づいていることを示す目的地情報を取得した場合、車両1が目的地Aへ向かう動作を決定し、車両1へ通知する。これにより、目的地Aには、車両1が到着し、搬出入作業が行われることとなる。
Then, when the information processing apparatus 50 acquires the destination information indicating that it is time to start the work of loading and unloading the cargo of the
<2.情報処理装置を含む情報処理システムの構成>
次に、第1の実施形態に係る情報処理装置50を含む情報処理システム100の構成について、図2を用いて説明する。図2は、情報処理装置50を含む情報処理システム100の構成例を示すブロック図である。なお、図2などのブロック図では、本実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
<2. Configuration of Information Processing System Including Information Processing Device>
Next, the configuration of the
換言すれば、図2などのブロック図に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。 In other words, each component illustrated in the block diagram of FIG. 2 and the like is functionally conceptual and does not necessarily have to be physically configured as illustrated. For example, the specific form of distribution / integration of each functional block is not limited to that shown in the figure, and all or part of the functional block may be functionally or physically distributed in arbitrary units according to various loads and usage conditions. -It is possible to integrate and configure.
図2に示すように、情報処理システム100は、上記した車載装置10と、情報処理装置50とを含み、これらはインターネット網などの通信ネットワークNを介して通信可能に接続される。
As shown in FIG. 2, the
次いで、上記した車載装置10および情報処理装置50の構成について具体的に説明する。なお、車載装置10は、上記した車両1に搭載されるが、車両1に限定されるものではなく、例えば車両1とは異なる他車両や別車両(後述)に搭載されてもよい。また、以下では、理解の便宜のため、車両1に搭載される車載装置10について説明するが、以下の説明は他車両や別車両に搭載される車載装置10にも概ね妥当する。
Next, the configurations of the in-
<3.車載装置の構成>
図3は、車載装置10の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、車載装置10は、通信部11と、車載センサ群12と、出力部13と、車両制御装置20と、駆動源制御装置14と、ブレーキ制御装置15と、操舵機構制御装置16とを備える。
<3. In-vehicle device configuration>
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration example of the vehicle-mounted
通信部11は、ネットワークNに双方向通信可能に接続する通信インターフェイスであり、情報処理装置50等との間で情報の送受信を行う。 The communication unit 11 is a communication interface that connects to the network N so as to be capable of bidirectional communication, and transmits and receives information to and from the information processing device 50 and the like.
車載センサ群12には、例えば、車両1(図1参照)の走行制御などに必要な情報を検出する各種のセンサが含まれる。例えば、車載センサ群12には、車速を検出する車速センサ、アクセル操作量を検出するアクセルセンサ、ブレーキ操作量を検出するブレーキセンサ、ハンドルの操舵角を検出する操舵角センサなどが含まれる。また、車載センサ群12には、GPS衛星からの信号に基づいて自車の現在地を検出するGPS受信機、周辺に電磁波を放射して得られた反射波から周囲に存在する他車両までの距離(例えば車間距離)や方向を測定するレーダ、車両1に積載された貨物の重量(積載量)を測定する積載量センサなどが含まれてもよい。
The vehicle-mounted
上記した車載センサ群12は、得られた車速や自車位置などを示す情報を車両制御装置20へ出力する。
The on-
出力部13は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置やスピーカなどの音声出力装置を含み、後述する情報処理装置50からの通知情報などを画面や音声で出力することができる。 The output unit 13 includes, for example, a display device such as a liquid crystal display and a voice output device such as a speaker, and can output notification information and the like from the information processing device 50, which will be described later, on a screen or voice.
駆動源制御装置14は車両1のエンジンや電動モータなどの駆動源を制御する装置、ブレーキ制御装置15は車両1のブレーキを制御する装置、操舵機構制御装置16は車両1を操舵する操舵機構を制御する装置である。
The
車両制御装置20は、制御部30と、記憶部40とを備える。制御部30は、情報取得部31と、車両制御部32と、出力制御部33と、送信部34とを備え、CPU(Central Processing Unit)などを有するマイクロコンピュータである。
The
記憶部40は、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部である。かかる記憶部40には、各種プログラムや設定データなどが記憶される。また、記憶部40には、例えば、目的地Aで行う作業の内容や貨物の種類を示す情報、車両1の車種などが記憶されてもよい。
The
情報取得部31は、車載センサ群12から出力される各センサ信号を取得して、車両制御部32や送信部34へ出力する。例えば、情報取得部31は、車載センサ群12によって検出された車速やアクセル操作量、ブレーキ操作量、ハンドルの操舵角などを車両制御部32および送信部34へ出力する。また、例えば、情報取得部31は、車載センサ群12によって検出された自車の現在地情報、他車両との車間距離、積載量などを送信部34へ出力する。
The information acquisition unit 31 acquires each sensor signal output from the vehicle-mounted
また、情報取得部31は、情報処理装置50から出力される通知情報を通信部11を介して取得し、取得された通知情報を出力制御部33へ出力する。なお、通知情報には、決定された車両1の動作を示す情報などが含まれるが、これについては後述する。
In addition, the information acquisition unit 31 acquires the notification information output from the information processing device 50 via the communication unit 11, and outputs the acquired notification information to the output control unit 33. The notification information includes information indicating the determined operation of the
車両制御部32は、車両1の運転制御を行う。詳しくは、車両制御部32は、例えば運転者からアクセルやブレーキ、ハンドル(いずれも不図示)に対して操作がなされると、車載センサ群12のアクセルセンサやブレーキセンサ、操舵角センサから出力される各種の情報が情報取得部31を介して入力される。車両制御部32は、かかる情報に基づいて駆動源制御装置14、ブレーキ制御装置15および操舵機構制御装置16を制御して、車両1の運転制御を行う。
The
出力制御部33は、出力部13の制御を行うことができる。例えば、出力制御部33は、情報処理装置50からの通知情報が入力されると、出力部13を動作させて通知情報を表示させたり、音声で出力させたりする出力制御を実行する。 The output control unit 33 can control the output unit 13. For example, when the notification information is input from the information processing device 50, the output control unit 33 operates the output unit 13 to display the notification information or output it by voice.
送信部34は、車両1に関する各種の情報等を情報処理装置50へ送信することができる。例えば、送信部34は、情報取得部31から入力される各センサ信号を通信部11を介して情報処理装置50へ送信する。また、送信部34は、例えば、記憶部40に記憶される、目的地Aで行う作業の内容や貨物の種類、車種を示す情報などを通信部11を介して情報処理装置50へ送信してもよい。
The
<4.情報処理装置の構成>
次に、情報処理装置50について図4を参照して説明する。図4は、情報処理装置50の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、情報処理装置50は、通信部51と、制御装置60とを備える。
<4. Configuration of information processing device>
Next, the information processing device 50 will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a block diagram showing a configuration example of the information processing device 50. As shown in FIG. 4, the information processing device 50 includes a
通信部51は、ネットワークNに双方向通信可能に接続する通信インターフェイスであり、車載装置10等との間で情報の送受信を行う。
The
制御装置60は、制御部70と、記憶部80とを備える。制御部70は、取得部71と、生成部72、決定部73と、通知部74とを備え、CPUなどを有するマイクロコンピュータである。
The
また、記憶部80は、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部であり、他車両走行情報81と、天候情報82と、停車待機テーブル情報83と、走行待機テーブル情報84とを記憶する。
The
他車両走行情報81は、例えば、車両1とは異なる他車両(図示せず)の走行状態を示す走行情報であり、後述する停車待機テーブル情報83や走行待機テーブル情報84の生成に用いられる情報である。例えば、他車両走行情報81には、車両1が待機場所Bに停車して待機しているときの他車両の走行状態を示す情報や、車両1が走行ルートCを走行して待機しているときの他車両の走行状態を示す情報などが含まれる。すなわち、他車両走行情報81には、車両1が待機場所Bに停車して待機しているとき、または、車両1が走行ルートCを走行して待機しているときの、周囲の交通の状態を示す情報が含まれるといえる。
