JP2020077019A - 設備制御装置、学習装置、設備制御方法、学習器の生産方法、およびプログラム - Google Patents

設備制御装置、学習装置、設備制御方法、学習器の生産方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適な運転するための運転情報を出力できる設備制御装置を提供する。【解決手段】複数の熱源設備に対して外部の情報である外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得した学習器が格納される学習器格納部と、時系列外的要因情報を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた時系列外的要因情報を学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する運転情報取得部と、運転情報取得部が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する出力部とを具備する設備制御装置により、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適な運転するための運転情報を出力できる。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の熱源設備を制御する設備制御装置等に関するものである。
従来、センサに異常が発生した状態でも最適に近い状態で運転可能な熱源設備及び熱源設備制御方法があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−003135号公報
しかしながら、従来技術においては、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適な運転方法を見つけることが困難であった。なお、好適な運転方法とは、例えば、少ないコストでの運転方法、環境負荷が少ない運転方法等である。
本第一の発明の設備制御装置は、複数の熱源設備に対して外部の情報である外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得した学習器が格納される学習器格納部と、時系列外的要因情報を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた時系列外的要因情報を学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する運転情報取得部と、運転情報取得部が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する出力部とを具備する設備制御装置である。
かかる構成により、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するための運転情報を出力できる。
また、本第二の発明の設備制御装置は、第一の発明に対して、1以上の各外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の対象情報が格納される対象情報格納部と、2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、時系列運転情報に従って、時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下で、複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出するシミュレーション部と、シミュレーション部が算出したコストが予め決められた条件を満たす時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を取得する選択部と、選択部が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得する学習部とをさらに具備し、学習器格納部の学習器は、学習部が取得した学習器である設備制御装置である。
かかる構成により、シミュレータを用いて、学習器を構成できる。
また、本第三の発明の設備制御装置は、第一または第二の発明に対して、学習元情報は、コストを有し、運転情報取得部は、コストをも取得し、出力部は、コストをも出力する設備制御装置である。
かかる構成により、複数の熱源設備を稼働させる場合に、少ないコストで運転するための運転情報を出力できる。
また、本第四の発明の設備制御装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、1以上の外的要因情報は、外気温、湿度、複数の熱源設備が稼働するビルの収容人数のうちのいずれかの情報を含む設備制御装置である。
かかる構成により、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するための運転情報を出力できる。
また、本第五の発明の設備制御装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、1以上の外的要因情報は、外的要因の確率分布の情報を含む設備制御装置である。
かかる構成により、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するためのより適切な運転情報を出力できる。
また、本第六の発明の学習装置は、1以上の各外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の対象情報が格納される対象情報格納部と、2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、時系列運転情報に従って、時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下で、複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出するシミュレーション部と、シミュレーション部が算出したコストが予め決められた条件を満たす時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を取得する選択部と、選択部が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得し、蓄積する学習部とを具備する学習装置である。
かかる構成により、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するための運転情報を出力するための学習器を取得できる。
本発明による設備制御装置によれば、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するための運転情報を出力できる。
