JP2020068690A - エアロゾル生成装置の電源ユニット、エアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法、およびエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラム - Google Patents

エアロゾル生成装置の電源ユニット、エアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法、およびエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラム Download PDF

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【課題】センサに生じた不具合の内容や原因を容易に把握すること。【解決手段】エアロゾル生成装置1の電源ユニット300は、通常状態および非通常状態の動作状態を含む、エアロゾル生成要求を検知するマイクロフォンコンデンサ331と、マイクロフォンコンデンサ331が非通常状態時に、非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成する制御部340と、エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をする通知部360と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニット、エアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法、およびエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラムに関する。
エアロゾル源をヒータのような電気的負荷で霧化させ生じさせたエアロゾルを味わうことができるエアロゾル生成装置が知られている。
そして、当該エアロゾル生成装置に関連した技術として、ユーザによる吸引動作が行われたときや電池の残量が減ったときに、その旨を発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などを用いて通知する技術が知られている。
特許文献1には、ユーザによる吸引動作が行われた場合と、ユーザによる吸引動作が行われていない場合とで異なる態様で発光素子を発光させる技術が開示されている。
特許文献2には、発熱要素の内部温度等に基づき照明源の光度を調整する技術が開示されている。
特許第6022700号 特表2017−511690号公報
エアロゾル生成装置を継続して使用していると、経年劣化等を原因とする不具合が、ユーザの吸引動作を検知するセンサに生じる場合がある。当該不具合を解消するために修理を行う場合には、当該不具合の内容や原因を把握する必要がある。そして、当該不具合の内容や原因を把握するために、種々の検査を行う等といった大きな手間を要する場合がある。したがって、不具合の内容や原因を容易に把握できる技術が望まれる。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、ユーザの吸引動作に基づき、LEDを異なる態様で発光させる技術であり、特許文献2に開示されている技術は、発熱要素の内部温度等に基づき照明源の光度が調整する技術であり、センサに生じた不具合の内容や原因を把握することを考慮していない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、センサに生じた不具合の内容や原因を容易に把握することができるエアロゾル生成装置の電源ユニット、エアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法、およびエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラムを提供することを目的とする。
本発明のエアロゾル生成装置の電源ユニットは、通常状態および非通常状態の動作状態を含む、エアロゾル生成要求を検知するセンサと、前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成する制御部と、前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をする通知部と、を備える。
また、前記非通常状態に分類される前記センサの状態はn(nは2以上の自然数)個あり、前記制御部が生成し得るエラー信号の種類は、最大n種類であるようにしてもよい。
さらに、前記制御部は、前記センサの状態毎に異なる種類のエラー信号を生成してもよい。
前記制御部は、前記エラー信号を生成したときと、前記エラー信号を生成した後に前記センサが前記エアロゾル生成要求を検知したときに、前記通知部に、生成したエラー信号に基づく態様の通知をさせるようにしてもよい。
前記制御部は、前記エラー信号を生成したときと、前記エラー信号を生成した後に前記センサが関与しない所定の動作を検知したときとに、前記通知部に、生成したエラー信号に基づく態様の通知をさせるようにしてもよい。
前記所定の動作は、前記エアロゾル生成装置を活動状態に遷移させる指示が所定回数される動作であるようにしてもよい。
前記非通常状態には、前記センサの電気的な状態に基づき変化する他の要素に印加される電圧が所定の閾値以上になった場合の状態が含まれるようにしてもよい。
前記非通常状態には、前記センサが或るエアロゾル生成要求を検知してから次のエアロゾル生成要求を検知するまでの時間間隔が所定の閾値以下の場合の状態が含まれるようにしてもよい。
前記非通常状態には、前記センサが検知したエアロゾル生成要求の継続時間が所定の閾値以下の場合の状態が含まれるようにしてもよい。
前記非通常状態には、所定時間内において前記センサがエアロゾル生成要求を検知した合計時間が所定の閾値以上の場合の状態が含まれるようにしてもよい。
前記非通常状態には、所定時間内において前記センサが検知したエアロゾル生成要求の回数が所定の閾値以上の場合の状態が含まれるようにしてもよい。
前記制御部は、前記通知部に、エラー信号の種類毎に異なる態様の光を発生させるようにしてもよい。
前記制御部は、前記通知部に、エラー信号の種類毎に異なる態様の振動を発生させるようにしてもよい。
前記制御部は、前記通知部に、エラー信号の種類毎に異なる態様の音を発生させるようにしてもよい。
前記エラー信号毎に重度が設定され、前記制御部は、前記通知部に、重度が高く設定されたエラー信号ほど消費電力の高い態様の通知をさせるようにしてもよい。
前記非通常状態とは、前記電源ユニットから電力の供給を受ける負荷によってエアロゾル源が霧化されない場合、または前記負荷にエアロゾル源を供給する供給部が保持するエアロゾル源が枯渇するように前記負荷がエアロゾル源を霧化する場合に前記センサが遷移している状態としてもよい。
前記通常状態とは、前記電源ユニットから電力の供給を受ける負荷が、前記負荷にエアロゾル源を供給する供給部が保持するエアロゾル源が枯渇しないように当該エアロゾル源を霧化する場合に前記センサが遷移している状態としてもよい。
本発明のエアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法は、通常状態および非通常状態の動作態様を含むセンサに、エアロゾル生成要求を検知させるステップと、前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成するステップと、前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をするステップとを備える。
