JP2020071397A - 発光装置、および発光装置を有する投射型表示装置 - Google Patents

発光装置、および発光装置を有する投射型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 大幅なコストアップや筐体体積の増加を伴わずに、蛍光体の寿命をより長くする表示装置を提供する。【解決手段】 光源と、該光源からの光を受光して蛍光を発する蛍光体が配置されたホイールと、該光源からの光を反射させて前記ホイールの受光位置に導くための反射面を有する第一の反射部材と、前記ホイールを回転駆動するホイールモータと、を有する発光装置であって、前記光源からの光が前記反射面に入射する入射角度が変更されるように前記第一の反射部材を回動させる回動手段を有しており、前記入射角度が変更されると、前記受光位置の周回軌道が外周方向または内周方向に変更されることを特徴とする発光装置とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、発光装置、および投射型表示装置に関するものである。
従来、光源にランプを用いてスクリーンに光を投射する投射型表示装置(プロジェクタ)が広く知られている。特に、近年になって固体光源(レーザ、LED等)を光源として用いたプロジェクタが次々と発表されている。固体光源は、ランプに比べて、長寿命/高応答性のため、プロジェクタの光源として台頭してきている。固体光源をプロジェクタの光源として使用するにあたり、その課題の一つは、高出力の固体光源が光の3原色(R/G/B)の3色揃っていないことである。そのため、白を表現するためには、1色の固体光源を光源として使用し、前記固体光源の光を蛍光体などの波長変換材料に照射し、蛍光体から発する光と固体光源の原色光を合成して白を作る必要がある。しかし、レーザ光は非常にコヒーレンスの高い光であるために、蛍光体に照射し続けると焼損する可能性がある。そこで、円盤形状のホイールに蛍光体を塗布し、ホイールを回転させることによりエネルギーの1点集中を回避する方法がとられている。光の1点集中を回避できたとしても、レーザの蛍光体に対する影響がなくなるわけではなく、累積する照射に対して蛍光体の寿命が早まり、次第に波長の変換効率が低下してしまう。
例えば、特許文献1では、蛍光体が塗布されたホイールを、周方向に回転させると同時に、蛍光体ホイール自体を回転軸方向に並行移動させる機構を有し、レーザの照射位置をより分散させる技術が開示されている。また、特許文献2では、蛍光体前段の集光レンズを並行移動する機構(例えば振動する機構)を有し、集光レンズを揺動させることにより、レーザ光の集光スポット位置を変化させる技術が開示されている。
特開2010−164846号公報 特開2011−180210号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、蛍光体を回転させる機構以外に比較的複雑な機構が必要であり、装置全体の構造が大きくなりやすい。そして、ホイールやレンズを移動させるためのスペースの確保も必要となり、コストアップや筐体体積の増加が避けられない。
そこで、本発明の目的は、大幅なコストアップや筐体体積の増加を伴わずに、蛍光体の寿命をより長くすることを可能にした表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る発光装置は、光源と、該光源からの光を受光して蛍光を発する蛍光体が配置されたホイールと、該光源からの光を反射させて前記ホイールの受光位置に導くための反射面を有する第一の反射部材と、前記発光ホイールを回転駆動するホイールモータと、を有する発光装置であって、前記第一の反射部材を回動させ、前記光源からの光の前記反射面への入射角度を変更する入射角度変更手段を有しており、前記入射角度を変更することで、前記受光位置の周回軌道が外周方向または内周方向に変更されることを特徴とする。
本発明によれば大幅なコストアップや筐体体積の増加を伴わずに、蛍光体の寿命をより長くすることを可能にした発光装置、および該発光装置を用いた投射型表示装置を提供することができる。
