JP2020066423A - 輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する装置及び方法 - Google Patents

輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する装置及び方法を提供する。【解決手段】装置10は、駆動要素12を主構造Pに対して回転動作させる駆動ユニット11を有する。装置10は、第1の回転軸A1を介して、駆動要素12に回転する態様で連結され、第2の回転軸A2を介して、主構造Pに対して回転する態様で取り付けられる第1の支持要素S1を有する。装置10は、支持要素S1に回転する態様で連結された第2の支持要素S2と、第3の回転軸A3を介して、主構造Pに対して回転する態様で取り付けられた第1の連結要素L12とを有する。連結要素L12は、第4の回転軸A4を介して支持要素S2に回転する態様で連結される。支持要素S2は、第5の回転軸A5を介して、支持要素S1に回転する態様で連結され、支持要素S1は、回転軸A2のまわりでの動作時に、支持要素S2と異なる回転速度で動作可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、輸送機関の主構造要素への輸送機関用システムの固定に関する。特に、本発明は、輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する装置と、航空機のエーロフォイルの後縁フラップシステムを航空機の主構造に固定する、かかる装置の使用とに関する。さらに、本発明は、輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する方法に関する。
最近では、輸送機関構成要素、例えば、制御構成要素を輸送機関又は輸送機関の主構造に固定する様々な技術が公知である。この場合に、特に、機械式システムが使用されるが、この機械式システムは、大きな空間を必要とすることが多く、したがって、多くの使用目的に適さないか、又は、例えば、抗力が大きくなる、若しくは重量が増えるなどの欠点をもたらす。これは、特に、構成要素の流体的に良好な構成と、全体寸法が小さいことと、軽量であることとが非常に重要である自動車工学、航空宇宙工学、又は船舶工学などの用途の領域に影響を及ぼす。
(特許文献1)は、外装要素、アクチュエータ、及びねじれ要素を有する、流れ分布を形成するためのモーフィング後縁装置を開示している。外装要素は、後縁領域の流れ分布面に延び、補強領域内に負荷導入点を含むように構成される。外装要素は、負荷導入点にほぼ垂直に配置された剛性要素をさらに含み、負荷導入点、補強領域、及び剛性要素は、外装要素に組み込まれる。
(特許文献2)は、航空機の翼用の後縁フラップシステムを開示しており、翼は翼構造を有し、後縁フラップシステムは、後縁フラップ、ガイドレール、支持体、及び駆動装置を有する。駆動装置は、後縁フラップを翼構造に対して動作させるように設計される。
米国特許出願公開第2016/0047246A1号明細書 欧州特許出願公開第2 886 451A1号明細書
本発明の目的は、様々な輸送機関の状態への輸送機関用システムの適応性を改善することである。
この目的は、独立請求項の対象によって達成される。例示的な実施形態は、従属請求項及び下記の説明から明らかになる。
本発明の一態様によれば、装置は、輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定するように仕様を定められる。装置は、駆動要素を主構造に対して回転動作させるように設計された駆動ユニットを有する。さらに、装置は、第1の回転軸を介して駆動要素に回転する態様で連結された第1の支持要素を有する。第1の支持要素は、第2の回転軸を介して、輸送機関の主構造に対して回転する態様で取り付けられる。装置は、回転する態様で第1の支持装置に連結された第2の支持要素と、第3の回転軸を介して、輸送機関の主構造に対して回転する態様で取り付けられた第1の連結要素とをさらに有する。この場合に、第1の連結要素は、第4の回転軸を介して、第2の支持要素に回転する態様で連結される。第2の支持要素は、第5の回転軸を介して、第1の支持要素に回転する態様で連結され、第5の回転軸は、第4の回転軸から離間し、したがって、第1の支持要素の第2の回転軸のまわりでの動作時に、第1の支持要素は、第2の支持要素の回転速度と異なる回転速度で動作可能である。