The other
なお、他車両走行情報81には、車両1が待機していないとき、すなわち、車両1が待機場所Bでも、走行ルートCでも待機していないときの他車両の走行状態を示す情報が含まれてもよい。また、ここでは、他車両走行情報81には、複数台の他車両の走行状態を示す情報が含まれるが、これに限らない。
The other
図5は、他車両走行情報81の一例を示す図である。図5に示すように、他車両走行情報81には、「走行情報ID」、「車種」、「待機状態」、「時刻」、「速度情報」、「操舵情報」、「ブレーキ情報」のそれぞれの情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 5 is a diagram showing an example of the other
「走行情報ID」は、他車両の走行情報毎に割り当てられる識別情報である。「車種」は、他車両の種類を示す情報である。「待機状態」は、車両1の待機状態を示す情報である。例えば、「待機状態」には、車両1が待機場所Bに停車して待機していることを示す情報や、車両1が走行ルートCを走行して待機していることを示す情報などが含まれる。なお、ここでは、理解の便宜のため、待機場所Bや走行ルートCをそれぞれ1つとしたが、これに限定されるものではなく、複数であってもよい。
The “running information ID” is identification information assigned to each running information of another vehicle. “Vehicle type” is information indicating the type of another vehicle. The “standby state” is information indicating the standby state of the
「時刻」は、他車両が走行している時間を示す情報である。かかる「時刻」は、例えば走行情報が取得された時間などであってもよい。「速度情報」は、他車両の速度を示す情報である。「操舵情報」は、他車両の操舵に関する情報である。「ブレーキ情報」は、他車両のブレーキ操作に関する情報である。なお、上記した「速度情報」、「操舵情報」や「ブレーキ情報」などによって、待機している車両1の危険度や待機に起因する渋滞度などを算出できるが、これについては後述する。
“Time” is information indicating the time when another vehicle is traveling. The “time” may be, for example, the time when the travel information was acquired. The "speed information" is information indicating the speed of another vehicle. The "steering information" is information regarding steering of another vehicle. The "brake information" is information regarding a brake operation of another vehicle. It should be noted that the above-described "speed information", "steering information", "brake information", and the like can calculate the degree of danger of the
図5の例では、他車両走行情報81の走行情報ID「D01」は、車種が「車種E1」、待機状態が「待機場所B」、時刻が「時刻G1」、速度情報が「速度H1」、操舵情報が「操舵J2」、ブレーキ情報が「ブレーキK1」であることを示している。また、走行情報ID「D02」は、車種が「車種E2」、待機状態が「走行ルートC」、時刻が「時刻G2」、速度情報が「速度H2」、操舵情報が「操舵J2」、ブレーキ情報が「ブレーキK2」であることを示している。言い換えると、他車両走行情報81の走行情報ID「D01」は、車両1が待機場所Bに停車して待機しているとき、車種E1の他車両が、時刻G1において、速度H1、操舵J2、ブレーキK1の状態で走行していたことを示している。なお、図5などにおいて、各種の情報について「車種E1」などの抽象的な文字で示すが、かかる「車種E1」には、具体的な情報が含まれているものとする。
In the example of FIG. 5, the traveling information ID “D01” of the other
図4の説明に戻ると、天候情報82は、他車両が走行するときの天候に関する情報である。図6は、天候情報82の一例を示す図である。図6に示すように、天候情報82には、「天候情報ID」および「天候情報」のそれぞれの情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
Returning to the description of FIG. 4, the
「天候情報ID」は、天候情報毎に割り当てられる識別情報である。「天候情報」は、他車両が走行するときの天気を示す情報である。図6の例では、天候情報82の天候情報ID「L01」は、天候情報が「天候情報M1」であることを示している。なお、上記した天候情報82は、図示しない外部サーバから取得したものであってもよいし、他車両の車載装置10などから取得したものであってもよい。
The “weather information ID” is identification information assigned to each piece of weather information. The “weather information” is information indicating the weather when another vehicle travels. In the example of FIG. 6, the weather information ID “L01” of the
図4の説明に戻る。ここで、上記した停車待機テーブル情報83、および、走行待機テーブル情報84については、後に説明する。
Returning to the explanation of FIG. Here, the vehicle stop
制御部70の取得部71は、車両1の走行状態を含む車両1の状況を示す車両情報を、車両1の車載装置10から取得する。車両情報には、上記した車両1の位置情報や車両1が目的地Aで行う作業の内容、貨物の種類を示す情報、車種などの情報(プローブデータ)が含まれる。なお、車両情報には、車両1の速度を示す情報、操舵に関する情報、ブレーキ操作に関する情報、積載量を示す情報などが含まれてもよい。そして、取得部71は、取得した車両情報を決定部73へ出力する。
The
また、取得部71は、他車両の車載装置10から送信される、他車両の走行状態を示す情報(プローブデータ)を取得し、記憶部80に他車両走行情報81として記憶させる(図5参照)。このとき、取得部71は、例えば、車両1の位置情報などに車両1の待機状態を示す情報(車両1が待機場所Bに停車して待機していることを示す情報や、車両1が走行ルートCを走行して待機していることを示す情報)が含まれる場合、かかる待機状態を示す情報と対応付けて、他車両の走行状態を示す情報を他車両走行情報81に記憶させることができる。
Further, the
また、取得部71は、目的地Aの状況(例えば目的地Aにおける作業の進捗状況)を示す目的地情報を取得し、取得した情報を決定部73へ出力する。
The
また、取得部71は、待機場所Bにおける、車両1とは異なる別車両(図示せず)の存在の有無を示す情報を、別車両の車載装置10から取得することができる。すなわち、取得部71は、車両1が停車して待機する可能性がある待機場所Bについて、別車両が既に停車して待機しているか否かを示す情報を取得することができる。
Further, the
例えば、取得部71は、別車両の車載装置10から別車両の位置情報を取得し、取得した位置情報が待機場所Bと一致あるいは略一致する場合、別車両が待機場所Bに存在すると推定することができる。他方、取得部71は、別車両の位置情報が待機場所Bと一致しない場合、別車両は待機場所Bに存在しないと推定することができる。
For example, the
そして、取得部71は、待機場所Bにおける別車両の存在の有無を示す情報を決定部73へ出力する。
Then, the
生成部72は、目的地Aに到着する前に待機する車両1の待機時の危険度の情報および車両1の待機に起因する渋滞度の情報を含む待機情報を生成する。
The
このとき、生成部72は、車両1が待機場所Bに停車して待機する場合と、車両1が走行ルートCを走行して待機する場合とについてそれぞれ待機情報を生成する。ここで、車両1が待機場所Bに停車して待機する場合の待機情報が、上記した停車待機テーブル情報83であり、車両1が走行ルートCを走行して待機する場合の待機情報が、走行待機テーブル情報84である。すなわち、停車待機テーブル情報83および走行待機テーブル情報84は、待機情報の一例である。なお、停車待機テーブル情報83および走行待機テーブル情報84は、別車両の待機情報としても適用することができる。
At this time, the production |
具体的には、生成部72は、車両1が停車して待機する場合に取得された他車両走行情報81と、車両1が走行して待機する場合に取得された他車両走行情報81とに基づいて、待機情報を生成する。より具体的には、生成部72は、車両1が停車して待機する場合に取得された他車両走行情報81に基づいて停車待機テーブル情報83を生成し、車両1が走行して待機する場合に取得された他車両走行情報81に基づいて走行待機テーブル情報84を生成する。これにより、停車待機テーブル情報83および走行待機テーブル情報84を精度良く生成することができる。
Specifically, the
図7は、停車待機テーブル情報83の一例を示す図である。図7に示すように、停車待機テーブル情報83には、「停車待機情報ID」、「車種」、「時刻」、「天候情報」、「危険度」および「渋滞度」のそれぞれの情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 7 is a diagram showing an example of the vehicle stop
「停車待機情報ID」は、停車待機情報の情報毎に割り当てられる識別情報である。「車種」は、他車両または車両1の種類を示す情報である。「時刻」は、他車両または車両1が走行する時刻を示す情報である。
The “stop waiting information ID” is identification information assigned to each piece of stop waiting information. “Vehicle type” is information indicating the type of another vehicle or
「天候情報」は、他車両または車両1が走行しているときの天候を示す情報である。「危険度」は、停車して待機するときの危険度を示す情報である。「危険度」については、例えば、停車して待機している車両1付近で、他車両が急ブレーキや急ハンドルが行われたり、急な加速が行われたりすると、生成部72は車両1付近が危険と推定できることから、危険度を大きい値に設定することができる。
The “weather information” is information indicating the weather when another vehicle or the
「渋滞度」は、停車して待機するときに待機に起因する渋滞度を示す情報である。「渋滞度」については、例えば、停車して待機している車両1付近で、他車両が減速したり停車したりすると、生成部72は車両1付近で渋滞が発生し易いと推定できることから、渋滞度を大きい値に設定することができる。
The "congestion degree" is information indicating the degree of congestion caused by the waiting when the vehicle stops and stands by. Regarding the “congestion degree”, for example, when another vehicle decelerates or stops near the