本発明のエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラムは、コンピュータに、通常状態および非通常状態の動作態様を含むセンサに、エアロゾル生成要求を検知させる処理と、前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成する処理と、前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をする処理と、を実行させる。
本発明のエアロゾル生成装置の電源ユニット、エアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法、およびエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラムによれば、センサに生じた不具合の内容や原因を容易に把握することができる。
本発明の実施形態に係るエアロゾル生成装置の概略的な構成の一例を示すブロック図。 同実施形態に係るセンサ部の回路構成の一例を示す図。 同実施形態に係るマイクロフォンコンデンサの構成の一例を示す図。 同実施形態に係るPTCサーミスタの抵抗温度特性の一例を示す図。 同実施形態に係るPTCサーミスタの電圧電流特性の一例を示す図。 同実施形態に係る非通常状態と検知される第1の例を示す図。 同実施形態に係る非通常状態と検知される第2の例を示す図。 同実施形態に係る非通常状態と検知される第3の例を示す図。 同実施形態に係る所定時間Taの計測の例を示す図。 同実施形態に係る所定時間Taの計測の他の例を示す図。 同実施形態に係る非通常状態と検知される第4の例を示す図。 同実施形態に係る制御情報の一例を示す図。 同実施形態に係るエアロゾル生成装置の動作の一例を示すフローチャート。
以下、本実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略又は実質的に同一の機能および構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ説明を行う。
本実施形態に係るエアロゾル生成装置1は、例えば、加熱式たばこや電子たばこである。しかし、本実施形態に係るエアロゾル生成装置1は、医療用のネブライザ等の他の種類又は用途のエアロゾル生成装置であってもよい。
図1は、本実施形態に係るエアロゾル生成装置1の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
エアロゾル生成装置1は、図1に示されるように、カートリッジユニット100と、カプセルユニット200と、電源ユニット300とを含む。エアロゾル生成装置1は、例えば、略円筒形状に構成され、ユーザがエアロゾル生成装置1を保持しやすくなっている。なお、カートリッジユニット100と、カプセルユニット200と、電源ユニット300とは、それぞれ着脱不可に構成されていてもよいし、それぞれ着脱可能に構成されていてもよい。
カートリッジユニット100は、図1に示されるように、貯留部110と、供給部120と、負荷130を備える霧化部140とを含む。
貯留部110は、加熱により霧化される液体状のエアロゾル源を貯留する容器である。エアロゾル源は、例えば、グリセリンやプロピレングリコールのようなポリオール系の材料である。また、エアロゾル源は、ニコチン液、水、香料等を含む混合液であってもよい。そして、エアロゾル源は、貯留部110を必要としない固体であってもよい。
供給部120は、例えば、ガラス繊維のような繊維材料を撚って形成されるウィックである。供給部120の一端は、貯留部110に接続される。また、供給部120の他の一端は、負荷130に接続されるか、または負荷130の近傍に配置される。そのような構成により、供給部120は、負荷130又はその近傍に、貯留部110から吸い上げたエアロゾル源を導くことができる。なお、供給部120には、多孔質状のセラミックで形成されたウィックが用いられてもよい。
霧化部140に備えられる負荷130は、例えばコイル状のヒータであり、電力が供給されると発熱する。負荷130は、供給部120の周囲に巻かれていてもよいし、供給部120に覆われていてもよい。負荷130には、電源ユニット300に含まれる後述する制御部340による制御に基づき、後述する電源部320から電力が供給される。負荷130に電力が供給されると、供給部120によって導かれたエアロゾル源が負荷130によって加熱され、エアロゾルが生成される。
カプセルユニット200は、図1に示されるように、香味源210を含む。
香味源210は、エアロゾルに香味成分を付与する植物材料の原料片によって構成される。香味源を構成する原料片には、例えば、刻みたばこやたばこ原料のような材料を、粒状やシート状に成形した成形体が用いられる。また、香味源210を構成する原料片には、たばこ以外の植物(例えば、ミント、ハーブ等)が用いられてもよい。そして、香味源210には、メントールなどの香料が付与されていてもよい。
図1における矢印は、カートリッジユニット100およびカプセルユニット200における空気の流れを示している。空気取込口(図示省略)を介して外部から取り込まれた空気は、エアロゾル生成装置1(カートリッジユニット100、およびカプセルユニット200)内を通過する過程で、エアロゾルと混合され香味成分を付加され、ユーザに吸引される。具体的には、外部から取り込まれた空気は、カートリッジユニット100内の霧化部140を通過する。当該空気は、霧化部140を通過するときに、霧化部140に備えられる負荷130によって生成されたエアロゾルと混合される。そして、エアロゾルと混合された空気がカプセルユニット200を通過するときに、エアロゾルと混合された空気に、カプセルユニット200に含まれる香味源210由来の香味成分が付加される。そして、エアロゾルと混合され香味成分が付加された空気が、カプセルユニット200の端部からユーザによって吸引される。すなわち、香味成分が付加されたエアロゾルが、ユーザによって吸引される。
電源ユニット300は、図1に示されるように、電源ボタン310と、電源部320と、センサ部330と、制御部340と、記憶部350と、通知部360とを含む。なお、センサ部330は、第1のセンサであるマイクロフォンコンデンサ331と、第2のセンサであるPTCサーミスタ332とを含む。また、制御部340は、時間計測部341を含む。
電源ボタン310は、エアロゾル生成装置1の動作状態を遷移させるためのボタンである。電源ボタン310が押下され電源ONされると、エアロゾル生成装置1の状態は、活動状態になる。また、エアロゾル生成装置1の状態が活動状態のときに、電源ボタン310が押下され電源OFFされると、エアロゾル生成装置1の状態は、活動状態から休止状態に遷移する。
電源部320は、例えば、リチウムイオン二次電池のような再充電可能な電池であり、その種類は限定されない。電源部320は、制御部340の制御に基づき、エアロゾル生成装置1の各部に、電力を供給する。
センサ部330は、少なくとも、ユーザによる吸引動作(エアロゾル生成装置1に、エアロゾルの生成を要求する動作)を検知する機能と、当該機能等の不具合を検知する機能とを備える。センサ部330は、図1に示されるように、第1のセンサであるマイクロフォンコンデンサ331と、第2のセンサであるPTCサーミスタ332とを含む。
