JP2020072370A - Display device and method of conveying display device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、表示装置、及び、表示装置の運搬方法に関する。 The present invention relates to a display device and a method of transporting the display device.
特許文献1には、液晶ディスプレイ等のように板状に形成された表示装置が開示されている。特許文献1の表示装置では、バックカバー(背面キャビネット)に凹形状の把持部を形成している。作業者は、特許文献1の表示装置を運搬する際に、凹形状の把持部に手指を入れる。
しかしながら、特許文献1の表示装置では、把持部が表示装置の背面から窪んで形成されているだけである。このため、作業者が表示装置を運搬する際には、作業者の手指が把持部から抜け出てしまう可能性がある。また、作業者の手指が把持部から抜け出ないように、手指によって表示装置をその厚さ方向から挟み込むと、作業者の手指が表示装置の前面側の表示面に押し付けられる可能性があり、好ましくない。
また、特許文献1の表示装置では、表示面を下向きにした状態で表示装置を持ち運ぶことが難しい。
However, in the display device of
Moreover, in the display device of
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、安全かつ容易に持ち運ぶことが可能な表示装置、及び、表示装置の運搬方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a display device that can be carried safely and easily, and a method of carrying the display device.
本発明に係る表示装置は、板状に形成された表示装置本体と、前記表示装置本体の背面を覆うカバー部と、を備え、前記カバー部には、当該カバー部の背面から窪む凹部と、当該凹部の開口の周縁から張り出すように延び、前記カバー部の背面側から見て前記凹部の開口の一部を覆う張出板部と、が形成されていることを特徴とする。 A display device according to the present invention includes a display device main body formed in a plate shape, and a cover portion that covers the back surface of the display device main body, and the cover portion includes a recessed portion that is recessed from the back surface of the cover portion. A protruding plate portion that extends so as to project from the peripheral edge of the opening of the concave portion and covers a part of the opening of the concave portion when viewed from the back side of the cover portion.
本発明に係る表示装置の運搬方法は、前記表示装置を運搬する方法であって、作業者の手指を前記凹部に挿入すると共に、前記手指の先端部を前記凹部の底面と前記張出板部との間に入れることを特徴とする。 A method of transporting a display device according to the present invention is a method of transporting the display device, wherein a finger of an operator is inserted into the concave portion, and a tip end portion of the finger is a bottom surface of the concave portion and the protruding plate portion. It is characterized by putting between and.
本発明によれば、表示装置を安全かつ容易に持ち運ぶことができる。 According to the present invention, the display device can be carried safely and easily.
以下、図1〜6を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1,3に示すように、本実施形態に係る表示装置1は、表示装置本体2と、カバー部3と、を備える。また、本実施形態の表示装置1は、シャーシ4をさらに備える。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