このように、生成部72は、例えば、他車両走行情報81の「速度情報」、「操舵情報」や「ブレーキ情報」などによって、待機している車両1の危険度や渋滞度などを算出して設定することができる。
In this way, the
図7の例では、停車待機テーブル情報83の停車待機情報ID「P01」は、車種が「E1」、時刻が「時刻G1」、天候情報が「天候情報M1」、危険度が「危険度レベル1」、渋滞度が「渋滞度レベル2」であることを示している。
In the example of FIG. 7, the vehicle stop standby information ID “P01” in the vehicle stop
図8は、走行待機テーブル情報84の一例を示す図である。図8に示すように、走行待機テーブル情報84には、「走行待機情報ID」、「車種」、「時刻」、「天候情報」、「危険度」および「渋滞度」のそれぞれの情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 8 is a diagram showing an example of the travel
「走行待機情報ID」は、走行待機情報の情報毎に割り当てられる識別情報である。「車種」、「時刻」、「天候情報」は、停車待機テーブル情報83と同様の情報であるので、説明を省略する。
The “running standby information ID” is identification information assigned to each piece of running standby information. The “vehicle type”, the “time”, and the “weather information” are the same information as the vehicle stop
「危険度」は、走行して待機するときの危険度を示す情報である。「危険度」は、例えば、走行して待機している走行ルートC上や車両1付近で、他車両が急ブレーキや急ハンドルが行われたり、急な加速が行われたりすると、生成部72は走行ルートCや車両1付近が危険と推定し、危険度を大きい値に設定することができる。
The “risk level” is information indicating the risk level when traveling and waiting. The “risk level” is, for example, when the other vehicle is suddenly braked or steered, or suddenly accelerated on the traveling route C which is traveling and waiting, or near the
「渋滞度」は、例えば、走行して待機している走行ルートC上や車両1付近で、他車両が減速したり停車したりすると、生成部72は走行ルートCや車両1付近で渋滞が発生し易いと推定し、渋滞度を大きい値に設定することができる。
The “congestion level” is, for example, when the other vehicle decelerates or stops on the traveling route C which is running and is on standby or near the
図8の例では、走行待機テーブル情報84の走行待機情報ID「Q01」は、車種が「E1」、時刻が「時刻G1」、天候情報が「天候情報M1」、危険度が「危険度レベル3」、渋滞度が「渋滞度レベル3」であることを示している。なお、ここでは、危険度および渋滞度を5段階で示し、数値が大きくなるにつれて、危険な状況である、あるいは渋滞が発生し易い状況であることを示すが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。
In the example of FIG. 8, the travel standby information ID “Q01” in the travel
このように、生成部72は、後述する決定部73によって車両1の動作が決定される前に、待機情報を予め生成しておく。そして、決定部73は、車両情報や目的地情報、生成部72によって生成された待機情報(すなわち、停車待機テーブル情報83および走行待機テーブル情報84)に基づいて車両1の動作を決定する、詳しくは、新たな車両情報等が得られた車両1についての動作を決定する。
In this way, the
例えば、決定部73は、車両情報に含まれる車両1の位置情報から、車両1が目的地Aに近づいている、あるいは到着したことが検出されるとともに、目的地情報に搬出入作業の前倒しが可能な情報が含まれている場合、車両1を待機場所Bに待機させるか否かを決定する、詳しくは、車両1を待機場所Bに待機させるか、搬出入作業を前倒しして車両1を目的地Aへ向かわせるかなどの車両1の動作を決定する。
For example, the
具体的には、図7に示すように、例えば車両1について、停車待機情報ID「P02」に対応する場合、詳しくは、車種が「E1」、時刻が「G2」、天候情報が「天候情報M2」であるような場合、停車して待機する危険度は「危険度レベル5」、渋滞度は「渋滞度レベル5」であり、周辺の交通に与える影響が比較的高い(すなわち危険度や渋滞度が比較的高い)と判定することができる。従って、決定部73は、車両1の貨物を搬出入する作業を前倒しするため、車両1が目的地Aへ向かう動作を決定することができる。
Specifically, as shown in FIG. 7, for example, when the
このように、決定部73は、車両情報や目的地情報、待機情報を用いることで、目的地Aである作業現場と連携しながら、周辺の交通に与える影響を低減させつつ、目的地Aへ向かう車両1の動作を決定することができる。
As described above, the determining
また、決定部73は、車両情報に含まれる車両1の位置情報から、車両1が目的地Aに近づいている、あるいは到着したことが検出されるとともに、目的地情報に搬出入作業の前倒しができないなどの情報が含まれている場合、車両1を停車させて待機させるか、走行させて待機させるかなどの車両1の動作を決定する。
Further, the
具体的には、図7,8に示すように、例えば、車両1について、車種が「E1」、時刻が「G1」、天候情報が「天候情報M1」で、停車待機情報ID「P01」および走行待機情報ID「Q01」に対応する場合、停車して待機する危険度は「危険度レベル1」、渋滞度は「渋滞度レベル2」であるのに対し、走行して待機する危険度は「危険度レベル3」、渋滞度は「渋滞度レベル3」である。従って、決定部73は、車両1を待機場所Bに待機させた方が、周辺の交通に与える影響が低い(すなわち危険度や渋滞度が低い)と判定し、車両1が停車して待機する動作を決定することができる。
Specifically, as shown in FIGS. 7 and 8, for
なお、決定部73は、車両1を走行ルートCで走行させる方が、車両1を待機場所Bに待機させるより、周辺の交通に与える影響が低い(すなわち危険度や渋滞度が低い)と判定した場合、車両1が走行して待機する動作を決定することができる。
Note that the determining
このように、本実施形態にあっては、待機情報を用いることで、目的地Aに到着する前に待機する車両1に対し、安全な動作を決定することができる。
As described above, in the present embodiment, by using the waiting information, it is possible to determine a safe operation for the
また、決定部73は、車両1が停車して待機する可能性がある待機場所Bについて、別車両が既に停車して待機している場合、待機場所Bに別車両をそのまま待機させるか、別車両を移動させて車両1が待機場所Bに停車させて待機させるかを決定することができる。
In addition, with respect to the waiting place B where the
すなわち、決定部73は、別車両が待機場所Bに存在することを示す情報が取得された場合、車両1が待機場所Bに待機したときの危険度・渋滞度と、別車両が待機場所Bに待機したときの危険度・渋滞度とを比較する。そして、決定部73は、比較結果に基づいて車両1を待機場所Bに待機させるか否かを決定することができる。
That is, when the information indicating that another vehicle is present at the waiting place B is acquired, the determining
例えば、図7に示すように、別車両について、車種が「E2」で、時刻が「G1」、天候情報が「天候情報M1」であって停車待機情報ID「P03」に対応するような場合、待機場所Bに待機する別車両の危険度は「危険度レベル4」、渋滞度は「渋滞度レベル4」である。これに対し、車両1について、車種が「E1」で、その他の条件が同じであって停車待機情報ID「P01」に対応する場合、待機場所Bに待機する車両1の危険度は「危険度レベル1」、渋滞度は「渋滞度レベル2」である。従って、決定部73は、車両1を待機場所Bに待機させた方が、周辺の交通に与える影響が低い(すなわち危険度や渋滞度が低い)と判定し、別車両を移動させて車両1が待機場所Bに停車させて待機させる動作を決定することができる。
For example, as shown in FIG. 7, in the case of another vehicle, the vehicle type is “E2”, the time is “G1”, the weather information is “weather information M1”, and it corresponds to the stop waiting information ID “P03” The danger level of another vehicle waiting at the waiting place B is "risk level 4", and the congestion degree is "congestion level 4". On the other hand, when the vehicle type of the
なお、決定部73は、別車両を待機場所Bに待機させた方が、車両1を待機場所Bに待機させるより、周辺の交通に与える影響が低い(すなわち危険度や渋滞度が低い)と判定した場合、車両1が走行して待機する動作を決定したり、別の待機場所で停車して待機する動作を決定したりすることができる。
Note that the determining
これにより、本実施形態にあっては、目的地Aへ向かう車両1や別車両に対し、周辺の交通に与える影響をより一層低減させつつ、動作を決定することができる。
As a result, in the present embodiment, it is possible to determine the operation of the
図4の説明に戻ると、決定部73は、決定した車両1の動作を示す情報を通知部74へ出力する。通知部74は、かかる車両1の動作を示す情報を通知情報として、通信部51を介して車両1の車載装置10へ通知する。これにより、車両1では、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置やスピーカなどの出力部13から通知情報などが出力され、決定された車両1の動作の内容を運転者へ通知することができる。
Returning to the description of FIG. 4, the
<5.第1の実施形態に係る情報処理装置の制御処理>
次に、情報処理装置50における具体的な処理手順について図9を用いて説明する。図9は、情報処理装置50が実行する処理手順を示すフローチャートである。
<5. Control processing of information processing apparatus according to first embodiment>
Next, a specific processing procedure in the information processing device 50 will be described with reference to FIG. FIG. 9 is a flowchart showing a processing procedure executed by the information processing device 50.