本発明の構成を示す図 モータとダイクロイックミラーの接続構成を示す図 ホイールと蛍光体とモータの構成を示す図 モータのPWM駆動波形を示す図 電源と固体光源の構成を示す図 実施形態1のフローチャート ホイールの回転数を算出するための構成を示す図 ダイクロイックミラーの角度と蛍光体への光入射位置を示す図 ホイールの回転による受光位置の周回軌道を模式的に示す図 実施形態2の構成を示す図 実施形態3の構成を示す図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる表示装置のブロック図である。
(実施形態1)
以下、図1を参照して、第1の実施形態の表示装置について説明する。
本実施形態は、以下の構成からなる。固体光源1であるレーザ光源ユニット、凹凸レンズ2、第一の反射部材である反射面を有し且つ回動可能なダイクロイックミラー3、ダイクロイックミラーの回動手段であるモータ4、を有する。そして、集光レンズ5、反射材からなるホイール6、蛍光体7、ホイールモータ8、制御部9、電源部10を有する。
以下、上記各構成について説明する。
固体光源1は、青色のレーザ光源を用いることができる。平行な直進光を用いるために、さらに光の射出方向にコリメータレンズを備え、レーザ光源とともにユニット化したものを固体光源1として用いると良い。固体光源1のAnode−Cathode間に、Vf(Forward Voltage)電圧を印加することにより、励起発光する。励起された光はコリメータレンズにより集光され、直線性の高い光となる。
本実施形態では青色のレーザ光源としているが、最終的に蛍光体から発する光と合成したときに白が表現できればその限りではない。またコリメータレンズもレーザと別々の構成でも良い。
また、レーザ光源ユニットは、表示装置の明るさの仕様によってユニット数を適宜増減すれば良い。本実施形態では2つ記載しているが、その構成や駆動方法はすべて同じである。
凹凸レンズ2は、複数の固体光源1から射出された入射角度の異なる光を、それぞれ同一方向の並行光へと進路を変える。並行光化された光束は反射面を有するダイクロイックミラー3へと所定の角度で入射する。
ダイクロイックミラー3に入射された光束は、ダイクロイックミラー3の反射面によって反射され、ホイールの受光位置に導く集光レンズ5の方向へと向かう。
第一の反射部材としてのダイクロイックミラー3は、光源1からの青色光を反射するとともに、緑色光および赤色光を含む蛍光光を透過させる導光面であるダイクロイック面を有している。
ここで、ダイクロイックミラー3により反射される光の方向は、ダイクロイックミラー3の反射面の角度により変えることができる。
そして、ダイクロイックミラー3には回動手段としてのモータ4が取り付けられている。
すなわち、光源からの光が反射面に入射する入射角度が変更されるように第一の反射部材を回動させる回動手段を有することで、その入射角度が変更されると、受光位置が変更される。そして、入射角度が変更されると、受光位置の周回軌道が外周方向または内周方向に変更される点が本実施形態の特徴である。
本実施形態の具体的な構成を図2に示す。図2の上側が図1と同じ方向からみたものであり、これはダイクロイックミラー3の下部にモータ4が接続されている構成を真上から見た図である。また、図2の下側の図がダイクロイックミラー3とモータ4の構成を真横から見た図である。モータ4はその回転軸をダイクロイックミラー3の(a)点に下部から接続されている。この(a)点を中心にダイクロイックミラー3は回動可能となる。
集光レンズ5は、ダイクロイックミラー3により反射された青を集光する。
ホイール6の形状は、薄い板状の円盤形状とし、集光レンズ5で集光された光を蛍光体が配置された局所的な受光位置で受光する。
ホイール6は、受光位置に照射された光および蛍光体による蛍光を反射する第二の反射部材を有する反射材を有することが好ましい。その場合、その表面が反射率の高い鏡面で構成されていると良い。
ホイール6の表面に配置される蛍光体7は、青を印加することにより、青を黄色に変換する組成となっている。青色光が蛍光体を通過し黄色光に変換され、黄色光はホイール6の表面により反射される。また、このとき、黄色光以外に、蛍光体7により変換されなかった青色光も存在し、黄色光と同様にホイール6の表面により反射される。このようにしてホイール6により反射された光を集光すると青+黄で白となる。