As shown in FIGS. 1 and 3, the
表示装置本体2は、板状に形成される。表示装置本体2は、その厚さ方向から見て矩形状に形成されている。表示装置本体2は、主に板状の表示パネル11によって構成される。表示パネル11は、前面に画像を表示する表示面11aを有する。表示パネルは、例えば液晶ディスプレイパネルや有機ELディスプレイパネル等、任意であってよい。
表示装置本体2は、表示パネル11の背面11bに搭載されるバックライトなどの各種電気部品(不図示)も含む。図3においては、表示装置本体2の背面2bが表示パネル11の背面11bによって構成されているが、例えば前述の電気部品によって構成されてもよい。
The
The
カバー部3は、表示装置本体2の背面2b及び側面2cを覆う。カバー部3には、作業者が表示装置1を把持するための把持部5が形成されている。図2,3に示すように、把持部5は、凹部21と、張出板部22と、を含む。凹部21は、表示装置本体2の背面2bと同じ方向に向くカバー部3の背面3bから窪んで形成されている。張出板部22は、凹部21の開口の周縁から張り出すように延びる。張出板部22は、表示装置本体2の背面2bに沿う方向に延びる。張出板部22は、カバー部3の背面3b側から見て凹部21の開口の一部を覆う。張出板部22は、表示装置本体2の厚さ方向において凹部21の底面21aの一部領域に対向する。
The
これにより、凹部21の内部空間は、カバー部3の背面3bに開口する第一空間21Eと、張出板部22によって覆われる第二空間21Fと、を有する。カバー部3の背面3b側から見て、第一空間21E及び第二空間21Fの配列方向に直交する方向における凹部21の長さは、4本の手指(例えば人差し指、中指、薬指、小指)が同時に入る程度となっている。
As a result, the internal space of the
図2,3に示すように、本実施形態の把持部5は、カバー部3の背面3bの周縁領域に形成されている。また、本実施形態において、凹部21の第一空間21Eと第二空間21Fとは、カバー部3の背面3bに沿ってカバー部3の周縁に近づく方向に順番に並んでいる。
張出板部22は、凹部21の開口の周縁のうちカバー部3の周縁側に位置する部分に接続されている。また、張出板部22は、凹部21の開口の周縁からカバー部3の背面3bの内側領域に向けて延びている。これにより、凹部21の第一空間21Eと第二空間21Fとが、カバー部3の背面3bに沿ってカバー部3の周縁に近づく方向に順番に並んでいる。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
The
本実施形態では、複数の把持部5が、図1に示すようにカバー部3の背面3b側から見て、表示装置本体2の一辺に沿って間隔をあけて配列される。図1においては、二つの把持部5が表示装置本体2の一つの長辺の両端部に配されている。なお、把持部5は、例えば表示装置本体2の短辺の両端部に配されてもよい。また、把持部5は、例えば表示装置本体2の一辺の一端から他端まで延びるように形成されてもよい。また、把持部5は、例えばカバー部3の背面3bの中央領域など任意の位置に形成されてもよい。
In the present embodiment, the plurality of
以下、本実施形態のカバー部3及び把持部5の構成について具体的に説明する。図1〜5に示すように、本実施形態のカバー部3は、バックカバー6と、サイドカバー7と、を備える。
バックカバー6は、表示装置本体2の背面2b側に配され、表示装置本体2の背面2bを覆う。すなわち、バックカバー6は、表示パネル11の背面11bやこれに搭載される各種電気部品を覆う。バックカバー6は、表示装置本体2の背面2b側から見て、表示装置本体2に対応する矩形状に形成される。
Hereinafter, the configurations of the
The
図3〜5に示すように、バックカバー6は、表示装置本体2の背面2bに対して間隔をあけて配される天板部31を含む。本実施形態のバックカバー6は、天板部31の周縁から表示装置本体2の背面2bに向けて延びる周縁板部32も含む。天板部31の周縁及び周縁板部32は、表示装置本体2の背面2b側から見て表示装置本体2の周縁に対応する。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
図3〜5に示すように、天板部31は、前述の凹部21を構成する桶部33を備える。桶部33は、カバー部3の背面3bをなす天板部31の背面31bから窪むように形成される。すなわち、桶部33は天板部31の背面31bに開口する。また、桶部33は、表示装置本体2の背面2bに対向する天板部31の対向面から突出するように形成される。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
具体的に、桶部33は、側板部34と底板部35とを有する。側板部34は、天板部31の対向面から表示装置本体2の背面2bに向けて延びる。側板部34は、凹部21の内側面21cを構成する。底板部35は、側板部34の延長方向の先端に接続され、表示装置本体2の背面2bに沿って延びる。底板部35は、凹部21の底面21aを構成する。本実施形態の底板部35は、表示装置本体2の背面2bに重ねて配される。