図9に示すように、情報処理装置50の制御部70は、停車待機テーブル情報83や走行待機テーブル情報84などの待機情報を生成する(ステップS10)。次いで、制御部70は、車両1の位置情報など、車両1の状況を示す車両情報を取得する(ステップS11)。
As shown in FIG. 9, the
次いで、制御部70は、目的地Aにおける作業の進捗状況など、目的地Aの状況を示す目的地情報を取得する(ステップS12)。次いで、制御部70は、車両情報や目的地情報、待機情報などに基づいて車両1の動作を決定する(ステップS13)。次いで、制御部70は、決定された車両1の動作を当該車両1に対して通知する(ステップS14)。
Next, the
上述してきたように、第1の実施形態に係る情報処理装置50は、取得部71と、決定部73とを備える。取得部71は、車両1の状況を示す車両情報と、車両1の目的地Aの状況を示す目的地情報とを取得する。決定部73は、取得部71によって取得された車両情報および目的地情報に基づいて車両1の動作を決定する。これにより、目的地へ向かう車両に対し、周辺の交通に与える影響を低減させつつ、動作を決定することができる。
As described above, the information processing device 50 according to the first embodiment includes the
また、第1の実施形態に係る情報処理装置50は、生成部72と、決定部73とを備える。生成部72は、目的地Aに到着する前に待機する車両1の待機時の危険度の情報および車両1の待機に起因する渋滞度の情報の少なくともいずれかを含む待機情報を生成する。決定部73は、生成部72によって生成された待機情報に基づいて、車両1の動作を決定する。また、生成部72は、車両1が停車して待機する場合と、車両1が走行して待機する場合とについてそれぞれ待機情報を生成する。これにより、目的地Aに到着する前に待機する車両に対し、安全な動作を決定することができる。
Further, the information processing device 50 according to the first embodiment includes a
(第2の実施形態)
<6.第2の実施形態に係る情報処理装置の構成>
次いで、第2の実施形態に係る情報処理装置50の構成について説明する。第2の実施形態にあっては、車両1の動作として決定部73により走行させて待機させることが決定した車両1に対し、待機中の走行に関する情報(以下「走行関連情報」と記載する場合がある)を通知するようにした。
(Second embodiment)
<6. Configuration of Information Processing Device According to Second Embodiment>
Next, the configuration of the information processing device 50 according to the second embodiment will be described. In the second embodiment, the information about the traveling in the standby state (hereinafter, referred to as “travel-related information”) is set for the
図10は、第2の実施形態における情報処理装置50の構成例を示すブロック図である。なお、以下においては、従前の実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。 FIG. 10 is a block diagram illustrating a configuration example of the information processing device 50 according to the second embodiment. Note that, in the following, the same components as those of the previous embodiment will be denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
図10に示すように、記憶部80は、走行環境情報85と、第1車両走行情報86と、第2車両走行情報87と、走行時危険度テーブル情報88とをさらに記憶する。
As shown in FIG. 10, the
例えば、取得部71は、走行ルートCを走行する走行車両の車載装置10から送信される、走行車両の走行環境を示す情報(プローブデータ)を取得し、記憶部80に走行環境情報85として記憶させる。なお、取得部71は、走行車両の走行環境を示す情報を、外部サーバ(図示せず)から取得してもよい。
For example, the
図11は、走行環境情報85の一例を示す図である。図11に示すように、走行環境情報85には、「環境情報ID」、「走行ルート情報」、「時刻」、「天候情報」および「車間」など、走行環境に関する情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 11 is a diagram showing an example of the traveling
「環境情報ID」は、走行環境に関する情報毎に割り当てられる識別情報である。「走行ルート情報」は、走行車両が走行するルートを示す情報である。「時刻」は、走行車両が走行している時間を示す情報である。かかる「時刻」は、例えば走行環境に関する情報が取得された時間などであってもよい。 The “environmental information ID” is identification information assigned to each piece of information related to the traveling environment. The “travel route information” is information indicating a route along which the traveling vehicle travels. "Time" is information indicating the time that the traveling vehicle is traveling. The “time” may be, for example, the time when the information about the traveling environment was acquired.
「天候情報」は、走行車両が走行するときの天候に関する情報である。かかる「天候情報」について、取得部71は、記憶部80に記憶された天候情報82から読み出して取得してもよいし、走行車両の車載装置10や図示しない外部サーバなどから取得してもよい。
The “weather information” is information about the weather when the traveling vehicle travels. The “weather information” may be obtained by reading from the
「車間」は、走行車両同士の車間距離を示す情報である。具体的に「車間」は、例えば、先行車を第1車両、第1車両に後続する後続車を第2車両としたときの、第1車両と第2車両との距離を示す情報である。 “Vehicle distance” is information indicating the distance between the traveling vehicles. Specifically, the “vehicle distance” is information indicating the distance between the first vehicle and the second vehicle when the preceding vehicle is the first vehicle and the succeeding vehicle following the first vehicle is the second vehicle, for example.
図11の例では、走行環境情報85の環境情報ID「R01」は、時刻が「時刻G1」、天候情報が「天候情報M1」、車間である第1車両と第2車両との距離が「車間距離S1」であることを示している。
In the example of FIG. 11, the environment information ID “R01” of the traveling
そして、取得部71は、上記した走行環境情報85において、車間が車間距離S1である第1車両(先行車)、第2車両(後続車)についてそれぞれ、走行状態を示す情報を取得する。
Then, the
詳しくは、取得部71は、待機中に車両1が走行する道路(ここでは走行ルートC)を走行する第1車両の走行状態を示す情報を取得し、記憶部80に第1車両走行情報86として記憶させる。同様に、取得部71は、待機中に車両1が走行する道路(ここでは走行ルートC)を走行する第2車両の走行状態を示す情報を取得し、記憶部80に第2車両走行情報87として記憶させる。なお、取得部71は、走行状態を示す情報を、記憶部80の他車両走行情報81に含まれる、車種、速度情報、操舵情報、ブレーキ情報などから読み出して取得してもよいし、走行車両(ここでは第1、第2車両)の車載装置10などから取得してもよい。これら第1車両走行情報86および第2車両走行情報87は、後述する走行時危険度テーブル情報88の生成に用いられる情報である。
Specifically, the
図12は、第1車両走行情報86の一例を示す図である。図12に示すように、第1車両走行情報86には、「第1車両ID」、「車種」、「運転特性」および「積載量」など、第1車両の走行状態を示す情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 12 is a diagram showing an example of the first
「第1車両ID」は、走行車両である第1車両を識別するための識別情報である。「車種」は、第1車両の種類を示す情報である。 The “first vehicle ID” is identification information for identifying the first vehicle that is a traveling vehicle. "Vehicle type" is information indicating the type of the first vehicle.
「運転特性」は、第1車両のドライバの運転特性を示す情報である。例えば、取得部71は、取得した第1車両のブレーキ情報や速度情報等に急ブレーキの情報が多く含まれる場合、第1車両のドライバの運転特性に、急ブレーキし易い特性であることを示す情報が含まれるようにすることができる。なお、運転特性は、上記したブレーキに関する特性に限られず、例えば、操舵情報や速度情報に基づいて、ハンドル操作や車速に関する特性(例えば急ハンドルし易い、急加速し易い特性)などであってもよい。
The "driving characteristic" is information indicating the driving characteristic of the driver of the first vehicle. For example, when the acquired brake information, speed information, and the like of the first vehicle includes a large amount of information on sudden braking, the
「積載量」は、第1車両の積載量を示す情報である。かかる「積載量」について、取得部71は、走行車両の車載装置10に含まれる積載量センサなどから取得してもよいし、図示しない外部サーバなどから取得してもよい。
“Load capacity” is information indicating the load capacity of the first vehicle. The "loading amount" may be obtained from the loading amount sensor or the like included in the vehicle-mounted
図12の例では、第1車両走行情報86の第1車両ID「T01」は、車種が「車種E1」、運転特性が「運転特性U01」、積載量が「積載量V01」であることを示している。
In the example of FIG. 12, the first vehicle ID “T01” of the first
また、図13は、第2車両走行情報87の一例を示す図である。図13に示すように、第2車両走行情報87には、「第2車両ID」、「車種」、「運転特性」、「積載量」など、第2車両の走行状態を示す情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 13 is a diagram showing an example of the second
「第2車両ID」は、走行車両である第2車両を識別するための識別情報である。「車種」は、第2車両の種類を示す情報であり、「運転特性」は、第2車両のドライバの運転特性を示す情報である。また、「積載量」は、第2車両の積載量を示す情報である。図13の例では、第2車両走行情報87の第2車両ID「T11」は、車種が「車種E1」、運転特性が「運転特性U11」、積載量が「積載量V11」であることを示している。