実施の形態1における設備制御装置Aのブロック図 同設備制御装置Aの学習器を生成する処理の例について説明するフローチャート 同設備制御装置Aの時系列運転情報を出力する動作例を説明するフローチャート 同運転情報取得処理の例について説明するフローチャート 同設備制御装置Bのブロック図 同学習装置Cのブロック図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、設備制御装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、学習器に対して、例えば、温度や湿度等の時系列の情報である時系列外的要因情報を与え、機械学習のアルゴリズムにより、2以上の熱源設備の時系列運転情報を取得し、出力する設備制御装置について説明する。なお、学習器は、2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得されたものである。また、2以上の学習元情報は、例えば、2以上の設備の時系列運転情報をシミュレータに与え、コストを取得し、コストが条件を満たす良好な時系列運転情報を有する情報であり、時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する情報である。また、熱源設備とは、例えば、電力、蒸気、温水、冷水などの供給設備である。熱源設備は、ユーティリティ設備でも良い。ユーティリティ設備は、例えば、プラントの運転に必要な電気、水、圧縮空気、燃料、窒素などを供給する設備をいう。
また、本実施の形態において、コストも出力する設備制御装置について説明する。
図1は、本実施の形態における設備制御装置Aのブロック図である。設備制御装置Aは、格納部1、受付部2、処理部3、および出力部4を備える。格納部1は、対象情報格納部11、および学習器格納部12を備える。処理部3は、シミュレーション部31、選択部32、学習部33、および運転情報取得部34を備える。
設備制御装置Aは、複数の熱源設備を制御する装置である。複数の熱源設備とは、例えば、1または2以上のビル、1または2以上の建物、1または2以上の工場等における複数の熱源設備である。
格納部1には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、後述する対象情報、後述する学習器である。各種の情報とは、例えば、外的要因情報の範囲を示す情報(例えば、「温度:−10℃〜40℃」「湿度:10%〜95%」「収容人数:0〜1000人」)、運転情報の範囲を示す情報(例えば、「設定温度:20℃〜28℃」「X<=パワー<=Y」)、時系列外的要因情報、時系列運転情報である。
対象情報格納部11には、2以上の対象情報が格納される。対象情報は、シミュレーションの対象の情報である。対象情報は、コストを算出するシミュレーションの対象の情報である。対象情報は、2以上の時系列運転情報を有する。対象情報は、通常、1または2以上の時系列外的要因情報と2以上の時系列運転情報とを有する。対象情報格納部11には、同一の時系列外的要因情報であるが、各々異なる時系列運転情報を有する2以上の対象情報が格納されることは好適である。対象情報格納部11には、2以上の異なる時系列外的要因情報を有する2以上の対象情報が格納されることは好適である。
時系列外的要因情報は、時系列の外的要因情報である。外的要因情報とは、熱源設備以外の情報である。外的要因情報は、例えば、外気温、湿度、複数の熱源設備が稼働するビルの収容人数等である。1以上の外的要因情報の中に、外的要因の確率分布の情報を含むことは好適である。外的要因の確率分布の情報は、例えば、外気温の確率分布の情報、湿度の確率分布の情報である。時系列外的要因情報は、通常、2以上の外的要因情報を含む。時系列外的要因情報は、2以上の外的要因情報の集合でも良いし、時刻情報と外的要因情報の組の情報を2組以上有する情報でも良い。時刻情報は、時刻に関する情報であり、通常、時刻を特定する情報であるが、予め決められた開始時刻からの相対的な時刻の情報等でも良い。時系列外的要因情報は、例えば、外気温の時系列の情報、湿度の時系列の情報、複数の熱源設備が稼働するビルの収容人数の時系列の情報である。
時系列外的要因情報は、例えば、外的要因情報を識別する外的要因情報識別子と、ベクトルとを有する。時系列外的要因情報は、例えば、外的要因情報識別子に対応付くベクトルである。外的要因情報識別子は、例えば、「外気温」「湿度」「収容人数」である。外的要因情報識別子は、外的要因情報を識別できれば何でも良い。ベクトルは、例えば、(Ot1,Ot2,・・・,Otn)である。ベクトルの各要素「Ot1」「Ot2」・・・「Otn」は、時刻t1における外的要因情報、時刻t2における外的要因情報、・・・、時刻tnにおける外的要因情報である。ただし、時系列外的要因情報のデータ構造は問わない。
時系列運転情報は、一の熱源設備の時系列の運転情報である。時系列運転情報は、2以上の運転情報を含む。時系列運転情報は、複数の熱源設備のうちのいずれかの熱源設備の時系列の運転情報である。時系列運転情報は、熱源設備の識別子に対応付いていても、熱源設備の識別子を有していても良い。運転情報は、熱源設備の運転に関する情報である。運転情報は、通常、熱源設備に与えるパラメータである。運転情報は、例えば、電源ONを示す情報(以下、単にONとも言う)、電源OFFを示す情報(以下、単にOFFとも言う)、設定温度、パワーなどの情報である。時系列運転情報は、2以上の運転情報の集合でも良いし、時刻情報と運転情報の組の情報を2組以上有する情報でも良い。
時系列運転情報は、例えば、熱源設備を識別する熱源設備識別子と、運転情報を識別する運転情報識別子と、ベクトルとを有する。時系列運転情報は、例えば、熱源設備識別子および運転情報識別子に対応付くベクトルである。熱源設備識別子は、例えば、「設備1」「設備2」等であり、熱源設備を識別できる情報であれば良い。運転情報識別子は、例えば、「パラメータ1」「設定温度」等である。運転情報識別子は、運転情報を識別できれば何でも良い。ベクトルは、例えば、(Pt1,Pt2,・・・,Ptn)である。ベクトルの各要素「Pt1」「Pt2」・・・「Ptn」は、時刻t1における運転情報、時刻t2における運転情報、・・・、時刻tnにおける運転情報である。
対象情報格納部11の2以上の対象情報は、予め用意されていても良いし、後述する処理部3が生成しても良い。処理部3の対象情報の生成処理については後述する。対象情報格納部11の2以上の対象情報の取得方法は問わない。
学習器格納部12には、学習器が格納される。学習器は、通常、後述する学習部33が取得した情報である。学習器は、2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得された情報である。機械学習のアルゴリズムは、問わない。機械学習のアルゴリズムは、例えば、深層学習、ランダムフォレスト、決定木、SVM、SVR等のうちのいずれかである。学習元情報は、1以上の時系列外的要因情報と2以上の時系列運転情報とを有する情報である。学習元情報は、通常、コストを有する。コストは、熱源設備の運転のために要するコストである。コストは、通常、複数の熱源設備の運転のために要するコストである。コストは、通常、複数の熱源設備の運転のために要する燃料のコスト(例えば、電気代、ガス代、重油代)である。
受付部2は、1または2以上の時系列外的要因情報を受け付ける。受付部2が受け付ける時系列外的要因情報は、例えば、外的要因情報の時間的推移の予測の情報である。受付部2が受け付ける時系列外的要因情報に含まれる外的要因情報は、外的要因の確率分布の情報を含むことは好適である。
