JP2020065209A - 通信装置、制御方法、および、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 Inactive状態にある装置が接続先を切り替える場合に、切り替え後の状態が、実行中のサービスに応じた適切な状態となるようにする。【解決手段】 本発明の通信装置は、Inactive状態で基地局と接続している場合に、通信装置が実行しているサービスに関する判定処理の結果に基づいて、Inactive状態からConncected状態に遷移して接続先の切り替えを行うようにするか、Conncected状態に遷移することなく接続先の切り替えを行うようにするかを制御する。【選択図】 図8

Description

本発明は、接続先の切り替えを行う通信装置に関する。
近年、3GPP(Third Generation Partnership Project)により第5世代移動通信システム(以下、5G)の策定が進められている。5Gでは、第4世代移動通信システム(以下、4G)において規定されていたConncected状態とIdle状態に加え、新たに、Inactive状態が規定されている(特許文献1)。Inactive状態の装置は、Idle状態から遷移するのと比べ、より短時間でConncected状態へ遷移することができる。
また、5Gにおいては、5GにおいてConncected状態にある通信装置が、4Gの基地局に接続先を切り替える場合には、4GのConncected状態に遷移することが定められている。一方、5GにおいてInactive状態やIdle状態にある通信装置が、4Gの基地局に接続先を切り替える場合には、4GのIdle状態に遷移することが定められている。
特開2018−152774号公報
5GにおいてInactive状態で動作している場合に、4Gの基地局に接続先を切り替える場合、実行中のサービスによっては、4GのConncected状態に遷移した方が好ましい場合がある。例えば、通信が発生した際には、低レイテンシが求められるサービスを実行中である場合である。このような場合は、4Gにハンドオーバーする前に、5GにおいてConncected状態に遷移しておく必要がある。
上記課題を鑑み、本発明は、Inactive状態にある装置が接続先を切り替える場合に、切り替え後の状態が、実行中のサービスに応じた適切な状態となるようにすることを目的とする。
上記課題を鑑み、本発明の通信装置は、3GPP(Third Generation Partnership Project)により規定されたConncected状態とInactive状態とIdle状態とを有する第1の通信システムにおいて通信する第1の通信手段と、前記Conncected状態と前記Idle状態とを有し、前記Inactive状態を有さない第2の通信システムにおいて通信する第2の通信手段と、前記通信装置が実行しているサービスに関する判定処理を行う判定手段と、前記第1の通信システムに準拠した無線セルを統括する第1の基地局と接続している場合に、前記第1の基地局から前記第2の通信システムに準拠した無線セルを統括する第2の基地局に接続先の切り替えを行う切り替え手段と、前記第1の通信手段が前記Inactive状態で、前記第1の基地局と接続している場合に、前記判定手段による前記判定処理の結果に基づいて、前記Inactive状態から前記Conncected状態に遷移して、前記切り替え手段による前記切り替えを行うようにするか、前記Conncected状態に遷移することなく前記切り替え手段による前記切り替えを行うようにするかを制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、Inactive状態にある装置が接続先を切り替える場合に、切り替え後の状態が、実行中のサービスに応じた適切な状態となるようにすることができる。
システム構成図。 撮像装置のハードウェア構成図。 状態遷移図。 ストリーミング配信が開始される際のシーケンス図。 ストリーミング配信が再開される際のシーケンス図。 接続先の切り替えが行われる際のシーケンス図。 接続先の切り替えが行われる際のシーケンス図。 通信装置が実現するフローチャート。 通信装置が実現するフローチャート。
図1に、本実施形態のシステム構成を示す。自動車10は、無線通信装置としての一例である撮像装置1をドライブレコーダとして搭載した自動車である。無線基地局20は、3GPPにより策定された第5世代移動通信システム(以下、5G)の無線セルを統括する基地局(以下、BS)である。また、無線基地局30は、3GPPにより策定された第4世代移動通信システム(以下、4G)の無線セルを統括する基地局(以下、BS)である。ここで、3GPPとは、Third Generation Partnership Projectの略である。また、BSとは、Base Stationの略である。
コアネットワーク40は、公衆無線通信用のネットワークであり、5Gによって通信されるデータと4Gによって通信されるデータとの両方が通信されるネットワークである。ビューア50は、撮像装置1から配信されるストリーミング画像を再生するビューアである。
