JP2020065337A - 電力供給システム - Google Patents

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一司 川勝
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Abstract

【課題】ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができる電力供給システムを提供する。【解決手段】商用電力系統P11から電力が供給される負荷系統R11に補助電力を供給する電力供給システム1が、太陽電池101、リチウム蓄電池102、太陽電池101の出力側に設置されたダイオード104、及び、ダイオード104のカソードを負荷系統R11に導通させたままで、リチウム蓄電池102を負荷系統R11側に導通と遮断とを第1リレー111及び第2リレー112を用いて切換可能に接続する接続回路110、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、商用電力系統から電力が供給される負荷系統に、商用電力系統からの供給電力に対する補助電力を供給する電力供給システムに関する。
従来、電力会社は、電力使用者に対し、基本料金と、電力の受電量に応じた料金と、の合算料金を課金している。このとき、基本料金は、前年度における最大受電電力(以下、ピーク電力と称する)に基づいて決定されている。このため、ピーク電力での使用がごく短期間であって他の殆どの期間の受電電力が低電力であったとしても、基本料金がピーク電力に基づいて高く決定されてしまう。
そこで、電力会社からの商用電力系統とは別に、補助電力を供給する電力供給システムを設け、上記のピーク電力の一部を補助することで、電力会社からの受電電力を抑える、いわゆるピークカットの技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−306832号公報
しかしながら、ピークカットのための電力供給システムの多くは、補助電力のための電力源を、負荷系統に対して導通したり遮断したりするための構造が複雑で、大掛かりな設備となりがちであるのが現状である。
従って、本発明は、上記のような課題に着目し、ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができる電力供給システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電力供給システムは、商用電力系統から電力が供給される負荷系統に、前記商用電力系統からの供給電力に対する補助電力を供給する電力供給システムであって、太陽電池、蓄電池、前記太陽電池の出力側に、当該太陽電池から電流が流れ出す方向を順方向として設置されたダイオード、及び、前記ダイオードのカソードを前記負荷系統側に導通させたままで、あるいは、前記ダイオードのカソードを前記負荷系統側に導通と遮断とをリレーを用いて切換可能に接続しつつ、前記蓄電池を前記負荷系統側に導通と遮断とをリレーを用いて切換可能に接続する接続回路、を備えたことを特徴とする。
本発明の電力供給システムによれば、太陽電池からの電力がダイオードを介して負荷系統に直に、あるいはダイオードとリレーを介して負荷系統に補助電力として供給される。その上に、太陽電池とは別に、蓄電池からの電力がリレーを介して負荷系統に補助電力として供給される。このため、負荷系統での受電電力がピーク電力となりそうな場合でも、上記の補助電力によって商用電力系統からの受電電力が抑えられて効果的にピークカットを行うことができる。そして、本発明の電力供給システムでは、このようなピークカットのために太陽電池や蓄電池と負荷系統とを繋ぐ接続回路が、次のような簡単な回路構成となっている。即ち、太陽電池の出力側のダイオードのカソードから負荷系統側へと向かう経路の導通路あるいはその経路に配置されたリレー、及び、蓄電池から負荷系統側へと向かう経路に配置されたリレーという簡単な回路構造となっている。このように、本発明の電力供給システムによれば、ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができる。
本発明の第1実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。 図1に示されている電力供給システムでの電力供給における通常自家消費モードについて説明する図である。 図1に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカット用自家消費モードについて説明する図である。 図1に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。 図1に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。 本発明の第2実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。 図6に示されている電力供給システムでの電力供給における通常自家消費モードについて説明する図である。 図6に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカット用自家消費モードについて説明する図である。 図6に示されている電力供給システムでの電力供給における逆潮流回避自家消費モードについて説明する図である。 図6に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。 図6に示されている電力供給システムでの電力供給における逆潮流回避ピークカットモードについて説明する図である。 図6に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。 本発明の第3実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。 図13に示されている電力供給システムでの電力供給における自家消費モードについて説明する図である。 図13に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。 図13に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。 本発明の第4実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。 図17に示されている電力供給システムでの電力供給における自家消費モードについて説明する図である。 図17に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。 図17に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。 本発明の第5実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。 図21に示されている電力供給システムでの電力供給における自家消費モードについて説明する図である。 図21に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。 図21に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。
本発明の電力供給システムの一実施形態について、以下、図面を参照して説明する。先ず、第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。