マイクロフォンコンデンサ331は、ユーザによる吸引動作を検知する。
PTCサーミスタ332は、センサ部330を構成する各要素等に、過剰な電流が流れようした場合に、当該過剰な電流を流さないようにする機能(以下、「過電流保護機能」という)を働かせる。
なお、センサ部330についての詳細は後述する。
制御部340は、電源ボタン310が押下された場合に、エアロゾル生成装置1を2つの動作状態のいずれかに遷移させる。2つの動作状態とは、電源部320からエアロゾル生成装置1の各部に電力が供給される得る活動状態と、電源部320からエアロゾル生成装置1の各部に電力が供給されない又は極小の電力しか供給され得ない休止状態とである。エアロゾル生成装置1の状態が活動状態の場合には、センサ部330がユーザによる吸引動作を検知したときに、制御部340は、電源部320に負荷130へ電力を供給させエアロゾル源を霧化させる。また、エアロゾル生成装置1の状態が休止状態の場合には、ユーザが吸引動作をしても、制御部340は、電源部320に負荷130へ電力を供給させない。したがって、エアロゾル源は霧化されない。
また、制御部340は、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態および非通常状態のいずれの状態であるかを検知する処理(以下、「状態検知処理」という)を実行する。状態検知処理には、PTCサーミスタ332に印加される電圧値に基づきマイクロフォンコンデンサ331の状態を検知する第1の状態検知処理と、マイクロフォンコンデンサ331からの吸引動作を検知する出力に基づき、マイクロフォンコンデンサ331の状態を検知する第2の状態検知処理とがある。第1の状態検知処理および第2の状態検知処理の詳細は、後述する。
ここで、通常状態とは、マイクロフォンコンデンサ331に不具合が生じておらず、マイクロフォンコンデンサ331がユーザの吸引動作を正常に検知できる状態をいう。言い換えれば、通常状態とは、ユーザが吸引動作を行うとマイクロフォンコンデンサ331が当該吸引動作を検知し、負荷130に電力が供給されエアロゾルが生成される状態をいう。なお、制御部340の制御による電源部320から負荷130への電力の供給は、センサ部330がユーザによる吸引動作を検知しているときに継続して行われる。
非通常状態とは、マイクロフォンコンデンサ331に不具合が生じ、マイクロフォンコンデンサ331がユーザの吸引動作を正常に検知できない状態をいう。言い換えれば、非通常状態とは、エアロゾル生成装置1が活動状態のときにユーザが吸引動作をしても、マイクロフォンコンデンサ331が当該吸引動作を検知せず、エアロゾルが生成されない状態をいう。また、ユーザが吸引動作をしていないのにもかかわらず、マイクロフォンコンデンサ331がユーザの吸引動作を誤検知し、負荷130に電力が供給されエアロゾルが生成される状態をいう。
また、制御部340には、時間計測部341が含まれる。時間計測部341は、例えば、時計やストップウォッチなど時間を計測できる計器であり、その種類は限定されない。時間計測部341は、後述するように、制御部340がマイクロフォンコンデンサ331の状態を検知するための計時を行う。なお、本実施形態では、時間計測部341は制御部340に含まれる場合で説明するが、時間計測部341は、制御部340の外部に設けられていてもよい。
記憶部350は、例えば、不揮発性のメモリである。記憶部350には、エアロゾル生成装置1を動作させるための各種データやプログラムが記憶されている。記憶部350には、例えば、状態検知処理を実行するためのプログラム(又はファームウェア)が記憶されている。
通知部360は、例えば、発光ダイオードである。通知部360は、制御部340の制御に基づいて発光する。例えば、制御部340がセンサ部330の状態が非通常状態であると検知した場合に、通知部360は、制御部340の制御に基づき発光する。なお、通知部360の発光色は、寒色(青色)系統の色、暖色(赤色)系統の色などが考えられ、特に限定されない。
また、通知部360は、例えば、電源ユニット10の上流端部の周方向に沿って設けられ、当該端部全体が発光するように設置されてもよい。また、例えば、通知部360は、電源ボタン310の周方向に沿って設けられ、電源ボタン310の周囲が発光するように設置されてもよい。
(第1の状態検知処理の詳細な説明)
次に、センサ部330の詳細、およびPTCサーミスタ332に印加される電圧値に基づきマイクロフォンコンデンサ331の状態を検知する第1の状態検知処理の詳細を説明する。
図2は、センサ部330の回路構成の一例を示す図である。図2に示すように、当該回路は、マイクロフォンコンデンサ331と、PTCサーミスタ332と、P型MOSFET333とを含む。電源ボタン310が押下され、エアロゾル生成装置1が休止状態から活動状態に遷移すると、P型MOSFET333において、ベース電圧が印加され、ドレイン電流が流れる。そして、PTCサーミスタ332およびマイクロフォンコンデンサ331に電流が流れ、PTCサーミスタ332およびマイクロフォンコンデンサ331は、それぞれが備える機能を発揮できる状態になる。
図3は、マイクロフォンコンデンサ331の構成の一例を示す図である。
マイクロフォンコンデンサ331は、ユーザの吸引動作に起因する音や圧力等の変化により振動する金属板であるダイヤフラム331Aと、固定された金属板であるバックプレート331Bとを含む。ユーザの吸引動作に起因する音や圧力の変化等が存在しない場合に、ダイヤフラム331Aは振動しないので、ダイヤフラム331Aとバックプレート331Bとにより規定される静電容量は変化しない。一方で、ユーザの吸引動作に起因する音や圧力等の変化が生じた場合に、当該音や圧力等の変化に基づきダイヤフラム331Aが振動し、ダイヤフラム331Aとバックプレート331Bとにより規定される静電容量が変化する。当該静電容量の変化に基づいて、ユーザによる吸引動作が検知される。
図4および図5は、PTCサーミスタ332の特性を説明するための図である。
図4は、PTCサーミスタ332の抵抗温度特性の一例を示しており、縦軸が抵抗値を示し、横軸が温度を示している。図4に示すように、PTCサーミスタ332の抵抗値は、PTCサーミスタ332の温度が低いとき(例えば、室温程度のとき)には略一定の値であるが、ある一定の温度(以下、「A点」という)を超えると値が急上昇する。このため、A点の温度以上になった場合に、PTCサーミスタ332は、その抵抗値を大きくし、過剰な電流が流れないように機能する。すなわち、PTCサーミスタ332は、過電流保護機能を働かせる。
図5は、PTCサーミスタ332の電流電圧特性の一例を示しており、縦軸が電流値を示し、横軸が電圧値を示している。図5に示すように、PTCサーミスタ332では、ある電圧値まではオームの法則にしたがって電流値も上昇するが、ある一定の電圧値(以下「B点」という)を超えると、抵抗値が急激に増加するので、電流値が下降する。言い換えると、PTCサーミスタ332に印加される電圧値がB点を超える値になった場合、PTCサーミスタ332は、その抵抗値を大きくし、過剰な電流が流れないように機能する。すなわち、PTCサーミスタ332は、過電流保護機能を働かせる。