Specifically, the
桶部33の側板部34には、側板部34の板厚方向に貫通する開口部36が形成されている。側板部34の開口部36は、側板部34のうち張出板部22の延長方向の基端部に対応する部位に形成されている。また、側板部34の開口部36は、側板部34のうち天板部31の周縁側に位置する部位に形成されている。
The
桶部33は、表示装置本体2の背面2b側から見て、天板部31の周縁から内側に離れて位置する。このため、天板部31の周縁(周縁板部32)と桶部33との間には、表示装置本体2の背面2bに沿って延びる天板部31の他の部位37(以下、周縁部位37と呼ぶ。)が存在する。なお、桶部33は、例えば天板部31の周縁に接するように形成されてもよい。すなわち、天板部31の周縁と桶部33との間には、天板部31の周縁部位37が存在しなくてもよい。
The
以上のように構成される本実施形態のバックカバー6は、金属材料からなる。天板部31の桶部33は、金属材料からなる板材に絞り加工を施すことで形成される。
The
サイドカバー7は、表示装置本体2の側面2cを覆う。図1に示すようにサイドカバー7は、表示装置本体2の四辺に沿って延びる矩形の環状に形成される。
図2〜5に示すように、サイドカバー7は、サイドカバー本体41と、リアカバー部42とを備える。サイドカバー本体41及びリアカバー部42は、いずれも表示装置本体2の周縁に倣う矩形の環状に形成される。
The
As shown in FIGS. 2 to 5, the
サイドカバー本体41は、表示装置本体2の厚さ方向に延び、表示装置本体2の側面2cを覆う。サイドカバー本体41は、表示装置本体2の側面2cを覆うように配された状態において、表示装置本体2の背面2bから突出する。
リアカバー部42は、サイドカバー本体41に一体に形成される。リアカバー部42は、サイドカバー本体41の延長方向の第一端からサイドカバー本体41の内側に延びる。リアカバー部42は、表示装置本体2の背面2bに沿う方向に延びる。リアカバー部42は、天板部31の背面31bの周縁領域(周縁部位37)を覆う。
The
The
本実施形態の張出板部22は、サイドカバー7に一体に形成される。具体的に、張出板部22は、リアカバー部42の内縁からリアカバー部42の内側に延びる。これにより、張出板部22は、リアカバー部42と同様に、天板部31の背面31b側に配される。また、張出板部22は、表示装置本体2の背面2bに沿う方向に延びる。そして、張出板部22は、天板部31に形成された桶部33の開口の一部を覆う。
The
図3〜5に示すように、サイドカバー7には、カバー板部43が一体に形成される。カバー板部43は、張出板部22の延長方向の基端部(リアカバー部42の内縁)から桶部33の内側に延びる。具体的に、カバー板部43は、張出板部22から表示装置本体2の背面2bに向けて表示装置本体2の厚さ方向に延びる。そして、カバー板部43は、前述した桶部33の側板部34の開口部36を覆う。すなわち、カバー板部43は、天板部31の桶部33と共に凹部21を構成する。図3において、カバー板部43の延長方向の先端部は、天板部31の桶部33に接触する。カバー板部43の先端部は、例えば表示装置本体2の背面2bに接触してもよい。
As shown in FIGS. 3 to 5, a
カバー板部43には、天板部31の周縁部位37の端部が凹部21の外側から接触可能である。すなわち、天板部31の周縁部位37は、カバー板部43を凹部21の外側から支持する。具体的に、天板部31の周縁部位37は、カバー板部43の延長方向の基端部を支持する。
The end of the
図3,5に示すように、本実施形態のサイドカバー7は、補強リブ44をさらに備える。補強リブ44は、張出板部22とカバー板部43とを接続する。具体的に、補強リブ44は、張出板部22の延長方向の基端部とカバー板部43の延長方向の基端部との角部に設けられる。補強リブ44は、張出板部22及びカバー板部43に一体に形成されている。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
以上のように構成される本実施形態のサイドカバー7は、樹脂材料からなる。すなわち、サイドカバー7は、樹脂成形によって製造される。
The
以上のように構成される本実施形態のバックカバー6及びサイドカバー7は、図2に例示するねじ8によって表示装置本体2や後述するシャーシ4に固定される。ねじ8は、バックカバー6の桶部33、並びに、サイドカバー7の張出板部22及びカバー板部43によって構成される把持部5の近傍に配されるとよい。図示例において、ねじ8は、サイドカバー7のリアカバー部42のうちリアカバー部42の周縁に沿って桶部33、張出板部22及びカバー板部43の両側の領域に配されている。これにより、把持部5の強度(特に桶部33、張出板部22及びカバー板部43の強度)を確保することができる。
The