本実施形態の電力供給システム1は、商用電力系統P11から電力が供給される負荷系統R11に、商用電力系統P11からの供給電力に対する補助電力を供給するシステムである。負荷系統R11は、集電盤R111、分電盤R112、及び室外機等の各種の負荷装置R113を備えている。集電盤R111は、後述の太陽光発電設備10からの補助電力を受ける。分電盤R112は、電力計P111を介して商用電力系統P11からの電力を受けるとともに、集電盤R111を介して補助電力も受けて、各種の負荷装置R113に分配する。
電力供給システム1は、太陽光発電設備10及びコントローラ15を備えている。コントローラ15が、電力計P111で計測される商用電力系統P11から負荷系統R11への受電電力や所定のタイムスケジュールに従って、太陽光発電設備10からの補助電力の供給を制御する。
太陽光発電設備10は、4つの太陽電池101、1つのリチウム蓄電池102、4つの接続箱103、4つのダイオード104、パワーコンディショナー105、及び接続回路110を備えている。
4つの太陽電池101の出力端子に、4つの接続箱103、及び4つのダイオード104が一対一にケーブル接続されている。各ダイオード104は、各太陽電池101の出力側に、当該太陽電池101から電流が流れ出す方向を順方向として、アノードを太陽電池101側、カソードを負荷系統R11側にして設置されている。太陽電池101、接続箱103、及びダイオード104が直列接続された回路部分が、4回路分、並列接続されてパワーコンディショナー105に接続されている。
接続回路110は、並列接続された4回路分の回路部分におけるダイオード104のカソードを負荷系統R11側に導通させたままで、リチウム蓄電池102を負荷系統R11側に第1リレー111及び第2リレー112の2つのリレーを用いて接続する。尚、ダイオード104のカソードから負荷系統R11側への導通は、両者間に設置されたパワーコンディショナー105を介して行われる。また、このパワーコンディショナー105は、第1リレー111と負荷系統R11の間にも位置しており、リチウム蓄電池102の負荷系統R11側への接続も、このパワーコンディショナー105を介して行われる。第1リレー111及び第2リレー112は、互いに接点が直列接続されており、これら2つのリレーによって、リチウム蓄電池102が負荷系統R11側に、導通と遮断とを切換可能に接続されている。第1リレー111及び第2リレー112の接点の導通と遮断はコントローラ15によって制御される。また、2つのリレーのうちリチウム蓄電池102側に位置する第2リレー112の接点には、抵抗素子113が並列接続されている。本実施形態では、リチウム蓄電池102は、その出力電圧が太陽電池101の出力電圧を超えないように設定されている。
パワーコンディショナー105は、並列接続された4回路分の太陽電池101やリチウム蓄電池102からのDC電力をDC/AC変換し、電力を目標値に整えて集電盤R111へと送る。また、パワーコンディショナー105における電力の目標値はコントローラ15によって制御される。
この電力供給システム1では、通常自家消費モード、ピークカット用自家消費モード、ピークカットモード、及び充電モード、の4つのモードで電力供給が行われる。ここで、自家消費とは、太陽電池101からの電力を、商用電力系統P11を介して電力会社に売電せずに、商用電力系統P11からの電力とともに、自家設備における負荷系統R11で消費することをいう。この自家消費により、商用電力系統P11からの受電電力を抑えることができる。
以下、電力供給システム1での電力供給における4つのモードについて説明する。
図2は、図1に示されている電力供給システムでの電力供給における通常自家消費モードについて説明する図である。
通常自家消費モードは、1年のうちピークカットの対象となるピーク電力発生の懸念が経験上無い通常期間に実行される。この通常期間は、過去の経験に基づいてコントローラ15に予め登録されている。通常期間中、コントローラ15は、接続回路110の第1リレー111及び第2リレー112の接点を共に閉じる。これにより、リチウム蓄電池102は、ダイオード104のカソードに短絡導通されるとともに、パワーコンディショナー105に短絡導通される。
通常自家消費モードでは、商用電力系統P11からの電力とともに、4つの太陽電池101からの電力が、矢印D11で示されているようにパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11において自家消費される。このとき、太陽電池101の発電期間である日中は、太陽電池101からの余剰電力でリチウム蓄電池102が充電される。他方、太陽電池101の非発電期間である夜間には、リチウム蓄電池102がパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11に電力を放電する。通常自家消費モードが実行される通常期間中は、このようにリチウム蓄電池102が充放電を繰り返すことで、リチウム蓄電池102の劣化が抑制される。
図3は、図1に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカット用自家消費モードについて説明する図である。
ピークカット用自家消費モードは、1年のうちピークカットの対象となるピーク電力発生が懸念されるピーク電力想定期間に実行される。このピーク電力想定期間は、過去の経験に基づいてコントローラ15に予め登録されている。ピーク電力想定期間中、コントローラ15は、リチウム蓄電池102が満充電となった状態で、接続回路110の第1リレー111及び第2リレー112の接点を共に開放する。これにより、リチウム蓄電池102が満充電のまま保持されて、矢印D12で示されているように4つの太陽電池101による自家消費がパワーコンディショナー105を介して行われる。
また、ピークカット用自家消費モードでは、太陽電池101からの電力で充当可能な、所定の閾値以下のピーク電力について、太陽電池101からの電力で賄われてピークカットが行われる。他方、太陽電池101からの電力では充当不足となる閾値を超えた大きなピーク電力が発生した場合には、以下に説明するピークカットモードに移行する。このピークカットモードへの移行のタイミングとしては、次のような2種類のタイミングが挙げられる。まず、1つ目のタイミングとしては、晴天の昼間で太陽電池101が発電中であるにも関わらず、負荷系統R11での電力消費が大き過ぎ、太陽電池101からの電力では賄いきれず商用電力系統P11からの受電電力が、次年度の基本料金を上昇させてしまうピーク電力となりそうなタイミングが挙げられる。そして、2つ目のタイミングとしては、負荷系統R11での電力消費がそれほど大きくないにも関わらず、雨天や夜間で太陽電池101での発電が無く、電力消費が全て商用電力系統P11からの受電電力に割り振られ、結果的に次年度の基本料金を上昇させてしまうピーク電力となりそうなタイミングが挙げられる。
図4は、図1に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。
ピークカットモードは、電力計P111で計測される負荷系統R11での受電電力が、太陽電池101からの電力では充当不足となる閾値を超えた場合に、コントローラ15によって接続回路110の第1リレー111の接点及び第2リレー112の接点が閉じられることで実行される。ここで、本実施形態では、受電電力が閾値を超えたか否かの判断は、30分間の計測電力の平均値が予め定められた閾値と比較されることで行われる。