図3に示されるように、PTCサーミスタ332はマイクロフォンコンデンサ331に電気的に接続されるので、PTCサーミスタ332に印加される電圧値は、マイクロフォンコンデンサ331における電気的変化の影響を受ける。したがって、PTCサーミスタ332の電圧値がB点を超える値になった場合に、過剰な電流を流そうとする不具合が、マイクロフォンコンデンサ331に生じたことを意味する。なお、当該不具合は、例えば、マイクロフォンコンデンサ331における短絡である。また、マイクロフォンコンデンサ331における電気的変化の影響とは、マイクロフォンコンデンサ331に印加される電圧値の変化や、マイクロフォンコンデンサ331に流れる電流値の変化などが含まれる。
本実施形態では、制御部340は、このようなセンサ部330の特徴を踏まえた第1の状態検知処理を行う。具体的には、制御部340は、PTCサーミスタ332に印加される電圧値を、例えば、PTCサーミスタ332からの出力によって取得する。そして、制御部340は、当該電圧値と、予め設定されるB点以上の電圧閾値とを比較して、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態および非通常状態のいずれであるかを検知する。詳細には、制御部340は、PTCサーミスタ332に印加される電圧値が、前述した電圧閾値以上である場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知する。すなわち、制御部340は、マイクロフォンコンデンサ332において不具合(短絡)が生じたことを検知する。
(第2の状態検知処理の詳細な説明)
次に、マイクロフォンコンデンサ331から出力されるユーザの吸引動作を検知する出力に基づき、マイクロフォンコンデンサ331の状態を検知する第2の状態検知処理の詳細を説明する。下記に示される4つの例は、第2の状態検知処理においてマイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知される例である。
図6は、制御部340が、第2の状態検知処理に基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知する第1の例を説明する図である。第1の例では、制御部340が、吸引動作のインターバルに基づき、マイクロフォンコンデンサ331の状態を非通常状態であると検知する。
制御部340は、吸引動作を検知する出力をマイクロフォンコンデンサ331から取得し、当該出力に紐づく時間の情報を時間計測部341から取得する。そして、マイクロフォンコンデンサ331は、図6に示されるように、当該出力と時間の情報とに基づき、前回の吸引動作と今回の吸引動作とのインターバルt1を算出する。具体的には、インターバルt1は、前回の吸引動作の終了時刻と、今回の吸引動作の開始時刻との差分を取ることで算出される。
そして、制御部340は、インターバルt1が閾値時間T1(例えば、0.1秒)以下であるか否かに基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する。制御部340は、インターバルt1が閾値時間T1を超えている場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態であると判定し、インターバルt1が閾値時間T1以下である場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると判定する。
図7は、制御部340が、第2の状態検知処理に基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知する第2の例を説明する図である。第2の例では、制御部340が、一の吸引動作の継続時間に基づき、マイクロフォンコンデンサ331の状態を非通常状態であると検知する。
制御部340は、吸引動作を検知する出力をセンサ部330から取得し、当該出力に紐づく時間の情報を時間計測部341から取得する。そして、センサ部330は、図7に示されるように、当該出力と時間の情報とに基づき、吸引動作の開始時刻と終了時刻との差分から規定される一の吸引動作の継続時間t2を算出する。
そして、制御部340は、当該吸引動作の継続時間t2が閾値時間T2(例えば、0.1秒)以下であるか否かに基づいて、センサ330の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する。制御部340は、継続時間t2が閾値時間T2を超える場合に、センサ330の状態が通常状態であると判定し、継続時間t2が閾値時間T2以下である場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると判定する。
図8は、制御部340が、第2の状態検知処理に基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知する第3の例を説明する図である。第3の例では、制御部340は、所定時間内における負荷130によるエアロゾル源の積算加熱時間に基づき、マイクロフォンコンデンサ331の状態を非通常状態であると検知する。
制御部340は、吸引動作を検知する出力をセンサ部330から取得し、当該出力に紐づく時間の情報を時間計測部341から取得する。そして、制御部340は、当該出力と時間の情報とに基づき、所定時間Ta(例えば、30秒)内におけるマイクロフォンコンデンサ331が吸引動作を検知した合計時間、すなわち、負荷130によるエアロゾル源の積算加熱時間t3を算出する。
そして、制御部340は、所定時間Ta内における積算加熱時間t3が閾値時間T3(例えば、20秒)以上か否かに基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する。制御部340は、所定時間Ta内における積算加熱時間t3が閾値時間T3未満である場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態であると判定し、所定時間Ta内における積算加熱時間t3が閾値時間T3以上である場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると判定する。具体的には、例えば、制御部340は、30秒内における積算加熱時間が20秒を超える場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると判定する。
なお、前述した所定時間Taは、例えば、図9に示されるように、電源ボタン310の押下によりエアロゾル生成装置1が休止状態から通常状態に遷移したときを起点として、繰り返し計測されてもよい。そのような構成により、ユーザの吸引動作を検知し得る通常状態時に、常時、センサ部330の状態を検知することができるので、制御部340は、センサ部330の状態が非通常状態になったことを、漏れなく検知することが可能になる。
また、前述した所定時間Taは、例えば、図10に示されるように、電源ボタン310の押下によりエアロゾル生成装置1が休止状態から通常状態に遷移した後に、センサ部330が初めて吸引動作を検知したときを起点として、繰り返し計測されてもよい。そのような構成により、制御部340は、センサ部330の状態が非通常状態になったことを、漏れなく検知することができる。それに加えて、時間計測部341の起動時間を必要最低限に抑えることができるので、省エネルギー化を実現できる。
図11は、制御部340が、第2の状態検知処理に基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知する第4の例を説明する図である。第4の例では、制御部340が、所定時間内におけるマイクロフォンコンデンサ331による吸引動作の検知回数に基づき、マイクロフォンコンデンサ331の状態を非通常状態であると検知する。