図2に、撮像装置1のハードウェア構成図を示す。撮像装置1は、1以上のプロセッサから構成される制御部100、表示部101、操作部102、撮影部103、不揮発性記憶部104、電源部105、RAM106、および、ROM107を有する。ここで、RAMはRadom Access Memoryの、ROMはRead Only Memoryの各々略である。
撮像装置1は、更に、5G通信部108、4G通信部109、および、センサーネット通信部110を有する。センサーネット通信部110は、車内、運転者に装着された各種センサーとの通信を司る。
制御部100は、センサーネット通信部110を介して取得した各種センサー情報を監視する。そして、センサー情報に基づき、急ハンドルや、急ブレーキ、運転者の心拍異常等の予め設定されたイベントが発生したと判定されたことを契機に、制御部100は、撮影中の画像を公衆無線通信経由でのストリーミング配信を開始する。
図3に、撮像装置1の状態遷移図を示す。
4Gでは、ユニキャストデータ通信なし、通信リソース確保なしの4G RRC IDLE21と、ユニキャストデータ通信あり、通信リソース確保ありの4G RRC CONNECTED22の2つの状態が規定されている。撮像装置1が4Gに準拠したBSと接続している場合には、これら2つの状態の間を遷移する。なお、いずれの状態であっても、ブロードキャストデータの受信は可能である。
5Gにおいても、ユニキャストデータ通信なし、通信リソース確保なしの5G RRC IDLE31と、ユニキャストデータ通信あり、通信リソース確保ありの5G RRC CONNECTED32の2つの状態が規定されている。5Gでは更に、ユニキャストデータ通信なし、通信リソース確保ありの5G RRC INACTIVE33の状態が規定されている。撮像装置1が5Gに準拠したBSと接続している場合には、これら3つの状態の間を遷移する。なお、いずれの状態であっても、ブロードキャストデータの受信は可能である。
ここで、撮像装置1が5Gに準拠したBS20から4Gに準拠したBS30との間で接続先の切り替え処理を行う場合についての状態遷移について説明する。
CONNECTED32である撮像装置1が4Gに準拠したBS30へ切り替え処理(Handover401)を行った場合には、CONNECTED22へと遷移する。また、IDLE31もしくはINACTIVE33である撮像装置1が4Gに準拠したBS30へ切り替え処理(Re−Selection403)を行った場合には、IDLE21へと遷移する。
次に、図4を用いて、撮像装置1がストリーミング配信を開始する場合のシーケンスを説明する。ここでは、初期状態として、撮像装置1は、5Gに準拠したBS20の通信範囲(無線セル)内に存在するものとする。
まず、ユーザからのストリーミング配信サービスの開始指示に従って、撮像装置1は撮影を開始する(401)。更に、撮像装置1は、BS20と無線接続処理(RRC Connect)を行う(402)。BS20との無線接続が完了すると、撮像装置1は、コアネットワーク40との間で、認証処理と制御データ用通信路(以下、C−plane)を確立するためのセキュリティ設定処理を行う(403)。
セキュリティ設定処理が完了すると、確立されたC−planeを介して、撮像装置1は自装置の能力情報(UE Capability)をコアネットワーク40に通知する(404)。ここで、能力情報には、撮像装置1が画像のストリーミング配信サービスを提供する能力があることを示す情報が含まれる。また、UEとはUser Equipmentの略である。これにより、コアネットワーク40は、撮像装置1が画像のストリーミング配信サービスを提供することを認識する。
そして、コアネットワーク40は、画像のストリーミング配信サービスに必要な通信帯域を提供可能なユーザデータ用通信路(以下、U−plane)を撮像装置1との間で確立するための処理を行う。具体的には、無線接続再設定(RRC Re−config)(405)と、U−Planeの設定処理(406)を行う。U−Planeが確立されると、撮像装置1はCONNECTED32となる。
この後、確立されたU−Planeを介して、撮像装置1は、撮影した画像(撮影画像)のストリーミング配信を開始する(407)。なお、当該ストリーミング配信はユニキャスト通信により行われる。そして、当該配信を受信したビューア50により撮影画像のストリーミング再生が開始される(408)。
次に、撮像装置1は、センサーネット通信部110を介して取得した各種センサー情報を監視する(409)。具体的には、急ハンドルや、急ブレーキ、運転者の心拍異常等の予め設定されたイベントの発生を監視する。所定のイベントが所定期間、発生しなかった場合、撮像装置1は、ストリーミング配信を中断する(411)。これにより、ビューア50によるストリーミング再生も中断される(412)。
ストリーミング配信サービスの中断後、撮像装置1は、U−planeの帯域を確保したまま(414)、ユニキャスト通信のための無線通信路を解放する(413)。これにより、撮像装置1はCONNECTED32からINACTIVE33に遷移する。
次に、図5を用いて、急ハンドルや、急ブレーキ、運転者の心拍異常等の予め設定されたイベントが発生し、ストリーミング配信を再開する場合のシーケンスを説明する。