このピークカットモードでは、リチウム蓄電池102からの電力が、矢印D14で示されているようにパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11に供給される。太陽電池101からの電力とともに、このリチウム蓄電池102からの電力によって、閾値を超えた大きなピーク電力が賄われてピークカットが行われる。また、このときには、太陽電池101及びリチウム蓄電池102から商用電力系統P11への逆潮流が起きないように太陽電池101及びリチウム蓄電池102の合計電力をコントローラ15が監視する。コントローラ15は、逆潮流が発生しそうになると第1リレー111の接点を解放し、リチウム蓄電池102を切り離して逆潮流の発生を回避する。
ここで、パワーコンディショナー105の入力段には、電力安定化等のためにコンデンサが設けられている。このとき、例えば雨天や夜間等で太陽電池101の出力が無い状態のときには、パワーコンディショナー105の入力段のコンデンサが未充電の状態となっている場合がある。このような場合に、リチウム蓄電池102がパワーコンディショナー105に接続されると、入力段のコンデンサに突入電流が流れる。本実施形態では、このように突入電流が懸念されるときのピークカットモードへの移行時に、接続回路110において、リチウム蓄電池102と負荷系統R11とのパワーコンディショナー105を介した接続が遮断から導通に切り換えられる場合には、まず、第1リレー111の接点のみが閉じられ、初期段階では第2リレー112の接点は開放されたままとなる。これにより、パワーコンディショナー105の入力段のコンデンサへの突入電流が抵抗素子113を流れ、この抵抗素子113によって突入電流が抑制されることとなる。尚、一定の時間が経過するとコンデンサの充電は完了して、突入電流は流れなくなる。これ以後も抵抗素子113を介して電力供給を行うと抵抗素子113での消費電力がロスとなる。このため、コンデンサが満充電となった後は、第2リレー112の接点が閉じられて抵抗素子113を介さないバイパスが形成され、以後はこのバイパスを介してリチウム蓄電池102からの電力供給が行われる。
電力計P111で計測される、負荷系統R11での受電電力が上記の閾値以下となると、コントローラ15によって第1リレー111及び第2リレー112の接点が開放されて、図3に示されているピークカット用自家消費モードに移行する。また、このピークカット用自家消費モードの期間中は、受電電力が閾値を超える度にピークカットモードが実行される。
リチウム蓄電池102は、ピークカットモードの実行後の所定タイミングや、コントローラ15に予め登録されている定期的な充電タイミングに実行される充電モードによって充電される。
図5は、図1に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。
充電モードは、コントローラ15によって、接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の双方の接点が閉じられ、更に、パワーコンディショナー105の出力が所定程度以下に絞られることで実行される。これにより、充電モードでは、4つの太陽電池101からの電力によって、矢印D15で示されているようにリチウム蓄電池102が充電される。リチウム蓄電池102の充電量はコントローラ15によって監視されており、満充電状態となると、第1リレー111及び第2リレー112や、パワーコンディショナー105が制御されて、充電モードへの移行前のモードへと復帰する。
以上に説明した第1実施形態の電力供給システム1によれば、太陽電池101からの電力がダイオード104を介して負荷系統R11に直に補助電力として供給される。その上に、太陽電池101とは別に、リチウム蓄電池102からの電力が、互いに接点が直列接続された第1リレー111及び第2リレー112の2つのリレーを介して負荷系統R11に補助電力として供給される。このため、負荷系統R11での受電電力がピーク電力となりそうな場合でも、上記の補助電力によって商用電力系統P11からの受電電力が抑えられて効果的にピークカットを行うことができる。そして、本実施形態では、このようなピークカットのために太陽電池101やリチウム蓄電池102と、負荷系統R11の前段に設置されたパワーコンディショナー105とを繋ぐ接続回路110が、次のような簡単な回路構成となっている。即ち、太陽電池101の出力側のダイオード104のカソードから負荷系統R11側へと向かう経路の導通路、及び、リチウム蓄電池102から負荷系統R11側へと向かう経路に配置された第1リレー111及び第2リレー112という簡単な回路構造となっている。このように、本実施形態によれば、ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができる。
ここで、本実施形態では、リチウム蓄電池102から負荷系統R11側への電力供給系統の中途にあるパワーコンディショナー105の入力段に、電力安定化のためのコンデンサが配置されている。接続回路110は、ピークカットモードへの移行に当り、このコンデンサが未充電の状態でリチウム蓄電池102と負荷系統R11の前段に設置されたパワーコンディショナー105との接続を遮断から導通に切り換える場合には、第2リレー112の接点に並列接続された抵抗素子113を介して導通するように切り換える。
これにより、導通への切換え時に抵抗素子113を介して負荷系統R11の前段のパワーコンディショナー105へと電流が流れるので、上述したようにパワーコンディショナー105の入力段に設けられたコンデンサへの突入電流を抑制することができる。
また、本実施形態では、接続回路110が、ダイオード104のカソードをリチウム蓄電池102に、導通と遮断とを第1リレー111及び第2リレー112を用いて切換可能に接続する。
つまり、本実施形態では、太陽電池101からリチウム蓄電池102への導通路が第1リレー111及び第2リレー112を介して構築される。このため、太陽電池101とリチウム蓄電池102とを適宜に導通させてリチウム蓄電池102を充電し、電力供給システム1を長期間に亘って維持することができる。
また、本実施形態では、リチウム蓄電池102から負荷系統R11への接続経路の第1リレー111及び第2リレー112によって太陽電池101からリチウム蓄電池102への充電のための導通路が構築されている。
本実施形態によれば、この構成により部品点数を削減でき、電力供給システム1の設備コストを抑えることができる。
また、本実施形態では、接続回路110は、ダイオード104のカソードとリチウム蓄電池102とを導通させる場合には、第1リレー111及び第2リレー112の双方の接点を閉じることで短絡導通させる。
これにより、太陽電池101からリチウム蓄電池102への充電のための導通路が短絡導通によって構築されることから、リチウム蓄電池102の充電時間を短縮することができる。
次に第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。尚、この図6では、図1に示されている第1実施形態の電力供給システム1の構成要素と同等な構成要素については、図1と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素の重複説明を割愛する。
第2実施形態の電力供給システム2は、上述した第1実施形態と比べて電力消費の規模が大きい負荷系統R11に補助電力の供給を行うシステムである。本実施形態では、大規模の電力消費に対応し、太陽光発電設備20に、以下の太陽電池電力系統210がパワーコンディショナー105を介して、負荷系統R11に対して3〜5系統、互いに並列接続されて設けられている。各太陽電池電力系統210は、太陽電池101、接続箱103、及びダイオード104が直列接続された回路部分が、図1に示されているように4回路分、並列接続され、負荷系統R11側に1つの接続回路110が設けられたものである。3〜5系統の太陽電池電力系統210は、各々1つのパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11に接続されている。コントローラ15は、これら3〜5系統の太陽電池電力系統210それぞれの接続回路110における第1リレー111、第2リレー112、及び、各太陽電池電力系統210の出力段に配置されたパワーコンディショナー105を制御する。