制御部340は、吸引動作を検知する出力をマイクロフォンコンデンサ331から取得し、当該出力に紐づく時間の情報を時間計測部341から取得する。そして、制御部340は、当該出力と時間の情報とに基づき、所定時間Tb(例えば、50秒)内におけるマイクロフォンコンデンサ331が吸引動作を検知した回数を算出する。
そして、制御部340は、所定時間Tb内におけるセンサ部330が吸引動作を検知した回数がN回(例えば、30回)以上であるか否かに基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する。制御部340は、所定時間Tb内におけるマイクロフォンコンデンサ331が吸引動作を検知した回数がN回未満である場合に、センサ330の状態が通常状態であると判定し、所定時間Tb内におけるセンサ部330が吸引動作を検知した回数がN回以上である場合に、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると判定する。なお、所定時間Tbは、例えば、前述したTaと同じ方法で繰り返し計測される。そのような構成により、制御部340は、センサ部330の状態が非通常状態になったことを、漏れなく検知することができる。それに加えて、時間計測部341の起動時間を必要最低限に抑えることができるので、省エネルギー化を実現できる。
ここで、第1の例では、吸引動作のインターバルが短く、負荷130が高温の状態で維持され続けるので、供給部120が負荷130に供給するために貯留部110から吸い上げ保持しているエアロゾル源が、加熱され続けることが想定される。したがって、当該エアロゾル源が枯渇すること、すなわち、エアロゾルが徐々に生成されなくなることが想定される。
第2の例では、吸引動作の継続時間が短く、負荷130が十分に温まらないので、負荷130によってエアロゾルが生成されないことが想定される。
第3の例および第4の例では、負荷130によるエアロゾル源の過度な加熱がなされるので、供給部120が負荷130に供給するために貯留部110から吸い上げ保持しているエアロゾル源が、枯渇することが想定される。したがって、エアロゾルが徐々に生成されなくなることが想定される。なお、センサ部330の状態が通常状態の場合には、負荷130によるエアロゾル源の過度な加熱がなされないので、供給部120が保持しているエアロゾル源は枯渇しないことが想定される。
第1〜第4の例に示されるセンサ部330の挙動は、ユーザによるエアロゾル生成装置1の通常使用時には、生じ難い挙動である。すなわち、第1〜第4の例においてセンサ部330が検知した吸引動作は、ユーザによる吸引動作ではなく、センサ部330の不具合に起因する吸引動作である。言い換えれば、第1〜第4の例においてセンサ部330が検知した吸引動作は、不具合が生じたセンサ部330が自ら生じさせ検知した吸引動作である。したがって、前述した第1〜第4の例に示される挙動を示したセンサ部330には、不具合が生じたと判断される。
以上のことから、制御部340がセンサ部330の状態が通常状態と判定するセンサ部330からの出力値と、制御部340がセンサ部330の状態が非通常状態と判定するセンサ部330からの出力値とは異なる値といえる。
(記憶部350および通知部360の詳細な説明)
次に、記憶部350および通知部360についてより詳細に説明する。図12は、記憶部350に記憶される制御情報の一例であり、当該制御情報は制御部340が通知部360を制御するときに用いられる。図12に示されるように、制御情報には、制御部340がマイクロフォンコンデンサ331の状態を非通常状態であると検知した内容・原因毎に対応づけられた、制御部340による通知部360の制御内容が記憶されている。
具体的には、例えば、制御部340は、第1の状態検知処理に基づき、PTCサーミスタ332に印加される電圧値が閾値電圧以上であると検知した場合に、記憶部350に記憶されている制御情報を参照し、当該検知した内容に応じたエラー信号を生成する。そして、制御部340は、生成したエラー信号に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に4回させる。
また、例えば、制御部340は、第2の状態検知処理に基づき、吸引動作のインターバルt1が閾値時間T1以下であることを検知した場合に、記憶部350に記憶されている制御情報を参照し、当該検知した内容に応じたエラー信号を生成する。そして、制御部340は、生成したエラー信号に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に6回させる。
また、例えば、制御部340は、第2の状態検知処理に基づき、一の吸引動作の継続時間t2が閾値時間T2以下であることを検知した場合に、記憶部350に記憶されている制御情報を参照し、当該検知した内容に応じたエラー信号を生成する。そして、制御部340は、生成したエラー信号に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に8回させる。
また、例えば、制御部340は、第2の状態検知処理に基づき、所定時間Ta内における積算加熱時間t3が閾値時間T3以上であることを検知した場合に、記憶部350に記憶されている制御情報を参照し、当該検知した内容に応じたエラー信号を生成する。そして、制御部340は、生成したエラー信号に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に10回させる。
また、例えば、制御部340は、第2の状態検知処理に基づき、所定時間Tb内における吸引動作が検知された回数がN回以上であることを検知した場合に、記憶部350に記憶されている制御情報を参照し、当該検知した内容に応じたエラー信号を生成する。そして、制御部340は、生成したエラー信号に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に12回させる。
以上のように、制御部340は、マイクロフォンコンデンサ331の状態を非通常状態であると検知した場合に、当該非通常状態の内容や原因に応じた発光を通知部350にさせる。言い換えれば、制御部340は、当該非通常状態の内容や原因に基づいたエラー信号を生成し、通知部350に、当該エラー信号に応じた通知をさせる。そのような構成により、ユーザ等は、吸引動作を検知するセンサであるマイクロフォンコンデンサ331に生じた不具合の内容や原因を容易に把握することができる。
次に、制御部340がマイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知し、当該非通常状態の内容・原因をユーザに通知する一連の処理を説明する。図13は、当該一連の処理の一例を示すフローチャートである。
制御部340は、エアロゾル生成装置1の状態が休止状態の場合に、電源ボタン310が押下されたか否かを判定する(ST101)。電源ボタン310が押下されていないと判定した場合(ST101:NO)に、再度ST101の処理が実行される。つまり、電源ボタン310が押下されるまで、エアロゾル吸引装置1の状態は休止状態である。
電源ボタン310が押下されたと判定した場合(ST101:YES)に、制御部340は、エアロゾル生成装置1の状態を休止状態から活動状態に遷移させる(ST102)。