The “second vehicle ID” is identification information for identifying the second vehicle that is a traveling vehicle. The "vehicle type" is information indicating the type of the second vehicle, and the "driving characteristic" is information indicating the driving characteristic of the driver of the second vehicle. The "loading amount" is information indicating the loading amount of the second vehicle. In the example of FIG. 13, the second vehicle ID “T11” of the second
なお、上記において、取得部71は、車種、ドライバの運転特性および積載量(積載重量)を取得するようにしたが、必ずしもこれら全てを取得する必要はなく、車種、ドライバの運転特性および積載量のうち少なくともいずれかの情報を取得する構成であってもよい。すなわち、取得部71は、第1車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を第1車両走行情報86として取得し、第2車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を第2車両走行情報87として取得する。
In the above description, the
図10の説明に戻ると、生成部72は、走行環境情報85、第1車両走行情報86および第2車両走行情報87に基づいて、走行時危険度テーブル情報88を生成する。走行時危険度テーブル情報88は、例えば、車両1が待機中に道路(ここでは走行ルートC)を走行するときの危険度を示す情報を含む。なお、走行時危険度テーブル情報88は、走行時危険度情報の一例である。
Returning to the description of FIG. 10, the generating
図14は、走行時危険度テーブル情報88の一例を示す図である。図14に示すように、走行時危険度テーブル情報88には、「危険度情報ID」、「第1車両ID」、「第2車両ID」、「走行ルート情報」、「車間」、「時刻」、「天候情報」および「危険度」のそれぞれの情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 14 is a diagram showing an example of the traveling risk
「危険度情報ID」は、危険度情報の情報毎に割り当てられる識別情報である。「第1車両ID」は、第1車両を識別するための識別情報である。なお、かかる第1車両IDには、第1車両走行情報86に含まれる第1車両の車種、運転特性および積載量の情報が対応付けられているものとする。
The “risk degree information ID” is identification information assigned to each piece of risk degree information. The “first vehicle ID” is identification information for identifying the first vehicle. It is assumed that the first vehicle ID is associated with the vehicle type, the driving characteristic, and the load capacity information of the first vehicle included in the first
「第2車両ID」は、第2車両を識別するための識別情報である。なお、かかる第2車両IDには、第2車両走行情報87に含まれる第2車両の車種、運転特性および積載量の情報が対応付けられているものとする。「走行ルート情報」、「車間」、「時刻」および「天候情報」については、上記した走行環境情報85と同様であるため、説明を省略する。
The “second vehicle ID” is identification information for identifying the second vehicle. It is assumed that the second vehicle ID is associated with the vehicle type, the driving characteristic, and the load capacity information of the second vehicle included in the second
「危険度」は、道路(ここでは走行ルートC)において、第1車両と第2車両とが前後で組み合わさったときの危険度を示す情報である。「危険度」については、例えば、車間距離が比較的短く、また、第1車両のドライバの運転特性に、急ブレーキし易い特性であることを示す情報が含まれるような場合、仮に、第1車両が急ブレーキすると、第2車両は急速に第1車両に近づいてしまって危険であると推定できることから、危険度を大きい値に設定することができる。また、例えば、第2車両の積載量が比較的多いような場合や、天候が雨で滑りやすい路面であるような場合、仮に、第1車両がブレーキをかけた後に、第2車両がブレーキをかけてもすぐには減速できないため、第2車両は急速に第1車両に近づいてしまって危険であると推定できることから、危険度を大きい値に設定することができる。 The “risk level” is information indicating the risk level when the first vehicle and the second vehicle are combined in the front and rear on the road (here, the traveling route C). For example, in the case where the inter-vehicle distance is relatively short and the driving characteristics of the driver of the first vehicle include information indicating that it is a characteristic that facilitates sudden braking, the “risk level” is, for example, first. When the vehicle suddenly brakes, the second vehicle rapidly approaches the first vehicle and can be estimated to be dangerous, so that the risk can be set to a large value. Further, for example, when the second vehicle has a relatively large load capacity or when the weather is such that the road surface is slippery due to rain, it is assumed that the second vehicle brakes after the first vehicle brakes. Since it is not possible to decelerate immediately even if the vehicle is applied, it can be estimated that the second vehicle rapidly approaches the first vehicle and is dangerous, so that the risk can be set to a large value.
なお、上記した危険度の設定は、あくまでも例示であってこれに限定されるものではなく、走行環境情報85、第1車両走行情報86および第2車両走行情報87に基づいて適宜に設定することができる。
The above-described setting of the degree of danger is merely an example and is not limited to this, and may be appropriately set based on the traveling
図14の例では、走行時危険度テーブル情報88の危険度情報ID「W01」は、第1車両IDが「T01」、第2車両IDが「T02」、走行ルート情報が「走行ルートC」、車間が「車間距離S1」、時刻が「時刻G1」、天候情報が「天候情報M1」、危険度が「危険度レベル5」であることを示している。
In the example of FIG. 14, the risk degree information ID “W01” of the traveling danger
図10の説明に戻ると、通知部74は、車両1の動作として決定部73により走行させて待機させることが決定した場合、走行時危険度テーブル情報88に基づいて走行関連情報(言い換えると、待機中の走行に関する情報)を車両1に対して通知する。
Returning to the description of FIG. 10, when the
例えば、通知部74は、車両1の車両情報に含まれる、車種の情報、速度、操舵、ブレーキ操作に関する情報などに基づき、車両1の車種やドライバの運転特性を特定する。また、通知部74は、車両1の車両情報に含まれる積載量を示す情報から、車両1の積載量を検出する。そして、通知部74は、特定した車両1のドライバの運転特性や積載量などの情報と、走行時危険度テーブル情報88とに基づいて、走行関連情報を車両1に対して通知する。
For example, the
具体的には、図14に示すように、例えば車両1について、第2車両ID「T11」に対応するものとする、詳しくは、車種が「車種E1」、運転特性が「運転特性U11」、積載量が「積載量V11」であるものとする(図13参照)。また、車両1の前方を走行する走行車両について、第1車両ID「T01」に対応するものとする、詳しくは、車種が「車種E1」、運転特性が「運転特性U01」、積載量が「積載量V01」であるものとする(図12参照)。かかる場合、危険度は「危険度レベル5」であることから、通知部74は、待機中に道路(ここでは走行ルートC)を走行する車両1に対し、現在の走行に関して危険度が高いことを示す情報を走行関連情報として通知する。
Specifically, as shown in FIG. 14, it is assumed that, for example, the
例えば、通知部74は、第1車両のドライバの運転特性に、急ブレーキし易い特性であることを示す情報が含まれることで危険度が高くなっているような場合、第1車両である先行車に注意して運転する旨や、先行車との車間距離を取って運転する旨の情報を走行関連情報として通知することができる。
For example, when the driver's driving characteristic of the first vehicle includes the information indicating that the driver easily brakes suddenly and thus the danger level is high, the
このように、第2の実施形態に係る通知部74は、車両1の動作として決定部73により走行させて待機させることが決定した車両1に対し、待機中の走行に関する情報(走行関連情報。ここでは危険度に関する情報)を通知する。これにより、例えば、待機中に走行する車両1について運転の仕方や車間の情報など、運転を支援する情報を車両1に通知することが可能となり、よって走行して待機する車両1の危険度を低下させることができる。
As described above, the
<7.第2の実施形態に係る情報処理装置の制御処理>
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置50における具体的な処理手順について図15を用いて説明する。図15は、第2の実施形態に係る情報処理装置50が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、図15は、走行関連情報の通知処理に関するフローチャートであり、図9に示す処理とは別に実行されるが、これに限定されるものではない。
<7. Control processing of information processing apparatus according to second embodiment>
Next, a specific processing procedure in the information processing device 50 according to the second embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 15 is a flowchart showing a processing procedure executed by the information processing device 50 according to the second embodiment. Note that FIG. 15 is a flowchart regarding the notification processing of the travel-related information, which is executed separately from the processing shown in FIG. 9, but is not limited to this.