ここで、受け付けとは、例えば、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、または光ディスクや磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けである。但し、受け付けとは、時系列外的要因情報を取得できている状態になれば良く、例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付けなどを含む概念である。受付部2は、図示しない外部の1または2以上のサーバから、時系列外的要因情報を受信しても良い。受付部2は、例えば、外気温や湿度等の時系列外的要因情報は、気象関係の情報が格納されている外部のサーバから取得し、ビルの収容人数等のビルに関する情報は、当該ビルの情報を管理するサーバから取得するなどしても良い。なお、ビルは、設備制御装置Aの制御対象の熱源設備が設置されているビルである。
時系列外的要因情報が入力される場合、その入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
処理部3は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、シミュレーション部31、選択部32、学習部33、運転情報取得部34が行う処理である。
各種の処理とは、例えば、対象情報の生成処理である。処理部3は、例えば、格納部1の外的要因情報の範囲を示す情報、および運転情報の範囲を示す情報を用いて、時系列外的要因情報と時系列運転情報と生成し、当該時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する対象情報を取得する。処理部3は、例えば、格納部1の外的要因情報の範囲を示す情報から2以上の候補値を取得し、運転情報の範囲を示す情報から2以上の候補値を取得し、外的要因情報の候補値と運転情報の候補値の組み合わせを取得する。そして、処理部3は、かかる組み合わせの数だけ、対象情報を取得することは好適である。
また、処理部3は、例えば、図示しない外部のサーバから時系列外的要因情報を取得し、運転情報の範囲を示す情報を用いて時系列運転情報を生成し、当該時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する対象情報を取得する。処理部3は、例えば、図示しない外部のサーバから時系列外的要因情報を取得し、運転情報の範囲を示す情報から時系列運転情報の候補値を取得し、候補値の数だけ、時系列外的要因情報と時系列運転情報の候補値とを有する対象情報を取得する。
なお、処理部3が行う対象情報の生成処理は、外部の装置で行い、対象情報格納部11に蓄積されても良いことは言うまでもない。
シミュレーション部31は、2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、コストを算出する。1または2以上の熱源設備に対する時系列運転情報を入力し、コストを出力する技術は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。かかる技術は、例えば、特開2009−59295等に記載されている。なお、この技術は、コストやCO排出量などを計算できるシミュレータに関する技術である。
シミュレーション部31は、2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、時系列運転情報に従って複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出する。なお、かかるコストは、当該時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下での熱源設備の運転コストである。
選択部32は、シミュレーション部31が算出したコストが予め決められた条件を満たす2以上の学習元情報を取得する。なお、学習元情報は、例えば、対象情報である。学習元情報は、例えば、対象情報とコストである。学習元情報は、シミュレーション部31が取得したコストを有することは好適である。学習元情報は、時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する。学習元情報は、シミュレーション部31がコストを出力する際に用いた時系列運転情報と、当該時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報とを有する。この時系列運転情報と時系列外的要因情報とは、上述した対象情報が有する情報である。
また、予め決められた条件とは、例えば、コストが予め決められた条件を満たすほど低いコストに対応することである。予め決められた条件とは、例えば、同一の時系列外的要因情報の中で最も低いコストに対応することである。予め決められた条件とは、例えば、同一の時系列外的要因情報の中でコストの低い上位N(Nは2以上の自然数)のコストに対応することである。予め決められた条件とは、例えば、閾値以下または閾値未満のコストに対応することである。
学習部33は、選択部32が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得する。機械学習のアルゴリズムとは、上述したように問わないが、例えば、深層学習、SVR、ランダムフォレスト等である。
学習部33は、選択部32が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得し、学習器格納部12に蓄積する。なお、学習器の蓄積先は、図示しない外部の装置でも良く、問わない。
運転情報取得部34は、受付部2が受け付けた時系列外的要因情報を学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより、複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する。
運転情報取得部34は、コストをも取得することは好適である。つまり、運転情報取得部34は、受付部2が受け付けた時系列外的要因情報を学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより複数の各熱源設備の時系列運転情報と、コストとを取得することは好適である。なお、運転情報取得部34が取得した時系列運転情報に対応するコストは、シミュレーション部31が取得しても良い。
出力部4は、運転情報取得部34が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する。
出力部4は、コストをも出力することは好適である。つまり、出力部4は、運転情報取得部34が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報と、コストとを出力することは好適である。
出力部4は、例えば、運転情報取得部34が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報を、各熱源設備に渡し、コストを表示または外部の表示装置に送信しても良い。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。なお、ここで、外部の装置への送信とは、例えば、複数の各熱源設備への送信である。
格納部1、対象情報格納部11、および学習器格納部12は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部1等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部1等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部1等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部1等で記憶されるようになってもよい。