制御部340は、前述したように、PTCサーミスタ332に印加される電圧値と電圧閾値との比較に基づいて、マイクロフォンコンデンサ331の状態が通常状態および非通常状態のいずれの状態であるかを検知する(ST103)。
PTCサーミスタ332に印加される電圧値が電圧閾値以上である場合(ST103:YES)に、すなわち、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知された場合に、制御部340は、記憶部350に記憶されている制御情報に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に4回させる(ST104)。
PTCサーミスタ332に印加される電圧値が電圧閾値未満である場合(ST103:NO)に、制御部340は、前述したように、前回の吸引動作と今回の吸引動作とのインターバルt1が、閾値時間T1以下であるか否かに基づいて、センサ330の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する(ST105)。
インターバルt1が閾値時間T1以下である場合に(ST105:YES)、すなわち、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知された場合に、制御部340は、記憶部350に記憶されている制御情報に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に6回させる(ST106)。
インターバルt1が閾値時間T1を超える場合に(ST105:NO)、制御部340は、前述したように、一の吸引動作の継続時間t2が閾値時間T2以下であるか否かに基づいて、センサ330の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する(ST107)。
一の吸引動作の継続時間t2が閾値時間T2以下である場合に(ST107:YES)、すなわち、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知された場合に、制御部340は、記憶部350に記憶されている制御情報に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に8回させる(ST108)。
一の吸引動作の継続時間t2が閾値時間T2を超える場合に(ST107:NO)、制御部340は、前述したように、所定時間Ta内における積算加熱時間t3が閾値時間T3以上であるか否かに基づいて、センサ部330の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する(ST109)。
所定時間Ta内における積算加熱時間t3が閾値時間T3以上である場合(ST109:YES)に、すなわち、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知された場合に、制御部340は、記憶部350に記憶されている制御情報に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に10回させる(ST110)。
所定時間Ta内における積算加熱時間t3が閾値時間T3未満である場合(ST109:NO)に、制御部340は、前述したように、所定時間Tb内におけるセンサ部330が吸引動作を検知した回数がN回以上であるか否かに基づいて、センサ部330の状態が通常状態であるか非通常状態であるか否かを判定する(ST111)。
所定時間Tb内におけるセンサ部330が吸引動作を検知した回数がN回以上である場合(ST111:YES)に、すなわち、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知された場合に、制御部340は、記憶部350に記憶されている制御情報に基づき、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に12回させる(ST112)。
所定時間Tb内におけるセンサ部330が吸引動作を検知した回数がN回未満である場合(ST111:NO)に、再度ST103以降の処理が実行される。したがって、エアロゾル生成装置1の状態が活動状態の場合に、センサ部330の状態が非通常状態か否かを判定する処理が、常時行われることになる。
ここで、制御部340によってマイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知され、通知部350を発光させた場合に(ST104、ST106、ST108、ST110、またはST112)、制御部340は、エアロゾル生成装置1の状態を活動状態から休止状態に遷移させる(ST113)。そして、処理は終了する。
以上のように、本実施形態におけるエアロゾル生成装置1では、制御部340は、吸引動作を検知するセンサであるマイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知した場合に、当該非通常状態の内容や原因に応じた通知を通知部350にさせる。言い換えれば、制御部340は、当該非通常状態の内容や原因に基づいたエラー信号を生成し、通知部350に、当該エラー信号に応じた通知をさせる。そのような構成により、ユーザ等は、マイクロフォンコンデンサ331に生じた不具合の内容や原因を容易に把握することができる。また、本実施形態におけるエアロゾル生成装置によれば、当該不具合の内容や原因を特定するために、別途、電気的な検査をする必要がないので、省エネルギー効果を実現できる。
また、本実施形態では、非通常状態に分類されるマイクロフォンコンデンサ331の状態は5状態あり、制御部340は、通知部360を当該5状態毎に異なる態様で発光させたがこれに限定されない。すなわち、制御部340が生成し得るエラー信号の種類は5種類あり、制御部340は通知部360を当該エラー信号毎に異なる態様で発光させたがこれに限定されない。例えば、制御部340は、インターバルt1が閾値時間T1以下である場合と、一の吸引動作の継続時間t2が閾値時間T2以下である場合との両方で、通知部350に暖色系統、寒色系統の発光を交互に4回させてもよい。この場合、非通常状態に分類されるマイクロフォンコンデンサ331の状態は5状態あり、通知部360の発光態様は4種類になる。以上のことから、本実施形態におけるエアロゾル生成装置1では、非通常状態に分類されるマイクロフォンコンデンサ331の状態はn(nは2以上の自然数)個あり、制御部340が生成し得るエラー信号の種類(通知部340の発光態様)は、最大n種類になるように構成される。そのような構成により、マイクロフォンコンデンサ331に生じた不具合の内容・原因の系統毎に、通知部360の通知態様を統一させることができるようになり、マイクロフォンコンデンサ331に生じた不具合の内容・原因を大まかに把握したいというユーザに対し、そのニーズを満たすことができる。
また、上記実施形態では、エアロゾル生成装置1は、ユーザの吸引動作に応じてエアロゾルを生成する場合で説明されたが、これに限定されない。例えば、エアロゾル生成装置1は、ユーザの吸引動作に応じて不可視の蒸気を生成する構成であってもよい。このように構成しても、上記実施形態と同様な効果を奏することができる。