また、蛍光体7上に集光された光は、コヒーレント光のためエネルギーが非常に高い。そのため、蛍光体7上の1点に連続して照射し続けると焼損してしまう可能性がある。そこで、蛍光体7を塗布した反射板6を回転させる構成がよく知られている。ホイール6を回転駆動させるために、円形をしたホイール6の中心にホイールモータ8の回転軸が接続されている。その構成を図3に示す。図3の左にホイール6を正面から見た図、右に真横から見た図を示している。光が照射される側の反射面に蛍光体が塗布され、反対面側にモータが接続されている。光が照射される位置は一定であるが、ホイール6が回転することにより、蛍光体に照射される位置が常に移動するため、蛍光体が焼損する可能性が低減される。
制御部9は、モータ4、ホイールモータ8、電源部10の制御を行う。マイコンやFPGAなど、自由に制御可能なプログラミング形式のものが好ましいが、その限りではない。本明細書ではマイコンを想定する。また、モータ4およびホイールモータ8はDCモータやステッピングモータなど、さまざまな種類のモータの内、どんな種類のモータでもよく、アプリケーションにより適宜変更すればよい。
一例として、PWMによるDCモータの駆動を挙げて具体的に説明する。
図4にDCモータに印加するPWM波形を示す。縦軸は電圧値、横軸は時間を示す。図4(a)は、DUTY10%のときの駆動波形、図4(b)は、DUTY90%のときの駆動波形である。DUTYが100%に近いほどモータは高速で回転する。モータを駆動することによりダイクロイックミラー3やホイール6を回転させる。
また、制御部9は電源部10の制御も行う。電源部10は固体光源1の電源である。固体光源、特にレーザでは定電流駆動をすることが主流である。一例として降圧駆動タイプの固体光源駆動について説明する。図5に固体光源1、制御部9、電源部10の模式図を示す。固体光源1はダイオード、制御部9、破線部が電源部10である。電源部10は、DC電源部101、スイッチ102、検出抵抗103を介し固体光源1のAnodeに接続されている。制御部9は、スイッチ102のON/OFFを担う。制御部9によりスイッチ102がONしている場合、DC電源部101から電圧と電流が検出抵抗103に印加される。このとき、検出抵抗103は低抵抗であり(例えば0.1Ω程度)、検出抵抗103の両端の電圧Vを監視することにより電流量を一定にしている。一定に保たれた電流が固体光源1に供給される。このとき、DC電源部101は固体光源1のVf以上の電圧が必要である。また、スイッチ102がOFFのときは、電流の経路が遮断されるため固体光源1は発光しない。スイッチ102を高速にON/OFFすることによりPWMも可能である。固体光源1は直列に接続しても良いし、個々に制御回路を設けても良い。
以下、図6のフローチャートを参照して本発明の一連の動作を説明する。
S601にて表示装置の起動指令がされる。電源の投入方法は、一般的な電気機器と同じであり、本体上の電源ボタン(不図示)押下やリモコンによる電源ボタン(不図示)押下である。S601で起動指令が入ると、投射状態になるように機器内の各部の動作が開始される。固体光源、特にレーザを用いた装置の場合は、ホイール6の回転開始が最優先される(S602)。これは前述の通り、レーザはコヒーレント光のため、ホイール6が停止している状態で照射すると焼損の可能性があるため、エネルギーが1点集中しないように回転させることが重要である。回転を開始したとしても、極端に低い回転数ではレーザ光のエネルギー分散が十分と言えないことが多い。
そこで、マイコンやハードなどの手法により、ホイール6がある任意の回転数に達したか否かを判断する(S603)。閾値となる回転数は、ホイール6の径の大きさや、レーザ光の出力の強度などにより異なるため、各アプリケーションにより十分検討したのち決定することが望ましい。回転数の算出方法の一例を図7に示す。
図7中の(A)は、図3に示したホイール6と蛍光体7である。ホイール6の一部に穴700が空けられている。(B)はホイール6を真横から見た図である。穴700の真正面にホイール6方向に向けてLED701が設けられている。また、LED701の正面方向で、ホイール6の逆側にフォトセンサ702も設けられている。LED701は常に発光し、穴700が真正面に来たときは、光がフォトセンサ702に届き電圧が発生する。ホイール6は回転しているので、穴700の位置も同様に回転している。1周に1回LED700の真正面に位置する。ホイール6が回転しているときのフォトセンサ702出力の電圧波形を(C)(D)に示す。横軸が時間、縦軸が電圧である。(C)は、ホイール6が低速で回転している場合、(D)は高速で回転している場合の波形を示している。低速回転の場合は、LED701の前に穴700が来るまでの間隔が長く、かつ前に位置している時間が長い。