この電力供給システム2では、通常自家消費モード、ピークカット用自家消費モード、逆潮流回避自家消費モード、ピークカットモード、逆潮流回避ピークカットモード、及び充電モード、の6つのモードで電力供給が行われる。
以下、電力供給システム2での電力供給における6つのモードについて説明する。
図7は、図6に示されている電力供給システムでの電力供給における通常自家消費モードについて説明する図である。
通常自家消費モードは、上述した第1実施形態と同様に、1年のうちピークカットの対象となるピーク電力発生の懸念が経験上無い通常期間に実行される。通常期間中、コントローラ15は、3〜5系統の太陽電池電力系統210それぞれの接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の接点を共に閉じる。これにより、リチウム蓄電池102は、全ての接続回路110を介してダイオード104のカソードに短絡導通されるとともに、パワーコンディショナー105に短絡導通される。
通常自家消費モードでは、商用電力系統P11からの電力とともに、3〜5系統の太陽電池電力系統210からの電力が、矢印D21で示されているようにパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11において自家消費される。このとき、各太陽電池電力系統210の太陽電池101の発電期間である日中は、太陽電池101からの余剰電力でリチウム蓄電池102が充電される。他方、太陽電池101の非発電期間である夜間には、リチウム蓄電池102が電力を放電する。通常自家消費モードが実行される通常期間中は、このようにリチウム蓄電池102が充放電を繰り返すことで、リチウム蓄電池102の劣化が抑制される。
図8は、図6に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカット用自家消費モードについて説明する図である。
ピークカット用自家消費モードも、第1実施形態と同様に、1年のうちピークカットの対象となるピーク電力発生が懸念されるピーク電力想定期間に実行される。ピーク電力想定期間中、コントローラ15は、リチウム蓄電池102が満充電となった状態で、3〜5系統の太陽電池電力系統210それぞれの接続回路110の第1リレー111及び第2リレー112の接点を共に開放する。これにより、リチウム蓄電池102が満充電のまま保持されて、矢印D22で示されているように3〜5系統の太陽電池電力系統210による自家消費がパワーコンディショナー105を介して行われる。
また、ピークカット用自家消費モードでは、3〜5系統の太陽電池電力系統210からの電力で充当可能な、所定の閾値以下のピーク電力について、太陽電池101からの電力で賄われてピークカットが行われる。このとき、日照の程度等によって3〜5系統の太陽電池電力系統210での発電量が多くなって逆潮流が発生しそうな場合には、以下に説明する逆潮流回避自家消費モードに移行する。
図9は、図6に示されている電力供給システムでの電力供給における逆潮流回避自家消費モードについて説明する図である。
逆潮流回避自家消費モードは、逆潮流が発生しそうな場合に、3〜5系統の太陽電池電力系統210のうち過分の太陽電池電力系統210からの電力をリチウム蓄電池102へと回すことで負荷系統R11への出力電力を抑えて逆潮流を回避するモードである。
逆潮流回避自家消費モードでは、コントローラ15によって、リチウム蓄電池102へと電力を回す太陽電池電力系統210の接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の双方の接点が閉じられる。更に、コントローラ15によって、この太陽電池電力系統210に接続されているパワーコンディショナー105の出力が絞られる。これにより、矢印D23で示されているように、この太陽電池電力系統210からの電力がリチウム蓄電池102へと回されて逆潮流が回避される。
一方で自家消費に用いる太陽電池電力系統210の接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の双方の接点は開放されたままにされる。これにより、矢印D24で示されているように、この太陽電池電力系統210からの電力が負荷系統R11でパワーコンディショナー105を介して自家消費される。
日照が減衰する等により3〜5系統の太陽電池電力系統210での発電量が減って逆潮流の懸念が解消されると、図8に示されているピークカット用自家消費モードに復帰する。
そして、ピークカット用自家消費モードあるいは逆潮流回避自家消費モードでの電力供給中に、太陽電池電力系統210からの電力では充当不足となる閾値を超えた大きなピーク電力が発生した場合には、以下に説明するピークカットモードに移行する。本実施形態でも、ピークカットモードへの移行タイミングとして、太陽電池101の電力のみでは賄いきれない大きなピーク電力が発生しそうなタイミングや、雨天や夜間で太陽電池101の発電が無くピーク電力が発生しそうなタイミングが挙げられる。
図10は、図6に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。
ピークカットモードは、電力計P111で計測される負荷系統R11での受電電力が、3〜5系統の太陽電池電力系統210からの電力では充当不足となる閾値を超えた場合に実行される。このピークカットモードは、コントローラ15によって3〜5系統の太陽電池電力系統210それぞれの接続回路110の第1リレー111及び第2リレー112の接点が閉じられることで実行される。ここで、本実施形態でも、第1実施例と同様に、受電電力が閾値を超えたか否かの判断は、30分間の計測電力の平均値が予め定められた閾値と比較されることで行われる。これにより、リチウム蓄電池102からの電力が、矢印D25で示されているようにパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11に供給される。3〜5系統の太陽電池電力系統210からの電力とともに、このリチウム蓄電池102からの電力によって、閾値を超えた大きなピーク電力が賄われてピークカットが行われる。
また、本実施形態でも、ピークカットモードへの移行に当り、雨天や夜間で太陽電池101の出力が無くパワーコンディショナー105の入力段のコンデンサが未充電で突入電流が懸念される場合には、まず、第1リレー111の接点のみが閉じられ、第2リレー112の接点は開放状態のままとなる。これにより、リチウム蓄電池102からの電力の供給が抵抗素子113を介して行われ、各パワーコンディショナー105の入力段のコンデンサへの突入電流が抵抗素子113によって抑制されることとなる。コンデンサの充電が完了して突入電流の懸念が解消されると、第2リレー112の接点が閉じられてバイパスが形成され、以後はリチウム蓄電池102からの電力供給がこのバイパスを介して行われる。
ここで、本実施形態では、このピークカットモードにおいても、3〜5系統の太陽電池電力系統210での発電量が多くなって逆潮流が発生しそうな場合には、以下に説明する逆潮流回避ピークカットモードに移行する。
図11は、図6に示されている電力供給システムでの電力供給における逆潮流回避ピークカットモードについて説明する図である。
逆潮流回避ピークカットモードは、逆潮流が発生しそうな場合に、3〜5系統の接続回路110のうち、一部の接続回路110を遮断することで、リチウム蓄電池102から負荷系統R11へのパワーコンディショナー105を介した出力電力を抑えて逆潮流を回避するモードである。