また、本実施形態では、異なる態様の発光パターンとして、暖色系統の発光と、寒色系統の発光とを交互に繰り返し、且つ、交互に発光する回数を異ならせる場合で説明したが、これに限るものではない。通知部が寒色系統、暖色系統、およびこれらの間の色合いの2つの中生色(例えば、黄緑色、および赤紫色)系統の4つの系統の色を発光するようにして、前述した5つの非通常状態の内容・原因に応じて、通知部360が異なる系統の色の発光をすることにより、非通常状態の内容・原因を通知するようにしてもよい。
また、本実施形態では、通知部360は、制御部340の制御に従い異なる態様で発光する場合で説明されたが、これに限定されない。例えば、通知部360は、制御部340が検知したマイクロフォンコンデンサ331の非通常状態の内容・原因に応じた異なる態様で振動してもよいし、異なる態様の音を発してもよい。また、通知部360は、それらを組み合わせた通知をしてもよい。具体的には、例えば、通知部360は、光と振動とを組み合わせた通知をしても良いし、光と振動と音とを組み合わせた通知をしても良い。
また、本実施形態において、制御部340は、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知した場合に、記憶部350に、当該非通常状態の内容・原因を記憶させてもよい。それによって、エアロゾル生成装置1を活動状態から休止状態に遷移させた後(前述したST113に対応)に、再度、電源ボタン310が押下され、ユーザの吸引動作を検知した場合に、制御部340は、記憶部350に記憶されている非通常状態の内容・原因に基づく態様で、通知部360を発光させることができる。すなわち、制御部350は、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知したときと、ユーザの吸引動作を検知したときとで、通知部360を同じ態様で発光させる。そのような構成により、ユーザ等に、マイクロフォンコンデンサ331の不具合を通知する機会が増えるので、ユーザに当該不具合の発生、および不具合の内容・原因を確実に通知することができる。
また、上記に関連して、エアロゾル生成装置1を活動状態から休止状態に遷移させた後(前述したST113に対応)に、電源ボタン310が所定回数押下された場合(例えば、3回)に、制御部350は、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知したときと同じ態様で通知部360を発光させてもよい。そのような構成により、例えば、センサ330が不具合により一切の吸引動作を検知できない状態になった場合であっても、電源ボタン310を所定回数押下することで、ユーザは、不具合の発生および不具合の内容・原因を容易に把握することができる。また、ユーザ等に、マイクロフォンコンデンサ331の不具合を通知する機会が増えるので、ユーザに当該不具合の発生、および不具合の内容・原因を確実に通知することができる。
なお、制御部340は、電源ボタン310が所定回数押下される動作以外の動作をきっかけとして、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知したときと同じ態様で通知部360を発光させてもよい。具体的には、例えば、制御部340は、電源部320が外部電源に接続され、充電が開始されたことをきっかけとして、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知したときと同じ態様で通知部360を発光させてもよい。すなわち、制御部340は、センサ部330が関与しない種々の動作に基づき、マイクロフォンコンデンサ331の状態が非通常状態であると検知したときと同じ態様で通知部360を発光させてもよい。そのような構成により、センサ330が不具合により一切の吸引動作を検知できない状態になった場合であっても、ユーザは、不具合の発生および不具合の内容・原因を容易に把握することができる。
また、本実施形態において、非通常状態に分類されるマイクロフォンコンデンサ331の状態のそれぞれに重度が設定されてもよい。例えば、前述した第1の状態検知処理で検知されるマイクロフォンコンデンサ331の状態については重度が高く設定され、前述した第2の状態検知処理で検知される図6に示されるマイクロフォンコンデンサ331の状態については重度が低く設定されてもよい。
そして、制御部340は、当該重度に応じて、通知部360に異なる態様で通知させてもよい。具体的には、例えば、制御部340は、重度が高く設定されたマイクロフォンコンデンサ331の非通常状態を検知した場合には通知部360に光と振動と音とを複合した通知を行わせ、重要度が低く設定されたマイクロフォンコンデンサ331の非通常状態を検知した場合には通知部360に光のみ、振動のみ、音のみの通知を行わせてもよい。すなわち、制御部340は、重度が高く設定されたマイクロフォンコンデンサ331の状態ほど、光、振動、音等を複合した消費電力の大きい態様で、通知部360に通知させる。言い換えれば、制御部340は、マイクロフォンコンデンサ331の状態応じた異なる重度が設定されたエラー信号を生成し、通知部360に、当該重度の異なるエラー信号毎に異なる態様の通知をさせる。なお、重度に関する種々の情報は、例えば、記憶部350に記憶される。
そのような構成により、マイクロフォンコンデンサ331に生じた不具合の内容・原因に加え、当該不具合の重度も併せて通知することができる。さらに、マイクロフォンコンデンサ331における重度の高い不具合の発生を、ユーザが見落とすことが軽減される。
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態の構成を組み合わせてもよい。
1…エアロゾル生成装置、100…カートリッジユニット、110…貯留部、120…供給部、130…負荷、140…霧化部、200…カプセルユニット、210…香味源、300…電源ユニット、310…電源ボタン、320…電源部、330…センサ部、331…マイクロフォンコンデンサ、331A…ダイヤフラム、331B…バックプレート、332…PTCサーミスタ、333…P型MOSFET、340…制御部、341…時間計測部、350…記憶部、360…通知部、AR…空気の流路
本発明のエアロゾル生成装置の電源ユニットは、通常状態および非通常状態の動作状態を含み、前記電源ユニットが活動状態時にエアロゾル生成要求を検知するセンサと、前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成する制御部と、前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をする通知部とを備え、前記制御部は、前記エラー信号生成後に、前記電源ユニットを前記活動状態から休止状態に遷移させる。
本発明のエアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法は、通常状態および非通常状態の動作態様を含むセンサに、前記電源ユニットが活動状態時にエアロゾル生成要求を検知させるステップと、前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成するステップと、前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をするステップと、前記エラー信号生成後に、前記電源ユニットを前記活動状態から休止状態に遷移させるステップと、を備える。