イベントが発生すると(501)、撮像装置1は、解放中していたユニキャスト通信のための無線通信路の再接続設定を行う(502、503)。これにより、撮像装置1はINACTIVE33からCONNECTED32に遷移する。そして、保持していたU−planeの帯域を利用して、ストリーミング配信を再開する(504、505)。
次に、撮像装置1が5Gに準拠したBS20から4Gに準拠したBS30に接続先を切り替える場合について説明する。まず、図6を用いて、ストリーミング配信サービスとは異なる通信サービスを実行している撮像装置1が、5Gに準拠したBS20から4Gに準拠したBS30に接続先を切り替える場合のシーケンスを説明する。ここでは、初期状態として、撮像装置1は、INACTIVE33であるものとする。
撮像装置1は、BS20からブロードキャストされる報知信号を所定時間、受信できなかったことなどにより、BS20との通信切断を検出すると(601)、通信リソースを解放し(602)、4GのIDLE21に遷移する。そして、通信すべきデータが発生すると(603)、撮像装置1は、BS30を介して、図4の402から406と同様の処理を行って、当該データの通信を開始する。
次に、図7を用いて、ストリーミング配信サービスを実行している撮像装置1が、5Gに準拠したBS20から4Gに準拠したBS30に接続先を切り替える場合のシーケンスを説明する。ここでも、初期状態として、撮像装置1は、INACTIVE33であるものとする。
まず、撮像装置1は、BS20からの報知信号の受信品質が所定の閾値未満であることを検出する(701)。ここでは、撮像装置1はストリーミング配信サービスを実行しているので、無線接続再設定(RRC Re−config)(702)と、U−Planeの設定処理(703)を行う。U−Planeが確立されると、撮像装置1はCONNECTED32となる。その後、BS20との通信切断を検出すると(704)、撮像装置1は、無線接続先をBS20からBS30に切り替える(705)。そして、BS30を介して図4の403および406と同様の処理を行う(706、707)。これにより、撮像装置1はCONNECTED22となる。その後、501と同様のイベントが発生すると(708)、ストリーミング配信を再開する(709、710)。
このように、ストリーミング配信サービスを実行している場合には、予めCONNECTEDに遷移しておくので、切り替え後に通信すべきデータが発生した場合に、短い時間で通信を開始することができる。
次に、図8を用いて、撮像装置1が実現する動作フローについて説明する。図8に示すフローチャートは、BS20と無線接続している撮像装置1が、BS20から報知信号を受信するタイミングにおいて開始される。なお、報知信号を受信するタイミングは、周期的に到来するものとする。図8に示すフローチャートは、撮像装置1のROM107に記憶されたプログラムを制御部100が読み出して実行することで実現される。なお、図8のフローチャートに示すステップの一部または全部を例えばASIC等のハードウェアで実現する構成としても良い。ここで、ASICとは、Application Specific Integrated Circuitの略である。
報知信号を受信するタイミングが到来すると、撮像装置1は、BS20から報知信号を受信したかを確認する(S801)。報知信号を受信できなかった場合には(S801のNo)、BS20の通信範囲(無線セル)外に撮像装置1が移動したと判断し、IDLE21へ遷移する(S813)。
報知信号を受信した場合には(S801のYes)、撮像装置1は、当該報知信号の中に自装置宛てのPaging情報(着呼情報)が含まれているかを確認する(S802)。自装置宛てのPaging情報が含まれている場合には(S802のYes)、当該Paging情報に従い、CONNECTED32へ遷移する(S812)。
一方、自装置宛てのPaging情報が含まれていなかった場合には(S802のNo)、撮像装置1は、受信した報知信号の受信品質を測定し、その結果をRAM106に記録する(S803)。なお、受信品質とは例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator)である。しかしこれに限らず、受信品質として、SNR(Signal to Noise Ratio)や受信情報の誤り訂正頻度等を用いてもよい。
次に、撮像装置1は、確認した受信品質が所定の閾値未満であるかを判定する(S804)。ここで、所定の閾値とは例えば、ストリーミング配信を行うために必要な通信品質に基づいて定められた値である。なお、これに限らず、ユーザより設定される値であってもよい。また、後述する図9に示すフローチャートにより決定された値であってもよい。
確認した受信品質が所定の閾値未満である場合(S804のYes)、撮像装置1は、自装置の状態がINACTIVE33かを判定する(S805)。自装置の状態がINACTIVE33でない場合(S805のNo)、このまま図8に示す処理を終了する。一方、自装置の状態がINACTIVE33である場合(S805のYes)、撮像装置1は、実行しているサービスの判定処理を行う(S806)。ここでは、ストリーミング配信サービスを実行しているか否かを判定する。しかし、これに限らず、通信の早期再開が必要な種別のサービスを実行しているかを判定するようにしてもよい。