受付部2は、例えば、無線または有線の通信手段により実現される。受付部2は、例えば、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
処理部3、シミュレーション部31、選択部32、学習部33、および運転情報取得部34は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部3等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部4は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部4は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、設備制御装置Aの動作について説明する。まず、設備制御装置Aの学習器を生成する処理の例について、図2のフローチャートを用いて説明する。なお、学習器の生成とは、学習器の製造と言っても良い。
(ステップS201)シミュレーション部31は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS202)シミュレーション部31は、i番目の対象情報が対象情報格納部11に存在するか否かを判断する。i番目の対象情報が存在する場合はステップS203に行き、存在しない場合はステップS207に行く。
(ステップS203)シミュレーション部31は、i番目の対象情報を対象情報格納部11から取得する。
(ステップS204)シミュレーション部31は、ステップS203で取得したi番目の対象情報を用いて、コストを算出する。なお、かかるコストの算出をシミュレーションと言っても良い。
(ステップS205)シミュレーション部31は、ステップS204で算出したコストを、i番目の対象情報に対応付けて一時蓄積する。
(ステップS206)シミュレーション部31は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS202に戻る。
(ステップS207)選択部32は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS208)選択部32は、ステップS205で一時蓄積したj番目のコストが存在するか否かを判断する。j番目のコストが存在する場合はステップS209に行き、存在しない場合はステップS212に行く。なお、j番目のコストが存在するか否かは、j番目の対象情報が存在するか否かと同意義である。
(ステップS209)選択部32は、j番目のコストが条件を満たすか否かを判断する。条件を満たす場合はステップS210に行き、条件を満たさない場合はステップS211に行く。
(ステップS210)選択部32は、j番目のコストに対応付いている対象情報を用いて、学習元情報を構成し、当該学習元情報を格納部1に一時蓄積する。
選択部32は、例えば、j番目のコストに対応付いている対象情報を学習元情報として、取得する。選択部32は、例えば、j番目のコストと、当該コストに対応付いている対象情報とを有する学習元情報を構成する。
(ステップS211)選択部32は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS208に戻る。
(ステップS212)学習部33は、ステップS210で一時蓄積された2以上の学習元情報を読み出し、当該2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得する。
(ステップS213)学習部33は、ステップS212で取得した学習器を学習器格納部12に蓄積する。処理を終了する。
なお、図2のフローチャートにおいて、コストが条件を満たし、正常に複数の熱源設備を制御できる時系列運転情報を有する対象情報を用いて構成された学習元情報(いわゆる正例の学習元情報)を用いて学習器を生成した。しかし、図2のフローチャートにおいて、例えば、上手く制御ができない時系列運転情報を有する負例の学習元情報をも用いて学習器を生成しても良い。
次に、設備制御装置Aの時系列運転情報を出力する動作例について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)受付部2は、時系列外的要因情報を受け付けたか否かを判断する。時系列外的要因情報を受け付けた場合はステップS302に行き、時系列外的要因情報を受け付けなかった場合はステップS301に戻る。
(ステップS302)運転情報取得部34は、ステップS301で受け付けられた時系列外的要因情報を学習器格納部12の学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより、複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する。
なお、例えば、正例の学習元情報のみを用いて学習器が生成されている場合、運転情報取得部34は、ステップS301で受け付けられた時系列外的要因情報を学習器格納部12の学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより、複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する。
また、例えば、正例の学習元情報と負例の学習元情報の両方を用いて学習器が生成されている場合、運転情報取得部34は、例えば、図4に示すフローチャートの動作により、複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する。
(ステップS303)シミュレーション部31は、ステップS302で取得された複数の各熱源設備の時系列運転情報を用いて、コストを算出する。
(ステップS304)出力部4は、ステップS302で取得された複数の各熱源設備の時系列運転情報、ステップS303で取得されたコストを出力する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS302の運転情報取得処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)運転情報取得部34は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS402)運転情報取得部34は、i番目の時系列運転情報の候補が格納部1に存在するか否かを判断する。i番目の時系列運転情報の候補が存在する場合はステップS403に行き、存在しない場合はステップS407に行く。なお、時系列運転情報の複数の候補が格納部1に格納される方法は問わない。
(ステップS403)運転情報取得部34は、ステップS301で受け付けられた時系列外的要因情報とi番目の時系列運転情報の候補とを用いて、学習器に与える情報を構成する。なお、学習器に与える情報は、通常、ステップS301で受け付けられた時系列外的要因情報とi番目の時系列運転情報の候補とを有する情報である。