言い換えると、装置は運動系を形成し、この運動系において、2つの固定軸と2つの可動軸との間で力が確実に作用することで、制御された回転動作が生じる。この場合に、第1の支持要素は、駆動ユニットによって駆動され、第1の支持要素は、軸のまわりに回転可能に、すなわち、第2の回転軸のまわりに回転可能に取り付けられ、第2の回転軸は、空間に不動に配置され、例えば、輸送機関の主構造に不動に固定される。連結要素も同様に、第1の端部で軸のまわりに回転可能に、すなわち、第3の回転軸のまわりに回転可能に取り付けられ、第3の回転軸は、空間に不動に配置され、例えば、輸送機関の主構造に不動に固定される。第3の回転軸は、第2の回転軸、すなわち、第1の支持要素の軸から特定の距離を有することができる。連結要素は、第2の端部で軸、すなわち、第4の回転軸のまわりに回転可能に取り付けられ、第4の回転軸は、第2の支持要素に固定して配置され、第5の回転軸から特定の距離を有し、第5の回転軸は、第1の支持要素の第2の支持要素への回転可能な連結を規定する。したがって、第2の支持要素は、第1の支持要素に対して不動に配置された第5の回転軸のまわりに回転可能なように、第1の支持要素に実際に取り付けられる。
ここで、第1の支持要素が回転する態様で駆動されると、第1の支持要素は、空間内で、すなわち、主構造の周囲で第1の支持要素の軸のまわりに回転する。結果として、第2の支持要素の特定の回転も生じ、前記回転は、構成要素の幾何学形状と、回転軸の配置と、連結要素の位置及び長さとに直接依存する。このシステムは、要望に応じて拡張することができる。例示的な装置が、図の説明でより正確に説明される。
本発明による装置では、極端に低い全体高さで、輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定することが可能である。そのような装置が、フラップシステムを輸送機関の主構造に、例えば、後縁フラップシステムを航空機のエーロフォイルに動作可能に固定するために使用される場合に、異なる偏向挙動を両側で、すなわち、2つの方向で得ることができ、空気力学的境界層を最適化することができる。さらに、セグメント数と、駆動列と、高さ、幅、及び長さなどの寸法との拡張性が、様々な輸送機関構成への適応性にプラスの効果を及ぼす。例えば、輸送機関用システムの可動部間のギャップは、必要に応じて適応することができ、偏向セグメント数は増やすことができるので、より変形自在性のあるパネリング(more flexible panelling)が可能になる。
輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する装置は、フラップシステムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する装置とすることができる。この場合に、フラップシステムは、流れ誘導構成要素、すなわち、輸送機関の尾翼又は方向舵とすることができる。例えば、フラップシステムは、船舶の方向舵、航空機の方向舵或いは昇降舵、又は航空機の方向舵ユニット或いは昇降舵ユニットである。しかし、フラップシステムは、道路車両のフラップシステムとすることもでき、例えば、可動スポイラなどの形態を取ることができる。
駆動ユニットは、モータ、例えば、電気モータ、サーボモータ、又は内燃機関とすることができる。駆動ユニットは、輸送機関の主構造に固定して配置することも、又は主構造に対して回転する態様で取り付けることもできる。ともかく、駆動ユニットによって、駆動要素、例えば、駆動リンク機構又は駆動ロッドを主構造に対して回転動作させることができる。駆動ロッドは、第1の端部で主構造に不動に固定させることができ、主構造に不動に固定された回転軸のまわりの回転動作を実行することができる。
さらに、装置は、第1の支持要素を有し、第1の支持要素は、細長い形状を有することができ、第1の支持要素の長手軸に沿って延びることができる。第1の支持要素の第1の端部において、第1の支持要素は、主構造に固定して配置することができる第2の回転軸のまわりに動作可能に取り付けることができる。第1の支持要素の第2の端部において、第1の支持要素は、第5の回転軸を用いて、第2の支持要素に回転する態様で連結することができる。
第1の支持要素は、第1の回転軸を用いて駆動要素又は駆動ロッドに回転する態様でさらに連結される。第1の回転軸は、特に、主構造に不動に固定されるのではなくて、第2の回転軸のまわりに回転可能に配置され、第2の回転軸は、主構造に不動に固定され、一方、第1の支持要素は、第2の回転軸を介して、輸送機関の主構造に対して回転する態様で取り付けられる。
装置は、第2の支持要素をさらに有し、第2の支持要素は、細長い形状を有することができ、第2の支持要素の長手軸に沿って延びることができる。第2の支持要素の第1の端部において、第2の支持要素は、第1の支持要素に固定して配置することができる第5の回転軸のまわりに動作可能に取り付けられる。第2の支持要素の第2の端部において、第2の支持要素は、第8の回転軸を用いて、第3の支持要素に回転する態様で連結することができる。
第1の連結要素は、同様に細長い形状を有することができ、連結要素の長手軸に沿って延びることができる。連結要素の第1の端部において、連結要素は、第3の回転軸によって、輸送機関の主構造に対して回転する態様で取り付けられ、第3の回転軸は、特に、主構造に固定して配置される。第1の連結要素は、連結要素の第2の端部で、第4の回転軸を介して第2の支持要素に回転する態様で連結される。一方、第4の回転軸は、第2の支持要素に固定して配置することができるが、第1の支持要素に対して第5の回転軸のまわりに回転動作可能である。