図15に示すように、情報処理装置50の制御部70は、走行環境情報85、第1車両走行情報86および第2車両走行情報87を取得する(ステップS100)。次いで、制御部70は、走行環境情報85、第1、第2車両走行情報86,87に基づいて、走行時危険度テーブル情報88を生成する(ステップS101)。
As illustrated in FIG. 15, the
続いて、制御部70は、車両1を走行させて待機させることが決定したか否かを判定する(ステップS102)。制御部70は、車両1を走行させて待機させることが決定していないと判定された場合(ステップS102,No)、すなわち、車両1を待機場所Bに停止させて待機させたり、搬出入作業を前倒しして車両1を目的地Aへ向かわせたりする場合、以降の処理をスキップする。
Subsequently, the
他方、制御部70は、車両1を走行させて待機させることが決定したと判定された場合(ステップS102,Yes)、車両1の車両情報を取得する(ステップS103)。そして、制御部70は、車両1の車両情報に含まれる各種情報に基づき、車両1の車種やドライバの運転特性を特定し、特定した車両1のドライバの運転特性などの情報と、走行時危険度テーブル情報88とに基づいて、待機中の走行に関する情報(走行関連情報)を車両1に対して通知する(ステップS104)。
On the other hand, when it is determined that the
第2の実施形態にあっては、上記したように、道路(例えば走行ルートC)を走行する第1車両の走行状態を示す第1車両走行情報86と、第1車両に後続する第2車両の走行状態を示す第2車両走行情報87とを取得し、取得された第1車両走行情報86および第2車両走行情報87に基づいて、車両1が待機中に道路(例えば走行ルートC)を走行するときの危険度を示す走行時危険度テーブル情報88を生成するようにした。このように、道路(例えば走行ルートC)を実際に走行した第1、第2車両の走行状態を示す情報を用いることで、危険度などを含む走行時危険度テーブル情報88を精度良く生成することができ、結果として正確な走行関連情報を車両1に対して通知することが可能になる。
In the second embodiment, as described above, the first
また、第2の実施形態にあっては、第1車両走行情報86が、第1車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を含み、第2車両走行情報87が第2車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を含み、このような第1、第2車両走行情報86,87に基づいて、走行時危険度テーブル情報88を生成するようにした。これにより、走行時危険度テーブル情報88をより一層精度良く生成することができ、結果としてより正確な走行関連情報を車両1に対して通知することが可能になる。
Further, in the second embodiment, the first
また、上記した第1、第2車両走行情報86,87は、時間の経過とともに情報が蓄積される。従って、例えば、生成部72は、蓄積された第1、第2車両走行情報86,87に基づいて、走行時危険度テーブル情報88を更新しつつ生成することができ、よって危険度などを含む走行時危険度テーブル情報88の精度を向上させることができる。
Further, the above-described first and second
なお、上記した第2の実施形態では、走行させて待機させることが決定した車両1に対して走行関連情報を通知するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば待機などと関係なく、走行ルートCを走行する一般の車両に対して走行関連情報を通知するようにしてもよい。
In addition, in the above-described second embodiment, the traveling-related information is notified to the
(第3の実施形態)
<8.第3の実施形態に係る情報処理装置の構成>
次いで、第3の実施形態に係る情報処理装置50の構成について説明する。第3の実施形態にあっては、車両1の動作として決定部73により走行させて待機させることが決定した車両1に対し、渋滞の予測情報を、待機中の走行に関する情報(走行関連情報)として通知するようにした。
(Third Embodiment)
<8. Configuration of Information Processing Device According to Third Embodiment>
Next, the configuration of the information processing device 50 according to the third embodiment will be described. In the third embodiment, with respect to the
図16は、第3の実施形態における情報処理装置50の構成例を示すブロック図である。図16に示すように、記憶部80は、上記した走行環境情報85、第1、第2車両走行情報86,87に加え、渋滞時走行情報90、非渋滞時走行情報91、および、渋滞予測テーブル情報92をさらに記憶する。
FIG. 16 is a block diagram showing a configuration example of the information processing device 50 according to the third embodiment. As shown in FIG. 16, the
上記した渋滞時走行情報90は、道路(例えば例えば走行ルートC)が渋滞しているときの第1、第2車両の走行状態を示す情報である。また、非渋滞時走行情報91は、道路(例えば例えば走行ルートC)が渋滞していないとき、すなわち非渋滞時の第1、第2車両の走行状態を示す情報である。これら渋滞時走行情報90および非渋滞時走行情報91は、後述する渋滞予測テーブル情報92の生成に用いられる情報である。
The above-described
例えば、取得部71は、記憶部80から走行環境情報85、第1車両走行情報86および第2車両走行情報87を取得し、取得した走行環境情報85、第1、第2車両走行情報86,87から、渋滞時走行情報90および非渋滞時走行情報91を抽出する。
For example, the
具体的には、取得部71は、例えば、先行車である第1車両と、後続車である第2車両との車間距離が所定値未満で、道路が渋滞していると推定される場合、かかる第1車両の第1車両走行情報86と、第2車両の第2車両走行情報87とを、渋滞時走行情報90として抽出する。
Specifically, when the inter-vehicle distance between the first vehicle, which is the preceding vehicle, and the second vehicle, which is the following vehicle, is less than the predetermined value and the road is estimated to be congested, The first
図17は、渋滞時走行情報90の一例を示す図である。図17に示すように、渋滞時走行情報90には、「渋滞時情報ID」、「第1車両の車種」、「第1車両の運転特性」、「第1車両の積載量」、「第2車両の車種」、「第2車両の運転特性」および「第2車両の積載量」など、渋滞時の第1、第2車両の走行状態を示す情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 17 is a diagram illustrating an example of the traveling
「渋滞時情報ID」は、渋滞時の走行情報毎に割り当てられる識別情報である。「第1車両の車種」は、第1車両の種類を示す情報である。「第1車両の運転特性」は、第1車両のドライバの運転特性を示す情報である。なお、第1車両の運転特性には、上記した急ブレーキし易い特性であることを示す情報などの他に、比較的低速で走行する特性であることを示す情報などが含まれてもよい。「第1車両の積載量」は、第1車両の積載量を示す情報である。 The “congestion information ID” is identification information assigned to each piece of travel information during congestion. The “vehicle type of the first vehicle” is information indicating the type of the first vehicle. The "driving characteristic of the first vehicle" is information indicating the driving characteristic of the driver of the first vehicle. Note that the driving characteristics of the first vehicle may include information indicating that the vehicle is running at a relatively low speed and the like, in addition to the above-described information indicating that the vehicle is easily braked suddenly. The “loading capacity of the first vehicle” is information indicating the loading capacity of the first vehicle.
また、「第2車両の車種」は、第2車両の種類を示す情報であり、また、「第2車両の運転特性」は、第2車両のドライバの運転特性を示す情報、「第2車両の積載量」は、第2車両の積載量を示す情報である。 Further, the "vehicle type of the second vehicle" is information indicating the type of the second vehicle, and the "driving characteristic of the second vehicle" is information indicating the driving characteristic of the driver of the second vehicle, "second vehicle". “Load capacity” is information indicating the load capacity of the second vehicle.
図17の例では、渋滞時走行情報90の渋滞時情報ID「X01」は、第1車両の車種が「車種E1」、第1車両の運転特性が「運転特性U01」、第1車両の積載量が「積載量V01」、第2車両の車種が「車種E1」、第2車両の運転特性が「運転特性U11」、第2車両の積載量が「積載量V11」であることを示している。
In the example of FIG. 17, the congestion information ID “X01” of the traveling
図16の説明に戻ると、取得部71は、例えば、先行車である第1車両と、後続車である第2車両との車間距離が所定値以上で、道路が渋滞していない(非渋滞)と推定される場合、かかる第1車両の第1車両走行情報86と、第2車両の第2車両走行情報87とを、非渋滞時走行情報91として抽出する。
Returning to the description of FIG. 16, for example, the
図18は、非渋滞時走行情報91の一例を示す図である。図18に示すように、非渋滞時走行情報91には、「渋滞時情報ID」、「第1車両の車種」、「第1車両の運転特性」、「第1車両の積載量」、「第2車両の車種」、「第2車両の運転特性」および「第2車両の積載量」など、渋滞時の第1、第2車両の走行状態を示す情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 18 is a diagram showing an example of the
「非渋滞時情報ID」は、非渋滞時の走行情報毎に割り当てられる識別情報である。また、「第1車両の車種」などについては、渋滞時走行情報90の「第1車両の車種」などと同様であるため、説明を省略する。
The “non-traffic congestion information ID” is identification information assigned to each piece of traveling information during non-congestion. Further, the “vehicle type of the first vehicle” and the like are the same as the “vehicle type of the first vehicle” and the like of the traveling
図18の例では、非渋滞時走行情報91の渋滞時情報ID「Y01」は、第1車両の車種が「車種E2」、第1車両の運転特性が「運転特性U02」、第1車両の積載量が「積載量V02」、第2車両の車種が「車種E2」、第2車両の運転特性が「運転特性U12」、第2車両の積載量が「積載量V12」であることを示している。
In the example of FIG. 18, the congestion information ID “Y01” of the
図16の説明に戻ると、生成部72は、走行環境情報85、渋滞時走行情報90および非渋滞時走行情報91などに基づいて、渋滞予測テーブル情報92を生成する。渋滞予測テーブル情報92は、例えば、車両1が待機中に道路(ここでは走行ルートC)を走行するときに将来発生する渋滞の予測を示す情報を含む。なお、渋滞予測テーブル情報92は、渋滞予測情報の一例である。
Returning to the explanation of FIG. 16, the
例えば、生成部72は、走行環境情報85が同一または略同一の条件で、渋滞時走行情報90と非渋滞時走行情報91とを比較し、比較結果に基づいて渋滞予測テーブル情報92を生成する。なお、上記した条件には、例えば、第1、第2車両が走行する場所(例えば走行ルートC)や時刻、天候などが含まれるが、これらに限定されるものではない。
For example, the
図19は、渋滞予測テーブル情報92の一例を示す図である。図19に示すように、渋滞予測テーブル情報92には、「渋滞予測情報ID」、「第1車両の車種」、「第1車両の運転特性」、「第1車両の積載量」、「第2車両の車種」、「第2車両の運転特性」、「第2車両の積載量」、「走行ルート情報」、「時刻」、「天候情報」、「車間」および「予測渋滞度」のそれぞれの情報等が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
FIG. 19 is a diagram showing an example of the traffic jam
「渋滞予測情報ID」は、渋滞予測情報の情報毎に割り当てられる識別情報である。「第1車両の車種」から「第2車両の積載量」までは、上記した渋滞時走行情報90の「第1車両の車種」から「第2車両の積載量」までと同様であるため、説明を省略する。また、「走行ルート情報」から「車間」までも、上記した走行環境情報85の「走行ルート情報」から「車間」までと同様であるため、説明を省略する。
The “congestion prediction information ID” is identification information assigned to each piece of traffic congestion prediction information. Since the "vehicle type of the first vehicle" to the "loading capacity of the second vehicle" are the same as the "vehicle type of the first vehicle" to the "loading capacity of the second vehicle" of the traveling
「予測渋滞度」は、例えば、道路(ここでは走行ルートC)において、第1車両と第2車両とが前後で組み合わさって走行したときの、渋滞の度合いを示す情報である。また、「予測渋滞度」は、後述するように、車両1が道路(ここでは走行ルートC)を走行した場合の渋滞予測に用いられる情報であることから、車両1が待機中に道路を走行するときに将来発生する渋滞の予測を示す情報であるともいえる。
The “predicted congestion degree” is, for example, information indicating the degree of congestion when the first vehicle and the second vehicle are traveling in a combination of front and rear on a road (here, the traveling route C). In addition, the “predicted traffic congestion degree” is information used for traffic congestion prediction when the
「予測渋滞度」については、例えば、第1車両と第2車両との車間距離が比較的短い状態で走行している状態のとき、生成部72は渋滞が発生していると推定できることから、予測渋滞度を大きい値に設定することができる。
As for the “predicted congestion degree”, for example, when the first vehicle and the second vehicle are traveling with a relatively short inter-vehicle distance, the
図19の例では、渋滞予測情報ID「Z01」は、第1車両の車種が「車種E1」、第1車両の運転特性が「運転特性U01」、第1車両の積載量が「積載量V01」、第2車両の車種が「車種E1」、第2車両の運転特性が「運転特性U11」、第2車両の積載量が「積載量V11」、走行ルート情報が「走行ルートC」、時刻が「時刻G1」、天候情報が「天候情報M1」、車間が「車間距離S1」、予測渋滞度が「予測渋滞度レベル5」であることを示している。 In the example of FIG. 19, the traffic jam prediction information ID “Z01” has a vehicle type “E1” of the first vehicle, a driving characteristic “U01” of the driving characteristic of the first vehicle, and a loading amount V01 of the first vehicle. ], The vehicle type of the second vehicle is “vehicle type E1”, the driving characteristic of the second vehicle is “driving characteristic U11”, the loading capacity of the second vehicle is “loading capacity V11”, the traveling route information is “traveling route C”, the time Indicates “time G1”, weather information is “weather information M1”, inter-vehicle distance is “inter-vehicle distance S1”, and predicted congestion degree is “predicted congestion level 5”.