図3,5に示すように、シャーシ4は、板状に形成され、表示装置本体2と天板部31との間に配される。シャーシ4は、前述したバックカバー6と同様に、表示装置本体2の背面2b側から見て、表示装置本体2に対応する矩形状に形成される。シャーシ4には、その周縁から表示装置本体2の背面2bに向けて延びる周縁板部52が形成されている。シャーシ4の周縁板部52は、バックカバー6の周縁板部32の内側に配される。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
シャーシ4には、その板厚方向に貫通する挿通孔53が形成されている。挿通孔53には、天板部31の桶部33及びサイドカバー7のカバー板部43が挿通する。
挿通孔53は、表示装置本体2の背面2b側から見て、シャーシ4の周縁から内側に離れて位置する。このため、シャーシ4の周縁(周縁板部52)と挿通孔53との間には、表示装置本体2の背面2bに沿って延びるシャーシ4の他の部位54(以下、周縁部位54と呼ぶ。)が存在する。シャーシ4の周縁部位54は、表示装置本体2の厚さ方向において、天板部31の周縁部位37と重ねて配される。具体的には、シャーシ4の周縁側に位置するシャーシ4の周縁部位54の端部(第二端部)が、天板部31の周縁部位37と重ねて配される。なお、挿通孔53は、例えばシャーシ4の周縁(周縁板部52)に接するように形成されてもよい。すなわち、天板部31の周縁と桶部33との間には、シャーシ4の周縁部位54が存在しなくてもよい。
The
The
図3〜5に示すように、シャーシ4には、支持板部55がさらに形成されている。支持板部55は、挿通孔53の周縁の一部からなり、カバー板部43を凹部21の外側から支持する。また、支持板部55は、挿通孔53の周縁の他の部分よりも表示装置本体2の背面2bの近くに位置する。具体的に、支持板部55は、挿通孔53側に位置するシャーシ4の周縁部位54の第一端部に形成されている。さらに、支持板部55は、シャーシ4の周縁側に位置するシャーシ4の周縁部位54の第二端部と表示装置本体2の背面2bとの間に位置する。これにより、支持板部55は、カバー板部43の延長方向の中途部を支持する。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
以上のように構成される本実施形態のシャーシ4は、金属材料からなる。支持板部55は、金属材料からなる板材に対して絞り加工が施されることで、挿通孔53の周縁の他の部分よりも表示装置本体2の背面2bの近くに位置する。
The
次に、本実施形態の表示装置1を運搬する運搬方法について説明する。
表示装置1を運搬する際には、図6に示すように、作業者の手指Fをカバー部3の凹部21に挿入すると共に、手指Fの先端部を凹部21の底面21aと張出板部22との間に入れる。凹部21に挿入する手指Fは、例えば人差し指、中指、薬指、小指などの第一手指F1である。この状態においては、第一手指F1の先端部が張出板部22に引っ掛かる。このため、作業者の手指Fが凹部21から抜け出ることを抑制できる。
Next, a carrying method for carrying the
When carrying the
また、第一手指F1を凹部21に挿入した状態では、第一手指F1の先端部が表示装置本体2の背面2bに沿う方向に向く。具体的に、第一手指F1の先端部は、表示装置本体2の周縁に近づく方向に向く。このため、凹部21(把持部5)がカバー部3の背面3bの周縁領域に形成されていても、作業者の第二手指F2(例えば親指)が表示装置本体2の表示面11a側に回り込むことは難しい。これにより、作業者が自身の第一手指F1と第二手指F2とで表示装置1をその厚さ方向から挟み込むことを抑制できる。したがって、作業者の第二手指F2が表示装置本体2の表示面11aに押し付けられることを抑制できる。
Further, when the first finger F1 is inserted into the
また、凹部21に挿入された第一手指F1の先端部が張出板部22に引っ掛かるため、表示装置本体2の表示面11aを下向きにした状態(カバー部3の背面3bを上向きにした状態)でも表示装置1を持ち運ぶことが可能となる。表示装置1の保守点検は、表示装置本体2の表示面11aを下向きにした状態で実施することが多い。このため、表示装置本体2の表示面11aを下向きにして表示装置1を持ち運べることは有効である。
Further, since the tip portion of the first finger F1 inserted in the
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置1及び表示装置1の運搬方法によれば、作業者の手指がカバー部3に形成された凹部21から抜け出ることを抑制できる。また、作業者の手指が表示装置本体2の表示面11aに押し付けられることを抑制できる。さらに、表示装置本体2の表示面11aを下向きにした状態でも表示装置1を持ち運ぶことができる。以上のことから、表示装置1を安全かつ容易に持ち運ぶことができる。
As described above, according to the
また、本実施形態の表示装置1によれば、バックカバー6に把持部5の凹部21を構成する桶部33が形成され、サイドカバー7に把持部5の張出板部22が形成されている。すなわち、把持部5を構成する桶部33と張出板部22とが別個の部材に形成されている。これにより、把持部5を含むカバー部3を容易に製造することができる。