ここで、第2の支持要素は、第1の支持要素の第2の回転軸のまわりでの動作時に、第1の支持要素が、第2の支持要素の回転速度と異なる回転速度で動作可能であるように、第5の回転軸を介して、第1の支持要素に回転する態様で連結される。
この場合に、第1の支持要素の動作、すなわち、回転は、駆動ユニットによって、駆動要素を介して引き起こすことができる。第1の支持要素と第2の支持要素との回転速度が異なることで得ることができる効果は、第1の支持要素の動作時に、第2の支持要素の長手軸と主構造の長手軸との間の偏角が、第1の支持要素の長手軸と主構造の長手軸との間の偏角よりも常に大きいことである。言い換えると、これは、主構造に対する第2の支持要素の回転動作は、主構造に対する第1の支持要素の回転動作よりも常に大きいことを意味する。これは、要望に応じて続けることができ、したがって、例えば、主構造に対する第3の支持要素の回転動作は、主構造に対する第2の支持要素の回転動作よりも常に大きく、さらに主構造に対する第1の支持要素の回転動作よりも常に大きい。この関係は、図の説明でさらに明らかになる。
支持要素及び連結要素、さらには駆動要素も、剛性又は可撓性の材料から形成することができる。さらに、アルミニウム、鋼、プラスチック、炭素繊維強化プラスチック、ガラス繊維強化プラスチックなどの材料、又は前記材料の組み合わせを装置のこれらの構成要素に使用することができる。
本発明の一実施形態によれば、輸送機関用システムは、航空機のエーロフォイルの後縁フラップシステムを有する航空機用システムである。
装置は、個々の支持要素の偏向が互いに異なるようにし、前記偏向は、特に、それぞれの用途に合わせて調整される。さらに、後縁フラップシステムのフラップセグメントの両側、すなわち、2つの方向での異なる偏向挙動を得ることができ、空気力学的境界層を最適化することができる。
本発明の一実施形態によれば、装置は、第1の支持要素に固定又は締結され、第1の支持要素と共に動作可能な第1の後縁フラップセグメントをさらに有する。それに代えて、又はそれに加えて、装置は、第2の支持要素に固定又は締結され、第2の支持要素と共に動作可能な第2の後縁フラップセグメントを有する。
なお、個々のセグメントは、それぞれ支持要素の一体部品とすることもできることを留意されたい。後縁フラップシステムは、特に、空気力学的面セグメントの形態の平面状セグメントとして設計することができる。本発明による装置は、任意の所望の数量のそのようなセグメントを設けることを可能にし、高さ、幅、及び長さは、様々な輸送機関構成に合わせることができる。個々のセグメントは、可撓性とすることもでき、したがって、後縁フラップセグメントの整列は、「モーフィング」と称されるものによって調整可能である。さらに、本発明による装置は、輸送機関用システムの可動部間のギャップが、必要に応じて適応するのを可能にし、偏向セグメント数を増やすことで、より変形自在性のあるパネリングが可能になる。個々の後縁フラップセグメントは、それらの対応する支持要素と共に偏向又は回転すると規定することができる。
本発明の一実施形態によれば、駆動ユニットは、主構造に対する駆動要素の回転動作を引き起こすように設計されたピストンエンジンを有する。
ピストンエンジンは、ピストンの動作を用いて、駆動要素、すなわち、駆動ロッドの並進動作を引き起こすことができ、一方、駆動要素を主構造に回転可能に取り付け、第1の支持要素に回転可能に連結したために、駆動要素の並進移動により、駆動要素自体が回転動作する。
本発明の一実施形態によれば、連結要素は第1のアクチュエータを有し、この第1のアクチュエータは、第2の支持要素の回転速度に対して、第1の支持要素の回転速度を適応させるために、第1の連結要素の長さを変えるように設計される。
これは、第2の支持要素の回転又は回転速度が、装置の個々の構成要素の配置及び幾何学形状だけで決まり得るのではなくて、例えば、第1及び/又は第2の連結要素の長さを変えることで、さもなければ、第1及び/又は第2の支持要素の長さを変えることで、能動的な影響を及ぼすことができることを意味する。特に、第1のアクチュエータは、第1の連結要素の長さを調整することができる。第1の連結要素の長さの変化速度も、第1のアクチュエータによって調整することができる。結果として、第1の支持要素の回転速度は、さらなる調整パラメータを用いて、第2の支持要素の回転速度に対して正確に変えられ、調整され、適応することができる。同様に、第1及び第2の支持要素も共に、支持要素の長さ、特に、長さの変化速度を正確に変え、調整し、適応させることができるアクチュエータを有することができる。