(C)と比較した場合、(D)はそれぞれのパルスどうしの間隔と、パルス自体のHi期間も短くなっている。回転数を算出する際は、Lo→Hiに遷移するエッジのみをカウントすることにより回転数が得られる。マイコンなどのカウンタに入力すれば良い。基準に定めた回転数を満たすまでは、Noが選択されS603を繰り返す。一定の回転数に達した場合は、YESが選択されS604へ移行する。S604では、図5中のスイッチ102をマイコンがONする。スイッチ102がONされると電源101と固体光源1が接続され固体光源1の発光が始まる。次に、固体光源1の発光に伴い点灯時間を計測するためのタイマーのカウントを開始する。この測定時間は、固体光源1が発光している時間の累積であり、前回の電源ON状態から引き継ぐ。S606では、S605で測定した時間が任意の閾値時間に達したか否かを判断する。閾値時間に達していない場合は、Noが選択されS606が繰り返される。閾値時間に達した場合は、YESが選択され、次のステップに移行する。タイマーのカウントはマイコンが行う。時間の累積は、不図示のメモリに記憶させておく。閾値時間の設定は数秒から数百時間まで自由である。数秒に設定した場合は、連続的または間欠的にモータ4が単位時間あたり一定量で回転して位置移動が行われる。S607では、マイコンからモータ4の駆動指令を行う。モータ4の駆動も、ホイールモータ8と同様にPWM駆動を行う。
しかし、モータ4ではダイクロイックミラー3の比較的小さな角度変更(例えば、変更入射角度が45°を中心として±5°程度)のみであり、ホイール6のように高速で複数回回転させるようなことはない。そのため、モータの回転角度や端検出を行うと良く、ホイールモータ8と同様にフォトセンサを用いて、電圧パルスを検出する変更角度を端として、モータ4のさらなる駆動を停止(禁止)する仕組みを入れておくと良い。
また、図8にダイクロイックミラー3を5°回転させる前後の簡易図を示す。(A)は点線の水平軸に対して、45°の角度(すなわち入射角度が45°)でダイクロイックミラー3が配置されている。(B)は点線の水平軸に対して、50°の角度(すなわち入射角度が40°)でダイクロイックミラー3が配置されている。(A)(B)ともに矢印が光軸を表している。(A)では、ダイクロイックミラー3に入射された光が直角(90°)に反射されて蛍光体7に入射する。(B)では、ダイクロイックミラー3に入射された光が95°で反射されている。このとき(A)と(B)では、蛍光体7に入射するレーザ光の受光位置が異なる。これにより、ホイール6が回転した際の受光位置の周回軌道は、ダイクロイックミラー3への入射角によって、異なる周回軌道を描くことになる。この様子を模式的に示した図を、図9に示す。入射角度が45°(A)の受光位置の中心が描く周回軌道が蛍光体の中央の周回軌道11を描くとすると、入射角度が40°(B)では受光位置の中心軌道が外周方向へ移動した周回軌道13を通るようになる。同様に、入射角度を50°にすれば、蛍光体7の中央の周回軌道11よりも内周方向に移動した周回軌道12を通るようになる。このように、ダイクロイックミラーへの光の入射角度が変更されると、受光位置の周回軌道が外周方向または内周方向に変更されるようにすることで、簡便な構成で蛍光体上の受光位置の周回軌道を容易に変更できるようになる。
蛍光体7上の受光位置が異なることにより、蛍光体7の劣化速度が分散され、使用可能な時間を延ばすことができる。S608では、電源本体の電源OFFが入力されるか否かを判断している。S608でNOの場合は、タイマーのカウントが継続され閾値時間の経過を監視する。変更が必要な時間(変更間隔)が経過した場合(YESの場合)は、S609へ移行し、タイマーのカウントを停止する。そして電源OFF状態へと移行する。
上記の動作により、蛍光体の寿命が長い発光装置が実現可能である。
この発光装置を光源として用いることで、大幅なコストアップや筐体体積の増加を伴わずに、蛍光体の寿命をより長くすることを可能にした投射型表示装置を提供することができる。
(実施形態2)
以下、図10を参照して、本発明の第2の実施形態による、表示装置について説明する。
図10の構成は、実施形態1の図1の構成に記憶部(メモリ)14を追加したものである。メモリ14には、製品出荷時の色情報、固体光源出力等の情報が保存されている。色情報とは、R/G/Bの色成分の強度分布情報である。不図示の外部色センサ等により、測定したものを保存したものである。