(ステップS404)運転情報取得部34は、ステップS403で構成した情報を、学習器に与え、機械学習のアルゴリズムにより、スコアを取得する。なお、スコアは、例えば、i番目の時系列運転情報の良好さを示すスコアである。また、スコアは、例えば、i番目の時系列運転情報が正例である尤度を示すスコアである。
(ステップS405)シミュレーション部31は、i番目の時系列運転情報を用いて、コストを取得する。なお、ここで、学習器がコストをも用いて構成されている場合、運転情報取得部34がコストを取得しても良い。
(ステップS406)運転情報取得部34は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS402に戻る。
(ステップS407)運転情報取得部34は、スコアを用いて、時系列運転情報の候補の中から、時系列運転情報を選択する。上位処理にリターンする。運転情報取得部34は、例えば、スコアが閾値以上の時系列運転情報の中から、コストが最小の時系列運転情報を選択する。運転情報取得部34は、例えば、スコアが最大の時系列運転情報を選択する。
以上、本実施の形態によれば、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するための運転情報を出力できる。なお、好適な運転とは、例えば、コストが少なくなる運転、環境負荷が少ない運転、コストと環境負荷の両方が少なくなるような運転等である。また、環境負荷が少ない運転のために、例えば、CO排出量などをミニマムにするように制御する。またコストとCO排出量などを組み合わせて関数を作り、その値がミニマムになるように制御しても良い。
また、本実施の形態によれば、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するための運転情報を出力するための学習器を生産できる。
なお、本実施の形態において、学習器の取得処理と、複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する処理とが別の装置で行っても良い。
かかる場合、複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する処理を行う設備制御装置Bのブロック図は図5である。設備制御装置Bは、格納部5、受付部2、処理部6、および出力部4を備える。格納部5は、学習器格納部12を備える。処理部6は、運転情報取得部34を備える。
また、学習器の取得処理を行う学習装置Cのブロック図は図6である。学習装置Cは、格納部1、受付部2、および処理部7を備える。処理部7は、シミュレーション部31、選択部32、および学習部33を備える。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における設備制御装置Bを実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、例えば、複数の熱源設備に対して外部の情報である外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、前記複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得した学習器が格納される学習器格納部にアクセス可能なコンピュータを、時系列外的要因情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた時系列外的要因情報を前記学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより前記複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する運転情報取得部と、前記運転情報取得部が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
また、本実施の形態における学習装置Cを実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、例えば、1以上の各外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の対象情報が格納される対象情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、前記2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、当該時系列運転情報に従って、当該時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下で、前記複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出するシミュレーション部と、前記シミュレーション部が算出したコストが予め決められた条件を満たす時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を取得する選択部と、前記選択部が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得し、蓄積する学習部として機能させるためのプログラムである。
また、図7は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の設備制御装置、学習装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図7は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図8は、システム300のブロック図である。
図7において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図8において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の設備制御装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の設備制御装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる設備制御装置は、複数の熱源設備を稼働させる場合に、好適に運転するための運転情報を出力できるという効果を有し、複数の熱源設備を制御する設備制御装置等として有用である。
1、5 格納部
2 受付部
3、6、7 処理部
4 出力部
11 対象情報格納部
12 学習器格納部
31 シミュレーション部
32 選択部
33 学習部
34 運転情報取得部

Claims (10)

  1. 複数の熱源設備に対して外部の情報である外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、前記複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得した学習器が格納される学習器格納部と、
    時系列外的要因情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた時系列外的要因情報を前記学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより前記複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する運転情報取得部と、