ストリーミング配信サービスを実行していない場合には(S807のYes)、このまま図8に示す処理を終了する。一方、ストリーミング配信サービスを実行している場合には(S807のNo)、撮像装置1は、無線接続再設定(RRC Re−config)(702)と、U−Planeの設定処理(703)を行って、CONNECTED32に遷移する(S808)。そして、図8に示す処理を終了する。
ステップS804の説明に戻る。ステップS804において、確認した受信品質が所定の閾値未満でない場合(S804のNo)、撮像装置1は、自装置の状態がCONNECTED32かを判定する(S809)。自装置の状態がCONNECTED32でない場合(S809のNo)、撮像装置1は、このまま図8に示す処理を終了する。自装置の状態がCONNECTED32である場合(S809のYes)、撮像装置1は、ストリーミング配信中かを判定する(S810)。
ストリーミング配信中である場合(S810のYes)、撮像装置1は、このまま図8に示す処理を終了する。一方、ストリーミング配信中ではない場合(S810のNo)、撮像装置1は、U−planeの帯域を保持したまま(414)、ユニキャスト通信のための無線通信路を解放して(413)、INACTIVE33に遷移する(S811)。そして、図8に示す処理を終了する。
このようにして、ストリーミング配信サービスを実行している場合には、接続先を切り替える前にCONNECTED32に遷移しておく。これにより、切り替え後にストリーミング配信が必要となった場合に、即座に、ストリーミング配信を開始することができる。
次に、図9を用いて、ステップS804で用いる閾値を、BS20からBS30への接続先の切り替え発生時の受信品質に基づいて決定する方法について説明する。図9に示すフローチャートは、撮像装置1がBS20からBS30に接続先を切り替えた場合に開始される。図9に示すフローチャートは、撮像装置1のROM107に記憶されたプログラムを制御部100が読み出して実行することで実現される。なお、図9のフローチャートに示すステップの一部または全部を例えばASIC等のハードウェアで実現する構成としても良い。
BS20からBS30に接続先を切り替えると、撮像装置1は、直近にBS20から受信した報知信号の受信品質を確認する(S901)。ここでは、図8のステップS803でRAM106に記録された値を読み出すことで、受信品質を確認する。
次に、撮像装置1は、読み出した直近の受信品質が、現在の閾値以上であるかを判定する(S902)。直近の受信品質が、現在の閾値以上である場合(S902のYes)、撮像装置1は、閾値を直近の受信品質に更新する(S906)。そして、図9に示す処理を終了する。
一方、直近の受信品質が、現在の閾値未満である場合(S902のNo)、撮像装置1は、接続先の切り替えが発生した際の報知信号の受信品質を所定回数分、確認する(S903)。そして、撮像装置1は、ステップS903で確認した受信品質の全てが現在の閾値未満であるかを判定する(S904)。
確認した受信品質の全てが現在の閾値未満ではない、即ち、確認した受信品質のいずれかが現在の閾値以上である場合(S904のNo)、撮像装置1は、このまま図9に示す処理を終了する。一方、確認した受信品質の全てが現在の閾値未満の場合(S904のYes)、撮像装置1は、閾値を、確認した受信品質の最大値に更新する(S905)。このようにして、実際の切り替え条件に基づいて閾値を適切に決定することができる。
以上説明したように、所定のサービスを実行している場合には、接続先の切り替え前に5G RRC CONNECTED状態に遷移しておくことで、4Gへ接続先を切り替えた場合でも、その後の通信再開をスムーズに行うことができる。
なお、図8のステップS804において、受信品質を判定することに代えて、撮像装置1が属している5Gの無線セルを構成する基地局の数を判定するようにしてもよい。基地局の数を判定するためには、例えば、報知信号に含まれ、5Gの無線セルに関する情報を示すRAN−based notification area情報を用いればよい。RAN−based notification area情報には、5Gの無線セルを構成する5Gの基地局の数を示すNumber of Cells情報が含まれる。そこで、ステップS804において、撮像装置1は自装置が属する無線セルを構成する5Gの基地局の数が所定の数(例えば、2)未満かを判定する。そして、所定の数未満であればS805に進み、所定の数以上であればS809に進めばよい。
また、図8のステップS801において、BS20から報知信号を受信したかを確認することに代えて、RAN−based notification area情報要素内に、有効な5Gの無線セル情報が含まれているかを確認してもよい。この場合、有効な5Gの無線セル情報が含まれている場合にはS802に進み、含まれていない場合にはS813に進む。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 撮像装置