また、モータ4の駆動により蛍光体7に入射する光の位置が変更される。実際には、蛍光体7に入射される位置が変わると、蛍光体の塗りムラによる色の変換特性が微々たるものであるが、その特性が変わってしまう。そこで、出荷時の色特性により近い特性を求める場合には、モータ4の角度を微調整しながら、外部の色センサにより好ましい位置を求めることが可能である。この動作により、蛍光体7の寿命を長くしつつも色変化を最小限に抑えた装置を提供することが可能である。
すなわち、記憶部は出荷時の固体光源出力と色情報の相関情報を記憶し、ユーザによる校正指示があった場合に、駆動部によるホイールの角度変更を行い、出荷時の色情報に合わせる調整を行う。
(実施形態3)
以下、図11を参照して、本発明の第3の実施形態による、表示装置について説明する。
図11の構成は、実施形態1の図1の構成に温度センサ15を追加したものである。温度センサ15は蛍光体7の温度を検知または測定する。検知した温度はマイコンが監視する。検知結果が予め設けられた設定温度を上回った場合は、モータ4を駆動して蛍光体7に入射される光の位置を移動させる。この動作により、蛍光体7の寿命を長くしつつも色変化を最小限に抑えた装置を提供することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
蛍光体を用いた色変換を行う表示装置において適用可能である。
1 固体光源
2 凹凸レンズ
3 ダイクロイックミラー
4 モータ
5 集光レンズ
6 ホイール
7 蛍光体
8 ホイールモータ
9 制御部
10 電源部
11 中央を通る受光位置の周回軌道
12 外周方向に移動した受光位置の周回軌道
13 内周方向に移動した受光位置の周回軌道
14 記憶部(メモリ)
15 温度センサ

Claims (10)

  1. 光源と、
    該光源からの光を受光して蛍光を発する蛍光体が配置されたホイールと、
    該光源からの光を反射させて前記ホイールの受光位置に導くための反射面を有する第一の反射部材と、
    前記ホイールを回転駆動するホイールモータと、
    を有する発光装置であって、
    前記光源からの光が前記反射面に入射する入射角度が変更されるように前記第一の反射部材を回動させる回動手段を有しており、
    前記入射角度が変更されると、前記受光位置の周回軌道が外周方向または内周方向に変更されることを特徴とする発光装置。
  2. 前記光源が、固体光源である請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第一の反射部材が、ダイクロイックミラーである請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記ホイールが前記受光位置に照射された光および前記蛍光体による蛍光を反射する第二の反射部材を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の発光装置。
  5. 前記ホイールモータ、および前記回動手段の駆動を制御する制御手段を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記ホイールの時間あたりの回転数を算出する手段を有しており、
    算出された時間あたりの回転数に応じて前記回動手段の変更間隔を決定する請求項1から5のいずれか一項に記載の発光装置。
  7. 前記第一の反射部材の回動が間欠的、または連続的に行われる請求項1から6のいずれか一項に記載の発光装置。
  8. 前記受光位置の温度を検知する温度センサを有し、該温度センサでの検知結果に基づいて前記ホイールの角度変更が行われる、請求項1から7のいずれか一項に記載の投射型表示装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の発光装置で発光した光をスクリーンに投射して表示することを特徴とする投射型表示装置。
  10. 出荷時の光源出力と色情報との相関情報を記憶する記憶部を更に有し、ユーザによる指示があった場合に、前記回動手段によって前記第一の反射部材の回動を行い、出荷時の色情報に合わせる校正を行う、請求項1から9のいずれか一項に記載の投射型表示装置。
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