逆潮流回避ピークカットモードでは、コントローラ15によって、遮断対象の接続回路110における第1リレー111の接点が開放されることで、当該接続回路110が遮断される。これにより、リチウム蓄電池102から負荷系統R11へのパワーコンディショナー105を介した出力電力が抑えられて逆潮流が回避される。
リチウム蓄電池102からは、矢印D26で示されているように、他の導通状態の接続回路110を介して負荷系統R11へピークカットのための電力がパワーコンディショナー105を介して供給される。
この逆潮流回避ピークカットモードにおいて逆潮流の懸念が解消されると、図10に示されているピークカットモードに復帰する。
以上に説明したピークカットモードや逆潮流回避ピークカットモードにおいて、負荷系統R11での受電電力が閾値以下となると、図8に示されているピークカット用自家消費モードや図9に示されている逆潮流回避自家消費モードに復帰する。また、ピークカット用自家消費モードや逆潮流回避自家消費モードの期間中は、受電電力が閾値を超える度にピークカットモードが実行され、その実行中に逆潮流の懸念が生じると逆潮流回避ピークカットモードが実行される。
リチウム蓄電池102は、ピークカットモードや逆潮流回避ピークカットモードの実行後の所定タイミングや、コントローラ15に予め登録されている定期的な充電タイミングに実行される充電モードによって充電される。
図12は、図6に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。
充電モードは、コントローラ15によって、各太陽電池電力系統210の接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の双方の接点が閉じられ、各パワーコンディショナー105の出力が所定程度以下に絞られることで実行される。これにより、充電モードでは、3〜5系統の太陽電池電力系統210それぞれの電力によって、矢印D27で示されているようにリチウム蓄電池102が充電される。リチウム蓄電池102の充電量はコントローラ15によって監視されており、満充電状態となると、各接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112や、各パワーコンディショナー105が制御されて、充電モードへの移行前のモードへと復帰する。
以上に説明した第2実施形態の電力供給システム2によっても、上述した第1実施形態の電力供給システム1と同様に、ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができることは言うまでもない。
また、本実施形態では、4つの太陽電池101、4つの接続箱103、4つのダイオード104、及び1つの接続回路110、を有する太陽電池電力系統210がパワーコンディショナー105を介して、負荷系統R11に対して3〜5系統、互いに並列接続されている。
これにより、負荷系統R11が大規模な電力消費系統であったとしても、並列接続された3〜5系統の太陽電池電力系統210によって十分な補助電力を供給することができる。
次に第3実施形態について説明する。
図13は、本発明の第3実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。尚、この図13では、図1に示されている第1実施形態の電力供給システム1の構成要素と同等な構成要素については、図1と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素の重複説明を割愛する。
第3実施形態の電力供給システム3は、第1実施形態の電力供給システム1の変形例であって、太陽光発電設備30が、リチウム蓄電池102に替えて鉛蓄電池301を備えている。
第1実施形態では、劣化抑制のためにリチウム蓄電池102が充放電を繰り返す通常自家消費モードと、ピークカットに備えてリチウム蓄電池102が満充電のまま系統から切り離されるピークカット用自家消費モードと、が設けられている。ここで、鉛蓄電池301は、リチウム蓄電池102とは異なり、満充電のまま系統から切り離された状態で放置されても殆ど劣化しない。このため、第3実施形態では、第1実施形態におけるピークカット用自家消費モードが通常自家消費モードを兼ねた自家消費モードが設けられている。
本実施形態の電力供給システム3では、自家消費モード、ピークカットモード、及び充電モード、の3つのモードで電力供給が行われる。
以下、電力供給システム3での電力供給における3つのモードについて説明する。
図14は、図13に示されている電力供給システムでの電力供給における自家消費モードについて説明する図である。
本実施形態における自家消費モードは、上述した第1実施形態とは異なり、1年を通じて実行される。この自家消費モードにおいて、コントローラ15は、接続回路110における第1リレー111、第2リレー112の接点を共に開放する。これにより、鉛蓄電池301は、太陽電池101から、パワーコンディショナー105を経た負荷系統R11への電力供給系統から切り離される。このとき、鉛蓄電池301は、満充電の状態になっているものとする。
これにより、鉛蓄電池301が満充電のまま保持されて、矢印D31で示されているように4つの太陽電池101による自家消費がパワーコンディショナー105を介して行われる。
また、この自家消費モードでは、太陽電池101からの電力で充当可能な、所定の閾値以下のピーク電力について、太陽電池101からの電力で賄われてピークカットが行われる。他方、太陽電池101からの電力では充当不足となる閾値を超えた大きなピーク電力が発生した場合にはピークカットモードに移行する。本実施形態でも、ピークカットモードへの移行タイミングとして、太陽電池101の電力のみでは賄いきれない大きなピーク電力が発生しそうなタイミングや、雨天や夜間で太陽電池101の発電が無くピーク電力が発生しそうなタイミングが挙げられる。
図15は、図13に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。
ピークカットモードは、電力計P111で計測される負荷系統R11での受電電力が、太陽電池101からの電力では充当不足となる閾値を超えた場合に第1リレー111及び第2リレー112の接点が閉じられることで実行される。ここで、本実施形態でも、受電電力が閾値を超えたか否かの判断は、30分間の計測電力の平均値が予め定められた閾値と比較されることで行われる。
このピークカットモードでは、鉛蓄電池301からの電力が、矢印D32で示されているようにパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11に供給される。太陽電池101からの電力とともに、この鉛蓄電池301からの電力によって、閾値を超えた大きなピーク電力が賄われてピークカットが行われる。また、このときには、太陽電池101及び鉛蓄電池301から商用電力系統P11への逆潮流が起きないように太陽電池101及び鉛蓄電池301の合計電力をコントローラ15が監視する。コントローラ15は、逆潮流が発生しそうになると第1リレー111の接点を解放し、鉛蓄電池301を切り離して逆潮流の発生を回避する。
また、本実施形態でも、ピークカットモードへの移行に当り、雨天や夜間で太陽電池101の出力が無く、パワーコンディショナー105における未充電のコンデンサへの突入電流が懸念される場合には、まず、第1リレー111の接点のみが閉じられ、第2リレー112の接点は開放状態のままとなる。これにより、鉛蓄電池301からの電力の供給が抵抗素子113を介して行われるので、パワーコンディショナー105の入力段におけるコンデンサへの突入電流が抵抗素子113によって抑制されることとなる。コンデンサの充電後は第2リレー112の接点が閉じられてバイパスが形成され、以後はリチウム蓄電池102からの電力供給がこのバイパスを介して行われる。