本発明の一実施形態によれば、装置は、第2の支持要素に回転する態様で連結された第3の支持要素を有する。さらに、装置は、第6の回転軸を介して、第1の支持要素に対して回転する態様で取り付けられた第2の連結要素を有する。第2の連結要素は、第7の回転軸を介して、第3の支持要素に回転する態様で連結される。第3の支持要素は、第8の回転軸を介して、第2の支持要素に回転する態様で連結され、第8の回転軸は、第7の回転軸から離間し、したがって、第2の支持要素の第5の回転軸のまわりでの動作時に、第2の支持要素は、第3の支持要素の回転速度と異なる回転速度で動作可能である。
したがって、本発明による装置は、任意の数量の支持要素を用いて続けて拡張することができ、構造的な観点でのさらなる要素の配置は、常に第2の支持要素と第3の支持要素との間の連結と同様になされる。
本発明の一実施形態によれば、装置は、第3の支持要素に固定又は締結され、第3の支持要素と共に動作可能な第3の後縁フラップセグメントを有する。
特に、支持要素に連結される任意の数量の後縁フラップセグメントを設けることができ、これは、後縁フラップシステムの変形自在性及び適応性をさらに高める。
本発明の一実施形態によれば、第1の支持要素は、第1の長手伸長方向を有し、第2の回転軸は、この第1の長手伸長方向に沿って第5の回転軸から離間する。それに代えて、又はそれに加えて、第2の支持要素は、第2の長手伸長方向を有し、第5の回転軸は、この第2の長手伸長方向に沿って第8の回転軸から離間する。
第1の支持要素と第2の支持要素との回転速度が異なることを用いて、第1の長手伸長方向と第2の長手伸長方向との間の角度、ひいては、さらに、第1及び第2の支持要素に固定された第1の後縁フラップセグメントと第2の後縁フラップセグメントとの間の角度を変えることができる。したがって、個々の支持要素の回転速度は、支持要素のそれぞれの長手伸長方向の長さを変える、それぞれに設けられたアクチュエータによってさらに影響を受けることができる。
本発明の一実施形態によれば、第2の連結要素は第2のアクチュエータを有し、この第2のアクチュエータは、第3の支持要素の回転速度に対して、第2の支持要素の回転速度を適応させるために、第2の連結要素の長さを変えるように設計される。
これは、第3の支持要素の回転又は回転速度が、装置の個々の構成要素の配置及び幾何学形状だけで決まり得るのではなくて、例えば、第2の連結要素の長さを変えることによっても、能動的な影響を及ぼすことができることを意味する。特に、第2のアクチュエータは、第2の連結要素の長さを調整することができる。この場合に、長さの変化速度も、第2のアクチュエータによって調整することができる。結果として、第3の支持要素の回転速度は、さらなる調整パラメータを用いて、第1及び第2の支持要素の回転速度に対して正確に変えられ、調整され、適応することができる。
本発明の一態様によれば、航空機のエーロフォイルの後縁フラップシステムを航空機の主構造に固定するための、すでに説明され、下記に説明される本発明による装置の使用が示される。
本発明のさらなる態様によれば、輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する方法が示される。方法の一ステップで、駆動要素を輸送機関の主構造に対して回転可能に固定する。さらなるステップで、第1の回転軸を介して、第1の支持要素を駆動要素に回転する態様で連結する。さらなるステップで、第2の回転軸を介して、第1の支持要素を輸送機関の主構造に対して回転する態様で取り付ける。さらなるステップで、第2の支持要素を第1の支持要素に回転する態様で連結し、さらなるステップで、第3の回転軸を介して、第1の連結要素を輸送機関の主構造に対して回転する態様で取り付ける。さらなるステップで、第4の回転軸を介して、第1の連結要素を第2の支持要素に回転する態様で連結する。さらなるステップで、第5の回転軸を介して、第2の支持要素を第1の支持要素に回転する態様で連結し、第5の回転軸は、第4の回転軸から離間し、したがって、第1の支持要素の第2の回転軸のまわりでの動作時に、第1の支持要素は、第2の支持要素の回転速度と異なる回転速度で動作可能である。
本発明の例示的な実施形態による、後縁フラップシステムを航空機の主構造に動作可能に固定する装置の側面図を示している。 本発明の例示的な実施形態による、後縁フラップシステムを航空機の主構造に動作可能に固定する装置の斜視図を示している。 本発明の例示的な実施形態による、輸送機関用システムを主構造に動作可能に固定する装置の斜視図を示している。 後縁フラップシステムが第1の方向に偏向した状態にある、本発明の例示的な実施形態による、図1及び図2に示す装置の側面図を示している。 後縁フラップシステムが偏向していない状態にある、本発明の例示的な実施形態による、図1及び図2に示す装置の側面図を示している。 後縁フラップシステムが第2の方向に偏向した状態にある、本発明の例示的な実施形態による、図1及び図2に示す装置の側面図を示している。 本発明の例示的な実施形態による、後縁フラップシステムをエーロフォイルに動作可能に固定する装置を3つ備えた航空機のエーロフォイルの細部の斜視図を示している。 本発明の例示的な実施形態による、後縁フラップシステムを航空機の主構造に動作可能に固定する装置を有する航空機を示している。 本発明の例示的な実施形態による、輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する方法の流れ図を示している。