本発明のエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラムは、コンピュータに、通常状態および非通常状態の動作態様を含むセンサに、前記電源ユニットが活動状態時にエアロゾル生成要求を検知させる処理と、前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成する処理と、前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をする処理と、前記エラー信号生成後に、前記電源ユニットを前記活動状態から休止状態に遷移させる処理と、を実行させる。

Claims (19)

  1. 通常状態および非通常状態の動作状態を含む、エアロゾル生成要求を検知するセンサと、
    前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成する制御部と、
    前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をする通知部と
    を備えることを特徴としたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  2. 前記非通常状態に分類される前記センサの状態はn(nは2以上の自然数)個あり、
    前記制御部が生成し得るエラー信号の種類は、最大n種類である
    請求項1に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  3. 前記制御部は、前記センサの状態毎に異なる種類のエラー信号を生成する
    請求項2に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  4. 前記制御部は、前記エラー信号を生成したときと、前記エラー信号を生成した後に前記センサが前記エアロゾル生成要求を検知したときに、前記通知部に、生成したエラー信号に基づく態様の通知をさせる
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  5. 前記制御部は、前記エラー信号を生成したときと、前記エラー信号を生成した後に前記センサが関与しない所定の動作を検知したときとに、前記通知部に、生成したエラー信号に基づく態様の通知をさせる
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  6. 前記所定の動作は、前記エアロゾル生成装置を活動状態に遷移させる指示が所定回数される動作である
    請求項5に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  7. 前記非通常状態には、前記センサの電気的な状態に基づき変化する他の要素に印加される電圧が所定の閾値以上になった場合の状態が含まれる
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  8. 前記非通常状態には、前記センサが或るエアロゾル生成要求を検知してから次のエアロゾル生成要求を検知するまでの時間間隔が所定の閾値以下の場合の状態が含まれる
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  9. 前記非通常状態には、前記センサが検知したエアロゾル生成要求の継続時間が所定の閾値以下の場合の状態が含まれる
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  10. 前記非通常状態には、所定時間内において前記センサがエアロゾル生成要求を検知した合計時間が所定の閾値以上の場合の状態が含まれる
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  11. 前記非通常状態には、所定時間内において前記センサが検知したエアロゾル生成要求の回数が所定の閾値以上の場合の状態が含まれる
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  12. 前記制御部は、前記通知部に、エラー信号の種類毎に異なる態様の光を発生させる
    請求項1乃至11のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  13. 前記制御部は、前記通知部に、エラー信号の種類毎に異なる態様の振動を発生させる
    請求項1乃至12のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  14. 前記制御部は、前記通知部に、エラー信号の種類毎に異なる態様の音を発生させる
    請求項1乃至13のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  15. 前記エラー信号の種類毎に重度が設定され、
    前記制御部は、前記通知部に、重度が高く設定されたエラー信号に基づく通知ほど消費電力の高い態様の通知をさせる
    請求項1乃至14のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  16. 前記非通常状態とは、前記電源ユニットから電力の供給を受ける負荷によってエアロゾル源が霧化されない場合、または前記負荷にエアロゾル源を供給する供給部が保持するエアロゾル源が枯渇するように前記負荷がエアロゾル源を霧化する場合に前記センサが遷移している状態である
    請求項1乃至15いずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  17. 前記通常状態とは、前記電源ユニットから電力の供給を受ける負荷が、前記負荷にエアロゾル源を供給する供給部が保持するエアロゾル源が枯渇しないように当該エアロゾル源を霧化する場合に前記センサが遷移している状態である
    請求項1乃至16のいずれか一項に記載されたエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  18. 通常状態および非通常状態の動作態様を含むセンサに、エアロゾル生成要求を検知させるステップと、
    前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成するステップと、
    前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をするステップと
    を備えることを特徴としたエアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法。
  19. コンピュータに
    通常状態および非通常状態の動作態様を含むセンサに、エアロゾル生成要求を検知させる処理と、
    前記センサが前記非通常状態時に、前記非通常状態に応じた種類のエラー信号を生成する処理と、
    前記エラー信号の種類毎に異なる態様の通知をする処理と
    を実行させるためのエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラム。
JP2018203940A 2018-10-30 2018-10-30 エアロゾル生成装置の電源ユニット、エアロゾル生成装置の電源ユニットの制御方法、およびエアロゾル生成装置の電源ユニット用プログラム Active JP6636117B1 (ja)

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