負荷系統R11での受電電力が上記の閾値以下となると第1リレー111及び第2リレー112の接点が開放され、図14に示されている自家消費モードに復帰する。また、この自家消費モードの期間中は、受電電力が閾値を超える度にピークカットモードが実行される。
鉛蓄電池301は、ピークカットモードの実行後の所定タイミングや、コントローラ15に予め登録されている定期的な充電タイミングに実行される充電モードによって充電される。
図16は、図13に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。
充電モードは、コントローラ15によって、接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の双方の接点が閉じられ、更に、パワーコンディショナー105の出力が所定程度以下に絞られることで実行される。これにより、4つの太陽電池101からの電力によって、矢印D33で示されているように鉛蓄電池301が充電される。鉛蓄電池301の充電量はコントローラ15によって監視されており、満充電状態となると、第1リレー111及び第2リレー112や、パワーコンディショナー105が制御されて、充電モードへの移行前のモードへと復帰する。
以上に説明した第3実施形態の電力供給システム1によっても、上述した第1実施形態の電力供給システム1と同様に、ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができることは言うまでもない。
次に第4実施形態について説明する。
図17は、本発明の第4実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。尚、この図17では、図6に示されている第2実施形態の電力供給システム2の構成要素と同等な構成要素については、図6と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素の重複説明を割愛する。
第4実施形態の電力供給システム4は、第2実施形態の電力供給システム2の変形例であって、太陽光発電設備40が、リチウム蓄電池102に替えて鉛蓄電池401を備えている。
本実施形態の電力供給システム4では、自家消費モード、ピークカットモード、及び充電モード、の3つのモードで電力供給が行われる。
以下、電力供給システム4での電力供給における3つのモードについて説明する。
図18は、図17に示されている電力供給システムでの電力供給における自家消費モードについて説明する図である。
本実施形態における自家消費モードは、上述した第2実施形態とは異なり、1年を通じて実行される。この自家消費モードにおいて、コントローラ15は、3〜5系統の太陽電池電力系統210それぞれの接続回路110の第1リレー111及び第2リレー112の接点を共に開放する。これにより、鉛蓄電池401は、太陽電池101から、パワーコンディショナー105を経た負荷系統R11への電力供給系統から切り離される。このとき、鉛蓄電池401は、満充電の状態になっているものとする。
これにより、鉛蓄電池401が満充電のまま保持されて、矢印D41で示されているように3〜5系統の太陽電池電力系統210による自家消費がパワーコンディショナー105を介して行われる。
また、この自家消費モードでは、太陽電池電力系統210からの電力で充当可能な、所定の閾値以下のピーク電力について、太陽電池電力系統210からの電力で賄われてピークカットが行われる。他方、太陽電池電力系統210からの電力では充当不足となる閾値を超えた大きなピーク電力が発生した場合にはピークカットモードに移行する。本実施形態でも、ピークカットモードへの移行タイミングとして、太陽電池101の電力のみでは賄いきれない大きなピーク電力が発生しそうなタイミングや、雨天や夜間で太陽電池101の発電が無くピーク電力が発生しそうなタイミングが挙げられる。
図19は、図17に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。
ピークカットモードは、負荷系統R11での受電電力が、太陽電池電力系統210からの電力では充当不足となる閾値を超えた場合に3〜5系統の接続回路110それぞれの第1リレー111及び第2リレー112の接点が閉じられることで実行される。ここで、本実施形態でも、受電電力が閾値を超えたか否かの判断は、30分間の計測電力の平均値が予め定められた閾値と比較されることで行われる。
このピークカットモードでは、鉛蓄電池401からの電力が、矢印D42で示されているようにパワーコンディショナー105とを介して負荷系統R11に供給される。3〜5系統の太陽電池電力系統210からの電力とともに、この鉛蓄電池401からの電力によってピークカットが行われる。また、このときには、太陽電池電力系統210及び鉛蓄電池401から商用電力系統P11への逆潮流が起きないように太陽電池電力系統210及び鉛蓄電池401の合計電力をコントローラ15が監視する。コントローラ15は、逆潮流が発生しそうになると一部の系統の接続回路110の第1リレー111の接点を解放し、鉛蓄電池401からの電力を抑制して逆潮流の発生を回避する。
また、本実施形態でも、ピークカットモードへの移行に当り、雨天や夜間で太陽電池101の出力が無く未充電のコンデンサへの突入電流が懸念される場合には、まず、第1リレー111の接点のみが閉じられ、第2リレー112の接点は開放状態のままとなる。これにより、鉛蓄電池401からの電力の供給が抵抗素子113を介して行われるので、パワーコンディショナー105の入力段におけるコンデンサへの突入電流が抵抗素子113によって抑制されることとなる。コンデンサの充電後は第2リレー112の接点が閉じられてバイパスが形成され、以後はリチウム蓄電池102からの電力供給がこのバイパスを介して行われる。
負荷系統R11での受電電力が上記の閾値以下となると各接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の接点が開放され、図18に示されている自家消費モードに復帰する。また、この自家消費モードの期間中は、受電電力が閾値を超える度にピークカットモードが実行される。
鉛蓄電池401は、ピークカットモードの実行後の所定タイミングや、コントローラ15に予め登録されている定期的な充電タイミングに実行される充電モードによって充電される。
図20は、図17に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。
充電モードは、各接続回路110における第1リレー111及び第2リレー112の双方の接点が閉じられ、パワーコンディショナー105の出力が絞られることで実行される。これにより、3〜5系統の太陽電池電力系統210からの電力によって、矢印D43で示されているように鉛蓄電池401が充電される。鉛蓄電池401の充電量はコントローラ15によって監視されており、満充電状態となると、各接続回路110の第1リレー111及び第2リレー112や、各パワーコンディショナー105が制御されて、充電モードへの移行前のモードへと復帰する。
以上に説明した第4実施形態の電力供給システム1によっても、上述した第2実施形態の電力供給システム2と同様に、ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができることは言うまでもない。また、負荷系統R11が大規模な電力消費系統であったとしても、並列接続された3〜5系統の太陽電池電力系統210によって十分な補助電力を供給することができる点も、上述した第2実施形態の電力供給システム2と同様である。
次に第5実施形態について説明する。