図中の図解は概略的であり、一定の尺度ではない。
図に関する下記の説明において、同じ参照符号が様々な図で使用されている場合に、それらの参照符号は、同一又は同様の要素を示す。しかし、同一又は同様の要素は、異なる参照符号で示すこともできる。
図1は、後縁フラップシステム22を航空機の主構造Pに動作可能に固定する装置10の側面図を示している。装置10は、駆動要素12を主構造Pに対して回転動作させるように設計された駆動ユニット11を有する。装置10は、第1の回転軸A1を介して、駆動要素12に回転する態様で連結された第1の支持要素S1をさらに有する。第1の支持要素S1は、第2の回転軸A2によって、航空機の主構造Pに対して回転する態様で取り付けられている。装置10は、第1の支持要素S1に回転する態様で連結された第2の支持要素S2と、第3の回転軸A3によって、主構造Pに対して回転する態様で取り付けられた第1の連結要素L12とをさらに有する。第1の連結要素L12は、図1において部分的に隠れて示されており、連結要素L12の隠れた部分は破線で示されている。一般に、図中の隠れた部分は破線で示すことができる。第1の連結要素L12は、第4の回転軸A4を介して第2の支持要素S2に回転する態様で連結されている。第2の支持要素S2は、第5の回転軸A5を介して、第1の支持要素S1に回転する態様で連結され、第5の回転軸A5は、第4の回転軸A4から離間し、したがって、第1の支持要素S1の第2の回転軸A2のまわりでの動作時に、第1の支持要素S1は、第2の支持要素S2の回転速度と異なる回転速度で動作可能である。
装置10は、第2の支持要素S2に回転する態様で連結された第3の支持要素S3と、第6の回転軸A6によって、第1の支持要素S1に対して回転する態様で取り付けられた第2の連結要素L23とをさらに有する。第2の連結要素L23は、第7の回転軸A7を介して、第3の支持要素S3に回転する態様で連結されている。第3の支持要素S3は、第8の回転軸A8を介して、第2の支持要素S2に回転する態様で連結され、第8の回転軸A8は、第7の回転軸A7から離間し、したがって、第2の支持要素S2の第5の回転軸A5のまわりでの動作時に、第2の支持要素S2は、第3の支持要素S3の回転速度と異なる回転速度で動作可能である。
図1に示す構成のピストンエンジン11aを有する駆動ユニット11は、輸送機関の主構造Pに対して回転する態様で取り付けられている。主構造Pは、航空機のビーム要素、リブ、ストリンガ、フレーム、及びクラッディング又は外装要素などの補強要素によって形成することができる。図1に示す事例では、主構造Pは、航空機のエーロフォイル構造又はエーロフォイル23によって形成される。駆動ユニット11は、駆動要素12、特に、駆動ロッドを主構造Pに対して回転動作させる。この場合に、駆動要素12は、第1の端部で懸架点によって主構造Pに不動に固定され、主構造Pに不動に固定された回転軸A0のまわりの回転動作を行う。
さらに、装置10は、第1の支持要素S1を有し、第1の支持要素S1は、第1の支持要素S1の長手軸S1aに沿って延びている。第1の支持要素S1の第1の端部において、第1の支持要素S1は、第2の回転軸A2のまわりに動作可能に取り付けられ、第2の回転軸A2は、図1に示すことができないが、主構造Pに不動に固定される。第1の支持要素S1の第2の端部において、第1の支持要素は、第5の回転軸A5を用いて、第2の支持要素S2に回転する態様で連結されている。
第1の支持要素S1は、第1の回転軸A1を用いて駆動要素12又は駆動ロッドに回転する態様でさらに連結されている。この場合に、第1の回転軸A1は、主構造Pに不動に固定されるのではなくて、第2の回転軸A2のまわりに回転可能に配置され、一方、第2の回転軸A2は、主構造Pに不動に固定される。したがって、第1の支持要素S1は、主構造Pに対して、第2の回転軸A2のまわりに回転する態様で取り付けられている。第1の回転軸A1は、第2の回転軸A2から一定の距離r1だけ離間している。第1の回転軸A1は、第3の回転軸A3から可変距離R1だけ離間している。
第2の支持要素S2は、第2の支持要素S2の長手軸S2aに沿って延びている。第2の支持要素S2の第1の端部において、第2の支持要素S2は、第1の支持要素S1に固定して配置された第5の回転軸A5のまわりに動作可能に取り付けられている。第2の支持要素S2の第2の端部において、第2の支持要素S2は、第8の回転軸A8を介して第3の支持要素S3に回転する態様で連結されている。