言い換えると、渋滞予測情報ID「Z01」は、走行ルートCを時刻G1、天候情報M1の条件下で走行している第1車両は、車種E1、運転特性U01、積載量V01であり、第2車両は、車種E1、運転特性U11、積載量V11である。そして、このとき、車間が比較的短い車間距離S1であるため、予測渋滞度が予測渋滞度レベル5と設定されたことを示している。 In other words, the traffic congestion prediction information ID “Z01” indicates that the first vehicle traveling on the traveling route C under the conditions of the time G1 and the weather information M1 is the vehicle type E1, the driving characteristic U01, and the load capacity V01, and the second vehicle. The vehicle has a vehicle type E1, a driving characteristic U11, and a load capacity V11. Then, at this time, the inter-vehicle distance is the relatively short inter-vehicle distance S1, so that the predicted congestion degree is set to the predicted congestion degree level 5.
なお、上記では、渋滞予測テーブル情報92に、車種、運転特性および積載量が含まれるようにしたが、これに限られず、例えば、車種毎、運転特性毎、あるいは、積載量毎に渋滞予測テーブル情報が生成されてもよい。
In the above description, the traffic congestion
図16の説明に戻ると、通知部74は、車両1の動作として決定部73により走行させて待機させることが決定した場合、渋滞予測テーブル情報92に基づいて走行関連情報(言い換えると、待機中の走行に関する情報)を車両1に対して通知する。
Returning to the description of FIG. 16, when the
例えば、通知部74は、車両1の車両情報に含まれる、車種の情報、速度、操舵、ブレーキ操作に関する情報などに基づき、車両1の車種やドライバの運転特性を特定する。また、通知部74は、車両1の車両情報に含まれる積載量を示す情報から、車両1の積載量を検出する。そして、通知部74は、特定した車両1のドライバの運転特性や積載量などの情報と、渋滞予測テーブル情報92とに基づいて、走行関連情報を車両1に対して通知する。
For example, the
具体的には、図19に示すように、例えば車両1について、車種が「車種E1」、運転特性が「運転特性U01」、積載量が「積載量V01」であるものとする。また、車両1の後続する走行車両について、車種が「車種E1」、運転特性が「運転特性U11」、積載量が「積載量V11」であるものとする。かかる場合、予測渋滞度は「予測渋滞度レベル5」であることから、通知部74は、待機中に道路(ここでは走行ルートC)を走行する車両1に対し、現在の走行状態を続けると、将来渋滞が発生する可能性が高いことを示す情報を走行関連情報として通知する。
Specifically, as shown in FIG. 19, for example, regarding the
例えば、通知部74は、車両1のドライバの運転特性に、比較的低速で走行する特性であることを示す情報などが含まれることで予測渋滞度が高くなっているような場合、車両1に速度を上げて運転する旨の情報を走行関連情報として通知することができる。また、例えば、通知部74は、車両1のドライバの運転特性に、急ブレーキし易い特性であることを示す情報が含まれることで予測渋滞度が高くなっているような場合、車両1に急ブレーキをしないように運転する旨の情報を走行関連情報として通知することができる。また、例えば、通知部74は、車両1の車両情報に、比較的重い積載量を示す情報が含まれることで予測渋滞度が高くなっているような場合、積載量が重いため速度が低下しないように注意して運転する旨の情報を走行関連情報として通知することができる。
For example, when the driver's driving characteristic of the
このように、第3の実施形態に係る通知部74は、車両1の動作として決定部73により走行させて待機させることが決定した車両1に対し、待機中の走行に関する情報(走行関連情報。ここでは渋滞に関する情報)を通知する。これにより、例えば、待機中に走行する車両1について渋滞になりにくい運転の仕方の情報など、運転を支援する情報を車両1に通知することが可能となり、よって車両1が走行する道路(例えば走行ルートC)における渋滞の発生を抑制することができる。
As described above, the
また、第3の実施形態にあっては、上記のように構成することで、例えば、高速道路のサグ部やトンネルの出入り口部など、渋滞が発生し易い所を走行する車両1に対し、渋滞になりにくい運転の仕方の情報などを通知することができ、よって渋滞の発生を効果的に抑制することができる。
In addition, in the third embodiment, by configuring as described above, for example, a
<9.第3の実施形態に係る情報処理装置の制御処理>
次に、第3の実施形態に係る情報処理装置50における具体的な処理手順について図20を用いて説明する。図20は、第3の実施形態に係る情報処理装置50が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、図20は、走行関連情報の通知処理に関するフローチャートであり、図9に示す処理とは別に実行されるが、これに限定されるものではない。
<9. Control processing of information processing apparatus according to third embodiment>
Next, a specific processing procedure in the information processing device 50 according to the third embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 20 is a flowchart showing a processing procedure executed by the information processing device 50 according to the third embodiment. Note that FIG. 20 is a flowchart regarding the notification processing of the travel-related information, which is executed separately from the processing shown in FIG. 9, but is not limited to this.
図20に示すように、情報処理装置50の制御部70は、走行環境情報85、第1車両走行情報86および第2車両走行情報87を取得する(ステップS200)。次いで、制御部70は、走行環境情報85、第1、第2車両走行情報86,87から、渋滞時走行情報90および非渋滞時走行情報91を抽出する(ステップS201)。
As shown in FIG. 20, the
次いで、制御部70は、抽出された渋滞時走行情報90と非渋滞時走行情報91とに基づいて、渋滞予測テーブル情報92を生成する(ステップS202)。
Next, the
続いて、制御部70は、車両1を走行させて待機させることが決定したか否かを判定する(ステップS203)。制御部70は、車両1を走行させて待機させることが決定していないと判定された場合(ステップS203,No)、すなわち、車両1を待機場所Bに停止させて待機させたり、搬出入作業を前倒しして車両1を目的地Aへ向かわせたりする場合、以降の処理をスキップする。
Subsequently, the
他方、制御部70は、車両1を走行させて待機させることが決定したと判定された場合(ステップS203,Yes)、車両1の車両情報を取得する(ステップS204)。そして、制御部70は、車両1の車両情報に含まれる各種情報に基づき、車両1の車種やドライバの運転特性を特定し、特定した車両1のドライバの運転特性などの情報と、渋滞予測テーブル情報92とに基づいて、待機中の走行に関する情報(走行関連情報。例えば渋滞に関する情報)を車両1に対して通知する(ステップS205)。
On the other hand, when it is determined that the
第3の実施形態にあっては、上記したように、道路(例えば走行ルートC)を走行する第1車両の走行状態を示す第1車両走行情報86と、第1車両に後続する第2車両の走行状態を示す第2車両走行情報87とを取得し、取得された第1車両走行情報86および第2車両走行情報87から、渋滞時走行情報90および非渋滞時走行情報91を抽出し、渋滞時走行情報90および非渋滞時走行情報91に基づいて、車両1が待機中に道路(例えば走行ルートC)を走行するときに将来発生する渋滞の予測を示す渋滞予測テーブル情報92を生成するようにした。このように、道路(例えば走行ルートC)を実際に走行した第1、第2車両の走行状態を示す情報から、渋滞時の情報と非渋滞時の情報とを抽出して用いることで、予測渋滞度などを含む渋滞予測テーブル情報92を精度良く生成することができ、結果として正確な走行関連情報を車両1に対して通知することが可能になる。
In the third embodiment, as described above, the first
また、第3の実施形態にあっては、第1車両走行情報86が、第1車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を含み、第2車両走行情報87が第2車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を含み、このような第1、第2車両走行情報86,87から抽出された渋滞時走行情報90および非渋滞時走行情報91に基づいて、渋滞予測テーブル情報92を生成するようにした。これにより、渋滞予測テーブル情報92をより一層精度良く生成することができ、結果としてより正確な走行関連情報を車両1に対して通知することが可能になる。
Further, in the third embodiment, the first
また、上記した第1、第2車両走行情報86,87や渋滞時走行情報90、非渋滞時走行情報91は、時間の経過とともに情報が蓄積される。従って、例えば、生成部72は、蓄積された第1、第2車両走行情報86,87や渋滞時走行情報90、非渋滞時走行情報91に基づいて、渋滞予測テーブル情報92を更新しつつ生成することができ、よって予測渋滞度などを含む渋滞予測テーブル情報92の精度を向上させることができる。
Further, the above-described first and second
なお、上記した第3の実施形態では、走行させて待機させることが決定した車両1に対して走行関連情報を通知するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば待機などと関係なく、走行ルートCを走行する一般の車両に対して走行関連情報を通知するようにしてもよい。
In addition, in the above-described third embodiment, the traveling-related information is notified to the
なお、上記した各実施形態では、目的地Aで貨物を搬出入する車両1を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、ユーザの所望する場所を通るように適宜にルートを変えて運行される、いわゆるデマンドバスや、路線バス、貸切バスなどの業務用のバス、目的地Aにおいて乗客を迎える迎車のタクシーや送迎車など、待機する可能性のある車両であれば、本発明を適用することができる。
In each of the above-described embodiments, the
また、上記した第2の実施形態と第3の実施形態とは、適宜に組み合わせることができる。すなわち、車両1に対し、危険度に関する情報および渋滞に関する情報を、走行関連情報として通知するように構成してもよい。
Further, the above-described second embodiment and third embodiment can be appropriately combined. That is, the
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。 Further effects and modifications can be easily derived by those skilled in the art. Therefore, the broader aspects of the present invention are not limited to the particular details and representative embodiments shown and described above. Accordingly, various modifications may be made without departing from the spirit or scope of the general inventive concept defined by the appended claims and their equivalents.