図21は、本発明の第5実施形態にかかる電力供給システムを示す模式図である。尚、この図21では、図17に示されている第4実施形態の電力供給システム4の構成要素と同等な構成要素については、図17と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素の重複説明を割愛する。
第5実施形態の電力供給システム5は、第4実施形態の電力供給システム4の変形例であって、太陽光発電設備50における3〜5系統の太陽電池電力系統510それぞれが、第4実施形態とは異なる接続回路520を備えている。
本実施形態における接続回路520は、各太陽電池101の出力側に配置されたダイオード104のカソードを負荷系統R11に、導通と遮断とを2つの3点接続リレー521a,521bを用いて切換可能にパワーコンディショナー105を介して接続している。また、負荷側の3点接続リレー521bと1つのリレー523とを用いて、鉛蓄電池401を負荷系統R11に、導通と遮断とを切換可能にパワーコンディショナー105を介して接続している。リレー523の接点には抵抗素子522が並列接続されている。更に、太陽電池101側の3点接続リレー521aを用いて、ダイオード104のカソードを鉛蓄電池401に、導通と遮断とを切換可能に接続している。
この接続回路520は、具体的には、次の3つのモードについて切換可能に、各太陽電池101の出力側に配置されたダイオード104のカソードと、負荷系統R11の前段のパワーコンディショナー105と、鉛蓄電池401と、を接続している。1つ目のモードは、ダイオード104のカソードとパワーコンディショナー105とを導通させて、鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間、及びダイオード104のカソードと鉛蓄電池401との間、を遮断するモードであり、後述の自家消費モードがこれに当る。2つ目のモードは、ダイオード104のカソードとパワーコンディショナー105との間を遮断して、鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間、及びダイオード104のカソードと鉛蓄電池401との間を導通させるモードであり、後述のピークカットモードがこれに当る。3つ目のモードは、ダイオード104のカソードとパワーコンディショナー105との間、及び鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間、を遮断して、ダイオード104のカソードと鉛蓄電池401とを導通させるモードであり、後述の充電モードがこれに当る。
また、本実施形態では、接続回路520によって太陽電池101が負荷系統R11から遮断されて運転されるモードがあるため、コントローラ55が、負荷系統R11とは別に接続箱103を介して太陽電池101での発電電流を監視している。
本実施形態の電力供給システム5でも、自家消費モード、ピークカットモード、及び充電モード、の3つのモードで電力供給が行われる。
以下、電力供給システム5での電力供給における3つのモードについて説明する。
図22は、図21に示されている電力供給システムでの電力供給における自家消費モードについて説明する図である。
本実施形態における自家消費モードでは、コントローラ55は、3〜5系統の太陽電池電力系統510それぞれの接続回路520の2つの3点接続リレー521a,521bを、何れもダイオード104のカソードとパワーコンディショナー105とを導通させるように接続する。このとき、鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間のリレー523は開放状態となる。つまり、自家消費モードでは、接続回路520は、太陽電池101と負荷系統R11とをパワーコンディショナー105を介して導通させるように接続する。また、このときには、鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間、及びダイオード104のカソード(即ち、太陽電池101)と鉛蓄電池401との間、が遮断される。これにより、太陽電池101から、パワーコンディショナー105を経た負荷系統R11への電力供給系統が、鉛蓄電池401が切り離された状態で構築される。このとき、鉛蓄電池401は、満充電の状態になっているものとする。
これにより、鉛蓄電池401が満充電のまま保持されて、矢印D51で示されているように3〜5系統の太陽電池電力系統510からの電力による自家消費がパワーコンディショナー105を介して行われる。また、自家消費を賄った上で太陽電池101からの余剰電力が商用電力系統P11の側へと送られて売電が行われる。
また、この自家消費モードでは、太陽電池電力系統510からの電力で充当可能な、所定の閾値以下のピーク電力について、太陽電池電力系統510からの電力で賄われてピークカットが行われる。他方、太陽電池電力系統510からの電力では充当不足となる閾値を超えた大きなピーク電力が発生した場合にはピークカットモードに移行する。本実施形態でも、ピークカットモードへの移行タイミングとして、太陽電池101の電力のみでは賄いきれない大きなピーク電力が発生しそうなタイミングや、雨天や夜間で太陽電池101の発電が無くピーク電力が発生しそうなタイミングが挙げられる。
図23は、図21に示されている電力供給システムでの電力供給におけるピークカットモードについて説明する図である。
ピークカットモードは、負荷系統R11での受電電力が、太陽電池電力系統510からの電力では充当不足となる閾値を超えた場合に実行される。ここで、本実施形態でも、受電電力が閾値を超えたか否かの判断は、30分間の計測電力の平均値が予め定められた閾値と比較されることで行われる。
このピークカットモードでは、コントローラ55は、各接続回路520において、負荷側の3点接続リレー521aを、鉛蓄電池401側に接続し、鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間のリレー523の接点を閉じる。つまり、ピークカットモードでは、接続回路520は、太陽電池101とパワーコンディショナー105との間を遮断して、鉛蓄電池401と負荷系統R11とをパワーコンディショナー105を介して導通させる。これにより、鉛蓄電池401からの電力が、矢印D52で示されているようにパワーコンディショナー105を介して負荷系統R11に供給される。この鉛蓄電池401からの電力によってピークカットが行われる。
本実施形態でも、ピークカットモードへの移行に当り、雨天や夜間で太陽電池101の出力が無く未充電のコンデンサへの突入電流が懸念される場合には、まず、鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間のリレー523の接点は開放状態のままとされる。これにより、鉛蓄電池401からの電力の供給が抵抗素子522を介して行われるので、パワーコンディショナー105の入力段におけるコンデンサへの突入電流が抵抗素子522によって抑制される。コンデンサの充電後はリレー523の接点が閉じられてバイパスが形成され、以後は鉛蓄電池401からの電力供給がこのバイパスを介して行われる。
また、ピークカットモードでは、鉛蓄電池401から商用電力系統P11への逆潮流が起きないように鉛蓄電池401の出力電力をコントローラ55が監視する。コントローラ55は、逆潮流が発生しそうになると一部の系統の接続回路520において鉛蓄電池401側となっていた負荷側の3点接続リレー521bの接続を、太陽電池101側に切り換える。これにより、一部の系統の接続回路520において鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間を遮断することで、鉛蓄電池401からの電力を抑制して逆潮流の発生を回避する。