第1の連結要素L12の第1の端部において、第1の連結要素L12は、第3の回転軸A3によって、輸送機関の主構造Pに対して回転する態様で取り付けられ、第3の回転軸A3は、特に、主構造Pに固定して配置されている。第1の連結要素L12は、第1の連結要素L12の第2の端部で、第4の回転軸A4を介して、第2の支持要素S2に回転する態様で連結されている。一方、第4の回転軸A4は、第2の支持要素S2に固定して配置されるが、第4の回転軸A4は、第1の支持要素S1に対して第5の回転軸A5のまわりに回転可能に配置されている。第4の回転軸A4は、第5の回転軸A5から一定の距離r3だけ離間している。第4の回転軸A4は、可変距離R3だけ第6の回転軸A6に対して離間している。第1の連結要素L12は、第4の回転軸A4から距離R2だけ間隔を置いて第3の回転軸A3を配置し、距離R2は、図示しない第1のアクチュエータを用いて調整することができる。
ここで、第2の支持要素S2は、第1の支持要素S1の第2の回転軸A2のまわりでの動作時に(回転方向が図1に矢印で示されている)、第1の支持要素S1が、第2の支持要素S2の回転速度と異なる回転速度で動作可能であるように、第5の回転軸A5を介して、第1の支持要素S1に回転する態様で連結されている。第2の支持要素S2の第5の回転軸A5のまわりの回転方向と、第3の支持要素S3の第8の回転軸A8のまわりの回転方向も同様に、対応する矢印で図1に示されている。さらに、第1の支持要素S1の第2の回転軸A2のまわりの回転時の第5の回転軸A5の動作方向又は回転方向が、矢印1を用いて示されている。さらに、第2の支持要素S2の第5の回転軸A5のまわりの回転時の第8の回転軸A8の動作方向又は回転方向が、矢印2を用いて示されている。
第2の連結要素L23の第1の端部において、第2の連結要素L23は、第6の回転軸A6によって、第1の支持要素S1に対して回転する態様で取り付けられ、第6の回転軸A6は、第1の支持要素S1に固定して配置されている。第2の連結要素L23は、第2の連結要素L23の第2の端部で、第7の回転軸A7を介して、第3の支持要素S3に回転する態様で連結されている。一方、第7の回転軸A7は、第3の支持要素S3に固定して配置されているが、第7の回転軸A7は、第2の支持要素S2に対して第8の回転軸A8のまわりに回転可能に配置されている。第7の回転軸A7は、第8の回転軸A8から一定距離r5だけ離間している。第2の連結要素L23は、第7の回転軸A7から距離R4だけ間隔を置いて第6の回転軸A6を配置し、距離R4は、図示しない第2のアクチュエータを用いて調整することができる。
図1に示す事例では、第3の支持要素S3は、運動学的連鎖の最後のリンクである。しかし、当然のことながら、前記運動学的連鎖の原理は、任意の数量の支持要素及び連結要素を用いて続けることができる。
支持要素S1、S2、及びS3の個々の回転速度は、距離r1、r3、r5、R1、R2、R3、及びR5の共同調整又は選択された調整によって、目標通りに調整することができ、したがって、支持要素S1、S2、S3に固定され、目標通りに調整された回転速度を有する後縁フラップセグメント22a、22b、22cは、互いに対して位置を変えることができる。
図2は、航空機24の翼構造又はエーロフォイル23によって形成された主構造Pに後縁フラップシステム22を動作可能に固定する装置10の斜視図を示している。この場合に、図1に示す装置10は、第1の支持要素S1と、第1の支持要素S1に回転可能に固定された第2の支持要素S2と、第2の支持要素S2に回転可能に固定された第3の支持要素S3とを設けられ、支持要素S1、S2、S3の第1の支持要素S1だけが主構造Pに固定されている。第1の支持要素S1には、第1の後縁フラップセグメント22aが固定されている。第2の支持要素S2には、第2の後縁フラップセグメント22bが固定されている。第3の支持要素S3には第3の後縁フラップセグメント22cが固定されている。図2はまた、連結要素L12、L23を示している。
図3は、図示しない輸送機関用システム20を主構造Pに動作可能に固定する、図1及び図2の装置10の斜視図を示している。この場合に、回転軸A0、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8のすべて、及び支持要素S1、S2、S3のすべてが再度示されている。さらに、第1の連結要素L12及び第2の連結要素L23も示されている。装置の対称構成が見て分かり、第1の支持要素S1、第2の支持要素S2、及び第3の支持要素S3は、対称線40を連続的に通る対称平面に対して互いに反対側に位置する2つの部分支持要素によってそれぞれ形成されている。動作の態様は、図1に関連してすでに説明した動作の態様と同じである。
図4Aは、後縁フラップシステム22が第1の方向51に偏向した状態にある、図1及び図2に示す装置10の側面図を示しており、それぞれの支持要素S1、S2、S3の互いに対する相対回転は、主構造要素Pの長手伸長方向61と第3の支持要素S3の長手伸長方向S3aとの間で偏角−αが設定されるように行われる。第1の支持要素S1及び第2の支持要素S2のそれぞれの長手伸長方向S1a、及びS2aも同様に示されている。
図4Bは、主構造要素Pの長手伸長方向61と、第1の支持要素S1の長手伸長方向S1aと、第2の支持要素S2の長手伸長方向S2aと、第3の支持要素S3の長手伸長方向S3aとが互いに平行な方向を向き、特に、一列となった後縁フラップシステム22の不偏向状態にある、図1及び図2に示す装置10の側面図を示している。