10 自動車
20 5Gの無線セルを統括する基地局
30 4Gの無線セルを統括する基地局
40 コアネットワーク
50 ビューア

Claims (9)

  1. 通信装置であって、
    3GPP(Third Generation Partnership Project)により規定されたConncected状態とInactive状態とIdle状態とを有する第1の通信システムにおいて通信する第1の通信手段と、
    前記Conncected状態と前記Idle状態とを有し、前記Inactive状態を有さない第2の通信システムにおいて通信する第2の通信手段と、
    前記通信装置が実行しているサービスに関する判定処理を行う判定手段と、
    前記第1の通信システムに準拠した無線セルを統括する第1の基地局と接続している場合に、前記第1の基地局から前記第2の通信システムに準拠した無線セルを統括する第2の基地局に接続先の切り替えを行う切り替え手段と、
    前記第1の通信手段が前記Inactive状態で、前記第1の基地局と接続している場合に、前記判定手段による前記判定処理の結果に基づいて、前記Inactive状態から前記Conncected状態に遷移して、前記切り替え手段による前記切り替えを行うようにするか、前記Conncected状態に遷移することなく前記切り替え手段による前記切り替えを行うようにするかを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段が前記Inactive状態から前記Conncected状態に遷移して前記切り替えを行った場合には、前記第2の通信手段は前記Conncected状態で前記第2の基地局との通信を開始し、
    前記制御手段が前記Inactive状態から前記Conncected状態に遷移することなく前記切り替えを行った場合には、前記第2の通信手段は前記Idle状態で前記第2の基地局との通信を開始することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記判定処理は、前記通信装置が実行しているサービスの種別を判定する処理であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記判定処理は、前記通信装置がストリーミング配信サービスを実行しているかを判定する処理であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  5. 前記第1の通信手段が前記第1の基地局と接続している場合に、前記第1の通信手段により受信した所定の信号の受信品質を測定する測定手段を更に有し、
    前記測定手段により測定された前記受信品質が所定の閾値未満となった場合に、前記制御手段は、前記第1の判定手段による前記判定処理の結果に基づいて、前記Inactive状態から前記Conncected状態に遷移するように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記測定手段は、前記所定の信号の、RSSI(Received Signal Strength Indicator)を測定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置が属する無線セルを構成する基地局の数を測定する測定手段を更に有し、
    前記測定手段により測定された前記基地局の数が所定の数未満となった場合に、前記制御手段は、前記第1の判定手段による前記判定処理の結果に基づいて、前記Inactive状態から前記Conncected状態に遷移するように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 通信装置の制御方法であって、
    3GPP(Third Generation Partnership Project)により規定されたConncected状態とInactive状態とIdle状態とを有する第1の通信システムにおいて通信する第1の通信工程と、
    前記Conncected状態と前記Idle状態とを有し、前記Inactive状態を有さない第2の通信システムにおいて通信する第2の通信工程と、
    前記通信装置が実行しているサービスに関する判定処理を行う判定工程と、
    前記第1の通信システムに準拠した無線セルを統括する第1の基地局と接続している場合に、前記第1の基地局から前記第2の通信システムに準拠した無線セルを統括する第2の基地局に接続先の切り替えを行う切り替え工程と、
    前記通信装置が前記Inactive状態で、前記第1の基地局と接続している場合に、前記判定処理の結果に基づいて、前記Inactive状態から前記Conncected状態に遷移して、前記切り替えを行うようにするか、前記Conncected状態に遷移することなく前記切り替えを行うようにするかを制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
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