また、このピークカットモードでは、コントローラ55は、各接続回路520における太陽電池101側の3点接続リレー521aを鉛蓄電池401側に接続する。つまり、ピークカットモードでは、接続回路520は、ダイオード104のカソード(即ち、太陽電池101)と鉛蓄電池401とを導通させる。これにより、矢印D53で示されているようにピークカット中の鉛蓄電池401が太陽電池101からの電力によって充電される。
負荷系統R11での受電電力が上記の閾値以下となると各接続回路520における2つの3点接続リレー521a,521bの双方が、太陽電池101とパワーコンディショナー105とを導通させるように切り換えられて、図22に示されている自家消費モードに復帰する。自家消費モードへの復帰時には、鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105との間のリレー523は開放状態となる。また、この自家消費モードの期間中は、受電電力が閾値を超える度にピークカットモードが実行される。
鉛蓄電池401は、ピークカットモードの実行後の所定タイミングや、コントローラ55に予め登録されている定期的な充電タイミングに実行される充電モードによって充電される。
図24は、図21に示されている電力供給システムでの電力供給における充電モードについて説明する図である。
充電モードでは、コントローラ55は、各接続回路520における太陽電池101側の3点接続リレー521aを鉛蓄電池401側に接続し、負荷側の3点接続リレー521bを太陽電池101側に接続する。つまり、充電モードでは、接続回路520は、ダイオード104のカソード(即ち、太陽電池101)とパワーコンディショナー105(即ち、負荷系統R11)との間、及び鉛蓄電池401とパワーコンディショナー105(即ち、負荷系統R11)との間、を遮断して、太陽電池101と鉛蓄電池401とを導通させる。これにより、3〜5系統の太陽電池電力系統510からの電力によって、矢印D54で示されているように鉛蓄電池401が充電される。鉛蓄電池401の充電量はコントローラ55によって監視されており、満充電状態となると、各接続回路520における2つの3点接続リレー521が制御されて、充電モードへの移行前のモードへと復帰する。
以上に説明した第5実施形態の電力供給システム5によっても、上述した第4実施形態の電力供給システム4と同様に、ピークカットのための補助電力の供給を簡単な構造で行うことができることは言うまでもない。また、負荷系統R11が大規模な電力消費系統であったとしても、並列接続された3〜5系統の太陽電池電力系統510によって十分な補助電力を供給することができる点も、上述した第4実施形態の電力供給システム4と同様である。
更に、本実施形態では、上記の充電モードは、ダイオード104のカソード(即ち、太陽電池101)とパワーコンディショナー105(即ち、負荷系統R11)との間が遮断された状態で行われる。このため、他の第1〜第4実施形態における充電モードのようにパワーコンディショナー105の出力抑制が不要となり、その分、コントローラ55による制御内容が簡略化できる。これにより、例えばコントローラ55の製造元に対して太陽光発電設備50側からパワーコンディショナー105に関する情報開示を行う等といった特殊な対応を省くことが可能となり、太陽光発電設備50の汎用性を向上させることができる。
尚、以上に説明した第1〜第5実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の電力供給システムの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上述した第1実施形態や第3実施形態では、本発明にいう電力供給システムの一例として、太陽電池101を4つ備えた電力供給システム1,3が例示されている。また、上述した第2実施形態や第4実施形態や第5実施形態では、太陽電池101を4つ有する太陽電池電力系統210,510を3〜5系統備えた電力供給システム2,4,5が例示されている。しかしながら、本発明にいう電力供給システムはこれらに限るものではなく、電力供給システムや1系統分の太陽電池電力系統に備えられる太陽電池の数は任意に設定し得る。同様に、太陽電池電力系統の系統数も任意に設定し得るものである。
また、上述した第1〜第5実施形態では、何れも、ピークカットモードへの移行に当り、雨天や夜間で太陽電池101の出力が無くパワーコンディショナー105の入力段のコンデンサが未充電で突入電流が懸念される場合に、蓄電池を、抵抗素子を介して電力供給系統に接続する形態が例示されている。しかしながら、蓄電池を、抵抗素子を介して電力供給系統に接続する場合は、ピークカットモードへの移行時に限るものではない。パワーコンディショナー105の入力段のコンデンサが未充電で突入電流が懸念されるときに蓄電池を電力供給系統に接続する場合であれば、どのようなモードへの移行時であっても、蓄電池を、適宜に抵抗素子を介して電力供給系統に接続してもよい。
また、上述した第1〜第5実施形態では、何れも、逆潮流が認められる場合は、逆潮流しても良い。余剰売電が認められる場合は、余剰売電しても良い。
1,2,3,4,5 電力供給システム
10,20,30,40,50 太陽光発電設備
15,55 コントローラ
101 太陽電池
102 リチウム蓄電池
103 接続箱
104 ダイオード
105 パワーコンディショナー
110,520 接続回路
111 第1リレー
112 第2リレー
113,522 抵抗素子
210,510 太陽電池電力系統
301,401 鉛蓄電池
521a,521b 3点接続リレー
P11 商用電力系統
R11 負荷系統
P111 電力計
R111 集電盤
R112 分電盤
R113 負荷装置

Claims (5)

  1. 商用電力系統から電力が供給される負荷系統に、前記商用電力系統からの供給電力に対する補助電力を供給する電力供給システムであって、
    太陽電池、
    蓄電池、
    前記太陽電池の出力側に、当該太陽電池から電流が流れ出す方向を順方向として設置されたダイオード、及び、
    前記ダイオードのカソードを前記負荷系統側に導通させたままで、あるいは、前記ダイオードのカソードを前記負荷系統側に導通と遮断とをリレーを用いて切換可能に接続しつつ、前記蓄電池を前記負荷系統側に導通と遮断とをリレーを用いて切換可能に接続する接続回路、を備えたことを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記蓄電池から前記負荷系統側への電力供給系統の中途にはコンデンサが配置されており、
    前記接続回路は、前記コンデンサが未充電の状態で前記蓄電池から前記負荷系統側への接続を遮断から導通に切り換える場合には抵抗素子を介して導通するように切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記接続回路が、前記ダイオードのカソードを前記蓄電池に導通と遮断とをリレーを用いて切換可能に接続するものでもあることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の電力供給システム。
  4. 前記接続回路は、前記ダイオードのカソードと前記蓄電池とを導通させる場合には、短絡導通させることを特徴とする請求項3に記載の電力供給システム。
  5. 前記太陽電池、前記ダイオード、及び前記接続回路、を有する太陽電池電力系統が、前記負荷系統に対して複数系統、互いに並列接続されていることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載の電力供給システム。
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