図4Cは、後縁フラップシステム22が第2の方向52に偏向した状態にある、図1及び図2に示す装置10の側面図を示しており、それぞれの支持要素S1、S2、S3の互いに対する相対回転は、主構造要素Pの長手伸長方向61と第3の支持要素S3の長手伸長方向S3aとの間で偏角+αが設定されるように行われる。第1の支持要素S1及び第2の支持要素S2のそれぞれの長手伸長方向S1a、及びS2aも同様に示されている。
図4Cから明らかなように、運動学的連鎖によって引き起こされる第1の支持要素S1及び第2の支持要素S2の回転速度が異なることにより得られる効果は、第1の支持要素S1の動作時に、第2の支持要素S2の長手軸S2aと主構造Pの長手軸61との間の偏角が、第1の支持要素S1の長手軸S1aと主構造Pの長手軸61との間の偏角よりも常に大きいことである。
図5は、後縁フラップシステム22をエーロフォイル23に動作可能に固定する装置10を3つ備えた、図示しない航空機のエーロフォイル23の細部の斜視図を示している。それぞれの支持要素S1、S2、S3に固定された個々の後縁フラップセグメント22a、22b、22cが、エーロフォイル23に作用する流れを誘導するために使用される空気力学的な全体面を共同で形成しているのが分かる。
図6は、輸送機関用システム20、特に、航空機用システム21、特に、後縁フラップシステム22を航空機24の主構造Pに動作可能に固定する装置10を有する輸送機関30、特に、航空機24を示している。この場合に、図5に示す後縁フラップシステム22が、図6のエーロフォイル23の後縁に固定される。
図7は、輸送機関用システム20を輸送機関30の主構造Pに動作可能に固定する方法の流れ図を示している。方法のステップX1で、駆動要素11を輸送機関30の主構造Pに対して回転可能に固定する。さらなるステップX2で、第1の回転軸A1を介して第1の支持要素S1を駆動要素11に回転する態様で連結する。さらなるステップX3で、第2の回転軸A2によって、第1の支持要素S1を輸送機関30の主構造Pに対して回転する態様で取り付ける。さらなるステップX4で、第2の支持要素S2を第1の支持要素S1に回転する態様で連結し、さらなるステップX5で、第3の回転軸A3によって、第1の連結要素L12を輸送機関30の主構造Pに対して回転する態様で取り付ける。さらなるステップX6で、第4の回転軸A4を介して第1の連結要素L12を第2の支持要素S2に回転する態様で連結する。さらなるステップX7で、第5の回転軸A5を介して、第2の支持要素S2を第1の支持要素S1に回転する態様で連結し、第5の回転軸A5は、第4の回転軸A4から離間し、したがって、第1の支持要素S1の第2の回転軸A2のまわりでの動作時に、第1の支持要素S1は、第2の支持要素S2の回転速度と異なる回転速度で動作可能である。
補足として、「含む」とは他の要素又はステップを排除せず、「1つの(a)」又は「1つの(one)」とは複数であることを排除しないことを指摘しておく。さらに、上記の例示的な実施形態の1つに関連して説明した特徴又はステップは、上記の他の例示的な実施形態の他の特徴又はステップと組み合わせて使用することもできることを指摘しておく。特許請求の範囲の参照符号は、限定的とみなされることを意図されていない。
10 装置
11 駆動ユニット
11a ピストンエンジン
12 駆動要素
20 輸送機関用システム
21 航空機用システム
22 後縁フラップシステム
22a 第1の後縁フラップセグメント
22b 第2の後縁フラップセグメント
22c 第3の後縁フラップセグメント
23 エーロフォイル
24 航空機
30 輸送機関
40 対称線
51 第1の方向
52 第2の方向
61、S1a、S2a、S3a 長手伸長方向
A0 回転軸
A1 第1の回転軸
A2 第2の回転軸
A3 第3の回転軸
A4 第4の回転軸
A5 第5の回転軸
A6 第6の回転軸
A7 第7の回転軸
A8 第8の回転軸
L12 第1の連結要素
L23 第2の連結要素
P 主構造
R1、R3 可変距離
R2、R4、r1、r3、r5 距離
S1 第1の支持要素
S2 第2の支持要素
S3 第3の支持要素
X1〜X7 ステップ

Claims (11)

  1. 輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する装置であって、
    駆動要素を前記主構造に対して回転動作させるように設計された駆動ユニットと、
    第1の回転軸を介して、前記駆動要素に回転する態様で連結された第1の支持要素であって、
    前記第1の支持要素は、第2の回転軸を介して、前記輸送機関の前記主構造に対して回転する態様で取り付けられる第1の支持要素と、
    前記第1の支持要素に回転する態様で連結された第2の支持要素と、
    第3の回転軸を介して、前記輸送機関の前記主構造に対して回転する態様で取り付けられた第1の連結要素であって、