1 車両
50 情報処理装置
71 取得部
72 生成部
73 決定部
74 通知部
1 vehicle 50
Claims (10)
前記生成部によって生成された前記待機情報に基づいて、前記車両の動作を決定する決定部と
を備え、
前記生成部は、
前記車両が停車して待機する場合と、前記車両が走行して待機する場合とについてそれぞれ前記待機情報を生成すること
を特徴とする情報処理装置。 A generation unit that generates standby information including at least one of information on the degree of danger at the time of standby of the vehicle waiting before reaching the destination and information on the degree of congestion due to the standby of the vehicle,
A determination unit that determines the operation of the vehicle based on the standby information generated by the generation unit,
The generator is
An information processing apparatus, wherein the standby information is generated when the vehicle stops and stands by, and when the vehicle runs and stands by.
を備え、
前記生成部は、
前記車両が停車して待機する場合に取得された前記他車両走行情報と、前記車両が走行して待機する場合に取得された前記他車両走行情報とに基づいて、前記待機情報を生成すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 An acquisition unit for acquiring other vehicle traveling information indicating a traveling state of another vehicle different from the vehicle,
The generator is
Generating the standby information based on the other-vehicle traveling information acquired when the vehicle is stopped and on standby and the other-vehicle traveling information acquired when the vehicle is traveling and waiting. The information processing apparatus according to claim 1, wherein:
前記生成部によって生成された前記待機情報に基づいて、前記車両を停車させて待機させるか走行させて待機させるかを決定すること
を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 The determination unit is
The information processing apparatus according to claim 1, wherein it is determined whether the vehicle is stopped and made to stand by or run and made to stand by based on the waiting information generated by the generation unit.
を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。 The information processing apparatus according to claim 1, further comprising: a notification unit that notifies the vehicle of the operation of the vehicle determined by the determination unit.
前記車両の動作として前記決定部により走行させて待機させることが決定した前記車両に対し、待機中の走行に関する情報を通知すること
を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 The notification unit,
The information processing apparatus according to claim 4, wherein the vehicle, which has been determined by the determination unit to be driven and made to stand by as the operation of the vehicle, is notified of information regarding traveling in standby.
を備え、
前記生成部は、
前記取得部によって取得された前記第1車両走行情報および前記第2車両走行情報に基づいて、前記車両が待機中に前記道路を走行するときの危険度を示す走行時危険度情報を生成し、
前記通知部は、
前記生成部によって生成された前記走行時危険度情報に基づいて、前記待機中の走行に関する情報を通知すること
を特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 Acquiring first vehicle traveling information indicating a traveling state of a first vehicle traveling on a road on which the vehicle travels during standby, and second vehicle traveling information indicating a traveling state of a second vehicle following the first vehicle. Is equipped with an acquisition unit that
The generator is
Based on the first vehicle travel information and the second vehicle travel information acquired by the acquisition unit, to generate travel risk information indicating a risk when the vehicle travels on the road while waiting,
The notification unit,
The information processing apparatus according to claim 5, wherein the information about the traveling in the standby state is notified based on the traveling risk information generated by the generating unit.
前記第1車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を前記第1車両走行情報として取得し、前記第2車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を前記第2車両走行情報として取得し、
前記生成部は、
前記取得部によって取得された前記第1車両走行情報および前記第2車両走行情報に基づいて前記走行時危険度情報を生成すること
を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 The acquisition unit is
Information of at least one of the vehicle type of the first vehicle, the driving characteristics of the driver, and the loaded weight is acquired as the first vehicle travel information, and at least one of the vehicle type of the second vehicle, the driving characteristics of the driver, and the loaded weight is acquired. Information is acquired as the second vehicle travel information,
The generator is
The information processing apparatus according to claim 6, wherein the running risk information is generated based on the first vehicle travel information and the second vehicle travel information acquired by the acquisition unit.
を備え、
前記生成部は、
前記取得部によって抽出された前記渋滞時走行情報と前記非渋滞時走行情報とに基づいて、前記車両が待機中に前記道路を走行するときに将来発生する渋滞の予測を示す渋滞予測情報を生成し、
前記通知部は、
前記生成部によって生成された前記渋滞予測情報に基づいて、前記待機中の走行に関する情報を通知すること
を特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。 Acquiring first vehicle traveling information indicating a traveling state of a first vehicle traveling on a road on which the vehicle travels during standby, and second vehicle traveling information indicating a traveling state of a second vehicle following the first vehicle. Then, based on the acquired first vehicle travel information and second vehicle travel information, the traffic jam travel information indicating the travel states of the first and second vehicles during traffic jam and the first and second vehicles during non-traffic jam And an acquisition unit that extracts driving information during non-congestion that indicates the driving state of
The generator is
Generates traffic congestion prediction information indicating prediction of traffic congestion that will occur in the future when the vehicle travels on the road while waiting based on the traffic information during traffic congestion and the travel information during non-traffic time extracted by the acquisition unit. Then
The notification unit,
The information processing apparatus according to any one of claims 5 to 7, wherein information regarding the traveling in standby is notified based on the traffic congestion prediction information generated by the generation unit.
前記第1車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を前記第1車両走行情報として取得し、前記第2車両の車種、ドライバの運転特性および積載重量のうち少なくともいずれかの情報を前記第2車両走行情報として取得し、取得した前記第1車両走行情報および前記第2車両走行情報から前記渋滞時走行情報と前記非渋滞時走行情報とを抽出し、
前記生成部は、
前記取得部によって抽出された前記渋滞時走行情報と前記非渋滞時走行情報とに基づいて前記渋滞予測情報を生成すること
を特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 The acquisition unit is
Information of at least one of the vehicle type of the first vehicle, the driving characteristics of the driver, and the loaded weight is acquired as the first vehicle travel information, and at least one of the vehicle type of the second vehicle, the driving characteristics of the driver, and the loaded weight is acquired. Information is acquired as the second vehicle travel information, and the congestion-time travel information and the non-congestion-time travel information are extracted from the acquired first vehicle travel information and the acquired second vehicle travel information,
The generator is
The information processing apparatus according to claim 8, wherein the traffic congestion prediction information is generated based on the traffic congestion driving information and the non-traffic traffic driving information extracted by the acquisition unit.
前記生成工程によって生成された前記待機情報に基づいて、前記車両の動作を決定する決定工程と
を含み、
前記生成工程は、
前記車両が停車して待機する場合と、前記車両が走行して待機する場合とについてそれぞれ前記待機情報を生成すること
を特徴とする情報処理方法。 A generation step of generating standby information including at least one of information on the degree of danger at the time of standby of the vehicle waiting before reaching the destination and information on the degree of congestion due to the standby of the vehicle,
A determining step of determining an operation of the vehicle based on the standby information generated by the generating step,
The generation step is
An information processing method, wherein: the standby information is generated for a case where the vehicle stops and stands by and a case where the vehicle runs and stands by.
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