    前記運転情報取得部が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する出力部とを具備する設備制御装置。
  2. 1以上の各外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の対象情報が格納される対象情報格納部と、
    前記2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、当該時系列運転情報に従って、当該時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下で、前記複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出するシミュレーション部と、
    前記シミュレーション部が算出したコストが予め決められた条件を満たす時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を取得する選択部と、
    前記選択部が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得する学習部とをさらに具備し、
    前記学習器格納部の学習器は、前記学習部が取得した学習器である請求項1記載の設備制御装置。
  3. 前記学習元情報は、コストを有し、
    前記運転情報取得部は、コストをも取得し、
    前記出力部は、コストをも出力する請求項1または請求項2記載の設備制御装置。
  4. 前記1以上の外的要因情報は、外気温、湿度、前記複数の熱源設備が稼働するビルの収容人数のうちのいずれかの情報を含む請求項1から請求項3いずれか一項に記載の設備制御装置。
  5. 前記1以上の外的要因情報は、外的要因の確率分布の情報を含む請求項1から請求項4いずれか一項に記載の設備制御装置。
  6. 1以上の各外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の対象情報が格納される対象情報格納部と、
    前記2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、当該時系列運転情報に従って、当該時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下で、前記複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出するシミュレーション部と、
    前記シミュレーション部が算出したコストが予め決められた条件を満たす時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を取得する選択部と、
    前記選択部が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得し、蓄積する学習部とを具備する学習装置。
  7. 複数の熱源設備に対して外部の情報である外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、前記複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得した学習器が格納される学習器格納部と、受付部と、運転情報取得部と、出力部とにより実現される設備制御方法であって、
    前記受付部が、時系列外的要因情報を受け付ける受付ステップと、
    前記運転情報取得部が、前記受付ステップで受け付けられた時系列外的要因情報を前記学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより前記複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する運転情報取得ステップと、
    前記出力部が、前記運転情報取得ステップで取得された複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する出力ステップとを具備する設備制御方法。
  8. 1以上の各外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の対象情報が格納される対象情報格納部と、シミュレーション部と、選択部と、学習部とにより実現される学習器の生産方法であって、
    前記シミュレーション部が、前記2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、当該時系列運転情報に従って、当該時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下で、前記複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出するシミュレーションステップと、
    前記選択部が、前記シミュレーションステップで算出されたコストが予め決められた条件を満たす時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を取得する選択ステップと、
    前記学習部が、前記選択ステップで取得された2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得し、蓄積する学習ステップとを具備する学習器の生産方法。
  9. 複数の熱源設備に対して外部の情報である外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、前記複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を、機械学習のアルゴリズムにより学習させて取得した学習器が格納される学習器格納部にアクセス可能なコンピュータを、
    時系列外的要因情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた時系列外的要因情報を前記学習器に適用し、機械学習のアルゴリズムにより前記複数の各熱源設備の時系列運転情報を取得する運転情報取得部と、
    前記運転情報取得部が取得した複数の各熱源設備の時系列運転情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
  10. 1以上の各外的要因情報の時系列の情報である1以上の時系列外的要因情報と、複数の各熱源設備の運転に関する運転情報の時系列の情報である2以上の時系列運転情報とを有する2以上の対象情報が格納される対象情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、
    前記2以上の各対象情報が有する時系列運転情報を用いて、当該時系列運転情報に従って、当該時系列運転情報と対になる時系列外的要因情報が示す環境下で、前記複数の熱源設備を稼働させた場合のコストを算出するシミュレーション部と、
    前記シミュレーション部が算出したコストが予め決められた条件を満たす時系列外的要因情報と時系列運転情報とを有する2以上の学習元情報を取得する選択部と、
    前記選択部が取得した2以上の学習元情報を機械学習のアルゴリズムにより学習させて、学習器を取得し、蓄積する学習部として機能させるためのプログラム。
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