    前記第1の連結要素は、第4の回転軸を介して、前記第2の支持要素に回転する態様で連結される第1の連結要素と、
    を有し、
    前記第2の支持要素は、第5の回転軸を介して、前記第1の支持要素に回転する態様で連結され、前記第5の回転軸は、前記第4の回転軸から離間し、したがって、前記第1の支持要素の前記第2の回転軸のまわりでの動作時に、前記第1の支持要素は、前記第2の支持要素の回転速度と異なる回転速度で動作可能である、装置。
  2. 前記輸送機関用システムは、航空機のエーロフォイルの後縁フラップシステムを有する航空機用システムである、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の支持要素に固定され、前記第1の支持要素と共に動作可能な第1の後縁フラップセグメントと、
    前記第2の支持要素に固定され、前記第2の支持要素と共に動作可能な第2の後縁フラップセグメントと、
    を有する、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記駆動ユニットは、前記主構造に対する前記駆動要素の回転動作を引き起こすように設計されたピストンエンジンを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記第1の連結要素は第1のアクチュエータを有し、前記第1のアクチュエータは、前記第2の支持要素の前記回転速度に対して、前記第1の支持要素の前記回転速度を適応させるために、前記第1の連結要素の長さを変えるように設計される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記第2の支持要素に回転する態様で連結された第3の支持要素と、
    第6の回転軸を介して、前記第1の支持要素に対して回転する態様で取り付けられた第2の連結要素と、
    を有し、
    前記第2の連結要素は、第7の回転軸を介して、前記第3の支持要素に回転する態様で連結され、
    前記第3の支持要素は、第8の回転軸を介して、前記第2の支持要素に対して回転する態様で連結され、前記第8の回転軸は、前記第7の回転軸から離間し、したがって、前記第2の支持要素の前記第5の回転軸のまわりでの動作時に、前記第2の支持要素は、前記第3の支持要素の回転速度と異なる回転速度で動作可能である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第3の支持要素に固定され、前記第3の支持要素と共に動作可能な第3の後縁フラップセグメントを有する、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1の支持要素は、第1の長手伸長方向を有し、前記第2の回転軸は、前記第1の長手伸長方向に沿って前記第5の回転軸から離間し、且つ/又は
    前記第2の支持要素は、第2の長手伸長方向を有し、前記第5の回転軸は、前記第2の長手伸長方向に沿って前記第8の回転軸から離間する、請求項6又は7に記載の装置。
  9. 前記第2の連結要素は、第2のアクチュエータを有し、前記第2のアクチュエータは、前記第3の支持要素の前記回転速度に対して、前記第2の支持要素の前記回転速度を適応させるために、前記第2の連結要素の長さを変えるように設計される、請求項6〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 航空機のエーロフォイルの後縁フラップシステムを前記航空機の主構造に固定する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置の使用。
  11. 輸送機関用システムを輸送機関の主構造に動作可能に固定する方法であって、
    駆動要素を前記輸送機関の前記主構造に対して回転可能に固定することと、
    第1の回転軸を介して、第1の支持要素を前記駆動要素に回転する態様で連結することと、
    第2の回転軸を介して、前記第1の支持要素を前記輸送機関の前記主構造に対して回転する態様で取り付けることと、
    第2の支持要素を前記第1の支持要素に回転する態様で連結することと、
    第3の回転軸を介して、第1の連結要素を前記輸送機関の前記主構造に対して回転する態様で取り付けることと、
    第4の回転軸を介して、前記第1の連結要素を前記第2の支持要素に回転する態様で連結することと、
    第5の回転軸を介して、前記第2の支持要素を前記第1の支持要素に回転する態様で連結することであって、前記第5の回転軸は、前記第4の回転軸から離間し、したがって、前記第1の支持要素の前記第2の回転軸のまわりでの動作時に、前記第1の支持要素は、前記第2の支持要素の回転速度と異なる回転速度で動作可能であることと、
    を含む方法。
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