具体的に、凹部21の開口の一部を張出板部22によって覆う構造を、単一の部材に形成することは難しい。これに対し、桶部33をバックカバー6に形成し、張出板部22をサイドカバー7に形成することは容易である。また、これらバックカバー6とサイドカバー7とを組み合わせてカバー部3を構成することも容易である。したがって、把持部5を含むカバー部3を容易に製造することができる。
Further, according to the
Specifically, it is difficult to form a structure in which a part of the opening of the
また、本実施形態の表示装置1によれば、凹部21の内側面21cをなす桶部33の側板部34に、その板厚方向に貫通する開口部36が形成されている。側板部34に開口部を形成した桶部33は、開口部36を形成していない桶部33と比較して、絞り加工によって容易に形成することができる。また、開口部36を形成していない桶部33と比較して、絞り加工によって形成した桶部33の剛性を確保することもできる。
Further, according to the
また、本実施形態の表示装置1によれば、サイドカバー7には、桶部33の側板部34の開口部36を覆うカバー板部43が形成されている。このため、凹部21に挿入した作業者の手指が、側板部34の開口部36を通して表示装置1の内部(表示装置本体2とバックカバー6との間)に配された各種電気部品に触れることを防止できる。また、塵埃や水分などが側板部34の開口部36を通して表示装置1の内部に侵入することも抑制できる。
さらに、カバー板部43がサイドカバー7に一体に形成されるため、表示装置1の構成部品点数を増やすことなく、側板部34の開口部36を覆うことができる。
Further, according to the
Further, since the
また、本実施形態の表示装置1によれば、シャーシ4に形成された挿通孔53がシャーシ4の周縁から離れて位置することで、シャーシ4の周縁と挿通孔53との間には、シャーシ4の周縁部位54が存在する。このため、シャーシ4の周縁部位54によってカバー板部43を凹部21の外側から支持できる。これにより、カバー板部43が、凹部21に挿入された手指によって凹部21の内側から押されても、カバー板部43が、サイドカバー7の他の部分に対して変形したり、折れたりすることを抑制できる。したがって、凹部21を構成するカバー板部43の強度を確保できる。
Further, according to the
特に、本実施形態では、シャーシ4の周縁部位54の一部からなる支持板部55が、シャーシ4の周縁部位54の他の部分よりも表示装置本体2の背面2bの近くに位置し、カバー板部43の延長方向の中途部を支持する。したがって、支持板部55によってカバー板部43をより安定に支持することができる。すなわち、凹部21を構成するカバー板部43の強度をさらに向上できる。
Particularly, in the present embodiment, the
また、本実施形態の表示装置1によれば、バックカバー6の天板部31に形成された桶部33が、天板部31の周縁から内側に離れて位置することで、天板部31の周縁と挿通孔53との間には、天板部31の周縁部位37が存在する。このため、天板部31の周縁部位37によってカバー板部43を凹部21の外側から支持できる。したがって、シャーシ4の周縁部位54や支持板部55の場合と同様に、凹部21を構成するカバー板部43の強度を確保できる。
Further, according to the
さらに、本実施形態では、天板部31の周縁部位37及びシャーシ4の周縁部位54の両方によってカバー板部43を支持する。具体的には、天板部31の周縁部位37がカバー板部43の延長方向の基端部を支持し、シャーシ4の周縁部位54をなすシャーシ4の支持板部55がカバー板部43の延長方向の中途部を支持する。これにより、凹部21を構成するカバー板部43の強度をさらに向上できる。
Further, in this embodiment, the
また、本実施形態の表示装置1によれば、サイドカバー7の張出板部22とカバー板部43とが補強リブ44によって接続されている。このため、張出板部22やカバー板部43が凹部21に挿入された手指の先端部によって押されても、張出板部22やカバー板部43が変形したり折れたりすることを抑制できる。すなわち、把持部5を構成する張出板部22及びカバー板部43の強度を確保することができる。
Further, according to the
以上、本発明に係る一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。 Although one embodiment according to the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment and can be appropriately modified without departing from the gist thereof.
本発明の表示装置は、例えば図7に示すように、少なくとも、板状に形成された表示装置本体2と、表示装置本体2の背面2bを覆うカバー部3と、を備えていればよい。すなわち、カバー部3は、バックカバー6のみによって構成されてもよい。また、カバー部3には、少なくともカバー部3の背面3bから窪む凹部21、及び、凹部21の開口の一部を覆う張出板部22が形成されていればよい。すなわち、凹部21及び張出板部22は、単一の部材に一体に形成されてもよい。
For example, as shown in FIG. 7, the display device of the present invention may include at least a plate-shaped display device
また、図7に例示した表示装置1Gにおいて、カバー部3は上記実施形態と同様の補強リブ44(図3,5参照)を備えてよい。補強リブ44は、凹部21の底面21aに対向する張出板部22の内面と、張出板部22の内面に連なる凹部21の内側面21cとを接続すればよい。カバー部3が補強リブ44を備える場合には、上記実施形態と同様に、把持部5を構成する張出板部22の強度を確保することができる。
Further, in the
1,1G 表示装置
2 表示装置本体
2b 背面
2c 側面
3 カバー部
3b 背面
4 シャーシ
5 把持部
6 バックカバー
7 サイドカバー
11 表示パネル
11a 表示面
21 凹部
21a 底面
21c 内側面
22 張出板部
31 天板部
31b 背面
33 桶部
34 側板部
35 底板部
36 開口部
37 天板部31の周縁部位
43 カバー板部
44 補強リブ
53 挿通孔
54 シャーシ4の周縁部位
55 支持板部
1,
Claims (8)
前記表示装置本体の背面を覆うカバー部と、を備え、
前記カバー部には、当該カバー部の背面から窪む凹部と、当該凹部の開口の周縁から張り出すように延び、前記カバー部の背面側から見て前記凹部の開口の一部を覆う張出板部と、が形成されている表示装置。 A display device body formed in a plate shape,
A cover portion that covers the back surface of the display device body,
In the cover portion, a recess recessed from the back surface of the cover portion and a protrusion extending from the peripheral edge of the opening of the recess portion, and overhanging to cover a part of the opening of the recess portion when viewed from the back surface side of the cover portion. A display device in which a plate portion is formed.
前記バックカバーは、前記表示装置本体の背面に対して間隔をあけて配される天板部を含み、
前記天板部は、当該天板部の背面から窪んで形成され、前記凹部を構成する桶部を備え、
前記張出板部は、前記サイドカバーに一体に形成されると共に前記天板部の背面側に配され、前記桶部の開口の一部を覆う請求項1に記載の表示装置。 The cover portion includes a back cover that covers a back surface of the display device body, and a side cover that covers a side surface of the display device body.
The back cover includes a top plate portion that is arranged at a distance from the back surface of the display device body,
The top plate portion is formed so as to be recessed from the back surface of the top plate portion, and includes a trough portion forming the recess,
The display device according to claim 1, wherein the projecting plate portion is formed integrally with the side cover, is disposed on the back side of the top plate portion, and covers a part of the opening of the trough portion.
前記サイドカバーには、前記張出板部の延長方向の基端部から前記桶部の内側に延びて、前記側板部の開口部を覆うカバー板部が形成され、
前記カバー板部は、前記桶部と共に前記凹部を構成する請求項2に記載の表示装置。 The side plate portion of the trough portion forming the inner surface of the recess is formed with an opening that penetrates in the plate thickness direction of the side plate portion,
The side cover is formed with a cover plate portion that extends from the base end portion in the extension direction of the overhang plate portion to the inside of the trough portion and covers the opening of the side plate portion.
The display device according to claim 2, wherein the cover plate portion constitutes the recess together with the trough portion.
前記シャーシには、その板厚方向に貫通し、前記桶部及び前記カバー板部が挿通する挿通孔が形成され、
前記挿通孔は、前記表示装置本体の背面側から見て前記シャーシの周縁から内側に離れて位置する請求項3に記載の表示装置。 A plate-shaped chassis arranged between the display device body and the top plate portion,
The chassis is formed with an insertion hole that penetrates in the plate thickness direction and through which the trough part and the cover plate part are inserted.
The display device according to claim 3, wherein the insertion hole is located inside and away from the peripheral edge of the chassis when viewed from the back side of the display device main body.
前記支持板部は、前記挿通孔の周縁の他の部分よりも前記表示装置本体の背面の近くに位置し、前記カバー板部の延長方向の中途部を支持する請求項4に記載の表示装置。 In the chassis, a support plate portion formed of a part of the peripheral edge of the insertion hole and supporting the cover plate portion from the outside of the recess is formed,
The display device according to claim 4, wherein the support plate portion is located closer to the back surface of the display device main body than other portions of the peripheral edge of the insertion hole, and supports a midway portion in the extension direction of the cover plate portion. ..
作業者の手指を前記凹部に挿入すると共に、前記手指の先端部を前記凹部の底面と前記張出板部との間に入れる表示装置の運搬方法。 A method of transporting the display device according to any one of claims 1 to 7, comprising:
A method of transporting a display device, wherein a finger of an operator is inserted into the recess, and tip portions of the finger are inserted between a bottom surface of the recess and the projecting plate portion.
Priority Applications (1)
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JP2018204977A JP2020072370A (en) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | Display device and method of conveying display device |
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